JPS6119528Y2 - - Google Patents

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JPS6119528Y2
JPS6119528Y2 JP16941684U JP16941684U JPS6119528Y2 JP S6119528 Y2 JPS6119528 Y2 JP S6119528Y2 JP 16941684 U JP16941684 U JP 16941684U JP 16941684 U JP16941684 U JP 16941684U JP S6119528 Y2 JPS6119528 Y2 JP S6119528Y2
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JP
Japan
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array antenna
straight line
reflector
plane
curve
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JP16941684U
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JPS6098915U (ja
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は複数個の素子アンテナから成る電子
走査アレイアンテナを一次放射器とする反射鏡ア
ンテナに関するものである。特に、ここでは主に
一つの面内をビーム走査する場合について説明す
る。
しかし、一般に例えば垂直面内と水平面内とで
ビーム走査範囲が異なるような場合にもこの発明
が有効に使われることについても簡単にふれる。
電子走査アレイアンテナと反射鏡とを組み合わ
せて電子的にビーム走査する反射鏡アンテナはビ
ーム走査範囲が比較的狭い場合に上記電子走査ア
レイアンテナの素子数、すなわち高価な可変移相
器数を節減できるという点で有効であることはす
でに知られている。しかるに、ペンシルビームを
一つの面内で走査する場合に、走査しない面内の
上記電子走査アレイアンテナの大きさをできる限
り小さくすることは一次放射器としての上記アレ
イアンテナの構成のしやすさ、および上記アレイ
アンテナによる反射鏡アンテナ開口でのブロツキ
ンク(blocking)の影響が小さいなどの点で実用
上非常に望ましい。この考案の目的は以上のこと
を実現することにある。
図はこの考案の実施例であり、1は反射鏡、2
は電子走査アレイアンテナで、このアレイアンテ
ナ2を構成する素子アンテナは直線状に配列され
ており、この直線は一つの垂直面内にある。この
垂直面で上記反射鏡1を切つた断面曲線CC′が、
いわゆる中心断面曲線(central−sect−
ioncurve)3であり、この中心断面曲線3はF1
焦点とする放物線である。
また、上記中心断面曲線3上の1点Rにおける
水平面7で切つた水平断面曲線TT′、すなわち横
断曲線(cross−section−curve)4は、上記点
Rと上記点F1とを結ぶ直線5が上記アレイアン
テナ2の素子配列軸6と交わる点F2を焦点とす
る放物線となつている。中心断面曲線3上の異な
る点R′についても同様にして、それぞれのR′点
に対応した横断曲線が決定される。このようにし
て上記反射鏡1の鏡面は1本の放物線である中心
断面曲線3と異なる焦点距離をもつたくさんの放
物線である横断曲線4の群とから構成されてい
る。
このような構造であるから、電子走査を行なう
アレイアンテナ2の励振位相を制御して素子配列
軸6を含む垂直面で所望の円弧状波面を合成し、
かつ、その仮想的給電点の位置をF1からずらす
ようなビーム偏向効果をもつ波面を合成すること
によつて放射波は反射鏡1によつて反射された
後、垂直面内の適当な方向で波面が揃う。すなわ
ち、ビーム走査が行なわれる。一方、ビーム走査
を行なわない水平面内については前述の通り水平
面内の横断曲線群の焦点の集まり、すなわち焦線
は上記素子配列軸6上にあり、水平断面で見ると
この焦線の一点が丁度点波源のようなふるまいを
し、ここを給電点として放射された電波の波面は
横断曲線4をもつ反射鏡1の反射によつて所望の
平面波に変換され、波面が揃つて放射される。す
なわち、垂直面、水平面ともに位相が平面となり
ペンシルビームが放射される。
すなわち、水平面内においては反射鏡1の焦点
をF1とは異なり、配列軸6上に置くように横断
曲線4を決めているために、一次放射器としての
アレイアンテナ2の水平方向の大きさは原理的に
1素子分の大きさにとどめることができ、一次放
射器としてのアレイアンテナ2の構造が簡単であ
り、さらにブロツキンクが減るためにサイドロー
ブ特性などがよい。
なお、水平面内においてもビーム走査を行なう
場合には当然、上記アレイアンテナ2は水平方向
に素子アンテナ数が2以上に増え、水平方向に大
きさをもつことになるが、この場合にはこの大き
さに応じて図に示す焦点F2の位置をF1の方向に
ずらし、この新しいF2を焦点にもつように横断
曲線を決めればよい。このようにして、ペンシル
ビーム、すなわち高利得の電子走査反射鏡アンテ
ナが実現できる。
なお、この考案は実施例のように送信に限らず
受信の場合にも使える。また、実施例のように、
反射鏡の中心断面曲線と横断曲線が共に放物線に
限定されることはなく、いずれか一方、あるいは
両方が放物線以外の双曲線、楕円、円弧などの任
意の曲線を用いて同様に実施することができる。
また、先にも述べたように、一次放射器としての
アレイアンテナは直線状に限らず、平面状でもよ
く、さらに配列面が直線、平面に限らず、一般に
曲面であつても構わない。
以上のようにこの考案による電子走査反射鏡ア
ンテナでは反射鏡の中心断面曲線と横断曲線とを
互いに異ならしめることにより必要なビーム走査
角度範囲において一次放射器としての電子走査ア
レイアンテナの大きさを可及的に小さくできるか
ら、このアレイアンテナの構造が簡単であり、さ
らにブロツキンクが小さいなどの効果があり、こ
れをレーダ用、通信用に用いた場合に経済性、機
械的および電気的特性の点で効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例の概略構成図である。 図中、1は反射鏡、2は電子走査アレイアンテ
ナ、3は中心断面曲線、4は横断曲線である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の素子アンテナが直線上に配列構成さ
    れ、電子的にビーム走査する電子走査アレイアン
    テナと、上記電子走査アレイアンテナに対向して
    設けられた凹面形の反射鏡とから成り、上記反射
    鏡の中心点と上記直線とを含む平面内で電子的に
    ビーム走査する電子走査反射鏡アンテナにおい
    て、上記平面と上記直線の両方に直交する平面内
    の上記反射鏡の焦点が、上記直線上にあることを
    特徴とする電子走査反射鏡アンテナ。
JP16941684U 1984-11-08 1984-11-08 電子走査反射鏡アンテナ Granted JPS6098915U (ja)

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JP16941684U JPS6098915U (ja) 1984-11-08 1984-11-08 電子走査反射鏡アンテナ

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JP16941684U JPS6098915U (ja) 1984-11-08 1984-11-08 電子走査反射鏡アンテナ

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JPS6098915U JPS6098915U (ja) 1985-07-05
JPS6119528Y2 true JPS6119528Y2 (ja) 1986-06-12

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ID=30370122

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JP16941684U Granted JPS6098915U (ja) 1984-11-08 1984-11-08 電子走査反射鏡アンテナ

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JP2008175735A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Toshiba Corp 精測進入レーダ装置

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JPS6098915U (ja) 1985-07-05

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