JPS60172940A - アルキレングリコ−ルの製法 - Google Patents
アルキレングリコ−ルの製法Info
- Publication number
- JPS60172940A JPS60172940A JP60000104A JP10485A JPS60172940A JP S60172940 A JPS60172940 A JP S60172940A JP 60000104 A JP60000104 A JP 60000104A JP 10485 A JP10485 A JP 10485A JP S60172940 A JPS60172940 A JP S60172940A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formaldehyde
- weight
- methanol
- secondary alcohol
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C29/00—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
- C07C29/36—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring increasing the number of carbon atoms by reactions with formation of hydroxy groups, which may occur via intermediates being derivatives of hydroxy, e.g. O-metal
- C07C29/38—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring increasing the number of carbon atoms by reactions with formation of hydroxy groups, which may occur via intermediates being derivatives of hydroxy, e.g. O-metal by reaction with aldehydes or ketones
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Steroid Compounds (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルキレングリコールの製法に関する。
アルキレングリコールば工業的に重要な薬品である。従
って、最も簡単なアルキレングリコール、エチレングリ
コールは非常に多量に生産される工業薬品であり、それ
は自動車の冷却液並びに冷凍における熱伝達剤として、
および空港滑走路に対する氷結防止流体の成分として不
凍溶液に、直接用途を見出す。その化学中間体としての
用途にはポリエステル繊維、フィルムおよびポ1〜ル樹
脂における不可欠成分としての使用が含まれる。それは
また例えば、ラッカー、印刷インキおよび接着剤におけ
る溶剤として使用される。
って、最も簡単なアルキレングリコール、エチレングリ
コールは非常に多量に生産される工業薬品であり、それ
は自動車の冷却液並びに冷凍における熱伝達剤として、
および空港滑走路に対する氷結防止流体の成分として不
凍溶液に、直接用途を見出す。その化学中間体としての
用途にはポリエステル繊維、フィルムおよびポ1〜ル樹
脂における不可欠成分としての使用が含まれる。それは
また例えば、ラッカー、印刷インキおよび接着剤におけ
る溶剤として使用される。
近年、エチレングリ、コール製造の伝統的方法から合成
ガス(−酸化炭素および水素を含む気体混合物)を利用
する径路へ重点が移った。これは主に合成ガスが石油か
ら誘導できるだけでなく、また天然ガスおよび石炭のよ
うな原料から、並びに潜在的にはオイルシェールおよび
タールサンドから誘導できるからである。従って、米国
特許第2.316,564号、第2,153,064号
、第2,152,852号、第2,285,448号、
および第2,331,094号によれば、エチレングリ
コールは、ホルムアルデヒドヲー酸化炭素および水を高
圧下(300バ一ル以上)、酸触媒の存在下に反応させ
てヒドロキシ酢酸(グリコール酸)を製造し、そのよう
に製造された酸をメタノールと反応させてメチルエステ
ルを生成させ、その後メチルエステルを接触水素化によ
りエチレングリコールに転化することにより製造するこ
とができる。米国特許第4,115,428号および第
4.115’、 433号に開示された他の方法はり′
タノールと一酸化炭素との高圧におけるロジウJ、触媒
を使用した反応によるエチレングリコールの製造を記載
する。
ガス(−酸化炭素および水素を含む気体混合物)を利用
する径路へ重点が移った。これは主に合成ガスが石油か
ら誘導できるだけでなく、また天然ガスおよび石炭のよ
うな原料から、並びに潜在的にはオイルシェールおよび
タールサンドから誘導できるからである。従って、米国
特許第2.316,564号、第2,153,064号
、第2,152,852号、第2,285,448号、
および第2,331,094号によれば、エチレングリ
コールは、ホルムアルデヒドヲー酸化炭素および水を高
圧下(300バ一ル以上)、酸触媒の存在下に反応させ
てヒドロキシ酢酸(グリコール酸)を製造し、そのよう
に製造された酸をメタノールと反応させてメチルエステ
ルを生成させ、その後メチルエステルを接触水素化によ
りエチレングリコールに転化することにより製造するこ
とができる。米国特許第4,115,428号および第
4.115’、 433号に開示された他の方法はり′
タノールと一酸化炭素との高圧におけるロジウJ、触媒
を使用した反応によるエチレングリコールの製造を記載
する。
最近でも、メタノール、ホルムアルデヒドおよび有機過
酸化物の反応によるエチレングリコールの製造に関する
GB特許出願公開第2,083,037号および第2,
083,038号、米国特許第4,393,252号並
びにヨーロッパ特許公告第7L457号および第71.
