JPS60165027A - 投射形ブラウン管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、けい光面パネルの前方に枠状の放熱板を介し
て透に！Ａな前面パネルを固着し、その間に透明な液状
冷媒を封入したいわゆる液冷式の投射形ブラウン管に関
するものである。

〔発明の背景〕

投射形ブラウン管は、高輝度画像を得るためにけい光面
を刺激兄光させる電子ビームのエネルギーを高めている
ことから、けい光面における発熱ｔが大きい。一方、け
い光面が形成δｔしているパネルは熱伝導度の比較的低
いガラスで形成でれているため、けい光面で発生した多
量の熱は他部へは余シ伝導されず、その結果、連続動作
時にはパネル中央部の温度鉱著しく上昇する。そして、
この著しい温度上昇は、発光効率に温度依存性を呵する
けい光体の輝度低下を招き、またパネル中央部と周辺部
との著しい温度差のために場合によっではパネルにクラ
ックを発生させることになる。

このような問題に対処するため、けい光面パネルの外表
向を、例えば対流が庄する液体のような冷媒で冷却する
ように構成した投射形ブラウン管が提案されている。

第１図に従来から用いられているこの種の投射形ブラウ
ン管金示す。同図において、枠状の金属構体からなる放
熱板ｌを、内面にけい光面を形成したけい光面パネル２
とその前方に配置した透明な前面パネル３０周縁部間に
挟み、接着剤今によシ固着配ｖ　ｓ　ｔｔている。そし
て、放熱板ｌには第２図に示すように注入口５が設けて
あり、この注入口５から冷媒６を注入して塑封されてい
る。なお７はブラウン管スカート部である。

このような構成においては、けい光面パネル２の前面部
の熱は冷媒６の対流によって放熱板ｌに伝導され、そこ
から外部へ放散さｒしるため、パネル２の甲矢部での温
度上昇は抑えられ、輝度の像下およびクラックの発生防
止に効果がある。

しかしながら、このように構成つれる投射形ブラウン管
ハ、パネル２のクランクの発生を防止できる反面、冷媒
６がガラス製のけい光面パネル２と前面パネル３との間
に挾持されているため、冷媒６に含有されているハロゲ
ンと、パネル２，３の異面から析出するアルカリイオン
との化学反応によシ、アルカリ塩化物およびアルカリフ
ッ化物等が生成され、同図にドツトで示すような画像欠
陥８が発生するという問題があった。

〔発明の目的〕

したがって本発明は、画像欠陥の発生を解消して高品位
の画像が得られる投射形ブラウン管を提供することを目
的としている。

〔発明の概要〕

このような目的を達成するために本発明は、ハロゲン１
１ｋが０．０５〜ｌ　０００　ｐＩ）Ｉｌｌｌ）範囲内
ニアル冷媒を用いたものである。

〔発明の実施例〕

次に本発明の実施例を祥細に説明する。

第３図は本命Ｆｊｉ４ＩＣよる投射形ブラウン管の一実
施例を示す要部断面構成図であシ、前述の図と同一部分
は同一符号を付しその説明は省略する。同図において、
けい光面パネル２と前面パネル３との間に封入δせる冷
媒６′は、エチレングリコール８０ｗｔ％と純水２ｏｗ
ｔｓとを含む混合液を使用し、この混合液中のハロゲン
量は０．０５〜ｉ　ｏ　ｏ　ｏｐｐｍの範囲内に設定さ
れている。

このような構成によれば、冷媒６′のハロゲン量を０．
０５〜ｌ　ＯＯＯＩ）Ｉ）ｍとすることＫよシ、両パネ
ル２．３の表面層から析出するアルカリイオンとの化学
反応が抑止されるので、第２図に示すようなアルカリ塩
化物およびアルカリフッ化物の生成を防止し、長時間の
動作において画像欠陥８の発生を防止することができる
。また、両パネル２゜３の対向面側、つまり両パネル２
．３の冷媒６′と接触する表面に厚さが２００〜１ｏｏ
ｏｏ＾の範囲の別０：透明膜９−を形成することにより
、けい光面パネル２の表面ノーの１０〜３０μｍの厚さ
においてＮａｉが５〜ｌｏｗｔｉＫｉが１０〜２０ｗｔ
％となり、両パネル２．３の表面層からのアルカリイオ
ンの析出を偏集に防止することができ、したがって第２
図に示す画像欠陥８の発生を皆無とすることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように゛本発明によｒＬば、冷媒とパネル
との化学反応によるｍ像欠陥の発生を防止して高品位の
画像が得られるという極めて優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の投射形ブラウン管の一例を示す要ｆｉＣ
Ｓ断面構成図、第２図は第１因の平面図、第３図は本発
明の一実施例を示す要部断面構成図である。 ｌ・・・・放熱板、２・・・・けい光面パネル、３・・
・・前面パネル、４・・・・接着剤、５・・・・注入口
、６′・・・・冷媒、７・・・・スカート部、８・・・
・画像欠陥、９・・・・５ｉ（Ｊ−透Ｅｊ＋１膜。 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■、　けい光面パネルの前方に所定間隔をおいて透明な
   前面パネルを配置し、両パネルの周縁部を枠状の放熱板
   を介して接着剤によシ固着しこれら両パネルおよび放熱
   板で囲まれ穴空間に透明な液状冷媒を密封してなる液冷
   式の投射形ブラウン管において、前記冷媒中のノ・ログ
   ン量を０．０５〜１０００　ＰＩ）ｍの範囲としたこと
   を特徴とする投射形ブラウン管。 Ｚ　けい光面パネルの前方に所定間隔をおいて透明な前
   面パネルを配置し、両パネルの周縁部を枠状の放熱板を
   介して接着剤によ）固着しこれら両パネルおよび放熱板
   で囲まれた空間に透明な液状冷媒を密封してなる液冷式
   の投射形ブラウン管において、前記両パネルの冷媒接触
   面側にＳｉ０ｇ透明膜を設け、かつ前記冷媒中のノーロ
   ゲンｔ　ｆ：　Ｏ，０，５〜ｌＯＯＯｐｐｍの範囲とし
   たことを特徴とする投射形ブラウン管。 ３、前記Ｓ　ｉ　０２透ＢＡａの膜厚を２００〜１００
   ００人の範囲としたことを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項記載の投射形ブラウン管。