JPS60154639A - ダイシング方法及び装置 - Google Patents

ダイシング方法及び装置

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Publication number
JPS60154639A
JPS60154639A JP59010182A JP1018284A JPS60154639A JP S60154639 A JPS60154639 A JP S60154639A JP 59010182 A JP59010182 A JP 59010182A JP 1018284 A JP1018284 A JP 1018284A JP S60154639 A JPS60154639 A JP S60154639A
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JP
Japan
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dicing
wafer
blade
width
patterns
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Application number
JP59010182A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Mimata
巳亦 力
Tokio Iguchi
井口 時男
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Microcomputer Engineering Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS60154639A publication Critical patent/JPS60154639A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/304Mechanical treatment, e.g. grinding, polishing, cutting
    • H01L21/3043Making grooves, e.g. cutting

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、半導体装置などの電子部品の製作技術に関し
、特に、半21り5体装置の製作におけるウェーハのダ
イシング技術に利用して有効な技d¥に関するものであ
る。
〔背!技術〕
従来のダイシング装置には、第1図に示すようなものが
あり、回転ブレード1d、幅方向の寸法が均一で、20
〜50μmという微細幅のものが使用されている(Se
n1iconductor World 1983年3
月号、プレスジャーナル発行、昭和58年3月15日発
行、P84〜P89.実公昭55−37314号公報)
図において2は、前記回転ブレード1を挟持するフラン
ジである。3げ、前記回転グレード】及びフランジ2を
、回転軸4に固着するためのナントである。5は、被切
削体であるウェーハ6を載荷するワーク受台である。
次に上記の措成のダイシング装置の作用を説明する。
ウェーハ6は、ウェーハ6のオリエンテーションフラッ
ト基準でプリアライメントされ、次いで特殊双対物顕微
鏡を持った認識装置(図示せず)で正確に、XY方向の
アライメントが行なわれる。
そして、切削深さが設定され、回転軸40回転によって
回転ブレード1が回転し、ウェーハ6のダイシングすべ
き箇所がダイシングされる。
後述するように、ダイシングエリアの幅が1o。
μm程度のもの、あるいは170μnL程度のものも半
導体装置の製作プロセスにおいては使用されることが考
えられる。この場合、かかる従来方式だと、ウェーハを
個々のベレットに分割した場合、個々のペレットには、
ダイシングエリアが太き(残ってしまう。そして、その
ままの状態で、後工程であるワイヤボンディングを施し
た際には、ペレット上のパッドからベレット端までの距
離が長くなりワイヤがペレットに触れてしまうことがあ
るということが本発明者によって明らかにされた。
そこで、ダイシングエリア幅と同程度のブレード幅を有
する回転ブレード、例えば100μmのダイシングエリ
ア幅の場合、このダイシングエリア幅と同程匿0100
μm程度のブレード幅を有する回転ブレードを用いてダ
イシングすることが考えられる。しかしフエがら、この
場合には、切削する部分が増えるため、ダイシング時間
が艮(なる。さらに、切削屑が増えるため、ウェーハ表
面に付着する切削屑も大幅に増大し、各ベレットに形成
されている素子や配線に悪影響を及ぼすことも多(なる
。また、ダイシング中に、回転ブレードが幅広であって
幅の広いダイシング溝を形成するためふれることにより
