JPS60163831A - アルキレングリコ−ルモノ−s−ブチルエ−テルとs−ブチルアルコ−ルとを同時に製造する方法 - Google Patents
アルキレングリコ−ルモノ−s−ブチルエ−テルとs−ブチルアルコ−ルとを同時に製造する方法Info
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- JPS60163831A JPS60163831A JP59018963A JP1896384A JPS60163831A JP S60163831 A JPS60163831 A JP S60163831A JP 59018963 A JP59018963 A JP 59018963A JP 1896384 A JP1896384 A JP 1896384A JP S60163831 A JPS60163831 A JP S60163831A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アルキレングリコールモノ−S−フチルエー
テル(A S B ) トs −フfルl、n、コール
(SBA)とを同時に製造する方法に係り、更に詳細に
は強酸型陽イオン交換体触媒の存在下、n−ブテンまた
はn−ブテンを含有する混合物を水の共存下アルキレン
グリコール(AG)と接触させることにより、ASBと
SBAとを同時に製造する方法に関する。本発明方法に
よれば、副生物の生成が少なく、目的物であるASBお
よびSBAが高選択率、高収率で得られる。
テル(A S B ) トs −フfルl、n、コール
(SBA)とを同時に製造する方法に係り、更に詳細に
は強酸型陽イオン交換体触媒の存在下、n−ブテンまた
はn−ブテンを含有する混合物を水の共存下アルキレン
グリコール(AG)と接触させることにより、ASBと
SBAとを同時に製造する方法に関する。本発明方法に
よれば、副生物の生成が少なく、目的物であるASBお
よびSBAが高選択率、高収率で得られる。
強酸型陽イオン交換体を触媒としてオレフイントクリコ
ールカラクリコールモノアルキルエーテルを製造する方
法は、米国特許第2480940号他により公知であり
、例えばエチレングリコールとイソブチンより40〜8
0℃程度の低い温度条件においても、高収率でエチレン
グリコール−1−ブチルエーテルが生成することが良(
知られている。
ールカラクリコールモノアルキルエーテルを製造する方
法は、米国特許第2480940号他により公知であり
、例えばエチレングリコールとイソブチンより40〜8
0℃程度の低い温度条件においても、高収率でエチレン
グリコール−1−ブチルエーテルが生成することが良(
知られている。
しかし、イソオレフィンに比べてn−オレフィンは、反
応性が低く反応させに(いためか従来あまりこの稲の反
応についての研究は報告されていない。AGとn−オレ
フィンの反応に関しては、同様な低温域では十分な転化
率は得られず、転化率を高めるためには120℃以上に
する必要がある。その場合、AGの脱水縮合によるジア
ルキレングリコール(DAG)やオレフィンの重合によ
るオリゴマーあるいはそれらが転化した重合体の生成量
が増加し、それらが触媒の劣下の原因となる等の問題を
生じる。
応性が低く反応させに(いためか従来あまりこの稲の反
応についての研究は報告されていない。AGとn−オレ
フィンの反応に関しては、同様な低温域では十分な転化
率は得られず、転化率を高めるためには120℃以上に
する必要がある。その場合、AGの脱水縮合によるジア
ルキレングリコール(DAG)やオレフィンの重合によ
るオリゴマーあるいはそれらが転化した重合体の生成量
が増加し、それらが触媒の劣下の原因となる等の問題を
生じる。
例えば、特公昭57−35687号によれば、ブテン−
1とエチレングリコール(EG)とをイオン交換樹脂の
存在下で90℃にて20時間反応させ、転化率69.5
%、選択率83,4%(副生成物としてジエーテル16
.6%)でエチレンクリコールモノs−ブチルエーテル
(ESB)が得られたとされている。この結果では、反
応速度面で実用に程遠(、更にブタン類とn−ブテンの
混合物を使用した場合は、濃度の低下によりこれよりも
かなり転化率が低下することは明らかである。従って、
反応温度を高める方法が考えられるが、前述の条件にお
いてもジエーテルが既に大量に副生じているし、更に温
度を上げれば重合物の生成が促進され選択率が低下する
ことは明らかであるから、反応温度を高めることは実用
上かなり問題がある。
1とエチレングリコール(EG)とをイオン交換樹脂の
存在下で90℃にて20時間反応させ、転化率69.5
