JPS60168517A - 液体噴霧装置 - Google Patents

液体噴霧装置

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JPS60168517A
JPS60168517A JP59240880A JP24088084A JPS60168517A JP S60168517 A JPS60168517 A JP S60168517A JP 59240880 A JP59240880 A JP 59240880A JP 24088084 A JP24088084 A JP 24088084A JP S60168517 A JPS60168517 A JP S60168517A
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cup
liquid
gas
spray
rim
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ジヨン ウオールデイマー エリツクソン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液体噴霧、特に、必ずしも限定するものでは
ないが液体・固体スラリの噴霧に関するものである。
例えば、L6dge−Cottrell Lim1te
d 社の英国特許出願第2,084,896A号(特許
第2.084,896B号)(その全開示内容は本明細
書に参照されている)において、液体が配向される拡張
面を内側にもつ高速回転型カップを含む液体用噴霧装置
が記述され、液体がこの面を離れるときにガス流と衝撃
されて液滴の噴霧を生ぜしめる。
との噴霧装置に対する特許第2,064,896B号に
記載の技術的出願内容の一つは、液体・固体スラリ例え
ば液体石灰スラリ、をガス中に噴霧して、例えば亜硫酸
を含む汚染ガスを処理することにある。
回転カップ型噴霧装置を用いるスラリの噴霧に関連して
しばしば生ずる一つの問題は、との噴霧装置上の制御で
きない固体の集積であシ、これは例えばその動的つり合
いを狂わせて重大な機械的故障を起こさせ、また固体の
集積は液体供給ダクトを閉塞させる。
固体の集積は、例えば亜硫酸を含むガスの逆循環を生ぜ
しめ、これによって石灰スラリと反応して固体反応生成
物を形成することによって生ずると考えられている。
英国特許第2,084,896B@にはさらに、液体石
灰スラリの代りに炭酸ソーダ溶液の使用も開示され、そ
れに記述された他の技術的適用例は、鴫気式沈澱装置を
通過するに先だって、水によってガスを調節すること、
及び高温の汚染ガスを水で蒸発冷却することであるが、
これらの場合はすべて固体の集積は、例えばもし噴霧さ
れる液体が固体粒状不純物を含むならば、あるいは固体
集積の危険が例えばセメント施設からの汚染ガスの蒸発
冷却の場合のように汚染された1ガスの性質から生ずる
ならば起こる問題である。
本発明の目的は、制御できない固体の集積を抑制できる
改良型噴霧装置を提供するにある。
英国特許第2,084,896B号の噴霧装置において
、液体は分布装置によってカップ0の内側に供給され、
この分布装置はカップと共に回転し、ここにおいて液体
は分布装置によって拡張面上に配向されるように構成さ
れているが、現在、出願者は分布装置は静止状態に維持
されるのが好適であることを知った。
本発明は液体を用いて汚染ガスを処理する方法を提供し
、この方法において液体は噴霧装置の拡張面から汚染ガ
ス中に配向されてガスを冷却及び/または清浄にし、噴
霧装置は(a)外側リム及び前記拡張面を提供する内側
面をもつ軸方向に対称の噴霧力ツノと、(b)液体を拡
張面上に配向しかつ液体を内側面から外側リムを通過さ
せるように配向準備させるために拡張面上に液体のフィ
ルムを提供するカップに対して対称的に配置されかつ拡
張面上に液体を配向する場合に静止状態にある分布装置
と、(c) ’)ムを越えた直後の位置において液体を
衝撃するガス流を供給して液滴の噴霧を発生させる装置
を含む。
さらに、本発明は噴霧乾燥状態における汚染物含有ガス
からの気体汚染物の吸収装置を提供し、該装置は(a)
噴霧乾燥容器と、(bl容器に汚染物含有ガスを導く装
置と、(C)吸収剤水溶液を容器内に噴霧し、噴霧乾燥
状態の下でガス中の汚染物と反応させて固体反応生成物
をつくらせる噴霧装置と、(d)ガスからの固体反応生
成物の分離装置と、(el 噴霧乾燥容器から分離装置
へのガス導入装置とを含み、噴霧装置が、(f)外側リ
ム及び内側面をもつ軸方向に対称の噴霧カップと、(g
)液体を内側凹上に配向しかつ内側面上に液体のフィル
ムを提供して液体を内側面から外側リムを通過させるよ
