JPS60176661A - 補助膀胱装置 - Google Patents
補助膀胱装置Info
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- JPS60176661A JPS60176661A JP59033981A JP3398184A JPS60176661A JP S60176661 A JPS60176661 A JP S60176661A JP 59033981 A JP59033981 A JP 59033981A JP 3398184 A JP3398184 A JP 3398184A JP S60176661 A JPS60176661 A JP S60176661A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、補助膀胱装置に関するものであり。
従来の導尿カテーテルの体内留置に伴い必然的に招来す
る膀胱機能の喪失を伴うことなく、カテーテルの留置時
においてもIz胱の充YI↑、1j、収縮による自然排
尿行為を維持することが可能な補助11Z胱装置に関す
るものであり、その目的とするとごろは1つにば膀胱機
能の維持又(:1凹復であり、他の1つには外界からの
尿路感染に伴う膀胱炎や腎孟腎炎等の予防に有用な安全
かつ安価な自動間歇勇尿装置を捉供するところにある。 を肺損傷、脳出血、脳軟化性あるいは手術後の患者や寝
たきり老人等においては、IJ1尿困デICや尿失禁等
の症状を伴うことが多い。このような場合には6円7b
な尿路をtイ[保し、腎機能の維持や改箋を促すかある
いは尿の漏出を防止する観点から?n導尿カテーテル広
く使用されている。しかるに。 従来の導尿カテーテルの長期体内留置に伴う1.+1植
的n尿方法では、耽読は”’jtl Lj収縮した状態
にあり生体本来の充満と収1(hの操り返しによる正常
な排尿機能は完全に喪失した状(声となっている。ずな
わら、正常人のIJ+尿機構においては、尿の膀胱への
貯留、充満によりIHs胱壁ば伸展ずろごとにより膀胱
壁に木来錨わっている固イjの受容器(リセプター)を
刺激し、その刺激は一旦を髄、 lIi?i幹部。 大脳排尿中枢に達した後、今度は逆に大脳から刺激がを
髄に下降し、膀胱壁収1(h、骨盤底筒群弛緩。 尿道括約筋の弛緩、排尿というメカニズムをとっている
。これに対し、bU来のカテーテル留置患者における持
続?n尿方法ではl1jf胱の充満、ずなわら膀胱壁の
伸展によるりセプター刺激というII尿メカニスl、の
最も基本的なプI′:Jセスが欠落するため以後の排尿
機柘幡、全く停止した状態にある。つまり、j膀胱とし
ての機能はほとんど100%喪失したと言っても過言で
はないような、−11なる尿の通過路ないしは残尿の溜
まり場としての意味しかもたなくなっている。このよう
な場合に惹き起こされる医学ないし生理学上の問題点と
して従来から以下の三点が指摘されている。その1つは
、従来のカテーテル留置、愚者における持続勇、尿法で
は、特に仰臥位では11%胱の後底部がチットスペース
となるため尿が少量溜まり2 この残尿がカテーテルの
管内外を通して侵入した細菌の絶好の培地となるので膀
胱炎、ひいては腎孟炎、さらには腎孟青炎を惹き起こす
温床となっている点である。2つ目にはフォーリイ・チ
ップ・ネクロシス(Foley tipnecrosi
s)としてよく知られているように、留置したバルーン
カテーテルの先端が収縮し101撲胱壁を常に圧迫し、
そのためその部分に血行不良による漬痕、さらには3f
、死をもたらす結果、その部分が細菌の絶好の侵入L1
となり、収胱炎を引き起こす危険性が高いという点であ
る。そして、3つ目にはカテーテルの留置に伴い膀胱機
能に完全に停止する結果、カテーテルの留置が長1υ1
に及べば及ぶほどカテーテル除去後の膀胱の機能回復が
遅れるという点である。たとえば、を肺損傷、脳血管障
害、骨盤内手IN’l後における神経因性膀胱における
圧閉患者の場合、排尿機能異常が一応安定化してくる邪
急性期においては耽読訓練を開始するが。 留置カテーテルを持続使用したものではそれか困デ((
であることが従来指摘されている。 従来、^i7尿カテーテルの長期体内留置に伴う前記問
題点を力了決する方策として、!7j−尿カテーテルの
吐出端Gこザイボン管を接続した排尿制御システム(米
国!lh許第3,503,401−号)や耽読訓練用装
置(特開昭51−133997号)が提案されている。 これらの装置は2.ri尿カテ−デル留置11.1にお
いても1傍胱は一応交互に充p、+77、収11;1を
繰り返すため、前記問題点を解決する」二でイ〕用であ
るかに見える。しかし、ご力、らの装置はそのサイホン
の原理の明快さと装置の11′1純さに4)−かかわら
ず、実際に臨床に供するにば今だj(、j+決しな&)
ればならないJ!F々の技術的問題点を有している。 たとえは、米11特許第3,503./101号の1ノ
1尿制御システムにおける第1の問題点は、このシステ
ムがAiX i’、Mカテーテルから蓄尿瓶に接続され
た排液チーI−ブかKf尿肌内で大気系に開放された。 いわゆるオ プンシステムをとっているため、外界から
の細菌の逆行性感染の可能性か非常に大きいという基本
的間層を有しているごとになる。すなわちこのシステム
においてはナイホン流動直後の陰圧から常圧に戻る過程
において、−前約ではあるが通常の留置カテーテルによ
る持続導尿法に比し2はるかに強い膀胱に向かっての外
界からの逆流が起こるが、この際、大気中に浮iMLL
でいる扮しんに付看していた細菌が気泡としであるいは
それらに7η染された尿が排/1シチブ、−ブ中を逆行
し、11Z胱に達するという重大な欠点を有している。 11ス胱内に到達した細菌は、その数に応して指数関数
的に増殖をはしめるため、その数かできるだけ少ない方
が望ましいということば言うまでもない。つまり、この
システムは1撲胱内に侵入したに1■菌を116釈し、
できるだけ排出するというそれなりの工夫はなされてい
るものの、細菌を外界からできるだり侵入させないため
の視点や]工夫においては十分に高定ずへきものではな
く5 ごのごとか実際乙こ尿路感染防止効果において臨
床に供しえない主たる原因となっている。この点は、ま
たエア−チューブからの細菌の侵入についても同様に考
えられる。 また、このソステj・におりる第2の問題点は、ナイポ
