JPS60152892A

JPS60152892A - 熱交換器

Info

Publication number: JPS60152892A
Application number: JP59234249A
Authority: JP
Inventors: クラウス・ハーゲマイスター
Original assignee: MTU Motoren und Turbinen Union Muenchen GmbH
Current assignee: MTU Aero Engines AG
Priority date: 1984-01-18
Filing date: 1984-11-08
Publication date: 1985-08-12
Also published as: US4586564A; EP0149767B1; JPH0259398B2; EP0149767A3; EP0149767A2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、熱交換器であって、第１のガイド管と、この
第１のガイド管に対してほぼ平行に延びる第２のガイド
管と、高熱ガスが周囲を流れる管巣合体とを有しており
、該管巣合体が、加熱しようとする作業媒体を供給する
入口側で前記第１のガイド管に接続されていて、加熱し
ようとする作業媒体を導出する出口側で前記第２のガイ
ド管に接続されており、しかもこの管巣合体が、前記第
１及び第２のガイド管の側方で高熱ガス流の流れ方向に
対して直交する方向に曲げられたＵ字形管より構成され
ており、このＵ字形管の外側の変向範囲が縁部ガイド壁
によって取り囲まれていて、この縁部ガイド壁が作業媒
体の入口側及び出口側で高熱ガスケーシング壁と形状接
続している形式のものに関する。

先行の技術多管式熱交換器においては、縁部ガイド壁をＵ字形に曲
げられた管の変向部範囲に配置する必要がある。このよ
うな形式の縁部ガイド壁は従来では例えばＵ字形金属薄
板として構成されており、このＵ字形金属薄板は、管の
変向部範囲でＩ」字形管の湾曲した外側輪郭部形状に対
応した形状で構成されている。しかしながらこのような
形状の縁部ガイド壁は、熱交換器の管巣合体を被覆する
別のケーシング構造ユニットの、構造的に制限された構
成部分であって、その温度変化及び伸張変化は熱交換器
の管巣合体の温度変化及び伸張変化とは異なるので、縁
部に配置された（３字形管が自由に移動できるという原
則を損なわないようにするだめに、Ｕ字形警乗合体の縁
部側の列と金属薄板との間に相応の間隔を維持する必要
がある。

しかしながら作業媒体、つ寸り高熱ガスのためには、前
記のような間隔を保つことによって比較的大きい部分漏
れ流が形成される原因となる。

また、熱交換器の効果に影響を及ぼす次のような２つの
大きい欠点がある。

まず第１の欠点は、前記のような高熱ガスの漏れ量は熱
交換プロセスに参加することはないということであり、
また第２の欠点は、漏れた高熱ガスがギャップの出口に
おいて比較的早い流れ速度で管巣合体ブロイルの下流の
本来の高熱ガス流範囲に流れ込むということである。こ
れによって、この下流範囲に混合渦巻流、及びひいては
比較的強い非均−な流れが生じ、これが前記第１の欠点
と協働して熱交換効率のかなり大きな低下を生ぜしめる
原因となる。

アメリカ合衆国特許第３７４６０８３号明細書及び冒頭
に述べた形式の熱交換器においては、管巣合体の変向範
囲に間隔を保って追従する縁部ガイド壁は、高熱ガスを
案内するケーシングの構成部分であって、縁部ガイド壁
とＵ字形管巣合体との間のギャップをブリッジする加圧
部材によってこのＵ字形管列に直接的に支えられている
。しかしながらこれによって、高熱ガス漏れ流を形成す
る外側のギャップは強くシールされるが、これと同時に
外側のＬＪ字形管変向範囲で規定不可能な熱交換プロセ
スが形成されることになる。まブここれによってＩＪ字
字形管台合体外側の変向範囲に沿って同時に案内される
高熱ガス流は得られない。特にケーシング若しくいては
十分考慮されていない。

本発明の解決しようとする問題点本発明の課題は、初めに述べた形式の熱交換器で、前記
のような欠点を避けることができ、各」３字形管の間及
びこのＵ字形管と管巣合体を取り囲む高熱ガスケーシン
グとの間に膨張差が存在するにも拘らず、管巣合体出口
における高熱ガス側の流過範囲の均一性を妨げることな
しに、管巣合体のアーチ状の外側の縁部範囲をも熱交換
プロセスに十分利用することができるようなものを提供
、することである。

