JPS60162442A - 小型モ−タ - Google Patents
小型モ−タInfo
- Publication number
- JPS60162442A JPS60162442A JP1654284A JP1654284A JPS60162442A JP S60162442 A JPS60162442 A JP S60162442A JP 1654284 A JP1654284 A JP 1654284A JP 1654284 A JP1654284 A JP 1654284A JP S60162442 A JPS60162442 A JP S60162442A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutator
- brush
- motor
- sliding
- carbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K13/00—Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
- H02K13/006—Structural associations of commutators
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R39/00—Rotary current collectors, distributors or interrupters
- H01R39/02—Details for dynamo electric machines
- H01R39/38—Brush holders
- H01R39/39—Brush holders wherein the brush is fixedly mounted in the holder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明1は、例えばテープレコーダ、ビテオテーブレコ
ーダなどのテープを駆動する為に使用きれる小型モータ
に関するものである。
ーダなどのテープを駆動する為に使用きれる小型モータ
に関するものである。
従来例の構成とその問題点
一般に小型モータにおけるブラシー4大きくわけて2種
類ある。1つは弾性を有する導電材料、例えば銅、ベリ
リウム銅、銅・チタン合金、リン■銅、洋白の薄板材、
あるいは線利に、貴金属合金(例えばAu、 Pd、
Pt、 Ag、 Gu等及びそれらの合金ンをクラツド
化、又は薄板劇、線材の一部にスポット溶接等の手段に
よって接合した構造であり、もつ1つは前記に述べた薄
板材、あるいは線イ」の一部に焼結カーボンプラン(例
itx、cカーボン、Aqカーボン、 Guカーボン、
AgCuカーボン、及びそれらの拐料にSin、 M
oS2. Pb、エポキシ系樹脂等を添加剤として配合
したカーボンプラノ)を導’jb:性接着剤、スポット
溶接、あるいは圧着方式智の手段によって形成これてい
るが、これらのブラシを有する小型モータにおいては、
コミュテータ回転時にコミュテータ摺動部が不必要に振
動し、これによって、コミュテータ摺動部のコミュテー
タ・セグメントに対する接触面に異常な浴着が生じるこ
とと、火花発生に伴なう黒化物(カーホ゛ン及び)゛ラ
シとコミュテータ嘩セグメント間で生ずる摺動摩耗粉が
混りあったもの)と云われる、異常現象を促進する異物
が生成きれる事がしばしば起り問題となる。
類ある。1つは弾性を有する導電材料、例えば銅、ベリ
リウム銅、銅・チタン合金、リン■銅、洋白の薄板材、
あるいは線利に、貴金属合金(例えばAu、 Pd、
Pt、 Ag、 Gu等及びそれらの合金ンをクラツド
化、又は薄板劇、線材の一部にスポット溶接等の手段に
よって接合した構造であり、もつ1つは前記に述べた薄
板材、あるいは線イ」の一部に焼結カーボンプラン(例
itx、cカーボン、Aqカーボン、 Guカーボン、
AgCuカーボン、及びそれらの拐料にSin、 M
oS2. Pb、エポキシ系樹脂等を添加剤として配合