ン管を形成する部分が非常に細くて、とりわけ長いチュ
ーブであるために、す・イポン流動後の液切れが悪く、
多数の短い液柱がサイホン管内に残留し閉じ込められる
ことにある。ずなわら3 このような場合には以後のサ
イホンのり一イクルが正常に働かず、たとえば2個の短
い液柱の間に除圧が閉し込められると次のサイホン流動
は膀胱が充満する以前に働い−Cしま・うため好ましく
ない。 一方、a開開5L1339973;′3の膀胱訓練用装
置における基本的問題点は、その排尿サイクルが正常人
の排尿サイクルに比し、著しく長くなることに起因する
ものである。なぜなら9間歇導尿法か持続;、i7尿法
に比し感染防止効果の点で優れ−Cいるのは、膀胱内に
細菌が侵入しても細菌があまり増η(」しない時間内に
残尿を残さず完全に排出するとごろにあるが、もし排尿
サイクルが長くなり尿が膀胱内に長時間貯留することに
なると、細菌は指数関数的に増加するため、とりわげ間
歇導尿法ては膀胱は充満状態に゛あり、膀胱からさらに
上行性の重篤な腎孟腎炎等を併発する危険性が大きく重
大な問題となる。このことば、今日では泌尿器にたずさ
れる医療関係者の間では常識であり、たとえば西浦:モ
ダンメディシン、12月=22頁(1979)にも記載
されているとおりである。本発明者らの研究によれば、
尿は好ましくは3時間以内、遅くとも5時間以内に十ノ
1出することか必要である。ところが、この膀胱訓練用
装置においては、明細書特に第1図及び第2図より明ら
かなように、膀胱位置より下方に設りられた圧力チャン
バの容積は膀胱の容積に比しばるかに大きく、シかもそ
こに設けられた逆U字状サイホン管の下端は前記圧力チ
ャンバの深部まで挿入する旨が記載されている。 (特開昭51−133997号の膀胱訓練用装置におい
てはサイホン管の内径以外の寸法に関しては一切具体的
な数値は記載されておらず2その相対的な大きさや位置
関係は図面のとおりである旨の記載がなされている。)
1回のサイホン流動により排出される?v、量、言い換
えれば次のサイホン流動が起ごるまでに満たさなければ
ならない液量は膀胱容了(Vl)と前記圧力チャンバの
逆(J字状ザイボン5′(θ戸F’ 、、:iiより−
1一部の容積(V2)の総和にほぼ等しく、シたかって
■2が犬きりれは大きい程生体本来の排尿′リイクルか
ら垂離し、1ノ1尿間隔時間が長くなるとい・)問題が
生じる。このよフな観点からは、前記圧力チャンバのり
°イボン管のさし込め深さはできるたり浅いことか望ま
しい。しからば、この1]5S胱訓練用装置の第1図及
び第2図においてサイホン弦のさし込め深さを浅くすれ
ば1問題かそれで解決されるかと言えばそうではなく。 その場合にはカテーテルの内径が細いごとによる流動の
圧1員が大きいノこめに膀胱が空になる前記圧力チャン
バのり”イボン管の下端より一ヒの排液部分が先に空に
なり、そこで・す゛イポン流動は停止してしまう。ずな
わら、この問題は前記V、、V2゜カテーテルの内径、
及びサイホン管の内径が相互に密接に関係し−(いるご
とろから2本発明において後述するように前記圧力チャ
ンバに通気抵抗性を有するフィルターで密閉封緘した通
気調整管を設けることによりはしめて解決が可能となっ
たものである。この点、前記膀胱訓練用装置においては
本発明の通気調整管に相当するチューブは集尿容器又は
空気含有バッグに華に接続さているのめで、空気はこの
間を自由に行き来するところから前記問題点の力i″決
は本質的に不可能なのである。 以上詳述したように、前記特開昭51−133997号
の膀胱訓練用装置は短時間の膀胱訓練用装置としては有
用であっても、感染防止効果が乏しく長]す1間の使用
においては感染が固定化するために実用に供しにくいも
のであった。 本発明者らは2以上詳述に述へたような先行技術上の問
題点をふまえた」二で長時間のカテーテル留置において
も外界からの細菌の感染を完全に防止し、かつ膀胱機能
の維持や回復を図る」−で有用な補助)膀胱装置を提供
ずべく鋭意検言・jを進めた結果1本発明に到達したも
のである。 ずなわら1本発明は)1ス胱内に留iiテされる導尿°
カテーテル(2)の吐出6::Sが、同心軸型サイホン
’?3’ (10)を内臓する圧力調整室(3)に、該
同心軸型ザイホン管の内管(11)の最上端部と該同心
軸型サイホン箸の外管f+21の最下罪1部の間であっ
て、かつ前記導尿カテーテル(2)が膀胱内に留置され
た場合のその挿入端の位置より低い位置で直接接続され
るか又は連結管(4)を介し°ζ接続され、前記圧力調
整室(3)と該圧力調整室(3)より下方に設りられた
蓄尿室(5)かその最」一端部の位置が前記導尿カテー
テル(2)が膀胱内に留置された場合のその挿入◇XH
の位置より高い同心軸型サイホン箸の内管(Illで接
続され、かつ前記圧力調整室(3)には前記同心軸型サ
イホン箸00)の最高位置よりもさらに高い位置に通気
抵抗性フィルター(15)により封緘されたim気口(
14)を設けてなる補助膀胱装置である。 以下に本発明の具体的な一実施態様を図面により詳述す
る。第1図において1はn5S胱、2は耽読内に留置さ
れるふ尿カテーテル、3は圧力調整室。 4は前記;、r!−尿カテーテルの吐出☆:1.iと圧
力調整室を連結するチューブ、ずなわう連結管、5は+
iiJ記圧力調整室より下方に設し)られた蓄尿室、6
t、j前記iW尿室に設けられた通気1」、7はnii
記ス■気口に設けられた除菌フィルター、8ば前記蓄尿
室の下部に設けられた排出0.9はぞのス(−ソバ−2
10ば前記圧力肌1整室に内臓された同心中+11型ザ
イホンj1゜11は同心軸型サイホン箸の内管、12L
;l同心軸型り一イボン管の外管、 13は前記蓄尿室
の入1」部に設LJられた細菌遡行阻止装置114は前
記同心軸型サイホン箸の最高位置よりも高い位置に設り
られたjm気り、15は通気1]を封緘する通気低抗性
フィルターである。 本発明の補助膀胱装置の構造」−の特徴は、まず同心軸
型サイホン箸10を用いているfこめに、逆U字状サイ
ホン箸を用いた装置に比べて取り扱い操作性の優れたコ
ンバクI・な外観形状をイ1することにあり、また圧力
調整室3に内臓された同心軸型サイホン箸10の最高位
置よりも高い位置にjm気気抵抗フィルター15を有す
る通気l]14を設けたところにある。一般には尿道内
に留置される導尿カテーテル2の内径は2〜3mmと細
く、またJjいために1その中を尿が流れる場合の圧4
