JPS60173080A - ヒ−トポンプ用作動媒体 - Google Patents
ヒ−トポンプ用作動媒体Info
- Publication number
- JPS60173080A JPS60173080A JP59026946A JP2694684A JPS60173080A JP S60173080 A JPS60173080 A JP S60173080A JP 59026946 A JP59026946 A JP 59026946A JP 2694684 A JP2694684 A JP 2694684A JP S60173080 A JPS60173080 A JP S60173080A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat pump
- working medium
- heating
- compressor
- freon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はヒートポンプ等に使用しうる新規な作動媒体に
関する。
関する。
本発明において「ヒートポンプjとは高温流体を製造す
る狭義のヒートポンプのみならず冷流体を製造する冷凍
機等を含めた広義のヒートポンプを意味するものである
。
る狭義のヒートポンプのみならず冷流体を製造する冷凍
機等を含めた広義のヒートポンプを意味するものである
。
ヒートポンプの応用は冷凍庫、冷蔵庫、冷房機器、暖房
機器、給湯機器および排熱回収を目的とした機器等多岐
に及んでいる。省エネルギーの立場から新しい作動媒体
の開発によるヒートポンプの効率改善が期待されている
。すなわち、熱利用をするに際しその加熱、冷却能力と
その運転に必要な電気エネルギーとの比である成績係数
を向上せしめかつ作動媒体の圧縮機吸入容積当りの能力
(加熱、冷却能力)を向上させる断作動媒体の開発が望
まれている。またヒートポンプを熱利用機器に応用する
場合、コストが他の方式に比べ安価であるという条件が
あり作動媒体としても稀少かつ高価では使用する利点が
なく、安価で容易に入手できるものに限られる。
機器、給湯機器および排熱回収を目的とした機器等多岐
に及んでいる。省エネルギーの立場から新しい作動媒体
の開発によるヒートポンプの効率改善が期待されている
。すなわち、熱利用をするに際しその加熱、冷却能力と
その運転に必要な電気エネルギーとの比である成績係数
を向上せしめかつ作動媒体の圧縮機吸入容積当りの能力
(加熱、冷却能力)を向上させる断作動媒体の開発が望
まれている。またヒートポンプを熱利用機器に応用する
場合、コストが他の方式に比べ安価であるという条件が
あり作動媒体としても稀少かつ高価では使用する利点が
なく、安価で容易に入手できるものに限られる。
本発明者らはそのような要望に応えるべく種々研究を重
ねた結果ジクロロテトラフルオロエタンとジクロロジフ
ルオロメタン(フロン−12)とジフルオロエタンを混
合した混合系は混合前の単一物質に比べて優れた特性を
もつことを見出した。特にジクロロテトラフルオロエタ
ンと、共沸組成である73.8重量%のフロン−12と
26.2重量%の1,1−ジフルオロエタンとの混合物
(以下フロン−500という)との混合物がヒートポン
プ用作動媒体としてすぐれた特性をもつことを見出した
。
ねた結果ジクロロテトラフルオロエタンとジクロロジフ
ルオロメタン(フロン−12)とジフルオロエタンを混
合した混合系は混合前の単一物質に比べて優れた特性を
もつことを見出した。特にジクロロテトラフルオロエタ
ンと、共沸組成である73.8重量%のフロン−12と
26.2重量%の1,1−ジフルオロエタンとの混合物
(以下フロン−500という)との混合物がヒートポン
プ用作動媒体としてすぐれた特性をもつことを見出した
。
以下本発明の詳細な説明するが、本発明におけるジクロ
ロテトラフルオロエタンとしては1.2−ジクロロテト
ラフルオロエタン(フロン−114)と1,1−ジクロ
ロテトラフルオロエタン(フロン−114a)との異性
体が知られているが、物性が類似しており、夫々単独で
用いてもよく、あるいは両者の混合物を用いてもよい。
ロテトラフルオロエタンとしては1.2−ジクロロテト
ラフルオロエタン(フロン−114)と1,1−ジクロ
ロテトラフルオロエタン(フロン−114a)との異性
体が知られているが、物性が類似しており、夫々単独で
用いてもよく、あるいは両者の混合物を用いてもよい。
同様に、ジフルオロエタンとしては1.2−ジフルオロ
エタン(フロン−152)と1.1−ジフルオロエタン
(フロン−152a)との異性体が知られているが、物
性が類似しており、夫々単独で用いてもよく、両者の混
合物を用いてもよい。
エタン(フロン−152)と1.1−ジフルオロエタン