したカーボンプラノ)を導’jb:性接着剤、スポット
溶接、あるいは圧着方式智の手段によって形成これてい
るが、これらのブラシを有する小型モータにおいては、
コミュテータ回転時にコミュテータ摺動部が不必要に振
動し、これによって、コミュテータ摺動部のコミュテー
タ・セグメントに対する接触面に異常な浴着が生じるこ
とと、火花発生に伴なう黒化物(カーホ゛ン及び)゛ラ
シとコミュテータ嘩セグメント間で生ずる摺動摩耗粉が
混りあったもの)と云われる、異常現象を促進する異物
が生成きれる事がしばしば起り問題となる。
小型モータのブラシでは、コミュテータ・セグメントに
摺接するコミュテータ摺動部が、例えばモータケースの
蓋などに設けられた支持手段により支持されているブラ
シ基部と一体に成形されたものがある。その種のブラシ
とコミュテータ・セグメントとの接触状態を第1図に示
す。
摺接するコミュテータ摺動部が、例えばモータケースの
蓋などに設けられた支持手段により支持されているブラ
シ基部と一体に成形されたものがある。その種のブラシ
とコミュテータ・セグメントとの接触状態を第1図に示
す。
第1図において、ブラシ支持手段1に支持されたブラシ
基部2から、折り曲げられたコミュテータ摺動部3が伸
びている。このコミュテータ摺動音1(3iは、ブラシ
基部2から折り曲げられていることによって弾性を有し
、コミュテータ・セグメント4に押圧された状態で接触
している。そして、この押圧力は、ブラシ基部2とコミ
ュテ・−夕摺動部3との折り曲げ角を適当に選ぶことに
よって、心安な値にすることができる。甘だ、コミュテ
ータ・セグメン1−4は、絶縁筒6を介してモータ回転
軸6に1司定芒れ、モータの回転とともに回転する。
基部2から、折り曲げられたコミュテータ摺動部3が伸
びている。このコミュテータ摺動音1(3iは、ブラシ
基部2から折り曲げられていることによって弾性を有し
、コミュテータ・セグメント4に押圧された状態で接触
している。そして、この押圧力は、ブラシ基部2とコミ
ュテ・−夕摺動部3との折り曲げ角を適当に選ぶことに
よって、心安な値にすることができる。甘だ、コミュテ
ータ・セグメン1−4は、絶縁筒6を介してモータ回転
軸6に1司定芒れ、モータの回転とともに回転する。
このよりに、回転するコミ−データ・セグメン1−4と
コミュテータ摺動部3が摺接していることから、両者の
間で電気火花が発生し易く、この電気火花の発生に伴っ
て電気ノイズや、コミュテータ摺動部3上に溶着が発生
するなど、不都合な状態が生じることになる。そして、
この溶着の発生はブラシの寿命を短かくするのみでなく
、谷コミーデータ・セグメント4と接触し始める位置及
び離れる位置(第1図のa部)に溶着が生じると。
コミュテータ摺動部3が摺接していることから、両者の
間で電気火花が発生し易く、この電気火花の発生に伴っ
て電気ノイズや、コミュテータ摺動部3上に溶着が発生
するなど、不都合な状態が生じることになる。そして、
この溶着の発生はブラシの寿命を短かくするのみでなく
、谷コミーデータ・セグメント4と接触し始める位置及
び離れる位置(第1図のa部)に溶着が生じると。
この浴着によってコミュテータ・セグメント4の表面を
擦過して損傷を与え、さらにこの擦過によって生じた一
ノ削屑が、互いに隣り合うコミュテータ・セグメント4
の間のギャップ部に溜り、そのためにコミュテータ・セ
グメント相互間が導通されるという不都合が発生し、モ
ータの性能そのもの寸で低下してしまうという欠点があ
った。なお、1)IJ記コミーテデー摺動部のa部にお
いて電気火花がよく発生する。
擦過して損傷を与え、さらにこの擦過によって生じた一
ノ削屑が、互いに隣り合うコミュテータ・セグメント4
の間のギャップ部に溜り、そのためにコミュテータ・セ
グメント相互間が導通されるという不都合が発生し、モ
ータの性能そのもの寸で低下してしまうという欠点があ
った。なお、1)IJ記コミーテデー摺動部のa部にお
いて電気火花がよく発生する。
この最大の原因はブラシの振動である。即ち、ブラシの