.+5か大きく、サイボン流動時の膀胱1から圧力5I
AI整室3への給液速Tg (Q+ )か、リーイホン
館10 C;Zよる圧力調整室3のJ、II液速度(C
2)に対して追いつかないために、膀胱1が完全tこ空
になる前C2二圧力制整室3が先に空になるという傾向
を有するが、本発明の装置においては通気l旧4に通気
抵1)’C性をもたせることによりヅイポン流動速度を
低減−Uしめ2かつサイポン流動に(4′い系内に生ず
る除圧を長時間維持ずろごとが可能となる。その結果、
Qlを限りなくQZを近つりることかはしめて可能とな
ったものである。このことGJ、前回圧力調整室内のj
Jl除容積■2.ずなわぢ同心軸型サイホン管の外管1
2の最下◇;:、)部と同心1i+l型り曙ホン管の内
テ;11の最」一端部の間の容積を必要最小限度にとど
めることが可能になったことを意味しており、その結果
として排尿り°イクルの短縮化、つまり生体本来のυ1
尿リーイクルに限りな(近づりることがしよしめで可能
となったものである。つまり1本発明において通気抵抗
性ソイルターを設りたことによる第1番目のメリノI・
ば、排尿サイクルの%j7縮化によりカテーカルの管内
外より膀11/e内に細菌が侵入した場合でもその細菌
が大量に増グi6する前にJJt−出が可能となったご
とにある。第2番目には、この通気抵抗性フィルターは
除菌フィルターとしての役割も1すj待できるため、サ
イホン流動後に系中に発生する除圧を起因する外界から
の細菌による汚染を防止することが可能になったことQ
こある。第:3番目にはサイホン流動の結果として系中
に発生した除圧が長期にわたって維持されるため+ 1
174胱から圧力調整室に流れ込む場合の主たる駆動で
あるその高低差が小ざくてずむこと、すなわち装置(:
の大11・
る膀胱機能の喪失を伴うことなく、カテーテルの留置時
においてもIz胱の充YI↑、1j、収縮による自然排
尿行為を維持することが可能な補助11Z胱装置に関す
るものであり、その目的とするとごろは1つにば膀胱機
能の維持又(:1凹復であり、他の1つには外界からの
尿路感染に伴う膀胱炎や腎孟腎炎等の予防に有用な安全
かつ安価な自動間歇勇尿装置を捉供するところにある。 を肺損傷、脳出血、脳軟化性あるいは手術後の患者や寝
たきり老人等においては、IJ1尿困デICや尿失禁等
の症状を伴うことが多い。このような場合には6円7b
な尿路をtイ[保し、腎機能の維持や改箋を促すかある
いは尿の漏出を防止する観点から?n導尿カテーテル広
く使用されている。しかるに。 従来の導尿カテーテルの長期体内留置に伴う1.+1植
的n尿方法では、耽読は”’jtl Lj収縮した状態
にあり生体本来の充満と収1(hの操り返しによる正常
な排尿機能は完全に喪失した状(声となっている。ずな
わら、正常人のIJ+尿機構においては、尿の膀胱への
貯留、充満によりIHs胱壁ば伸展ずろごとにより膀胱
壁に木来錨わっている固イjの受容器(リセプター)を
刺激し、その刺激は一旦を髄、 lIi?i幹部。 大脳排尿中枢に達した後、今度は逆に大脳から刺激がを
髄に下降し、膀胱壁収1(h、骨盤底筒群弛緩。 尿道括約筋の弛緩、排尿というメカニズムをとっている
。これに対し、bU来のカテーテル留置患者における持
続?n尿方法ではl1jf胱の充満、ずなわら膀胱壁の
伸展によるりセプター刺激というII尿メカニスl、の
最も基本的なプI′:Jセスが欠落するため以後の排尿
機柘幡、全く停止した状態にある。つまり、j膀胱とし
ての機能はほとんど100%喪失したと言っても過言で
はないような、−11なる尿の通過路ないしは残尿の溜
まり場としての意味しかもたなくなっている。このよう
な場合に惹き起こされる医学ないし生理学上の問題点と
して従来から以下の三点が指摘されている。その1つは
、従来のカテーテル留置、愚者における持続勇、尿法で
は、特に仰臥位では11%胱の後底部がチットスペース
となるため尿が少量溜まり2 この残尿がカテーテルの
管内外を通して侵入した細菌の絶好の培地となるので膀
胱炎、ひいては腎孟炎、さらには腎孟青炎を惹き起こす
温床となっている点である。2つ目にはフォーリイ・チ
ップ・ネクロシス(Foley tipnecrosi
s)としてよく知られているように、留置したバルーン
カテーテルの先端が収縮し101撲胱壁を常に圧迫し、
そのためその部分に血行不良による漬痕、さらには3f
、死をもたらす結果、その部分が細菌の絶好の侵入L1
となり、収胱炎を引き起こす危険性が高いという点であ
る。そして、3つ目にはカテーテルの留置に伴い膀胱機
能に完全に停止する結果、カテーテルの留置が長1υ1
に及べば及ぶほどカテーテル除去後の膀胱の機能回復が
遅れるという点である。たとえば、を肺損傷、脳血管障
害、骨盤内手IN’l後における神経因性膀胱における
圧閉患者の場合、排尿機能異常が一応安定化してくる邪
急性期においては耽読訓練を開始するが。 留置カテーテルを持続使用したものではそれか困デ((
であることが従来指摘されている。 従来、^i7尿カテーテルの長期体内留置に伴う前記問
題点を力了決する方策として、!7j−尿カテーテルの
吐出端Gこザイボン管を接続した排尿制御システム(米
国!lh許第3,503,401−号)や耽読訓練用装
置(特開昭51−133997号)が提案されている。 これらの装置は2.ri尿カテ−デル留置11.1にお
いても1傍胱は一応交互に充p、+77、収11;1を
繰り返すため、前記問題点を解決する」二でイ〕用であ
るかに見える。しかし、ご力、らの装置はそのサイホン
の原理の明快さと装置の11′1純さに4)−かかわら
ず、実際に臨床に供するにば今だj(、j+決しな&)
ればならないJ!F々の技術的問題点を有している。 たとえは、米11特許第3,503./101号の1ノ
1尿制御システムにおける第1の問題点は、このシステ
ムがAiX i’、Mカテーテルから蓄尿瓶に接続され
た排液チーI−ブかKf尿肌内で大気系に開放された。 いわゆるオ プンシステムをとっているため、外界から
の細菌の逆行性感染の可能性か非常に大きいという基本
的間層を有しているごとになる。すなわちこのシステム
においてはナイホン流動直後の陰圧から常圧に戻る過程
において、−前約ではあるが通常の留置カテーテルによ
る持続導尿法に比し2はるかに強い膀胱に向かっての外
界からの逆流が起こるが、この際、大気中に浮iMLL
