JPS60165635A - 可変倍原稿像形成装置 - Google Patents

可変倍原稿像形成装置

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JPS60165635A
JPS60165635A JP59021085A JP2108584A JPS60165635A JP S60165635 A JPS60165635 A JP S60165635A JP 59021085 A JP59021085 A JP 59021085A JP 2108584 A JP2108584 A JP 2108584A JP S60165635 A JPS60165635 A JP S60165635A
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gear
magnification
clutch
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shaft
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Shinji Kanemitsu
金光 伸二
Mototada Chokai
鳥海 基忠
Seiichi Namekata
行方 清一
Tomohiro Aoki
青木 友洋
Akiyoshi Torikai
鳥飼 昭嘉
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可変倍原稿像形成装置に関する。
可変倍原稿像形成装置では、感光体への原稿像投影倍率
を変更する為にレンズやミラー等、投影光学系を構成す
る光学部材の位置を変更したり、或いは原稿走査型のも
のにあっては選択された倍率に対応して原稿走査手段の
速度を変更する為に、変速手段のギア位置を変更した灰 りする必要がある。このような原稿像形成倍率を変更す
る為に、その倍率に対応する位置に移動せしめられる諸
部材に対して駆動源からの駆動力を伝達するに際して、
その伝達を継続するのにクラッチを使用するが、原稿走
査手段が原稿を走査中に於いてクラッチが作動すると不
都合である。
本発明はこの不都合を解決することを主な目的とする。
以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図、第2図は夫々本発明の適用できる電子写真複写
装置例の説明図である。両図に於いて、101は矢印方
向に回転するドラム状電子写真感光体であるが、これに
限らず直線移動区間を有する無端ベルト状のものでもよ
い。感光体101はまず帯電器102で均一に帯電され
、次に原稿走査装置によって走査された原稿100の光
像が露光される。この光像はズームレンズ103によっ
て感光体101上に選択された倍率で投影される。而し
てズームレンズ103は、公知の手段により、又は後述
の手段により、倍率変更動作によって選択された倍率に
対応する位置に変位され、かつこの際の移動に連動して
選択された倍率に対応する焦点距離に変更される。図で
P1〜P4は夫々原稿像形成倍率がm□〜m4の時のズ
ームレンズ1()3の位置である。レンズ103を出射
した原稿からの光束は固定ミラー104により反射され
、感光体101に指向する。尚、レンズ103として固
定焦点レンズを使用した場合は、倍率変更動作によって
レンズを選択された倍率に対応する位置に変位するとと
もに、ミラー104等も変位させ、原稿と感光体間の全
党路長も選択された倍率に対応して変更される。
上記光像露光によって感光体101に形成された潜像は
、現像器105によりトナーを用いて現像される。この
現像によって得られたトナー像は転写装置106によっ
て矢印方向に搬送される転写材107に転写される。転
写後、トナー像は不図示の定着器によって転写材107
に定着され、一方、転写後の感光体101はクリーニン
グ装置108によりクリーニングされる。
さて、第1図で109は定位置に固定された原稿照明ラ
ンプである。原稿100は原稿台110に載置されるが
、この原稿台110は原稿を走査する為に、公知の案内
手段による案内下に、ランプ109による照明位置を通
して矢印入方向に移動(往動〕する。矢印入方向への原
稿台110の移動時、ランプ109で照明された原稿か
らの光は定位置に固定されたミラー111により反射さ
れ、前記のズームレンズ103、ミラー104を通して
前記の如く感光体に露光され、これによって前記の如く
原稿の潜像が形成される。原稿走査が終了すると原稿台
110は矢印B方向に復動し、矢印入方向への移動起点
位置に戻る。
原稿台110にはラック111が固定されている。この
ラック111には後述のビニオン112が噛合していて
、このビニオン112を矢印C方向(正転方向)に回転
駆動することにより原稿台110を矢印入方向に、また
矢印り方向(逆転方向)に回転駆動することにより原稿
台110を矢印B方向に移動させるものである。而して
矢印入方向への原稿台110の移動速度(原稿走査速度
)は、前記の通り選択された原稿像形成倍率に対応して
変更される。即ち、台110は感光体1010周面の移
動速度を選択された像形成倍率で除した速度で、矢印入
方向に移動せしめられる。これによって感光体に形成さ
れる原稿像の感光体移動方向についての倍率を選択され
た倍率とする。従ってビニオン112は矢印C方向に選
択された倍率に対応する速度で回転駆動され、台111
を上記の速度で矢印入方向に移動させる。台111の矢
印B方向への移動速度はどの倍率についても同一速度で
よく、或いは選択された倍率に応じて変更してもよい。
従ってビニオン112の矢印り方向への回転駆動速度は
どの倍率についても同一速度でよく、或いは選択された
