JPS60156286A - 励磁角制御により過渡応答を改善するようにした誘導モータのサーボ制御システム - Google Patents

励磁角制御により過渡応答を改善するようにした誘導モータのサーボ制御システム

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JPS60156286A
JPS60156286A JP59282075A JP28207584A JPS60156286A JP S60156286 A JPS60156286 A JP S60156286A JP 59282075 A JP59282075 A JP 59282075A JP 28207584 A JP28207584 A JP 28207584A JP S60156286 A JPS60156286 A JP S60156286A
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    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • H02P21/06Rotor flux based control involving the use of rotor position or rotor speed sensors
    • H02P21/08Indirect field-oriented control; Rotor flux feed-forward control
    • H02P21/09Field phase angle calculation based on rotor voltage equation by adding slip frequency and speed proportional frequency
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はサーボモータ制御システム、そして特に広い
速度範囲及び種々の条件に亘ってAC誘導モータを制御
するためのサーボ制御システムに関するものである。
発明の背景 可変速度電動機が要求される分野において、DCモータ
は広い速度範囲及び種々の条件に亘って正確に制御する
ことが容易であるため、広く利用されている。DCモー
タにおいては巻線電流によシモータトルクを制御するも
のであシ、この電流は正確な制御及び所望の動作を実現
すべく直接測定することができる。
一方、AC誘導モータにおいて、トルクはロータに誘導
された電流の関数であり、それはまたすベシ、すなわち
ロータと、ステータによシ誘起された回転磁界との速度
差の関数である。
この回転磁界の速度は巻線励磁電流の周波数よシ決定さ
れる。しかしながらロータ速度はすべシに基づいてモー
タに要求されるトルクに関係した大きさだけその回転磁
界速度から遅れることになる。AC誘導モータのロータ
速度の正確な制御は可変トルク動作においてはその達成
が困難である。したがってAC誘導モータはDCモータ
よシもかなり廉価であることを考慮しても、正確な速度
制御が要求される分野においては概して用いられない。
誘導モータの速度に関するサーボ制御に対する従来の一
つの試みは、たとえば米国特許第3593083号及び
同第3824437号において記載された″ベクトル制
御法“である。誘導モータのサーボ制御はモータの空隙
中における磁界条件を検出すること、またはステータ電
圧及び電流のベクトルから磁界ベクトル値を導き出すこ
とにより達せられる。次いでその磁界ベクトル値に従っ
てインバータが制御され、モータに対して所望の位相周
波数及び振幅を有する励磁信号が供給される。このシス
テムの機能は負荷峙の運転速度においてよく発揮される
ものであるが、この試みは低速及び軽負荷における制御
能力に乏しいことが欠点である。このような条件下にお
いてモータ中の磁界は比較的弱いか、または存在しない
ため正確に検出することが困難である。計算された磁界
ベクトルは積分することが必要であシ、シたがってゼロ
速度における有効な制御情報を提供するものではない。
その結果、これらのパラメータに基づいた効果的な制御
を低速時に実現することは困難である。さらに低速時に
おける過大な電力消費は望ましくない加熱をもたらすも
のである。
モータの速度制御に関する別の試みとしては、さらに1
981年8月31日付でジェームスS。
ホワイテツドが出願した米国特許願M297809号に
開示されたものがある。この制御方法ニオイてはスヘシ
率を特定のモータについて経験的に決定し・0れら0す
<シ率を用“てサー Iボ速度制御のために必要なトル
クを発生すべく要求されるすベシ及び振幅値を有する合
成正弦波励磁信号を発生するものである。この試みはモ
ータ空隙中の磁界ベクトルを検出する必要がないため、
運転速度における負荷状態のモータを効果的に制御する
ことができる。しかしながらこのシステムは軽量負荷に
おいて不安定であって、振動しやすいという欠点を持っ
ている。
さらにDCモータの性能に比して過渡制御応答が劣るも
のである。
この発明の目的は、モータをゼロ速贋及び無負荷時を含
む種々の条件下において効果的に制御することができる
誘導モータのためのサーボ制御システムを提供すること
である。
本発明の別の目的は改良された過渡制御応答特性を有す
るモータ制御システムを提供することである。