%、選択率83,4%(副生成物としてジエーテル16
.6%)でエチレンクリコールモノs−ブチルエーテル
(ESB)が得られたとされている。この結果では、反
応速度面で実用に程遠(、更にブタン類とn−ブテンの
混合物を使用した場合は、濃度の低下によりこれよりも
かなり転化率が低下することは明らかである。従って、
反応温度を高める方法が考えられるが、前述の条件にお
いてもジエーテルが既に大量に副生じているし、更に温
度を上げれば重合物の生成が促進され選択率が低下する
ことは明らかであるから、反応温度を高めることは実用
上かなり問題がある。
−万、SBAの製造方法としては、硫酸な反応媒体(触
媒)とし、n−ブテンからSBAを合成する方法が一般
的に良く知られている。しかし、装置材料の腐食を引き
起こすこと、生成物と触媒との分離の際に多量の熱エネ
ルギーを必要とすること、さらに環境汚染など多(の問
題点を有している。また、リン酸、ヘテロポリ酸および
これらの水溶性金属塩類を触媒としても、水溶性触媒で
ある点においては硫酸と同様の問題点からは脱却しえな
い。この点、固体触媒を使用すれば、反応生成物および
水相との分離は容易となり、使用触媒の回収も簡単であ
る。
媒)とし、n−ブテンからSBAを合成する方法が一般
的に良く知られている。しかし、装置材料の腐食を引き
起こすこと、生成物と触媒との分離の際に多量の熱エネ
ルギーを必要とすること、さらに環境汚染など多(の問
題点を有している。また、リン酸、ヘテロポリ酸および
これらの水溶性金属塩類を触媒としても、水溶性触媒で
ある点においては硫酸と同様の問題点からは脱却しえな
い。この点、固体触媒を使用すれば、反応生成物および
水相との分離は容易となり、使用触媒の回収も簡単であ
る。
このような理由により、固体触媒を用いる方法も数多く
提案されている。しかし、これらの触媒を使用する場合
、十分なn−ブテン転化率を得るにはかなり高温高圧に
するか、あるいは大量の水を必要とする。この水和反応
における平衡は低温かつ高圧においてアルコールの生成
に有利であるとは言っても、上記の比較的低温高圧下で
反応させたとしても溜出液中のアルコール濃度はたかだ
か2%以下でしかありえず、かなり大容量の反応器が必
要となる。さらに大量の水を循環するので熱エネルギー
の面からも実用上非常に不利である。
提案されている。しかし、これらの触媒を使用する場合
、十分なn−ブテン転化率を得るにはかなり高温高圧に
するか、あるいは大量の水を必要とする。この水和反応
における平衡は低温かつ高圧においてアルコールの生成
に有利であるとは言っても、上記の比較的低温高圧下で
反応させたとしても溜出液中のアルコール濃度はたかだ
か2%以下でしかありえず、かなり大容量の反応器が必
要となる。さらに大量の水を循環するので熱エネルギー
の面からも実用上非常に不利である。
スルホン酸基を[−jるスチレン−ジビニルベンゼン共
重合体は温度100〜130℃の比較的低温においても
水和に対して比較的高い触媒活性を有するとされている
が、やはり大量の水な必要とし、そのための熱エネルギ
ーは膨大なものとなる。n−ブテンの水相においてはS
BAを含有するその水性生成物を士芥にス) IJッピ
ングしないで再循環させることは、反応平衡への不都合
な影響があるため望ましい方法ではない。一段にて工業
的に十分な反応速度を得るために反応温度をさらに高温
にしようとすると今度は触媒中のスルホン酸基が徐々に
脱離して失活するという欠点があるし、前述したように
平衡の面で不利となる。低温における反応速度を高める
方法として、溶媒の使用もいくつか提案されているが、
溶媒を使用することによる分離工程や熱エネルギー面で
の不利を補うほどの効5− 果を得るまでには至っていない。
重合体は温度100〜130℃の比較的低温においても
水和に対して比較的高い触媒活性を有するとされている
が、やはり大量の水な必要とし、そのための熱エネルギ
ーは膨大なものとなる。n−ブテンの水相においてはS
BAを含有するその水性生成物を士芥にス) IJッピ
ングしないで再循環させることは、反応平衡への不都合
な影響があるため望ましい方法ではない。一段にて工業
的に十分な反応速度を得るために反応温度をさらに高温
にしようとすると今度は触媒中のスルホン酸基が徐々に
脱離して失活するという欠点があるし、前述したように
平衡の面で不利となる。低温における反応速度を高める
方法として、溶媒の使用もいくつか提案されているが、
溶媒を使用することによる分離工程や熱エネルギー面で
の不利を補うほどの効5− 果を得るまでには至っていない。
本発明者らは、上記したこれらの種々の問題を解決すべ
