JPS60172510A - 受け口付樹脂管の遠心成形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は受り口付きの樹脂性を退心成形する遠心成形装
置にＩＫＩするものである。

従来、胴部成形面と受り口成形１ｍとを有する回転型で
受け１］イ」き樹脂管を遠心成形する場合、その受け口
内面の成形は、受は口成形面の内方において回転軸心方
向に挿抜自在な受け口内函成形型を設けることにより行
なっていた。この場合に受け口内面が全て同径であれば
問題ないが、例えば０リンジや係止具などを配設するた
めの環状凹部を形成するときには、形成用突条などの存
在によって成形後の抜出が行なえないことになる。そこ
で最近では、受は口成形面に対向する位置と回転型外に
突出する位置とに亘って弾性変位自在な受け口内函成形
型を回転型の端部に取付け、その弾性変位を利用して、
成形した環状凹部から形成用突条を離脱させる構造が提
供されている。しかし、この場合に受け口内函成形型は
通常ゴムで製作されていることから、遠心成形時の遠心
力によって弾性に抗して拡径されることになり、したが
って受け口内面の径が不均一になる。

本発明の目的とするところは、弾性変位自在な受け口内
函成形型を採用するものでありながら、遠心成形時にお
ける拡径を防止し得る受け口付樹脂管の遠心成形装置を
提供する点にある。

上記目的を達成するために本発明における受け日付樹脂
管の遠心成形装置は、胴部成形面と受け口成形面とを有
する回転型を設け、この回転型の受け口成形面側の端部
に、受は口成形面に対向Ｊる位置と回転型夕ｔに突出す
る位置とに亘って弾性変位自在な受り口内前成形型を取
イ」け、この受け口内前成形型を受け口成形面に対向す
る位置にしたときで、その外面である受けロ内面成Ｊｒ
ヨ面に凹部ノ１′ｅ成用突条を設けると共に、その内面
側に線材を環状に設りて４．：、ｌ成している。

かかる本発明（１寺成によると、受は口内函成形Ｅ：、
ｌ！を受り［」成形面に対向さぜた状鰐で遠心１１’。

、形を行なったとき、ＭＪ状に設りた線材は拡径変化し
７ないことから、遠心力によって受り口内１／Ｊ１成Ｊ
ｂ製が拡径することを防止し得る。また受けロ内面成ｊ
１ヨシー髪の受け口成形面に対向する位ｌｌ″ｔと回転
型外に突出する位置とに亘ってのりｆｉｌ性変位は、＃
！ｉｌ　４’Ｊをｎ！１−＋径させながら容易に行なえ
ることになる。

以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。（
１）は胴部成形面（２）と受け口成形面（３）とをイ］
する筒状の回転型で、複数の輪体（４）を介して水平軸
心（５）の周りに回転自在である。この回転型（１）の
受け口成形面（３）側の端部には、受は口成形面（３）
に対向する位置と回転型（１）外に突出する位置とに亘
って弾性変位自在な受け口内前成形型（６）を取付けて
いる。すなわち受け口内前成形型（６）は、環状の当て
板（７）と［「５１定具（８）とを介して回転型（１）
に固定される環板部（６Ａ）と、この環板部（６Ａ）の
内端から一体連設される筒部（６Ｂ）と、この筒部（６
Ｂ）の遊端に一体連設される段形成部（６Ｃ）とからな
り、全体がｊム（シリコン・ウレタン）などの弾性変位
自在な材料から形成される。この受け口内前成形型（６
）の筒部（６Ｂ）を受け口成形面（３）に対向する位置
にしたとき、該筒部（６，Ｂ　）の外面は受け口内前成
形面（９）となり、そして受け口内前成形面（９）側に
は凹部形成用突条００が設りである。前記筒部（６Ｂ）
において、その内面側には線材ＯＤが環状に埋設しであ
る。この線材ＯＤとしてはスづリング（コイル）やピア
ノ線などが使用される。

次に遠心成形作業を説明する。第２図実線に示すように
、受は口内前成形型（６）を回転型（１）外に突出する
位置に弾性変位さゼた゛状態で、受は口成形面（３）上
に受り口（１２Ａ）を遠心成形する。次いでＣｌ５２図
仮想線に示すように、受は口内前成形型（６）を弾性変
位さげながら受け口成形面（３）に対向する位置に移動
さぜる。その際に線材（１ｊ）は、所定の的径位１６￥
　（Ｒｓ　）よりも内方のｉは径位置（Ｒ２）上を移動
して押込まれることから、すなわち縮径さオ［て押込ま
れることから、弾性変位による押込みは容易に０行なわ
れる。ｆ窪部（６Ｂ）などを完全に押し込んだのち、第
１図、第８図に示すように胴部（１２Ｂ）の遠心成形を
行ない、以って樹脂管ｏ９を成形する。この＞１８成形
時において、その遠心力によって筒部（６Ｂ）が受け口
成形面（３）側に移行しよ・）とするが、これは線材０
９が拡径されないことから阻止され、したがって受け口
（１２Ａ）の内面成形は所定のＸＪ法で行なわれ、さら
に受け口（１２Ａ）の内面には四部形成用突条ｕＯによ
って四部（１コ）が成形される。わ」脂’ｉ’ｉ’　Ｏ
Ｊを硬化させた徒の脱型に際して、先ずｆｆ１４図に示
すように受け口内前成形型（６）を回転型（１）外に突
出する位置に弾性変位させる。そして固定具（８）を離
脱して当て板（７）と共に受け口内前成形型（６）を取
外した後、ｌｊ１転型（１）から抜出することにより行
なわれる。

以上述べた本発明における受け口付４ＵＡ脂管の遠心成
形装置によると１次のような効果を期待できる。ずなわ
ぢ、受は口内前成形型を受け口成形面に対向させた状態
で遠心成形を行なったとき、環状に設けた線材は拡径変
化しないことから、遠心力によって受け口１内面成形型
が拡径することを防止できる。また受け口内前成形型の
受け口成形面に対向する位置と回転型外に突出する位置
とに亘っての弾性変位は、線材を縮径させながら容易に
行なうことができる。このように本発明によると、弾性
変位自在な受け口内前成形型を採用するものでありなが
ら、遠心成形時における遠心力による拡径を防止するこ
とができ、所期の内径の受け口を成形できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は遠心成形時の
一部切欠側面図、第２図〜第４図は作用状態を示す要部
の縦断側面図である。 （１）・・・回転型、（２）・・・胴部成形面、（３）
・・・受り日成形面、（４）・・輪体、（５）・・・水
平軸心、（６）・・受は口内前成形型、（６Ａ）・・環
板部、（６Ｂ）・・・筒部、（６Ｃ）・・・段形成部、
（７）・・・当て板、（８）・・・固定具、（９）・・
・受は口内前成形面、０１・・凹部形成用突条、０１）
・・・線材、＠・・・樹脂管、（１２Ａ）・・・受は口
、（１２Ｂ）・・・胴部、α３・・・凹部代理人　森　
本　義　弘 第１図 第３図 （

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｌ、胴部成形面と受け口成形面とを有する回転型を設け
   、この回転型の受け口成形面側の端部に、受は口成形面
   に対向する位置と回転型外に突出する位置とに亘って弾
   性変位自在な受り口内函成形型を取イ」け、この受け口
   内函成形型を受け口成形面に対向する位置にしたときで
   、そのタト面である受け口内面成形面に凹部形成用突設
   けたことを特徴とする受けＬ−閃剋脂管の迎ルン成形・
   １々置。