JPS6017242Y2 - 接着剤塗布装置 - Google Patents

接着剤塗布装置

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Publication number
JPS6017242Y2
JPS6017242Y2 JP17373280U JP17373280U JPS6017242Y2 JP S6017242 Y2 JPS6017242 Y2 JP S6017242Y2 JP 17373280 U JP17373280 U JP 17373280U JP 17373280 U JP17373280 U JP 17373280U JP S6017242 Y2 JPS6017242 Y2 JP S6017242Y2
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JP
Japan
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adhesive
piston
air
cylinder
chamber
Prior art date
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Expired
Application number
JP17373280U
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English (en)
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JPS5795270U (ja
Inventor
公信 陶
Original Assignee
パイオニア株式会社
最上電機株式会社
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Publication date
Application filed by パイオニア株式会社, 最上電機株式会社 filed Critical パイオニア株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は特に移動する被塗布物上に接着剤を塗布するの
に最適な接着剤塗布装置改良に関する。
第1図は従来例の接着剤塗布装置を示す断面図で、スピ
ーカ用コーン紙の周辺上にエツジ貼着用の接着剤を塗布
する状態を示しである。
図中、Aはシリンダで、該シリンダAの下端には接着剤
の吐出口Bが開設されていると共に、該吐出口Bの近傍
の周壁には、接着剤の導入口Cが形成されている。
Dはピストンで、該ピストンDはスプリングEにより上
方向に付勢されている。
このピストンDには弁軸Fが固定されており、該弁軸F
の先端には弁座Gと接離自在な弁体Hが形成されている
が、該弁体HはピストンDが下降したとき弁座Gから離
反するように設定されている。
■はOリングである。
前記シリンダAの頂部にはエアーの導入口Jが形成され
ており、該導入口Jは三方弁Kを介してエアータンクL
に連結されている。
Mはスピーカ用コーン紙で、該コーン紙Mは回転台Nに
載置されており、コーン紙Mの周辺が、前記吐出口Bの
直下に位置するように配置しである。
そこで、コーン紙Mを定速度で回転し、三方弁にの回転
弁に1を図示の状態にすると、エアータンクL内のエア
ーは三方弁Kを通ってシリンダA内に導入され、このエ
アーによって、ピストンDはスプリングEの弾性力に抗
して下降し、弁体Hが弁座Gから離脱して、その間に間
隙を生じる。
従って、この間隙を通って、導入口CからシリンダA内
に導入された接着剤は、ピストンDの下降量に応じて吐
出口Bから吐出される。
そして、この吐出された接着剤Oは、第2図で示すよう
に、回転するコーン紙Mの周辺上に沿って線状に塗布さ
れる。
又、三方弁にの回転弁に□を図示の状態から90°時計
方向に回転すると、エアータンクLからシリンダAへの
エアー供給は遮断されると共に、シリンダA内のエアー
は逆流して三方弁にの排気口に2より大気に排出される
従って、シリンダA内のピストンDはスプリングEによ
り上方に戻るので、弁体Hと弁座0間の間隙が閉塞され
て吐出口Bからの接着剤の吐出は停止する。
しかしながら上記従来例の接着剤塗布装置においては、
第4図の鎖線で示すように、シリンダA内へのエアーの
加圧状態は、塗布作業の開始と同時に急激に増加してピ
ストンDに加えられるので、吐出口Bの部分に残ってい
た接着剤が瞬時に多量に吐出される。
従って、第2図で示すようににコーン紙Mの周辺上に塗
布される接着剤Oの始端01には、接着剤がボタ落ちの
様に多量に付着する。
又、塗布作業の終了時には、シリンダA内のエアーが急
激に排気されないこと)共に、ピストンDがスプリング
Eにより緩慢に復動するので、作業終了後も、吐出口B
から少量の接着剤が吐出される。
即ち、作業終了時における接着剤の吐出切れが悪いとい
う欠点があった。
そこで、本考案は上記のような欠点を解決するようにし
たもので、移動する被塗布物上に、接着剤を始端から均
一に塗布することができると共に、終端の切れも良好な
接着剤塗布装置を提供するのが目的である。
以下、本考案を図面の実施例に基づいて説明すると、第
3図は本考案に係る接着剤塗布装置を示す断面図で、図
中、1はシリンダで、該シリンダ1の下端には仕切壁2
を介して接着剤の導入室3を設ける。
4は該導入室3の側壁に開設した接着剤の供給口で、5
は上記の導入室3と連通して形成した接着剤の吐出口、
6は該吐出口5と導入室3との間に形成した弁室、7は
弁座である。
8はピストンで、該ピストン8には、弁軸9が固定され
ており、この弁軸9は仕切壁2を通り、その先端には弁
座7と接離自在な弁体10が形成されている。
上記のピストン8と仕切壁9との間には、該ピストン8
を上方に付勢するスプリング11が介装されている。
そして、ピストン8の上昇時に弁体10は弁座7に接触
している。
8aはOリングである。
前記のシリンダ1内はピストン8により上室12と、下
室13とに区分されている。
そして、上室12の天板部にはエアーの供給口14が開
設されており、この供給口14には、三方弁15を介し
てエアータンク16が連結されている。
15aは三方弁15の回転弁、15bはエアーの排気口
である。
一方、下室13の側壁にはエアーの供給口17が開設さ
れており、この供給口17には一方弁18を介してエア
ータンク19が連結されている。
尚、上記の一方弁18は下室13の方向にのみエアーが
通過するように弁18aが構成されている。
又、エアータンク16とエアータンク19とのエアー圧
