JPS601762B2 - 反射鏡アンテナ - Google Patents
反射鏡アンテナInfo
- Publication number
- JPS601762B2 JPS601762B2 JP9900677A JP9900677A JPS601762B2 JP S601762 B2 JPS601762 B2 JP S601762B2 JP 9900677 A JP9900677 A JP 9900677A JP 9900677 A JP9900677 A JP 9900677A JP S601762 B2 JPS601762 B2 JP S601762B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflecting mirror
- phase shifter
- antenna
- radiating element
- radio waves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q3/00—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
- H01Q3/26—Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
- H01Q3/2658—Phased-array fed focussing structure
Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は特にビームを電子的に走査するフェィズドァ
レィで給電する反射鏡アンテナの改良に関するものであ
る。
レィで給電する反射鏡アンテナの改良に関するものであ
る。
従釆のこの種のアンテナは第１図に示すようにＡ−Ａ′
を篤線とする放物円筒面の反射鏡１、その焦線Ａ−Ａ′
上に配列された多数の放射素子２毎に接続された移相器
３、およびそれらの移相器３に電波を分配して供給した
り、また放射素子２から移相器３を通して入ってくる電
波を合成したりする電力分配合成器４で構成されいる。
を篤線とする放物円筒面の反射鏡１、その焦線Ａ−Ａ′
上に配列された多数の放射素子２毎に接続された移相器
３、およびそれらの移相器３に電波を分配して供給した
り、また放射素子２から移相器３を通して入ってくる電
波を合成したりする電力分配合成器４で構成されいる。
ここで、放射素子２、移相器３および電力分配合成器４
がいわゆるフェィズドアレィの構成要素である。今、こ
のアンテナの動作原理を送信の場合を例にとって示す。
がいわゆるフェィズドアレィの構成要素である。今、こ
のアンテナの動作原理を送信の場合を例にとって示す。
電力分配合成器４の入出力機Ｔに供給された電波は電力
分配合成器４によって必要な分配比で分配され、移相器
３に供給される。移相器３において所定の移相量が与え
られ、放射素子２に送られ、放射素子２から放物円筒面
の反射鏡１に照射される。その後、反射鏡１で平面波に
変換されて空間に放射される。
分配合成器４によって必要な分配比で分配され、移相器
３に供給される。移相器３において所定の移相量が与え
られ、放射素子２に送られ、放射素子２から放物円筒面
の反射鏡１に照射される。その後、反射鏡１で平面波に
変換されて空間に放射される。
移相器３によって与えられる移相量がそれぞれの移相器
３ですべて同じであれば、放射素子２ろ列からはＡ−Ａ
′を中心軸とする円筒波が放射される。この円筒波は放
物円筒面をもつ反射鏡１によって平面波に変換されて、
空間に放射される。移相器３に放射素子２の位置に関し
て一次的に移相量を与えると放射素子２からの放射方向
が変り、反射鏡１から空間に放射する方向も変り、アン
テナのビームを走査することができる。従来のこの種の
アンテナでは、反射鏡１から電波が空間に放射されると
き、電波通路に放射素子２が存在する。このためこの放
射素子２によて電波が散乱され、有効に空間に放射され
ない電波が存在する。すなわち、アンテナ利得の低下、
サイドロープの上昇などの性能の劣化の欠点があった。
この発明はこれらの欠点を除去するため、反射鏡鏡面と
して円錐面を用い、電波を反射鏡に給電するフェィズド
アレィを電波通路の妨害にならないようにしたもので、
以下図面に従ってこの発明を詳述する。
３ですべて同じであれば、放射素子２ろ列からはＡ−Ａ
′を中心軸とする円筒波が放射される。この円筒波は放
物円筒面をもつ反射鏡１によって平面波に変換されて、
空間に放射される。移相器３に放射素子２の位置に関し
て一次的に移相量を与えると放射素子２からの放射方向