、素子形成部付近か破j](することもある等の問題点
が発生することが本発明者によって明らかにされた。
そこで本発明者は、ダイシングエリアをチップの機械的
及び電気的な特性に悪影響を与え1°有効に取り去る一
方、ダイシングによる切り屑を極力少(することができ
得るダイシング技術について鋭意検討を重ねた結果本発
明にいたった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、ダイシングラインの切削すべき領域幅
が大きい場合でも切り屑を少くしてダイシングでき得る
技術を提供するものである。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろ
う。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明ずれは下記のとおりである。
すなわち、試料上の切削すべき部分の表面部を取り除(
に必要十分な量だけまず切削し、次いで切削深さ方向に
残った部分を最小限の量だけ切削することにより、全て
幅広く切削した場合に比べて切削屑を大幅に少くしてダ
イシングすることにより試料に形成されたIC,LSI
などの電子部品の特性を悪化させることな(試料をダイ
シングし、もって所望の仕様を有する電子部品を得るこ
とにある。
〔実施例1〕 半導体集積回路装置の高集積化に伴ない、グーソブザイ
ズが2〜3關口のものを、(41〜81)×(6′″I
II K 10+″″′)と大ぎくすると共にその各チ
ップに県債する素子は1〜2μmプロセスパターンとい
う微細加工をもって製作すると共に、ウェーハ径も12
5””、150’″1と大口径することを考えた。した
がって、かかる大口径ウェーハを使用し大チップを微細
加工プロセスで製作するにあたっては、小口径ウェーハ
な用いて小チツプサイズのものにより半導体装置を製作
するものにあっては1対1写像M光装置を用いてウェー
ハの各チップにマスクパターンを一度に転写して半導体
装置な′製作する方式で十分でおったが、115゜1/
10等の縮小投影露光装置を用いて各チップ毎にマスク
パターンを転写して半導体装置を形成することを考えた
しかも、この場合、チップ内素子構造が1〜2μmプロ
セスをもって形成され高集積化されているものであるた
め、その形状や電気的特性を直接検査測定することは困
難であるため、それらに対応するパターンをチップ外に
別個に設けてチップに設けられた素子形状や電気的特性
をチップ外圧別個に設けたパターン(テストパターン)
の検査測定によって間接的に知ることを考えた。かかる
テストパターンとには、アライナターゲットパターン、
測長パターン、MO8容量パターン、接合容量ハl −
y、イオン注入状況チェックパターン。
抵抗測定パターン、種々の回路パターン、配線断線検出
ハターン等種々のテストパターン力あり、少なくとも十
数種類のテストパターンを必要としている。
このテストパターンをチップ周辺の他のチップに設ける
ことがまず考えられるが、−歩進んで、チップ周辺に設
けること、それに加えてダイシングエリアにテストパタ
ーンを設けることを考えた。
この場合、ダイシングエリアにテストパターンを設ける
にあたっては、ダイシングエリアはそもそもダイシング
装置を用いて切り溝を形成しウェーハ状のチップを各チ
ップに分割するためのものであるため、この領域にテス
トパターンを設けることは1ウエーハからできるだけ多
(のチップを得ることができるという効果がある。
この場合、ダイシングラインにアライメントパターン、
特性チェックパターン等の種々のパターンを設ける必要
がない場合には、ダイシングエリア(ライン)幅は50
μm程度で良いが、ダイシングラインにアライメントパ
ターン、特性チェックパターン等の種々のパターンを設
けた場合、それらのパターンが1ooIJm口〜160
 p m g。
度の大きさを必要とするので、ダイシングライン幅は、
少(とも120μm〜170μm程度必要になってしま
う。
そこで、本発明者が、従来のダイシング装置を用い、ダ
イシングエリア内にアライメントパターン、及び特性チ
ェックパターンなどの種々のパターンが設けられたウェ
ーハをダイシングしタトコろ、以下に示すような問題が
あることが明らかになった。
第2図は−ダイシングエリア内圧、アライメントパター
ン、及び特性チェックパターンなどの種々ツバターンが
設けられたウェーハの、一つのチップ(ベレット)とそ
の周辺を拡大した図で、第3図は、その部分を、ダイシ
ングした状態を示している。第2図または、第3図にお
いて、7は半導体素子が形成されそれらの配線パターン
が形成されているペレットである。8は、ダイシングエ
リアである。9は、アライメントパターン、あるいは特
性チェックパターン等のダイシングエリア8に形成され
ている各種のパターンを示すものである。10け、ダイ
シングし、切削された切り溝である。またWlは、アラ