倍率に対応して変更してもよい。尚、上記のラック、ピ
ニオン機構ではなく、ワイヤ、プーリ機構等を用いて原
稿台に駆動力を伝達してもよい。
第2図の装置では原稿台110′は定位置に固定されて
おり、ミラーを移動させることにより原稿を走査する。
即ち、113は第1可動ミラ一台116に固定されたミ
ラー、114.115は第2可動ミラ一台117に固定
されたミラーである。台116.117は公知の案内手
段により原稿台110′と平行に案内される。尚、台1
16には原稿照明ランプ109′も固定されており、ミ
ラー113と一体的に移動する。
上記ミラー113とミラー114.115は原稿とレン
ズ間の光路長を一定に保つ為に、2:1の速度比で移動
せしめられるが、その最も多用されている駆動機構が動
滑車の原理を用いたものである。即ち、118は第2ミ
ラ一台117に回転自在に取シ付けられたプーリ(動滑
車)である。119は駆動力伝達用のワイヤで、一端1
19′を装置本体に係止後、上記プーリ118に掛けて
折り返し、定位置に設けたブー1J120に掛けて再び
折シ返し、後述の駆動プーリ121に1回乃至複数回巻
き付けた後定位置に設けたプーリ122に掛けてまた折
り返し、そして前記プーリ118に掛けて折り返した後
、他端119′が装置本体に係止されている。
第1ミラ一台116はプーリ118.120の間でワイ
ヤ119に固着されている。原稿を走査する為に、駆動
プーリ121を矢印C方向(正転方向)に回転駆動する
と、ミラー113、ランプ109′とミラー114.1
15は2:1の速度比で矢印入方向に移動(往動)する
。この時ランプ109′で照明された原稿からの光束は
ミラー113.114.115に順に反射され、前記ズ
ームレンズ103、ミラー104を介して前記の如く感
光体101を露光し、原稿の静電潜像を形成する。原稿
走査が終了すると駆動プーリ121は矢印り方向(逆転
方向)に回転駆動され、ミラー113、ランプ109’
とミラー114.115は2:1の速度比で矢印B方向
に復動し、各々の矢印入方向への移動起点位置に戻る。
而して矢印入方向へのミラー113の移動速度(原稿走
査速度)は、前記の通り選択された原稿像形成倍率に対
応して変更される。即ち、εジ−113とランプ109
′は、従って台116は感光体101の周面の移動速度
を選択された像形成倍率で除した速度で、矢印入方向に
移動せしめられる。従って駆動プーリ121は矢印C方
向に、選択された倍率に対応する速度で回転駆動され、
台116を、従ってミラー113、ランプ109′を上
記の速度で矢印入方向に移動させる。台116の、従っ
てミラー113、ランプ109′の矢印B方向への移動
速度はどの倍率についても同一速度でよく、或いは選択
された倍率に応じて変更してもよい。
従って駆動プーリ121の矢印り方向への回転駆動速度
はどの倍率についても同一速度でよく、或いは選択され
た倍率に対応して変更してもよい。尚、ミラー113の
速度が変更されても、ミラー114.115はミラー1
13の4の速度で移動する。
以上第1図では原稿台を、第2図ではミラーを移動させ
て原稿を走査しだが、レンズを移動させて原稿を走査す
るものに対しても本発明は適用でき、従って本明細書で
原稿走査手段というのは、上記の可動原稿台、可動ミラ
ー等の可動光学部材の内、原稿走査の為に移動するもの
を総称するものとする。
次に前記ピニオン112、プーリ121の駆動機構につ
いて説明する。
第3図は本発明の適用される一実施例の一部の説明図で
、煩雑を避ける為、各ギアは全て夫々のピッチ円で示し
ている。第4図は第3図のの A−入方向に見た装置の一部4説明図である。
各図に於いて、1は定位置に配置された入力側ギア、2
は定位置に配置された出力側ギア、3.4.5.6は駆
動力伝達用ギアグループである。
各ギアグループ3.4.5.6は夫々第1ギア3′、4
′、5′、6′及び第2ギア3″、4′、5#、6”を
有している。そして各グループの第1ギアと第2ギアの
ギア比、即ち第1ギアの歯数と第2ギアの歯数の比は、
グループごとに異なる。
この実施例ではギアグループ3の第1ギアと第2ギアの
ギア比は1でおるが、別にこれに限る必要はない。また
第3図、第4図実施例では、各ギアグループの第1ギア
、第2ギアは相互に固定されており、従って第1ギアが
回転すれば第2ギアもそれと一体的に回転するようにな
っている。
各ギアグループの第1ギア、第2ギアは、夫々支持板1
1.12に支持された軸7.8.9.10に回転自在に
支持されている。軸7.8.9.10は夫々が支持した
第1ギア、第2ギアにとって共通の軸であるが、一方に
於いては支持板11.12を、各ギアを収納する間隔を
おいて一体的に固定連結する連結部材も兼ねている。こ
こで後述の機構により支持板11.12は第3図の矢印
R方向(これと逆方向でもよい)に回動可能であり、前
記ギアグループ3.4.5.6は、回転方向に関し、間
隔をおいて支持板11.12上に支持されている。上記
間隔は各ギアグループが相互に干渉しない範囲で任意に
設定できるが、図示例では各ギアグループの軸7.8.
9.10が順に90度宛の間隔をおいて支持板11.1
2に固定されている。
第3図に於いて各ギアグループの第1ギア3 ’%4′
、5′、6′のピッチ円は1つの共通仮想円C0に外接
している。図示例ではこの円C1は入力側ギア1のピッ
チ円である。一方、各ギアグループの第2ギア3’、4
’、 5’、 6′のピッチ円は別の1つの共通仮想円
C2に内接しており、またこの円C2には出力側ギア2
のピッチ円が外接して記 いる。そして上部仮想円C1、C2は同心円であり、前
記支持板11.12はこの仮想円C1、C2の中心に位
置する軸心を中心に回動する。かくして、各ギアグルー
プの第1ギア3′、4′、5′、6′は、支持板11.