問題点を解決するだめの手段この課題を解決した本発明は、Ｕ字形管の変向範囲に合
致した形状を有するＵ字形の縁部ガイド壁が前記Ｕ字形
管のうちのいくっかに片持式に浮動に載設されていて、
入口側及び出口側で高熱ガスケーシング壁部に可動弾性
的にシール接続されている。

つまり、本発明によれば、Ｕ字形管の変向範囲に縁部ガ
イド壁を（浮動若しくは片持式に〕設け、この縁部ガイ
ド壁の位置が管巣合体式熱交換器の縁部側の管の位置で
位置決めされて、この際に高熱ガスケーシングと形状接
続式に連結されるようになっている。

実施態様本発明の有利な実施態様は特許請求の範囲第２項〜第１
７項までに記載されている。

本発明の別の実施態様によれば、縁部ガイド壁は、熱交
換器の縁部側の管巣合体の変向範囲の形状に沿った「波
形金属薄板」状に一体的に構成される。この波形形状の
波の周期は隣接し合うＵ字形管の間の間隔に相当するの
で、縁部ガイド壁を位置決めする際にカバー用金属薄板
の「波形」は、隣接し合う管集合体間の室内に侵入する
ようになっている。このような形式で、縁部に流入する
高熱ガス流も熱交換プロセスに利用することができる。

この場合、例えば波形の縁部ガイド壁形状のカバー用金
属薄板は、場合によっては管巣合体のアーチ状の範囲で
縁部側の管巣合体に当接する。この当接箇所は、前記縁
部ガイド壁が全範囲を一体的におおっていれば無作為に
分割される。当接箇所は、どの（３字形管が許容誤差又
は熱膨張に基づいて別のＵ字形管から縁部方向に突出す
るかに応じて、はんのわずかな数のＵ字形管において行
なわれる。運転中に、縁部ガイド壁に当接するＵ字形管
は、個別の熱膨張に応じて移り変わる。この場合、縁部
ガイド壁は管巣合体の縁部で「浮動」する。つまり、縁
部ガイド壁は、縁部側の管巣合体位置の積分的な平均値
の時間経過によって規定されたそのつどの位置を室内で
占めることになる。この場合、縁部ガイド壁はＵ字形管
の運動に追従するようになっており、また、隣接する高
熱ガスケーシング構造体に対して可撓性若しくは調節回
部でなければならない。これは、縁部ガイド壁の入口側
及び出口側に位置する、流れをガイドする金属薄板構造
体を、高熱ガスケーシング構造体のフィンガー状の付加
部間の終端部分に形状接続的かつ移動可能に係合させる
ことによって得られる。縁部ガイド壁は、何個に、例え
ば了−チ状のガイド壁区分に分解することもできる。こ
のガイド壁区分は横断面がＶ字状又はＵ字状であって、
例えばそれぞれ、Ｓ字状の２つの金属薄板条片より組み
立てられている。このガイド壁区分はそれぞれ、管巣合
体の各縁部側集合部に「載って」いる。この場合、ガイ
ド壁区分は、カバーしようとする面を閉じるために側方
で接触しているが、互いに別個に可動であって、このガ
イド壁区分が載っている管巣合体のそれぞれの運動に追
従する。この場合も、ガイド壁区分の入口側及び小口側
の端部は、縁部ガイド壁の「浮動」作用を完全に満たす
ために、前記と同様の形式で、この端部に連続する高熱
ガスケーシング構造体に、フィンガー状の係合部によっ
て形状接続的かつ移動可能に係合している。

隣接シ合う、縁部ガイド壁の面と管巣合体の面との間の
接触は、製造許容誤差及び運転中の歪みに基づいて行な
われる、これに伴なうこすり運動によって、運転時間が
経過するにつれて管ＩＪ利が摩耗し漏れが生じることに
なる。従って、この互いに当接し合う箇所のために、縁
部ガイド壁が一体的又は多数のガイド壁区分から構成さ
れているか、あるいは波形か又は非波形に構成されてい
るかどうかとは無関係に、本発明の別の実施態様によれ
ば、Ｕ字形管の変向範囲で縁部側のＵ字形管に舌片を載
設することが提案されている、この舌片自体はその突起
部が、力・ζ−用金金属薄板「波形」の配置と連絡して
、この縁部範囲で良好な熱交換プロセス研１なうために
この範囲を流堝する高熱ガス漏れ流の自由な流過通路を
閉鎖するだめの部月でもある。