うに配向準備させる、カップに対して対称的に配置され
かつ液体を内側面上に配向する場合に静止状態にある分
布装置と、(h) IJムを越えた直後の位置において
液体を衝撃するガス流を供給して液滴の噴霧を発生させ
る装置を含む。
後述の本発明の実施例において、カップは回転するが、
成る状態の下では、カップが静止状態でも満足に作用で
きることが考えられる。
ガスは、例えば飛散灰またはセメント粉塵のような固体
汚染物及び/または亜価嘔、酸化屋素、塩化水素及びそ
の混合物などの気体汚染物を含む。
本発明の成る実施例においては、分布装置は拡張面上に
配向される液体に旋回運動成分を提供する。
これらの実施例において、拡張面は例えばカップの外側
リムから一般に截頭円錐形に先細り、かつ截頭円錐形の
中心角は例えば20°から160゜の範囲で、一般には
60°から120°が好ましく、特に70°から100
0の範囲がさらに好適である。
カップの輪郭は、例えば円筒形の上流部分と截頭円錐形
の下流部分で構成され、截頭円錐部分の軸方向高さと円
筒形部分の高さ間の比は、例えば6:1から1:6の範
囲で、特に2:1から1:6の範囲であることが好ま・
しい。
分布装置は、例えばカップと同軸にカップ内に延びるガ
ス流への軸方向に対称の/<ツフルを含み、環状すきま
がバッフルとカップ内側間に形成される。
カップの内部に液体が流入する点への外側リムからの軸
方向距離(d)に対するカップの外側リムにおけるカッ
プの直径(D)の比(D:d)は、6:1かも6:1の
範囲で、6:1から4:1の範囲が特に好適である。
噴霧装置がほぼ15 imp、 gal/minまでの
會巨力(例えは2〜15 imp、 gal/minの
範囲内の能力)をもつ場合、 (1) カップの直径はその外側リムにおいて?+1t
ば120’mmを超えず、さらに、はぼi1oim針超
えないことが好適で、特に3[]mmを超えなハことが
好ましく、 (11) カップの全高はほぼ160mmを超えない。
噴霧装置が例えば60または50 imp、 ga I
/mi’nまでのさらに高い能力をもつ場合、数値上の
上限も同様に増大する。
バックルの大直径は、例えば前記大直径の面におけるカ
ップの内側面の直径の少くとも70係、さらに好ましく
は少くとも75%である。
バッフルは、例えば逆截頭円錐形で、その円錐形中心角
は1400を超えず、好ましくはは11120°を超え
ないことが好ましく、さらに70゜から110°の範囲
が好適である。
分布装置は、例えば液体の流れに対して前方に向いだ円
錐形頂部をもつ軸方向に対称の上流円錐形部分を含む。
この上流円錐形部分の円錐形中心角は例えば20°から
85°で、特に20°から30°の範囲にあることが好
ましい。
バックルは、例えばカップの外側リムから後退し、これ
によりカップの直径(D)と外側リムからバッフルへの
軸方向距離(d′)との間の比(D:d′)は、4:1
から8:1の間、好ましくは5:1から8:1の間の値
をもつ。
本発明の他の実施例において、分布装置は分布カップに
液体を加速させ、次いでこの液体をカップの外側リムを
通過する方向とは一般に反対の方向に拡張面上に配向す
るように構成される。
この実施例において、拡張面は例えば一つの頂点をもつ
半径方向に彎曲した断面をもち、かつリムから頂点まで
の軸方向距離(d“)に対するカップの外側リムにおけ
るカップの直径(D′)の比(D’:d“)は、6:1
から8:1の範囲である。
この実施例の噴霧装置はほぼ15 imp、 gal/
minまでの能力(例えば2〜15 imp、 gal
/minの範囲内の能力)をもち、 (1) カップの直径はその外側リムにおいて、例えば
ほぼ120mmを超えず、 (11) カップの全高は、例えばほぼ125朋を超え
ず、好ましくはほぼ90mmを超えない。
また、噴霧装置が例えば30″!、たは50 imp’
gal/minの能力をもつ場合、これらの数値の上限
は同様に増大される。
本発明はまだ、(a)外側リムと内側面をもつ質量の大
きい軸方向に対称の噴射カップと、(b)カップを回転
する装置と、(C)カップの内側面上に液体を配向しか
つ内側面上に液体のフィルムを提供して液体を内側面か
ら外II IJムを通過させるように配向準備させる、
カップに対して対称的に配置された静止分布装置と、(
d)リムを越えた直後の位置において液体を衝撃するよ
うにガス流を供給して液滴の噴霧をつくる装置とを含み
、分布装置が、(e)軸方向に対称の分布器カップの形
状でこれと同軸でかつ噴霧カップに面する下流端部分で
分布器カップが噴霧力ツノの外側リムよりも小さい直径
の外側リムをもつ下流端部分と、(f)分布器カップの
上流で該カップに隣接する一般にベンチュリ形状の通路