く鋭意研究を重ねた結果、強酸型陽イオン交換体を触媒
としてAG基準で2〜100wt%の水の共存下、AG
にn−ブテンまたはn−ブテンを含有する混合物を反応
させることにより、ジアルキレングリコール(DAG)
および重合物の生成を抑制し、高収率でASBを得ると
共に、水とn−ブテンのモル比が通常の水和において使
用される値(20:1から500=1)よりもはるかに
小さい値(例えば、3:1以下)において同等程度の高
収率でSBAを同時に製造し得ることを見出し、本発明
を完成した。
く鋭意研究を重ねた結果、強酸型陽イオン交換体を触媒
としてAG基準で2〜100wt%の水の共存下、AG
にn−ブテンまたはn−ブテンを含有する混合物を反応
させることにより、ジアルキレングリコール(DAG)
および重合物の生成を抑制し、高収率でASBを得ると
共に、水とn−ブテンのモル比が通常の水和において使
用される値(20:1から500=1)よりもはるかに
小さい値(例えば、3:1以下)において同等程度の高
収率でSBAを同時に製造し得ることを見出し、本発明
を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、強酸型陽イオン交換体を触
媒としアルキレングリコールおよびアルキレングリコー
ル基準で2〜100wt%の水にn−ブテンまたはn−
ブテンを含有する混合物を80〜180℃の温度で接触
させることからなるアルキレングリコールモノ−3−プ
チ6一 ルエーテルとS−ブチルアルコールとな同時に製造する
方法に存する。
媒としアルキレングリコールおよびアルキレングリコー
ル基準で2〜100wt%の水にn−ブテンまたはn−
ブテンを含有する混合物を80〜180℃の温度で接触
させることからなるアルキレングリコールモノ−3−プ
チ6一 ルエーテルとS−ブチルアルコールとな同時に製造する
方法に存する。
本発明方法において、n−ブテンは水およびAGに接触
させられ、n−ブテンの水和とAGのエーテル化および
エーテルの加水分解が同時に生起し、SBAと相当する
アルキレングリコールモノ−8−ブチルエーテル(AS
B)が併産される。
させられ、n−ブテンの水和とAGのエーテル化および
エーテルの加水分解が同時に生起し、SBAと相当する
アルキレングリコールモノ−8−ブチルエーテル(AS
B)が併産される。
本発明において、触媒として使用できる強酸屋陽イオン
交換体の例としては、スチレンスルホン酸型陽イオン交
換樹脂(スチレンとシヒニルベンゼン等の多不飽和化合
物との架橋共重合体ヲスルホン化したもの)、フェノー
ルスルホン酸型陽イオン父換樹脂(フェノールスルホン
酸をホルムアルデヒドと縮合させたもの)、スルホン化
石炭、スルホン化アスファルト、フッ素樹脂にスルホン
酸基を結合したスルホンrR屋陽イオン交換樹脂(例え
ば、デュポン社製ナフィオン等)などのスルホン酸基を
有するものがある。マクロ多孔性の強!I2型陽イオン
交換樹脂、例えばアンバーリスト15.アンバーライト
200などは好ましい触媒の例である。
交換体の例としては、スチレンスルホン酸型陽イオン交
換樹脂(スチレンとシヒニルベンゼン等の多不飽和化合
物との架橋共重合体ヲスルホン化したもの)、フェノー
ルスルホン酸型陽イオン父換樹脂(フェノールスルホン
酸をホルムアルデヒドと縮合させたもの)、スルホン化
石炭、スルホン化アスファルト、フッ素樹脂にスルホン
酸基を結合したスルホンrR屋陽イオン交換樹脂(例え
ば、デュポン社製ナフィオン等)などのスルホン酸基を
有するものがある。マクロ多孔性の強!I2型陽イオン
交換樹脂、例えばアンバーリスト15.アンバーライト
200などは好ましい触媒の例である。
次に、原料であるn−ブテンは単体でもブタン類との混
合物でも良く、またイソブチンを含む場合は、アルキレ
ングリコールモノ−1−ブチルエーテル(ATB)およ
びt−ブチルアルコール(TDA)が同時に生成するの
で生成物の分離工程がやや複雑になるが、そのまま一段
にて反応させることも可能である。しかし、イソブチン
を大量に含む場合は、まず低温条件で大部分のイソブチ
ンを反応させ、液−液分離等にて未反応ブテン類を分離
した後所定の温度条件にてこの未反応ブテン類の反応を
行う方がより好ましい。n−ブテンを含む混合物として
は、石油のスチーム、熱または接触分解等によって得ら
れるC4溜分かもブタジェンな抽出除去したもの、また
はこれよりさらにi−ブテンを除去したものが工業的に
は通常用いられる。
合物でも良く、またイソブチンを含む場合は、アルキレ
ングリコールモノ−1−ブチルエーテル(ATB)およ
びt−ブチルアルコール(TDA)が同時に生成するの
