JPS6015548Y2 - 側柵の支持機構 - Google Patents
側柵の支持機構Info
- Publication number
- JPS6015548Y2 JPS6015548Y2 JP1980175242U JP17524280U JPS6015548Y2 JP S6015548 Y2 JPS6015548 Y2 JP S6015548Y2 JP 1980175242 U JP1980175242 U JP 1980175242U JP 17524280 U JP17524280 U JP 17524280U JP S6015548 Y2 JPS6015548 Y2 JP S6015548Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side fence
- floor
- fence
- support arms
- patient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は寝台、患者運搬車等の患者仰臥台の側部に取り
付けて、患者や布団等の落下を防止する為の側柵の支持
機構に関するもので、特にかかる側柵を不使用時には前
記患者仰臥台下方の邪魔とならない位置に格納し得るよ
うにすることにより、医師等の診断、処置やベッドメー
キング等を非常に行ない易くしたものである。
付けて、患者や布団等の落下を防止する為の側柵の支持
機構に関するもので、特にかかる側柵を不使用時には前
記患者仰臥台下方の邪魔とならない位置に格納し得るよ
うにすることにより、医師等の診断、処置やベッドメー
キング等を非常に行ない易くしたものである。
以下本考案を実施例に基づいて詳細に説明すると次の通
りである。
りである。
符号１は寝台や患者運搬車等の患者仰臥台２に、その床
部１３の側端よりも下方内側に設けたフレームであり、
該フレーム１に複数の支持腕３．３′を回動自在に設け
、該支持腕３，３′の先端を平行運動機構を構成するよ
うに側柵４に固定すると共に、該側柵４は高さ調節自在
とし、その上端は前記床部１３の下端よりも下方位置に
下降自在とする。
部１３の側端よりも下方内側に設けたフレームであり、
該フレーム１に複数の支持腕３．３′を回動自在に設け
、該支持腕３，３′の先端を平行運動機構を構成するよ
うに側柵４に固定すると共に、該側柵４は高さ調節自在
とし、その上端は前記床部１３の下端よりも下方位置に
下降自在とする。
側柵４を高さ調節自在とする機構は、例えば第１図〜第
４図に示すように、その縦桟部材５を、前記支持腕３，
３′の先端に構成した案内支持部６に摺動並びに係止自
在に嵌めることにより側柵４の全体を昇降させて高さ調
節自在としても良いし、第５図に示すように前記支持腕
３．３′を回動自在に固定する下部横棒７と上部横棒８
間に平行運動機構を構成するように複数の縦桟９を連結
して、該上部横棒８を昇降させることにより高さ調節自
在としても良い。
４図に示すように、その縦桟部材５を、前記支持腕３，
３′の先端に構成した案内支持部６に摺動並びに係止自
在に嵌めることにより側柵４の全体を昇降させて高さ調
節自在としても良いし、第５図に示すように前記支持腕
３．３′を回動自在に固定する下部横棒７と上部横棒８
間に平行運動機構を構成するように複数の縦桟９を連結
して、該上部横棒８を昇降させることにより高さ調節自
在としても良い。
この他側柵４の高さ調節機構は自由であり、また前述し
た具体例も含めて側柵４を高、低の夫々に於いて固定状
態とするための機構も自由である。
た具体例も含めて側柵４を高、低の夫々に於いて固定状
態とするための機構も自由である。
符号１２は前記支持腕３，３′間に連結した連動杆であ
り、該連動杆１２は前記支持腕３，３′の先端を固定す
る側柵４の個所の構成に応じて平行運動機構を構成する
ように設けるが、例えば第５図に示すような側柵４の構
成、即ち支持腕３，３′の先端の間隔を保持し得る下部
横棒７のような部材を有している構成であれば省略して
も良いことは勿論である。
り、該連動杆１２は前記支持腕３，３′の先端を固定す
る側柵４の個所の構成に応じて平行運動機構を構成する
ように設けるが、例えば第５図に示すような側柵４の構
成、即ち支持腕３，３′の先端の間隔を保持し得る下部
横棒７のような部材を有している構成であれば省略して
も良いことは勿論である。
しかして本考案は床部１３の側端よりも下方内側に格納
状態の側柵４を、支持腕３，３′を回動させてフレーム
１から離れた位置に平行移動することにより、前記床部
１３の側端よりも外側に位置させた後、平行運動機構を
ロック状態とし、かかる状態に於いて前述した様な各種