とを含む噴霧装置を提供する。
本発明はまた、(a)外側リム及び内側面をもつ質量の
大きい軸方向に対称の噴霧カップと、(b)カップを回
転する装置と、(C)カップの内側面上に液体を配向し
かつ内側面上に液体のフィルムを提供して液体を内側面
から外側リムを通路させるように配向準備させる、カッ
プに対して対称的に配置された静止分布装置と、(d)
リムを越えた直後の位置において液体を衝撃するだめに
ガス流を供給する装置とを含み、分布装置が、(e)下
流ダクト部分と、(f)拡張面上に配向される液体中に
旋回運動成分を提供する静止旋回付与装置とを含み、旋
回付与装置が、(g)分布装置の下流ダクト部分内で軸
方向に対称的に配置された静止旋回付与部材とを含み環
状通路が静止旋回付与部材とダクト部分間に形成され、
静止旋回付与部材が、(h)複数の対称的に配置された
旋回羽根と、(1)液体流に対して円錐形頂部を向けた
軸方向に対の上流円錐形部分とを含む噴霧装置を提供す
る。
本発明の実施例である噴霧装置は、特に、ただしそれに
限定するものではない英国特許第2、[:184,89
6B号に記載するように、液体石灰スラリを用いる噴霧
乾燥による亜硫販を含むガスを脱硫する装置と方法に技
術的適用をもつ。本発明による噴霧装置はまた、英国特
許第2.084,896B号に記載の他の技術的使用目
的に用いることができ、他の可能な技術的使用目的は、
例えばなかんずくガスから塩化水素を除去するのに炭酸
す) IJウムが用いられる。焼却炉施設から汚染ガス
を処理することにある。
本発明の実施例の図面を参照しつつ以下に本発明を説明
する。本発明の方法及び装置の特徴を述べるこの説明は
、単に例を用いて行ったものであり、この例は本発明を
それに限定するものではない。
石炭燃焼設備からの煙道ガスの脱硫用装置を第1図に略
示する。高い細長い噴霧乾燥塔6より下流に設けられた
煙道ガスを処理する装置5は、バグフィルタまたは電気
式沈澱装置を含む。
消石灰まだは石灰石のスラリか容器7内に準備され、か
つポンプ8によってライン36を経て塔6の頂部の回転
カップ型噴籍器9に圧送される。汚染物質(例えば容積
で300−3.ODDppmの亜硫V)として亜硫酸を
含む120’Oと200℃の間の温度のボイラ煙道ガス
のような高温ガスがライン10から塔乙の頂部に給送さ
れる。噴霧乾燥は塔6内で高温ガスと噴霧されたスラリ
とか接触するときに起こ9、乾燥粉末放出物が塔乙の底
部に収集されて弁6aを経て除去される。次いで煙道ガ
スは、ライン10aからバグフィルタまだは電気式沈澱
装置5を通過し、別の粉末放出物と飛散灰(若干の使用
済み吸収剤を含む)はこのガスから分離されてホラ・ぐ
12内に収集され、弁12aから除去される。
次いで実質的に脱硫された煙道ガスは、ファン11を用
いて煙突13から大気へ排出される。
塔6及びその作用は、英国特W−f第2,084,89
6B号の第6.7.8図を参照して記述された塔と一般
に類似している。一般に、一つの塔6は500.000
 ft3(14,160m3) (周囲状態)/min
 ’!での煙道ガスを処理し、かつ500Megawa
tt石炭燃焼動力施設は、その全煙道流出ガスを処理す
るのにはこのような塔を4基または5基必要とする。
第2図に回転カップ型噴霧器9の詳細図を示す。この噴
霧器9において、液体供給経路は中空の垂直力へ向の静
止ダクト部分56と、一般に軸方向に対し対称な静止型
分布器糾立体17aの垂直下流タリト部分17(第6図
)を含み、分布器組立体17aはダクト部分56の下方
の短い末端部分20にねじ結合されかつ一体形状の質量
の大きい軸方向に対称な回転カッ7’1Bに接続する。
スラリライン66はダクト部分56と連通ずる。
ダクト56の頂部から下向きに延びる液体供給経路は一
般に、ダクト部分56の軸線まわシに、及びカップ18
の回転軸線まわ9に対称であることが分かる。
一体形状のカッ7’18は、半径方向に間隔をもって配
置された止めねじ18aによって中空回転軸16の下端
部分に取付けられる。カップ18は、噴霧器の作動時に
、その軸線まわりに軸16と共に回転するが、ダクト部
分56と分布器組立体17aは静止状態を保ち、軸16
は玉軸受57.59によってダクト部分から隔たってい
ることが理解されるであろう。ダクト部分56は、玉軸
受57を収容するために部分61において出入可能に構
成されている。
制御弁21cを含むライン216を経由してカップ18
の外側の環状室21から噴霧器9に空気が供給される。
空気は回転カッ7018の下方外側のリム22aの周り
に形成されかつ室21の外壁を形成する静止カップ覆い
26とカップ18間に形成された環状のノズル孔22を
経由して高速(少くとも280ft/sec、 85.
