JPS601653B2 - エラ−訂正装置 - Google Patents
エラ−訂正装置Info
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- JPS601653B2 JPS601653B2 JP53098937A JP9893778A JPS601653B2 JP S601653 B2 JPS601653 B2 JP S601653B2 JP 53098937 A JP53098937 A JP 53098937A JP 9893778 A JP9893778 A JP 9893778A JP S601653 B2 JPS601653 B2 JP S601653B2
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- Japan
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- bytes
- byte
- circuit
- check
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Detection And Correction Of Errors (AREA)
Description
本発明はエラー訂正装置に係り、とくに各々bビットよ
りなるK(4<K<2b−4)個のデータバイトDo,
D,,……,Dk‐,に4個のチェックバイトを付加し
てなる一連の情報(以下、これをZメッセージMGと呼
ぶ)を転送し、再生した場合に、再生されたメッセージ
MG′のうち(i)任意の1バイトのエラーを訂正する
ことができ、(il)予め関連づけた2バイトたとえば
隣接バイトのエラーを訂正することができ、(iiD任
意の2バイトのエラー2を検出することができるように
したエラー訂正装置に係る。 最近、半導体技術の進歩に伴い集積密度の高い半導体記
憶素子が得られ、大容量の記憶装置が多用されるように
なった。 このような記憶装置は一2般に、多くの記憶素子を集合
した記憶ブロックと、前記記憶素子を駆動・制御する周
辺回路とよりなる。そして前記記憶ブロックは、具体的
には、m語×nビットのICメモリ素子を複数チップ具
備したユニットを更に複数個有することが多3L、。ま
た、前記周辺回路は各ユニットにおいて、複数(nビッ
ト)の記憶素子に共通に設けられることがいまいまある
。 従って、この場合、各ユニット毎にnビットずつ割当て
て、m語×nビット3(n′2n)よりなる1データブ
ロックを書込み又は読出す際、たまたま前記周辺回路も
しくはユニット自身が故障し、nビット・エラーが生じ
る恐れがある。そこで、従来は次のようなエラー訂正装
置が提4供されたり、提案されるようになった。 凶1バイトがbビットよりなるK(4<K<2b)バイ
トを1ブロックとするデータに対し、2バイトのチェッ
クバイトを付加することによつて、1バイトのヱラーを
訂正する装置が提供された。 ‘B} また、上記凶のデータに対し、3バイトのチェ
ックバイトを付加し、1バイトのエラー訂正と2バイト
のエラー検出を行うエラー訂正装置が提案されている。 【C} 更に上記■のエラー訂正装置において、例えば
1バイト(8ビット)単位に記憶する磁気テープ装置な
どでは、ェフーバィト位置を検知できるようにしたポィ
ンタ装置を設けることにより、2バイトのエラーを訂正
できる装置が提供されている。しかしながら、情報処理
装置(コンピュータ)の主記憶装置のようなランダム・
アクセス型の記憶装置では上記に}のポィンタ装置を設
けることができない。 従って、ランダム・アクセス型の記憶装置における従来
のエラー訂正装置は、1バイトのエラー訂正と2バイト
のエラー検出を行う程度のものでしかなかった。かくし
て本発明は予め関連づけた特定の2バイトのエラー訂正
を行い得るエラー訂正装置を提供することを目的として
おり、この目的は本発明においては、各1バイトがbビ
ットよりなるとして、転送せんとするK(4<K<2b
−4)個のデータバイトDo,D,,D2,……,Dk
‐,に基いて4個のチェックバイトCo,C,,C2,
C3を発生すると共に、これらデータバイトDo,D,
,D2,・・・・・・,Dk‐,およびチェックバイト
Co,C,,C2,C3が転転送ののち再生せられてな
るK個の再生データバイトDo′,D,′,D2′,…
…,〇k‐,と4個の再生チェックバイトCo′,C,
′,C2′,C3′とに基いて該再生されたデータバイ
トおよびチェックバイト中のエラーを検出または訂正す
るエラー訂正装置において、ガロア・フィールド2bに
おける乗法の単位元1および個別的なK+3個の非ゼロ
元T,,T2,……,TK+3ならびにこれら各元の2
秦・3乗元T字,T費,…...T長+3,T字,T室
,…・・・T孝十3を係数とし前記ガロア・フィールド
上で定義された加法■と乗法とに塞いた(i)IC。 由に,由IC2由IC3=IDo由m,由ID2由・・
…・由IDK‐1TKC。 由TK十,C,由T,IK十2C2由TK十3C3=I
Do由T,D,由T2D2由・・・・・・由TK−,D
K‐,T長C。由T長HC,由T長けC2由TだけC3
=IDo由T手○,由T登D2由……田Tだ−,DK−
,T良C。由T登十.C.由T長+2C2由T長+3=
ID。田T字D,由T茎D2由……田T最‐,DK‐,
なる関係式にしたがって前記データバイトDo,D,,
D2,……,DK−,よりチェックバイトC。,C,,
C2,C3を発生するチェックバイト発生手段と、(i
i)S。 =ID′。金ID′,■ID′2由…田ID′−K‐,
由IC′。由1C′・由1C′2由1C′3S,=m′
。 由T,D′,由T2D′2由・・・田TK‐,D′K‐
,由TKC′。由TK+,〇,田T孝十2C′2■TK
十3C′3S2:m′。 由T亭〇,由T登〇2■…由T長−,D′K‐,由T長
C′。由T後+,C′,由T後+2〇2由T後+3C′
3S3i■′o■T葦〇,由T妻〇2由…由T長−,D
′K−,由T途・C′。 由T長+,C,由T食十2C′2$T長+3C′3なる
関係式にしたがって前記再生データバイトおよび再生チ
ェックバイトDo′,D,′,D2′,・・・…D′K
‐,,C。 ′,C,′,C2′,C3′よりシンド。ームSo,S
,,S2,S3を発生するシンドローム発生手段と、(
iii) T。 ニ1かつiニ0,1,2,……,K+3として
2Pi=(S,由TiS。 )十(S2@TiS。)■(S3由T$。)なる関係に
したがって前記シンドロームSo,S,,S2,S3よ
りK+4個の第1ポィンタPiを計算する第1ポィンタ
発生手段と、(M T。 =1、かつi=0,1,2,……K+3、かつ少なくと
もi=i十1またはj=i+2または……j=i+K+
3としてPj,j={S2由(Ti由Tj)Si由TI
TjSo}十 {S3由(Ti由TITj由Tj)Si
由TITi(Ti■Ti)S。 }なる関係式にしたがって前記シンドロームSo,S,
,S2,S3より複数の第2ポィンタPi,iを計算す
る第2ポィンタ発生手段と、M Pi=0である場合に
前記再生データバイトD,′または再生チェックバイト
CLKを訂正すると共にPL j=0である場合に前記
再生データバイトD,′とDi′と再生チェックバイト
C′j‐Kと,C′j‐Kとのうちの2バイトを訂正す
るバイト補正手段とを具備せしめることによって達成さ
れる。 まず、本発明の原理を次に述べるガロア・フィールドに
おいて説明する。 いま、加法を排他論理和(これを由で表わす)、乗法を
論理積(これを・または無記号で表わす)となし、論理
値“1”と“0”とよりなる集合{1,0}を考える。 そうすると、この集合は上記算法田、に対して、ガロア
・フィールド2と呼ばれる体をなすことが知られている
。また、このガロア・フィールド2の拡張体、すなわち
b次の正万行列のうち特殊なものの集合と、要素が論理
値“1”と“0”よりなるb次の列ベクトルとの間には
、次のことが知られている。 第1に、例えばt,.,t,2,…・・・tbb,t′
,.,し,2……rbb,t〃11,t〃12……t″
bb,dl,d2,……db,d,″,d2″,・・・
・・・db″で示す論理値および0,1とによって、b
次の零行列
りなるK(4<K<2b−4)個のデータバイトDo,
D,,……,Dk‐,に4個のチェックバイトを付加し
てなる一連の情報(以下、これをZメッセージMGと呼
ぶ)を転送し、再生した場合に、再生されたメッセージ
MG′のうち(i)任意の1バイトのエラーを訂正する
ことができ、(il)予め関連づけた2バイトたとえば
隣接バイトのエラーを訂正することができ、(iiD任
意の2バイトのエラー2を検出することができるように
したエラー訂正装置に係る。 最近、半導体技術の進歩に伴い集積密度の高い半導体記
憶素子が得られ、大容量の記憶装置が多用されるように
なった。 このような記憶装置は一2般に、多くの記憶素子を集合
した記憶ブロックと、前記記憶素子を駆動・制御する周
辺回路とよりなる。そして前記記憶ブロックは、具体的
には、m語×nビットのICメモリ素子を複数チップ具
備したユニットを更に複数個有することが多3L、。ま
た、前記周辺回路は各ユニットにおいて、複数(nビッ
ト)の記憶素子に共通に設けられることがいまいまある
。 従って、この場合、各ユニット毎にnビットずつ割当て
て、m語×nビット3(n′2n)よりなる1データブ
ロックを書込み又は読出す際、たまたま前記周辺回路も
しくはユニット自身が故障し、nビット・エラーが生じ
る恐れがある。そこで、従来は次のようなエラー訂正装
置が提4供されたり、提案されるようになった。 凶1バイトがbビットよりなるK(4<K<2b)バイ
トを1ブロックとするデータに対し、2バイトのチェッ
クバイトを付加することによつて、1バイトのヱラーを
訂正する装置が提供された。 ‘B} また、上記凶のデータに対し、3バイトのチェ
ックバイトを付加し、1バイトのエラー訂正と2バイト
のエラー検出を行うエラー訂正装置が提案されている。 【C} 更に上記■のエラー訂正装置において、例えば
1バイト(8ビット)単位に記憶する磁気テープ装置な
どでは、ェフーバィト位置を検知できるようにしたポィ