機構により側柵４を高い状態とすることにより、床部１
３からの患者や布団等の落下を防ぐことができる。
状態の側柵４を、支持腕３，３′を回動させてフレーム
１から離れた位置に平行移動することにより、前記床部
１３の側端よりも外側に位置させた後、平行運動機構を
ロック状態とし、かかる状態に於いて前述した様な各種
機構により側柵４を高い状態とすることにより、床部１
３からの患者や布団等の落下を防ぐことができる。
このように平行運動機構をロックする構成は、前記支持
腕３，３′を回動不能とする如何なる機構を用いても良
い。
腕３，３′を回動不能とする如何なる機構を用いても良
い。
図に示す実施例は、支持腕３にストッパー腕１４を回動
自在に設け、該ストッパー腕１４に鉤状の係止部１５を
形成した案内長孔１６を形成すると共に、前記連動杆１
２に該案内長孔１６に摺動自在な係止突起１７を設け、
該係止突起１７を前記係止部１５に係止することにより
支持腕３，３′を回動不能、即ち平行運動機構をロック
するものである。
自在に設け、該ストッパー腕１４に鉤状の係止部１５を
形成した案内長孔１６を形成すると共に、前記連動杆１
２に該案内長孔１６に摺動自在な係止突起１７を設け、
該係止突起１７を前記係止部１５に係止することにより
支持腕３，３′を回動不能、即ち平行運動機構をロック
するものである。
かかる実施例に於いて符号１８は前記係止突起１７と係
止部１５との係止を維持する向きに前記ストッパー腕１
４を附勢するばねである。
止部１５との係止を維持する向きに前記ストッパー腕１
４を附勢するばねである。
次に側柵４が不要の場合や、ベッドメーキングあるいは
医師の診察、処置等に際して該側柵４が邪魔となる場合
には、ます側柵４を下降させて、その上端を前記床部１
３の下端よりも下方位置に位置させると共に前記平行運
動機構のロックを解除して支持腕３，３′を回動自在と
し、かかる支持腕３，３′の回動により側柵４を平行に
移動して仰臥台２のフレーム１に近づけた位置にもたら
す。
医師の診察、処置等に際して該側柵４が邪魔となる場合
には、ます側柵４を下降させて、その上端を前記床部１
３の下端よりも下方位置に位置させると共に前記平行運
動機構のロックを解除して支持腕３，３′を回動自在と
し、かかる支持腕３，３′の回動により側柵４を平行に
移動して仰臥台２のフレーム１に近づけた位置にもたら
す。
側柵４はその上端を床部１３の下端よりも下方位置とし
ているので、かかる移動に支障はない。
ているので、かかる移動に支障はない。
しかしてフレーム２は床部１３の側端よりも下方内側に
設けているので、側柵４を床部１３の下方内側に完全に
格納することができ、従って医師の診察、処置やベッド
メーキングあるいは患者の昇降または搬送等に全く邪魔
とならない。
設けているので、側柵４を床部１３の下方内側に完全に
格納することができ、従って医師の診察、処置やベッド
メーキングあるいは患者の昇降または搬送等に全く邪魔
とならない。
尚、かかる格納状態に於いては、再び前記平行運動機構
をロックすることにより側柵４を格納位置に固定するよ
うにしても良いし、ばね１９，１９’の附勢力によって
固定するようにしても良い。
をロックすることにより側柵４を格納位置に固定するよ
うにしても良いし、ばね１９，１９’の附勢力によって
固定するようにしても良い。
またばね１９，１９’は附勢方向を図示例とは逆に側柵
４の使用側方向としても良く、この場合には、格納位置
に於ける適宜のロック機構を設ければ良い。
４の使用側方向としても良く、この場合には、格納位置
に於ける適宜のロック機構を設ければ良い。
更にかかるばね１９，１９’は側柵４の移動ストローク
の両端に於いて夫々の状態を保持する方向に附勢するト
グルばねを用いても良いことは勿論である。
の両端に於いて夫々の状態を保持する方向に附勢するト
グルばねを用いても良いことは勿論である。
本考案は以上の通り、側柵を格納時には床部の下方内側
に完全に格納することができるので、診察、処置、ベッ
ドメーキング、患者仰臥台の搬送等に全く邪魔にならず
、そして使用時には該床部の側端部よりも外側上方に固
定状態とし得るので側柵としての機能を全うし得るとい
う大きな特徴がある。
に完全に格納することができるので、診察、処置、ベッ
ドメーキング、患者仰臥台の搬送等に全く邪魔にならず
、そして使用時には該床部の側端部よりも外側上方に固
定状態とし得るので側柵としての機能を全うし得るとい
う大きな特徴がある。
しかも本考案では側柵は格納時の位置から使用時の位置
まで外側には円弧等を描かずに平行移動するので、患者
仰臥台の側方空間が狭くても操作を行ない得るという大