本発明のさらに別の目的は機械的に安定な制銅1システ
ム、すなわち一定のシャフト位置から移動しないような
トルクを生成することができるAC訪唇モータのサーボ
制御システムを提供することである。
発明の要約 本発明によれば、特に低速及び軽負荷制御範囲において
過渡誤差信号に応答して瞬間的に増大するすベシを導入
することにより、効果的な誘導モータのサーボ制御が達
成される。その結果、本発明に従った制御システムは軽
量負荷における2機械的安定性を有する誘導モータの制
御を提供する。すなわちモ〜りは一定のロータ位置から
の回転に抗する実質的なトルクを生ずるものである。シ
ステムはまた過渡速度変化において要求されるトルクを
予測し、瞬間的にこのようなトルクを生成することがで
きる。所望の機械的安定状態を目ざし、システムはオー
ツ(−シュートを極/)・化するためのトルクを予測し
、これを減少もしくは反転する。
好ましい実施例において、ステータ励磁電流にはサーボ
速度誤差信号がその誤差信号範囲の少なくとも下部にお
いて上昇するとき、増大する位相ずれが導入される。し
だがってサーボ誤差信号の値が上昇すると、トルクの増
大が必要であることを示し7、これはステータ電流及び
すベシの通常的な増大を生ずるだけでなく、実際3 上胴間的かつ付加的なす一シを提供する位相ずれを発生
するものである。この効果はほとんど瞬間的なトルク増
加を生じ、これによって過渡制御ずれに対する迅速な応
答を達するものである。
同様に、サーボ速度誤差信号の減少は位相ずれの減少を
もたらし、これによって定常状態に達した後のトルクを
瞬間的に減少もしくは逆転させることができる。
導入された最大位相ずれは45〜90°の範囲にあり、
好ましくは90°において最大の効果を得ることができ
る。定常状態、軽負荷の条件下においてステータ電流は
ほとんど励磁電流と同期し、小さなトルクしか発生しな
くなる。
トルク要求に応答する試みにおいて、システムはステー
タ電流及びすベシを、増大した誤差信号に応答して増大
させるものであるが、ステータ電流と励磁電流との実質
的な同期関係に基づき、トルク増加はほとんど住しない
。過渡条件を満たすための比較的高いトルクは本発明に
おいて励磁励磁電流を高いモータトルクが得られるよう
なベクトル(4象限座標)位置に向かってシフトさせる
ことによシ達せられる。
瞬間的なトルク増加量は位相ずれ特性の勾配に左右され
る。軽負荷動作範囲において比較的急磯な勾配を得るた
め、位相は誤差信号範囲の下部における誤差信号の増大
にのみ従って増大するものである。たとえば位相ずれは
ゼロ誤差信号の場合0°であるが、誤差信号がその最大
値の25%に達するときは、最大位相ずれ(たとえば9
0″ )まで増大する。大部分の場合、位相ずれ特性は
最大誤差信号の10へ一50%の範囲内において最大位
相ずnを生じるようにすれば、とtによって好ましい結
果を得ることができる。
詳細な説明 は 第16発明に従って三相誘導モータ(12+を制御する
ためのシステムの全体を示すブロック線図である。モー
タシャフトにはタコメータ(14+が結合され、モータ
速度に比例したDC帰還信号を発生するようになってい
る。タコメータ帰還信号は速度誤差信号を発生すべく、
速度サーボ回路00)における速度命令信号と比較され
る。システムの残シの部分は、モータを前記速度命令に
よシ指示された速度を維持するための正確な振幅及び周
波数を有する三相電流によシ付勢すべく作動するもので
ある。
クコメータ(14)からのモータ速度指示に応答する回
路としてモータ速度ノくルス列発生器05)カニ1妾続
され、これによってロータ速度に比例したノくルス速K
を有する直列的なノくルス列からなる″速度パルス列″
が提供される。ノくルス発生器α9はその最も単純な形
態において、電圧制御発振器(VCO)を構成し、印加
電圧の大きさに比例しだ速度において出カッくルスを発
生するものである。
回路06)及び(1ηば″すベシノくルス列″と称する
第2の直列パルス列を発生するものである。回路t16
1 、すなわちすベシ率発生器(16)は、タコメータ
圓からの信号を受けるとともに、その内部に記憶された
すベシ率を有し、これによって速度に応じて変化するす
ベシ率信号を発生する。すベシ率はなるべくならモータ
毎に経験的に決定さt1速度の関数として変化するよう
に制御される。大部分の場合においてすベシ率は速度の
関数として直線的に増大し、最大トルクを生じる値に対
応する。
デ〕率はトルク要求に比例した値を乗じられ、その積は
すベシに比例したパルス繰返し速度を有する“すベシハ
ルス列″に変換される。モータによシ生起されたトルク
はステータ電流とともに増加し、したがってステータ電
流はすベシ発生器俣ηを制御すべく用いることができる
。しかしながらステータ電流が速度誤差に比例するよう
なよシ単純なシステムにおいては、第1図に示したよう
なすベシノくルス発生器aηを制御するために速度誤差
を直接用いることができる。
“速屁パルス列″及び″すべりノくルス列″はパルス加
算回路Q81において結合される。結合されたパルス列
における1秒間当シのノ(ルス数が速度パルス列におけ
る1秒間当シのパルス数よシ多いかまたは少ない場合、
これらの差はすべ9 パルス列における1秒間当りのパ
ルス数を示すことになる。結合されたパルス列はカウン
タ(191に供給され、ここでベクトル位置を示す並列