ンタ装置を設けることにより、2バイトのエラーを訂正
できる装置が提供されている。しかしながら、情報処理
装置(コンピュータ)の主記憶装置のようなランダム・
アクセス型の記憶装置では上記に}のポィンタ装置を設
けることができない。 従って、ランダム・アクセス型の記憶装置における従来
のエラー訂正装置は、1バイトのエラー訂正と2バイト
のエラー検出を行う程度のものでしかなかった。かくし
て本発明は予め関連づけた特定の2バイトのエラー訂正
を行い得るエラー訂正装置を提供することを目的として
おり、この目的は本発明においては、各1バイトがbビ
ットよりなるとして、転送せんとするK(4<K<2b
−4)個のデータバイトDo,D,,D2,……,Dk
‐,に基いて4個のチェックバイトCo,C,,C2,
C3を発生すると共に、これらデータバイトDo,D,
,D2,・・・・・・,Dk‐,およびチェックバイト
Co,C,,C2,C3が転転送ののち再生せられてな
るK個の再生データバイトDo′,D,′,D2′,…
…,〇k‐,と4個の再生チェックバイトCo′,C,
′,C2′,C3′とに基いて該再生されたデータバイ
トおよびチェックバイト中のエラーを検出または訂正す
るエラー訂正装置において、ガロア・フィールド2bに
おける乗法の単位元1および個別的なK+3個の非ゼロ
元T,,T2,……,TK+3ならびにこれら各元の2
秦・3乗元T字,T費,…...T長+3,T字,T室
,…・・・T孝十3を係数とし前記ガロア・フィールド
上で定義された加法■と乗法とに塞いた(i)IC。 由に,由IC2由IC3=IDo由m,由ID2由・・
…・由IDK‐1TKC。 由TK十,C,由T,IK十2C2由TK十3C3=I
Do由T,D,由T2D2由・・・・・・由TK−,D
K‐,T長C。由T長HC,由T長けC2由TだけC3
=IDo由T手○,由T登D2由……田Tだ−,DK−
,T良C。由T登十.C.由T長+2C2由T長+3=
ID。田T字D,由T茎D2由……田T最‐,DK‐,
なる関係式にしたがって前記データバイトDo,D,,
D2,……,DK−,よりチェックバイトC。,C,,
C2,C3を発生するチェックバイト発生手段と、(i
i)S。 =ID′。金ID′,■ID′2由…田ID′−K‐,
由IC′。由1C′・由1C′2由1C′3S,=m′
。 由T,D′,由T2D′2由・・・田TK‐,D′K‐
,由TKC′。由TK+,〇,田T孝十2C′2■TK
十3C′3S2:m′。 由T亭〇,由T登〇2■…由T長−,D′K‐,由T長
C′。由T後+,C′,由T後+2〇2由T後+3C′
3S3i■′o■T葦〇,由T妻〇2由…由T長−,D
′K−,由T途・C′。 由T長+,C,由T食十2C′2$T長+3C′3なる
関係式にしたがって前記再生データバイトおよび再生チ
ェックバイトDo′,D,′,D2′,・・・…D′K
‐,,C。 ′,C,′,C2′,C3′よりシンド。ームSo,S
,,S2,S3を発生するシンドローム発生手段と、(
iii) T。 ニ1かつiニ0,1,2,……,K+3として
2Pi=(S,由TiS。 )十(S2@TiS。)■(S3由T$。)なる関係に
したがって前記シンドロームSo,S,,S2,S3よ
りK+4個の第1ポィンタPiを計算する第1ポィンタ
発生手段と、(M T。 =1、かつi=0,1,2,……K+3、かつ少なくと
もi=i十1またはj=i+2または……j=i+K+
3としてPj,j={S2由(Ti由Tj)Si由TI
TjSo}十 {S3由(Ti由TITj由Tj)Si
由TITi(Ti■Ti)S。 }なる関係式にしたがって前記シンドロームSo,S,
,S2,S3より複数の第2ポィンタPi,iを計算す
る第2ポィンタ発生手段と、M Pi=0である場合に
前記再生データバイトD,′または再生チェックバイト
CLKを訂正すると共にPL j=0である場合に前記
再生データバイトD,′とDi′と再生チェックバイト
C′j‐Kと,C′j‐Kとのうちの2バイトを訂正す
るバイト補正手段とを具備せしめることによって達成さ
れる。 まず、本発明の原理を次に述べるガロア・フィールドに
おいて説明する。 いま、加法を排他論理和(これを由で表わす)、乗法を
論理積(これを・または無記号で表わす)となし、論理
値“1”と“0”とよりなる集合{1,0}を考える。 そうすると、この集合は上記算法田、に対して、ガロア
・フィールド2と呼ばれる体をなすことが知られている
。また、このガロア・フィールド2の拡張体、すなわち
b次の正万行列のうち特殊なものの集合と、要素が論理
値“1”と“0”よりなるb次の列ベクトルとの間には
、次のことが知られている。 第1に、例えばt,.,t,2,…・・・tbb,t′
,.,し,2……rbb,t〃11,t〃12……t″
bb,dl,d2,……db,d,″,d2″,・・・
・・・db″で示す論理値および0,1とによって、b
次の零行列
〔0〕、単位行列1、前記拡張体の任意の元
T,で,T″、零ベクトル6、任意の列ベクトルD,〇
,D″を次の如く表しうる。 第2に、加法と乗法は次の如く定義されている。 T■T′=T″ならばtij″=tij由tijT‐T
′=T″なら帆〃=よ,tiitii′D由D′=D″
ならばdr=di=di田di″T・D:D″似まdi
′=里.tin血(但し、i,jは1からbまでの整数
である。 )第3に、実数の場合と同じような次の四則演算法則が
成り立つ。 (i) 結合法則 (T由T′)由T‘′=T由(T′
由T″)(T T′)T″=T(rT″) (D■D′)由〇′=D由(D′由D′′)(T・T′
)D=T・(rD)(ii) 分配法則 (T由T′)
=TT″由rT″(T由T′)=D=TD由T′DT(
D■D′)=TD由TD′ (iii) 交換法則 T■T′=T′■TT T′=
T′TD由D′=〇由D Gの 単位元と零元の法則 T田
T,で,T″、零ベクトル6、任意の列ベクトルD,〇
,D″を次の如く表しうる。 第2に、加法と乗法は次の如く定義されている。 T■T′=T″ならばtij″=tij由tijT‐T
′=T″なら帆〃=よ,tiitii′D由D′=D″
ならばdr=di=di田di″T・D:D″似まdi
′=里.tin血(但し、i,jは1からbまでの整数
である。 )第3に、実数の場合と同じような次の四則演算法則が
成り立つ。 (i) 結合法則 (T由T′)由T‘′=T由(T′
由T″)(T T′)T″=T(rT″) (D■D′)由〇′=D由(D′由D′′)(T・T′
)D=T・(rD)(ii) 分配法則 (T由T′)
=TT″由rT″(T由T′)=D=TD由T′DT(
D■D′)=TD由TD′ (iii) 交換法則 T■T′=T′■TT T′=
T′TD由D′=〇由D Gの 単位元と零元の法則 T田
〔0〕=TT・I=T
D由0・=D
I D=D
T由T=
〔0〕
D由D=6
M 逆元の法則 任意の非ゼロ元Tに対してT・T‐1
=1な元T‐1が存在する。 第4に、上記拡張体(以下「 これをガロア・フィール
ド2bと呼ぶ)は周期が2b−1の乗法に対する巡回群
を構成する2b−1の個別の非ゼロ元と1個の雫元とよ
りなる。 第5に、上記2b−1個の個別非ゼロ元を次のように具
体的に作成することができる。 すなわち、ガロア・フィールド2におけるb次の1変数
多項式がより低次の多項式の積に因数分解されないとき
、この多項式(これを既約多項式という)の各次数の係
数に基づいて、前記2b−1個の元を作成できる。 例えば、4次の場合には、次のような多項式が考えられ
る。‘a’X4$X3由X2由X{り X4由X2由X
■1 ‘c’X4由X3由X由1 ‘d} X4由X■1 ‘e} X4由1 このうち、多項式{a}は(X2由1)(×由1)に、
多項式‘c)は(X3由1)(X由1)に、 多項式【e似(X由1)4 にそれぞれ 因数分解される。 また多項式{b}はガロア・フィ−ルドにおいてはX4
$(X3由X3)由X2由×母1に等しいので、(X3
由X2由1)(X由1)に因数分解される。してみれば
、結局上記多項式側のみが既約であるといえる。そこで
、次にこの多項式{dーの0〜3次の係数よりなる列ベ
クトル(1,1,0,0)を次のような一定形の4行×
3列の行列に第4列として練鎖せしめる。ふき〕H一廉
きき] こうして作られた4行×4列の行列はガロア・フィール
ド24の1元となり、他の公一2個の非ゼロ元はこの九
のでき秦元、つまり2案元、3乗九、・・・・・・(公
一1)秦元となっている。 また、この非ゼロ元は結果的には、前記既約多項式の根
となっているといえる。同様にb次の既約多項式の係数
よりなる列べクトルをなるb行×b−1列の行列に連鎖
して得られる行列と、そのべき乗したものと、雫行列と
は一般的なガロア・フィールド2bを構成するが、具体
的にb=4の場合は次の構成よりなる。 さて、次に以上説明したガロア・フィールド2および2
bにおいて本発明の原理を述べる。 いま、1,T,,L・・・・・・TK+4をK4(4<
K<2b−4)個のガロア・フィールド2bいおけるそ
れぞれ異なる非ゼロ元:Do,D,……DK−,を各々
ビットよりなるK個のデータバイト;Co,C,,C2
,C3を各々bビットのチェックバイト;D′o,〇,
,・・・・・・〇K‐,を転送後再生されたデータバイ
ト;C′o,C′,,C′2,C′3を同機に再生され
たチェックバイト;So,S,,S2,S3を各々bビ
ットのシンドロームとする。そして、これらのバイトD
の,,……DK‐.……So,S,,S2,S3をガロ
ァ・フィールド2上のb次の列ベクトルとみなす。そう
すると、発明においては、前記チェックバイトCo,C
,,C2,C3は次式00〜03に基いて発生されてい
る。OQ Co由C,由C2由C3=IDo由ID,由
…………由IDK‐,0U TKCo由TK+,C,■
TK十2C2由TK+3C3=IDo由T,D,■・・
・…由TK‐,DK‐,02 T後Co由T長十,C1
由T長十2C2由T長+3C3=IDo由T葦D,由…
…由T長−.DK‐.03 T長C。 由T長!十.C.由T長+2C2由T長+3C3=ID
o田T知,由……田T長−.DK‐,一方、前記シワド
ロームSo,S.,S2,S3は次式■〜笹3に基いて