でいる扮しんに付看していた細菌が気泡としであるいは
それらに7η染された尿が排/1シチブ、−ブ中を逆行
し、11Z胱に達するという重大な欠点を有している。 11ス胱内に到達した細菌は、その数に応して指数関数
的に増殖をはしめるため、その数かできるだけ少ない方
が望ましいということば言うまでもない。つまり、この
システムは1撲胱内に侵入したに1■菌を116釈し、
できるだけ排出するというそれなりの工夫はなされてい
るものの、細菌を外界からできるだり侵入させないため
の視点や]工夫においては十分に高定ずへきものではな
く5 ごのごとか実際乙こ尿路感染防止効果において臨
床に供しえない主たる原因となっている。この点は、ま
たエア−チューブからの細菌の侵入についても同様に考
えられる。 また、このソステj・におりる第2の問題点は、ナイポ
ン管を形成する部分が非常に細くて、とりわけ長いチュ
ーブであるために、す・イポン流動後の液切れが悪く、
多数の短い液柱がサイホン管内に残留し閉じ込められる
ことにある。ずなわら3 このような場合には以後のサ
イホンのり一イクルが正常に働かず、たとえば2個の短
い液柱の間に除圧が閉し込められると次のサイホン流動
は膀胱が充満する以前に働い−Cしま・うため好ましく
ない。 一方、a開開5L1339973;′3の膀胱訓練用装
置における基本的問題点は、その排尿サイクルが正常人
の排尿サイクルに比し、著しく長くなることに起因する
ものである。なぜなら9間歇導尿法か持続;、i7尿法
に比し感染防止効果の点で優れ−Cいるのは、膀胱内に
細菌が侵入しても細菌があまり増η(」しない時間内に
残尿を残さず完全に排出するとごろにあるが、もし排尿
サイクルが長くなり尿が膀胱内に長時間貯留することに
なると、細菌は指数関数的に増加するため、とりわげ間
歇導尿法ては膀胱は充満状態に゛あり、膀胱からさらに
上行性の重篤な腎孟腎炎等を併発する危険性が大きく重
大な問題となる。このことば、今日では泌尿器にたずさ
れる医療関係者の間では常識であり、たとえば西浦:モ
ダンメディシン、12月=22頁(1979)にも記載
されているとおりである。本発明者らの研究によれば、
尿は好ましくは3時間以内、遅くとも5時間以内に十ノ
1出することか必要である。ところが、この膀胱訓練用
装置においては、明細書特に第1図及び第2図より明ら
かなように、膀胱位置より下方に設りられた圧力チャン
バの容積は膀胱の容積に比しばるかに大きく、シかもそ
こに設けられた逆U字状サイホン管の下端は前記圧力チ
ャンバの深部まで挿入する旨が記載されている。 (特開昭51−133997号の膀胱訓練用装置におい
てはサイホン管の内径以外の寸法に関しては一切具体的
な数値は記載されておらず2その相対的な大きさや位置
関係は図面のとおりである旨の記載がなされている。)
1回のサイホン流動により排出される?v、量、言い換
えれば次のサイホン流動が起ごるまでに満たさなければ
ならない液量は膀胱容了(Vl)と前記圧力チャンバの
逆(J字状ザイボン5′(θ戸F’ 、、:iiより−
1一部の容積(V2)の総和にほぼ等しく、シたかって
■2が犬きりれは大きい程生体本来の排尿′リイクルか
ら垂離し、1ノ1尿間隔時間が長くなるとい・)問題が
生じる。このよフな観点からは、前記圧力チャンバのり
°イボン管のさし込め深さはできるたり浅いことか望ま
しい。しからば、この1]5S胱訓練用装置の第1図及
び第2図においてサイホン弦のさし込め深さを浅くすれ
ば1問題かそれで解決されるかと言えばそうではなく。 その場合にはカテーテルの内径が細いごとによる流動の
圧1員が大きいノこめに膀胱が空になる前記圧力チャン
バのり”イボン管の下端より一ヒの排液部分が先に空に
なり、そこで・す゛イポン流動は停止してしまう。ずな
わら、この問題は前記V、、V2゜カテーテルの内径、
及びサイホン管の内径が相互に密接に関係し−(いるご
とろから2本発明において後述するように前記圧力チャ
ンバに通気抵抗性を有するフィルターで密閉封緘した通
気調整管を設けることによりはしめて解決が可能となっ
たものである。この点、前記膀胱訓練用装置においては
本発明の通気調整管に相当するチューブは集尿容器又は
空気含有バッグに華に接続さているのめで、空気はこの
間を自由に行き来するところから前記問題点の力i″決
は本質的に不可能なのである。 以上詳述したように、前記特開昭51−133997号
の膀胱訓練用装置は短時間の膀胱訓練用装置としては有
用であっても、感染防止効果が乏しく長]す1間の使用
においては感染が固定化するために実用に供しにくいも
のであった。 本発明者らは2以上詳述に述へたような先行技術上の問
題点をふまえた」二で長時間のカテーテル留置において
も外界からの細菌の感染を完全に防止し、かつ膀胱機能
の維持や回復を図る」−で有用な補助)膀胱装置を提供
ずべく鋭意検言・jを進めた結果1本発明に到達したも
のである。 ずなわら1本発明は)1ス胱内に留iiテされる導尿°
カテーテル(2)の吐出6::Sが、同心軸型サイホン
’?3’ (10)を内臓する圧力調整室(3)に、該
同心軸型ザイホン管の内管(11)の最上端部と該同心
軸型サイホン箸の外管f+21の最下罪1部の間であっ
て、かつ前記導尿カテーテル(2)が膀胱内に留置され
た場合のその挿入端の位置より低い位置で直接接続され
るか又は連結管(4)を介し°ζ接続され、前記圧力調
整室(3)と該圧力調整室(3)より下方に設りられた
蓄尿室(5)かその最」一端部の位置が前記導尿カテー
テル(2)が膀胱内に留置された場合のその挿入◇XH
の位置より高い同心軸型サイホン箸の内管(Illで接
続され、かつ前記圧力調整室(3)には前記同心軸型サ
イホン箸00)の最高位置よりもさらに高い位置に通気
抵抗性フィルター(15)により封緘されたim気口(
14)を設けてなる補助膀胱装置である。 以下に本発明の具体的な一実施態様を図面により詳述す
る。第1図において1はn5S胱、2は耽読内に留置さ
れるふ尿カテーテル、3は圧力調整室。 4は前記;、r!−尿カテーテルの吐出☆:1.iと圧
力調整室を連結するチューブ、ずなわう連結管、5は+
iiJ記圧力調整室より下方に設し)られた蓄尿室、6
t、j前記iW尿室に設けられた通気1」、7はnii
記ス■気口に設けられた除菌フィルター、8ば前記蓄尿
室の下部に設けられた排出0.9はぞのス(−ソバ−2
10ば前記圧力肌1整室に内臓された同心中+11型ザ