3m/5ee)で室21を出る。覆い26は下方リング
部分22bを含み、その内部は下向きに先細り形状とな
りノズル孔22の外辺を形成する。
覆い23は、7ランノ23a及び15aを介してハウジ
ング要素15に25bにおいてボルト結合され、フラン
ク15aは噴霧器9を塔6内に取付けるのに用いられる
。軸16は/・ウノング要素60を通って上方に処び、
ノ1ウノング蚤素とは軸方向に隔たって配設された玉軸
受32 、34を介して軸受内に取付けられる。ハウジ
ング要素60はフランツ61を介してハウジング袈素1
5に′5乙においてボルト結合され、かつフランジ31
から、ハウジング喪素15内に下向きに短距離だけ延び
る。
軸16の上端部分は、フランク35を介して、ハウジン
グ要素60に67においてボルト結合されたペルトノ・
ウソフグ38内に延び、ノ・ウノング68は柱部材39
によって補弓虫されている。
ベルトプーリ40が二つの止ねじ41(そのうち一つの
みを示す)によってハウジング68内の軸16の上端部
分に取付けられ、駆動ベルト42がプーリ40と電動機
46の駆動プーリ44まわりにハウジング38内で張シ
渡される。電動機46は48において、ハウジング68
にボルト結合される。
作用について述べれば、カップ18は例えば3、D O
O−5,000まだは6.D D Or、 p、 m、
の速度で電動機46によって回転され、例えば水酸化カ
ルシウムなどの液状スラリは分布器絹立体17aを含む
供給経路を経て回転カップ18の内部18bに連続的に
供給され、かつ均質なフィルムとしてカップ18の延長
内側面74まわυに連続的に分布される。遠心力によっ
て懸濁物はカップのリム22aを押し通されるので、懸
濁物はノズル孔22を通って下向きに流出する高速の空
気流との衝動によってリム22aを越えた直後で霧化さ
れる。これによシ、液体フィルムを不安定にさせ、微粒
体の噴霧をつくらせ、との噴霧は亜硫酸を含む煙道ガス
内に噴入されて化学反応によって煙道ガスから亜硫酸を
吸収する。煙道ガスの周囲状態は、すべての水が蒸発さ
れかつ反応生成物が形成されるにつれて乾燥されるよう
に定められる。
カップ18及び分布器組立体17aについて、特に第6
図についてその詳細を以下に説明する。
この質量の大きい一体慣成のカッ7’1 e、u、止ね
じ18aによって軸16に取付けられた上方の外方外側
円筒形部分76と、リム22aから上向きに先細形状を
なす下方の外側截頭円錐形部分78を含む。カップ18
のリム22aは、とがった先端をもちその内側面74も
また上方へ先細り形状の截頭円錐形をなす。面74の截
頭円錐形の中心角β(第5図)はほぼ106°であり、
リム22aから円筒形部分76の頂部捷でのカッ7’1
8の全高はほぼ135mmであり、リム22aにおける
カッf18の直径(D)はほぼ75mmである。
円筒形部分76に対する截頭円錐形部分7日の軸方向の
高さの比はほぼ225:1である。
静止分布器組立体17aの下方部分80は、カップ18
内でそれと同軸に配設された截頭円錐形バッフル部分8
0を形成し、バッフル部分80とカップ18の内側部と
の間に環状すきマ82を残す。バッフル部分80の下方
水平面84はカップ18のリム22aから上方へその形
状が細まる。リム22aから面74の上端までの軸方向
距離(d)はほぼ20mmで、従って比(D:d)はほ
ぼ3.75:1である。面84の直径(すなわち截頭円
錐形バックル部分80の大直径)は、面84を含む平面
における面74の水平直径のほぼ78係で、環状すきま
82はスラリ中の固形粒体によってスラリの流動を妨げ
られるおそれを無くす程度の少くとも充分な幅をもつ。