458号が現われた。G B −A−2,083,03
8号はメタノール、有機過酸化物およびホルムアルデヒ
ドを水(好適には約0.5〜約35重景%)の存在下に
反応させることによりエチレングリコールを製造する方
法を開示し、前記有機過酸化物は式、Fンー〇−0−R
皿 (式中、RおよびR1はそれぞれ3〜12個の炭素
原子をもつアルキル基またはアラルキル基である)を有
し、存在するメタノール、有機過酸化物、ホルムアルデ
ヒドおよび水の全重量を基にして約6%を超えない有機
過酸化物が初期反応混合物中に使用される。GB−A−
2、083,037号は塩基性物質を反応物に添加する
頻イ以の方法を記載し、その添加量は、副生物の生成に
帰因するエチレングリコールの生成を過度に低下させる
ことなく反応中に生成される水素イオンを低下するに足
る星として−いる。GB−A−2、083,037号の
実施例13および14では、少量の塩化水素を添加しパ
ラボルムアルデヒドを単量体ホルムアルデヒド水溶液に
解重合することによりバラポルムアルデヒドから単量体
ボルムアルデヒl”水溶液が生成され、その後ホルムア
ルデヒド溶液が少量の炭酸水素ナトリウムの添加により
中和された。米国特許第4,393,252号はCB
−A −2,083,037号に類似する内容を開示す
る。E I) −A−71457号はホルムアルデヒド
および有機過酸化物を反応期間中、間隔を置いて一部ず
つ添加する改良法を開示する。最後にE P −A −
71458号は、使用する過酸化物の量が6重間%以上
25重量%までであって、使用する水の量が0.5〜3
6重量%であり、使用する過酸化物および水の量が互い
に依存し、使用する過酸化物の■が6重 。
酸化物の反応によるエチレングリコールの製造に関する
GB特許出願公開第2,083,037号および第2,
083,038号、米国特許第4,393,252号並
びにヨーロッパ特許公告第7L457号および第71.
458号が現われた。G B −A−2,083,03
8号はメタノール、有機過酸化物およびホルムアルデヒ
ドを水(好適には約0.5〜約35重景%)の存在下に
反応させることによりエチレングリコールを製造する方
法を開示し、前記有機過酸化物は式、Fンー〇−0−R
皿 (式中、RおよびR1はそれぞれ3〜12個の炭素
原子をもつアルキル基またはアラルキル基である)を有
し、存在するメタノール、有機過酸化物、ホルムアルデ
ヒドおよび水の全重量を基にして約6%を超えない有機
過酸化物が初期反応混合物中に使用される。GB−A−
2、083,037号は塩基性物質を反応物に添加する
頻イ以の方法を記載し、その添加量は、副生物の生成に
帰因するエチレングリコールの生成を過度に低下させる
ことなく反応中に生成される水素イオンを低下するに足
る星として−いる。GB−A−2、083,037号の
実施例13および14では、少量の塩化水素を添加しパ
ラボルムアルデヒドを単量体ホルムアルデヒド水溶液に
解重合することによりバラポルムアルデヒドから単量体
ボルムアルデヒl”水溶液が生成され、その後ホルムア
ルデヒド溶液が少量の炭酸水素ナトリウムの添加により
中和された。米国特許第4,393,252号はCB
−A −2,083,037号に類似する内容を開示す
る。E I) −A−71457号はホルムアルデヒド
および有機過酸化物を反応期間中、間隔を置いて一部ず
つ添加する改良法を開示する。最後にE P −A −
71458号は、使用する過酸化物の量が6重間%以上
25重量%までであって、使用する水の量が0.5〜3
6重量%であり、使用する過酸化物および水の量が互い
に依存し、使用する過酸化物の■が6重 。
量%より多く12重量%までであって、使用する水の量
が0.5〜35重量%であるか、使用する過酸化物の量
が12重量%より多く15重重量までであって、使用す
る水の量が0.5〜25重量%であるか、使用する過酸
化物の量が15重n1%より多く20重■%までであっ
て、使用する水の量が0.5〜15重量%であるか、ま
たは使用する過酸化物の量が20重量%より多く25重
■%までであって使用する水の量が0.5〜lO重口」
%であって、上記重量%が反応混合物中に存在するメタ
ノール、有機過酸化物、ホルムアルデヒドおよび水の全
重量を基にしている改良法を開示する。
が0.5〜35重量%であるか、使用する過酸化物の量
が12重量%より多く15重重量までであって、使用す
る水の量が0.5〜25重量%であるか、使用する過酸
化物の量が15重n1%より多く20重■%までであっ