イメントパターン幅、あるいは特性チェックパターン幅
などの種々のパターン幅を示し、W、は、ダイシング幅
を示す。
第3図かられかるように、アライメントパターン幅、あ
るいは特性チェックパターン幅などのパターン幅W1が
100μm程度とすると、その1/4の25μm程度の
ダイシング幅W、でダイシングした場合には、ダイシン
グエリア内に、アライメントパターン、あるいは特性チ
ェックパターンなどのパターン90大部分がダイシング
されずそれらの一部分を除いて残してしまうことになる
ダイシングエリアに設けられているこのアライメントパ
ターン、あるいは特性チェックパターンなどの種々のパ
ターン9は、ホトエツチング時のマスクアライメント等
や、A2断線チェック等の特性チェックの際に必要なも
の、つまりウェーッ・状態でIC,LSIなどの半導体
装置の主要な楢造を形成するウェーハ処理工程上必要な
ものであり、その後は不用となるものである。さらに、
これらのパターンを残したまま、製品として出荷した場
合には、製造プロセス、使用設備等について他に知られ
てしまい、不利益を生ずることが考えられる。
そこで、本発明者は、次に述べるごと〈発明をするに到
った。
すなわち、試料上の切削すべき部分に形成された種々の
パターンを取り除くに必要十分な量だけまず切削し、次
いで切削深さ方向に残った部分を最小限の量だけ切削す
ることにより、全て幅広く切削した場合に比べて切削屑
を大幅に少くしてダイシングすることにより試料に形成
されたIC。
LSIなどの電子部品の特性を悪化させることなく試料
をダイシングし、もって所望の仕様を有する電子部品を
得ることにある。
第4図〜第5図は、本発明の一実施例であるダイシング
技術を説明するための図である。第6図は、本発明のダ
イシング技術によるダイシング結果を説明するための図
である。第7図は、第6図のMl −Vlll矢線断面
図である。。
第4図または第5図において、11は、回転プ1/−ド
であり、その回転ブレード11の幅方向の寸法(T++
)は、位置合せパターン幅、あるいは特性ヂエツクバク
ーン幅などのダイシングエリアに設けられた種々のパタ
ーン幅と同寸法程度になっている。12は、フランジで
あり、前記回転ブレードJ1を、挾持するためのもので
ある。13は、前記回転ブレード11及びフランジ12
を、駆動源(図示せず)に接続された回転軸14に固着
するだめのナツトである。15は、被切削体であるウェ
ー・・16を載荷するワーク受台である。17は、前述
した回転ブレード11とは別個の回転ブレードであり、
その回転ブレードの幅方向の寸法(Try)ilj:、
前記した回転ブレード11よりも狭くなっている。例え
ば、回転ブレード110幅方向の寸法(T+1)を10
0μm〜16071ni程度とすると、回転ブレード1
70幅方向の寸法(TI7)は、その1/4〜2/13
の25μm程度である。18は、フランジであり、前記
回転ブレ・−ド17を挾持するためのものである。19
は、前記回転ブレード17及びフランジ18を、駆動源
(図示せず)に接続された回転軸20に固着するための
ナツトである。21け、被切削体であるウェーハ16を
載荷するワーク受台である。
上述した構成のもとに、本実施例のダイシング技術を説
明する。
第4図に示されるように、ウェーハ16は、正確に位置
決めされてワーク受台15に真空吸着等の方法で固着さ
れる。そして、切削深さを1μm〜10μmというパタ
ーン9を取り除くのに必要十分な値に浅く設定され、回
転軸140回転によって、パターン90幅寸法と同程度
かわずかに小さい幅寸法の回転ブレード11が回転し、
ウェーハ16のダイシングすべき個所、つまりダイシン
グエリア(図示せず)に沿ってダイシングされる。
そして、前記回転ブレード11によるダイシングが終了
すると、ウェーハ16は、第5図に示されるように、前
記回転ブレード11よりも幅の狭い回転ブレード17を
有するダイシング装置のワーク受台21に正確に位置決
めされた上で、真空吸着等の方法で固着される。そして
、所定の切削深さが設定され、回転軸200回転によっ
て、回転ブレード17が回転し、ウェーハ16がダイシ
ングされる。
上述したダイシング方法によると、ウェーハ16は、第
6図に平面図を示し、第7図にその拡大断面図を示すよ
うにダイシングされる。図において、22は、表面に配
線パターンが形成されているペレットである。23は、
切り溝である。
第6図に示されたウェーハ22と第3図に示されたウェ
ーハとを比較すると、前記回転ブレード11によって、
幅広く切削されたことにより、ダイシングエリア内に形
成されていたアライメントパターン、あるいは特性チェ
ックパターンなどの種々のパターンが、削り取られてい
ることがわかる。しかも第7図かられがるように、切削
深さ方向に残った部分は、前記回転ブレード17によっ
てできるだけ幅狭くなるように切り溝が形成されている
