JPS6015399Y2 - 誘導雷保護器 - Google Patents

誘導雷保護器

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Publication number
JPS6015399Y2
JPS6015399Y2 JP6559679U JP6559679U JPS6015399Y2 JP S6015399 Y2 JPS6015399 Y2 JP S6015399Y2 JP 6559679 U JP6559679 U JP 6559679U JP 6559679 U JP6559679 U JP 6559679U JP S6015399 Y2 JPS6015399 Y2 JP S6015399Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
housing
lightning protector
seat
lightning
Prior art date
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Expired
Application number
JP6559679U
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English (en)
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JPS55166125U (ja
Inventor
政夫 中村
Original Assignee
八木アンテナ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 八木アンテナ株式会社 filed Critical 八木アンテナ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、特に超短波(VHF)、極超短波(LJE
F)等の高周波帯域に使用され、入出力端子が同軸接栓
である誘導雷保護器の改良に関する。
誘導雷保護器は、電流の通路の要所例えば空中線と無線
機との間に取り付けられ、落雷が生じた場合に、空中線
を通って流入する雷電流をアースに短絡させ、無線機を
保護するものである。
従来、このような誘導雷保護器で、同軸型入出力端子を
有し、高周波帯域に使用されるものとしては、例えば、
4分の1波長の先端短絡スタブ構造のもの、及び入出力
が先端短絡のループを使用した帯域通過ろ波器構造のも
のがある。
しかしながら、上記いずれの構造も接栓が筐体に固定さ
れ、着脱が不可能であるため、雷電流により接栓嵌合部
に破損が生じた場合には、接栓が解体腰予備の接栓を取
り付け、さらに高周波特性を再調整する必要がある。
また、共振回路構成のため、使用周波数毎に個別に調整
する必要もあり、時間と費用のかかる欠点がある。
また、同軸ラインに直接アレスタを接続した構造のもの
もあるが、上記の構造の場合と同様に接栓が筐体に固定
されているため、破損した接栓を解体する必要がある。
さらに高周波でのインピーダンス特性を劣化させないた
めに、アレスタの大きさが限定され、放電耐量があまり
大きくとれないという欠点がある。
この考案は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、雷電流により外部接触嵌合部
が破損した場合に、予備の接栓との変換復旧が容易であ
る誘導雷保護器を提供するものである。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第1図において、11は例えば空中線と無線機との間に
取り付けられる誘導雷保護器の筐体であり、この筐体1
1の空中線接続側に接栓12をねじ込み取り付けるもの
である。
この接栓12は、第2図に示すように、一端に外部接栓
との嵌合部13、他端にはすり割付チップ部14を有す
る円筒状の中心導体15と、この中心導体15の外周部
に絶縁材16を介して形成されるねじ式取付座17とで
構成される。
上記ねじ式取付座17の中央外周部には、停止片18が
設けられている。
一方、筐体11の空中線接続側には、上記接栓12の取
付座17に嵌合する取付孔19が形成され、また筐体1
1内には上記接栓12のチップ部14に嵌合する導電性
のチップ受座20が配設されている。
すなわち、接栓12の取付座17を回転させながら、上
記停止片18が筐体11に接触するまで取付孔19にね
じ込むと、チップ部14がチップ受座20に嵌合され相
互に接続されるようになっている。
ここで、上記チップ部14の大きさ及びチップ部14と
チップ受座20との接触圧は、例えば外部接栓と嵌合部
13との接触抵抗(約2rrtΩ)に対して、チップ受
座20とチップ部14との接触抵抗が0.4mΩ以下と
なるように設定される。
上記チップ受座20はその基端部においてボルト21a
、21bにより絶縁物22に締め付は固定されている。
さらに、この絶縁物22はその両端においてボルト21
c、21dにより、筐体11に固定されたL字型支持材
23a、23bに締め付は固定されている。
また、上記チップ受座20は、コンデンサ24を介して
筐体11の無線機接続側に取り付は固定された接栓25
に接続されている。
さらにチップ受座20にはコイル26の一端が接続され
、このコイル26の他端は筐体11を介して接地されて
いる。
また、上記接栓25のコンデンサ24との接続部にもコ
イル27の一端が接続され、このコイル27の他端も上
記コイル26の他端と同様接地されている。
すなわち、このような構成の誘導雷保護器にあっては、
落雷により空中線側接栓12より流入した雷電流は、チ
ップ部14とチップ受座20との嵌合部を経て、コイル
26を通りアースに排流される。
ここで、前記のようにチップ部14とチップ受座20と
の嵌合部の接触抵抗は、外部接栓との嵌合部13におけ
る接触抵抗に比べて極めて小さく設定されているので、
雷電流によって外部接栓嵌合部13よりも先にチップ部
14とチップ受座20との嵌合部が破損することはない
従って、例えば接栓12が破損しても、筐体11内のチ
ップ受座20及び回路部分には何ら影響がないので、予
備の接栓12との交換復旧が簡単にできる。
また、上記コイル26及び27、コンデンサ24の値を
適当に選ぶことによって、容易に高周波での不整合を解
消することができる。
さらに、コイル26及び27の線径を適当な大きさに設
定することにより、高周波特性を悪化することなく、耐
電流容量を大きくすることができる。
尚、上記実施例では接栓12の筐体11への取付方法は
ねじ式、筐体11内回路部との接続方法はすり割付チッ
プ部14と円筒型チップ受座20との嵌合によるものと
したが、これは他の簡単に着脱できる構造のものでも良
く、またコイル26.27及びコンデンサ24の数は3
素子に限定するものではなく、素子数が多くても良いこ
とは勿論である。
以上のようにこの考案によれば、接栓を筐体に着脱可能
としたので雷電流により誘導雷保護器の外部接栓嵌合部
が破損した場合にでも、予備の接栓との交換復旧を容易
に、かつ短時間で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る誘導雷保護器の内部
構成を示す断面図、第2図は上記実施例における接栓の
斜視図である。 11・・・・・・筐体、12・・・・・・接栓、13・
・・・・・嵌合部、14・・・・・・すり割付チップ部
、17・・・・・・取付座、20・・・・・・チップ受
座、24・・・・・・コンデンサ、26.27・・・・
・・コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同軸型入出力接栓を有する高周波用誘導雷保護器におい
    て、筐体と、この筐体内に設けられた保護回路と、前記
    筐体に着脱自在に取り付けられ、前記保護回路との接続
    部の接触抵抗が、外部接栓との接続部の接触抵抗に比べ
    て小さく設定されてなる入力側接設とを具備したことを
    特徴とする誘導雷保護器。
JP6559679U 1979-05-18 1979-05-18 誘導雷保護器 Expired JPS6015399Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6559679U JPS6015399Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 誘導雷保護器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6559679U JPS6015399Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 誘導雷保護器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55166125U JPS55166125U (ja) 1980-11-29
JPS6015399Y2 true JPS6015399Y2 (ja) 1985-05-15

Family

ID=29299592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6559679U Expired JPS6015399Y2 (ja) 1979-05-18 1979-05-18 誘導雷保護器

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JP (1) JPS6015399Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS55166125U (ja) 1980-11-29

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