発生される。 ■ S。 =m′。由1〇,由・・・・・・由〇IK‐,由IC′
。由IC′o.由IC′,■IC′2由IC′3脚 S
I=1D′。 由TIDI■‐‐‐‐‐‐由TK−IDK−・由TKC
′。由TK十,〇,由TK十2〇2由TK+3〇3脚
S2=m。由T≧D′細…”由T長「D′K→■T孝c
′。由T長Hc′,由TそげC′2由T長けC′323
S3=m′。由T字〇,由……田T表−,D′K‐,
■T孝C′。由TKHC紐TK十2C2$TK+3C3
これらの式■〜03,■〜■より次式■〜G3が導夕か
れる。■ S。 =1(Do■〇o)■1(D,由〇,)由・・・・・・
金1(DK‐,由〇K‐,)■1(Co■C′o)由1
(C,由C′,)由1(C2由C′2)由1(C3由C
′3)GO S,=1(Do■〇o)■T,(D,由〇
,)田・・・・・・0 9TK‐,(DK‐,〇K−
,)由TK(Co由C′。)由TK+,(C,由C′,
)由TK+2(C2由C′2)■TK+3(C3由C′
3)G2 S2=1(Do由〇o)由T≧(D,由〇,
)由・・・・・・由T長−,(Dk‐,由〇K‐,)由
T後(Co由タ Co)■T長十・(C・田〇,)由
T多十2(C2由・C′2)由T孝+3(C3■C′3
)G3 S3=1(Do■〇o)■T字(D.由〇,)
由・・・・・・由Tを−,(DK‐,由〇−K‐,)由
T量(Co由C′o)由T長+,(C,由C′,)由で
(k+2(C2■。 C′2)由T最十3(C3由C′3)ここで、前記デ
ータバイトとチェックバイトおよびこれらの再生バイト
をそれぞれ一括して次のように表わすと共に、単位元1
をToで表わす。 すなわち、Do,D,,D2,……DK‐,,Co,C
,,C2,C3をそれぞれBo,B,,&,・・…・B
K‐,,BK,BK十.,BK十2,BK+3(これを
メッセージと呼ぶ)で表わしD′o,D′,,D′2,
……〇K‐,,C′。,〇,,〇2,〇3をそれぞれB
o,B′,,B′2,・・・…BK‐,,B′K,BK
+,,B′K十2,BK+3(これを再生メッセージと
呼ぶ)で表わす。そうすると、前式■〜63より、次式
■′〜83′を得る。 ■′S。 =1(B。由B′。)由1(B由B′,)■・・…・田
1(BK+3由B′K+3) ZG
I)′S,=T。(B由B′。)由T,(B,由B′,
)■・・・・・・由TK+3(BK十3由B′K+3)
G2′S2=Tき′<B。 由B′。)由T亭(B由BI)由‐‐‐‐‐‐由T亀十
3(BK+3のB′K+3)G3′S3=T暮(Bo由
Bo)由T字(B,田8.)由・・・・・・Z由T孝,
十3(BK川田B′K+3)そこで、いま、上式■′〜
G3′の()内が零、すなわちふとBoとが相等しく、
以下同様にB,とB′,,&とB′2,……BK+3と
BK+3がそれぞれ相等しく、いずれにもくし、違い(
換言すればェラ2一)が無いものとすると、明らかにS
o=S,=S2=S3=0となる。また、前記再生メッ
セージRo,B′,,・・・・・・B′K+3中のたか
だか2バイトにのみエラーがある場合、例えば1,mを
異なる2整数とし、1番目とm番目の再生メッセージ中
の2バィ2トB′1,Bm以外にエラーがない場合には
、E1,Emを81,B′mのエラーパターンつまりE
I=BI■B′1,Em=Bm由B′mとすると、前式
8の〜G3′より次式が導かれる。■ S。 =EI■Em 3QU S
.=TIEI由TmEm■ S2=T12EI由Tm2
Em ■ S3=T13EI由Tm3Em この式働〜■において、So=S,=S2=S3=6と
すると、 3EI=(h由T
m)‐1(S,由TmSo)=oEm=(TI由Tm)
‘刀1(S,由nSo)=oとなるので、再生されたバ
イトB1,Bmにエラーが無いことが判かる。 次に整数iに対して、 4TiS
。 由S,=T2S。由S2=Ti3S。由S3=6である
とすると、6=(Tj由TI)EI由(Ti由Tm)E
mo=(Ti2由n2)EI■(Ti2由Tm2)Em
o=(Ti3由m3)EI田(Ti3由Tm3)Emよ
つて、(Ti由Tm)Em=(Ti由m)EI=6とな
る。 従って、Ti≠Tmつまりi≠mならEm=5またはT
i≠TIつまりi=1ならEI=うでなければならない
。それ故、この場合、結局i番目以外の再生されたバイ
トにはエラーがないといえる。尚、式■よりi番目の再
生されたバイトのェフーパターンEiはSoに等しく、
従って正しいバイトBiはBi=6j由So より求
められる。 更に、今度は2整数i,jに対して、 S2由(Ti由Ti)S,田T『iS。 =うかつS3由(T2由TITi由Ti2)S,由TI
Tj(Ti由Tj)So=o・であるとすると、o=(
Ti由TI)(Ti由TI)EI由(Ti由Tm)(T
i■Tm)Emo=(Ti由Ti由TI)(Ti■TI
)(Ti由TI)EI由(Ti田Ti由Tm)(Ti由
Tm)(Ti■Tm)Emよつて o=(Ti由TI)(Tj由TI)EI=(Ti由Tm
)(Ti由Tm)Emとなる。 従って、1≠iかつ1≠jならEI=うしかもm≠iか
つm≠JならEm=6でなくてはならないから、この場
合、結局i番目およびj番目以外の再生されたバイトに
はエラーが無いことが判かる。尚、式■,KOによりこ
の場合の正しいバイトBi,BjはBi=Bi由(Tj
由Ti)‐IS,由(Ti由Ti)‐ITjSoBi=
Bi由(Ti由Ti)−IS,由(Ti■Ti)‐IT
iS。 なる関係式に従って求められる。以上のことをまとめる
と、再生されたバイトのたかだか2バイトがエラーであ
る場合、次の{a)〜【c}のことが言える。 ‘a} So=S,二S2=S3=6ならばエラーは無
い。 {b) S。≠5かつS,由His。ニS2由T2S。
二S3由Ti3S。=5ならば再生されたバイトBiの
みでエラーが発生しており、6■ Bi=Bi■S。 なる関係式より正しいバイトBiを得る。 【c)S。 ≠5もし〈はS,≠5であって、S2由(Ti由Ti)
S,由TITjSo=S3由(Tj2由TITi由Ti
2)S,由T『i(Ti由Tj)So=6ならば再生さ
れた2バイトB′i,B′iのみでエラーが発生してお
り億D Bi=Br由(Ti■Tj)‐IS,■(Ti
■Tj)‐ITjS。■ Bj=Bj′由(Ti由Tj
)−1SI由(Tj由Tj)‐ITiS。 なる関係式より正しいバイトBi,Bjを得る。 以下、上記{a}〜【c}に基づく本発明の一実施例を
図面に従って詳細に説明する。第1図は本発明のエラー
訂正装置の一実施例図、第2図は第1図に示すチェック
バイト発生回Z路CBGの一実施例構成図、第3図は第
1図のシンドローム発生回路SYGの一実施例構成図、
第4図および第5図は第1図に示すポィン夕発生回路P
Gにおける各々第1ポィンタPi(i=0〜K十3)、
第2ポィンタPjj(j=i+1,i+2,Z・・・…
,i+K+3)の発生回路の一実施例構成図、第6図お
よび第7図は第1図に示すエラー補正回路ECにおいて
各々前記第1,第2ポィンタPj,Pi,iに基づくバ
イトBi′,Bi′とBj′を補正する回路の一実施例
構成図、第8図は第2図ないし2第7図に示す各マトリ
ックス回路1,T,,L・・・の一実施例構成図である
。 第1図において、CPUは中央処理装置で、1バイト当
りbビットのK個のデータバイトDo,D,,・・・D
K‐,よりなるデータブロックDBを送出する。 CBGはチェックバイト発生回路で前記データブロック
DBより4個のチェックバイトCo,C,,C2,C3
からなるチェックバイト群CBを発生する。MSUは記
憶装置で、前記データブロックDBとチェックバイト群
CBとから成るメッセージMGを記憶する。SYGはシ
ンドローム発生回路で、前記記憶装置MSUにおいてメ
ッセージMGが一旦記憶蓄積されしかる後再生送出され
てなる再生メッセージMGより4個のシンドロームSo
,S,,S2,S3からなるシンドローム群SYNを発
生する。PGはポィンタ発生回路で、前記シンドローム
群SYNより第1、第2ポィンタPi,Pijからなる
ポィンタ群Pを発生する。ECはエラー補正回路で、前
記シンドローム群SYNの一部分SYN′とポインタ群
Pとにより再生メッセージMG中のエラーを訂正して補
正したメッセージMG″を送出すると共に、該再生メッ
セージMG′中に訂正しされないエラーが有るか否かに
従ってエラー検出信号EDを送出する。図示のように中
央処理装置CPUと記憶装置MSU間のデータ転送に介
入する場合、このエラー訂正装置はおおよそ次の如く動
作する。 まず、前記データブロックDBが中央処理装置CPUよ
りチェックバイト発生回路CBGと記憶装置MSUとに
転送される。 そうすると、チェックバイト発生回路CBGでは入力さ
れたデータブロックDBより既述した次の関係式■〜0
3に基づき前記データバイト群CBが発生せられる。 ■ Co由C,由C2由C3=IDo由ID,由………
…■IDK‐,0U TKC。 由TK+,C,由TK+2C2由TK+3C3:ID。
由T,D,由・・・・・・■TK‐,DK‐,02 T
峯C。由T峯HC.由T登十2C2由T長けC3=ID
o■T亭D,由・・…・由でK‐,DK‐,03 T孝
C。由T長打C,■T良・十2び由TだけC3=IDO
田T字D・田肌”由T量−,DK「ところで、この式か
らは、前記チェックバイトCo,C,,C2,C3を直
接求めることが困難である。 それで、上式■〜03の左辺より構成される連立1次方
程式を次のように各式の右辺がそれぞれQo,Q,,Q
2,Q3に等しいものとして解いてみる。(1の) Q
o=mo■ID,田 … 由IDK‐,(1
1a) Q,=mo由T,D,金 ・・・田TK−,D
K‐,(12)Q2=mo■T≧D,由 … ■T多言
「DK‐,(13)Q3=m。 ■T字D・由 … 由Tで−.DK−.(1肋) Co
=んoQo由Ao,Q,■AのQ2由ん3は(lib)
C,=A,oQo由A,.Q,由A,2Q2由A,3
Q(1か) C2=んoQo由A2,Q,■A滋Q2由
ん3Q(1地) C3=んoQo由A3,Q,由A斑Q
2由ん3Q但し ん3=(TK+,由TK+2)‐1(
TK+2由TK+3)‐1(TK+3由TK+,)‐I
A,3=(TK+2■TK+3)‐1(TK+3由TK