12がどの回転位置で停止せしめられていても、常に入
力側ギア1に12の軸心を中心に公転する。そして各ギ
アグループの第2ギア3′′、4″、5′′、6″は、
それの属するギアグループが作動位置に来た時、出力側
ギア2に噛合する。第3図ではギアグループ4が作動位
置にあるが、いずれにせよ、作動位置に来たギアグルー
プは入力側ギア1からの駆動力を、第1ギア、第2ギア
を順に経て、この第1、第2ギアのギア比に対応する速
度で出力側ギアに伝達する。そして作動位置に来たギア
グループの軸は入力側ギアの軸と出力側ギアの軸を結ぶ
直線上に並ぶ。
第4図に示すように、この実施側では、出力速度を変更
するに際して、駆動モータ20からの駆動力により支持
板11.12を回動させるようにし、駆動源個数の節約
を計っている。この実施例では出力軸23を選択的に2
方向に回転駆動させる機構も備えている。
第4図に於いて、一方向に回転するモ・−夕20の回転
駆動力は歯付きベルト19を介して、軸13に固定され
た歯付きプーリ18に伝達される。
軸13は軸受16.39を介して枠板34.15に回転
自在に支持されている。前記入力側ギア1は、枠体15
に軸受29を介して支持され、支持板12の孔12′を
貫通した連結管28によシ、ギア30に固定連結されて
いる。そしてギア1.30は一体的に、装置枠体14.
34に軸受32.33を介して回転自在に支持された軸
31に、回転自在に支持されている。そしてギア30は
ギア35に噛合っている。ギア35は、型車37を有す
る緩み型のバネクラッチ36を介して軸13に固定され
たギア38に連結される。即ち、型車37に制御爪58
(第5図)が係合してばねクラッチ36が作動するとギ
ア35はギア38と一体的に回転し、上記制御爪58が
型車37から離間してばねクラッチ36が非作動となる
とギア38.35間の連結が断たれ、ギア38が回転し
ていてもギア35は回転しない。従って、モータ2oが
作動して軸13が回転している場合に於いて、上記ばね
クラッチ37が作動すると軸13の回転はギア35.3
0.1を経、更に前記ギアグループ3.4.5.6の内
選択された原稿像形成倍率に対応するギアグループ(第
4図の場合はグループ4)を介してギア2に伝達され、
出力軸23が選択された倍率に対応する速度で正方向に
回転駆動される。この出力軸23は軸受21.22.5
7を介して装置枠板14.15.34に回転自在に支持
されており、そしてこの軸23には前記ビニオン112
又は駆動プーリ121が固定されている。而して軸23
が正転方向に回転すれば、上記ビニオン112又は駆動
プーリ121は第1図、第2図で示した矢印C方向(正
転方向)に回転する。かくして前記原稿走査手段は矢印
A方向に、選択された像形成倍率に対応する速度で移動
する。尚、ビニオン112或は駆動プーリ121は軸2
3に直結するのではなく、ギア列やチェーン・スプロケ
ット機構を介して連結してもよい。
一力、モータ20が作動して@13が回転中であっても
、ばねクラッチ36が非作動であるならばギア35は回
転しないので、軸23は正転方向には回転しない。従っ
て原稿走を手段はA7j向には移動せず、原稿は走査さ
れない。
前記軸31には速度切換え用ギア4oが回動可能に遊嵌
されている。このギア4(1:軸31に対してばねクラ
ッチ41で連結されるものであって、制御環42に設け
られた立て爪4311432.433.43..44.
.44□s 44S% 444のいずれにも制御爪59
(第5図L 60(第8図)が係合していない時ははね
クラッチ41が作動してギア40を0II31に固定連
結し、ギア38.46.47を介して1云達されたモー
タ20からの駆動力を!Ill 31に伝達して、ギア
グループ3.4.5.6を支持した支持板11.12を
回動させる。一方、上記立て爪のいずれかに制御爪59
及び、又は係合していればばねクラッチ41は非作動と
なり、ギア40は軸31を中心に空転して軸31に回転
力は伝達されない。尚、45は制御環42に一端が係止
され、軸31に他端が係止された締り型のばねである。
(軸31の回転により支持板11.12’に回転34に
固定された軸48に回転自在に支持されたギア46が噛
合っており、そしてこのギア46には枠体15.34に
固定された軸49に回転自在に支持されたギア47が噛
合っている。ギア47は前記ギア40に噛合っているか
ら、軸13の回転時、ギア40は前記矢印R方向に常時
回転する。
軸51に固定されたギア50が噛合っている。従ってギ
ア50も軸13の回転中、常時回転する。
このギア50には型車55を有する緩み型ばねクラッチ
54を介してギア53が連結される。
即ち型車55に制御爪61(第5図)が係合するとげね
クラッチ54が作動し、ギア53をギア50と一体的に
回転させ、型車55から制御爪61が離間するとげねク
ラッチ54は非作動となり”、ギア50が回転していて
もギア53は回転しないか、或いはギア50と逆方向に
回転可能となる。而してギア53には出力軸23に固定
されたギア56が噛合している。従ってばねクラッチ3
6が非作動で、ばねクラッチ54が作動すると、軸13
からの回転駆動力がギア38.46.47.50.53
.56を経て軸23に伝達され、軸23は逆転方向に回
転する。
一方、ばねクラッチ54が非作動で、ばねクラッチ36
が作動すると軸23は前記の通り正転方向に選択された
速度で回転する。従って前記ビニオン112又は駆動プ
ーリは矢印り方向に回転する。このようにばねクラッチ
36.54を交互に作動状態、非作動状態に切り換える
事により、前記原稿走査手段を矢印入方向と、それとは
逆の矢印B方向と、2つの方向に運動させることができ
る。ただし本実施例では、上記B方向への運動の速度は
1つであって切換えることはできないが、ギア53.5