振動で電気火花が頻繁に起こり、これによってfJ’M
の発生が促進され、摺動面の荒れを招く。荒れが大きく
なるに従って更に電気火花の発生が増加し、ついにはモ
ータの要求特性を得ることが不可能となり、起動停止に
至るものがある。
振動で電気火花が頻繁に起こり、これによってfJ’M
の発生が促進され、摺動面の荒れを招く。荒れが大きく
なるに従って更に電気火花の発生が増加し、ついにはモ
ータの要求特性を得ることが不可能となり、起動停止に
至るものがある。
一般に、コミュテータ摺動部3の材質は前記のごとく貴
金属合金ブラ/、あるいは焼結カーボンブラシであり、
コミュテータ・セグメント4の濁質は、AgCu、 A
gCd、 AgCv+C;d、 Cu、 Au合金、A
gPd合金 AgCuTi合金などであり、貴金属合金
ブラシを使用した場合、これらは両者がほぼ同様のイ]
質であることがら摺動抵抗が1.Qともなり、摺動界面
で擦過傷が発生し易い不利な組合せである。また、焼結
カーボンブラシを使用した場合は、貴金属合金ブラシを
使用した時に比べて摺動抵抗は小きくなるといえとも、
擦過傷の危険性はあり、又、カーホンプランを構成する
配合利料中にはSiO2等の不純物が混入されており、
貴金属合金ブラシと同様に摺動界面で擦過傷が発生し易
い不利な組合せになっている。
金属合金ブラ/、あるいは焼結カーボンブラシであり、
コミュテータ・セグメント4の濁質は、AgCu、 A
gCd、 AgCv+C;d、 Cu、 Au合金、A
gPd合金 AgCuTi合金などであり、貴金属合金
ブラシを使用した場合、これらは両者がほぼ同様のイ]
質であることがら摺動抵抗が1.Qともなり、摺動界面
で擦過傷が発生し易い不利な組合せである。また、焼結
カーボンブラシを使用した場合は、貴金属合金ブラシを
使用した時に比べて摺動抵抗は小きくなるといえとも、
擦過傷の危険性はあり、又、カーホンプランを構成する
配合利料中にはSiO2等の不純物が混入されており、
貴金属合金ブラシと同様に摺動界面で擦過傷が発生し易
い不利な組合せになっている。
これらの欠点の原因となっている電気火花を抑制する手
段を有していない第2図aに示した構造のもの、即ちコ
ミュテータ摺動部3に振動減衰対策を何ら講じていない
ものは、コミュテータ摺動部の振動が大きく、従って常
温の使用でも溶着が容易に発生し、寿命の長い、品個の
すぐれたものはイ(1がだい。また第2図すに示したよ
うな、コミュテータ摺動部3に振動防止用ゴム7を粘着
剤8で貼イ・jけたものは、常温での振動吸収がよく、
火花の発生をかさえることができるが使用上限温度の6
0°C近くになると粘着剤の粘性が著しく低下し、防振
ゴム7の摺動部への接着力が減少し、振動吸収f:i宅
力が低下して火花の発生か多くなり、寿命の短い、品質
の不安定なものとなってしまう。
段を有していない第2図aに示した構造のもの、即ちコ
ミュテータ摺動部3に振動減衰対策を何ら講じていない
ものは、コミュテータ摺動部の振動が大きく、従って常
温の使用でも溶着が容易に発生し、寿命の長い、品個の
すぐれたものはイ(1がだい。また第2図すに示したよ
うな、コミュテータ摺動部3に振動防止用ゴム7を粘着
剤8で貼イ・jけたものは、常温での振動吸収がよく、
火花の発生をかさえることができるが使用上限温度の6
0°C近くになると粘着剤の粘性が著しく低下し、防振
ゴム7の摺動部への接着力が減少し、振動吸収f:i宅
力が低下して火花の発生か多くなり、寿命の短い、品質
の不安定なものとなってしまう。
さらに第2図Cに示したような、コミュテータ摺動部3
に振動防止用シート9を、基材10の両面に粘着剤8を
塗布した構成の接着材11で貼付けたものは、上記第2
図すの例と比較すると、高温での粘着剤の粘性の低下が
、ある程度小ζいものの充分どは云えず、高温での長寿
命、高品質を得ることは出来ない。
に振動防止用シート9を、基材10の両面に粘着剤8を
塗布した構成の接着材11で貼付けたものは、上記第2
図すの例と比較すると、高温での粘着剤の粘性の低下が
、ある程度小ζいものの充分どは云えず、高温での長寿