)‐1(TK■TK+2)‐IA23=(TK十3由T
K)−1(TK■TK+,)‐1(TK十,由TK43
)‐IA333(TK由TK+,)‐1(TK+,由T
O K十2)‐1(TK十2由TK)‐IA。 2ニ(TK十・■TK十2由TK十3)AのA,2=(
TK+2由TK+3由TK)A,3A22=(TK十3
由TK■TK十,A23A32=(TK由TK+,由T
K十2)A33A。 ,=(TK十,TK十2由TK十2TK+3由TK十3
TK十・)AのA,.=(TK+2TK+3由TK+3
TK由TKTK十2)A,3A2,=(TK+3TK由
TKTK十,由TK十ITK+3)A蟹A3,=(TK
TK+,金TK+,TK+2$TK十2TK)A33A
。 。=TK+,TK十2TK+3A。3 A,。 =TK+2TK+3TKA,3A2。 =TK十3TKTK+,A23A3。 =TKTK十,TK十2A33ここで、上式(1也)〜
(1粉)を式(lob)〜(1$)に代入すると、結局
次式(1に)〜(1$)を得る。 (M) C。 =T巻D。由T誼D,由……田T謙一,DK‐1(11
c) C,=T誌D。 由T祥D,由……田T謙■,DK‐1(1次) C2=
T券D。 由T葬D.由……由T泰一,DK‐1(1次) C3=
T泰D。 由T誰D,由……田T森−,DK‐1但し i=0,1
,2,3,j=0〜K−1に対して叶 =Ai。 金ALTi田Ai2T字微i3宵であり、この係数T古
はガ。ア‐フィールド2b上の四則演算によって、こ
のガロア・フィールド2b上の1元に等しいことが判明
するが、具体的な説明は後述する。
3こうして、上記関係式(1比)〜(1$)に基
づいて発生せられたチェックバイト群CBは前記データ
ブロックDBと共にメッセージMGを構成し、該メッセ
ージMGは記憶装置MSUへ転送・記憶される。
3次にこの記憶装置MSU
の読出しが実行せられると、謙出されたメッセージ、す
なわち再生メッセージMO′はシンドローム発生回路S
YGとエラー補生回路ECに送られる。すると、該シン
ドローム発生回路SYGでは、4既述した次の関係式■
〜■に基づいて、入力された再生メッセージMGよりシ
ンドローム群SYNが発生せられ、該シンドローム群S
YNはその一部分がエラー補生回路ECに送られ、また
全部がポィンタ発生回路PGに送られれる。 ■ S。 =の。′由ID.′由……由IDK′−.■IC。′■
IC,′由IC2′由IC′3脚 S,=ID。 ′由T,〇,由・・・・・・由TK‐,DK′‐,■T
kC′。由TK十,C,′由TK十2C2′由TK十3
C′222 S2=IDo′由T登D,′由……由Tだ
−,DK′‐,由T孝CJ■T孝+,C,′由T後十2
C2′由T多十3C3′■ S3=IDo′由T葦D,
′由……田T表−,DK′−,由T良C。′由T&十,
C,′由T乳2C2′由T&十3C3′前記ポィンタ発
生回路PGにおいては、次の関係式ゆ,側(ただし、式
中の演算子十は該演算子+で結合される項の全ビットの
論理和を得る。)に基づいて、入力されたシンドローム
群SYNより各々1ビットの第1ポィンタ、第2ポィン
タPLPU複数よりなるポィンタ群Pを発生する。■
Pi;(S・■TiSo)十(S2由Tも。)十(S3
由TiS。)側 Pi,i={S29(Ti由Tj)S
,由TITiSo}+{S3由(Ti2由TITi■T
i2)S,由TITj(Ti■Ti)S。 }このように発生せられた第1ポィンタ・第2ポィンタ
からなるポィンタ群Pは、前記エラー補生回路ECに送
られて、さきに入力せられたシンドロームSYNと再生
メッセージMGと共に次のように動作する。 すなわち、この補生回路ECでは、値が零の前記第1、
第2ポィンタPi,Pi,jに対応して、再生メッセー
ジMG中のバイトBi′またはBi′とBi′がそれぞ
れ既述した次の関係式■,60〜62に従って補正され
、エラーを含まないバイトBi″またはBi″とBrに
なる。Pi=0のとき、 6■ Bi″=Bi=Bi′由So PLj=0のとき 側 Bi″=Bi=Bi′由(Ti由Ti)‐IS.由
(Ti由n)‐ITiS。 隣 Bj″:Bj=Bj′由(Ti由Tj)−1由(T
i由Tj)‐ITiS。 補正されたこれらのデータバイトBi″またはBi″と
Bj″は再生バイトBi′またはBi′とBj′に代っ
て再生メッセージMG′に組込まれ補生された再生メッ
セージ、すなわち補正メッセージMG″となり、前記中
央処理装置CPUに転送される。 以上が、第1図に示すエラー訂正装置全体の動作である
が、前記関係式■,脚においてPi=0およびPL J
=0の場合とは、ま丸こ既述の本発暁の原理における‘
b),{c}の場合そのものである。 従って、このエラー訂正装置によれば、前記再生メッセ
ージMG′中たかだか2バイトのエラーがあっても、こ
れらのエラーを含まない補正されたメッセージMG″を
得ることができる。以下、第2図〜第8図に従って各部
の具体的穣*成等を説明する。 この場合、1バイト当りのビット数bを4に、1データ
ブロック当りのバイト数Kを8に、第2ポィンタPL
iを連続2バイトに対応するものPL f+,に限定し
、更にガロア・フィールド24 の各個別的非ゼロ元を
次のものに限定する。さきに、第8図のマトリックス回
路を説明する。 第8図において、‘a},{b},【c雌前記ガロア・
フィールドかのそれぞれ単位元1、非ゼロ元T,,T2
に対応するマトリックス回路1,T,,T2の一例を示
している。図中、HAは半加算回路または2入力排他論
理和回路で、以下単にこれを加算回路と呼ぶ。上記以外
の非ゼロ元L,T4,・…・・T,4に対応して設けら
れるマトリックス回路は、次に述べるマトリックス回路
1,T,,T2と全く同様に機成することができるので
、ここでは説明を省略する。 さて、図示のように前記マトリックス回路1,T,,L
は行列状に4個、5個、6個等の加算回路が配設されて
なり、その配設箇所は対応する各元1,T,,Lの要素
”1”の行列上の配置と正確に一致する。各加算回路H
A,HAの一方の入力SM,,SM2・・・・・・は行
方向より、他方の入力IN,,IN2・・・・・・は列
方向より得られる。そして、出力OUT,,OUL・・
…・は行方向に送出される。また、もしも同一行に加算
回路が複数あれば、出力は次段の加算回路へ入力される
。更に、もしも同一列に加算回路が複数あれば、列方向
入力IN,,IN2,・・・・・・はこれら複数の回路
に共通に加えられる。尚、第8図b,cのようにこの列
方向入力IN,,IN2・・・・・・はマトリックス回
路より列方向にそのまま送出される場合もある。このよ
うな構成なので、例えばマトリックス回路T2の入力と
出力の関係は次の行列式のようになる。 すなわち、入力SM,〜SM4を一括して列べクトルS
Mで表わし、同様にIN,〜IN4をmで、OUT,,
OUT2をOUTでそれぞれ表わせば次の如くなる。 OUT=SM田T2,IN 他のマトリックス回路1,T,・・・・・・T,4も同
様である。 こうしてみると、結局第8図に示すような各マトリック
ス回路は、列方向の入力mとガロア・フィールドの各元
1,T,,・・・・・・T,4との積に、行方行の入力
SMを加えて出力するといえる。第2図に戻って、チェ
ックバイト発生回路CBGは、前記マトリックス回路1
,T,,T2,・・・・・・を4行×8列だけ配設した
構成である。 同一列に並ぶ各4個のマトリックス回路は列方向にデー
夕ブロックDBの各バイトDo〜D7が入力せられる。
同一行に並ぶマトリックス回路は前段からの出力を行方
向に入力し、第1列のマトリックス回路の行方向入力は
零、つまり空端子処理せられている。これらの配列は、
前記関係式(1に)〜(1父)に対応している。つまり
、第1行の配列は式(1に)のD。〜Dに係る係数T盃
〜T溝であるガロアフィールド〆の各元に対応した各マ
トリックス回路により構成されている。同様に第2行は
式(11C)、第3行は式(1次)、第4行は式(1父
)に対応している。従って、このチェックバイト発生回
路CBGは前記関係式(1に)〜(1犯)に基づく出力
Co,C,,C2,C3を送出している。尚、既述の如
く限定したガロァ・フィールドを古こおいては、前記各
係数T流〜T数ま次のように具体的に求められる。T謎
=T5,T義=T・2,T姿=To,T義=T3T溝=
T9, T歪=T2, T菱=T・3, T釜=T・O
T髭=T9, T毛=T6、T菱=T州 T義=T4T
港=T6,T毛=TのT義=T・3,T拳=TOT盃=
To,T歪=T・3,T義=T・・,T森=TMT溝=
T4,T毛=TのT義=T7,T義=TMT炎=T6,
T歪=TのT炎=T地T黍=T。 T叢=T7,T茶=TのT義=T・3,T姿iT6第3
図に移って、シンドローム発生回路SYGは第2図と同
様に接続した4行×11列の前記マト4リックス回路よ
り構成されている。この場合の配列は前記関係数式(2
0)〜(23)に対応しおり、第1列のマトリックス回
路に行方向から再生データバイトDo′が入力せられ、
第1列〜第11列のマトリックス回路各4個に共通にそ
れぞれ再生データバイトD,′〜D7′と再生チェック
バイトCo′〜C3′が入力せられている。従って、こ
のシンドローム発生回路SYGは前記関係式(20)〜
(23)に基づく4個のシンドロームSo〜S3も送出
している。第4図に移って、第1ポィンタPiを発生す
る回路は1個の整数i(OSiミK+3)に対してそれ
ぞれ、3個の前記マトリックス回路Ti,T2i,T3
iと、これら各回路Ti,T21,T3iからの4ビッ
トずつの出力、計12ビットの論理和を出力するオア回
路ORとよりなる。 前記マトリックス回路Ti,T21,T31はいずれも
シンドロ−ムSoを列方向より入力し、また、それぞれ
行方向からシンドロームS,,S2,S3を入力してい
る。無論、その場合も前記マトリックス回路Ti,T2
i,T3iは既述したガロア・フィールド24 の元T
IT2j,T31に対応してる。従って、この第1ポィ
ンタ発生回路は前記関係式(60)に基づくポィンタP
jを出力する。第5図に移って、第2ポィンタPj,j
+,を発生する回路は、整数iに対しそれぞれ、2行×
2列の前記マトリックスT21十,o,T31十5,T