6の間に前述を有する変速機構を設ければ、軸23の逆
?向速度、従ってまた原稿走査手段のB方向運動速度も
切り換えることができる。
さて第6図、第7図、第8図に於いて、支持板11、】
2の回転駆動とその位置決めについて説明する。
この支持板11.12は、軸31に対して相対的に回動
可能に、この軸に装着されている。
62は軸31に固定された駆動板であり、1つの方向(
矢印R)に回転する。この駆動板62にはピン63が固
植されている。このピン63は支持板11に設けられた
、支持板110回動方向に長い長孔64を貫通している
。一方、支持板11にはピン65が固植されている。そ
してピン63.65の間にはばね66が掛けられている
。従ってばねクラッチ41が作動して軸31が回転すれ
ば駆動板62は支持板11が回転停止した状態でも、長
孔64の長手方向端部で規制される範囲内に於いてばね
66を引き伸ばして弾性力を蓄勢させながら支持板11
に対して相対的に回動可能である。
支持板11には、前記ギアグループ3.4.5.6の夫
々に対応して溝67.68.69.70が設けられてい
る。この溝の各々にはストッパーピン71が落ち込み可
能であり、ピン71が溝に落ち込み、係合すると支持板
11.120回動は停止される。而して溝67がピン7
1に係合した時ギアグループ3が、溝68がピン71に
係合した時ギアグループ4が、溝69がピン71に係合
した時ギアグループ5が、溝70がピン71に係合した
時ギアグループ6が、夫々前記作動位置に位置決めされ
る。
上記ピン71は、定位置に設けられた軸73を中心に揺
動可能に支持されているレバー72に設けられている。
レバー72と定位置に設けられたピン750間にはばね
74が掛けられており、これによってレバー72は反時
計方向に付勢され、ストッパーピン71を常時支持板1
1方向に弾性的に付勢している。
前記駆動板62には、上記支持板1104個の溝に対応
して4個の突起76.77.78.79が設けられてい
る。各突起の回転方向Rについて前側の部分は斜面76
′、77′、78′、79′となっている。これによっ
て、支持板11が固定された状態で駆動板62が矢印R
方向に回転して前記支持板11の溝に係合したストッパ
ーピン71に突起の上記斜面が当接すると、ストッパー
ピン71はこの斜面のカム作用によりばね74の弾性力
に抗して溝から押し上げられ、構外に退避可能となる。
かくして支持板11.12の停止状態は解除され、軸3
1を中心に矢印R方向に回動可能となる。
前記ばねクラッチ410制御環42の外周上には、前記
のギアグループ3.4.5.6に対応して爪44..4
4□、443.444が、制御環42の回転軸方向に関
し間隔をおいて設けられている。前記ギアグループの軸
7.8.9.10は支持板11.12に90度間隔で設
けられているので、爪44.〜444もそれと同間隔、
つまり略90度間隔で環42上に設けられているが、上
記軸7〜10の設置間隔が上記角度以外であれば、爪4
4.〜444の設置間隔もそれに対応させる。これと同
様な事は前記支持板11に設けた溝67〜70、駆動板
62に設けた突起76〜79についても言える。いずれ
にせよ、はねクラッチ41が作動してギア40と軸31
が連結され、軸31が回転すると、上記制御環42も回
転する。而して上記爪441〜444のいずれかが制御
ストッパー60に当接すると制御環42の回転が停止さ
れる。制御環420回転が停止せしめられるとげね45
は緩むから、ギア40と軸31の連結は断たれ、従って
駆動板62の回転も停止する。尚、ギアグループ3が作
動位置にある時は爪44.が、ギアグループ4が作動位
置にある時は爪44□が、ギアグルーブ5が作動位置に
ある時は爪443が、ギアグループ6が作動位置にある
時は爪444が、夫々ストッパー60に当接している。
第8図に示すように上記制御ストッパー60は、装置内
の定位置に設けられた軸81に回動可能に支持されたレ
バー80に設けられている。
レバー80には操作ノブ82が設けられており、操作者
はこのノブ82を矢印方向に移動させることによりレバ
ー80を矢印方向に回動させてストッパー60の位置を
略平行方向に変位させることができる。かくして操作者
はストッパ−60全選択された原稿像形成倍率に対応す
る爪と保合可能な位置に変位させることができる。
尚、ノブ82の移動路に沿って目盛り83□〜834が
刻設されている。目盛り83、〜83□は夫々爪44.
〜444(冬瓜44□〜444は原稿像形成倍率m1〜
m4に対応)に対応している。(従って夫々ギアグルー
プ3〜6に対応している。)そこでノブ82を例えば倍
率rrL2に対応する 目盛832の位置から倍率前3
に対応する目盛833の位置に変位すれば、ストッパー
60は爪442に係合していた位置から爪443に保合
可能な位置に変位する。
次に上述機構の動作を説明する。
制御ストッパー60を、それが係合していた制御項42
のいずれかの爪から離し、所望の原稿像形成倍率に対応
する位置に変位させ、かつ後述の爪59が制御環42の
爪431〜434から離間されると、バネ45により、
モータ20からの駆動力が駆動板62に伝わる。と同時
に、制御環42が回転する。回転が続き、ストッパー6
0に制御現型44、〜444のいづれか選択された変速
比に対応するものが係合すると、バネ45が緩み歯車4
0からの軸31への駆動力伝達が断れ、駆動板62の回
転が止る。これによって速度変更動作は終了する。
一方、所望の倍率に対応するギアグループが作動位置に
位置している時は第6図のような状態であるが、この状
態ではねクラッチ41が作動すると上記のように駆動板
62が矢印R方向に回転開始する。しかし支持板11は
前記溝にストッパービン71が係合しているからまだ回
転できない。その間駆動板62はばね66を引き伸ばし
