JPS60174239A - 超薄肉テ−プ製造用ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高速回転するロール上に電融金属を噴出させて
超薄肉の金属テープを製造する時に用いられるノズルに
関する。

従来例の構成とその問題点 高速回転するロール上に溶融金属を滴下噴出さセで、薄
肉の金属テープを製造する方法は既に公知である。従来
、この溶融金属を編上１１４出させるためのノズルは、
スリット方式が採用されている。

このスリット方式のノズルを第１し３〜第８図に基づき
説明する。このノズル（すによると、石融金１４の噴出
口即ちスリット（２）の厚さく６）が極めて薄く（Ｌ中
０２〜ｉ、（ｒ＊）されると共に、得られるテープ幅の
精度を確保するために、スリット（２）の幅（へ）方向
における公差も小さくされ、従って非常に置い加工精度
が要求されるという欠点があり、才だスリット幅（イ）
が例えば４０ｓｒ＊から１００　ＪＦ肩と広がるにつれ
て、スリット（２）をｊｍ過する亀融金Ｉ１１のスリッ
ト幅方向における温度分布を均一′に保持するのが困難
となり、従って高品質の薄肉テープの製造が困難になる
等の欠点があった。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消する超薄肉テープ製造用
ノズルを提伊、することを目的とする。

発明の構成 上記目的達成のため、本発明の超薄肉テープ製造用ノズ
ルは、溶融金属の滴下部を有し且つ該滴下部の下端開口
部が傾斜されたホルダーと、該ホルダーの滴下部に挿入
されると共に下面が上記滴下部の下端開口部に沿う傾斜
面にされた多孔性セラミックスより成るノズル本体と、
該ノズル本体の下端傾斜面に沿って且つ少し隙間を有し
て配置ｒ：されてノズル本体下端傾斜面より滴下する溶
融金属を回転ロール上に案内する整流板と、該整流板内
に、その幅方向に沿って埋設されたヒータとから構成し
たものである。

実施例と作用 以下、本発明の一実施例を第４図に基づき説明する。σ
υは黒鉛、セラミックス、ガラス等で構成されたホルダ
ーで、回転ロール（２）上に配置されている。このホル
ダーａυは、回転ロール（６）の幅方向に沿って設けら
れた幅広溝状の溶融金属の貯留部（ｌｌａ）と、同じく
回転ロール（６）の幅方向でもって貯留部（ｌｌａ）下
面中央に連通されしかも貯留部（ｌｌａ）より狭い幅の
溝状にされた１！金属の滴下部（ｌｌｂ）とから構成さ
れ、更に涌下ｇ１≦（ｉｔｂ）の下端開口部は、回転ロ
ール（２）の回転方向において、ｊｉｉｒ端より後端が
上位となるように傾斜させられている。また、上記ホル
ダー（【１１は、そのｒｐ：ｉ下部（１ｔｂ　）の開口
部前錆１．と回転ロール（（オとの隙間（ａ）が所定寸
法となるように、設置される。ｕ４は多孔性セラミック
ス（例えば胞化硅素、炭化硅ｐ３、ジルコニア等から成
る）により４ｔ′１成されたノズル本件で、上記ホルダ
ーａυ内に挿入体ム１可能にされている。

即ち、ノズル本体曹は、貯留部（ｌｌａ）に支持される
水平部（１８ａ）と、滴下部（ｌｌｂ）内に挿入される
垂下部（１’３１））とから成るＴ字型に構成され、更
に垂下部（１ｓｂ）の下面は滴下部（ｔｔｂ）の下端開
口部と同一の傾斜を有する傾斜面（１８Ｃ）にされてい
る。

σ膏は窒化硅素、炭化硅素、ジルコニア等で４ｈ成され
た整流板で、ノズル本体０の垂下部（１ａｂ）より滴下
噴出してきた浴融金属を回転ロール（２）上に案内する
ためのものである。即ち、整流板Ｌ１４）はノズル本体
（２）の垂下部（ｔａｂ）の下端傾斜面（１８Ｃ）に沿
つて且つ下端傾斜面（１８ｃ）と所定寸法の隙間（ｂ）
を有して設けられ、またその下端はノズル本俸（２）の
垂下部（ｔａｂ）下端に略一致されている。０時は上記
整流板α尋内にその幅方向に沿ってしかも上下に被数個
埋設されたヒータで、ノズル本体σ場の垂下部（ｌｓｂ
）から部下噴出したＩ６融金属の温度分布をその幅方向
に亘って一定に保持するためのものである。

