JPS60176716A - 木材の脱色法 - Google Patents
木材の脱色法Info
- Publication number
- JPS60176716A JPS60176716A JP3356284A JP3356284A JPS60176716A JP S60176716 A JPS60176716 A JP S60176716A JP 3356284 A JP3356284 A JP 3356284A JP 3356284 A JP3356284 A JP 3356284A JP S60176716 A JPS60176716 A JP S60176716A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- aqueous solution
- hydrogen peroxide
- decolorizing
- concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は木材の脱色法に関する。
人工化粧単板の製造に際し、フリッチの素材となる単板
を脱色することがなされる。このような脱色法として、
単板をアルカリ水浴液と過酸化水素水浴液に浸漬するの
でなく、塗布することが出願人により開発された。この
方法は、薬剤の無駄がなく、廃液処理の問題を生じない
tlか、仕上りもよくて迅速である等の利点を有する。
を脱色することがなされる。このような脱色法として、
単板をアルカリ水浴液と過酸化水素水浴液に浸漬するの
でなく、塗布することが出願人により開発された。この
方法は、薬剤の無駄がなく、廃液処理の問題を生じない
tlか、仕上りもよくて迅速である等の利点を有する。
塗布方法による場合、過酸化水素水溶液の濃度は高い方
がよいのであるが、過酸化水素が危険物であり、取扱い
に注意を要することと、その溶液を塗布した単板が発熱
により発火するおそれがあることなどから、処理能率を
低下させることなく上記の問題を生じさせない方法が望
まれていた。
がよいのであるが、過酸化水素が危険物であり、取扱い
に注意を要することと、その溶液を塗布した単板が発熱
により発火するおそれがあることなどから、処理能率を
低下させることなく上記の問題を生じさせない方法が望
まれていた。
この発明は、上記の要望を満たした木材の脱色法を提供
することを目的とする。
することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、木材にアル
カリ水溶液と過酸化水素水溶液をそれぞれ塗布して脱色
するに当たり、アルカリの濃度を3〜6重量%、過酸化
水素の濃度を35重量係以下に設定することを特徴とす
る木材の脱色法を要旨としている。以下にこれを詳しく
述べる。
カリ水溶液と過酸化水素水溶液をそれぞれ塗布して脱色
するに当たり、アルカリの濃度を3〜6重量%、過酸化
水素の濃度を35重量係以下に設定することを特徴とす
る木材の脱色法を要旨としている。以下にこれを詳しく
述べる。
実施の順序は、素材−アルカリ水溶液塗布−放置養生一
過酸化水素水溶液塗布→ヌチーム養生→放熱とするのが
好ましいが、これに限定されない。
過酸化水素水溶液塗布→ヌチーム養生→放熱とするのが
好ましいが、これに限定されない。
スチーム養生とは塗布素材をスチーム雰囲気にさらすこ
とを言う。アルカリ水浴液塗布後にスチーム養生しても
よい。アルカリ水溶液は、濃度3〜6重量係のものとし
、これを70〜120 g/m2塗布することが好まし
い。塗布は片面でも両面でもよい。過酸化水素水溶液は
、濃度35重量係以下のものとし、100〜180 g
/m2 塗布することが好ましい。やはり、片面塗布で
も両面塗布でもよい。塗布後の養生はいずれの場合も積
層状態で行うのが効系的である。NaOH等のアルカリ
水溶液中に1−12重量係の3号ケイ酸ソーダ(SS#
3)を添加しておくと、脱色性が向上する。
とを言う。アルカリ水浴液塗布後にスチーム養生しても
よい。アルカリ水溶液は、濃度3〜6重量係のものとし
、これを70〜120 g/m2塗布することが好まし
い。塗布は片面でも両面でもよい。過酸化水素水溶液は
、濃度35重量係以下のものとし、100〜180 g
/m2 塗布することが好ましい。やはり、片面塗布で
も両面塗布でもよい。塗布後の養生はいずれの場合も積
層状態で行うのが効系的である。NaOH等のアルカリ
水溶液中に1−12重量係の3号ケイ酸ソーダ(SS#
3)を添加しておくと、脱色性が向上する。
以下に実施例を比較例と併せて述べる。
下表の水溶液を用い、素材→NaOHNaOH水溶液塗
布化放置養生2 水溶液塗布→スチーム養生→あり、実
施例は比較例より低い濃度のH202水溶液を用いてい
るにもかかわらず、はぼ同等の脱色度を得ている。
布化放置養生2 水溶液塗布→スチーム養生→あり、実
施例は比較例より低い濃度のH202水溶液を用いてい
るにもかかわらず、はぼ同等の脱色度を得ている。
C以 下 余 白)
〔発明の効果〕
この発明は、以上のように、アルカリ水溶液と過酸化水
素水浴液の濃度をそれぞれ適正に選んでいるため、従来
と異ならない脱色度を得ることができ、しかも過酸化水
素の濃度を354以下と一ドげているため、従来のごと
き過酸化水素使用上の問題を解消するーことができる。
素水浴液の濃度をそれぞれ適正に選んでいるため、従来
と異ならない脱色度を得ることができ、しかも過酸化水
素の濃度を354以下と一ドげているため、従来のごと
き過酸化水素使用上の問題を解消するーことができる。
代理人 弁理士 松 本 武 彦
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 α)木材にアルカリ水溶液と過酸化水素水浴液をそれぞ
れ塗布して脱色するに当たり、アルカリの濃度を3〜6
重量%、過酸化水素の濃度を35重量係以下に設定する
ことを特徴とする木材の脱色法。 (2)木材が単板である特許請求の範囲第1項記載の木
材の脱色法。 (3)アルカリ水溶液の塗布後放置養生・し、それに続
く、過酸化水素水浴液の塗布後スチーム養生する特許請
求の範囲第1項または第2項記載の木材の脱色法・
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3356284A JPS60176716A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 木材の脱色法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3356284A JPS60176716A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 木材の脱色法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60176716A true JPS60176716A (ja) | 1985-09-10 |
Family
ID=12389985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3356284A Pending JPS60176716A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 木材の脱色法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60176716A (ja) |
-
1984
- 1984-02-23 JP JP3356284A patent/JPS60176716A/ja active Pending
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