命、高品質を得ることは出来ない。
なか、この機器の使用雰囲気篇度は、−do℃〜+6o
“°Cで使用するものが多い。
“°Cで使用するものが多い。
発明の14的
本発明は、コミュテータ摺動部と、コミュテータ・セグ
メントの摺動性の改善を因り、コミュテータ・セグメン
ト表面の擦過損傷によるモータ寿命の短縮を防止し、ま
た、テープレコーダ等の機器等へ組込まれた場合のワウ
・フラッタ−の低減が得られる高性能の小型モータを提
供するものである。
メントの摺動性の改善を因り、コミュテータ・セグメン
ト表面の擦過損傷によるモータ寿命の短縮を防止し、ま
た、テープレコーダ等の機器等へ組込まれた場合のワウ
・フラッタ−の低減が得られる高性能の小型モータを提
供するものである。
発明の構成
前記目的を達成するために本発明は、薄板状あるいは線
状、金属弾性体からなるブラシ基Wl(及び、このブラ
シ基部から延設され、あるいはこのブラシ基部の一部に
固設されたコミュテータ摺動i化を有するブラシを備え
た小型モータにおい−C、モータケース内の一部、例え
ばブラケット」二のコミュテータ摺動部の近傍に、エス
テルを含浸させた部(机例えばフェルトを接着剤で固着
あるいけ圧着方式等の手段で設置する。このエステルは
ベンゼン環を有しない、リニアーな炭素結合を有するか
、側鎖を有し、その分子構造中に単数又は複数個の−C
OO−結合金有するエステルであり、1気圧下での、そ
の沸点が100℃付近の物質から250℃のものを使用
状況によって適切なものを選定すると特に有効である。
状、金属弾性体からなるブラシ基Wl(及び、このブラ
シ基部から延設され、あるいはこのブラシ基部の一部に
固設されたコミュテータ摺動i化を有するブラシを備え
た小型モータにおい−C、モータケース内の一部、例え
ばブラケット」二のコミュテータ摺動部の近傍に、エス
テルを含浸させた部(机例えばフェルトを接着剤で固着
あるいけ圧着方式等の手段で設置する。このエステルは
ベンゼン環を有しない、リニアーな炭素結合を有するか
、側鎖を有し、その分子構造中に単数又は複数個の−C
OO−結合金有するエステルであり、1気圧下での、そ
の沸点が100℃付近の物質から250℃のものを使用
状況によって適切なものを選定すると特に有効である。
このエステルが雰囲気温度により蒸気となりモータケー
ス内はエステルの雰囲気下となるように構成する。
ス内はエステルの雰囲気下となるように構成する。
なお、モータ構成を簡単にするため、前記ブラシ゛また
はコミュテータ摺動部に前記エステルを直接塗布する構
成を用いてもよい。
はコミュテータ摺動部に前記エステルを直接塗布する構
成を用いてもよい。
実施例の説明
第3図、第4図及び第5図は、それぞれ本発明の実施例
を示したものである。ここで、第1図のものと同一名称
部分には同一符号を付してあり、12はブラシ等を保持
するブラケット、13はモータハウジング、14はエス
テルを含浸させたフェルトである。なお、コミュテータ
摺動部3はカーボンブラシで構成している。第3図の実
施例では、フェルト14はブラケット12上のコミュテ
ータ摺動部3の近傍に配置されており、捷た第4図の実
施例では、ブラシ基部2上にフェルト144・取すイ1
1けである。
を示したものである。ここで、第1図のものと同一名称
部分には同一符号を付してあり、12はブラシ等を保持
するブラケット、13はモータハウジング、14はエス
テルを含浸させたフェルトである。なお、コミュテータ
摺動部3はカーボンブラシで構成している。第3図の実
施例では、フェルト14はブラケット12上のコミュテ
ータ摺動部3の近傍に配置されており、捷た第4図の実
施例では、ブラシ基部2上にフェルト144・取すイ1
1けである。
捷た、第5図の実施例では、モータハウジング13にフ
ェルト14を装備したものである。なお、第5図におい
て、15Viモ〜り回転軸6に取イリけられる回転子鉄
心、16は回転子鉄心15に巻装された巻線、17はモ
ータハウジング13の内面に固定これた永久磁石、18
はモータ回転軸6を支持する軸受である。