て、使用する水の量が0.5〜15重量%であるか、ま
たは使用する過酸化物の量が20重量%より多く25重
■%までであって使用する水の量が0.5〜lO重口」
%であって、上記重量%が反応混合物中に存在するメタ
ノール、有機過酸化物、ホルムアルデヒドおよび水の全
重量を基にしている改良法を開示する。
発明者の同時係属ヨーロッパ特許出願第1’1066号
はエチレングリコールの製法を記載し、その方法はメタ
ノール、ホルムアルデヒドの重合体源および式、R−0
−0−R’ (式中、RおよびR1は独立に3〜12個
の炭素原子をもつアルキル基またはアラルキル基である
)を有する有機過酸化物を高温で反応させることを含む
。
はエチレングリコールの製法を記載し、その方法はメタ
ノール、ホルムアルデヒドの重合体源および式、R−0
−0−R’ (式中、RおよびR1は独立に3〜12個
の炭素原子をもつアルキル基またはアラルキル基である
)を有する有機過酸化物を高温で反応させることを含む
。
発明者は今回有機過酸化物をメタノールまたは第二級ア
ルコールおよびホルムアルデヒドの存在下に適当な波長
の電磁線により分解し、相当するアルキレングリコール
を製造できること、例えばメタノールをエチレングリコ
ールに転化できることを見出した。従って、その方法は
室温で運転することができ、グリコール類を高い選択性
で製造することができる。さらに、過酸化物の分解から
生ずるアルコールもまた高い選択性で回収することがで
きる。
ルコールおよびホルムアルデヒドの存在下に適当な波長
の電磁線により分解し、相当するアルキレングリコール
を製造できること、例えばメタノールをエチレングリコ
ールに転化できることを見出した。従って、その方法は
室温で運転することができ、グリコール類を高い選択性
で製造することができる。さらに、過酸化物の分解から
生ずるアルコールもまた高い選択性で回収することがで
きる。
従って本発明はホルムアルデヒドとメタノールまたは第
二級アルコールとからアルキレングリコールを製造する
方法であっζ、ボルム“アルデヒドとメタノールまたは
第二級アルコールとを、式、R−0−0−R’ (式中
、RおよびR1は独立に3〜12個の炭素原子をもつア
ルキル基またはアラルキル基である)を有する有機過酸
化物の存在下に反応させることを含み、反応が有機過酸
化物を分解できる電磁線の存在下に行なわれることを特
徴とする方法を提供する。
二級アルコールとからアルキレングリコールを製造する
方法であっζ、ボルム“アルデヒドとメタノールまたは
第二級アルコールとを、式、R−0−0−R’ (式中
、RおよびR1は独立に3〜12個の炭素原子をもつア
ルキル基またはアラルキル基である)を有する有機過酸
化物の存在下に反応させることを含み、反応が有機過酸
化物を分解できる電磁線の存在下に行なわれることを特
徴とする方法を提供する。
メタノール、第二級アルコールまたはそのよ・)なアル
コールの混合物を反応物として使用できる。
コールの混合物を反応物として使用できる。
第二級アルコールは任意の一官能性または多官能性第二
級アルコールであることができるが、しかし−官能性第
二級アルコールが適当である。好ましい一官能性第二級
アルコールは3〜20個の炭素原子を有するものであり
、例えばプロパン−2−オール、ブタン−2−オール、
ペンタン−2−オール、ペンタン−3−オール、2−メ
チルブタン−2−オール、ヘキサン−2−オール、ヘキ
サン−3−オール、2−メチルペンタン−2−オール、
2.3−ジメチルブタン−2−オール、シクロヘプタツ
ールおよびシクロヘプタツールが含まれる。アルコール
群のほかに第二級アルコールをハロゲン化物、シアン化
物などのような他の群で置換することができる。
級アルコールであることができるが、しかし−官能性第
二級アルコールが適当である。好ましい一官能性第二級
アルコールは3〜20個の炭素原子を有するものであり
、例えばプロパン−2−オール、ブタン−2−オール、
ペンタン−2−オール、ペンタン−3−オール、2−メ
チルブタン−2−オール、ヘキサン−2−オール、ヘキ
サン−3−オール、2−メチルペンタン−2−オール、
2.3−ジメチルブタン−2−オール、シクロヘプタツ
ールおよびシクロヘプタツールが含まれる。アルコール
群のほかに第二級アルコールをハロゲン化物、シアン化
物などのような他の群で置換することができる。
式、15−〇−0−R1(式中、RおよびR1は独立に
3〜12個の炭素原子をもつアルキル基またはアラルキ
ル基である)を有する有機過酸化物は好適には過酸化ジ