(フロン−152a)との異性体が知られているが、物
性が類似しており、夫々単独で用いてもよく、両者の混
合物を用いてもよい。
第1図は本発明の作動媒体を用いたヒートポンプのフロ
ーシートを示しており、符合1は圧縮機、2は凝縮器、
3.3′は負荷流体用配管。
ーシートを示しており、符合1は圧縮機、2は凝縮器、
3.3′は負荷流体用配管。
4は減圧装置、5は蒸発器、e、e′は熱源流体用配管
を示す。
を示す。
第1図に示すヒートポンプシステムにおいて作動媒体は
圧縮機lで圧縮された後凝縮器2に導かれ、該凝縮器2
中で管3より導入される負荷流体により冷却されて凝縮
する。一方、負荷流体は凝縮器2中で逆に加熱され管3
′を経て負荷加熱に供される。つぎに凝縮した作動媒体
は減圧装置4により減圧された後蒸発器5に導かれ、該
蒸発器中で管6より導入され管6′から排出される熱源
流体により加熱蒸発された後再び圧縮!R1に吸引され
上記のサイクルを繰り返す。
圧縮機lで圧縮された後凝縮器2に導かれ、該凝縮器2
中で管3より導入される負荷流体により冷却されて凝縮
する。一方、負荷流体は凝縮器2中で逆に加熱され管3
′を経て負荷加熱に供される。つぎに凝縮した作動媒体
は減圧装置4により減圧された後蒸発器5に導かれ、該
蒸発器中で管6より導入され管6′から排出される熱源
流体により加熱蒸発された後再び圧縮!R1に吸引され
上記のサイクルを繰り返す。
第2図及び第3図は第1図に示すヒートポンプシステム
における作動媒体のサイクルを圧力−エンタルピー線図
上に記入したものである。
における作動媒体のサイクルを圧力−エンタルピー線図
上に記入したものである。
作動媒体の飽和蒸気を断熱圧縮した場合、湿り状態にな
るものを第2図に、乾き状態になるものを第3図に示す
。
るものを第2図に、乾き状態になるものを第3図に示す
。
第1図の圧縮機による作動媒体の変化は、第2図及び第
3図の符合8から9あるいは13から14の変化に、凝
縮器による作動媒体の変化は9から11あるいは14か
ら17の変化に、減圧装置による作動媒体の変化は11
から12あるいは17から18の変化に、蒸発器による
作動媒体の変化は12から8あるいは18から13の変
化にそれぞれ対応する。
3図の符合8から9あるいは13から14の変化に、凝
縮器による作動媒体の変化は9から11あるいは14か
ら17の変化に、減圧装置による作動媒体の変化は11
から12あるいは17から18の変化に、蒸発器による
作動媒体の変化は12から8あるいは18から13の変
化にそれぞれ対応する。
本発明の作動媒体を用いた第1図のヒートポンプシステ
ムの運転条件として圧縮機の吸入温度(符合8あるいは
13の温度)を5℃に、凝縮器における作動媒体の凝縮
始めの温度(符合9′あるいは15の温度)を90℃に
設定した。第1表に本発明の作動媒体を用いた上記のヒ
ートポンプシステムにおける成績係数、圧縮機吸入容積
当りの加熱能力、および凝縮器内での作動媒体の圧力を
比較例とともに記す。
ムの運転条件として圧縮機の吸入温度(符合8あるいは
13の温度)を5℃に、凝縮器における作動媒体の凝縮
始めの温度(符合9′あるいは15の温度)を90℃に
設定した。第1表に本発明の作動媒体を用いた上記のヒ
ートポンプシステムにおける成績係数、圧縮機吸入容積
当りの加熱能力、および凝縮器内での作動媒体の圧力を
比較例とともに記す。
第1表から理解されるようにフロン−114のモル分率
0.40〜0.70を含む本発明の作動媒体を用いたヒ
ートポンプの成績係数は、フロン−114およびフロン
−500を単独で用いた場合に比べ改善されており最高
ではフロン−114単独のものに比し33%も改善され
ている。
0.40〜0.70を含む本発明の作動媒体を用いたヒ
ートポンプの成績係数は、フロン−114およびフロン
−500を単独で用いた場合に比べ改善されており最高
ではフロン−114単独のものに比し33%も改善され
ている。
さらに本発明の作動媒体を用いた場合の作動媒体の圧縮
機吸入容積当りの加熱能力(以下単に加熱能力という)
はフロン−114単独のものに比し大きく改善されてお
り成績係数が最高の組成ではフロン−114単独のもの
に比べ3.5倍にも達している。たしかにフロン−50
0単独のものに比べ本発明の加熱能力が小さい値となっ
ているが、フロン−500単独の場合凝縮圧力が高い為
に通常の機器を用いて凝縮温度を高く設定することがで
きなく比較の対照外である。
機吸入容積当りの加熱能力(以下単に加熱能力という)
はフロン−114単独のものに比し大きく改善されてお
り成績係数が最高の組成ではフロン−114単独のもの
に比べ3.5倍にも達している。たしかにフロン−50
0単独のものに比べ本発明の加熱能力が小さい値となっ