管巣合体の変向範囲箇所に配置された、直線状又はアー
チ状の各ガイド壁区分は、その隣接し合う突き当り箇所
で互いに個別に可動に連結されている。この各ガイド壁
区分の終端ｆｕｌｌ　Ｖｉｍｌ状又はうろこ状あるいは
後ろから保合する形状で互いに可動に接続若しくは連結
されていて、個別に又はグループで縁部側のＵ字形管の
舌片に「載って」いる。

フィンガー状のガイド壁・高熱ガスケーシング保合部の
かわりに、入口側及び出口１１１１１周囲の金属薄板構
造体から、ザイル、金属薄板条片又はワイヤを縁部ガイ
ド壁と金属薄板構造体との間に配置することもできる。

これらのザイル、金属薄板条片又はワイヤは、必要な＝
Ｊ勤惟を制限することなしに、高熱ガスケーシングによ
ってその位置が確保される。

本発明によれば、各Ｕ字形管がそれぞれ隣接するＵ字形
管に対して個別に膨張可動である、つて、Ｗめに述へた
形式の熱交換器用の簡単かつ良好な流過作用を促す縁部
ガイド壁が得られた。

管束合体の各ＩＪ字形管は円環状の横断面、又はその他
の良好な流過作用を促す、例えばランセット状の横断面
を有している。本発明に上る熱交換器ｄ、その他の熱交
換器構造に対して次のような利点をイｊしている。つ捷
り、熱交換器の作用又は熱交換器の局所的な１節害、ま
た例えばしに、し、ば停市する運転゛ＩＪ、態に、Ｊ、
Ｉ；つく温度変化等によって、熱交換器１ｌｆｌｊ造部
伺に１’−’３い負荷を与える内部比、力が生し、るこ
となく、膨張差が構造部４Ａの相え１運動によって袖に
；’ｔされる上うになっている−いう利点をイ」してい
る。−まだ、均一て良好な、￥、７．熱ガス流が「縁部
側」の管束合体に沿っても形成されるので、この範囲に
おいても、管集合体乞」良好な熱仝換作用ろ一行なうこ
とができ、これによって、熱交換効率を高め、寸だ所属
の内シ４・磯関才°４しくに１ガスタービン駆動装置４
の循環プロセスを最適にすることができる。高熱ガスの
外縁流の流出側に回２比較的わすかな流過工坏ルギしか
存在しないので、主ガス流の淀、過条件が妨げられるこ
とは事実上ない。

実施例及び作用次に１２１面に示した実施例について本発明の構成を具
体的に説明する。

第１図及び第２図に示した熱交換器は、収集容器１５と
１７で構成された第１のガイド管と、この第１のガイド
管に対してほぼ平行に延びる同様に収集容器１６として
構成された第２のガイド管と、＋Ｒｉ熱ガスＧの貫流す
る嘗集合体１とから成っている。この管束合体１は、加
熱しようとする作業媒体、例えば川幅空気（矢印１））
を供給するための人Ｌ−＋　１１１１１が第１の収集芥
ｉ＜：ン１５に接続されていて、加熱された圧縮空気（
矢印１）ａ）を導出するだめの１１′・口側が第２の収
集容器１６に接続さ、ｉ′１ている。ｆ１コＩＪ−合体
１ｔ；［，２つの集収容器１５．１６から、高熱ガス主
流Ｇの流れ力面に文・コシて直交する力面に突出する多
数の１１字形管２より成っている。この省頃合体１の外
側の変向範囲は縁部ガイド壁３によつｔ取り囲ｔ　ｆ’
ｌている。この縁部ガイド壁３の流入側及び流出側は高
熱ガスケーシングの壁部構造体に接続されている。

管束合体１は、互いに間隔を保って配置され、かつ横断
面で見てほぼ同一形状で互いに入れ子穴にずらして配置
された複数の１１字形管２より構成されている。

互いに公邸１された、管束合体１への圧縮空気供給及び
管束合体１からの圧縮空気導出のだめの２つのガイド管
は、アメリカ合輩国特ｇ′ト第３７４　（５０８３号明
細書で公知な共通の１つの集収管に組み込むこともでき
る。