。それゆえ、幅の広い回転ブレードのみでダイシングし
た場合に比べて、切削する部分が少いので、切削屑を増
大させることな(、しがもウェーハのダイシングエリア
内に設けられた、位置合わせパターン、あるいは特性チ
ェックパターン等の種々のパターンを取り除いてダイシ
ングができたことになる。また、大幅に、切削屑が少な
くなるので、切削屑が素子形成領域に飛散することによ
る素子不良、つまりダイシングによる素子不良を少(す
ることができる。さらに、ボンディング部付近への切削
屑の飛散も少くなるので、ボンダビリティが向上する。
〔実施例2〕 第一回は、本発明の他、)実施例を説明するためブレー
ド1】に相当するものである。25は、II県方向寸法
が狭い回転ブレードであり、前記回転フ゛レード24に
追随するように配置されて−・る。l、(お、回転ブレ
ード25は、実施例1で記述した回転ブレード17に相
当するものである。26.27は、フランジであり、そ
れぞれ回転プレー)” 24 。
25を挾持するためのものである。28は、前記回転プ
レー・ド24及びフランジ26を、駆動源(図示せず)
に接続された回転軸29に固着するためのナツトである
。30は、前記回転ブレード25及びフランジ27を、
駆動源(図示せず)に接続された回転軸31に固着する
だめのナツトである。
なお、回転軸29.31は、それぞれ高さ調整でき得る
構造になっている。32は、前記回転軸29゜31を支
持し、XY方向に移動可能な支持体である。33は、被
切削体であるウェーッ・34を載荷するワーク受台であ
る。
上述した構成のもとに、本実施例のダイシング技術を説
明する。
ウェーハ34は、正確に位置決めされてワーク受台33
に真空吸着等の方法で固着される。そ(2て、回転ブレ
ード24.25は、それぞれの切削深さに従って、高さ
!il!整が行なわれる。その後、回転軸29,3]の
回転によりて、それぞれ回転ブレード24.25が回転
し、支持体32が、図中矢印方向に平行移動する。つま
り、ウェーッ・34は、幅の広い回転ブレード24によ
って浅くダイシングされた後−前記回転ブレード24に
追随する幅の狭い回転ブレード25によって所定の深さ
まで深くダイシングされる。ダイシングされたウェーハ
は、前述した実施例と同じようになる(第6図〜第7図
参照)。
上述した方法によれば、一台のダイシング装置で、回転
ブレードを交換することもな(、素早くダイシングでき
る。この場合にも、幅の広(・回転グレードのみでダイ
シングした場合に比べて、切削する部分が少ないので、
切削屑を増大させることなく、しかもウェーハのダイシ
ングエリア内に設けられた位置合わせパターン、あるい
は特性チェックパターン等の種々のパターンを残すこと
なくダイシングできる。また、切削屑が大幅に少なくな
るので、切削屑が素子形成領域に飛散することKよる素
子不良、つまりダイシングによる素子不良を少なくする
ことができる。さらに、ボンディング部付近への切削屑
の飛散も少なくなるので、ボンダビリティが向上する。
また、本実施例では、幅の広い回転ブレード24の直後
に、幅の狭い回転ブレード25を追随させるようにして
いるが、同一回転軸上に、幅が広い回転ブレード、及び
幅の狭い回転ブレードを固着し、幅の広い回転ブレード
で浅(ダイシングした後、幅の狭い回転ブレードでダイ
シングすることもできる。
111檜例3〕 第9図は、本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。図において35は、回転ブレードであり、先端部の
幅が狭くなっており、その他の部分の幅は、ダイシング
エリア内に設けられる位置合わせパターン幅、あるいは
特性チェックパターン幅等の種々のパターン幅と同程度
かわずかKlj・さい幅寸法になっている。36は、フ
ランジであり、前記回転ブレード35を挟持するための
ものである。37は、前記回転ブレード35及びフラン
ジ36を、駆動源(図示せず)に接続された回転軸38
に固着するためのナツトである。39は、被切削体であ
るウェーハ40を載荷するワーク受台である。本実施例
は、幅の狭い回転ブレードと、幅の広い回転ブレードを
、一体形成し、ダイシングに用いることを特徴とする。
上述した構成のもとに、本実施例のダイシング技術を説
明する。
ウェーハ40は、正確に位置決めされてワーク受台39
に真空吸着等の方法で固着される。そして、回転ブレー
ド35の切削深さが設定され、回転軸38の回転によっ
て回転ブレード35が回転し、ダイシングが行なわれる
上述した方法によれば、一台のダイシング装置で、しか
も一枚の回転ブレードによって、簡単に素早くダイシン
グできる。この場合にも、幅の広い回転ブレードのみで
ダイシングする場合に比べて、切削する部分が少ないの
で、切削屑を大幅に増大させることなく、しかもウェー
ハのダイシングエリア内に設けられた位置合わせパター
ン、あるいは特性チェックパターン等の種々のパターン