i+4,T21十,と、第2列の各回路T3L5,T2
j+,からの4ビットずつの出力、計8ビットの論理和
を出力するオア回路ORよりなる。 第1列のマトリックス回路T2i+,o,Ti+4は行
方向よりシンドロームS3,S2を列方向よりいずれも
シンドロームS,を各々入力し、また、各出力を次段へ
行方向より加えている。第2列のマトリックス回路T3
i+5,T2i+,はこの入力の他に、列方向よりシン
ドロームSoを入力している。更に、この場合、既述の
限定されたガロア・フィールド24で、j=i十1とす
ると次のことがいえる。(l} Ti由Ti=Ti由T
i+1=Ti(To由T)=TIT4=Ti十4(ii
)TITi=TITi+1=T2L,(iiD Tr由
TITj由Tj2=T2j(Tぴ由T由 T2)=T2
iTIOニT2j十100の TITj(Ti■Tj)
=TITi+1Ti+4=ti+5従って、この第2ポ
ィンタPi,i発生回路は、前記関係式(61)に基づ
く第2ポィンタを発生してにろ。 第6図に移って、1バイトを補正する回路は、整数i(
OSiミK+3)に対して、第1ポィンタPiが入力さ
れるインバー夕Nと、このインバータNの出力力三’’
1”のとき開くゲート回路Gと、マトリックス回路1と
よりなる。 このマトリックス回路1には補正せんとするバイトBi
′とゲート回路Gを蓬たシンドロームSoとがそれぞれ
行および例方向より入力せられる。従って、この補正回
路は前記関係式(50)に基づいて補正バイトBi″を
出力している。第7図に移って、2バイトを補正する回
路は、整数i(OSiミK+3)に対して、第2ボィン
タPi,i+,が入力せられるインバータNと、このィ
ンバータNの出力力ジ1”のとき開く2個のゲートGo
,G,と2行×2列のマトリックス回路T,.‐i,T
,2,T,,‐i,T,.とよりなる。 第11列および第2列のマトリックス回路T,.‐i,
T,.‐iとT,2,T,.とには、それぞれゲート回
路○.を径たシンドロームS,と、ゲート回路Goを経
たシンドロームSoとが入力される。そして、第1列の
マトリックス回路T,.」,T,.‐iにはそれぞれ補
正せんとする2バイトB′j,BL,が行方向より入力
せられ、第2列の同行のマトリックス回路T,2,T,
.のそれぞれに各出力を送出している。また、既述した
ガロア・フィールド24で、j=i+1とすると次のこ
とがいえる。(i)(Ti由Ti)‐1=(Ti+4)
‐1=T15・T‐(i十4)=T・1‐1(ii)
(Ti■Ti)‐ITi=T,.」TL,=T12=T
,2(iiD (Ti由Ti)−ITj=T,.」Ti
=rl=T,.従って、この2バイト用補正回路は前記
関係式(51),(52)に基いて補正バイトBi″,
Br+,を出力している。 尚、第4図〜第5図および第6図〜第7図において説明
した第1第2ポィンタ発生回路、および1バイト、2バ
イト補正回路は、ただ1組ずつ備えられるものでなく、
ある整数i(OSiミK+3)の個々に対応して複数組
設けられ、これによって第1図に示すポィンタ発生回路
PGおよびエラー補生回路ECとなる。 また、この補生回路ECに、全ての第1ポィンタPi力
主’’1”であってro”である第2ポィンタの個数が
0又は2以上であることを検出する図示しない手段を設
けると、補正しきれないエラー、例えばB′。 とB′2,BoとB′3・・・・・・などB′iとBL
・以外のバイトにおけるエラーを検出することができる
。すなわち、第1図に示すエラー検出信号EDは上記手
段より出力された信号である。 ところで、本発明は、以上説明した具体的構成によって
実施することができるが、これに限定されない。 例えば、1バイト当りのビット数bおよび1データブロ
ックのバイト数Kはそれぞれ4,8に限定されず、種々
の場合でも本発明を適用し0うる。また、図示のマトリ
ックス回路1,T,,T2,……を用いずとも、これと
実質的に等価な他の論理回路が代用されうろことは言う
までもない。例えば、第2図のチェックバイト発生回路
タCBGは第9図〜第1 0図に示す如く構成されうる
。 また、第11図に示す如き、直列の複数入力加算回路を
第12図の如き並列回路に変えるような演算速度を向上
せしめるための、設計的変更は本o発明の要旨を変える
ものではない。 更に、2バイトの補正を連続バイトB1,BL,に限ら
ず任意に行うことができ、或いは第2ポィンタPi,i
+,のみを用い、i=0,2,4……のようにすると、
このポインタは(Do,D,)夕(D2,D3)・・・
・・・の2バイトずつ1個が対応し、従って、単一バイ
トのエラー位置を指摘することができる。 また、データバイト以外のエラーを訂正する必要がなけ
れば、チェックバイト〇o,〇,,〇2,OC′3、す
なわちBK′,,BK′+,,BK′十2,BK′十3
に対応するポインタ発生回路、エラー補正回路を設けな
くてもよい。 このように、本発明によれば、従来にない2バイトエラ
ー訂正が可能となり、その効果は大き夕L、。
=1な元T‐1が存在する。 第4に、上記拡張体(以下「 これをガロア・フィール
ド2bと呼ぶ)は周期が2b−1の乗法に対する巡回群
を構成する2b−1の個別の非ゼロ元と1個の雫元とよ
りなる。 第5に、上記2b−1個の個別非ゼロ元を次のように具
体的に作成することができる。 すなわち、ガロア・フィールド2におけるb次の1変数
多項式がより低次の多項式の積に因数分解されないとき
、この多項式(これを既約多項式という)の各次数の係
数に基づいて、前記2b−1個の元を作成できる。 例えば、4次の場合には、次のような多項式が考えられ
る。‘a’X4$X3由X2由X{り X4由X2由X
■1 ‘c’X4由X3由X由1 ‘d} X4由X■1 ‘e} X4由1 このうち、多項式{a}は(X2由1)(×由1)に、
多項式‘c)は(X3由1)(X由1)に、 多項式【e似(X由1)4 にそれぞれ 因数分解される。 また多項式{b}はガロア・フィ−ルドにおいてはX4
$(X3由X3)由X2由×母1に等しいので、(X3
由X2由1)(X由1)に因数分解される。してみれば
、結局上記多項式側のみが既約であるといえる。そこで
、次にこの多項式{dーの0〜3次の係数よりなる列ベ
クトル(1,1,0,0)を次のような一定形の4行×
3列の行列に第4列として練鎖せしめる。ふき〕H一廉
きき] こうして作られた4行×4列の行列はガロア・フィール
ド24の1元となり、他の公一2個の非ゼロ元はこの九
のでき秦元、つまり2案元、3乗九、・・・・・・(公
一1)秦元となっている。 また、この非ゼロ元は結果的には、前記既約多項式の根
となっているといえる。同様にb次の既約多項式の係数
よりなる列べクトルをなるb行×b−1列の行列に連鎖
して得られる行列と、そのべき乗したものと、雫行列と
は一般的なガロア・フィールド2bを構成するが、具体
的にb=4の場合は次の構成よりなる。 さて、次に以上説明したガロア・フィールド2および2
bにおいて本発明の原理を述べる。 いま、1,T,,L・・・・・・TK+4をK4(4<
K<2b−4)個のガロア・フィールド2bいおけるそ
れぞれ異なる非ゼロ元:Do,D,……DK−,を各々
ビットよりなるK個のデータバイト;Co,C,,C2
,C3を各々bビットのチェックバイト;D′o,〇,
,・・・・・・〇K‐,を転送後再生されたデータバイ
ト;C′o,C′,,C′2,C′3を同機に再生され
たチェックバイト;So,S,,S2,S3を各々bビ
ットのシンドロームとする。そして、これらのバイトD
の,,……DK‐.……So,S,,S2,S3をガロ
ァ・フィールド2上のb次の列ベクトルとみなす。そう
すると、発明においては、前記チェックバイトCo,C
,,C2,C3は次式00〜03に基いて発生されてい
る。OQ Co由C,由C2由C3=IDo由ID,由
…………由IDK‐,0U TKCo由TK+,C,■
TK十2C2由TK+3C3=IDo由T,D,■・・
・…由TK‐,DK‐,02 T後Co由T長十,C1
由T長十2C2由T長+3C3=IDo由T葦D,由…
…由T長−.DK‐.03 T長C。 由T長!十.C.由T長+2C2由T長+3C3=ID
o田T知,由……田T長−.DK‐,一方、前記シワド
ロームSo,S.,S2,S3は次式■〜笹3に基いて
発生される。 ■ S。 =m′。由1〇,由・・・・・・由〇IK‐,由IC′
。由IC′o.由IC′,■IC′2由IC′3脚 S
I=1D′。 由TIDI■‐‐‐‐‐‐由TK−IDK−・由TKC
′。由TK十,〇,由TK十2〇2由TK+3〇3脚
S2=m。由T≧D′細…”由T長「D′K→■T孝c
′。由T長Hc′,由TそげC′2由T長けC′323
S3=m′。由T字〇,由……田T表−,D′K‐,
■T孝C′。由TKHC紐TK十2C2$TK+3C3
これらの式■〜03,■〜■より次式■〜G3が導夕か
れる。■ S。 =1(Do■〇o)■1(D,由〇,)由・・・・・・
金1(DK‐,由〇K‐,)■1(Co■C′o)由1
(C,由C′,)由1(C2由C′2)由1(C3由C
′3)GO S,=1(Do■〇o)■T,(D,由〇
,)田・・・・・・0 9TK‐,(DK‐,〇K−
,)由TK(Co由C′。)由TK+,(C,由C′,
)由TK+2(C2由C′2)■TK+3(C3由C′
3)G2 S2=1(Do由〇o)由T≧(D,由〇,
)由・・・・・・由T長−,(Dk‐,由〇K‐,)由
T後(Co由タ Co)■T長十・(C・田〇,)由
T多十2(C2由・C′2)由T孝+3(C3■C′3
)G3 S3=1(Do■〇o)■T字(D.由〇,)
由・・・・・・由Tを−,(DK‐,由〇−K‐,)由
T量(Co由C′o)由T長+,(C,由C′,)由で
(k+2(C2■。 C′2)由T最十3(C3由C′3)ここで、前記デ
ータバイトとチェックバイトおよびこれらの再生バイト
をそれぞれ一括して次のように表わすと共に、単位元1
をToで表わす。 すなわち、Do,D,,D2,……DK‐,,Co,C
,,C2,C3をそれぞれBo,B,,&,・・…・B
K‐,,BK,BK十.,BK十2,BK+3(これを
メッセージと呼ぶ)で表わしD′o,D′,,D′2,
……〇K‐,,C′。,〇,,〇2,〇3をそれぞれB
