JPS6016151A - 直流電動機のブラシ保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 ２１３、−シ゛ 本発明は直流電動機のブラシの保持構造に関するもので
ある。

従来例の構成とその問題点 従来のブラシの保持構造は第１図にその具体構成を示す
ように、電動機プラケット１に固定されたブラシ保持器
の絶縁筒２に埋め込まれた導電材料のブラシ筒３の中に
ブラシ４を挿入し、ピグテール５で連結された押え板６
の爪部７をブラシ筒３の中にブラシ抑圧バネ８の反発力
に逆って押し込んで、ブラシ４を整流子９に押し当てド
ライノ（−用溝１０を設けたキャップ１１をブラシ保持
器の絶縁筒２にねじ込んでブラシを保持する構造であっ
た。第２図は第１図のＡ−Ａ’断面図で、キャップ１１
を着脱時に回わした時ピグテール６や抑圧バネ８が捩れ
ぬように押え板６の爪部７がブラシ筒３の角状溝に入り
回転しないようになっている０ この構造では、ブラシ４をブラシ筒の中に挿入し、押え
板６の爪部７をブラシ筒に入れてからキャップ１０をね
じ込む場合、押え板６はブラシ押３・、　′ 圧バネ８の反発力で浮き上るので、指で押え板６を押え
ながらすばやくキャップ１１をねじ込まねばならないた
め、装着が難しく、１：たブラシ４の着脱の際、押え板
６を押えたりキャップ１１をつ捷んだすするのに指を使
う必要があるため、電動機が剥出しの状態でないとブラ
シの着脱が困難であるなどの問題があった。

発明の目的 本発明は、上記従来の問題点を解消して、簡単にブラシ
の着脱を行えるよう構成したものである。

発明の構成 本発明は、ピグテール、抑圧バネ、押え板を備えたブラ
シをブラシ保持器に挿入し、その一端にドライバー用溝
を設けたキャップをねじ込んでブラシを保持するブラシ
保持構造において、押え板を磁性材料にすると共にキャ
ップに永久磁石を内蔵させる構造にすることにより、ド
ライバーを使用してブラシの着脱を簡単に行うことが出
来る利点があるものである。

実施例の説明 以下に、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。

第３図は本発明の第１の実施例における直流電動機のブ
ラシ保持構造を示す図である。図において、２１は電動
機ブラケット、２２はブラシ筒２３を内蔵したブラシ保
持器絶縁筒、２４はブラシ、２５は爪部２６を持つ磁性
材料の押え板、２７はブラシ２４と押え板２５を連結す
るピグテール、２８は整流子、２９はブラシ２４を整流
子２８に押圧する抑圧バネ、３ｏはキャップ、３１はキ
ャップ３０に内蔵された永久磁石、３２はキャップ３ｏ
に設けられたドライバー用溝である。

上記構成のブラシ保持構造において、押え板２６は磁性
材料で出来ているので永久磁石３１を内蔵したキャップ
３０と磁気吸引力で吸着するが磁気吸引力で吸着してい
るため互に滑らすことが出来る。寸だ鉄製のドライバー
を使用し、ドライバーの先端をキャンプ３ｏのドライバ
ー用溝に挿入すると、キャップ３０はドライバーに吸着
する。

従ってブラシ２４をブラシ筒２３に装着する時６ページ は、ドライバーの先端にキャップ３ｏとブラシ完成品（
ブラシ２４．押圧バネ２９．押え板２６で構成）を吸着
させ、一体にしてブラシ筒２３に挿入し、押え板２６の
爪部２６がブラシ筒２３に入ったところでドライバーを
回わしてキャップ３゜をブラシ保持器絶縁筒２２にねじ
込む。キャップ３０と押え板２６とは磁気吸引力で吸着
されているので、押え板２５がブラシ筒２３の角形溝に
固定されていてもキャップ３０を回わしねじ込むことが
出来る。

一方、ブラシ２４をブラシ保持器より取外す時は、ドラ
イバをキャップ３ｏのドライバー用溝３１に挿入し、ド
ライバーを回わしてねじ戻すとキャップ３０とブラシ完
成品が一体につながって外れる。従って指を使わずにド
ライバーの操作でブラシの着脱が出来るので作業が簡単
にできる。まだ、指が入り難い狭い場所にブラシ保持器
があっても、ドライバーを使用してブラシの着脱をする
ことが出来る。

なお、押え板２６は従来の導電性材料で作られ６ページ 爪部２６付の押え板に、磁性材料の板を貼シ合わせたも
のを使用してもよい。

第４図は本発明の第２の実施例を示す直流電動機のブラ
シ保持構造を示す図である。図において、４１はブラシ
筒４２を内蔵したブラシ保持器絶縁筒、４３はブラシ、
４４は爪部４６を持つ導電材料の押え板、４６はブラシ
４３と押え板４４を連結するピグテール、４７はブラシ
４３を押圧する抑圧バネ、４８はキャップ、４９はキャ
ップ４８に内蔵された永久磁石、６ｏはキャップ４８に
設けられたドライバー用溝である。以上は第３図の構成
と同様なものである。

第３図の構成と異なるのは押え板４４の上に磁性材料の
円板５１を同心状に貼り付け、一方、キャップ４８には
円板５１が同心に入シ、永久磁石４９と接する窪みを設
ける点である。上記のように構成すると押え板４４は常
にキャップ４８と同心に吸着するので、キャンプ４８と
押え板４４を一体にして、ブラシ４３をブラシ筒４２に
挿入し易くなる効果がある。

柊鴫＾効県　７”　’ 以上の、にうに本発明はキャップに永久磁石を内蔵し、
押え板の１部もしくは全部を磁性材料で構成することに
より、ドライバーを使用してブラシのブラシ保持器への
着脱が簡単に、かつ確実に行うことができ、その効果は
大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

明の第１の実施例における直流電動機のブラシ保持構造
図、第４図は第２の実施例における直流電動機のブラシ
保持構造の図である。 ２・・・・・・ブラシ保持器絶縁筒、３・・・・・・ブ
ラシ筒、４・・・・・・ブラシ、６・・・・・・押え板
、１１・・・・・・キャンプ、３１・・・・・・永久磁
石、６１・・・・・・円板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名・第
１図　第２図 第３図　第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）ヒゲテール、抑圧バネ、押え板を備えたブラシを
   ブラシ保持器に挿入し、その一端にドライバー用溝を設
   けたキャップをねじ込んでブラシを保持するとともに、
   上記押え板を磁性材料で構成し、かつキャップに永久磁
   石を内蔵させた直流電動機のブラシ保持装置。 ＠）前記押え板が導電性材料と磁性材料で構成された特
   許請求の範囲第１項に記載の直流電動機のブラシ保持装
   置。 （３）前記押え板が導電性材料であり、その上に同心に
   磁性材料の円板が貼り付けられ、対向するキャップの面
   に円板が入る同心の窪みを設けた構成の特許請求の範囲
   第１項に記載の直流電動機のブラシ保持装置。