バックル部分80の円錐形の中心角はほぼ103°であ
る。
リム22aから面84までの軸方向距離(d′)はほぼ
12朋であり、従って比(D:a’)はほぼ625:1
である。
分布器組立体17aは、ダクト部分17内に軸方向に対
して対称に配置された静止旋回付与部材86を含み、環
状通路が旋回付与部材86とダクト部分17間に形成さ
れている。静止旋回付与部材86は直立の、先端が尖っ
た円錐形上方端部分88と、四つの対称的に外方へ蜆び
る旋回羽根92(そのうちの三つだけを示す)をもつ円
筒形の下方端部分90を含む。上方端部分88の円錐形
中心角はほぼ80°である。バックル部分80はねじ9
4によって円筒形部分90に取付けられ、旋回付与部材
86は旋回羽根92と係合する固定ビン9乙によってダ
クト17内に取付けられる。各旋回羽根92は(第3図
に示すように)、一般にカップ18の表面74と同一角
度で傾斜り形の下方アーム96をもったゆがめられたL
形状をもつ。
ダクト部分17は、垂直方向へ旋回付与部材86の円錐
形部分88と同−広がりをもつ【1立の截頭円錐形上方
部分104と、カッ7’18の面74と同一直線状をな
しかつリム103を末端とする截頭円錐形末端面102
と末端をもつ下方円筒形部分106を含む。旋回付与部
材の下方部分90と旋回羽根92はリム106の面内に
末端を置く。
作用について述べれば、静止ダクト56の内部を通って
供給されかつ分布器組立体17aによって広がシ面74
上に配向されたスラリは羽根92によって旋回運動成分
を付与され、次にこのスラリは既述のように面74上に
薄い連続フィルムを形成し、カップ18は旋回運動と同
一方向に回転する。スラリの加速度は、スラリが面74
に到達しそこでカッ7’18を回転させるまでは生じな
い。
環状すきま82は、羽根92の下流においては障害を受
けずかつこのことはさらに、固形物の蓄積によるスラリ
の流れが阻害される危険を最小にすることが分かるであ
ろう。また、すきま82の上流にはスラリの流れを著し
く阻害するような断面が存在しないことが分かる。
噴霧器9は、例えば1〜10 imp、 gal/mi
nの流速で、かつ例えば重量で40%までの固形石灰濃
度のスラリを用いて十分に使用目的を果たすことが判明
した。
噴霧器9は液体またはスラリとの最小接触時間とカップ
の広がシ面上の薄いフィルム形成を提供するので、化学
的または機械的作用を通じて固形物生成の傾向を減少す
る。
第4図に示す改変形カップ・分布器組立体は、構造及び
配置の点で第6図に示す組立体と大いに類似するので、
以下の説明は相違する点について行なう。
第4図の分布器組立体217aは、分布器組立体17a
よシも一般に長さが大きくかつさらに流線形化されてい
る。この組立体217aは旋回部材組立体286を含み
、これは四つの旋回羽根292を突設した円筒形中央部
分288を含む。中央部分288は円錐形上方端部分2
94の短胴部293及び下方の截頭円錐形バックル部分
298の短胴部がねじ込まれる軸方向の内孔290を含
み、短胴部295,296は固定−ン600によって内
孔290内に固着される。
カップ218内に円筒形プラスチックブツシュ602が
固定され、その下方環状内向き突出部分604は分布器
組立体217aと極めて近く隣接する軸受面を提供する
第4図のカップ218の面274の截頭円錐形中心角β
(第5図)はほぼ94°であシ、リム222aから円筒
形部分276の頂部までの全高はほぼ125m1であり
、リム222aにおけるカップ218の直径(D)はほ
ぼ75龍゛である。円筒形部分276に対するカッf2
18の截頭円錐部分27日の軸方向高さの比はほぼ1.