ながら回転を続ける。そして次に駆動板62に設けた前
記突起のいずれかがピン71に係合し、駆動板62の回
転に従って上記突起がピン71を支持板11の溝から蹴
抄出す。前記長孔64は駆動板620以上の動作を可能
にするに足る長さを有するものであるが、ピンる。いず
れにせよストッパーピン71が支持板11の溝から蹴り
出されると、それまでばね66に蓄勢されていた弾性力
により支持板11は矢印R方向に回転し、ピン71は支
持板11の円周部11′に乗る。この時作動位置にあっ
たギアグループは作動位置から外れる。そして支持板1
1は第7図に示す如くばね66を介して駆動板62によ
り矢印R方向に回転を続ける。更に回転が続くと支持板
11の次の溝がピン71に係合する位置に来てピン71
がばね740作用により溝に落ち込み、支持板11.1
2の回転は停止する。これによって次のギアグループが
作動位置に位置決めされるが、制御環42上の爪はまだ
ストッパー60と係合する位置に到っていない。この為
ギア40から軸31への駆動力伝達はまだ断たれず、駆
動板62は停止した支持板11に対して、ばね66を引
き伸ばしつつ更に回転を続ける。而してストッパー6(
)が制御頂上の次の爪の回動経路に位置1〜でいる場合
は、駆動板62の次の突起がストッパーピン71を支持
板11の溝から蹴り出す前に、上記型がストッパー60
に係合し、ばね45が緩んでギア40から軸31への駆
動力伝達は断たれ、駆動板62の回転は停止する。新た
に選択されたギアグループがその前に選択されていたギ
アグループよりも矢印Rと逆方向について1つ隣のギア
グループであった場合は、上記で速度切換え動作は終了
する。
しかし、新たに選択されたギアグループが上述のギアグ
ループと異なる場合は、ストツノ(−60はその新たに
選択されたギアグループに対応する制御現型の回動経路
にないから、ストツノ(−ピン71が支持板11の溝に
落ち込んでいてもばねクラッチ41の作動は停止せず、
駆動板62は更に回転を続け、その次の突起部がピン7
1を上記の溝から蹴り出す。かくして新たに選択された
ギアグループに対応する制御現型がストッパ60に当接
してばねクラッチ41が作動停止するまで、前記動作が
繰り返される。
以上のようにして、ばねクラッチ41の作動を停止させ
る前に支持板11の、従ってギアグループの位置決めを
行うことにより、ばねクラッチ41自体によシ軸31の
停止位置決め精度が低いものであっても、選択されたギ
アグループを正確、かつ確実に作動位置に保持でき、円
滑にかつ高精度に所望の原稿走査速度を得ることができ
る。
上記例では駆動板62を軸31に直接固定したが、ギア
列等を介して軸31の回転駆動力を駆動板62に伝達す
るようにしてもよい。
上記実施例では出力軸23を正転、逆転両方向に回転駆
動できるようにし、かつ正転方向回転速度を変えること
ができるようにした。そこで本実施例では軸23の正方
向回転時にはレバー83を操作してストッパー60の位
置を変光ても、前述した速度変更動作が行われないよう
に構成された。
即ち、第5図で、はねクラッチ41の制御環42には、
前記型44、〜444と離れた位置に於いて、前記各ギ
アグループ3〜6に夫々対応して爪431〜434が設
けられている。この爪431〜434は、環42の回転
時に同一の経路を通るように、環42の同一円周上に配
置されており、そしてギアグループ3が作動位置にある
時は爪43.に、ギアグループ4が作動位置にある時は
爪43□に、ギアグループ5が作動位置にある時は爪4
33に、ギアグループ6が作動位置にある時は爪434
に、夫々爪59が係合するようになっている。
而して爪59は定位置に設けられた軸85に回動可能に
支持されたレバー84に設けられている。このレバー8
4はリンク板80に回動可能に軸着されている。またリ
ンク板80にはレバー86も回動可能に軸着されている
。このレバー86にはばねクラッチ36の制御型車37
に係合する制御爪58が設けられ、定位置に設けられた
軸87に回動可能に支持されている。
そしてリンク板80はばね87によって右方に付勢され
ている。従ってこのばね87は爪59.58を制御環4
2の爪、型車37の爪から離脱させる方向に付勢してい
る。一方、リンク板80には電磁プランジャー88が連
結されておシ、プランジャー88が作動すると、第5図
に示す如く、爪59.58はばね87の弾性力に抗して
制御環42の爪、型車37の爪の回転経路中の位置に連
動して侵入する。プランジャー88が消勢すると爪59
.58は夫々上記経路外に連動して退避する。而して爪
59が上記経路外に退避し、かつ前記ストッパー60が
いずれの爪にも係合していない状態に於いてばねクラッ
チ41がつながってギア40の駆動力が軸31に伝達さ
れ、爪59が上記爪43.〜434のいずれかに係合し
ておればストッパー60がいずれの爪にも係合していな
くてもばねクラッチ41は作動せず、ギア40の駆動力
は軸31に伝達されない。また爪58が型車37から退
避すると、ばねクラッチ36が作動停止してモータ20
からの駆動力のギア35への伝達が断たれ、軸23の正
転方向回転は停止し、逆に爪58が型車37に 合する
とげねクラッチ36が作動して軸23は正転方向に回転
する。
一方、前記軸23に逆転方向回転駆動力を伝達する為の
ばねクラッチ540制御爪車55に保合可能な制御爪6
1は、定位置に設けられた軸90に回動可能に支持され
たレバー89に設けられており、そして爪61はばね9
1により型車55の回転経路から離脱する方向に付勢さ
れている。そしてレバー89には電磁プラ/ジヤー92
が連結されており、プランジャー92が作動すると爪6
1はばね910弾性力に抗して型車55に係合し、はね
クラッチ54は作動する。一方、プランジャー92が消
勢すると爪61はばね91により型車55から離脱して