ェルト14を装備したものである。なお、第5図におい
て、15Viモ〜り回転軸6に取イリけられる回転子鉄
心、16は回転子鉄心15に巻装された巻線、17はモ
ータハウジング13の内面に固定これた永久磁石、18
はモータ回転軸6を支持する軸受である。
なお、これらの実施例は、いずれもブラシ基部2の先端
g((Kコミュテータ摺動部3を同情した構す又になっ
ているが、第1図のようにブラシ基部2から曲げ延設さ
れたコミュテータ摺動部を有し、その摺動部の土にフェ
ルト14を装fjiii t、てもよい。
g((Kコミュテータ摺動部3を同情した構す又になっ
ているが、第1図のようにブラシ基部2から曲げ延設さ
れたコミュテータ摺動部を有し、その摺動部の土にフェ
ルト14を装fjiii t、てもよい。
いづれの場合の実施例も、モータハウジング13、ブラ
ケット12よりなるモータケース内の雰囲気が、エステ
ルによる蒸気芥囲気になり雰囲気ガスにより、ブラシ及
びコミュテータ・セグメント表面に吸着する事を目的と
したものであり、その手段はこの限りではない。
ケット12よりなるモータケース内の雰囲気が、エステ
ルによる蒸気芥囲気になり雰囲気ガスにより、ブラシ及
びコミュテータ・セグメント表面に吸着する事を目的と
したものであり、その手段はこの限りではない。
ところで、これ捷での文献や実験などで、コミュテータ
摺動部とコミュテータ・セグメントの溶着し易い状態、
あるいは溶着や異常摩耗や導通不良の起こり易い状態が
解明されつつある。異常の起り易い状態り2、ブラシ摺
動部とコミュテータ・セグメントが、 tFJ動する部
位の雰囲気か、またはコミュテータ・セグメント自体へ
不飽和環状炭化水素が存在したり、吸着したりしている
場合である。この時、黒化物(カーボン及びブラシとコ
ミ・・テーク・セグメント間で生ずる摺動摩耗粉が混り
あったもの)と云われる、異常現象を促進する異物が生
成する。
摺動部とコミュテータ・セグメントの溶着し易い状態、
あるいは溶着や異常摩耗や導通不良の起こり易い状態が
解明されつつある。異常の起り易い状態り2、ブラシ摺
動部とコミュテータ・セグメントが、 tFJ動する部
位の雰囲気か、またはコミュテータ・セグメント自体へ
不飽和環状炭化水素が存在したり、吸着したりしている
場合である。この時、黒化物(カーボン及びブラシとコ
ミ・・テーク・セグメント間で生ずる摺動摩耗粉が混り
あったもの)と云われる、異常現象を促進する異物が生
成する。
この異物は、不飽和環状炭化水素が摺動部とコミュテー
タ・セグメント間のアークによって燃焼するとき、単位
体積当りのカーボン量が多く、不完全燃焼することと、
またその分子構造に起因するものであるが、生成カーボ
ンの結合状態が密となるため、硬質のカーボンが出来る
ためと思われ十・ 捷た、不飽和環状炭化水素以外の炭化水素の雰囲気、お
よびコミュテータ・セグメントへの吸着では、その分そ
構造に起因するものであるが、生成するカーボンは軟質
のものとなり、異常現象につながらぬ事が解明さt]て
いる。これらの現象をもとにして、微量の炭化水素の吸
着したコミュテータ・トグメントヲ用いて長1υJ間の
運転実験を11なっ/こ。この実験′C1 6、)高温・低湿の場合のコミュテータ・セグメントに
異常摩LLの発生する確率が高い。
タ・セグメント間のアークによって燃焼するとき、単位
体積当りのカーボン量が多く、不完全燃焼することと、
またその分子構造に起因するものであるが、生成カーボ
ンの結合状態が密となるため、硬質のカーボンが出来る
ためと思われ十・ 捷た、不飽和環状炭化水素以外の炭化水素の雰囲気、お
よびコミュテータ・セグメントへの吸着では、その分そ
構造に起因するものであるが、生成するカーボンは軟質
のものとなり、異常現象につながらぬ事が解明さt]て
いる。これらの現象をもとにして、微量の炭化水素の吸
着したコミュテータ・トグメントヲ用いて長1υJ間の
運転実験を11なっ/こ。この実験′C1 6、)高温・低湿の場合のコミュテータ・セグメントに
異常摩LLの発生する確率が高い。