デジタルフォーマットに変換される。このカウンタが典
型的な8ビツトカウンタであれば、カウンタ出力は25
6の異なったベクトル位置、すなわちOから255まで
変化し、さらにこれを繰返す出力を有する。
速度サーボ回路α0)の出力から出た速度誤差信号は、
リミッタ回路側を経てA/D変換器(2I)に供給され
る。このA/D変換器(21)からのデジタル出力は、
位相ずれ数をストアしたFROMC?21にアドレス入
力として供給される。F ROM +221のデジタル
出力はデジタル加算回路(2)に供給され、ここで回転
ベクトルを表わす回路u9のデジタル出力に対し加減算
される。加算器(至)の出力は、PROM&31から供
給された位相進みに従って位相調整されたデジタルベク
トル位置である。
位相進みは後に詳述する速度誤差の関数である。
加算器内からの位相調整されたベクトル出力はデジタル
正弦波をストアしたFROM11〜(26)にアドレス
入力として供給される。これらのFROMはデジタルベ
クトル位置のデータを正弦波振幅値に変換するものであ
る。FROMにストアされた正弦波は互いに1200及
び240゜だけ異なった位相を有し、これによってFR
OM(241−(支))の出力が三相交流を構成するよ
うになっている。pRoMw+〜因)の出力はそれぞれ
掛算DA変換器H+ −(29+に送られ、アナログ正
弦波に変換される。速度サーボ回路(10)からの速度
誤差信号は各掛算DA変換器に供給され、したがってこ
れらの正弦波出力の振幅は速度誤差の大きさに従って変
化する。すなわち、DA変換器咥〜雅の出力は速度誤差
に比例した振幅を有する三相アナログ電圧信号である。
DA変換器の出力に現れた速度信号は、ここでPWM(
パルス幅変調)増幅5時〜(35)によってモータ励磁
電流に変換される。電流検出器間〜(381はモータ凹
に供給される電流の大きさを検出し、加算結節点(支)
)〜(321に対応する帰還電圧を提供するものである
。帰還電圧はDA変換器鰭〜(29)からの電圧出力と
比較され、PWM増幅器を駆動してモータ励磁電流を発
生させるだめの誤差信号を導き出すものであり、モータ
励磁電流はDA変換器−〜囚の出力に現れた電圧信号に
対応する。
回路動作においてタコメータ(141は実際のモータ速
度を表わす速度帰還信号を発生し、この信号は速度回路
Cl0)における速度命令と比較される。
この速度サーボ回路は速度誤差信号を発生し、この誤差
信号は基本的にモータ速度を速度命令に従って調整すべ
く要求されるトルク要求を表わしている。
モータに供給された三相励磁電流の大きさは掛算DA変
換器(2)〜29+の作用によシトルク要求に従って調
整される。またすベシは加算回路叫における速度パルス
列とすベシバルス列との和としてトルク要求に応じて調
整される。これによって励磁電流の周波数及び位相を制
御すべく用いられる回転ベクトルが引き出される。
回転ベクトルはさらに本発明において回転ベクトルに対
し速度誤差またはトルク要求の関数である位相進みを加
えることにより 調整される。
位相ずれは速度誤差が増大して回転ベクトルをこれに従
って進めるとき増大する。位相ずれは極性感度を有し、
したがって正速度誤差の場合は進み位相ずれとなり、負
速度誤差の場合には遅れ位相ずれとなる。位相ずれはゼ
ロ速度誤差の場合ゼロであり、速度誤差がその大きさを
増すとき増大する。
位相進みはいくつかの補助的利点を提供する。
まず位相進みは過渡トルり要求条件において1しく間約
なすべり変化を導入する。たとえば速度命令における変
化は速度誤差信号の増大をもたらし、この速度誤差信号
が速度誤差に比例してステータ電流及びすべりを自動的
に増大させることによりトルクを生成しようとするもの
である。
さらに速度誤差信号の増大は回転ベクトルの、位相ずれ
を生じ、ベクトル位相変化中のすベシのさらなる瞬間的
増大をもたらすものである。同様にシステムが速度命令
に対応する速度に達すると、速度誤差はゼロに向かって
減少し、これによって瞬間的な負のすベシをもたらす。
このように位相ずれの効果は、速度誤差の変化に速やか
に応答するトルクを発生することが要求されるとき、す
べりに対する瞬間的な補助を与えるものであり、速度誤
差信号がゼロまたは逆極性に向かうときそれぞれすベシ
を減じ、または逆転させるものである。
位相進みの別9効果はステータ電流の位相を、それがよ
シ効果的にトルクを発生し、またはトルク要求に応答し
た妥当な極性を生ずるような位置までシフトさせること
である。第3A図及び第3B図は低トルク及び高トルク
条件において、それぞれ作動する典型的な誘導モータの
ベクトル図である。図において回転磁界ベクトルを表わ
すベクトルφは、基準ベクトルとして用いられる。回転
磁界は実質上磁界ベクトルと同期した磁化電流工□によ
シ生成される。この回転磁界はロータ及びステータの導
体を切ってそれぞれ電圧ER及びESを発生する。ロー
タ電流■Rはロータ内に誘導され、ロータの漏れインダ
クタンスに基づいてロータ電圧を遅延させる。ステータ
電流■sは磁化電流工□及びロータ電流■、(すなわち
ステータにおいて変成されたロータ電流IR)を供給す
るものである。
第3A図及び3B図を比較して明らかな通シ、トルクの
増大はステータ電流ISの大きさ及びその位相ずれに対
応するものである。第3.B図において破線ベクトルI
Sは第3A図における低トルク条件のステータ電流を表