はねクラッチ54の作動は停止する。つt、6軸23の
逆転方向回転も停止する。
以上により、プランジャー88が付勢シ、プランジャー
92が消勢し、軸23が正転方向に回転して前記原稿走
査手段が矢印入方向に移動している状態では、爪59が
制御現型43□〜434のいずれかに係合しているから
レバー80を操作してストッパー爪60の位置を変更し
てもばねクラッチ41は作動せず、従ってギアグループ
支持板11.12は回動しない。しかし、上の状態から
プランジャー88を付勢し、プランジャー92を消勢し
て軸230回転方向を逆転方向に変更して前記原稿走査
手段を矢印B方向に移動させると、爪59は上記制御現
型から外れるから、走査手段のA方向移動中にストッパ
ー爪60を変位していたり、或いは矢印B方向に移動中
にストッパー爪60を変位した場合ははねクラッチ41
が作動して軸31が回転を始め、これによって選択され
た変速比に対応するギアグループが作動位置にもたらさ
れる。
またプランジャー88.92をともに消勢した状態、つ
まり軸23に正方向回転駆動力も逆方向回転駆動力も伝
達されず、原稿走査手段がA方向移動の起点位置にある
状態に於いては爪59はいずれの爪43.〜434とも
係合していないから、レバー80を操作してストッパー
60の位置を変更すると前記の如くしてそのストツバ−
60の折位置に対応するギアグループが作動位置にもた
らされる。
このようにして本実施例では原稿走査手段がB方向運動
している時、又は入方向運動の起点位置に停止している
時に、入方向運動の速度切換え動作が行われる。
尚、第4図で93は軸31に固定され、従ってギアグル
ープ3〜6の位置変更に連動して回転するカム環である
。カム93はギア列等を介して軸31に連結してもよい
。いずれにせよりム93のカム溝94の形状は上記ギア
グループ3〜6の夫々の位置に対応されている。従って
このカム溝94に係合したカムフォロア950位ti、
例えばこのフォロアに連結して摺動可変抵抗器96や、
フォロア95の移動方向に沿って配置された複数のマイ
クロスイッチ等で検知すれば、作動位置に位置決めされ
たギアグループに対応する、従って選択された原稿像形
成倍率に対応する信号を形成することができる。
第4図では、電源97と前記原稿照明ランプ109又は
109′の間に上記可変抵抗96を介在させて上記ラン
プ109又は109′の出力を選択された原稿像形成倍
率に対応して変更し、どの倍率に対しても感光体に対す
る原稿光像の露光量が実質的に一定となるようにしてい
る。
また上記信号は例えば設定された原稿像形成倍率の表示
、或いは前記ズームレンズ103を設定された倍率に対
応する位置に変位させるサーボモータの制御信号として
も利用できる。尚、如上の信号を形成する手段としては
支持板11又は12に、各ギアグループの夫々に対応す
る位置に各々カム又は遮光片を設け、−芳容カム又は遮
光片に対応するマイクロスイッチ又はフォトカブラを夫
々定位置に固定し、各カム又は遮光片で各マイクロスイ
ッチ又はフォトカプラを作動させる等、別の手段によっ
ても、作動位置に位置決めされたギアグループに対応す
る信号を得ることができる。
第9図では前記カム93の駆動力をズームレンズ103
に機械的に伝達して、レンズ103を選択された倍率に
対応する位置に変位されるとともに、そのレンズ焦点距
離を選択された倍率に対応する値に設定する例を示した
第9図でズームレンズ103はレンズ鏡筒123内に設
けられている。鏡筒123には、外周にハス歯ピニオン
の刻設されたズームリング124が、鏡筒123に対し
て回動可能に嵌合されている。このリング124の突出
片部に設けた長孔125には、ズームレンズ中の焦点距
離調節用レンズ素子に設けたピン126が結合している
。このピンは鏡筒123に設けたカム孔127に挿通さ
れている。従ってリング124′7Fr:回動させれば
ピン126は鏡筒123に対してレンズ光軸方向に相対
移動し、これによってレンズの焦点距離が変更される。
上記鏡筒123はレンズ台128に固定されている。こ
の台128の一部には孔129が設けられており、この
孔129を介して、前記ズームリング124のハス歯ビ
ニオンが基台140に固定されたハス歯ラック130に
噛合している。従って台128を基台130に固定され
たガイドレール131に沿って移動させると、ランク1
30の反作用によりピニオンが、従ってズームリング1
24が回動し、前記の如くレンズの焦点距離が変化する
。尚、132はレンズ台128に固定された摺動軸受で
あシ、レール】31に摺動自在に嵌合している。
レンズ台128には、その移動方向と交叉する方向(例
えば直交する方向)に長孔133が設けられており、こ
の長孔133には、定位置に設けられた軸134に回転
可能に支持されたレバー135の先端部に設けたピン1
36が挿通されている。レバー136の基部にはU字形
溝137が設けられており、このU字形溝137には、
定位置に設けられた軸138に回転可能に支持されたレ
バー139の一端部が摺動可能に嵌合せしめられている
。上記レバー139の他端部は、前記軸31に取り付け
られ、従って前記ギアグループの支持板11.12を回
動させる際に回転するカム円筒93のカム溝94に係合
している。従ってカム円筒93全回動させればレバー1
39は軸138を中心に矢印の如く回動し、その際レバ
ー139の一端部でレバー135のU字形溝が押される
から、レバー135は軸134を中心に矢印の如く回動
する。
而してレバー135の先端部に設けたピン136により
レンズ台128は押され、レンズ台128は、従ってレ
ンズ103はレール131に沿って移動し、かつこの移
動に連動してレンズ焦点距離も変化する。
前記カム溝94には、前記各ギアグループ3.4.5.