(g+ コミュテ−タ・上ダメントに10μq稈)川の
炭化水素の吸着がある場合、コミュテータ・セグメント
のW常現象が緩111さ−JL、小型モータの長ノオ品
化か(Jかオlも。(但(2継続的に炭化水素の補給か
ない場合の戸−夕である。) とのれ−144か(jlら)また6、(ヲ−りゆの結果
を第6図に示す) そこで本41′:明では、上6]シ現象を考陶、して、
第3図、第4図、第5図の実MllI例で示したように
、七−タハウジング13と、ブラケット12T囲1れ/
こ内部にニスデル類を含浸ネせたフェルl−14f、c
7配置したものである。このエステル類は、不飽第11
環状炭化水素とは、その分子構造の点で最も異なり、そ
のため異常現象の1つである硬質の黒化物生成に?Jし
て最も遠い存在となり、カーボン生成があっても極めて
軟質のものとなり、コミュテータ摺動部とコミュテータ
・セグメントの摺動抵抗を減するものである。
炭化水素の吸着がある場合、コミュテータ・セグメント
のW常現象が緩111さ−JL、小型モータの長ノオ品
化か(Jかオlも。(但(2継続的に炭化水素の補給か
ない場合の戸−夕である。) とのれ−144か(jlら)また6、(ヲ−りゆの結果
を第6図に示す) そこで本41′:明では、上6]シ現象を考陶、して、
第3図、第4図、第5図の実MllI例で示したように
、七−タハウジング13と、ブラケット12T囲1れ/
こ内部にニスデル類を含浸ネせたフェルl−14f、c
7配置したものである。このエステル類は、不飽第11
環状炭化水素とは、その分子構造の点で最も異なり、そ
のため異常現象の1つである硬質の黒化物生成に?Jし
て最も遠い存在となり、カーボン生成があっても極めて
軟質のものとなり、コミュテータ摺動部とコミュテータ
・セグメントの摺動抵抗を減するものである。
上記114成において、異常現象の発生する確率の高い
高1’l’ll’l・低湿では、エステル類の蒸気圧に
みあった雰囲気が七−タケース内に得られる。このベン
ゼン環をイJしない、リニアーな炭素結合を有するか、
11111鎖を・イアするエステル類は、その分子構造
中へ単数又−1初数個の−COO−結合を有しており、
−(300−結合は、その極性力により、金属表面へ強
力V′C1敗)rjする。
高1’l’ll’l・低湿では、エステル類の蒸気圧に
みあった雰囲気が七−タケース内に得られる。このベン
ゼン環をイJしない、リニアーな炭素結合を有するか、
11111鎖を・イアするエステル類は、その分子構造
中へ単数又−1初数個の−COO−結合を有しており、
−(300−結合は、その極性力により、金属表面へ強
力V′C1敗)rjする。
C00−−一結合による吸Nは、フプンデアワールスの
引力により、吸着する有機カスに比べて、ダ11力に吸
着しており、安定な吸着状態と云える。
引力により、吸着する有機カスに比べて、ダ11力に吸
着しており、安定な吸着状態と云える。
このニスデル類の吸着で、Pt、 Au、 Pd、 A
g等で出来た、触媒作用の強い、コミュテータ・セグメ
ント及びブラシは、勿論のこと、Cuで出来たそれ、1
だ焼結カーボンブラシの表面及びそれ以外の金属表向へ
も吸着1ッ、表面へ反応性の高いカス(メチ1/ンモノ
マー、l−ルエン等) カ付着t b゛J1を1≦li
J、Iする。こtLは−COO−結合の吸着力か、例
エバスチレン七ノで−ヤトルエンのファンデアワールス
吸着より強い吸着となるためである。1だ、ブラシ、コ
ミュテータ・セグメント表間のアーク−C1燃焼か起る
場合でも、エステル類はその分子構造中へ酸素をイjし
ており、不完全燃焼によるタール類の生成が1・1とん
となく、接触不良となる黒f1−物の生成も微少で、よ
く・忽焼し、接点1髄害を起こすことがない。
g等で出来た、触媒作用の強い、コミュテータ・セグメ
ント及びブラシは、勿論のこと、Cuで出来たそれ、1
だ焼結カーボンブラシの表面及びそれ以外の金属表向へ
も吸着1ッ、表面へ反応性の高いカス(メチ1/ンモノ
マー、l−ルエン等) カ付着t b゛J1を1≦li