わすために付加されたものである。システムが増大した
トルク要求を受けたとき、低トルク条件(第3B図にお
けるステータ電流■s)において動作して″4場合・′
“fAは′f−′電流及びす″!′1を増加させる。し
かしながら位相進みが存在しない場合、その効果はステ
ータ電流(第3図におけるステータ電流IS)を直ちに
増大するものであシ、これは正確な大きさを有するが、
効果的なトルク発生のだめの正確な位相を有するもので
はない。やがてシステムは正確な位相に調整される。し
かしながら本発明に従ったシステムによれば、速度誤差
の増加はステータ電流及びすベシの増大に加えて位相ず
れを提供し、効果的なトルク発生のだめの正確な位相位
置に比較的近接した位相を有するステータ電流を生ずる
ものである。位相進みの結果、システムはトルク要求に
応答したよシ大きい直接的なトルりを発生する。
位相進みのないシステムにおいては、速度変化中のシス
テムがこれらの条件下におけるロータ及びステータ磁界
ベクトルの不整列に基づくオーバーシュートを補正され
ないことが確認された。しかしながら、位相進みによっ
てシステムは速度オーバーシュートを補正するための正
イ准なトルク方向を発生するだけでなく、誤差信号にお
ける極性反転のわずかに手前でトルりを予測し、及び反
転しようとするものである。
位相進みは全速度誤差範囲に亘って展開することができ
るとしても、好ましい結果は第2図に示したような比較
的低い速度誤差範囲内に位相ずれを集中させることによ
シ達せられる。好ましい結果は最大誤差信号における1
5〜50第の間、なるべくなら25%の最大位相ずれま
C進めることによシ達成することが−Cきる。システム
がIOV誤差信号(+10v〜−10V)において動作
すると、M’y 2図に示した特性はリミッタf20+
 (第1図)を2.5vにセットすることにより達せら
れる。この構成によれば速度誤差がゼロから2゜5■に
上昇するとき、位A月ずれはゼロから最大位置たとえば
90°まで進む。
最大誤差の2゜5■を上回る上昇はそれ以上の位相角の
進みを生じない。負の速度誤差の場合、位相ずれは誤差
信号がゼロから−2,5■まで増は、位相ずれ特性の勾
配の1つの関数である。
比較的低い速度誤差範囲において位相ずれを集中させる
ことにより比較的急罐な勾配を確立し、これによって比
較的大きい瞬間すベシ変化を最も必要とされるときに達
成することができる。
システムは位相進み特性が存在しない重負荷に適した制
御変化によく対応する。したがってこれらの位相進みは
々るべくなら低速度及び軽負荷動作に対応する低速誤差
範囲に集中させられる。
用いられるべき最大位相ずれは特定の装備に応じて変化
するものである。最大位相ずれは45〜90°の範囲内
にあるのが効果的である。
大部分の装備において90°の最大位相ずれが好ましく
採用される。
第4図はシステムにおいて位相調整され′に回転ベクト
ルをモータの三相励磁電流に変換する部分、すなわち第
1図における要素(至)〜附1に対応する部分を示すよ
シ詳細なブロック線図である。
第4図に示した駆動回路はそれぞれ正弦波であって、順
次120°の電気角だけ位相変位した巻線(IIA)、
(IIB)及ヒ(11c)ノたメツ励磁電流を提供する
ものである。周波数は〃位相調整ベクトル“指示によシ
決定され、振幅は″速度誤差″によシ決定される。
すでに述べた通り、ベクトル指示はプログラムプル読出
し専用メモリー(FROM)(至)、(25)及び(2
6)によシ正弦波値に変換される。これらのFROMは
アドレスとしてのベクトル位置を受け入れて対応する正
弦波値を発生するようにプログラムされている。これら
のFROMはまた何らかの特定のベクトル指示に応答し
て互いに120及び240°電気角だけ変位した正弦波
値を生成するようにプログラムされている。
FROM[M+、易)及び因)からのデジタル出力指示
はそれぞれデジタル−アナログ変換器(DAC)11、
■及び(120)に供給される。これらの変換器はPR
OM中にストアされたデジタル値をアナログ値、すなわ
ち正弦波に変換するもの 1である。D A C501
、(資))及び(120)は出力に別のアナログ信号を
乗じることができるアナログ掛算型で“ある。速度誤差
信号はDACに供給され、そこで生成された正弦波信号
の振幅を制御する。
D A C+501. +901及び(120)の出力
に現れた信号は順次120’電気角だけ隔たった三相合
成型正弦波電圧信号でアシ、すベシの大きさだけ同期周
波数から隔たった周波数と速度サーボ回路における速度
誤差により制御された振幅とを有する。
D A C(501の出力に現れた正弦波電圧信号は、
パルス幅変調器l1511 K供給され、ここでモータ
の巻線(11A)を+1勢するためのパルス幅電流が生
成される。巻線に供給された電流の大きさは印加電圧に
比例するものであシ、電流回路−によって制御される。
DAC(資))の出力は抵抗(1541及び加算結節点
−を介して演算増幅器(繍)の入力に接続される。抵抗
@8)に抵抗の9)及びギヤパシクβ′υの直列回路を
並列接続して構成されたリード回路は、演算増幅器の入
出力間に渡して接続される。この増幅器の出力は比較器
(61)の正入力端子及び比較器(63)の負入力端子
に接続される。比較器(60)の出力はべ一スドシイプ
増幅器(61)を介してトランジスタの2)のベースに