o,B′,,B′2,・・・…BK‐,,B′K,BK
+,,B′K十2,BK+3(これを再生メッセージと
呼ぶ)で表わす。そうすると、前式■〜63より、次式
■′〜83′を得る。 ■′S。 =1(B。由B′。)由1(B由B′,)■・・…・田
1(BK+3由B′K+3) ZG
I)′S,=T。(B由B′。)由T,(B,由B′,
)■・・・・・・由TK+3(BK十3由B′K+3)
G2′S2=Tき′<B。 由B′。)由T亭(B由BI)由‐‐‐‐‐‐由T亀十
3(BK+3のB′K+3)G3′S3=T暮(Bo由
Bo)由T字(B,田8.)由・・・・・・Z由T孝,
十3(BK川田B′K+3)そこで、いま、上式■′〜
G3′の()内が零、すなわちふとBoとが相等しく、
以下同様にB,とB′,,&とB′2,……BK+3と
BK+3がそれぞれ相等しく、いずれにもくし、違い(
換言すればェラ2一)が無いものとすると、明らかにS
o=S,=S2=S3=0となる。また、前記再生メッ
セージRo,B′,,・・・・・・B′K+3中のたか
だか2バイトにのみエラーがある場合、例えば1,mを
異なる2整数とし、1番目とm番目の再生メッセージ中
の2バィ2トB′1,Bm以外にエラーがない場合には
、E1,Emを81,B′mのエラーパターンつまりE
I=BI■B′1,Em=Bm由B′mとすると、前式
8の〜G3′より次式が導かれる。■ S。 =EI■Em 3QU S
.=TIEI由TmEm■ S2=T12EI由Tm2
Em ■ S3=T13EI由Tm3Em この式働〜■において、So=S,=S2=S3=6と
すると、 3EI=(h由T
m)‐1(S,由TmSo)=oEm=(TI由Tm)
‘刀1(S,由nSo)=oとなるので、再生されたバ
イトB1,Bmにエラーが無いことが判かる。 次に整数iに対して、 4TiS
。 由S,=T2S。由S2=Ti3S。由S3=6である
とすると、6=(Tj由TI)EI由(Ti由Tm)E
mo=(Ti2由n2)EI■(Ti2由Tm2)Em
o=(Ti3由m3)EI田(Ti3由Tm3)Emよ
つて、(Ti由Tm)Em=(Ti由m)EI=6とな
る。 従って、Ti≠Tmつまりi≠mならEm=5またはT
i≠TIつまりi=1ならEI=うでなければならない
。それ故、この場合、結局i番目以外の再生されたバイ
トにはエラーがないといえる。尚、式■よりi番目の再
生されたバイトのェフーパターンEiはSoに等しく、
従って正しいバイトBiはBi=6j由So より求
められる。 更に、今度は2整数i,jに対して、 S2由(Ti由Ti)S,田T『iS。 =うかつS3由(T2由TITi由Ti2)S,由TI
Tj(Ti由Tj)So=o・であるとすると、o=(
Ti由TI)(Ti由TI)EI由(Ti由Tm)(T
i■Tm)Emo=(Ti由Ti由TI)(Ti■TI
)(Ti由TI)EI由(Ti田Ti由Tm)(Ti由
Tm)(Ti■Tm)Emよつて o=(Ti由TI)(Tj由TI)EI=(Ti由Tm
)(Ti由Tm)Emとなる。 従って、1≠iかつ1≠jならEI=うしかもm≠iか
つm≠JならEm=6でなくてはならないから、この場
合、結局i番目およびj番目以外の再生されたバイトに
はエラーが無いことが判かる。尚、式■,KOによりこ
の場合の正しいバイトBi,BjはBi=Bi由(Tj
由Ti)‐IS,由(Ti由Ti)‐ITjSoBi=
Bi由(Ti由Ti)−IS,由(Ti■Ti)‐IT
iS。 なる関係式に従って求められる。以上のことをまとめる
と、再生されたバイトのたかだか2バイトがエラーであ
る場合、次の{a)〜【c}のことが言える。 ‘a} So=S,二S2=S3=6ならばエラーは無
い。 {b) S。≠5かつS,由His。ニS2由T2S。
二S3由Ti3S。=5ならば再生されたバイトBiの
みでエラーが発生しており、6■ Bi=Bi■S。 なる関係式より正しいバイトBiを得る。 【c)S。 ≠5もし〈はS,≠5であって、S2由(Ti由Ti)
S,由TITjSo=S3由(Tj2由TITi由Ti
2)S,由T『i(Ti由Tj)So=6ならば再生さ
れた2バイトB′i,B′iのみでエラーが発生してお
り億D Bi=Br由(Ti■Tj)‐IS,■(Ti
■Tj)‐ITjS。■ Bj=Bj′由(Ti由Tj
)−1SI由(Tj由Tj)‐ITiS。 なる関係式より正しいバイトBi,Bjを得る。 以下、上記{a}〜【c}に基づく本発明の一実施例を
図面に従って詳細に説明する。第1図は本発明のエラー
訂正装置の一実施例図、第2図は第1図に示すチェック
バイト発生回Z路CBGの一実施例構成図、第3図は第
1図のシンドローム発生回路SYGの一実施例構成図、
第4図および第5図は第1図に示すポィン夕発生回路P
Gにおける各々第1ポィンタPi(i=0〜K十3)、
第2ポィンタPjj(j=i+1,i+2,Z・・・…
,i+K+3)の発生回路の一実施例構成図、第6図お
よび第7図は第1図に示すエラー補正回路ECにおいて
各々前記第1,第2ポィンタPj,Pi,iに基づくバ
イトBi′,Bi′とBj′を補正する回路の一実施例
構成図、第8図は第2図ないし2第7図に示す各マトリ
ックス回路1,T,,L・・・の一実施例構成図である
。 第1図において、CPUは中央処理装置で、1バイト当
りbビットのK個のデータバイトDo,D,,・・・D
K‐,よりなるデータブロックDBを送出する。 CBGはチェックバイト発生回路で前記データブロック
DBより4個のチェックバイトCo,C,,C2,C3
からなるチェックバイト群CBを発生する。MSUは記
憶装置で、前記データブロックDBとチェックバイト群
CBとから成るメッセージMGを記憶する。SYGはシ
ンドローム発生回路で、前記記憶装置MSUにおいてメ
ッセージMGが一旦記憶蓄積されしかる後再生送出され
てなる再生メッセージMGより4個のシンドロームSo
,S,,S2,S3からなるシンドローム群SYNを発
生する。PGはポィンタ発生回路で、前記シンドローム
群SYNより第1、第2ポィンタPi,Pijからなる
ポィンタ群Pを発生する。ECはエラー補正回路で、前
記シンドローム群SYNの一部分SYN′とポインタ群
Pとにより再生メッセージMG中のエラーを訂正して補
正したメッセージMG″を送出すると共に、該再生メッ
セージMG′中に訂正しされないエラーが有るか否かに
従ってエラー検出信号EDを送出する。図示のように中
央処理装置CPUと記憶装置MSU間のデータ転送に介
入する場合、このエラー訂正装置はおおよそ次の如く動
作する。 まず、前記データブロックDBが中央処理装置CPUよ
りチェックバイト発生回路CBGと記憶装置MSUとに
転送される。 そうすると、チェックバイト発生回路CBGでは入力さ
れたデータブロックDBより既述した次の関係式■〜0
3に基づき前記データバイト群CBが発生せられる。 ■ Co由C,由C2由C3=IDo由ID,由………
…■IDK‐,0U TKC。 由TK+,C,由TK+2C2由TK+3C3:ID。
由T,D,由・・・・・・■TK‐,DK‐,02 T
峯C。由T峯HC.由T登十2C2由T長けC3=ID
o■T亭D,由・・…・由でK‐,DK‐,03 T孝
C。由T長打C,■T良・十2び由TだけC3=IDO
田T字D・田肌”由T量−,DK「ところで、この式か
らは、前記チェックバイトCo,C,,C2,C3を直
接求めることが困難である。 それで、上式■〜03の左辺より構成される連立1次方
程式を次のように各式の右辺がそれぞれQo,Q,,Q
2,Q3に等しいものとして解いてみる。(1の) Q
o=mo■ID,田 … 由IDK‐,(1
1a) Q,=mo由T,D,金 ・・・田TK−,D
K‐,(12)Q2=mo■T≧D,由 … ■T多言
「DK‐,(13)Q3=m。 ■T字D・由 … 由Tで−.DK−.(1肋) Co
=んoQo由Ao,Q,■AのQ2由ん3は(lib)
C,=A,oQo由A,.Q,由A,2Q2由A,3
Q(1か) C2=んoQo由A2,Q,■A滋Q2由
ん3Q(1地) C3=んoQo由A3,Q,由A斑Q
2由ん3Q但し ん3=(TK+,由TK+2)‐1(
TK+2由TK+3)‐1(TK+3由TK+,)‐I
A,3=(TK+2■TK+3)‐1(TK+3由TK
)‐1(TK■TK+2)‐IA23=(TK十3由T
K)−1(TK■TK+,)‐1(TK十,由TK43
)‐IA333(TK由TK+,)‐1(TK+,由T
O K十2)‐1(TK十2由TK)‐IA。 2ニ(TK十・■TK十2由TK十3)AのA,2=(
TK+2由TK+3由TK)A,3A22=(TK十3
由TK■TK十,A23A32=(TK由TK+,由T
K十2)A33A。 ,=(TK十,TK十2由TK十2TK+3由TK十3
TK十・)AのA,.=(TK+2TK+3由TK+3
TK由TKTK十2)A,3A2,=(TK+3TK由
TKTK十,由TK十ITK+3)A蟹A3,=(TK
TK+,金TK+,TK+2$TK十2TK)A33A
。 。=TK+,TK十2TK+3A。3 A,。 =TK+2TK+3TKA,3A2。 =TK十3TKTK+,A23A3。 =TKTK十,TK十2A33ここで、上式(1也)〜
(1粉)を式(lob)〜(1$)に代入すると、結局
次式(1に)〜(1$)を得る。 (M) C。 =T巻D。由T誼D,由……田T謙一,DK‐1(11
c) C,=T誌D。 由T祥D,由……田T謙■,DK‐1(1次) C2=
T券D。 由T葬D.由……由T泰一,DK‐1(1次) C3=
T泰D。 由T誰D,由……田T森−,DK‐1但し i=0,1
,2,3,j=0〜K−1に対して叶 =Ai。 金ALTi田Ai2T字微i3宵であり、この係数T古
はガ。ア‐フィールド2b上の四則演算によって、こ
のガロア・フィールド2b上の1元に等しいことが判明
するが、具体的な説明は後述する。
3こうして、上記関係式(1比)〜(1$)に基
づいて発生せられたチェックバイト群CBは前記データ
ブロックDBと共にメッセージMGを構成し、該メッセ
ージMGは記憶装置MSUへ転送・記憶される。
3次にこの記憶装置MSU
の読出しが実行せられると、謙出されたメッセージ、す
なわち再生メッセージMO′はシンドローム発生回路S