J、Iする。こtLは−COO−結合の吸着力か、例
エバスチレン七ノで−ヤトルエンのファンデアワールス
吸着より強い吸着となるためである。1だ、ブラシ、コ
ミュテータ・セグメント表間のアーク−C1燃焼か起る
場合でも、エステル類はその分子構造中へ酸素をイjし
ており、不完全燃焼によるタール類の生成が1・1とん
となく、接触不良となる黒f1−物の生成も微少で、よ
く・忽焼し、接点1髄害を起こすことがない。
しかも、−10°0〜+60’Cが通富の使用環境範囲
となる小型モータでは1気圧下でのI’Jμ点が、10
0℃イ」近の物質から、250”Cのものか!INに有
夕JJてあり、エステルの種類で列記すると、(2)
コノ・り酸ジメチル・・195℃(1気圧「ての沸点)
(2オクタン酸エチル・・208℃(1気圧下での沸点
)O) フマル酸ジエチル・・・214℃(1気圧下で
の沸点)[株])デカン酸エチル ・・242℃(1気
圧下での沸点)■ アジピン酸ジエチル・・・245°
C(1気圧下での沸点) などである。
となる小型モータでは1気圧下でのI’Jμ点が、10
0℃イ」近の物質から、250”Cのものか!INに有
夕JJてあり、エステルの種類で列記すると、(2)
コノ・り酸ジメチル・・195℃(1気圧「ての沸点)
(2オクタン酸エチル・・208℃(1気圧下での沸点
)O) フマル酸ジエチル・・・214℃(1気圧下で
の沸点)[株])デカン酸エチル ・・242℃(1気
圧下での沸点)■ アジピン酸ジエチル・・・245°
C(1気圧下での沸点) などである。
+j:J述のエステル類は、ブラン、コミュテータ表面
へ吸1/I’j シ、弔分子膜を形成するため、潤滑性
も極めて向上し、接触部分の摩耗も著しく減少する。
へ吸1/I’j シ、弔分子膜を形成するため、潤滑性
も極めて向上し、接触部分の摩耗も著しく減少する。
(実験の結果を第6図に示す。)
なお、第6図において、A、Bは不飽和環状炭化水素を
有するスチレンモノマー雰囲気中の整流波形を示し、A
は60℃、5%RHテスト前の整流aM形、Bij、6
0’C,5%FtH100時間テスト抜の整流波形であ
る。又(、Dは炭化水素(トルエン)をコミュテータ・
セグメント表面に約10μq吸着きぜた場合の確認結果
を示し、Cば60”C95%RHテスト前の整流波形、
Dは60℃。
有するスチレンモノマー雰囲気中の整流波形を示し、A
は60℃、5%RHテスト前の整流aM形、Bij、6
0’C,5%FtH100時間テスト抜の整流波形であ
る。又(、Dは炭化水素(トルエン)をコミュテータ・
セグメント表面に約10μq吸着きぜた場合の確認結果
を示し、Cば60”C95%RHテスト前の整流波形、
Dは60℃。
5%RH300時間テスト後の整流波形である。
ざらにE、Fは本発明にかかるエステル類雰囲気中の確
認結果を示し、Eば60’C,5%RHテス1□ ii
Jの整流波形、Fは60℃、5係RH1500時間テス
ト後の整流波形である 発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明によれば、下記の
効果を奏する。
認結果を示し、Eば60’C,5%RHテス1□ ii
Jの整流波形、Fは60℃、5係RH1500時間テス
ト後の整流波形である 発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明によれば、下記の
効果を奏する。
■ エステル類のコミュテータ・セグメント、プラン表
面へ吸着することにより、潤滑作用が働き、摺動部の異
常摩耗や擦過損傷が防止できる効果がある。
面へ吸着することにより、潤滑作用が働き、摺動部の異
常摩耗や擦過損傷が防止できる効果がある。
■ スチレンモノマーやトルエン等のベンゼン環を有す
る、有機ガスがあってもブラシ及びコミュテータ・セグ
メント間面に吸着したエステル類の皮膜で保護され黒化
物の生成も微少となり、ブラシ2コミユテータ・セグメ
ント間の接触不良を防止出来る。また接触不良を起さな
いため電気ノイズの発生も減少し、接触不安定に伴なう
小型モータの速度の安定化も図られ、結果的には小型モ