イホンj1゜11は同心軸型サイホン箸の内管、12L
;l同心軸型り一イボン管の外管、 13は前記蓄尿室
の入1」部に設LJられた細菌遡行阻止装置114は前
記同心軸型サイホン箸の最高位置よりも高い位置に設り
られたjm気り、15は通気1]を封緘する通気低抗性
フィルターである。 本発明の補助膀胱装置の構造」−の特徴は、まず同心軸
型サイホン箸10を用いているfこめに、逆U字状サイ
ホン箸を用いた装置に比べて取り扱い操作性の優れたコ
ンバクI・な外観形状をイ1することにあり、また圧力
調整室3に内臓された同心軸型サイホン箸10の最高位
置よりも高い位置にjm気気抵抗フィルター15を有す
る通気l]14を設けたところにある。一般には尿道内
に留置される導尿カテーテル2の内径は2〜3mmと細
く、またJjいために1その中を尿が流れる場合の圧4
.+5か大きく、サイボン流動時の膀胱1から圧力5I
AI整室3への給液速Tg (Q+ )か、リーイホン
館10 C;Zよる圧力調整室3のJ、II液速度(C
2)に対して追いつかないために、膀胱1が完全tこ空
になる前C2二圧力制整室3が先に空になるという傾向
を有するが、本発明の装置においては通気l旧4に通気
抵1)’C性をもたせることによりヅイポン流動速度を
低減−Uしめ2かつサイポン流動に(4′い系内に生ず
る除圧を長時間維持ずろごとが可能となる。その結果、
Qlを限りなくQZを近つりることかはしめて可能とな
ったものである。このことGJ、前回圧力調整室内のj
Jl除容積■2.ずなわぢ同心軸型サイホン管の外管1
2の最下◇;:、)部と同心1i+l型り曙ホン管の内
テ;11の最」一端部の間の容積を必要最小限度にとど
めることが可能になったことを意味しており、その結果
として排尿り°イクルの短縮化、つまり生体本来のυ1
尿リーイクルに限りな(近づりることがしよしめで可能
となったものである。つまり1本発明において通気抵抗
性ソイルターを設りたことによる第1番目のメリノI・
ば、排尿サイクルの%j7縮化によりカテーカルの管内
外より膀11/e内に細菌が侵入した場合でもその細菌
が大量に増グi6する前にJJt−出が可能となったご
とにある。第2番目には、この通気抵抗性フィルターは
除菌フィルターとしての役割も1すj待できるため、サ
イホン流動後に系中に発生する除圧を起因する外界から
の細菌による汚染を防止することが可能になったことQ
こある。第:3番目にはサイホン流動の結果として系中
に発生した除圧が長期にわたって維持されるため+ 1
174胱から圧力調整室に流れ込む場合の主たる駆動で
あるその高低差が小ざくてずむこと、すなわち装置(:
の大11・
【;1な小型化が可能乙こなったことにある
。 通気抵抗性フィルタ月5としては、空気流量か10〜2
0,000m1/分のものが好ましく用いられる。 空気流星が10m1/分未?i!l!jではサイホン流
動か効果的に働きGこくいのて101+11/分以」−
8さらには50m1/分以」二、とくに100m1 /
分収」二のものが好ましり用イラレ、一方20.000
m1/分をこえる場合はサイホン流動が速くなりすき、
Ill胱か空になる前に圧力調整室か先に空になって
しまう傾向かあるので20.000m1 /分収下、さ
らには10,000m1 /分以−トさらには5000
ml /分収下、とくに10100O/分収下のものか
好ましく用いられる。ごの場合の空気流用とば20°C
のJ4jij i57子空気を0.07kg/ cut
(l psI )の圧力でl慮過した時の値を指す。 通気抵抗性フィルター13としては孔径、多孔度及O・
面積を制御することにより各種のものが製作可能である
か、細菌の系中への侵入をできるたけ防止する観点から
孔径はl 7j以下のものが好ましい。通気抵抗性フィ
ルター15の(A質や形状はとくに限定されるものでは
ないが、一般には再生セルロース、ニトロセルロース、
rj[tセルロース、ポリフッ化ビニリデン、ポリテト
ラフルオロエチレン等からなる多孔性のメンブランフィ
ルタ−、スポンジ、不1共布あるいは綿栓等が好ましく
用いられる。 通気抵抗性フィルター15の圧力調整室3への取り石J
り位置は、11文胱1の充/141“J過程において液
柱が同心軸型ザイポン管の内ヤ;と外管の間隙のみなら
ず圧力31il p室3中をも同し高さで上昇するとこ
ろから尿により汚染されないために、同心軸型サイボン
管10の最高到達位置よりも高い位置であることが必要
である。また、患者が咳やくしゃみをした時に腹部に加
わる瞬間的圧力変動よにり突発的に液柱が上昇すること
もあるので、さらにいくらか余裕をみた高ざに取り付け
ること及び突発的な液柱の上昇を防(ための障壁を通気
口14内に設りる工夫等がなされるのが好ましい。 同心軸型ザイボン管の内管11の内径は1〜10mm
。 とくに3〜7mmの範囲にあることが好ましい。また、
内管11の外壁と外管12の内壁との間の環状断面積を
内管11の内径1iji面積にほぼ等しくなるよう外管
12の内径を設定するのが好ましい。この場合1mm未
満では′す゛イポン流動後に複数個の短い液柱が閉し込
められる確率が高く、一方10mmを超える場合はサイ
ボン流動が効果的に働きにくい傾向がある。また、この
同心軸型ザイポン管の外管の下端部はサイボン流動後の
液柱の閉し込めを防止するために、たとえば逆さ濾斗状
の末広りの4’&I造を有するものが望ましい。 圧力
調整室3の容積は50〜150m1 /が適当であり、
この圧力調整室3に内臓された同心軸型ザイポン七の外
管12と内管1jの最−1一端部との間の内容オri(
vz)は100m1以下かりfましい。成人男性の1[
1当りの尿量は約1500mlであるので、膀胱容”f
k (V’+ )を約2(10nlとすると1回のサイ
ボン流動によるFJI出量(vI 斗V2)は約200
〜300 mlとなり、1日に5〜7回、つまり3〜5
時間に1回の割合で尿の排出が行われることになる。 蓄尿室5の内容積は患iF; (2) I Elあたの
最大尿量に相当する約2000m l程度が適当であり
、たとえば現在一般に市販されているクロース1タイプ
の蓄尿ハングのように、その入口部には細菌遡行1泪害
装置又はトリ、プチャンバ−11を有し、かつ除菌フィ
ルター7をfliifえたimml]6と、下部から尿
を抜き出すための排出III 8を設けた構造が望まし
い。 本発明の神助1拐胱装置に用いられる導尿カテーテル2