結合される。比較器−の出力はベースドライブ増幅器(
財)を介してトランジスタ(65)のベースに結合され
る。
トランジスタ1i21及び(651はいずれも制御中の
モータに刻する電流要求を扱うことができるように選択
されたNPNパワースイッチングトランジスタからなっ
ている。トランジスタ(621のコレクタは+340v
電源母線に接続され、そのエミッタはインダクタ(68
)を介して巻線(IIA)に接続される。またトランジ
スタ(65)のコレクタはインダクタ(68)を介して
巻線(IIA)に接続され、そのエミッタは接地電位に
接続される。かくしてトランジスタ姉が導通ずると巻線
(IIA)は正の電源母線に接、読されるが1、逆にト
ランジスタ(65)が導通するとその巻線(IIA)は
接地電位に接続される。モータ巻線と直列接1続された
インダクタはリップル電流及び関連するモータ加熱を減
少させるものである。
トランジスタf621及び(65)からインダクタ(6
8)に至る共通リード線は、コア中の磁束を検出するよ
うに配置された線型ホール効果検出器を有するフェライ
トコア(66)を貫通している。このホール検出器は電
流抜取シ増幅器(6ηに接続される。電流が導体中を流
れるとそれはコア(66)内に磁束を生じ、この磁束は
増幅器(6ηに接続されたホール検出器により検出され
、さらに増幅器−はリード線を通じた電流に比例する電
圧出力を発生する。
増幅器(67)の出力ラインは加算結節点−に帰還接続
される。これによって電流制御ループを完成するもので
ある。より特定すれば増幅器167)の出力は抵抗(7
21に抵抗(70)及びキャパシタffl+の直列回路
を接続したものからなるリード回路を経て加算結節点−
に接続される。リード回路ff0)〜f72)及びQj
6)〜−)は急激な信号液ffsを予測して制御ループ
におけるオーバーシュート及びリンギングを減少させる
ものである。電流ループは速度側j+i41ループ及び
ベクトル制御ループの範囲内における内部制御ループで
あり、したがって比較的迅速な制御応答を提供すべく比
隣的広帯域な特性を有するように設計することが望まし
い。
比較器(6句及び(63)を含むパルス幅変調器(PW
M ) (511は三角波発生器(80)から発生した
三角波信号を受信する。この三角波はlKH2程度の適
当な大きさの繰返し周波数を有するとともに、+5V〜
−5vのピークツーピーク値を有するものである。三角
波発生器(80)からの三角波はオフセット回路(81
)において+1vだけ高められて、+6V〜−4Vのピ
ークツーピーク値を有する三角波となり、。これは比較
器(63)の負入力端子に供給される。三角波発生器+
801からの三角波はまたオフセット回路(82)にお
いて−1vだけ低くされ、+4V〜−6Vのピークツー
ピーク値を有する三角波として比較器(63)の正入力
端子に供給される。
パルス幅変調器の動作は比較器−及び(63)に印加さ
れた2つのオフセット三角波を示す第4A図において図
解されている。印加信号(第4図における増幅器■の出
力)がたとえば第4A図の左側に示したように+2vの
値を有する場合、比較器(63)は前記印加信号が三角
波より負の値となる期間t1だけ論理1信号を生成する
。トランジスタ(65)はしたがって期間t1内だけ導
通する。
他方、比較器(00)は印加信号が三角波よシも正の値
となる期間t2だけ論理I信号を発生し、これによって
トランジスタ(62)を導通させる。トランジスタ+6
21 fd 、、サイクルの残Q部分においては印加(
M号が三角波信号より正となるため非導通となる。
別の例は第4A図の右側に示すように印加信号が一3v
のQσを有する場合である。この状況において比較器1
63)は期間L3において論理1となり、トランジスタ
(65)を導通させるが、比較器(60)は期間−にお
いて論理1信号を発生し、トランジスタ(62)を導通
させるものである。
かくして印加信号が上昇的に正の値となるときは、巻線
を正電源に接続するトランジスタ(62)が各動作周期
の比較的長い上昇部分の間導通し、逆に巻線を接地電位
に接続するトランジスタ(65)は比較的短い上昇期間
だけ導通する。したがって正の電圧は巻線に流れる電流
を増大させようとする。他方、印加信号が負の値に大き
く(絶対値として)なるとき、トランジスタ(651の
導通周期が増大し、トランジスタ(62)の導通周期が
減少する。
第4図から明らかな通り、2個のトランジスタがそれぞ
れ導通する周期の間には常に間隔が存在することに留意
すべきである。この間隔は回路(81)及び■によって
形成された電圧変位によるものである。すなわちこの間
隔は2個のトランジスタが同時に導通して電源を短絡す
ることがないようにするだめの短い″死期間″を形成す
るものである。
巻線に供給される電流は電流ループ圀により、D A 
C(50)の出力に現れた印加電圧に比例するように制
御させる。DAC印の出力が増大すると増幅器−の出力
は増大しようとし、これによってトランジスタ(621
の導通間隔、すなわち巻線への供給電流が増大する。増
加した電流は増幅器(67]により検出され、これが増
幅器−に対する帰還信号を増加せしめ、印加電圧にょシ
指示された値への上昇を制限するものである。
同・康ニ、要素t+++) −(112) 1ira 
(IIB) KM L、D A Ct9[IJの出力に
現れた合成正弦波電圧に比例した電流を供給するための