YGとエラー補生回路ECに送られる。すると、該シン
ドローム発生回路SYGでは、4既述した次の関係式■
〜■に基づいて、入力された再生メッセージMGよりシ
ンドローム群SYNが発生せられ、該シンドローム群S
YNはその一部分がエラー補生回路ECに送られ、また
全部がポィンタ発生回路PGに送られれる。 ■ S。 =の。′由ID.′由……由IDK′−.■IC。′■
IC,′由IC2′由IC′3脚 S,=ID。 ′由T,〇,由・・・・・・由TK‐,DK′‐,■T
kC′。由TK十,C,′由TK十2C2′由TK十3
C′222 S2=IDo′由T登D,′由……由Tだ
−,DK′‐,由T孝CJ■T孝+,C,′由T後十2
C2′由T多十3C3′■ S3=IDo′由T葦D,
′由……田T表−,DK′−,由T良C。′由T&十,
C,′由T乳2C2′由T&十3C3′前記ポィンタ発
生回路PGにおいては、次の関係式ゆ,側(ただし、式
中の演算子十は該演算子+で結合される項の全ビットの
論理和を得る。)に基づいて、入力されたシンドローム
群SYNより各々1ビットの第1ポィンタ、第2ポィン
タPLPU複数よりなるポィンタ群Pを発生する。■
Pi;(S・■TiSo)十(S2由Tも。)十(S3
由TiS。)側 Pi,i={S29(Ti由Tj)S
,由TITiSo}+{S3由(Ti2由TITi■T
i2)S,由TITj(Ti■Ti)S。 }このように発生せられた第1ポィンタ・第2ポィンタ
からなるポィンタ群Pは、前記エラー補生回路ECに送
られて、さきに入力せられたシンドロームSYNと再生
メッセージMGと共に次のように動作する。 すなわち、この補生回路ECでは、値が零の前記第1、
第2ポィンタPi,Pi,jに対応して、再生メッセー
ジMG中のバイトBi′またはBi′とBi′がそれぞ
れ既述した次の関係式■,60〜62に従って補正され
、エラーを含まないバイトBi″またはBi″とBrに
なる。Pi=0のとき、 6■ Bi″=Bi=Bi′由So PLj=0のとき 側 Bi″=Bi=Bi′由(Ti由Ti)‐IS.由
(Ti由n)‐ITiS。 隣 Bj″:Bj=Bj′由(Ti由Tj)−1由(T
i由Tj)‐ITiS。 補正されたこれらのデータバイトBi″またはBi″と
Bj″は再生バイトBi′またはBi′とBj′に代っ
て再生メッセージMG′に組込まれ補生された再生メッ
セージ、すなわち補正メッセージMG″となり、前記中
央処理装置CPUに転送される。 以上が、第1図に示すエラー訂正装置全体の動作である
が、前記関係式■,脚においてPi=0およびPL J
=0の場合とは、ま丸こ既述の本発暁の原理における‘
b),{c}の場合そのものである。 従って、このエラー訂正装置によれば、前記再生メッセ
ージMG′中たかだか2バイトのエラーがあっても、こ
れらのエラーを含まない補正されたメッセージMG″を
得ることができる。以下、第2図〜第8図に従って各部
の具体的穣*成等を説明する。 この場合、1バイト当りのビット数bを4に、1データ
ブロック当りのバイト数Kを8に、第2ポィンタPL
iを連続2バイトに対応するものPL f+,に限定し
、更にガロア・フィールド24 の各個別的非ゼロ元を
次のものに限定する。さきに、第8図のマトリックス回
路を説明する。 第8図において、‘a},{b},【c雌前記ガロア・
フィールドかのそれぞれ単位元1、非ゼロ元T,,T2
に対応するマトリックス回路1,T,,T2の一例を示
している。図中、HAは半加算回路または2入力排他論
理和回路で、以下単にこれを加算回路と呼ぶ。上記以外
の非ゼロ元L,T4,・…・・T,4に対応して設けら
れるマトリックス回路は、次に述べるマトリックス回路
1,T,,T2と全く同様に機成することができるので
、ここでは説明を省略する。 さて、図示のように前記マトリックス回路1,T,,L
は行列状に4個、5個、6個等の加算回路が配設されて
なり、その配設箇所は対応する各元1,T,,Lの要素
”1”の行列上の配置と正確に一致する。各加算回路H
A,HAの一方の入力SM,,SM2・・・・・・は行
方向より、他方の入力IN,,IN2・・・・・・は列
方向より得られる。そして、出力OUT,,OUL・・
…・は行方向に送出される。また、もしも同一行に加算
回路が複数あれば、出力は次段の加算回路へ入力される
。更に、もしも同一列に加算回路が複数あれば、列方向
入力IN,,IN2,・・・・・・はこれら複数の回路
に共通に加えられる。尚、第8図b,cのようにこの列
方向入力IN,,IN2・・・・・・はマトリックス回
路より列方向にそのまま送出される場合もある。このよ
うな構成なので、例えばマトリックス回路T2の入力と
出力の関係は次の行列式のようになる。 すなわち、入力SM,〜SM4を一括して列べクトルS
Mで表わし、同様にIN,〜IN4をmで、OUT,,
OUT2をOUTでそれぞれ表わせば次の如くなる。 OUT=SM田T2,IN 他のマトリックス回路1,T,・・・・・・T,4も同
様である。 こうしてみると、結局第8図に示すような各マトリック
ス回路は、列方向の入力mとガロア・フィールドの各元
1,T,,・・・・・・T,4との積に、行方行の入力
SMを加えて出力するといえる。第2図に戻って、チェ
ックバイト発生回路CBGは、前記マトリックス回路1
,T,,T2,・・・・・・を4行×8列だけ配設した
構成である。 同一列に並ぶ各4個のマトリックス回路は列方向にデー
夕ブロックDBの各バイトDo〜D7が入力せられる。
同一行に並ぶマトリックス回路は前段からの出力を行方
向に入力し、第1列のマトリックス回路の行方向入力は
零、つまり空端子処理せられている。これらの配列は、
前記関係式(1に)〜(1父)に対応している。つまり
、第1行の配列は式(1に)のD。〜Dに係る係数T盃
〜T溝であるガロアフィールド〆の各元に対応した各マ
トリックス回路により構成されている。同様に第2行は
式(11C)、第3行は式(1次)、第4行は式(1父
)に対応している。従って、このチェックバイト発生回
路CBGは前記関係式(1に)〜(1犯)に基づく出力
Co,C,,C2,C3を送出している。尚、既述の如
く限定したガロァ・フィールドを古こおいては、前記各
係数T流〜T数ま次のように具体的に求められる。T謎
=T5,T義=T・2,T姿=To,T義=T3T溝=
T9, T歪=T2, T菱=T・3, T釜=T・O
T髭=T9, T毛=T6、T菱=T州 T義=T4T
港=T6,T毛=TのT義=T・3,T拳=TOT盃=
To,T歪=T・3,T義=T・・,T森=TMT溝=
T4,T毛=TのT義=T7,T義=TMT炎=T6,
T歪=TのT炎=T地T黍=T。 T叢=T7,T茶=TのT義=T・3,T姿iT6第3
図に移って、シンドローム発生回路SYGは第2図と同
様に接続した4行×11列の前記マト4リックス回路よ
り構成されている。この場合の配列は前記関係数式(2
0)〜(23)に対応しおり、第1列のマトリックス回
路に行方向から再生データバイトDo′が入力せられ、
第1列〜第11列のマトリックス回路各4個に共通にそ
れぞれ再生データバイトD,′〜D7′と再生チェック
バイトCo′〜C3′が入力せられている。従って、こ
のシンドローム発生回路SYGは前記関係式(20)〜
(23)に基づく4個のシンドロームSo〜S3も送出
している。第4図に移って、第1ポィンタPiを発生す
る回路は1個の整数i(OSiミK+3)に対してそれ
ぞれ、3個の前記マトリックス回路Ti,T2i,T3
iと、これら各回路Ti,T21,T3iからの4ビッ
トずつの出力、計12ビットの論理和を出力するオア回
路ORとよりなる。 前記マトリックス回路Ti,T21,T31はいずれも
シンドロ−ムSoを列方向より入力し、また、それぞれ
行方向からシンドロームS,,S2,S3を入力してい
る。無論、その場合も前記マトリックス回路Ti,T2
i,T3iは既述したガロア・フィールド24 の元T
IT2j,T31に対応してる。従って、この第1ポィ
ンタ発生回路は前記関係式(60)に基づくポィンタP
jを出力する。第5図に移って、第2ポィンタPj,j
+,を発生する回路は、整数iに対しそれぞれ、2行×
2列の前記マトリックスT21十,o,T31十5,T
i+4,T21十,と、第2列の各回路T3L5,T2
j+,からの4ビットずつの出力、計8ビットの論理和
を出力するオア回路ORよりなる。 第1列のマトリックス回路T2i+,o,Ti+4は行
方向よりシンドロームS3,S2を列方向よりいずれも
シンドロームS,を各々入力し、また、各出力を次段へ
行方向より加えている。第2列のマトリックス回路T3
i+5,T2i+,はこの入力の他に、列方向よりシン
ドロームSoを入力している。更に、この場合、既述の
限定されたガロア・フィールド24で、j=i十1とす
ると次のことがいえる。(l} Ti由Ti=Ti由T
i+1=Ti(To由T)=TIT4=Ti十4(ii
)TITi=TITi+1=T2L,(iiD Tr由
TITj由Tj2=T2j(Tぴ由T由 T2)=T2
iTIOニT2j十100の TITj(Ti■Tj)
=TITi+1Ti+4=ti+5従って、この第2ポ
ィンタPi,i発生回路は、前記関係式(61)に基づ
く第2ポィンタを発生してにろ。 第6図に移って、1バイトを補正する回路は、整数i(
OSiミK+3)に対して、第1ポィンタPiが入力さ
れるインバー夕Nと、このインバータNの出力力三’’
1”のとき開くゲート回路Gと、マトリックス回路1と
よりなる。 このマトリックス回路1には補正せんとするバイトBi
′とゲート回路Gを蓬たシンドロームSoとがそれぞれ
行および例方向より入力せられる。従って、この補正回
路は前記関係式(50)に基づいて補正バイトBi″を
出力している。第7図に移って、2バイトを補正する回
路は、整数i(OSiミK+3)に対して、第2ボィン
タPi,i+,が入力せられるインバータNと、このィ
ンバータNの出力力ジ1”のとき開く2個のゲートGo
,G,と2行×2列のマトリックス回路T,.‐i,T
,2,T,,‐i,T,.とよりなる。 第11列および第2列のマトリックス回路T,.‐i,
T,.‐iとT,2,T,.とには、それぞれゲート回