としてi:J:、 Jコ□jjJlの体内留置用として
一般に広く用いられている[・oley バルーンカテ
ーテルが好ましく用いられるが、その信服がカテーテル
ク巳:1(と尿道粘肋間からAjlれるのを防止するた
めに前立腺部においても膨出するタイプのダブルバルー
ンカテーテルや異形バルーンカテーテル等も用いられる
。また、膀胱洗浄用の消毒液の注入路をも備えたスリー
ウェイ (三路)バルーンカテーテルを用い消毒液を連
続的に滴下注入することにより、従来の緊Xtな操作を
必要とすることなく膀胱洗浄を自動的に行うこともでき
る。 本発明の神助膀胱装置位におLJる各種部品の上丁の位
置関係についてさらに具体的に詳述する。まず、?H導
尿カテーテルか膀胱内に留置された場合のその挿入◇:
11の位;ξから同心軸型ザイボン管の内管】1の最高
到達位置までの高さは、正常人の膀胱を充満させるに必
要な内圧が水柱で約100mmであるところから、その
使用目的に応しO〜100 mmの間で調節できるよう
にすればよい。この場合必要以上に高くすると、たとえ
ば無緊張性の神経性膀胱先考では膀胱壁に過剰な伸展を
強いる結果、リセブターの破壊につながることもあり、
あまり好ましくない。次に導尿カテーテル2が膀胱内に
留置された場合のその挿入端の位置から圧力調整室3の
入口までの高低差には2本発明の装置においては大幅に
短縮が=I能であり、50〜200 mmが好適である
。また、サイポン流動I)つの駆動力に関係する圧力J
jJ V室3内の同心軸型サイポン)]の外管12の最
下グ):と蓄尿室5の人に1までの高イ!(差は通常1
00〜300m口1かりr適である。 本発明の補助I撲胱装置を構成すイ・月質に関しては特
にItlJ定はなく、ポリカーポネ−1・やアクリ1コ
ニl−ジル/スチレン樹脂のような射出成型の可能な硬
質プラスチックで(14成されていてもいいし2a!質
ポリJ、<1〜化ヒニルのような可(3Z性のある硬質
プラス千]つてi’M成されてい゛(もよい。 次に本発明の補助)jZ胱装置の実際の使用峙の作動状
況をし1面により説明する。第2し1は11尤11Yに
1並びに圧力調整室3が一定11.5間後尿により充
満し。 サイボンが働く直前の状況図である。第3図はサイポン
流動が始まって一定時間後終盤に至り膀胱1か既に空に
なっている状況図である。第4図はリ−イボン流動か停
止した状況であり、以後以」−の・す′イクルを順次繰
り返すことになる。 本発明の補助膀胱装置は、−切の複雑な機械的又は電気
的な駆動、制御機構を使用することなく。 導尿カテーテルを膀胱に留置することにより膀胱は一定
周期で充満・収縮を繰り返すため、従来のりχなる留置
カテーテル法Qこ壮し膀胱機能の維持や回復訓練が可能
になり、また尿路感染を大rlに低減せしめることがで
きる。ずなわら6本発明の木補助膀胱装置は(1)一定
間陥(遅くとも5時間、好ましくは3時間以内)で起こ
る膀胱の強制洗浄又はずすぎ作用により膀胱炎のまん延
をもたらすような残尿の貯留や細菌の増夕[yを妨げう
ること、(2)脇胱の充満過程は、留置したカテーテル
の先端が常に収縮した膀胱壁を圧迫することによるいわ
ゆる’ Foley tip necrosis”から
開放する結果、)1z胱壁の圧迫壊死に起因する膀胱炎
の発生を未然に防くことが可能になること、(3)膀胱
の一連の充満、収縮動作は常に収縮した状態のl比胱の
場合にのられるような膀胱壁筋肉の退化を防くとともに
健康な膀胱壁は感染に対する抵抗力を増すこと、(4)
膀胱の充満過程は通常の留置カテーテルによる持続糞尿
法の場合にのられるような恒常的に膀胱に除圧が作用す
ることを妨げる結果、カテーテルの管内外をiiT]L
−この外界からの細菌の侵入の危険性を低域さ・Uるこ
とができるごとを特長とする。 本発明の補助膀胱装置は、を?jjfi fll傷、脳
出血。 脳軟化uii:あるいυ:1手術後患各中東たきり老人
等の(jl・属国デ((や尿失禁の症状を呈する。・パ
者において。 用いると効果的である。その具体的な使用例として5た
とえはをJjij、患者の場僑、従来の持続m尿性でと
6)N〜2カ月も留置カテーテルを必要としたものか1
本発明の補助膀胱壁;ぶ二を用いる、二とにより(自動
間歇う、す7尿法)尿路感染をもたらすことなく2週間
でカテーテルを必要としない状態に収胱椴能を回復させ
ることも可能になるので、リハヒリテーシコン−にの意
義は大きいとこtわノつばならない。 lFだ、■だきり老人の尿失禁先t =h−に本発明の
補助+1Z胱装置を用いたところ、2力月経過後も膀胱
炎や発熱パ5の症状LJ認められず、オムツかふれ等に
よる不快症状から開放された。
。 通気抵抗性フィルタ月5としては、空気流量か10〜2
0,000m1/分のものが好ましく用いられる。 空気流星が10m1/分未?i!l!jではサイホン流
動か効果的に働きGこくいのて101+11/分以」−
8さらには50m1/分以」二、とくに100m1 /
分収」二のものが好ましり用イラレ、一方20.000
m1/分をこえる場合はサイホン流動が速くなりすき、
Ill胱か空になる前に圧力調整室か先に空になって
しまう傾向かあるので20.000m1 /分収下、さ
らには10,000m1 /分以−トさらには5000
ml /分収下、とくに10100O/分収下のものか
好ましく用いられる。ごの場合の空気流用とば20°C
のJ4jij i57子空気を0.07kg/ cut
(l psI )の圧力でl慮過した時の値を指す。 通気抵抗性フィルター13としては孔径、多孔度及O・
面積を制御することにより各種のものが製作可能である
か、細菌の系中への侵入をできるたけ防止する観点から
孔径はl 7j以下のものが好ましい。通気抵抗性フィ
ルター15の(A質や形状はとくに限定されるものでは
ないが、一般には再生セルロース、ニトロセルロース、
rj[tセルロース、ポリフッ化ビニリデン、ポリテト
ラフルオロエチレン等からなる多孔性のメンブランフィ
ルタ−、スポンジ、不1共布あるいは綿栓等が好ましく
用いられる。 通気抵抗性フィルター15の圧力調整室3への取り石J
り位置は、11文胱1の充/141“J過程において液
柱が同心軸型ザイポン管の内ヤ;と外管の間隙のみなら
ず圧力31il p室3中をも同し高さで上昇するとこ
ろから尿により汚染されないために、同心軸型サイボン
管10の最高到達位置よりも高い位置であることが必要
