JPS60162818A - 仮撚加工糸の品質管理方法 - Google Patents

仮撚加工糸の品質管理方法

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JPS60162818A
JPS60162818A JP1332684A JP1332684A JPS60162818A JP S60162818 A JPS60162818 A JP S60162818A JP 1332684 A JP1332684 A JP 1332684A JP 1332684 A JP1332684 A JP 1332684A JP S60162818 A JPS60162818 A JP S60162818A
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JP
Japan
Prior art keywords
tension
yarn
detection end
false
quality control
Prior art date
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Pending
Application number
JP1332684A
Other languages
English (en)
Inventor
英之 富田
白坂 忠史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 法に関する。
仮撚加工糸の品質管理は、一般に、その製品の代表特性
として染色性をみて等級分けをしているが、この管理方
法は次の欠点を有していた。
イ)玉揚げ毎に筒編して染色するため、非常に手数と時
間がかかる。
口)その製品の部分的な結果で、全体を判断してしまう
ため、精度が乏しい。
ハ)チーズ巻取り途中に発生する糸質の異常の発見がで
きない。
などであり、糸巻量のラージパッケージ化と省力化が進
みつつある現在、前記した品質管理方法の欠点を改善す
る方法が待たれていた。
本発明者らは、仮撚加工糸を筒編、染色することなく、
しかも、その製品の全体にわたり品質を保障しうる管理
方法の提供を目的として鋭意検討した結果、本発明に到
達した。
上記目的を達成する本発明の構成は、熱可塑性合成UA
Hの連続糸条を仮撚加工する方法において、加工張力検
出端を解撚部直後のデリベリローラ以降に設けて、連続
糸条の加工張力を連続的に測定することにより仮撚加工
糸の品質を推定し、管理することを特徴とする仮撚加工
糸の品質管理方法である。
すなわち、本発明は、原糸物性(未延伸糸)および加工
条件の変動が及ぼす仮撚加工糸の糸質との関係を測定し
たときに、糸質に対して適切な評価が行ない得るか、加
工張力検出端の検出精度を長期間安定的に保守し得るか
、また、糸掛は作業性面およびメンテナンス面で優位性
があるかなどを検討した。
第1図は、本発明方法に適用し得る仮撚加工工程の概略
図である。
図において、パッケージより引出された供給未延伸糸1
は、フィードローラ3を通って、第1ヒータ4で加熱、
熱固定されてから、仮撚スピンドル5に至り、解撚され
て、第1デリベリローラ6によって引出されたのち、第
2デリベリローラ8を経て、巻取ローラ10により、巻
取パッケージ9に巻取られる。なお、2は糸切り装置で
あり、7は第1デリベリローラ以降に設けられた張力検
出端である。
加工張力を検出する個所は大別して、フィードローラ3
〜仮撚スピンドル5間の領域(以下Aで示す)、仮撚ス
ピンドル5〜第1デリベリローラ6間の領域(以下Bで
示す)、第1デリベリローラ6〜第2デリベリローラ8
間の領域(以下Cで示す)および第2デリベリローラ8
〜巻取部10間の領域(以下りで示す)が考えられるが
、AまたはBの領域は次の欠点を有する。寸なわら。
■ 加工張力が高ずぎるため、張力検出端への負荷が大
きすぎ、安定的な精度を確保し得ない。
■ 仮撚加工糸は、擦過による糸質変化を生じるが、特
に張力検出端を取付ける場合、各機台、各錘への取付は
精度が要求される。
■ 張力検出端を取付けるスペースが狭い。
■ 加工品種、繊度の差からくる加工張力の広い範囲を
同一検出端を用いて管理することは、精度の上からも無
理がある。
など、張力管理を行なう上での根本的な問題が多い。
一方、Cの領域で検討を行なった結果、Aまたは8の領
域よりも、次の優位性をもつことが判明した。
■′加■張力と糸質の関係は、張力検出個所C≧B>A
の順で相関が高い。
■′任意のオーバフィード率で目標とする張力が得られ
るので、品種切替(1a物←→太物)があっても、同一
検出端が用いられる。
■′一定した張力が与えられるので、検出端の安定的な
精度を確保し得る。
■′張力検出端への糸掛は作業性がよい。
■′張力検出端を取付けるスペースは広く、保守管理が
容易にできる。
など、品質管理における適切な評価が行ない得る。
特に、加工張力を検出して品質管理を行なうときに、張
力検出端の安定的な精度を保ち得ることは、目的を十分
果す上において、より重要なことである。 ゛ 次に、本発明を更に、図によって説明する。
この場合の連続糸条の素材は、ポリエステル系繊維であ
るが、他の熱可塑性IIMでも同様である。
第2図は、供給未延伸糸の油分付着量を変更した場合の
張力検出端取付は個所と各張力との関係を示すグラフで
ある。図から明らかなように、油分付着量の変化に対し
て最も敏感に張力変化を示すのが、CまたはBの領域で
あり、AおよびDの領域は張力変化が少ない。
第3図は各要因別の第1デリベリローラ6以降の糸張力
と染色性差分(以下り値という)との関係を示めすグラ
フである。
ここで、1−値とは、仮撚加工糸を連続的に糸条のまま
精練後、キャリア3%を含む染色液中で90秒間ボイル
処理して染色した後、標準糸との差を示したもので、市
販されている東しく株)製FYL−500SRで測定し
たものである。測定値の1−値が小さいほど、濃染化さ
れたことを示す。
曲線aは原糸物性の油分付着量が変化したときの糸張力
との関係を示す。油分付着量の増大とともに糸張力は増
加し、加工糸は濃染化されたことを示す。曲線すは仮撚
スピンドル回転数が低下した時の糸張力とL値との関係
を示し、仮撚スピンドル回転数の低下とともに濃染化さ
れたことを示す。曲線Cは第1ヒータ温廓が巽常を生じ
た場合の糸張力とL値との関係を示す。第1ヒータ温度
が低下することにより、糸張力は増大し、濃染化された
ことを示す。