−t−ブチル、過酸化ジクミル、過酸化t−ブチルクミ
ルまたは過酸化L−ブチルエチルベンジルであることが
できる。好ましくは過酸化ジクミルまたは過酸化ジ−t
−ブチルである。
3〜12個の炭素原子をもつアルキル基またはアラルキ
ル基である)を有する有機過酸化物は好適には過酸化ジ
−t−ブチル、過酸化ジクミル、過酸化t−ブチルクミ
ルまたは過酸化L−ブチルエチルベンジルであることが
できる。好ましくは過酸化ジクミルまたは過酸化ジ−t
−ブチルである。
用いる電磁線は有機過酸化物を分解できる波長および強
度のものでなければならない。適当には放射線は250
〜400ナノメートルの範囲内の波長を有することがで
きる。好ましい放射線は紫外線である。電磁線はランプ
、例えば水銀灯などであることができる。
度のものでなければならない。適当には放射線は250
〜400ナノメートルの範囲内の波長を有することがで
きる。好ましい放射線は紫外線である。電磁線はランプ
、例えば水銀灯などであることができる。
反応はホルムアルデヒドまたはボルムアルデヒドの重合
体源の存在下に行なうことができる。従・って、ホルム
アルデヒドはホルムアルデヒドの水溶液であるホルマリ
ンとして添加することができる。あるいは、ホルムアル
デヒドはホルムアルデヒド重合体、例えばバラボルムア
ルデヒドまたはトリオキサンの解重合により発生させる
ことができる。さらに、ホルムアルデヒドの重合体源を
直接加えることができる。適当なホルムアルデヒドの重
合体源にはパラボルムアルデヒ1′、他にパラホルムと
して知られるトリオキサンおよびテトラオキサンが含ま
れ、その中でバラボルムアルデヒドが好ましい。パラホ
ルムアルデヒドは比較的短い鎖長の線状ポリ (オキシ
メチレングリコール)の固体混合物であり、式、no(
c+1zo)no <式中、nは8〜I00である)に
より表わすことができる。バラホルムアルデヒドの商業
的に入手できる形態は一般に約600の平均分子量を有
し、約9重量%までの水および0.03重量%のギ酸と
しての最大酸性度を含むことができる。そのような商業
的に入手できる形態はさらに精製することなく本発明の
方法に使用できる。あるいは商業的に人手できる形態は
プロセスに使用する前にさらに精製することができる。
体源の存在下に行なうことができる。従・って、ホルム
アルデヒドはホルムアルデヒドの水溶液であるホルマリ
ンとして添加することができる。あるいは、ホルムアル
デヒドはホルムアルデヒド重合体、例えばバラボルムア
ルデヒドまたはトリオキサンの解重合により発生させる
ことができる。さらに、ホルムアルデヒドの重合体源を
直接加えることができる。適当なホルムアルデヒドの重
合体源にはパラボルムアルデヒ1′、他にパラホルムと
して知られるトリオキサンおよびテトラオキサンが含ま
れ、その中でバラボルムアルデヒドが好ましい。パラホ
ルムアルデヒドは比較的短い鎖長の線状ポリ (オキシ
メチレングリコール)の固体混合物であり、式、no(
c+1zo)no <式中、nは8〜I00である)に
より表わすことができる。バラホルムアルデヒドの商業
的に入手できる形態は一般に約600の平均分子量を有
し、約9重量%までの水および0.03重量%のギ酸と
しての最大酸性度を含むことができる。そのような商業
的に入手できる形態はさらに精製することなく本発明の
方法に使用できる。あるいは商業的に人手できる形態は
プロセスに使用する前にさらに精製することができる。
望むならば、より高分子量、すなわちnが100より大
きい、適当にc; i o 。
きい、適当にc; i o 。
〜500の範囲内、の形態の式110(CIIzO)
n11のポリオキシメチレングリコールを使用すること
ができる。本発明の方法に同様に使用できるトリオキサ
ンはホルムアルデヒドの環状対称性三量体であり、同様
に固体である。トリオキサンもまた商業的に入手できる
。ホルムアルデヒドの環状四量体であるテトラオキサン
は固体である。
n11のポリオキシメチレングリコールを使用すること
ができる。本発明の方法に同様に使用できるトリオキサ
ンはホルムアルデヒドの環状対称性三量体であり、同様
に固体である。トリオキサンもまた商業的に入手できる
。ホルムアルデヒドの環状四量体であるテトラオキサン
は固体である。
本発明の製法は水の存在下に、乾燥されなかった反応物
を、場合により追加の水とともに用いて行なうことがで
きる。あるいは本発明の方法を実質上無水の条件下に、
すなわち反応物混合物の全重量を基にして0.5重量%
未満、好ましくは0.25重量%未満の水分で、操作す