である。また、患者が咳やくしゃみをした時に腹部に加
わる瞬間的圧力変動よにり突発的に液柱が上昇すること
もあるので、さらにいくらか余裕をみた高ざに取り付け
ること及び突発的な液柱の上昇を防(ための障壁を通気
口14内に設りる工夫等がなされるのが好ましい。 同心軸型ザイボン管の内管11の内径は1〜10mm
。 とくに3〜7mmの範囲にあることが好ましい。また、
内管11の外壁と外管12の内壁との間の環状断面積を
内管11の内径1iji面積にほぼ等しくなるよう外管
12の内径を設定するのが好ましい。この場合1mm未
満では′す゛イポン流動後に複数個の短い液柱が閉し込
められる確率が高く、一方10mmを超える場合はサイ
ボン流動が効果的に働きにくい傾向がある。また、この
同心軸型ザイポン管の外管の下端部はサイボン流動後の
液柱の閉し込めを防止するために、たとえば逆さ濾斗状
の末広りの4’&I造を有するものが望ましい。 圧力
調整室3の容積は50〜150m1 /が適当であり、
この圧力調整室3に内臓された同心軸型ザイポン七の外
管12と内管1jの最−1一端部との間の内容オri(
vz)は100m1以下かりfましい。成人男性の1[
1当りの尿量は約1500mlであるので、膀胱容”f
k (V’+ )を約2(10nlとすると1回のサイ
ボン流動によるFJI出量(vI 斗V2)は約200
〜300 mlとなり、1日に5〜7回、つまり3〜5
時間に1回の割合で尿の排出が行われることになる。 蓄尿室5の内容積は患iF; (2) I Elあたの
最大尿量に相当する約2000m l程度が適当であり
、たとえば現在一般に市販されているクロース1タイプ
の蓄尿ハングのように、その入口部には細菌遡行1泪害
装置又はトリ、プチャンバ−11を有し、かつ除菌フィ
ルター7をfliifえたimml]6と、下部から尿
を抜き出すための排出III 8を設けた構造が望まし
い。 本発明の神助1拐胱装置に用いられる導尿カテーテル2
としてi:J:、 Jコ□jjJlの体内留置用として
一般に広く用いられている[・oley バルーンカテ
ーテルが好ましく用いられるが、その信服がカテーテル
ク巳:1(と尿道粘肋間からAjlれるのを防止するた
めに前立腺部においても膨出するタイプのダブルバルー
ンカテーテルや異形バルーンカテーテル等も用いられる
。また、膀胱洗浄用の消毒液の注入路をも備えたスリー
ウェイ (三路)バルーンカテーテルを用い消毒液を連
続的に滴下注入することにより、従来の緊Xtな操作を
必要とすることなく膀胱洗浄を自動的に行うこともでき
る。 本発明の神助膀胱装置位におLJる各種部品の上丁の位
置関係についてさらに具体的に詳述する。まず、?H導
尿カテーテルか膀胱内に留置された場合のその挿入◇:
11の位;ξから同心軸型ザイボン管の内管】1の最高
到達位置までの高さは、正常人の膀胱を充満させるに必
要な内圧が水柱で約100mmであるところから、その
使用目的に応しO〜100 mmの間で調節できるよう
にすればよい。この場合必要以上に高くすると、たとえ
ば無緊張性の神経性膀胱先考では膀胱壁に過剰な伸展を
強いる結果、リセブターの破壊につながることもあり、
あまり好ましくない。次に導尿カテーテル2が膀胱内に
留置された場合のその挿入端の位置から圧力調整室3の
入口までの高低差には2本発明の装置においては大幅に
短縮が=I能であり、50〜200 mmが好適である
。また、サイポン流動I)つの駆動力に関係する圧力J
jJ V室3内の同心軸型サイポン)]の外管12の最
下グ):と蓄尿室5の人に1までの高イ!(差は通常1
00〜300m口1かりr適である。 本発明の補助I撲胱装置を構成すイ・月質に関しては特
にItlJ定はなく、ポリカーポネ−1・やアクリ1コ
ニl−ジル/スチレン樹脂のような射出成型の可能な硬
質プラスチックで(14成されていてもいいし2a!質
ポリJ、<1〜化ヒニルのような可(3Z性のある硬質
プラス千]つてi’M成されてい゛(もよい。 次に本発明の補助)jZ胱装置の実際の使用峙の作動状
況をし1面により説明する。第2し1は11尤11Yに
1並びに圧力調整室3が一定11.5間後尿により充
満し。 サイボンが働く直前の状況図である。第3図はサイポン
流動が始まって一定時間後終盤に至り膀胱1か既に空に
なっている状況図である。第4図はリ−イボン流動か停
止した状況であり、以後以」−の・す′イクルを順次繰
り返すことになる。 本発明の補助膀胱装置は、−切の複雑な機械的又は電気
的な駆動、制御機構を使用することなく。 導尿カテーテルを膀胱に留置することにより膀胱は一定
周期で充満・収縮を繰り返すため、従来のりχなる留置
カテーテル法Qこ壮し膀胱機能の維持や回復訓練が可能
になり、また尿路感染を大rlに低減せしめることがで
きる。ずなわら6本発明の木補助膀胱装置は(1)一定
間陥(遅くとも5時間、好ましくは3時間以内)で起こ
る膀胱の強制洗浄又はずすぎ作用により膀胱炎のまん延
をもたらすような残尿の貯留や細菌の増夕[yを妨げう
ること、(2)脇胱の充満過程は、留置したカテーテル
の先端が常に収縮した膀胱壁を圧迫することによるいわ
ゆる’ Foley tip necrosis”から
開放する結果、)1z胱壁の圧迫壊死に起因する膀胱炎
の発生を未然に防くことが可能になること、(3)膀胱
の一連の充満、収縮動作は常に収縮した状態のl比胱の
場合にのられるような膀胱壁筋肉の退化を防くとともに
健康な膀胱壁は感染に対する抵抗力を増すこと、(4)
膀胱の充満過程は通常の留置カテーテルによる持続糞尿
法の場合にのられるような恒常的に膀胱に除圧が作用す
ることを妨げる結果、カテーテルの管内外をiiT]L
−この外界からの細菌の侵入の危険性を低域さ・Uるこ
とができるごとを特長とする。 本発明の補助膀胱装置は、を?jjfi fll傷、脳
出血。 脳軟化uii:あるいυ:1手術後患各中東たきり老人
等の(jl・属国デ((や尿失禁の症状を呈する。・パ
者において。 用いると効果的である。その具体的な使用例として5た
とえはをJjij、患者の場僑、従来の持続m尿性でと
6)N〜2カ月も留置カテーテルを必要としたものか1
本発明の補助膀胱壁;ぶ二を用いる、二とにより(自動
間歇う、す7尿法)尿路感染をもたらすことなく2週間
でカテーテルを必要としない状態に収胱椴能を回復させ
ることも可能になるので、リハヒリテーシコン−にの意