が変り、反射鏡１から空間に放射する方向も変り、アン
テナのビームを走査することができる。従来のこの種の
アンテナでは、反射鏡１から電波が空間に放射されると
き、電波通路に放射素子２が存在する。このためこの放
射素子２によて電波が散乱され、有効に空間に放射され
ない電波が存在する。すなわち、アンテナ利得の低下、
サイドロープの上昇などの性能の劣化の欠点があった。
この発明はこれらの欠点を除去するため、反射鏡鏡面と
して円錐面を用い、電波を反射鏡に給電するフェィズド
アレィを電波通路の妨害にならないようにしたもので、
以下図面に従ってこの発明を詳述する。
第２図はこの発明の実施例であって、１は反射鏡、２は
放射素子、３は移相器、４は電力分配合成器である。
放射素子、３は移相器、４は電力分配合成器である。
今、送信の場合を例にしてその動作を説明する。入出力
端子Ｔに供給されたマイクロ波は電力分配合成器４によ
って適当な電力分配比で分配され、移相器３に供給され
る。移相器３において、適当な移相量が与えられ、放射
素子２から反射鏡１に向けて放射され、反射鏡１で反射
して空間に放射される。ここで移相器３の移相量が各移
相器３ですべて同じとすれば、放射素子２からは同相の
マイクロ波が放射される。すなわち放射素子２の列から
は円筒波が放射される。移相器３の移相量がその位置に
関して一次的に変化するように与えられれば、その円筒
波の向きが変化する。この円筒波の向きが変ることによ
って反射鏡１に当る向きが変化し、ビームを走査するこ
とができる。この発明の鏡面は反射鏡１から空間に向う
電波が放射素子２に当たらないようにしたもので、第２
図に示したように放射素子２の設けられている焦線ＯＺ
と反射鏡１の鏡面とを平行ではなく、斜めにしたもので
ある。
端子Ｔに供給されたマイクロ波は電力分配合成器４によ
って適当な電力分配比で分配され、移相器３に供給され
る。移相器３において、適当な移相量が与えられ、放射
素子２から反射鏡１に向けて放射され、反射鏡１で反射
して空間に放射される。ここで移相器３の移相量が各移
相器３ですべて同じとすれば、放射素子２からは同相の
マイクロ波が放射される。すなわち放射素子２の列から
は円筒波が放射される。移相器３の移相量がその位置に
関して一次的に変化するように与えられれば、その円筒
波の向きが変化する。この円筒波の向きが変ることによ
って反射鏡１に当る向きが変化し、ビームを走査するこ
とができる。この発明の鏡面は反射鏡１から空間に向う
電波が放射素子２に当たらないようにしたもので、第２
図に示したように放射素子２の設けられている焦線ＯＺ
と反射鏡１の鏡面とを平行ではなく、斜めにしたもので
ある。
今、第３図に示すようにｘＺ−○断面を、例にとって、
鏡面形状を説明する。放射素子２からの電波はＳ，一Ｓ
′，のような直線状の波面の断面をもつている。このよ
うな波面が反射鏡１で反射して同じ直線状の波面の断面
Ｓ２−Ｓ′２もつためには、反射鏡１の断面形状は直線
であって、ｘ＝Ｚｔａｎａ
‘１｝で表される。
鏡面形状を説明する。放射素子２からの電波はＳ，一Ｓ
′，のような直線状の波面の断面をもつている。このよ
うな波面が反射鏡１で反射して同じ直線状の波面の断面
Ｓ２−Ｓ′２もつためには、反射鏡１の断面形状は直線
であって、ｘ＝Ｚｔａｎａ
‘１｝で表される。
放射素子２に接続されている移相器３の移相量を変えて
、波面の断面がＴ，一Ｔ′，のように変化させると反射
鏡１によって反射された電波の波面はＴ２−Ｔ′２のよ
うに変り、アンテナビームの方向を変えることができる
。放射素子２からはＺ−○軸を中心軸とする円筒波が放
射されるので鏡面としてはＺ−○軸を中心軸とする回転
対称な鏡面を用いればよいことが分る。すなわち、鏡面
座標は×２十〆＝Ｚをａｎ２ａ （
２）で与えられる。
、波面の断面がＴ，一Ｔ′，のように変化させると反射
鏡１によって反射された電波の波面はＴ２−Ｔ′２のよ
うに変り、アンテナビームの方向を変えることができる
。放射素子２からはＺ−○軸を中心軸とする円筒波が放
射されるので鏡面としてはＺ−○軸を中心軸とする回転
対称な鏡面を用いればよいことが分る。すなわち、鏡面
座標は×２十〆＝Ｚをａｎ２ａ （
２）で与えられる。
すなわち鏡面は円錐面となる。このような鏡面を用いれ
ば、放射素子２の列からの円筒波を平面波に変換するこ
とができ、放射素子２が空間に電波を放射するときにも
妨害とならないアンテナを得ることができる。すなわち
、放射素子２による利得低下やサイドロープ上昇のない
アンテナを得ることができる。なお、以上はフェィズド
アレィで給電した場合について説明したが、この発明は
これに限らず、通常のアレイで給電した場ねやマルチビ