で生成物の分離工程がやや複雑になるが、そのまま一段
にて反応させることも可能である。しかし、イソブチン
を大量に含む場合は、まず低温条件で大部分のイソブチ
ンを反応させ、液−液分離等にて未反応ブテン類を分離
した後所定の温度条件にてこの未反応ブテン類の反応を
行う方がより好ましい。n−ブテンを含む混合物として
は、石油のスチーム、熱または接触分解等によって得ら
れるC4溜分かもブタジェンな抽出除去したもの、また
はこれよりさらにi−ブテンを除去したものが工業的に
は通常用いられる。
また原料としてのアルキレングリコールとしテハ、エチ
レングリコール(EG)、グロピレングリコール(1,
2−11,3−)またはブチレングリコール(1,3−
11,4−12,3−11,2−)が用いられる。ペン
チレンゲリコール、ヘキシレングリコール等も反応する
が、実用的でない。エチレングリコールの使用が最も好
ましい。EGの純度は特に高める必要はな(、例えば反
応させた抜液−液分離あるいは単蒸溜により未反応ブテ
ン、ブタン類を分離しただけの生成物をある程度含んだ
もの、あるいは8HAを水との共沸物として分離したも
の等をそのまま原料とすることができる。その場合エチ
レングリコールモノ−5−7”fルエーテル(ESB
)の溶媒効果による反応性の向上やESHの加水分解に
よりSHAの生産が促進される効果も得ば下記のとおり
である。
レングリコール(EG)、グロピレングリコール(1,
2−11,3−)またはブチレングリコール(1,3−
11,4−12,3−11,2−)が用いられる。ペン
チレンゲリコール、ヘキシレングリコール等も反応する
が、実用的でない。エチレングリコールの使用が最も好
ましい。EGの純度は特に高める必要はな(、例えば反
応させた抜液−液分離あるいは単蒸溜により未反応ブテ
ン、ブタン類を分離しただけの生成物をある程度含んだ
もの、あるいは8HAを水との共沸物として分離したも
の等をそのまま原料とすることができる。その場合エチ
レングリコールモノ−5−7”fルエーテル(ESB
)の溶媒効果による反応性の向上やESHの加水分解に
よりSHAの生産が促進される効果も得ば下記のとおり
である。
エーテル反応
CH= CHCH2CH3+HO−A−OH(1)
→C2H5CH(CH3)−0−A−OH9−
n−ブテンの水和
Cl−1□−CHCI(2CH3+H2゜−→C2H3
CH(Of−f)CH3(2)エーテルの加水分解 C2H3CH(0H3) −0−A−OH+H2O−’
−)C2H5CH(OH)CH3+HO−A−OH(3
まただし上式においてAは02〜C4のアルキレン基で
ある。
CH(Of−f)CH3(2)エーテルの加水分解 C2H3CH(0H3) −0−A−OH+H2O−’
−)C2H5CH(OH)CH3+HO−A−OH(3
まただし上式においてAは02〜C4のアルキレン基で
ある。
反応方式としては、固定床式流通方式、流動床方式、か
きまぜ回分方式あるいはかぎまぜ連続万代等、また原料
供給方法については、上昇並流、下降並流さらに回流方
式等一般に用゛いられるいかなる方式も採りうる。
きまぜ回分方式あるいはかぎまぜ連続万代等、また原料
供給方法については、上昇並流、下降並流さらに回流方
式等一般に用゛いられるいかなる方式も採りうる。
反応系への水の供給は、アルキレングリコールと混合し
て一般には行われるが、勿論側々に供給することもでき
る3、 反応系に供給する水とアルキレングリコールの割合は、
水:AG=2 : 100=100:100(重量比)
、好ましくは3:1oo〜3o:lo。
て一般には行われるが、勿論側々に供給することもでき
る3、 反応系に供給する水とアルキレングリコールの割合は、
水:AG=2 : 100=100:100(重量比)
、好ましくは3:1oo〜3o:lo。
10−
であり、アルキレングリコールをエチレングリコールと
してその割合をモル比で表現し直せば、水:EG=6
: 100〜350 : 100、好ましくは10 :
100〜100:100(モル比)である。
してその割合をモル比で表現し直せば、水:EG=6
: 100〜350 : 100、好ましくは10 :
100〜100:100(モル比)である。
グリコール:n−ブテンのモル比は約0.5:1〜10
:1が好ましく、特に約1:1〜5:1が好ましい。グ
リコール:n−ブテンのモル比が大き過ぎると装置容量
が過大となって処理費用がかかり、またこのモル比が小
さすぎるとn−ブテンオリゴマーの副生が増加し、そし
て0〜140℃とするのが好ましい。反応温度が低すぎ
ると反応速度が遅(、反応温度が高すぎると触媒の寿命
が短かくなり、またオリゴマー等の生成が増加し好まし
