JPS60157174A - 配線ダクト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は配線ダク）Ｋ関するものである。

〔発明の目的〕

この発明は、高電圧容置負荷および低電圧移置負荷に共
用でき、感電、短絡、地路等に対する安全性に優れ、プ
ラグ栓刃の接触安定性が図れ、しかもダクト本体がプラ
グ栓刃の着脱に伴なって変形しにくい配線ダクトを提供
することを目的としている。

〔発明の開示〕

この発明は、ダクト本体の奥側に高電圧容量用ダクト導
体を配設し、開口側に低電圧容量用ダクト導体を配設し
たことを特徴としている。この結果、以下に詳述するよ
うに前記目的を達成することができる。

この発明の一実施例を第１図ないし第３図に示す。すな
わち、１はダクトコア２の戎面に絶縁体３を被着してな
るタリト本体、４畔ダクト本体１の奥側で内底面および
両側面より絶縁体３から一体に突出した３相高電圧容量
用導体保持部、４′４はその補強リプ、５はダクト本体
１の開口ｌａ側で絶縁体３より一体に突出した尋相低電
圧容針用導体保持部、６は保持部４に保持されプラグ挿
入口４ａを接触面としたたとえば３００　Ｖ　、　１０
０　Ａ周円筒状導体、７は保持部５に保持されプラグ挿
入口５ａを接触面としたたとえば２５０Ｖ、３０Ａ用板
状導体である。

第２図は低電圧用給電プラグ８を装着した状態、第３図
は高電圧用給電プラグ９を装着した状態で１１．１２は
各栓刃、１３は係止爪である。

このように構成したため、一つのダクトで高電圧容量負
荷および低電圧容量負荷に共用できるとともに、つぎの
ような作用効果がある。すなわち、（１）　ダクトの開
口ｌａ付近は比較的平や物が触れやすい位置であるため
、誤って手の指先や導電性の物体等が触れた場合、感電
、短絡、地絡等が生じやすいが、その開口ｌａ側が導体
容量の小さい場合や電圧が低い場合には高電圧容量より
も比較的に事故が軽くてすみ、いわゆる安全になってい
る。

（２）　プラグ８，９からの負荷分岐谷址は、低容量側
の導体７よりも高ｄ量側の導体６の方が大きい電流を分
岐する。したがって、高容量側の導体６から負荷分岐す
るプラグ９の栓刃１２ｉ、を大電流に耐えるよう断面積
の大きいものを使用する必要がある。そこで、断面積（
板厚）の大きい栓刃１２で、接触圧を得るためのばね性
をとるためにはばねの作用する寸法Ｈ工を長くする必要
がある。板厚の厚いばねで寸法Ｈ□が小さい場合はばね
がへたりやすいからである。一方、低容量側の導体７か
ら負荷を分岐するプラグ８は、電流容量が小さいため板
厚の薄い栓刃１１が使用できる。したがってばね作用を
するための寸法Ｈ２は小さくてもよい。

ところで、この発明の配線ダクトの導体配置は、以上の
条件を満しており、きわめて合理的である。

（３）高容量の負荷を分岐するプラグ栓刃１２の接触圧
力は低容量負荷を分岐するプラグ栓刃１１より圧力を大
きく収る必要がある。この場合、前記の導体配置とすれ
ば、ばね圧の高い導体６側がダクトの奥側でばね圧の低
い導体７側は開口ｌａ側となるため、逆の場合に比して
ダクト本体１の抵抗力が犬きく、変形は小さい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明の配線ダクトによれば、篩′、
コ圧容量負荷および低電圧容量負荷に共用でき、感電、
短絡、地絡等に対する安全性に優れ、プラグ栓刃の接触
安定性が図れ、しかもプラグ栓刃の着脱に伴なうダクト
本体の変形がしにくいという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の断面図、第２図は低電圧
容量用プラグ装着状態の断面図、第３図は高電圧容量用
プラグ装着状態の断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 断面路コ字形をなすダクト本体と、このダクト本体の奥
   側に配設された高電圧容量用ダクト導体と、前記ダクト
   導体の開口側に配設された低電圧容量用ダクト導体とを
   備えた配線ダクト。