電流制御ループを構成するものであり、要素(121)
〜(142)は巻線(IIC)に苅しD A C(12
0)の出力に現れた合成正弦波電圧に比例した電流を供
給するだめの電流制御ループを形成するものである。
モータ巻線に供給される三相駆動電流は、位相調整され
た回転ベクトルにより決定される速1i及び位相におい
て回転する回転磁界を生ずる。
このようなステータ電流は速度誤差により制御される。
第5図は″回転ベクトル″を実現するため、″速度パル
ス列″及び″すべりパルス列″を発生し、及び結合する
ための打首しい構成を示すブロック線図である。第4図
において速度パルス列はよシ大きい確度を達するため、
DCタコメータ(第1図)からだけでなくデジタルエン
コーダから引き出される。モータa2のロータは、第5
図の左側に示すようにDCタコメータ(14]及びエン
コーダ(131に機械的に結合される。DCタコメータ
は方向の極性指示を伴なうロータ速度に比例したDC電
圧を発生するよう常套的に設計されている。エンコーダ
はロータの運動をインクリメントとして指示するパルス
を発生する。
″速度誤屋″信号を生成するだめのサーボ回路は演算増
幅器(227)を含んでいる。DCタコメータ+141
の一方のブラシは接地電位に接続され、他方のブラシは
抵抗(220)に抵抗(221)及びキャパシタ(22
2)の直列回路を並列に接続したものからなるリード回
路を介して加算結節点(2241すなわち増幅器(22
7)の入力に接続される。端子(218)は所望のモー
タ速度を指示する振幅と、所望の方向を指示する極性と
を有するアナログ 1電圧型の速度命令を受信する。こ
の端子(218)は抵抗(223)及び加算節点(22
4)を介して増幅器(227)の入力に接続される。増
幅器(227)の入出力間にはキャパシタ(226)に
抵抗(225’)を直列接続したものからなるリード回
路が接続される。回路要素(220)〜(2’22) 
、並びに(225)〜(226)からなるリード回路は
帰還回路における急叡な変化を予測してオーバーシュー
ト及びリンキングを減少させるものである。
タコメータは実際のモータ速度及び方向を連続的に指示
する帰還素子として動作する。増幅器(227)及びそ
の関連要素は加算回路を形成し、これによってタコメ〜
りから得られた現実の速度及び方向信号に、端子(21
8)の命令信号により指示されたB「望の速度及び方向
を加算し、その増幅器の出力において″速度誤差″信号
と称する電位差を発生するものである。すでに述べた通
シ速度誤差信号はモータ励磁電流の振幅を制御する。モ
ータの速度は現実のモータ速度が速度命令により指示さ
れた所望の速度と実質的に等しくなる寸でサーボループ
の態様において自動的に調整されるものである。
エンコーダQ31は通常的な設計であり、″速度パルス
列″を発生するためのエンコーダ論理回路(216)に
接続されている。この速度パルス列はモータの1回転当
シ″n″個のパルスを含み、モータ回転を指示する方向
を持っている。正弦波励磁電流は読出し専用メモリー(
第1図におけるFROM(至)〜(261)における予
備記憶値から合成される。これらのFROMはすでに述
べた通り常套的に8ビツトアドレス、したがって256
の記憶値を用いるものである。モータが4極モータであ
れば180′機械角は36o0電気角となシ、したがっ
て速度パルス列は1回転当9512個のパルスを含むこ
とになる。概して// n//は極対数の256倍に等
しい。
ベースパルス列が、駆動回路を制御すべく直接用いられ
た場合、これらの駆動回路はロータ運動と同期した、励
磁電流を発生する。誘導モータは励磁周波数を調整する
ため、すベシパルス列のプログラマブル読出し専用メモ
リー(FROM ) (232)に記憶されたすべり率
を用いて生成される。
より特定すれば、抵抗(228)及び(229)はDC
タコメータ(141に渡して接続された分圧器を形成し
、これによってタコメータ出力をバッファ増幅器(23
0)で利用すべく分圧するものである。
増幅器(230)の出力はAI)変換器(231)に供
給され、そのデジタル出力はF ROM (232)に
供給される。変換器(231)の出力はモータ速度を示
す8ビット語であり、それはF ROM (232)の
アドレスとして用いられる。したがってPROM (2
32)の出力はモータ速度の関数として選、択されるす
ベラ率である。
すベラ率はなるべくなら最大トルクを発生する各速度に
おいて数学的因子を決定することによシ経験的に決定さ
れる。これはモータを一定速度に維持しつつ、D A 
C(233)に供給された数置を最大トルクに対応した
値が見出されるまで変化することによシ行なわれる。
たとえば電圧制御発振器(235)がIOV信号に応答
した最大モータ速度のための最大所望すベシ周波数を発
生するとともに最大速度誤差信号がIOVでおれば、こ
の最大速度に対応するF ROM (232)中のすベ
ラ率は1000となる。
この速度の場合の典型的な対応値は0.200である。
これらの両極端間の値は所望の制御効果を得るだめ、速
度とともに直線的に変化することができる。
F ROM (232)からのデジタル出力はDA変換
器(233)に供給され、ここでデジタル指示は対応す
る電圧に変換される。変換器(233)は出力別のアナ
ログ信号、この場合、増幅器(227)の出力から供給