路○.を径たシンドロームS,と、ゲート回路Goを経
たシンドロームSoとが入力される。そして、第1列の
マトリックス回路T,.」,T,.‐iにはそれぞれ補
正せんとする2バイトB′j,BL,が行方向より入力
せられ、第2列の同行のマトリックス回路T,2,T,
.のそれぞれに各出力を送出している。また、既述した
ガロア・フィールド24で、j=i+1とすると次のこ
とがいえる。(i)(Ti由Ti)‐1=(Ti+4)
‐1=T15・T‐(i十4)=T・1‐1(ii)
(Ti■Ti)‐ITi=T,.」TL,=T12=T
,2(iiD (Ti由Ti)−ITj=T,.」Ti
=rl=T,.従って、この2バイト用補正回路は前記
関係式(51),(52)に基いて補正バイトBi″,
Br+,を出力している。 尚、第4図〜第5図および第6図〜第7図において説明
した第1第2ポィンタ発生回路、および1バイト、2バ
イト補正回路は、ただ1組ずつ備えられるものでなく、
ある整数i(OSiミK+3)の個々に対応して複数組
設けられ、これによって第1図に示すポィンタ発生回路
PGおよびエラー補生回路ECとなる。 また、この補生回路ECに、全ての第1ポィンタPi力
主’’1”であってro”である第2ポィンタの個数が
0又は2以上であることを検出する図示しない手段を設
けると、補正しきれないエラー、例えばB′。 とB′2,BoとB′3・・・・・・などB′iとBL
・以外のバイトにおけるエラーを検出することができる
。すなわち、第1図に示すエラー検出信号EDは上記手
段より出力された信号である。 ところで、本発明は、以上説明した具体的構成によって
実施することができるが、これに限定されない。 例えば、1バイト当りのビット数bおよび1データブロ
ックのバイト数Kはそれぞれ4,8に限定されず、種々
の場合でも本発明を適用し0うる。また、図示のマトリ
ックス回路1,T,,T2,……を用いずとも、これと
実質的に等価な他の論理回路が代用されうろことは言う
までもない。例えば、第2図のチェックバイト発生回路
タCBGは第9図〜第1 0図に示す如く構成されうる
。 また、第11図に示す如き、直列の複数入力加算回路を
第12図の如き並列回路に変えるような演算速度を向上
せしめるための、設計的変更は本o発明の要旨を変える
ものではない。 更に、2バイトの補正を連続バイトB1,BL,に限ら
ず任意に行うことができ、或いは第2ポィンタPi,i
+,のみを用い、i=0,2,4……のようにすると、
このポインタは(Do,D,)夕(D2,D3)・・・
・・・の2バイトずつ1個が対応し、従って、単一バイ
トのエラー位置を指摘することができる。 また、データバイト以外のエラーを訂正する必要がなけ
れば、チェックバイト〇o,〇,,〇2,OC′3、す
なわちBK′,,BK′+,,BK′十2,BK′十3
に対応するポインタ発生回路、エラー補正回路を設けな
くてもよい。 このように、本発明によれば、従来にない2バイトエラ
ー訂正が可能となり、その効果は大き夕L、。
第1図は本発明のエラー訂正装置の一実施例、第2図は
第1図のチェックバイト発生回路CBGの一実施例構成
、第3図は同じく第1図のシンド0ローム発生回路の一
実施例構成、第4図〜第5図は第1〜第2ポィンタ発生
回路の一実施例構成、第6図〜第7図は再生バイトを補
正する回路の一実施例構成、第8図は第2図〜第7図中
のマトリックス回路の一実施例構成、第9図〜第12図
は本発明の他の構成による実施例それぞれを示している
。 CPU・・・・・・中央処理装置、CBG・・・・・・
チェックバイト発生回路、MSU・・・・・・記憶装置
、SYG・…・・シンドローム発生回路、PG・・・・
・・ポィンタ発生回路、EC…・・・エラー補正回路、
IT,,L・・・・・・T溝、T溝……マトリックス回
路、HA・・…・半加算回路。 第「図 寮そ凶 努う囚 筋乎函 彰タ図 第6図 爺a解 第7図 界タ解 霧 /〃 図 弟〃図 多′Z宵
第1図のチェックバイト発生回路CBGの一実施例構成
、第3図は同じく第1図のシンド0ローム発生回路の一
実施例構成、第4図〜第5図は第1〜第2ポィンタ発生
回路の一実施例構成、第6図〜第7図は再生バイトを補
正する回路の一実施例構成、第8図は第2図〜第7図中
のマトリックス回路の一実施例構成、第9図〜第12図
は本発明の他の構成による実施例それぞれを示している
。 CPU・・・・・・中央処理装置、CBG・・・・・・
チェックバイト発生回路、MSU・・・・・・記憶装置
、SYG・…・・シンドローム発生回路、PG・・・・
・・ポィンタ発生回路、EC…・・・エラー補正回路、
IT,,L・・・・・・T溝、T溝……マトリックス回
路、HA・・…・半加算回路。 第「図 寮そ凶 努う囚 筋乎函 彰タ図 第6図 爺a解 第7図 界タ解 霧 /〃 図 弟〃図 多′Z宵
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 各1バイトがbビツトよりなるとして、転送せんと
するK(4<K<2b−4)個のデータバイトD_0,
D_1,D_2,……,Dk_−_1に基いて4個のチ
エツクバイトC_0,C_1,C_2,C_3を発生す
ると共に、これらデータバイトD_0,D_1,D_2
,……,Dk_−_1およびチエツクバイトC_0,C
_1,C_2,C_3が転送ののち再生せられてなるK
個の再生データバイトD′_0,D′_1,D′_2…
…Dk′_−_1と4個の再生チエツクバイトC′_0
,C′_1,C′_2,C′_3とに基いて該再生され
たデータバイトおよびチエツクバイト中のエラーを検出
または訂正するエラー訂正装置において、ガロア・フイ
ールド2bにおける乗法の単位元Iおよび個別的なK+
3個の非ゼロ元T_1,T_2,……Tk_+_3なら
びにこれら各元の2乗・3乗元T^2_1,T^2_2
,……T^2k_+_3,T^3_1,T^3_2,,
…T^3k_+_3を係数とし前記ガロア・フイールド
上で定義された加法■と乗法とに基いた。 ▲数式、化学式、表等があります▼ なる関係式にしたがつて前記データバイトD_0,D_
1,D_2,……,Dk_1よりチエツクバイトC_0
,C_1,C_2,C_3を発生するチエツクバイト発
生手段と、▲数式、化学式、表等があります▼ なる関係式にしたがつて前記再生データバイトおよび再
生チエツクバイトD_0′,D_1′,D_2′…Dk
_−_1,C_0′,C_1′,C_2′,C_3′よ
りシンドロームS_0,S_1,S_2,S_3,を発
生するシンドローム発生手段と、▲数式、化学式、表等
があります▼なる関係式にしたがつて前記シンドローム
S_0,S_1,S_2,S_3よりK+4個の第1ポ
インタP_1を計算する第1ポインタ発生手段と、(i
v) T_0=1、かつi=0,1,2,…K+3、か
つ少なくともj=i+1またはj=i+2または……j
=i+K+3として▲数式、化学式、表等があります▼ なる関係式にしたがつて前記シンドロームS_0,S_
1,S_2,S_3より複数の第2ポインタP_1,j
を計算する第2ポインタ発生手段と、(v) Pi=0
である場合に前記再生データバイトDi′または再生チ
エツクバイトCi−kを訂正すると共にPi,j=0で
ある場合に前記再生データバイトDi′とDj′と再生
チエツクバイトCi′−kとCj′−kとのうちの2バ
イトを訂正するバイト補正手段とを具備してなることを
特徴とするエラー訂正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53098937A JPS601653B2 (ja) | 1978-08-14 | 1978-08-14 | エラ−訂正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53098937A JPS601653B2 (ja) | 1978-08-14 | 1978-08-14 | エラ−訂正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5525191A JPS5525191A (en) | 1980-02-22 |
JPS601653B2 true JPS601653B2 (ja) | 1985-01-16 |
Family
ID=14233025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53098937A Expired JPS601653B2 (ja) | 1978-08-14 | 1978-08-14 | エラ−訂正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601653B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63159159A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-02 | Nissan Motor Co Ltd | キ−抜き忘れ警報装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6293692B1 (en) * | 1999-11-05 | 2001-09-25 | M. William Bowsher | Multipurpose container structure |
-
1978
- 1978-08-14 JP JP53098937A patent/JPS601653B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63159159A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-02 | Nissan Motor Co Ltd | キ−抜き忘れ警報装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5525191A (en) | 1980-02-22 |
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