きな特徴もある。
まで外側には円弧等を描かずに平行移動するので、患者
仰臥台の側方空間が狭くても操作を行ない得るという大
きな特徴もある。
第１図〜第４図は本考案の一実施例を示すもので第１図
は全体説明的斜視図、第２図は要部拡大説明的斜視図、
第３図ａ、 ｂは夫々側柵使用状態、格納状態を示す説
明的平面図、第４図ａ。 ｂ、 ｃは側柵使用状態から格納状態に至る動作説明図
であり、第５図は本考案の他実施例図である。 符号１・・・・・・フレーム、２・・・・・・患者仰臥
台、３゜３′・・・・・・支持腕、４・・・・・・側柵
、５・・・・・・縦桟部材、６・・・・・・案内支持部
、７・・・・・・下部横棒、訃・・・・・上部横棒、９
・・・・・・縦桟、１１・・・・・・回動腕、１２・・
・・・・連動杆、１３・・・・・・床部、１４・・・・
・・ストッパー腕、１５・・・・・・係止部、１６・・
・・・・案内長孔、１７・・・・・・係止突起、１８，
１９．１９’・・・・・・ばね。
は全体説明的斜視図、第２図は要部拡大説明的斜視図、
第３図ａ、 ｂは夫々側柵使用状態、格納状態を示す説
明的平面図、第４図ａ。 ｂ、 ｃは側柵使用状態から格納状態に至る動作説明図
であり、第５図は本考案の他実施例図である。 符号１・・・・・・フレーム、２・・・・・・患者仰臥
台、３゜３′・・・・・・支持腕、４・・・・・・側柵
、５・・・・・・縦桟部材、６・・・・・・案内支持部
、７・・・・・・下部横棒、訃・・・・・上部横棒、９
・・・・・・縦桟、１１・・・・・・回動腕、１２・・
・・・・連動杆、１３・・・・・・床部、１４・・・・
・・ストッパー腕、１５・・・・・・係止部、１６・・
・・・・案内長孔、１７・・・・・・係止突起、１８，
１９．１９’・・・・・・ばね。
Claims (1)
- 寝台等の患者仰臥台に、その床部の側端よりも下方内側
に設けたフレームに複数の支持腕を回動自在に設け、該
支持腕の先端を平行運動機構を構成するように側柵に固
定すると共に、該側柵は高さ調節自在とし、その上端は
前記床部の下端よりも下方位置に下降自在としたことを
特徴とする側柵の支持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980175242U JPS6015548Y2 (ja) | 1980-12-06 | 1980-12-06 | 側柵の支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980175242U JPS6015548Y2 (ja) | 1980-12-06 | 1980-12-06 | 側柵の支持機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5797528U JPS5797528U (ja) | 1982-06-15 |
| JPS6015548Y2 true JPS6015548Y2 (ja) | 1985-05-16 |
Family
ID=29532894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980175242U Expired JPS6015548Y2 (ja) | 1980-12-06 | 1980-12-06 | 側柵の支持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6015548Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6527041B2 (ja) * | 2015-07-09 | 2019-06-05 | パラマウントベッド株式会社 | 寝台装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5163773A (ja) * | 1974-10-04 | 1976-06-02 | Hill Rom Co Inc |
-
1980
- 1980-12-06 JP JP1980175242U patent/JPS6015548Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5163773A (ja) * | 1974-10-04 | 1976-06-02 | Hill Rom Co Inc |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5797528U (ja) | 1982-06-15 |
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