されるアナログ信号を乗することができる掛算器型であ
る。したがって変換器(233)の出力は速度誤差を乗
じられた選択的なすベラ率を表わすものである。変換器
(233)からのこの出力は電圧制御発振器(235)
に供給され、この発振器は印加電圧の絶対値に比例した
繰返し速度を有する′すべりパルス列“を発生するもの
である。
2個のパルス列、すなわちエンコーダαJから得られた
ペースパルス・列及び発振器(235)によシ生成され
たすベシパルス列は″回転ベク) 11指示を生成する
ためのカウンタ(219)に供給される。より特定すれ
ば、エンコーダ論理(216)からの速度パルス列は反
一致回路(236)を通じてカウントダウン論理回路(
238)及びカウントアンプ論理回路(239)に伝達
される。これらの論理回路(217)によ多制御される
適当なゲートを含んでおシ、この4象限検出回路はベー
スパルス列をカウンタ(219)の″ダウン″カウント
入力または″アッグ″カウント入力のいずれかに伝達す
るものである。同様に発振器(235)からのすベシパ
ルス列は反一致回路(237)を経てカウントダウン論
理回路(238)及びカウントアツプ論理回路(239
)に伝達される。これらの論理回路は同様にすベシパル
ス列を一方または他方のカウンタ入力に伝達するもので
ある。
反一致回路(236)及び(237,)は第5図におい
て破線で示すように相互接続されている。これらの回路
は2個のパルス列においてパルスが同時に到着した場合
にパルス損失が生じないようにするだめのものである。
これらの反一致回路は印加されたパルスを交互に通過さ
せる。すなワチこれらの回路は一方のパルス列かラノパ
ルスを通過させると、次は他方のパルス列からのパルス
を通過させるものである。このようにしてパルスが同時
に発生した場合のパルス損失を阻止することができる。
カウントダウン及びカウントアツプ論理回路は4象限検
出論理回路(271)によ多制御される。
この論理回路はロータ運動の実際の方向を指示するエン
コーダ(216)からの信号及び所望のトルク方向を指
示する速度誤差から引き出された信号を受信する。速度
誤差はモータにおいて要求されるトルクの大きさ及び方
向を指示する。
増幅器(227)の出力は比較器(234)の正入力に
供給され、その比較器の負入力は接地電位に接続される
。比較器(234)の出力は4象限検出論理回路(21
7)に接続され、これに所望のトルクの方向を含む速度
誤差の極性を指示する論理信号を供給するものである。
すべりパルス列及び速度パルス列のための方向情報及び
その通過に関する真理値表は次の通シである。
転方向 方 向 1 1 アップカウント アップカウント′ 0 0 
ダウンカウント ダウンカウントOl アップカウント
 ダウンカウント1 0 ダウンカウント アップカウ
ントロータ回転方向及びトルク方向がいずれも論理1に
対応する場合(真理値表の1行目)、発振器(235)
からのすベシパルス列及びエンコーダ(19からの速y
 パルス列は、いずれもカウントアツプ論理回路(23
9)を介してカウンタ(2:L9)の″アップカウント
入力に送られる。モータ回転及びトルク方向の双方が論
理0に対応する場合には、(同表第2行目)、2つのパ
ルス列はカウントダウン論理回M (238)を経てカ
ウンタ(219)の“ダウン″入力に送られる。このよ
うにして実際のモータ方向が所望のトルク方向と同じ場
合には、パルス列同士が加算され(すなわちカウンタが
同方向にカウントされる)、これによってカウンタは速
度パルス列のみが供給された場合よシ早い完全周期(2
36ビツトノを通じて駆動される。
モータの方向が論理Oに対応し、トルクの方向が論理1
に対応する場合(真理値表の第3行目)、ずベシハルス
列はカウントアツプ論理回M (239)を経て″7ツ
プ“カウンタ入力に供給され、速度パルス列はカウント
ダウン論理回路(238)を介して″ダウンカウンタ入
力に供給される。同様にモータ方向が論理1に苅応し、
トルク方向が論理OK対応する場合(X埋値表の最終行
)すベシパルス列は″ダウンカウント (り入力に伝達
され、速度パルス列は“アップカウンタ入力に伝達され
る。現実のモータ方向が所望のトルク方向と異なる場合
(速度変換または方向変化中に生じ得る)、パルス列は
互いに引算され、カウンタのカウント出力は速度パルス
列のみが加えられた場合よシ遅くなる。
カウンタ(219)の出力は″回転ベクトル“をベクト
ル″を導き出すために″位相進み″と結合される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従った制御システムの全体を示すブロ
ック線図、第2図は好ましい位相進み特性を示す線図、
第3A及び3B図は低トルク条件下における典型的な誘
導モータのベクトル図、第4図は誘導モータのための三
相励磁電流を発生するために用いられる駆動回路の比較
的詳細なブロック線図、第4A図は第4図において用い
られたパルス幅゛変調を示す線図、第5図は″速度パル
ス列″と″すべりパルス列″及び“回転ベクトル″を発
生するための回路を示す比較的詳細なブロック線図であ
る。 特許出In 人 コルモーゲン テクノロジイズ コー
