JPS6015945Y2 - クランク - Google Patents

クランク

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Publication number
JPS6015945Y2
JPS6015945Y2 JP1980072303U JP7230380U JPS6015945Y2 JP S6015945 Y2 JPS6015945 Y2 JP S6015945Y2 JP 1980072303 U JP1980072303 U JP 1980072303U JP 7230380 U JP7230380 U JP 7230380U JP S6015945 Y2 JPS6015945 Y2 JP S6015945Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crank
bearing
inner ring
rod
outer periphery
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980072303U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56173220U (ja
Inventor
豊吉 村越
Original Assignee
株式会社ト−ヨ−内燃機研究所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ト−ヨ−内燃機研究所 filed Critical 株式会社ト−ヨ−内燃機研究所
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  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はクランク、更に詳しくはピストンのコネクティ
ングロッドを連結するクランクビンの摩耗を防止したク
ランクに関する。
従来のクランクは、クランクピン自体を焼入れして固く
し、これにメタルを装着したロッド端部（ロッド下とい
う）を回転自在なように直接嵌合させるものであった。
しかしながら、このような形式の場合、クランクビンの
形状が単なる丸棒のように単純な形でないと焼入れが均
一には行われ難く、しかもロッド下がピンに直接摺接回
動するために、クランクビンの摩耗が早く、摩耗してし
まった場合にはクランク自体を全体交換しなければなら
なかった。
摩耗に対処するために焼入れを一層固くするのは、逆に
クランクビンのねばり即ち引張り強度を弱めるので好ま
しくない。
本考案は、上記欠陥を除去腰自動車特に自動二輪車に好
適なりランクを提供せんとするものであり、そのために
、クランクホイールの偏心位置に固定されたクランクビ
ンにこるベアリングを被着し、このベアリング外周にロ
ッド下を被嵌させ、さらに上記ころベアリングは、好ま
しくは、ベアリング枠内にころを装着し、クランクビン
に固着させた内リング外側の鍔とクランクホイールとの
間に被嵌させるようにした構成とするものである。
以下本考案を一実施例として示した図によって更に詳述
する。
第１図は特に自動二輪車に好適なりランクを例示してあ
り、１はクランクシャフト、２はドライブ側クランクホ
イール、３はピニオン側クランクホイールである。
ホイール２，３にはそれぞれ偏心位置にクランクビン４
，５が装着一体化され、両りランクピン４，５間にはバ
ランス用フライホイール６が介在されている。
６，７はいずれもコネクティングロッドであり、このロ
ッド下がクランクビン４，５に回転自在に被嵌されてい
る。
而して、第２図以下に示すように、クランクビン４，５
にはいずれにもリング状９にして一端側にベアリングを
保持しかつロッド下の被嵌位置を安定させるための鍔１
０を有した内リング８を嵌着させ、この内リング８のリ
ング状９外側にベアリング１１を予め被着させ、このベ
アリング１１外周にロッド下を被嵌させて回動自在とな
す。
ベアリング１１は、第４図に示すように、ロンド下の肉
厚（ロッド下にメタルを装着した場合はこのメタル巾）
と略々一致した巾の円筒の外周に開口１３を仕切１４を
介して円周方向に連続形成させたベアリング枠１２の該
開口１３内に、ローラ１５を装着支持させ、ローラ１５
．・・・が円筒円周部に連続配設させたものとするのが
好適である。
ロッド６．７のロッド下は従来のものよりも巾（肉厚）
を小さくしてよく、従って各ホイール間隔は十分に狭め
ることができ、ベアリングとロッド下はクランクホイー
ル２又は３面と内リングの鍔１０とによって支持され安
定して位置することになる。
上記ｌ戊のクランク組立は、例えば、クランクビンを一
体に有したフライホイールのピンジャーナル部分に内リ
ングを嵌着させた上でベアリワグを被着させ、このベア
リング外周にロッド下を被嵌させ、次いでクランクビン
の先端結合部にクランクホイールの偏心孔を結合させて
クランクホイールを固着させればよく、解体は上記と逆
順序で行うことかできる。
以上のように、本考案はベアリングを介在させたクラン
ク構成としたので、回転摩擦抵抗の少ないベアリング材
の採用によりクランクの回転性能を大きく向上させるこ
とができ、また、従ってロッド下の巾（肉厚）を小さく
シ、クランクビンは引張り強度が最大となるように適度
な焼入れとして従来以上にクランク強度を増大させるこ
とができ、かつ摩耗はほとんどベアリングだけとなるの
で、クランク自体は交換の必要がなくなり、ベアリング
だけの消耗交換で済むようになり、さらに、ロッド下の
巾を小さくできることから、その分ホイールの肉厚を厚
くすることができるので、従来起こりやすかったホイー
ルの欠損事故も防止することができ、さらにまた、上記
によりクランクの製作を容易にし、クランクコスト、ク
ランク損傷による修復コストを大巾に低減させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案クランクの一例正面図、第２図は第１図
の要部拡大断面図、第３図はベアリングの装着状態を説
明する分解斜視略図、第４図はベアリングの分解斜視略
図。 符号、４，５はクランクビン、６，７はロッド、８は内
リング、１１はベアリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランクシャフトに固定された複数のクランクホイール
    の偏心位置にクランクビンを取はずし可能に固定すると
    共に、該クランクピンには鍔を有する内リングを固着せ
    しめ、さらに該内リング外周上の上記鍔と対向するクラ
    ンクホイール間にはこるベアリングを被着すると共に、
    該ころベアリング外周上にはロッド端部を被嵌せしめた
    構成からなるクランク。
JP1980072303U 1980-05-26 1980-05-26 クランク Expired JPS6015945Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980072303U JPS6015945Y2 (ja) 1980-05-26 1980-05-26 クランク

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980072303U JPS6015945Y2 (ja) 1980-05-26 1980-05-26 クランク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56173220U JPS56173220U (ja) 1981-12-21
JPS6015945Y2 true JPS6015945Y2 (ja) 1985-05-18

Family

ID=29665766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980072303U Expired JPS6015945Y2 (ja) 1980-05-26 1980-05-26 クランク

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JP (1) JPS6015945Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4715368U (ja) * 1971-03-19 1972-10-23
JPS4913545A (ja) * 1972-05-20 1974-02-06

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4715368U (ja) * 1971-03-19 1972-10-23
JPS4913545A (ja) * 1972-05-20 1974-02-06

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Publication number Publication date
JPS56173220U (ja) 1981-12-21

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