ームアンテナなどの場合にも有効である。
ば、放射素子２の列からの円筒波を平面波に変換するこ
とができ、放射素子２が空間に電波を放射するときにも
妨害とならないアンテナを得ることができる。すなわち
、放射素子２による利得低下やサイドロープ上昇のない
アンテナを得ることができる。なお、以上はフェィズド
アレィで給電した場合について説明したが、この発明は
これに限らず、通常のアレイで給電した場ねやマルチビ
ームアンテナなどの場合にも有効である。
以上のように、この発明によれば放射素子２の列で給電
した反射鏡アンテナにおいて放射素子の妨害を与えずに
電波を空間に放射できるのでその妨害による利得低下や
サイドロープ上昇のないアンテナを得られる利点がある
。
した反射鏡アンテナにおいて放射素子の妨害を与えずに
電波を空間に放射できるのでその妨害による利得低下や
サイドロープ上昇のないアンテナを得られる利点がある
。
第１図は従釆のフェィズドアレィ給電反射鏡アンテナの
一例を示す図、第２図はこの発明によるフェイズドァレ
ィ給電反射鏡アンテナを示す図、第３図はこの発明の鏡
面形状を説明する図であり、図中、１は反射鏡、２は放
射素子、３は移相器、４は電力分配合成器である。 なお、図中、同一あるいは相当部分には同一符号を付し
て示してある。第１図 第２図 第３図
一例を示す図、第２図はこの発明によるフェイズドァレ
ィ給電反射鏡アンテナを示す図、第３図はこの発明の鏡
面形状を説明する図であり、図中、１は反射鏡、２は放
射素子、３は移相器、４は電力分配合成器である。 なお、図中、同一あるいは相当部分には同一符号を付し
て示してある。第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 反射鏡鏡面に円錐面の一部を用い、その円錐面の中
心軸上に複数個の放射素子を配置したことを特徴とする
反射鏡アンテナ。 ２ 複数個の放射素子のそれぞれに移相器を取りつけ、
放射ビームを電子的に走査するようにしたことを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の反射鏡アンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9900677A JPS601762B2 (ja) | 1977-08-18 | 1977-08-18 | 反射鏡アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9900677A JPS601762B2 (ja) | 1977-08-18 | 1977-08-18 | 反射鏡アンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5432246A JPS5432246A (en) | 1979-03-09 |
| JPS601762B2 true JPS601762B2 (ja) | 1985-01-17 |
Family
ID=14234940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9900677A Expired JPS601762B2 (ja) | 1977-08-18 | 1977-08-18 | 反射鏡アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601762B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0162261U (ja) * | 1987-10-13 | 1989-04-20 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61106469A (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-24 | 株式会社 伊藤喜工作所 | 耐火断熱壁 |
-
1977
- 1977-08-18 JP JP9900677A patent/JPS601762B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0162261U (ja) * | 1987-10-13 | 1989-04-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5432246A (en) | 1979-03-09 |
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