ポレイション代理人 新実 健部 (外1名) 嬉4A図 手続補正書 昭和60年3月4日 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代 理 人 9、添付書類の目録 (1)補正明細書 1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11(a) 誤差信号を発生するサーボ回路と、(b
    ) 所望のすベシ分だけ現実のモータ速度から異なった
    回転速度を有するデジタル回転ベクトルの指示機構、及
    び (c) 前記回転ベクトルを前記回転ベクトルに従った
    周波数及び位相、並びに前記誤差信号に従って決定され
    た大きさを有するモータ励磁電流に変換する機構 を備えたAC誘導モータのだめのサーボ制御システムで
    あって、 前記誤差信号の関数として増大する位相変位の指示を与
    えるための進相回路、及び 前記回転ベクトルを前記位相変位の指示に従つて変位さ
    せるための回路手段 を含むことを特・徴とするAC誘導モータのためのサー
    ボ制御システム。 、2〕 前記進相回路は前記誤差信号が最大値の15〜
    50%の範囲内にあるとき最大位相変位の指示を与える
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    記載のサーボ制御システム。 (3)前記進相回路は前記誤差信号が最大値の約25%
    に達したとき最大位相変位の指示を与えるものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載のサーボ
    制御システム。 (4) 前記進相回路によって与えられる最大位相変位
    の指示が45〜90°範囲内にあることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載のサーボ制御システム。 (5] 前記最大位相変位の指示が約90°であること
    を特徴とする特許請求の範囲第(4)項記載のサーボ制
    御システム。 (6) 誘導モータと、 前記モータのだめの多相励磁電流を発生するための励磁
    回路手段と、 前記モータの回転速度を検出するための速度検出器と、 現実のモータ速度を所望のモータ速度と比較して前記励
    磁電流の大きさを制御するための誤差信号を引出すよう
    に前記速度検出器及び前記励磁回路手段に接続されたサ
    ーボ回路と、前記現実のモータ速度からすべ9分だけ異
    なった回転速度を有するものであシ、前記励磁電流の周
    波数及び位相を制御するように前記励磁回路手段に接続
    された回転ベクトル発生手段と、前記誤差信号の関数と
    して増大する位相変位の指示を発生するための進相回路
    、及び前記位相変位の指示に従って前記回転ベクトルの
    位相を変位させるためのサーボ制御手段を備えたことを
    特徴とするAC誘導モータのためのサーボ制御システム
    。 (7)前記進相回路は前記誤差信号が最大値の15〜5
    0%の範囲内にあるとき最大位相変位の指示を与えるも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第(6)項記
    載のサーボ制御システム。 (8)前記進相回路は前記誤差信号が最大値の約25%
    であるとき最大位相変位の指示を与えるものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第(6)項記載のサーボ制
    御システム。 (9)前記進相回路によって与えられた最大位相変位ノ
    指示が45〜90°の範囲内にあることを特徴とする特
    許請求の範囲第(6)項記載のサーボ制御システム。 α0)前記最大位相変位の指示が約90’であることを
    特徴とする特許請求の範囲第(6)項記載のサーボ制御
    システム。 (111前記回転ベクトル発生手段が、前記モータの現
    実の速既に対応するパルス繰返し速度を有するパルス列
    を発生するためのモータ速度パルス列発生器と、 1 すベシに応じたパルス列を発生するためのすベシパルス
    列発生器、及び前記2つのパルス列を結合するための加
    算回路 を含むものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    6)項記載のサーボ制御システム。 a2 前記回転ベクトル発生手段がさらに前記結合され
    たパルス列に応答して対応するデジタル回転ベクトルの
    指示を発生するためのカウンタを含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第01)項記載のサーボ制御システム。 (13)前記励磁回路手段が、 前記回転ベクトル位置に従った正弦波値を発生するため
    の正弦波発生手段、及び 前記正弦波値に従って前記モータに励磁電流7、メ を供給するだめの電流制御回路 を含むものであることを特徴とする特許請求の範囲第(
    6)項記載のサーボ制御システム。
JP59282075A 1983-12-30 1984-12-28 励磁角制御により過渡応答を改善するようにした誘導モータのサーボ制御システム Expired - Lifetime JPH0683585B2 (ja)

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