力は、前者16が後者19より高くなるように設定され
ている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
尚、接着剤が塗布される被塗布物は第1図の従来例と同
様にコーン紙Mで、その周辺上に塗布するものとするが
、第3図の図面では省略しである。
先ず、塗布作業について説明すると、コーン紙Mを所定
速度で回転し、第3図で示す状態に三方弁15の回転弁
15aを切換えて、エアータンク16から所定圧力のエ
アーをシリンダ1の上室12に供給すると共に、エアー
タンク19から大気圧又は、それより高圧なエアーを、
一方弁18を介してシリンダ1の下室13に供給する。
そこで、ピストン8は上室12に導入されたエアーによ
り下降し始めるが、下室13には大気圧又は、それより
高圧なエアーが導入されているので、ピストン8は、こ
のエアー圧及びスプリング11に抗して下降し、弁体1
0と弁座7との間隙は除々に広くなる。
そして、この間隙を通って導入室3内の接着剤が吐出口
5からコーン紙Mの周辺上に吐出される。
即ち、ピストン8は第4図の実線で示すように、下降開
始時点からある時間までは、緩つくり下降するので、吐
出口5から吐出される接着剤の吐出量は、上記の実線に
沿った形で緩つくり吐出され、従ってコーン紙Mの周辺
上に塗布される接着剤Oの始端01にはボタ落ちのよう
に多量の接着剤Oが付着されない。
次に、三方弁15の回転弁15aを時計方向に90°回
転すると、エアータンク16からシリンダ1へのエアー
供給が遮断されると共に、シリンダ1の上室12内のエ
アーは逆流して三方弁15の排気口15bから外部に排
出される。
一方、ピストン8はスプリング11により上昇し、弁体
10が弁座7に当接して吐出口からの接着剤の吐出が停
止する。
この際、エアータンク19内のエアーを一方弁18を経
て下室13内に導入しておけば、このエアー圧によって
ピストン8は急上昇し、従って、吐出口5からの接着剤
の吐出が瞬時的に停止し、塗布した接着剤の終端の切れ
が良くなる。
本考案は成上のように、シリンダ1と、前記シリンダ1
の下端に形成された接着剤の導入室3と、前記シリンダ
1内を移動可能なピストン8と、前記ピストン8によっ
てシリンダ1内を区分させることによって形成される上
室12及び下室13と、前記ピストン8を上方に付勢す
るスプリング11と、前記ピストン8の一端に形成され
た接着剤の導入室3開閉手段と、前記上室12にエアー
を導入する第1のエアー導入手段と、前記下室13にエ
アーを導入する第2のエアー導入手段とを備え、第1の
エアー導入手段により上室12にエアーを導入し、前記
ピストン8を下降させると共に、下室13に第2のエア
ー導入手段によりエアーを導入し、前記ピストンδの下
降を制動し、前記ピストン8の下降によって接着剤の導
入室3から接着剤を吐出するようにしたので、シリンダ
1内のピストン8の動作は、下降開始点からある時間ま
では緩慢に下降する。
従って、吐出口5の付近に残っている接着剤が塗布開始
と同時に、多量に押し出されることがなくなる。
そこで、例えばコーン紙のエツジ又はダンパの貼着部分
に、周方向に沿って接着剤を塗布する場合、その始端に
接着剤がボタ落ちの様に多量に吐出されるような不都合
が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の接着剤塗布装置と、該装置により塗布
されるコーン紙回転装置とを示す断面図で、第2図は同
接着剤塗布装置により塗布されたコーン紙の一部正面図
、第3図は本考案に係る接着剤塗布装置の断面図で、第
4図は同装置におけるシリンダ内圧力と時間との関係図
を示す。 1・・・・・・シリンダ、3・・・・・・導入室、5・
・・・・・吐出口、8・・・・・ゼストン、10・・・
・・・弁体、11・・・・・・スプリング、12・・・
・・・上室、13・・・・・・下室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダと、前記シリンダの下端に形成された接着剤の
    導入室と、前記シリンダ内を移動可能なピストンと、前
    記ピストンによってシリンダ内を区分させることによっ
    て形成される上室及び王室と、前記ピストンを上方に付
    勢するスプリングと、前記ピストンの一端に形成された
    接着剤の導入室開閉手段と、前記上室にエアーを導入す
    る第1のエアー導入手段と、前記下室にエアーを導入す
    る第2のエアー導入手段とを備え、第1のエアー導入手
    段により上室にエアーを導入し、前記ピストンを下降さ
    せると共に、下室に第2のエアー導入手段によりエアー
    を導入し、前記ピストンの下降を制動し、前記ピストン
    の下降によって接着剤の導入室から接着剤を吐出するよ
    うにしたことを特徴とする接着剤塗布装置。
JP17373280U 1980-12-02 1980-12-02 接着剤塗布装置 Expired JPS6017242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17373280U JPS6017242Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02 接着剤塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17373280U JPS6017242Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02 接着剤塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5795270U JPS5795270U (ja) 1982-06-11
JPS6017242Y2 true JPS6017242Y2 (ja) 1985-05-27

Family

ID=29531925

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17373280U Expired JPS6017242Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02 接着剤塗布装置

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JPS5795270U (ja) 1982-06-11

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