義は大きいとこtわノつばならない。 lFだ、■だきり老人の尿失禁先t =h−に本発明の
補助+1Z胱装置を用いたところ、2力月経過後も膀胱
炎や発熱パ5の症状LJ認められず、オムツかふれ等に
よる不快症状から開放された。
図「fllは本発明の補助膀胱装置の一実施例を示し。
第1図は本発明の補助膀胱装置の全体的な位置関係を示
す全体図2第2図は膀胱か充醪Jしサイポン流動が起こ
る直前の状態図5第3図はサイボン流動が起こり膀胱は
既に空になりサイポン流動が停止する直前の状態し1.
第4図はサイポン流動が停止した状態図である。 ■は)1文胱、2は導尿カテーテル、3は圧力調整室、
4は連結管、5は蓄尿室、6ば通気り、’N;1除菌フ
ィルター、8はjノ1出「I、9はスI−ツバ−210
は同心軸型′リーイホン竹、11ば同心軸型サイポン管
の内管、12は同心軸型勺イポン管の外管、13は細菌
遡行阻止装置、14は通気口、15は通気抵抗性フィル
ターである。
す全体図2第2図は膀胱か充醪Jしサイポン流動が起こ
る直前の状態図5第3図はサイボン流動が起こり膀胱は
既に空になりサイポン流動が停止する直前の状態し1.
第4図はサイポン流動が停止した状態図である。 ■は)1文胱、2は導尿カテーテル、3は圧力調整室、
4は連結管、5は蓄尿室、6ば通気り、’N;1除菌フ
ィルター、8はjノ1出「I、9はスI−ツバ−210
は同心軸型′リーイホン竹、11ば同心軸型サイポン管
の内管、12は同心軸型勺イポン管の外管、13は細菌
遡行阻止装置、14は通気口、15は通気抵抗性フィル
ターである。
Claims (1)
- (1,1膀胱内に留置される導尿カテーテル(2)の吐
出端が、同心軸型ザイポン管θO)を内臓する圧力調整
室で3)に、該同心軸型ザイホン管の内管(II)の最
上端部と該同心軸型ザイポン七の外管的の最下6;)1
部の間であって、かつn;1記導尿カテーテル(2)が
膀胱内に留置された場合のその挿入端の()7置より低
い位置で直接接続されるか又は連結管(4)を介して接
続され、前記圧力調!13室(3)と該圧力調整室(3
)より下方に設りられた蓄尿室(5)がその最上端部の
位置が前記導尿カテーテル(2)が膀胱内に留置された
場合のその挿入端の位置より高い同心軸型°リーイポン
管の内’i’、f flllで接続され、かつ前記圧力
調整室(3)に4’、l: 1iij記同心軸型ザイボ
ン’i”i’ (+01の最高位置よりもさらに高い位
置に通気抵抗性フィルター(旧により封緘された通気口
t141を設けてなる補助膀胱装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59033981A JPS60176661A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 補助膀胱装置 |
EP85301088A EP0159776B1 (en) | 1984-02-23 | 1985-02-19 | Bladder assist device |
DE8585301088T DE3563814D1 (en) | 1984-02-23 | 1985-02-19 | Bladder assist device |
US06/912,173 US4696672A (en) | 1984-02-23 | 1986-09-22 | Bladder control device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59033981A JPS60176661A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 補助膀胱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60176661A true JPS60176661A (ja) | 1985-09-10 |
JPH0464704B2 JPH0464704B2 (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=12401660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59033981A Granted JPS60176661A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | 補助膀胱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60176661A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022104283A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | 和彦 福井 | 持続流出システム |
JP2023083202A (ja) * | 2021-12-03 | 2023-06-15 | 和彦 福井 | 持続流出システム回路およびその品質管理システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5221286U (ja) * | 1975-08-04 | 1977-02-15 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1984
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Patent Citations (1)
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JP2022104283A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | 和彦 福井 | 持続流出システム |
JP2023083202A (ja) * | 2021-12-03 | 2023-06-15 | 和彦 福井 | 持続流出システム回路およびその品質管理システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0464704B2 (ja) | 1992-10-15 |
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