を残すことな(ダイシングできる。また、切削屑が少な
くなるので、切削屑が素子形成領域に飛゛散することに
よる素子不良、つまりダイシングによる素子不良を少な
くすることができる。さらに、ボンディング部付近への
切削屑の飛散も少な(なるので、ボンダビリティが向上
する。
なお、実施例1,2において、幅の広い回転ブレードの
刃先形状は、第]0図中符号41で示されるような7字
形状のものであっても良い。この1合圧は、前述した角
ばった刃先形状を有する回転ブレードでダイシングした
ものに比べて、ペレットの割れ欠けを少な(することが
できると共にブレードの摩耗が少なく耐久性に豊み、ド
レッシング作栗なとも大幅に削減できる。
さらに、実施例3における回転ブレードの刃先形状は、
第11図中符号42で示されるような、7字形状の幅広
回転ブレードと、幅の狭い回転ブレードを一体形成した
形状のものであ−・ても良し・。
この場合にも、前述した角(了った刃先形状を有する回
転ブレードでダイシングしたものしC比べて、ペレット
の割れ欠けを少なくすることができると共にブレー ド
の摩耗が少なく耐久性に豊み、ドレッシング作柴なとも
大口゛1”iXに削減できる。
なお、同転ブレードの刃先形状を上述したような形状に
することにより、角ばった刃先形状でダイシングするも
のに比べて、切削JII〕をさL・)に少な(すること
がでざる。そのうえ−回申母ブ1/−ドの摩耗が少な(
なるので、回転ブレードの耐久性が増し、回転ブレード
刃先のドレ・・シング回μ(も少な(できる、なお、上
述したドレッシングとは°、ブレードの使用によりブレ
ードが摩耗し切れ味がなくなったものを、研磨して再使
用できるブレードにすることをいう。
また、第12図は、本実施例によ〜て得られたペレット
43を、1ノードフレーム44に固着し、ワイヤボンデ
ィングを施した後、対重したのち不要なリードフレーム
のリード部分を除去して得られた半勇、体装%fを示し
ており、ぺl/フット3の上端角部が削り取られている
ため、ボンディングワイヤ45がペレットに接触しにく
(なっていることがわかる。同図において46は樹脂刊
止物を示すものである。
ところで、上述した実施例において、幅の広い−回転ブ
レードの幅方向の寸法をアライメントパターン、あるい
(j特性チェックパターンなどの種々のパターンの幅寸
法と同程度としたが、切削後に、アライメントパターン
、あるいけ特性チェックパターンなどの種々のパターン
がほぼ削られて認識できなくなる程度の幅であればパタ
ーン幅寸法より小寸法の幅であってもよい。
〔効 果〕
1、ダイシングエリアを、幅広(しかも浅くダイシング
することにより、アライメントパターン。
特性チェックパターン等のダイシングエリアに設けられ
ているイ1し々のパターンを取り去ることができるとい
う効果が得られる。
2、ダイシングエリアをアライメントパターンあるいは
4′♀性チエツクパターンなどの種々のパターンを取り
除(のに会費でかつ十分な量のダイシングすなわち幅広
(浅(ダイシングした後、切削’l′t;さ方向に残っ
た部分を切断に必要なJ()小幅寸法でもって幅狭くダ
イシングすることにより、幅広い状態で切断に必要な深
さまでダイシングしたものに比べて切削する部分が大幅
に少なくなるので、切削屑を極力増大させることな(ダ
イシングできるという効果が得られる。
3、ダイシングエリアを幅広(浅くダイシングした後、
切削深さ方向に残った部分を幅狭(ダイシングすること
により、回転ブレードのふれによるペレットの素子形成
領域や配線バクーン付近の損傷を大幅に少(することが
できるという効果が得られる。
4.ダイ7ングエリアを幅広くしかも浅くダイシングし
た後、切削深さ方向に残った部分を幅狭くダイシングし
たウェーッ・に対して、ダイレクトビノクアゾプ方式に
よってベレットに分割する際、ベレット上端角部が削ら
れているため、ベレットの突き上げによる、ベレット同
志の接触が起きても、ベレットの素子形成領域や配線/
<ターン付近の損傷を少(することができるという効果
力1得られる。
5、ダイシングエリアをすQ広くダイシングした後、切
削深さ方向に残った部分を幅狭くダイシングしたウェー
ハをベレットに分割しjこものにつX、)て、ベレット
の上端角部が削られているため、種々の衝撃によるベレ
ットの素子形成領域や配線ノくターン付近の損傷を少な
(することができると℃゛う効果が得られる。
6、ダイシングエリアな幅広くダイシングした後、切削
深さ方向に残った部分を幅狭くダイシングしたウェーハ
をベレットに分割したものKつ(・て、得られたベレッ
トをリードフレームに固液し、ワイヤボンディングした
際、ペレ・ノドの上偏1角部が削られているため、ボン
ディングワイヤがぺ1ノツトに接触することを少1.c
くすることができると℃・う効果が得られる。
7、幅広回転ブレードの刃先形状を7字形状とすること