ることができる。実質上無水の条件下に運転するとき、
少なくとも部分乾燥した反応物を使用することが必要で
あろう。
を、場合により追加の水とともに用いて行なうことがで
きる。あるいは本発明の方法を実質上無水の条件下に、
すなわち反応物混合物の全重量を基にして0.5重量%
未満、好ましくは0.25重量%未満の水分で、操作す
ることができる。実質上無水の条件下に運転するとき、
少なくとも部分乾燥した反応物を使用することが必要で
あろう。
前記のように製造は室温ですることができ、あるいは望
むならば高温を用いることができる。プロセスは自生圧
力、すなわち、個々の反応温度で密閉反応器中に生ずる
圧力、で運転することができるが、しかし望むならば自
生より上および下の圧力を用いることができる。一般に
回分運転に対する反応時間は好適には0.25〜4時間
の範囲内であることができ、反応物の相対濃度および電
磁線の強度による。
むならば高温を用いることができる。プロセスは自生圧
力、すなわち、個々の反応温度で密閉反応器中に生ずる
圧力、で運転することができるが、しかし望むならば自
生より上および下の圧力を用いることができる。一般に
回分運転に対する反応時間は好適には0.25〜4時間
の範囲内であることができ、反応物の相対濃度および電
磁線の強度による。
プロセスは回分、半連続または連続、好ましくは連続的
に運転することができる。
に運転することができる。
有機過酸化物はメタノールまたは第二級アルコールに一
回の添加で、または反応中、間隔をあけた多くの別個の
添加で加えることができる。
回の添加で、または反応中、間隔をあけた多くの別個の
添加で加えることができる。
生成物の混合物は常法、例えば蒸留または溶剤抽出を用
いて精製しアルキレングリコールを回収することができ
る。グリコールの他に、有機過酸化物の分解の副生物と
して相当するアルコールもまた生成され、例えば過酸化
ジ−t−ブチルを有機過酸化物として使用するとも一ブ
タノールもまた生成され、それ自体有用な生成物である
。
いて精製しアルキレングリコールを回収することができ
る。グリコールの他に、有機過酸化物の分解の副生物と
して相当するアルコールもまた生成され、例えば過酸化
ジ−t−ブチルを有機過酸化物として使用するとも一ブ
タノールもまた生成され、それ自体有用な生成物である
。
次に本発明の方法が実施例について説明される。
実施例1〜3
409m#容量の浸漬穴(immersion wel
l)光反応器に既知量のパラホルムアルデヒド((CI
l□0)、、〕またはポルマリン水溶液、過酸化ジーt
−7”チアL/(DTBP)およびメタノールを加え、
次いで反応器を空気に対し閉鎖した。浸漬反応器の内容
物を次に21℃で4時間400W中圧水銀源で照射した
。4時間後照射を停止し、反応器を開き、内容物を分析
した。
l)光反応器に既知量のパラホルムアルデヒド((CI
l□0)、、〕またはポルマリン水溶液、過酸化ジーt
−7”チアL/(DTBP)およびメタノールを加え、
次いで反応器を空気に対し閉鎖した。浸漬反応器の内容
物を次に21℃で4時間400W中圧水銀源で照射した
。4時間後照射を停止し、反応器を開き、内容物を分析
した。
初期反応混合物の組成および反応生成物の分析は次表に
示される
示される
Claims (10)
- (1) ホルムアルデヒドとメタノールまたは第二級ア
ルコールとからアルキレングリコールを製造する方法で
あって、ホルムアルデヒドとメタノールまたは第二級ア
ルコールとを、式、R−0−0−R’(式中RおよびR
1は独立に3〜12個の炭素原子をもつアルキル基また
はアラルキル尽である)を有する有機過酸化物の存在下
に反応させることを含み、反応が有機過酸化物を分解で
きる電磁線の存在下に行なわれることを特徴とする方法
。 - (2) 電磁線が250〜400ナノメートルの範囲内
の波長を有する特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 - (3) 電磁線が紫外線である特許請求の範囲第(11
項記載の方法。 - (4)第二級アルコールが一官能性第二級アルコールで
ある、特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 - (5) −官能性第二級アルコールが3〜20個の炭素
原子を有する特許請求の範囲第(4)項記載の方法。 - (6)−官能性第二級アルコールがプロパン−2−オー
ル、ブタン−2−オール、ペンタン−2−オール、ペン
タン−3−オール、ヘキサン−2−オール、ヘキサン−