5:1である。
リム222aから面274の上端までの軸方向距離(d
)はほぼ20mmであシ、従って比D:dはほぼ3.7
5:1である。面284の直径は面284の平面におけ
る面274の水平直径のほぼ81チである。バッフル2
98の円錐形中心角はほぼ102°または108°であ
る。上方端部分294の円錐形中心角はほぼ24°また
は28°である。
リム222aから面284までの軸方向距離(d′)は
11ぼ10朋であり、従って比(D:d)はほぼZ5:
1である。
第6図に示す改変形カップ・分布器組立体も構造及び配
置の点で第3図に示す組立体と大いに類似し、以下の説
明はその相違するところについてのみ行う。
質量の大きいカッf418は、止ねじ418aによって
軸416に取付けられた上方の外側円筒形部分476と
、中間の外側截頭円錐形部分478と、リム422aを
末端とする下方の外側円筒形部分479を含む。リム4
22aはその先端がとがシ、かつカッ7’4.18の内
側面474は異なる半径の二つの境界円477.479
aを含む半径方向の断面をもち、内側の部分円477は
外側の部分円479aよりも半径が小さい。これら二つ
の半径はカップの小さい深さに対して比較的大きい表面
積を提供する。リム422aから円筒形部分476まで
のカップ418の全高はほぼ85日mで、リム422a
におけるカッf418の直径(Dつはほぼ115mmで
ある。リム422aのレベルから面474の頂部までの
軸方向距離(d″)に対する直径(D)の比は、はぼ6
:1である。
分布器組立体417aの下方下流端部分は軸方向に対称
の分布器カッf480の形状をもち、このカップはガス
流に対するバッフルとして機能し、カップ480はカッ
プ418と同軸に配置されかつ尖鋭端をもつ逆截頭円錐
形下方部分480aと逆截頭円錐形上方部分48Dbと
を含み、下方部分480aの円錐角は上方部分48Db
の円錐角よシも・さらに鋭角である。分布器カップ48
0は、カップ418の面474の部分477に面しかつ
先のとがった外側リム484を末端にもつ部分円形の半
径方向断面をもつ内側面482を含む。分布器カッ7°
480はそのリム484においてカップ418よりもは
るかに小さい直径をもち、リム422a、、 484に
おける各直径の比は3:1から5:1の値をもち、さら
にほぼ66:1が好適な値である。面482はリム48
4に接近するにつれて面474のこれと面する部分とほ
ぼ平行になる。
ダクト456の短胴端部分420とダクト417内の環
状段部486との間に、ス・ぐイダ487が挟設され、
スパイダ487は六つの(一つのみ図示)対称的に間隔
を保った半径方向のリブ490とリブ490が突出する
下方の円筒形部分493を含み、そのボス488は直立
した先のとがった円錐形部分492を含む。
分布器カップ480はボス488内にねじ込まれた軸方
向軸部分494を一体に形成する。ダクト417の下方
部分内には環状の形状部材496が取付けられ、これは
固定ピン497によってダクトに取付けられる。
軸部分494と形状部材496とによって、均等な環状
上流断面498をもつ分布器カップ480へのリブ49
0からの通路を提供するように形成され、この通路に続
いてわずかに先広が9断面500が形成され、さらにそ
の下流に一般にベンチュリ形状の通路502が形成され
る。これに関し、軸部分494は上方円筒形部分510
から逆截頭円錐形部分512に絖き、さらに下方の円筒
形部分514をもち、形状部材496は軸部分494の
下方部分を囲みかつ下向きに先細形状の上面516から
円筒形面518に続き、さらにダクト417の補合形状
の部分円形末端部分522と末端において適合し、末端
部分520,522は合体して分布器カップ480の面
482に面する半円形環状断面を形成する。
作用について述べれば、スラリは分布器カップ480の
面482に達する前に、ベンチュリ通路502を通過す
るときに加速され、線速度であられした加速倍数はほぼ
10:1である。
スラリは、カップ418の面474上に、円滑にカッf
480から部分円形面482によって配向される。次に
スラリは既述のように回転型カップ418の面474上
に連続した薄いフィルムとして分布する。液体は面48
2によってガス流中に噴射される液体の全般流動方向(
下向き)と反対の方向(上向き)に面474上に配向さ
れることが分かる。
ベンチュリ通路502におけるスラリの加速は、スラリ
の均等分布を提供するばかりでなく、化学反応を起しか
つカッf480の上流の詰まシを生ずる汚染ガスの逆循
環の危険を極めて少くシ、カップ480はまた、ガスの
逆循環に対するバッフルとしても作用することが考えら
れる。さらに、分配器組立体は、ベンチュリ通路502
の下流の液体流への実質的な障害が無くし、このことも
また詰まりの危険を最小にする。
スラリ中の粒状不純物による詰まシの危険も極 −減さ
れ、かつこれは、炭酸す) IJウム溶液が石灰スラリ
