JPS60155709A - 走行糸条の油剤付着量監視方法 - Google Patents

走行糸条の油剤付着量監視方法

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Publication number
JPS60155709A
JPS60155709A JP730984A JP730984A JPS60155709A JP S60155709 A JPS60155709 A JP S60155709A JP 730984 A JP730984 A JP 730984A JP 730984 A JP730984 A JP 730984A JP S60155709 A JPS60155709 A JP S60155709A
Authority
JP
Japan
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yarn
oil
amount
running
running yarn
Prior art date
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Pending
Application number
JP730984A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Ohara
大原 幹男
Kazuchika Miura
三浦 和親
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS60155709A publication Critical patent/JPS60155709A/ja
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紡糸や延伸あるいは巻返し等の工程で走行糸
条に油剤を付与する場合に、油剤の付着量を糸条の走行
中にオンラインで監視する方法に関する。
〔従来技術〕
紡糸、延伸2巻返し等の工程で走行糸条に油剤を付与す
ることは、合成繊維フィラメントについては勿論のこと
、他の繊維糸条においても、糸条に水分や潤滑性や帯電
防止性等を与える目的から多く行われている。この油剤
の付与は、通常、油剤が5〜30%の水系エマルジョン
として行われ、その付着量は、糸条の後の取り扱い工程
における作業性、操業性さらには品質にも影響を及はす
ことから、適正に管理することが重要でおる。
しかし、この重要な管理項目である油剤付着量の測定方
法は、従来から種々検討されているが、未だ高精度のも
のが無く、特に、走行中の糸条の油剤付着量をオンライ
ンで検出する方法は実用化されていない。
従来性われている油剤付着量の管理方法は、重量法や誘
電率法によってバッチ式に油剤の付着量を測定し、その
結果に基いて油剤の付与条件を決定して、次の測定結果
が出るまでその条件を一定に維持する方法である。した
がって、途中で油剤付着量に不測の変化が生じた場合に
はそれに容易に対処することのできない方法である。こ
\で、重量法は、かせ採取した糸条の油剤付着重量とそ
れを洗滌して油剤を除去した重量との差によって油剤の
付着量をめる最も基本的な方法であるが、測定に手間と
時間が非常に掛る方法である。また、誘電率法は、所定
の大きさに巻取ったパッケージまたは所定の断面に詰め
込んだ糸条の誘電率を共振周波数によってめ、重量法に
よる油剤付着量との関係から推定する方法であって、糸
条の巻取り形状や巻硬さまたは詰め込み状態等によって
測定値に変動が生じ易い方法である。
〔発明の目的〕
本発明は、従来の油剤付着量管理方法の上述の問題を解
消するためになされたものであり、紡糸工程等における
走行糸条の油剤付着量を高精度に検出してオンラインで
監視する方法の提供を目的としてなされたものである。
〔発明の構成〕
本発明は、糸条の長さ方向の電気抵抗が油剤付着量に応
じて変化することを見出した結果なされたものであり、
油剤付与手段を通過した走行糸条に一対の電極を接触さ
せ、走行糸条を介して一対の電極間に流れる電流によっ
て走行糸条の油剤付着量を検出して監視することを特徴
とする走行糸条の油剤付着量監視方法にある。
本発明において、走行糸条に一対の電極を接触させる位
置は、安定した接触の行われる位置であれば、自由に定
めることができるし、また、一対の電極間に流れる電流
によって走行糸条の油剤付着量を監視するのは、電流変
化を検出することによっても、あるいは電圧変化を検出
することによってもよい。
〔実施例〕
以下、本発明を図示例によって説明する。
第1図及び第2図はそれぞれ紡糸工程における本発明実
施の例を示す紡糸装置の一錘部分図、第3図は多数の走
行糸条の油剤付着量を集中監視する本発明の例を示す回
路図、第4図は一対の電極による検出回路図である。
第1図、第2図において、1は紡糸筒、2はオイリング
ローラ、3は紡糸筒1を通って形成された糸条Yをオイ
リングローラ2に接触させる押えガイド、4及び5は紡
糸ゴデツトローラ、6は糸条Yの巻取りパッケージであ
り、第1図は紡糸ゴデツトローラ4と5の間において第
4図に示したような一対の電極71.72から成るセン
サー7を糸条Yに接触させて油剤付着量の検出を行う例
を示しているが、第2図社同様のセンサー7を押えガイ
ド3と兼用させて油剤付着量の検出を行う例を示してい
る。
第4図のセンサー7は、糸条Yの油剤付着値によって変
化する一対の電極71.72間の電流を電流計8で検出
して監視するものであるが、これを例えば、電極72を
接地して、電極71の電圧変化を電源9と並列に接続し
た電圧計によって検出して監視するものとしてもよい。
そして、電流計や電圧計はアナログ表示のものに限らず
、デジタル表示のものでもよいことは勿論である。また
、電流変化や電圧変化を記録計によって記録するものと
すれば、それによって、油剤付着量に異常が生じた糸条
Yの処置を経済的に行うことができる。
さらK、電流計や電圧計等の代シに1あるいはそれらと
共に、電流変化や電圧変化が所定の管理幅を起えるとそ
れを知らせる警報装置を設けるようにすれば、それによ
って、オペレータの監視労力は大いに軽減される。
センサー7を接触させる位置は、第1図、第2図の例に
限らず、例えば紡糸ゴデツトローラ5と巻取りパッケー
ジ6の間としてもよい。しかし、巻取りパッケージ6の
前においては糸条Yがトラバースしているので、電極7
1.72への糸条Yの接触の安定性の上から糸条Yがト
ラバースしない第1図や縞2図に示したような位置とす
ることが好ましい。
以上の例において、走行糸条Yの繊度、フィラメント数
は特に限定されないが、油剤付着量変化の高い検出精度
が得られる点で50〜1500 deの範囲の太さであ
ることが好ましい。また、糸条Yの走行速度も限定され