以上述べたように、本発明は、張力検出端を解撚部直接
のデリベリローラ以降に設けて連続糸条の加工張力を連
続的に測定することにより、仮撚加工糸の品質を推定し
、管理することができるものである。
上記の加工張力検出端は各機台、各錘に設けることが好
ましく、また、300m/分以上の速度で仮撚加工する
場合に好適である。
第4図は、個所Cに設けられた張力検出端により連続糸
条の加工張力測定を示す仮撚加工工程の概略図である。
第4図において、第1デリベリローラ6から引出された
糸1は、張力検出端7を通り、しかるのち、巻取パッケ
ージ9に巻取られる。11は加工張力の安定的な検出を
はかるために設けられた摩擦係数の小さい、耐摩耗性に
優れた張力検出端前後ガイドである。
一般に広(用いられている張力測定器の検出端7が糸1
と接触して、張力の変動に応じて水平方向に変位するこ
とを示し、この変位が電気信号の変化として変換器12
で取出される。・また、第4図に破線で示す糸道は、張
力検出端への糸掛は時の糸道を示したものであり、糸掛
は後、張力が低。下したのち張力検出端へ糸条を実線の
通り挿入すれば、検出端への負荷が軽減される。
さらに、本発明は、上記の解撚部直後のデリベリローラ
以降に設けた加工張力検出端で、連続糸条の加工張力を
連続的に測定することにより仮撚加工糸の品質を推定し
、管理するに際し、定められた加工張力の範囲を外れた
場合、すなわち、糸質への異常を伴なう加工張力の変動
を検知したどきに、自動的に供給系を切断し、異常糸の
混入を防止することが好ましい。上記の管理を行なうに
際し、糸切り装@2の設置位置はフィードローラ3以前
であればどの位置でもよいが、糸切り後の再糸掛けを考
えれば、フィードローラ3に近い方が作業性がよい。
以下、実施例により、本発明を更に説明する。
実施例 ポリエステルフィラメント糸(75デニール−36フイ
ラメント)を、第1図に示す個所Cに第4図に示す張力
検出端を取付けた通常の仮撚前■機に仕掛けて仮撚加工
するとともに、連続糸条の加工張力を連続測定した。た
だし、第1ヒータ温度・・・220℃、スピンド回転数
・・・7000rl)III。
仮撚数・・・3400T/M、個所C検出張力・・・1
60である。 ゛ 個所Cでの糸張ガの平均値は16.2(+で張力変動の
発生率は2%であった。定められた管理幅を外れて自動
糸切り装置が作動した以外の、得られた正常な満管パー
ンを用いてロット区分なしでカシトスを織ったが、捲縮
不良糸の混入もなく、オールA反で格付けされた。
このように、本発明方法により品質管理を行なえば、従
来行なっていた筒編→染色→判定→等級分けという手数
、手間が省け、しかもその製品の品位を大幅に向上させ
ることができるという効果を有する。さらに、本発明に
より、製糸性などに関する工程の今までつかみきれなか
った問題点の原因究明にも大きく寄与することができる
という効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法に適用し得る仮撚加工工程の概略
図である。第2図は、供給未延伸糸の油分付着量を変更
した場合の張力検出端取付は個所と各張力との関係を示
すグラフであり、第3図は各要因別の第1デリベリロー
ラ以降の糸張力と染色性差分(以下り値という)との関
係を示めすグラフである。第4図は、個所Cに設けられ
た張力検出端により連続糸条の加工張力測定を示す仮撚
加工工程の概略図である。 4、図面の簡単な説明 1・・・供給系 2・・・自動糸切り装置 3・・・フ
ィードローラ 4・・・第1ヒータ 5・・・仮撚装置
 6・・・第1デリベリローラ 7・・・張力検出@ 
8・・・第2デリベリローラ 9・・・巻取パッケージ
 10・・・巻取ローラ 11・・・検出端前後ガイド
 12・・・変換器特許出願人 東し株式会社 第2gJ イ国pttごうカロエ!4力(9)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱可塑性合成繊維の連続糸条を仮撚加工する方法におい
    て、加工張力検出端を解撚部直後のデリベリローラ以降
    に設けて、連続糸条の加工張力を連続的に測定すること
    により仮撚加工糸の品質を推定し、管理することを特徴
    とする仮撚加工糸の品質管理方法。
JP1332684A 1984-01-30 1984-01-30 仮撚加工糸の品質管理方法 Pending JPS60162818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1332684A JPS60162818A (ja) 1984-01-30 1984-01-30 仮撚加工糸の品質管理方法

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JP1332684A JPS60162818A (ja) 1984-01-30 1984-01-30 仮撚加工糸の品質管理方法

Publications (1)

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JPS60162818A true JPS60162818A (ja) 1985-08-24

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ID=11830027

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JP1332684A Pending JPS60162818A (ja) 1984-01-30 1984-01-30 仮撚加工糸の品質管理方法

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JP (1) JPS60162818A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06294032A (ja) * 1993-03-03 1994-10-21 Murata Mach Ltd 仮撚装置における管理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06294032A (ja) * 1993-03-03 1994-10-21 Murata Mach Ltd 仮撚装置における管理方法

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