の代シに吸収剤として用いられる場合にも等しく適用さ
れることが分かる。
出願人による英国特許出願第2,131,328A号も
参照されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、煙道ガスを脱硫するのに用いる装置の流れ図
、第2図は、回転カップ型噴霧器の部分断面図、第6図
は、第2図に示す部分の拡大図、第4図は、変形回転型
カップ・分配器組立体の部分断面図1.第5図は、円錐
角の図、第6図は別形式の回転型カップ・分配器組立体
を示す。 5・・パ亀気式沈澱装置 6・・・塔 6a・弁 7・容器 8 Iンゾ 9 噴霧器 10・・ライン 10a・・・ライン 11・・ファン 12 ホッパ 12a・・弁 13・煙突 15・・ハウジング要素 15a フランジ16・・軸
 17 下流ダクト部分 17a・・分布組立体 18 ・回転型カップ。 18a・・止ねじ 18b・・・カップ内部20・・・
下方短胴末端部分 21 ・・室21a・・ブロワ 2
1b・ライン 21c・制御弁 22ツズル孔 ’22a・・・リム 22b・・下方リング部分23・
・・覆い 25a フランジ 23b・ボルト結合”部 60・ハウジング要素31・
・・フランジ 62・玉軸受 66・・ボルト結合部 64・・玉軸受65・・・フラ
ンジ 66・・・スラリライン67・・ボルト結合部 
38 ・ハウジング39・柱部材 40・・ベルトプー
リ 41・止ねじ 42・駆動ベルト 44・駆動プーリ 46・・・電動機 48・ボルト結合部 56・・ダクト部分57 、59
 玉軸受 61・・・出入部74 内側面 76・円筒
形部分 78・截頭円錐形部分80・・バッフル部分82・−環
状すきま 84・下方水平面86・・旋回付与部材 8
8 上方端部分90−・下方端部分 92・羽根 93 下方アーム 94・・・ねじ 96 固定ビン 102 ・截頭円錐形末端面103・
・ リム 104 截頭円錐形上方部分106・下方円
筒形部分217a 分布器組立体218・カップ 22
2a・リム 274・内側面 276・・円筒形部分278 截頭円
錐形部分 284 下方水平面286・旋回部材組立体
 288 円筒形中央部分290・・・内孔 292 
旋回羽根 293・短胴部 294・円錐形上方部分296・・短
胴部 298・バッフル部分600・固定ビン 302
・・ブツシュ304・突出部分 416・・・軸 □4
17・・・ダクト417a・・分布器組立体418・・
カップ 418a・・・止ねじ420・・短胴端部分 
474・面 476・・円筒形部分 477・・・内側部分円478
・・截頭円錐形部分 479・・円筒形部分479a・
・・外側部分円 480・・・分布器カップ480a・
・逆円錐形下方部分 480 b・逆截頭円錐形上方部
分482・・内側面 484・・・外側リム486・・
・環状段部 487・・スパイダ488・・・ボス 4
90 ・リプ 492・・円錐形部分 496 ・・下方円筒形部分4
94−・・軸部分 496・・形状部材497・・固定
ビン 498・・環状上流断面500 ・先広がシ断面
 502 ・通路510 ・上方円筒形部分 512・
・逆截頭円錐形部分514・・・下方円筒形部分 51
6・・・上面518・・・円筒形面 520・・・形状
部材末端部分522・・ダクト末端部分 特許出願人 ドレッサー インダストリーズインコーポ
レイテッド代理人 苦杯 忠 図面の浄書(内容に変更なし) 。 FIo、4 手続補正書(1) 昭和59年12月19日 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和59′年特許願第240880 
号2、発明の名称 九徒噴蛎LL 3、補正をする者 事件との関係 出願人 ドゝし1νサー インタゝゝストリースゝゝ イン]−
ホ0し・イテツドゝ4、代理人 住所 東京都港区赤坂1丁目9番20号第1fy興和ピ
ル8階 氏名 弁理士(7021)苦杯 忠 電話(585) 1882 5、補正命令の日付 a t 6、補正の対象 図面 7、補正の内容 正式図面を別紙の通り提出する。 手続補正書 昭和60年3月l?日 特許庁長官 殿 1、 事件の表示 昭和59年特許願第240880号
2、発明の名称 液体噴霧装置 3、 補正をする者 事件との関係 □出願人 ドレッサー インダストリーズインコーホレイテッド4
、代理人 住所 東京都港区赤坂1丁目9番20号電話(585)
1882 5、 補正命令の日付 昭和60年2月6日(発送日昭和60年2月26日)7
、 補正の内容 明細書の第60−2−ジ、第16行〜第17行、「・・
・・・・の拡大図、」と「第4図は、」との間に下記の
文を挿入する。 「第3A図は、第2図に示す部分の拡大斜視図、」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ・1. 噴霧乾燥状態における汚染物含有ガスからの気