ているが、フロン−500単独の場合凝縮圧力が高い為
に通常の機器を用いて凝縮温度を高く設定することがで
きなく比較の対照外である。
すなわち本発明の作動媒体は、それを用いたヒートポン
プにおいて凝縮圧力を極端に高くすることなく加熱能力
を改善するとともに成績係数も改善することができる特
性を有しているといえる。さらに従来から冷暖房および
中温域ヒートポンプ用作動媒体として使用されているフ
ロン−12を第1表が得られた場合と同一運転条件で運
転する場合、凝縮圧力28.4kg/ ciで成績係数
が2.5であり、本発明の作動媒体を用いた場合の方が
凝縮圧力は低くかつ成績係数は10%も改善されること
が見出された。
プにおいて凝縮圧力を極端に高くすることなく加熱能力
を改善するとともに成績係数も改善することができる特
性を有しているといえる。さらに従来から冷暖房および
中温域ヒートポンプ用作動媒体として使用されているフ
ロン−12を第1表が得られた場合と同一運転条件で運
転する場合、凝縮圧力28.4kg/ ciで成績係数
が2.5であり、本発明の作動媒体を用いた場合の方が
凝縮圧力は低くかつ成績係数は10%も改善されること
が見出された。
以上説明したように本発明の作動媒体を冷暖房等を含め
た広義のヒートポンプに応用する場合、従来の作動媒体
を用いたヒートポンプに比べて成績係数が改善され、し
かも圧縮機の同−吸込風量当りの加熱および冷却能力が
著しく増大することができ実用上きわめて有用な効果を
もたらす。
た広義のヒートポンプに応用する場合、従来の作動媒体
を用いたヒートポンプに比べて成績係数が改善され、し
かも圧縮機の同−吸込風量当りの加熱および冷却能力が
著しく増大することができ実用上きわめて有用な効果を
もたらす。
第 1 表
第1図は本発明の一実施例を説明するためのヒートポン
プのフローシート、第2図および第3図はフロン−11
47フロン一500混合系を作動媒体として用いたサイ
クルを圧力−エンタルピー線図に記入した図である。 代理人内 1[1明 代理人萩 原 亮 − 茅 2 )囚 茅3 )34 エン7財ビ エン7λレヒ。
プのフローシート、第2図および第3図はフロン−11
47フロン一500混合系を作動媒体として用いたサイ
クルを圧力−エンタルピー線図に記入した図である。 代理人内 1[1明 代理人萩 原 亮 − 茅 2 )囚 茅3 )34 エン7財ビ エン7λレヒ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ジクロロテトラフルオロエタンとジクロロジフルオ
ロメタンとジフルオロエタンを必須成分とすることを特
徴とするヒートポンプ用作動媒体。 2、ジクロロジフルオロメタンとジフルオロエタンカフ
3.8重量%のジクロロジフルオロメタンと28.2重
量%の1.1−ジフルオロエタンとの共佛組成である特
許請求の範囲第1項記載の作動媒体。 3、ジクロロテトラフルオロエタンのモル分率が0.4
0〜0.70である特許請求の範囲第1項記載の作動媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59026946A JPS60173080A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | ヒ−トポンプ用作動媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59026946A JPS60173080A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | ヒ−トポンプ用作動媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60173080A true JPS60173080A (ja) | 1985-09-06 |
Family
ID=12207317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59026946A Pending JPS60173080A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | ヒ−トポンプ用作動媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60173080A (ja) |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP59026946A patent/JPS60173080A/ja active Pending
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