6に夫々対応して4つの位置決め部94、.94□、9
43.944(図には941のみ示されている)がある
。レバー139の先端が上記位置決め部941に係合し
た時はレンズ103は前記P1位置に、94□に係合し
た時はP2位置に、943に係合した時はP3位置に、
944に係合した時はP4位置に、夫々位置決めされ、
かつレンズ103の焦点距離はレンズが位置決めされる
各位置に対応して変更される。上記カム溝94の各位置
決め部94、〜944の夫々は、カムの運動方向(この
場合は回転方向)に平行となっており、かつカム運動方
向に夫々所要の長さを有している。各部分941〜94
4の上記長さは、前記バネクラッチ41による軸32の
位置決め誤差を考慮して決定されるもので、選択された
倍率に対応するギアグループを作動位置に位置決めする
際の軸32の回転量にバネクラッチ41の作動誤差によ
り最大誤差が生じた場合も、レバー139がカム溝94
の選択された倍率に対応する位置決め部に尚係合してお
り、を防止するに足るだけの長さを有していることが好
ましい。(第4図のカム溝94にも如上の平行溝部分9
41〜944を設けることが望ましい) いずれにせよ、上記の如くして、原稿走査手段の原稿走
査速度の変更動作に連動して、前記モータ20の駆動力
を利用してズームレンズの位置と焦点距離が選択された
倍率に対応するように変更される。
尚、カム円筒93を使用せず、軸32にピニオンを設け
、これに直線移動するラックを係合し、このラックにカ
ム板を固定してレバー139を駆動するようにしてもよ
い。
以上の例では駆動力伝達ギアグループの各第1ギアは全
て常時入力側ギアに常時噛合っている。これは変速動作
が円滑に行なえる点等で好甘しいが、必ずしも必要では
ない。
第9図の実施例では軸31に固定したカム93でズーム
レンズ全駆動したが、前記支持板11と同期連動する(
つまシ支持板11の起動、停止と夫々同時に起動、停止
し、支持板11の運動中、その運動速度に対して一定比
率の速度で運動する)カムでズームレンズ全駆動しても
よい。例えば、第4図に示すように、支持板11と一体
的に回転する支持板12を円筒状カムとし、この周囲に
カム溝(94)を設ける。そしてこのカム溝(94)に
第9図で示したレバー139を結合させる。このレバー
139は第9図で示したと同様な機構を介してズームレ
ンズの移動と焦点距離の変更を行うものである0尚、支
持板12の外周にギアを設け、このギアにギア列を介し
て同期連動するカムによりズームレンズを駆動するよう
にしてもよい。いずれにせよ、支持板1]は選択された
倍率に対応して正確に位置決めされるから、第9図で示
したカム94に設けたような平行カム溝部941〜94
4は設けなくでもよい。
更に、レンズとして固定焦点レンズを使用する場合、原
稿像投影倍率を変更するに際してはレンズを位置変更す
る他に、原稿、レンズ間のの位置を変更するのが一般的
であるが、斯かるミラーの位置変更にも前記機構が利用
できる。
例えば第9図の台128にミラーを取り付ける等。或い
は前述したようなカムをレンズ用、ミラー用とで夫々設
け、レンズ、ミラーの位置を変更するようにしてもよい
また前述実施例では第6.7図のピン71を、駆動板6
2に設けた突起76〜79で、支持板11の溝67〜7
0から蹴り出すようにしたが、ピン71を電磁プランジ
ャー等、他の手段で上記6溝から引き出すようにしても
よい。例えば第6図で2点鎖線で示した141.142
.143は夫々マイクロスイッチ、タイマー、電磁プラ
ンジャーで、マイクロスイッチ141は前記駆動板62
に前記各ギアグループ3〜6に対応して設けられた突起
76〜79によって作用される。従ってこの場合突起7
6〜79はスイッチ作動部材であって、ピン蹴り出し部
材ではないから、ピン71に当接しない位置を移動する
ように設けられる。マイクロスイッチ141は、はねク
ラッチ41が作動して駆動板62が矢印R方向に回転を
開始して後、ばね66が若干引き伸ばされた段階で、前
記突起76〜79の内、ピン71が嵌合していた支持板
11の溝67〜70の内の1つに対応する突起によって
作用され、閉成される。この時のスイッチ141からの
信号はタイマー142に印加され、タイマー142は上
記スイッチ141の閉成時点から所定時間電磁プランジ
ャー142を作動させる。このプランジャー143はレ
バー72に機械的に連結されておシ、作動するとばね7
40弾性力に抗してレバー72を時計方向に回動させ、
ピン71を前記溝から退避させ、これによって支持板1
1を開放して前記と同様に回動開始させる。支持板11
の回動によりピン71の係合していた溝がピン71との
保合位置から移動して、次の溝がピン71との結合位置
に来る前に前記タイマー142は消勢し、プランジャ1
43の作動を停止させる。これによってピン71はばね
74の弾性力によって支持板11の周面11′に押圧さ
れる。而して上記次の溝がピン71との保合位置に来る
と、ピン71はこの溝に落ち込んで支持板110回動を
停止させる。
以上の動作が、前記と同様に、選択されたギアグループ
が作動位置に位置決めされ、そのグループに対応する制
御環突起(441〜444)に停止爪60が当接してば
ねクラッチ42が消勢されるまで繰り返される。
尚、マイクロスイッチ141の代シに、前記駆動板62
の各突起で間の光路が遮断されるように配置された、発
光素子、受光素子を対向して成るフォトカプラ等を使用
してもよい。
また以上の実施例は入力側ギア1のピッチ円は円C0に
内接させ、出力側ギア2のピッチ円は円C2に外接させ
たが、出力側ギア2のピッチ円も円C2に内接させても
よい(この場合各第2ギアのピッチ円は、仮想円C2に
外接する)し、或いは入力側ギア1のピッチ円も円C1
に外接させてもよい(この場合各第1ギアのピッチ円は
仮想円C0に内接する)。前者の例を第10図に、後者
の例を第11図に夫々示す。尚、いずれの場合も各ギア