ータが使用される機器のワウ・フシツタ−の低減が得ら
れる効果がある。
る、有機ガスがあってもブラシ及びコミュテータ・セグ
メント間面に吸着したエステル類の皮膜で保護され黒化
物の生成も微少となり、ブラシ2コミユテータ・セグメ
ント間の接触不良を防止出来る。また接触不良を起さな
いため電気ノイズの発生も減少し、接触不安定に伴なう
小型モータの速度の安定化も図られ、結果的には小型モ
ータが使用される機器のワウ・フシツタ−の低減が得ら
れる効果がある。
■ 前記■及び■の結果、小型モータの品質が向上し、
寿命を大幅に延ばすことが出来る。
寿命を大幅に延ばすことが出来る。
第1図は従来例の構成図、第2図a % Cは、それぞ
れ従来例のコミュテータ摺動部の構成を示す図2第3図
及び第4図はそれぞれ本発明の実施例の構成図、第5図
a、bは本発明のさらに他の実施例にかかる小型モータ
の縦断面図及び横断面図、第6図A−Fは従来例及び本
発明の整流波形を示す図である。 3・・・・・・コミュテータ摺動部、4・・・・・・コ
ミュテータ・セグメント、12・・・・・・ブラケット
、13・・・・・・ハウジング、14・・・・・エステ
ル類を含浸させたフェルl。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 (α) tb) 第 3 図 1 第5図
れ従来例のコミュテータ摺動部の構成を示す図2第3図
及び第4図はそれぞれ本発明の実施例の構成図、第5図
a、bは本発明のさらに他の実施例にかかる小型モータ
の縦断面図及び横断面図、第6図A−Fは従来例及び本
発明の整流波形を示す図である。 3・・・・・・コミュテータ摺動部、4・・・・・・コ
ミュテータ・セグメント、12・・・・・・ブラケット
、13・・・・・・ハウジング、14・・・・・エステ
ル類を含浸させたフェルl。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 (α) tb) 第 3 図 1 第5図
Claims (1)
- ブラシ機構部とコミュテータを有し、ブラシとコミュテ
ータが接触摺動する構造の小型モータにおいてモータケ
ース内にリニアーな炭素結合を有するか、側鎖を有し、
その分子構造中に噴散又は複数個の−COO、−結合を
有するエステル類の雰囲気を持たせた小型モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1654284A JPS60162442A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 小型モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1654284A JPS60162442A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 小型モ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60162442A true JPS60162442A (ja) | 1985-08-24 |
Family
ID=11919151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1654284A Pending JPS60162442A (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 小型モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60162442A (ja) |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1654284A patent/JPS60162442A/ja active Pending
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