くない。また反応圧力は相当するn−ブテンが液相を保
ち5るような圧力にするのが望ましく、一般には10〜
100Kli / cTrL”、好ましくは30〜50
Kl / Cm”である。
:1が好ましく、特に約1:1〜5:1が好ましい。グ
リコール:n−ブテンのモル比が大き過ぎると装置容量
が過大となって処理費用がかかり、またこのモル比が小
さすぎるとn−ブテンオリゴマーの副生が増加し、そし
て0〜140℃とするのが好ましい。反応温度が低すぎ
ると反応速度が遅(、反応温度が高すぎると触媒の寿命
が短かくなり、またオリゴマー等の生成が増加し好まし
くない。また反応圧力は相当するn−ブテンが液相を保
ち5るような圧力にするのが望ましく、一般には10〜
100Kli / cTrL”、好ましくは30〜50
Kl / Cm”である。
全反応原料に対する触媒の使用量は広い範囲で選ぶこと
ができるが、AGと水があまり過剰であると、溜出液中
の生成物の濃度が低く分離面や熱コスト面で不利となる
。
ができるが、AGと水があまり過剰であると、溜出液中
の生成物の濃度が低く分離面や熱コスト面で不利となる
。
流通法の場合、ブテン類の液時空間速度(SV)は0.
05〜10 hr 、好ましくは0.1〜1.Ohrで
あり、AGと水との合計のSVは0.05〜20hr’
、好ましくは0.2〜1.Ohr である。
05〜10 hr 、好ましくは0.1〜1.Ohrで
あり、AGと水との合計のSVは0.05〜20hr’
、好ましくは0.2〜1.Ohr である。
回分式の場合、全原料に対する触媒の割合は5〜30
vo1%である。本発明において触媒の容積は予め使用
状態まで膨潤した状態で示しである。
vo1%である。本発明において触媒の容積は予め使用
状態まで膨潤した状態で示しである。
反応は非均質系および均質系のいずれにおいてモ行いう
る。エチレングリコールは炭化水素との相溶性が低いの
で均質系で反応な行わすためにはグリコールエーテル類
を含む反応生成物の循環使用も一つの方法である。
る。エチレングリコールは炭化水素との相溶性が低いの
で均質系で反応な行わすためにはグリコールエーテル類
を含む反応生成物の循環使用も一つの方法である。
こうして得られた反応生成混合物の分離精製は通常の蒸
留法、抽出法、抽出蒸留法等が適宜使用できる。
留法、抽出法、抽出蒸留法等が適宜使用できる。
本発明によると、n−ブテンは水およびグリコールと反
応し、しかも反応速度は速(、n −ブテンの転化率、
利用率が高い。本発明方法ではn−ブテンの転化率は高
いが、n−ブテンオリゴマーの副生は少ない。またグリ
コールはグリコールエーテルに転化するが、大部分はグ
リコールモノエーテルであり、グリコールジエーテルの
副生は少ない。グリコールモノエーテルは水溶性溶剤等
として利用価値が高い。そして反応に供する水の量が少
なく、生成混合物中の水含量は少なく、生成混合物の分
離′n製は容易となる。
応し、しかも反応速度は速(、n −ブテンの転化率、
利用率が高い。本発明方法ではn−ブテンの転化率は高
いが、n−ブテンオリゴマーの副生は少ない。またグリ
コールはグリコールエーテルに転化するが、大部分はグ
リコールモノエーテルであり、グリコールジエーテルの
副生は少ない。グリコールモノエーテルは水溶性溶剤等
として利用価値が高い。そして反応に供する水の量が少
なく、生成混合物中の水含量は少なく、生成混合物の分
離′n製は容易となる。
以下に実施例、比較例を挙げて本発明の方法を更に具体
的に説明する。
的に説明する。
実施例1
500 mlのオートクレーブに乾燥状態で259のア
ンバーリスト15をEGで膨潤させたものを入れ、第1
表に記載したブテン留分な85、p、EG167Ii、
水509を130℃、6〇13− Kll / c@”で攪拌(500rpm ) L、な
から3時間反応させた。その時の1−ブテンの転化率は
43係であり、溜出液の組成を第2表に示したが、エチ
レンクリコールジーs−ブチルエーテル(DBB)、ジ
エチレングリコール(DEG)およびn−プテンニ量体
(DNH)等は認められなかった。
ンバーリスト15をEGで膨潤させたものを入れ、第1
表に記載したブテン留分な85、p、EG167Ii、
水509を130℃、6〇13− Kll / c@”で攪拌(500rpm ) L、な
から3時間反応させた。その時の1−ブテンの転化率は
43係であり、溜出液の組成を第2表に示したが、エチ
レンクリコールジーs−ブチルエーテル(DBB)、ジ
エチレングリコール(DEG)およびn−プテンニ量体
(DNH)等は認められなかった。
第1表
第2表
14−
比較例1
水を添加しなかった以外は実施例1と同じ条件で反応さ