グループの支持板11.12は円C1、C2の共通中心
Xを軸心にして回動する。
尚、以上の実施例は仮想円C1、C2とギアグループの
第1ギア、第2ギアのピッチ円が夫々内接、又は外接す
る理想的な例を示したが、各第1ギア、第2ギアのピッ
チ円が仮想円に夫々厳密に内接、又は外接する必要はな
く、また入力側ギアのピッチ円も厳密に仮想円C1と一
致させ或いは内接又は外接させる必要もなく、更に出力
側ギアのピッチ円も厳密に仮想円C2に外接又は内接さ
せる必要もなく、各ギアグループが作動位置に来た時、
そのギアグループの第1ギアが入力側ギアに、第2ギア
が出力側ギアに係合する関係にあればよい。つまり、入
力側ギつ′は支持板11.12が回動する際の各ギアグ
ループの第1ギアの移動経路の内外、又は外側の位置に
あって各第1ギアの上記移動を阻止することはないが作
動位置に来たギアグループの第1ギアと噛合し、−力出
力側ギアは支持板11.12が回動する際の各ギアグル
ープの第2ギアの移動経路の外側又は内側の位置にあっ
て各第2ギアの上記移動を阻止することはないが、作動
位置に来たギアグループの第2ギアと噛合するような位
置にあればよい。このような各ギアの配置状態、及び前
記のように厳密に内、外接する状態をあわせて、各第1
ギア、各第2ギア、入力側ギア、出力側ギアのピッチ円
が同心の仮想円C1・C2に実質的に内接又は外接して
いると言うこともできる。
また前記各実施例で、1を入力側ギア、2を出力側ギア
としたが、これを入れ替えて2を入力側ギアとし、1を
出力側ギアとしてもよい。
この場合に於いて前記各ギアグループで第1ギアとして
符号を与えられたギアは第2ギアとして、第2ギアとし
て符号を与えられたギアは第1ギアとして読み変えられ
る。この場合、その第1ギアへの駆動力伝達手段、その
第2ギアからの駆動力出力手段は前記と同様な手段が使
用できる。
更にまたばねクラッチを介して光学部材のみの位置変更
をうるようにしてもよいし、或いは変速機構のギアグル
ープの位置変更のみを行うようにしてもよい。
また選択できる原稿像形成倍率は以上の例では3又は4
つであるが2でもよく、5以上でも可能である。
また本発明は電子写真感光体を使用するものばかりでは
なく、感光体として所謂CCD等、光像をそれに対応す
る電気信号に変換する光電変換素子を使用し、形成した
電気信号を用いて画像を形成する装置の原稿走査装置に
も使用できる。
いずれにせよ本発明によれば、原稿像形成倍率変更用可
動体を原稿走査時には移動できないようにクラッチ手段
を制御するから、操作者が原稿走査中誤って倍率変更操
作ノブを動かしても画像形成に失敗することはなく、一
方、原稿走査中に倍率変更操作ノブを動かすことにより
、原稿走査手段の復動中に倍率変更に必要な動作が自動
的になされるから、変更した倍率での画像形成が続いて
迅速に行なえるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の適用できる複写装置例の説明
図、第3図は原稿走査速度変更機構の一部説明図、第4
図は第3図A−A矢示の一部説明図、第5図は第4図の
一部説明図、第6図、第7図は速度切換え機構の説明図
、第8図は第6.7図部分の斜視図、第9図はレンズ駆
動機構例の説明図、第10図、第11図は速度切換え機
構の他の例の説明図である。 3.4.5.6は変速用駆動力伝達ギアグループ、11
は支持板、20は駆動モータ、41はばねクラッチ、5
9は第2ストツパー爪、6゜は第1ストツパー爪である
。 出願人 キャノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 所定の経路を往復動し、往動時に原稿を走査す
    る原稿走査手段と、 上記原稿の光像を感光体に投影する光学手段と、 形成する原稿像の倍率を変更する為に、選択された倍率
    に対応する位置に移動せしめられる可動体と、 原稿像形成倍率を変更するに際して上記可動体に駆動源
    からの駆動力を伝達するクラッチ手段と、 原稿像形成倍率を変更するに際して上記クラッチ手段か
    ら離脱され、選択された倍率に対応する位置に変位せし
    められる第1クラッチ制御手段と、 前記原稿走査手段の往動時には前記クラッチ手段に係合
    してこのクラッチ手段を非作動状態に保持する第2クラ
    ッチ制御手段と、 を備え、上記第1、第2クラッチ手段が前記クラッチ手
    段からともに離脱した時クラッチ手段が作動して前記可
    動体に駆動源からの駆動力が伝達される可変倍原稿像形
    成装置。 (2)前記可動体には、原稿走査手段を選択された倍率
    に対応する速度で駆動する変速手段の変速ギア手段が連
    結されている特許請求の範囲第1項記載の可変倍原稿像
    形成装置。 +81 前記可動体には、原稿像を感光体に投影する光
    学手段を構成する光学部材が連結されている特許請求の
    範囲第1項記載の可変倍原稿像形成装置。 (4) 前記クラッチ手段はばねクラッチである特許請
    求の範囲第1項乃至第3項記載の可変倍原稿像形成装置
JP59021085A 1984-02-08 1984-02-08 可変倍原稿像形成装置 Expired - Lifetime JPH0695196B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6239837A (ja) * 1985-08-14 1987-02-20 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 移動体駆動機構

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JPS5740964U (ja) * 1980-08-20 1982-03-05

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