3−オール、2−メチルペンタン−2−オール、2,3
−ジメチルブタン−2−オール、シクロヘキサノールお
よびシクロヘキサノールを含む群から選ばれる特許請求
の範囲第(5)項記載の方法。 - (7) ホルムアルデヒドとメタノールとの反応により
エチレングリコールが製造される特許請求の範囲第(1
1項記載の方法。 - (8)反応混合物が0.5重量%未満の水を含む特、/
H請求の範囲第(11項記載の方法。 - (9)反応混合物が0.25重景%未満の水を含む特許
請求の範囲第(8)項記載の方法。 - (10) ホルムアルデヒドの重合体源が使用される特
許請求の範囲第(1)項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB838334611A GB8334611D0 (en) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | Production of alkylene glycols |
GB8334611 | 1983-12-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60172940A true JPS60172940A (ja) | 1985-09-06 |
Family
ID=10553923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60000104A Pending JPS60172940A (ja) | 1983-12-30 | 1985-01-04 | アルキレングリコ−ルの製法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4571289A (ja) |
EP (1) | EP0147983A3 (ja) |
JP (1) | JPS60172940A (ja) |
AU (1) | AU3703084A (ja) |
GB (1) | GB8334611D0 (ja) |
NO (1) | NO845279L (ja) |
ZA (1) | ZA849981B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4023255A1 (de) * | 1990-07-21 | 1992-01-23 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von glykolen, insbesondere propylenglykol aus formaldehyd |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4412084A (en) * | 1981-07-28 | 1983-10-25 | John Kollar | Process for producing ethylene glycol |
JPS6019896B2 (ja) * | 1982-03-09 | 1985-05-18 | 工業技術院長 | エチレングリコ−ルの製造方法 |
-
1983
- 1983-12-30 GB GB838334611A patent/GB8334611D0/en active Pending
-
1984
- 1984-12-13 EP EP84308671A patent/EP0147983A3/en not_active Withdrawn
- 1984-12-13 US US06/681,006 patent/US4571289A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-12-21 AU AU37030/84A patent/AU3703084A/en not_active Abandoned
- 1984-12-21 ZA ZA849981A patent/ZA849981B/xx unknown
- 1984-12-28 NO NO845279A patent/NO845279L/no unknown
-
1985
- 1985-01-04 JP JP60000104A patent/JPS60172940A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU3703084A (en) | 1985-07-04 |
US4571289A (en) | 1986-02-18 |