せた。転化率は52%であったが、第3表に示したよう
にDEG、DNHが副生した。
せた。転化率は52%であったが、第3表に示したよう
にDEG、DNHが副生した。
第3表
実施例2
内径281111.長さ70(1++aのステンレス製
反応管に触媒としてアンバーリスト15を350cc充
填し、第4表に示す組成のブテン混合物を原料として用
い、下記の条件で反応を行った。
反応管に触媒としてアンバーリスト15を350cc充
填し、第4表に示す組成のブテン混合物を原料として用
い、下記の条件で反応を行った。
反応温度130℃、反応圧力50 Kll / cm”
。
。
添加水濃度18.3wt%、ブテン留分の8VO,12
/hr 、 EG十水のSVo、18/hr。
/hr 、 EG十水のSVo、18/hr。
E G / n−ブチ7 モ/I/比3.3、水/n−
ブテンモル比2.に の時のn−ブテン転化率は53.6%で、選択率はES
B= 78.1 mo1%、8BA=21.9mo1
%であった。
ブテンモル比2.に の時のn−ブテン転化率は53.6%で、選択率はES
B= 78.1 mo1%、8BA=21.9mo1
%であった。
第4表
第5表
秦 エチレングリコール七ノーt −ブチルエーテル
実施例3
nG+水のSVを0.47/ hr (EG/ n −
ブテンモル比9.3)にした以外は、実施例2と同条件
で反応させたところ、転化率は64.5%に上昇し、選
択率はESB=74.3moJ%、5BA= 25.7
mol係であった。
ブテンモル比9.3)にした以外は、実施例2と同条件
で反応させたところ、転化率は64.5%に上昇し、選
択率はESB=74.3moJ%、5BA= 25.7
mol係であった。
実施例4
触媒としてアンバーライ)200を使用し、添加水濃度
を3.75wt%、ブテン留分のSV0.18/ hr
、 BG+水の8 V O,27/ hr 、 EG/
17− n−ブテンモル比3.85、水/ri−ブテンモル比0
.52とした以外は実施例3と同じ条件で反応させた。
を3.75wt%、ブテン留分のSV0.18/ hr
、 BG+水の8 V O,27/ hr 、 EG/
17− n−ブテンモル比3.85、水/ri−ブテンモル比0
.52とした以外は実施例3と同じ条件で反応させた。
この時のn−ブテン転化率は53.94で、選択率はE
SB=87.4mo1%、5BA=11.4mo1%で
あった。
SB=87.4mo1%、5BA=11.4mo1%で
あった。
第6表
比較例2
原料中の水濃度が0.24wt% (Fi G / n
−ブテンモル比= 4.12. 水/ +1− ブテ
ンモル比=0.03)である以外は実施例4と同じ条件
で18− 反応させた。
−ブテンモル比= 4.12. 水/ +1− ブテ
ンモル比=0.03)である以外は実施例4と同じ条件
で18− 反応させた。
この時のn−ブテン転化率は69.1%で、選択率はB
SB=95.3mo71%、S B A = 3.8m
ol係であった。
SB=95.3mo71%、S B A = 3.8m
ol係であった。
第7表
比較例3
原料中の水濃度が100wt%(E (j / n−ブ
テンモル比= 0.0 、水/ n−ブテンモル比−1
2,8)である以外は実施列4と同じ条件で反応させた
。
テンモル比= 0.0 、水/ n−ブテンモル比−1
2,8)である以外は実施列4と同じ条件で反応させた
。
この時のn−ブテン転化率は11.7%であつた。
第8表
実施例5
エチレンクリコールの代りに1.2−プロピレングリコ
ールな用いた以外は実施例1と同じ条件で反応させた。
ールな用いた以外は実施例1と同じ条件で反応させた。
転化率は36%であった。
第9表
実施例6
エチレンクリコールの代りに1.3−ブチレングリコー
ルを用いた以外は実施例1と同じ条件で反応させた。転
化率は28%であった。
ルを用いた以外は実施例1と同じ条件で反応させた。転
化率は28%であった。
第10表
実施例7
200 mlのオートクレーブにアンバーライト200
を50 cc (水にて膨潤させたもの)入れ、第11
表に記載したブテン留分25.F、1゜2−プロピレン
グリコール8319.水20.9に88℃、25 K(
1/ Cm”で攪拌(500rptn ) Lながら5
時間反応させた。その時のブチ/転化率は41%であり
、生成物の重置比は第12表21− に示したが、ジエーテル、ジプロピレングリコールおよ
びブテンモル比は認められなかった。
を50 cc (水にて膨潤させたもの)入れ、第11
表に記載したブテン留分25.F、1゜2−プロピレン
グリコール8319.水20.9に88℃、25 K(
1/ Cm”で攪拌(500rptn ) Lながら5
