JPS6017403Y2 - 気圧倍力装置とマスタシリンダとの組立体 - Google Patents

気圧倍力装置とマスタシリンダとの組立体

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JPS6017403Y2
JPS6017403Y2 JP13051279U JP13051279U JPS6017403Y2 JP S6017403 Y2 JPS6017403 Y2 JP S6017403Y2 JP 13051279 U JP13051279 U JP 13051279U JP 13051279 U JP13051279 U JP 13051279U JP S6017403 Y2 JPS6017403 Y2 JP S6017403Y2
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JP
Japan
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piston
air pressure
cylinder
pressure booster
bolt
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JP13051279U
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JPS5646456U (ja
Inventor
吉弘 林田
Original Assignee
トキコ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は気圧倍力装置とマスクシリンダとの組立体に関
する。
近時、気圧倍力装置のシェル内にマスクシリンダの口元
部分を嵌合させて連結し、気圧倍力装置とマスクシリン
ダとの組立体の全長の短縮化を図る試みがなされている
このように気圧倍力装置にマスクシリンダを結合する場
合、■マスクシリンダのピストンと気圧倍力装置のアウ
トプットロッドの連結構造、■マスクシリンダと気圧倍
力装置との部品の共用化、■マスクシリンダと気圧倍力
装置の組立作業性の向上等改良すべき点を幾多も有する
ものである。
本考案は、特に、組立作業性の向上を図り得る気圧倍力
装置とマスクシリンダとの組立体を提供するものである
以下、本考案の実施例を図面によって説明する。
第1図において、気圧倍力装置本体1はフロントシェル
1AとリアシェルIBとにより構成され、本体1内はダ
イヤフラム2と、ダイヤフラム2に取付けたパワーピス
トン3とによりフロント室4とリア室5との二室に画成
されている。
パワーピストン3のリア室5側の側面にはバルブボディ
6の一端面6Aが当接されており、バルブボデ、f6の
内部には弁座部7とシリンダ部8とが形成され、シリン
ダ部8には入力軸9に連結された弁本体10が摺動可能
に嵌合している。
11は弁本体10と連動するポペットバルブ、12゜1
3はそれぞれ押ばねであり、ポペットバルブ11の内側
(図中では右側)は大気に開放している。
パワーピストン3のフロント室4側の側面には弁本体1
0の頭部10Aに摺動可能に嵌合する孔14Aを有する
プレート14が当接され、プレート14にはプレート1
5と反力機構としてのリアクションディスク16とを収
容するディスクホルダ17が配置され、ここでディスク
ホルダ17、プレート14、バルブボディ6は、バルブ
ボディ6に螺着されたねじ18で締結されている。
また、ダイヤフラム2の内周tt2Aはバルブボディ6
とパワーピストン3との間に挾着され、その外周縁2B
はシェルIA、IB間に挾着されている。
また弁本体10の縮径部10Bはパワービストン3の孔
3A内に嵌合しており、パワーピストン3により弁本体
10の抜けが防止されている。
他方、19はマスクシリンダであり、マスクシリンダ1
9のシリンダ20内には、セコンダリピストン21とプ
ライマリピストン22とがボルト23で一体となって摺
動自在に嵌合しており、ピストン21.22によりシリ
ンダ20内が2つの圧力室A、Bに画成されている。
24は圧力室A、B内にそれぞれ油液を供給するリザー
バタンクであり、リザーバタンク24は圧力室A、 H
にポート24a、24bを介して連通している。
ピストン22は気圧倍力装置の反力機構部に連結させる
べく、シリンダ20外に突出しており、その突出端22
aのねじ22a′にはボルト25が締着されており、ボ
ルト25にナツト34を螺着させ、ナツト34にピスト
ン22とでばね受け26を挾持してはね受け26をピス
トン22に取付けている。
27.28はピストン22とシリンダ20との間の気密
を保持しているカップシールであり、カップシール28
.28間は通路29によりり外部に開口している。
マスクシリンダ19にはフロントシェル1Aの孔IA′
に嵌合する嵌合部30が設けられ、嵌合部30より内方
に段部31が設けられ、段部31とばね受け26との間
には、パワーピストン3を原位置に復元させるリターン
スプリング32が張設されている。
ここで、リターンスプリング32の巻回の直径及びばね
受け26の直径とはフロントシェル1Aの孔IA’の直
径より縮径されており、フロントシェル1Aを貫通して
フロント室4内に臨むようにな°つている。
なお、33はピストン21の図中右方への変位を規制す
るストッパであり、ストッパ33によりピストン21.
22の右方向への動きを規制してスプリング32のばね
力が必要以上にパワーピストン3に与えられないように
している。
このものにおいて、気圧倍力装置とマスクシリンダとを
組付けるには、フロントシェルIAの孔lA’から、ピ
ストン22に、ボルト25に螺合したナツト34で組み
付けたばね受け26、リターンスプリング32をフロン
トシェル1A内に挿入し、次いでマスクシリンダ19の
嵌合部30をフロントシェル1Aの孔lA’内に嵌合さ
せてボルト25の頭部25aをプレート15に当接させ
る。
これにより気圧倍力装置とマスクシリンダとを一体に組
付けられる。