により、回転ブレードの刃先形状が角ばったものと比べ
て、さらに切削屑を少なくすることができるという効果
が得られる。
8、幅広回転ブレードの刃先形状をV字形状とすること
により、回転ブレードの刃先形状が角ばったものと比べ
て、ペレット上端部付近がなだらかに切削されるため、
種々の衝撃によるベレ・ノドの素子形成領域や配線パタ
ーン付近の損傷をさらに少な(することができるという
効果が得られる。
9、幅広回転ブレードと、幅狭回転ブレードを一体形成
した回転ブレードを用いてダイシングすることにより、
二種類の回転ブレードを用℃・てダイシングする場合に
比べて、素早(ダイシングできるという効果が得られる
10、幅広回転ブレードと、幅狭回転ブレードを一体形
成した回転ブレードを用いることにより、二種類の回転
ブレードをドレッシングする場合に比べて、ドレッシン
グ作業が太幅に削減できるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に゛もとづ
き具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能であるということはいうまでもない。
〔利用分野〕
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である半導体装置のダイシ
ング技術に適用した場合について説明したが、それに限
定されるものではな(、たとえば、板状物の切断、切削
技術などに適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のダイシング装置を示す概略側面図、 第2図は、ダイシングエリア内にアライメンl・パター
ン、及ヒ特性チェノクパターン等の種々σーノパターン
が設けられているウェーハの、一つのベレットとその周
辺を拡大した平面図、 第3図は、従来方式のダイシングを/)f!i Lたウ
ェーハの一部を示す平面図、 第4図,第5図は、本発明のーシ6施例であるダイシン
グ技術を説明するだめの概略側面図、第6図は、本発明
のダイシング技術によるダイシング結果を説明するだめ
の図、 第7図は、第6図の■1 − ■l綜矢視LlJ’i而
面、第8図,第9図.第10図t KL ] 1図は、
本発明の他の各実施例を説明するだめの図、第12し!
は、本発明のダイシング技術によって得られたベレット
を用いた半尋体装匝゛ケ示ず断irii図である。 1、11, 17, 24, 25, 35, 41.
 42・・・回転ブレード、2.12,18,26,2
7。 36・・・フランジ、3.13.19.28,30。 37・・・ナツト、4, 14, 20, 29, 3
1. 38・・・回転軸、5,15,21,33.39
・・・ワーク受台、6,16,34.40・・・被切削
体(ウェーッー)、7.22.43・・・ヘレット、8
・・・ダイシングエリア、9・・・ダイシングエリアに
設けられたパターン、10.23・・・切り溝、32・
・・支持体、44・−・リードフレーム、45・・・ボ
ンディングワイヤ、46・・・樹脂封止物、WI・・・
アライメントパターンあるいは特性チェックパターンな
どの種々のパターンの幅、W2・・・ダイシング溝幅、
T、、、 T、、・・・回転ブレードの幅方向の寸法。 第 1 、@ 第 2 図 第 3 図 、第 4 図 第 5 図 第 6 図 一第 7 図 3 2 第 8 図 4 第 9 図 第10図 第11図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転ブレードを用いてウェーハに切り溝を形成する
    ダイシング方法において、切削深さ方向の切りnfの溝
    幅な変えるようにダイシングを行なうことを特徴とする
    ダイシング方法。 2、切り溝の溝幅を変化させるには、幅の異なる複数の
    回転ブレードを用いたダイシングで行なうことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のダイシング方法。 3、切り溝の溝幅を変化させるには、幅広ブレードの先
    端部にそれよりも幅狭のブレードを有する一枚の回転ブ
    レードを用いたダイシングで行なうことを特徴とする特
    許言n求の範囲第1項記載のダイシング方法。 4、 ウェーハを載せることができそのウェーハ主面に
    対してXY方向、高さ方向に移動可能な台と、前記ウニ
    ・−ハをダイシングするブレード幅の広いブレードAと
    、ウェーハをダイシングするブレードAよりもブレード
    幅の狭いブレードBと、ブレードA、Bを回転可能にイ
    “に持する支持体と、支持体を、試料主面に対してXY
    Z方向に移1:+j(−+jJ 7i1謀c gA動源
    とからなるダイシング装置。
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