時間反応させた。その時のブチ/転化率は41%であり
、生成物の重置比は第12表21− に示したが、ジエーテル、ジプロピレングリコールおよ
びブテンモル比は認められなかった。
第11表
第12表
特許出願人 丸善石油化学株式会社
Claims (1)
- 強酸型陽イオン交換体な触媒としアルキレングリコール
およびアルキレングリコール基準で2〜100wt%の
水にn−ブテンまたはn−ブテンを含有する混合物を8
0〜180℃の温度で接触させることからなるアルキレ
ングリコールモノ−5−7”チルエーテルとS−ブチル
アルコールとを同時に製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59018963A JPS60163831A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | アルキレングリコ−ルモノ−s−ブチルエ−テルとs−ブチルアルコ−ルとを同時に製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59018963A JPS60163831A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | アルキレングリコ−ルモノ−s−ブチルエ−テルとs−ブチルアルコ−ルとを同時に製造する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60163831A true JPS60163831A (ja) | 1985-08-26 |
JPS6334134B2 JPS6334134B2 (ja) | 1988-07-08 |
Family
ID=11986300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59018963A Granted JPS60163831A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | アルキレングリコ−ルモノ−s−ブチルエ−テルとs−ブチルアルコ−ルとを同時に製造する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60163831A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5049618A (en) * | 1989-09-05 | 1991-09-17 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Vulcanizable rubber compositions containing hydroxy aryl substituted monomaleimides |
US5872167A (en) * | 1991-10-16 | 1999-02-16 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Rubber stocks containing a metal salt of hydroxy aryl substituted maleamic acid |
-
1984
- 1984-02-03 JP JP59018963A patent/JPS60163831A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5049618A (en) * | 1989-09-05 | 1991-09-17 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Vulcanizable rubber compositions containing hydroxy aryl substituted monomaleimides |
US5872167A (en) * | 1991-10-16 | 1999-02-16 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Rubber stocks containing a metal salt of hydroxy aryl substituted maleamic acid |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6334134B2 (ja) | 1988-07-08 |
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