ZA849981B (en) | 1986-08-27 |
GB8334611D0 (en) | 1984-02-08 |
EP0147983A3 (en) | 1986-06-25 |
EP0147983A2 (en) | 1985-07-10 |
NO845279L (no) | 1985-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2298720B1 (en) | Process for converting glycerol to propylene glycol | |
KR100500104B1 (ko) | 아세탈의제조방법 | |
Koike et al. | Photoinduced oxyamination of enamines and aldehydes with TEMPO catalyzed by [Ru (bpy) 3] 2+ | |
EP0340970B1 (en) | Preparation of mixtures of butanediols | |
Chen et al. | Visible light induced redox neutral fragmentation of 1, 2-diol derivatives | |
FR2489307A1 (fr) | Procede de fabrication d'ethylene glycol | |
EP3015446B1 (en) | Method for producing allyl alcohol and allyl alcohol produced thereby | |
JPS60172940A (ja) | アルキレングリコ−ルの製法 | |
Su et al. | Organoborane-catalysed reductive depolymerisation of catechyl lignin under ambient conditions | |
JPH04504862A (ja) | シトラールの製造方法 | |
JPS6039253B2 (ja) | ポリオ−ルエ−テルの製造法 | |
US2331154A (en) | Process of hydrogenating lignin | |
Xu et al. | Photocatalytic, Oxidative Cleavage of C− C Bond in Lignin Models and Native Lignin | |
US3506722A (en) | Di(hydroxymethyl)methyl-cyclopentanes | |
EP0110666B1 (en) | Process for the production of ethylene glycol | |
US2157347A (en) | Production of vinyl ethers derived from carbohydrates | |
JPS60172939A (ja) | 第二級アルコ−ルからアルキレングリコ−ルを製造する方法 | |
US2541747A (en) | Production of hydroxyl compounds by hydrolysis of tetrahydropyryl ethers | |
Maruo et al. | Visible-Light Induced Photocatalysis of Partially Fluorinated Poly (p-phenylene) and Related Linear Phenylene Derivatives. | |
WO1996015084A1 (fr) | Procede de production de composes organiques halogenes | |
SU767122A1 (ru) | Способ получени полигликолевых эфиров формозы | |
US2367324A (en) | Preparation of glycols | |
EP4112629A1 (en) | Method for producing sugar anhydride and saccharide | |
CN117088771A (zh) | 一种回收聚苯乙烯的方法 | |
EP0301112A1 (en) | Method for producing a 5-bromo-1-pentanal compound or an acetal derivative thereof |