ないが、2000m/分を越えると幾分検出精度の低下
が見られる。しかし、糸条Yの水分率は検出精度に大き
く関係する。すなわち、水分率が9%を越えると、油剤
付着量変化の検出精度は急激に低下するように々る。し
たがって、オイリングローラ2によって糸条Yに付与す
る油剤は、水系エマルジョンの組成が一定であるように
して、水分率が9%を越え力い範囲とすることが好まし
い。
以上の好ましい条件に従えば、走行糸条Yの油剤付着量
の検出は精度よく行われるが、さらに、多くの走行糸条
Yに油剤の付与が行われる場合は、第3図に示したよう
に、一箇所で集中監視することが好ましい。すなわち、
第3図において、走行糸条ごとに設けられた前述の如き
センサー7a〜7dの出力情報はそれぞれに対する電流
計等を配設した集中監視装置10に入力されて、オペレ
ータは集中監視装置10によって図示例では4本の走行
糸条における油剤付着量を同時に監視することができる
次に本発明の具体的実施例を示す。
実施例1゜ 第1図に示した装置を用いた。糸条Yは1000m/分
の速度で巻取られる165 (ie 、 16フイラメ
ントのε−ポリカプロアミド未延伸糸であり、オイリン
グローラ2によって濃度12 wt%の水系エマルジョ
ン油剤を付与した。
オイリングローラ2の浸漬条件を一定にして回転速度を
変化させた場合の油剤伺着呈の検出、測定結果を第1表
に示す。
第1表において、センサー検出付着量は、電源9によっ
て電極71.72間に一定の電圧を印加して流れる電極
電流の平均値あるいはそれからめられる電極71.72
間の糸条Yの抵抗の平均値から予め同一条件についてめ
られている電流値あるいは抵抗値とM量法付着量の検量
線によって得た値である。秤量付着量は、紡出ポリマー
量と巻取りパッケージ6の巻取り量の秤量結果とから計
算した値である。水分率は巻取りパッケージ6の糸条の
重量とその糸条を105℃で3時間乾燥した乾燥重量と
からめた値である。警報有無は、水分率が3.5±0.
5%の範囲を超えると警報が行われることを目標に、警
報装置をセンサー7の電極電流が上限値と下限値の範囲
から外れた場合に警報するように設定した場合の結果を
示す。
第1表の結果は、走行糸条Yの油剤付着量すなわちエマ
ルジョン付着量が秤量付着量や水分率に見るように変化
すると、その変化がセンサー7によって十分に検出でき
ることを示しており、また、電流計8や電圧計あるいは
記録計によって常時監視していなくても、書味装置によ
って異常が発生したか否かを適確に知り得るととを示し
ている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、走行糸条の油剤付着量をオンラインで
精度よく検出して監視できるから、従来よりも油剤付着
量を一定にすることができ、異常が生じた場合には直ち
に原因や結果に対処し得ると云う優れた効果が得られる
なお、本発明は、前にも触れたように、お工そ走行糸条
に油剤を付与する工程であれば紡糸工程に限らず適用で
き、また、糸条が合成繊維フィラメントに限らず天然繊
維糸条等であっても適用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ紡糸工程における本発明実
施の例を示す紡糸装置の一錘部分図、第3図は多数の走
行糸条の油剤付着量を集中監視する本発明の例を示す回
路図、第4図は一対の電極による検出回路図である。 1・・・紡糸筒、 2・・・オイリングローラ、3・・
・押えガイド、 4.5・・・紡糸ゴデツトローラ、 6・・・巻取りパッケージ、7.7a〜7d・・・セン
サー、8・・・電流計、 9・・電源、 10・・・集中監視装置、Y・・・糸条。 特許出願人 帝人株式会社 艶 代理人 弁理士 保 高 春 て、′、!第10 第2
図 第 4 口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油剤付与手段を通過した走行糸条に一対の電極を接触さ
    せ、走行糸条を介して一対の電極間に流れる電流によっ
    て走行糸条の油剤付着量を検出して監視することを特徴
    とする走行糸条の油剤付着量監視方法。
JP730984A 1984-01-20 1984-01-20 走行糸条の油剤付着量監視方法 Pending JPS60155709A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP730984A JPS60155709A (ja) 1984-01-20 1984-01-20 走行糸条の油剤付着量監視方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP730984A JPS60155709A (ja) 1984-01-20 1984-01-20 走行糸条の油剤付着量監視方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60155709A true JPS60155709A (ja) 1985-08-15

Family

ID=11662400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP730984A Pending JPS60155709A (ja) 1984-01-20 1984-01-20 走行糸条の油剤付着量監視方法

Country Status (1)

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JP (1) JPS60155709A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7395798B2 (en) 2005-01-24 2008-07-08 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Engine for leisure vehicle with lubricating oil pump and actuator drive oil pump

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7395798B2 (en) 2005-01-24 2008-07-08 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Engine for leisure vehicle with lubricating oil pump and actuator drive oil pump

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