    体汚染物の吸収装置であって、 (a) 噴霧乾燥容器と、 (b) 容器に汚染物含有ガスを導く装置と、(c)吸
    収剤水溶液を容器内に噴霧し、噴霧乾燥状態の下でガス
    中の汚染物と反応させて固体反応生成物をつくらせる噴
    霧装置と、(d) ガスからの固体反応生成物の分離装
    置と、 (e)噴霧乾燥容器から分離装置へのガス導入装置とを
    含み、前記噴霧装置が、 (f)外側リム及び内側面をもつ軸方向に対称の噴霧器
    カップと、 (g) 前記噴霧器カップをその軸線まわシに回転する
    装置と、 (hl 汚染ガス中に噴霧された液体を配向する全体流
    と一般に反対方向に液体を配向し、かつ前記内側面上に
    液体のフィルムを提供して前記液体を前記内側面から外
    側リムを通過させるように配向準備させる、カップに対
    して対称的に配置された静止分布装置と、(i) ガス
    流をリムを越えた直後の位置において液体に衝撃供給し
    て液滴の噴霧を生せしめる装置とを含み、前記分布装置
    が、 (j) 噴霧カップと同軸に配置されかつ該カップに面
    する軸方向に対称な分布器カップの形状をもち、前記分
    布器カップが噴霧カップの外側リムよりも小さい外側リ
    ム直径をもちかつガス流に対するバッフルとしても用い
    られる下流端部分と、 (k)その下流の液体流に対して実實的に制約をもたな
    い分布装置の一般にベンチュリ形状の通路とを含む汚染
    物含有ガスからの気体汚染物の吸収装置。 2 噴霧乾燥状態における汚染物含有ガスからの気体汚
    染物の吸収装置であって、 (a) 噴霧乾燥容器と、 (bl 容器に汚染物含有ガスを導く装置と、(c)吸
    収剤水溶液を容器内に噴霧し、噴霧乾燥状態の下でガス
    中の汚染物と反応させて固体反応生成物をつくらせる噴
    霧装置と、(d) ガスからの固体反応生成物の分離装
    置と、 (e)噴霧乾燥容器から分離装置へのガス導入装置とを
    含み、前記噴霧装置が、 (fl 外側リム及び内側面をもつ軸方向に対称の噴霧
    器カップと、 (g) 前記噴霧器カップをその軸線まわりに回転する
    装置と、 fb) カップの回転と同一方向の旋回運動成分を与え
    て内側面上に液体を配向しかつ前記内側面上に液体のフ
    ィルムを提供して前記液体を前記内側面から外側リムを
    通過させるように配向準備させる、カップに対して対称
    的に配置された静止分布装置と、 (1) ガス流をリムを越えた直後の位置において液体
    に衝撃供給して液滴の噴霧を生ぜしめる装置とを含み、
    前記分布装置が、 (j) 下流ダクト部分及び下流ダクト部分内で軸方向
    に対称的に配設された静止旋回付与部材を含みかつ環状
    通路が旋回付与部材とダクト部分間に形成され、旋回付
    与部材が、fk+ 複数の対称的に配置された旋回羽根
    と、(1)液体流に対して円錐形の頂部を向けた軸方向
    に対称な上流円錐形部分と、 (m) カップと同軸にカップ内に延びかつガス流に対
    するバッフルを提供しかつ障害のない環状すきまがバッ
    フルとカップの内側間に提供される軸方向に対称の下流
    部分とを含む汚染物含有ガスからの気体汚染物の吸収装
    置。
JP59240880A 1983-11-17 1984-11-16 液体噴霧装置 Granted JPS60168517A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8330663 1983-11-17
GB8330662 1983-11-17
GB838330662A GB8330662D0 (en) 1983-11-17 1983-11-17 Liquid spraying

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JPS6251643B2 JPS6251643B2 (ja) 1987-10-30

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CN109260862A (zh) * 2018-10-10 2019-01-25 杜鑫 一种建筑用高效洒水防尘装置

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AU3560284A (en) 1985-05-23
JPS6251643B2 (ja) 1987-10-30
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GB8330662D0 (en) 1983-12-29
AU564295B2 (en) 1987-08-06

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