次に、動作について説明する。

まず、溶融金属（２）をホルダー炙１υの貯留部（ｌｔ
ａ）内に入れると共に回転ロール（２）を高速回転させ
る。

すると、溶融金属向は重力により（若しくは上方から不
活性ガス圧２を加えることにより）ノズル本体ｔＩＩ内
の多孔を通って垂下部（１ｓｂ）の下端傾斜面（１８ｃ
）より整流板α→上に噴出し、ヒータ（イ）によって加
熱された整流板（ロ）上で一様に温められる。

そして、整流板ａ４１上で一様になった金属流＠）は、
整流板σ→と下端傾斜面（１８ｃ）との隙間（ｂ）に供
給される不活性ガス圧０によって回転ロール（６）上に
噴出され、従来と同様の薄肉テープが得られる。なお、
上記の金属流は、従来のノズルから噴出したのと同様に
整流された小断面の浴融金属流（カーテン）である。

このように、多孔性セラミックスを沃用しているため、
その特徴である保温力により１６ｆＡ金属の温度保持と
ノズル本体温度の均一性か確保できると共に、整流板に
はヒータを埋設しているため、回転ロール上に噴出され
るｍｆｌｂ金属の温度分布の均一化を図ることができ、
槌って阿品質な薄肉テープを得ることができる。更に、
多孔性セラミックスより成るノズル本＜４を使用してい
るため、外形の加工だけで済み、従ってＩｎ、１が１０
０脳、２００＋７１ｆｆと広がっても、ノズルの製作が
容易である。

ここで、具体（シ１］について説明する。

１５メツシユから２０メツシユの胎化硅ス′製多孔性セ
ラミックスから成るノズル本体０五ホルダーＱυに挿入
保持さセ、＋ニ流板Ｕ４１とノズル本体α萄の下１’ｉ
Ｍｔ傾斜面（１８Ｃ）との隙間（ｂ）寸法を０８劇とし
て、Ｎ１−Ｐの浴融金属を直径２５０ｍｔｑ１回転数４
２００１＜Ｐ八・１の銅製ロール（２）上に噴出したと
ころ、１ｌｔｓ　１１　Ｔｔｍ　、厚さ８５μｍの連続
薄肉テープが得られた。

次に、他の実施例を第５図に基づき説明する。

このものにおいては、ノズル本体（１８’）の形状をＹ
字型にしたものである。即ち、水平部（１Ｂ’ａ、）と
垂下部（ｉｓ’ｂ）との付は根部分にテーパを設けて、
溶融金属の流れをスムースにさせると共に、水平部（１
ｓ’ａ　）上面中央にＶカッ）（１８’ｄ）を施し浴融
金属とノズル本体（１８’）との接触面積を増加させて
、ノズル本体（１８’）の保温性の向上を図った。

発明の効果 上記本発明の栂成によると、ノズル本体に多孔性セラミ
ックスを使用しているため、そのｎ？！！：ｊである保
温力により溶訓（金属の温度保持とノズル本体温度の均
一性が確保できると共に、整流板にはヒータを埋設して
いるため、回転ロール上に噴出される溶融金属の温度分
布の均一化を図ることができ、従って高品質な薄肉テー
プを得ることができる。

更に、多孔性セラミックスより成るノズル本体を使用し
ているため、外形の加工だけで済み、従つて幅が広がっ
ても、ノズルの製作が容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第８図は従来伊：を示すもので、イう１図は正
面図、第２図は側面図、第８図は第１図の１−１矢視図
、負Ｓ４図は本発明の一実がｒ、例の６υ欠き斜視図、
第５図は池の実ｈｔｐ、例の切欠き斜視口である。 Ｕυ・・・＊　ルタ−、（ｌｌａ）・・・貯留部、　（
ｌｌｂ）・・・滴下聞く、昭・・・回転ロール、　ｕ３
　（１８’）・・・ノズル本体、（１８ａ）（１８’ａ
）−・水平部、　（１８ｂ）（１８’ｂ）用爪下部、　
（１８Ｃ）　；−・傾斜面、　（１８’ｄ）・・・Ｖカ
ット、　ｕ４・・・小流板、（至）・・・ヒータ 代理人　森　本　義　弘 第１図　第２図 ？ 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　溶融金属の滴下部を有し且つ該滴下部の下端開口部
   が傾斜されたホルダーと、該ホルダーの滴下部に挿入さ
   れると共に下面が上記滴下部の下端開口部に沿う傾斜面
   にされた多孔性セラミックスより成るノズル本体と、該
   ノズル本体の下端傾斜面に沿って且つ少し隙間を有して
   配置されてノズル本体下端傾斜面より滴下する溶融金属
   を回転ロール上に案内する整流板き、該整流板内に、そ
   の幅方向に沿って埋設されたヒータとから構成したこと
   を特徴とするｍ　？Ｉ’ｌｉ肉テープ製造用ノズル。