この組付作業の際、ばね受け26がプレート14に当接
しているにも拘らず、ピストン22がプレート15に当
接しないという状態、あるいは、ピストン22がリアク
ションディスク16を圧縮してプレート15に当接して
マスクシリンダ19側においてリザーバタンク24の孔
24a、24bをピストン21.22が閉塞して油液が
圧力室A、Bに供給されないという状態は、ボルト25
を軸方向に変位させて該ボルト25の突出量を調整し、
ナツト34を締付けてボルト調整長を固定することによ
り解消される。
上述のように組付けられたものにおいて、入力軸9を図
中左方に移動させると、弁本体10とばね12によって
押されているポペットバルブ11とがバルブボディ6に
対して左方に移動腰ポペットバルブ11が弁座7に着座
してフロント室4とリア室5とを連通させている図示し
ない通路を閉塞する。
更に入力軸9に力を与えて移動させると、弁本体10が
ポペットバルブ11から離間し、大気がポペットバルブ
11の内側から弁本体10とポペットバルブ11との間
を通ってリア室5に導入される。
それによりパワーピストン3に差圧力が作用し、パワー
ピストン3はリアクションディスク16、プレート15
を介してマスクシリンダ19のピストン22に出力を伝
える。
ピストン22の反力の一部がリアクションディスク16
を介して小径の弁本体10の頭部10Aに伝えられ、弁
本体10に伝えられた反力と入力軸9に加えられる力が
バランスすると大気の導入は止まり、入力に比例した出
力が得られる。
尚、本実施例では2個のピストン21.22で二つの圧
力室A、Bで圧油を発生し二系統のブレーキ装置に圧油
を供給するようにしたタンデムマスタシリンダを使用し
たが、圧力室が一つであるシングルマスクシリンダを使
用しても良いものである。
以上のように本考案はマスクシリンダのピストンを気圧
倍力装置の出力軸として利用し、該ピストンの突出端に
螺着したボルトに螺合させたナツトとピストンの突出端
とでばね受けを固定してマスクシリンダとの間にリター
ンスプリングを組付けであるので、気圧倍力装置を組立
てる過程においてマスクシリンダを気圧倍力装置に一体
に組付けることができ、組付は作業性が良いものである
しかも、ピストンの突出端に螺着したボルトの突出量を
調整することによりピストン長を調整することが可能で
あると共に、ナツトを締付けるだけで容易にその調整長
の固定が可能とされる。
さらに、マスクシリンダのピストンに気圧倍力装置のリ
ターンスプリングを組付けているので、一つのリターン
スプリングで気圧倍力装置のパワーピストンとマスクシ
リンダのピストンとを復帰させることができ、また、ピ
ストン突出端に螺着させたボルトの調整長を固定する機
能を備えたナツトに更にはね受は固定の機能も兼用させ
たことから別途ばね受は固定用部材、例えば止めリング
等を必要とすることなく、部品点数を少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の気圧倍力装置にマスクシリンダを結合
させた状態の断面図である。 第2図は本考案の主要部断面図である。 1・・・・・・本体、3・・・・・・パワーピストン、
15・・・・・・プレート、16・・・・・・リアクシ
ョンディスク、19・・・・・・マスタシリンダ、22
・・・・・・プライマリ−ピストン、22a・・・・・
ピストンの突出端、22a′・・・・・・ねじ、25・
・・・・・ボルト、25a・・・・・・ボルトの頭部、
26・・・・・・ばね受け、32・・・リターンスプリ
ング、34・・・・・・ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マスクシリンダのピストンをシリンダ外に突出させた突
    出端にねじ孔を設け、ナツトを螺合したボルトを前記ね
    じ孔に螺着させ、前記ピストンの突出端と前記ナツトと
    の間でばね受けを挾持して該ばね受けと前記シリンダと
    の間にリターンスプリングを設けると共に前記ピストン
    の突出端と前記ボルトの突出端との間隔を設定間隔に保
    持させ、該ボルトの突出端を気圧倍力装置の本体内にお
    いて反力機構としてのリアクションディスクにプレート
    を介して当接させてなる気圧倍力装置とマスクシリンダ
    との組立体。
JP13051279U 1979-09-20 1979-09-20 気圧倍力装置とマスタシリンダとの組立体 Expired JPS6017403Y2 (ja)

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JP13051279U JPS6017403Y2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20 気圧倍力装置とマスタシリンダとの組立体

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JP13051279U JPS6017403Y2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20 気圧倍力装置とマスタシリンダとの組立体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5646456U JPS5646456U (ja) 1981-04-25
JPS6017403Y2 true JPS6017403Y2 (ja) 1985-05-28

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ID=29362213

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JP13051279U Expired JPS6017403Y2 (ja) 1979-09-20 1979-09-20 気圧倍力装置とマスタシリンダとの組立体

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