本発明の基本的な考え方によれは、管束合体１の１１字
形の変向箇所の形状に合致した縁部ガイド壁；３がいく
つかの外側の１１字形管２に浮動式（片持式）に当接し
ていて、これらの１１字形管２に隣接する高熱ガスケー
シング１２の壁部に、流入側及び流出側で町動弾性的及
び形状接続的にシール結合している。これによって、縁
部ガイド壁３に沿って外側で変向させられる高熱ガス部
分流（矢印Δ）はアーチ状に押しつけられるか、又は管
束合体を外側の縁部範囲でも直線状に構成する必要があ
る場合−−１縁部ガイド壁を相応に直線状に配置するこ
とによって高熱ガス流は相応に直線状に押しつけられる
。従って、縁部ガイド壁３ば、１１字形管２の所属の変
向区分に合わせて長さケ応じて湾曲させられるか又は曲
線的に構成される（図示せず）、管束合体の変向範囲で
縁部ガイド壁３を浮動式に直接支承することによって、
縁部ガイド壁３とこの縁部ガイド壁３に当接する管の変
向部範囲との間に、通常形成される大きい漏れギャップ
の形成が妨げられ、０・いては高熱ガス主流０から分流
した部分流入をも熱交換プロセスに参ノ几させることが
できる。

第３図の概略的な部分斜視図によれは、第１図による縁
部ガイド壁３がその全長にわたって一体的な波状の形状
を有していることが解る。

この縁部ガイド壁３は、変向範囲で、突出する（図示の
実施例ではランセット状の）し１字形管２の先端に載っ
ている。つまり、集収容器１５゜１６に固定された０字
形管２のうちのどの管が運転中の熱膨張に基づいて最も
大きく突出するか（第４図の破線で示されている。）に
応じて管２の先端に載っている。この場合、縁部ガイド
壁；うの波形は隣接し合う管２０間の間隔に相当してお
り、壁部ガイド壁３の波の山５は隣接し合う管２の間に
突入している（第４図参照）。

縁部ガイド壁３は流入ｆｌｉ１１及び流出側で隣接する
ケーシング構造体に形状接続的、しかしながら移動用能
に保持されている。これについては第９図１及び第１．
０図に関連して述べられている。

第５図に示しだ実施例は、基本的には前記第１図〜第１
１図までの実施例と同様である。この第５図では、０字
形管２の横断面形状はランセット状ではなく円環状に構
成されている。この管２は変向箇所範囲で互いにぶつか
り合う舌片７．８を有している（第６図の横断面図参照
）。

舌片７は管２をしっかりと、場合によっては接続状態で
取り囲んでいて内側に延びる半径方向延長部１１を有し
ており、これに対してこの舌片７の間に配置された舌片
８は舌片７と同じ形状を有しているが、その半径方向延
長部１１は外側に向けられて、縁部ガイド壁３の波の山
に突き当っている。波形の縁部ガイド壁３は舌片７．８
に載っていて、管２に直接接触してはいないので、管２
は摩耗することはなく、ひいては摩耗に起因する漏れの
危険性が避けられる。

舌片７，８はこの実施例では一体的若しくは１つの部材
より製造されている。縁部ガイド壁３は多数の舌片７．
８上に載っている。

第７図及び第８図に示した実施例の特徴は、縁部ガイド
壁３がアーチ状に形成されている点にある。このアーチ
状の縁部ガイド壁３は互いに相対的に可動な個別のガイ
ド壁区分６（第８図参照）より成っている。第７図に示
したアーチ状のガイド壁区分６は、第８図に示しである
ように（右側から左側に向かって見て）、はぼ一様なＳ
字状の形状を有している。この場合、はぼＶ字状に開放
する（上から下に向かって見て）２つのガイド壁区分６
が所属の０字形管２若しくは管巣合体の舌片１７をブリ
ッジしている。つ１す、１つの管２には２つのガイド壁
区分６が配属されており、これらのガイド壁区分６はそ
の半径方向外側のベースで互いに直接固定されているか
又はスペーサ２０を介して互いに固定されている。各区
分対は所属の０字形管２若しくはその舌片１７に載って
いる。この舌片１７はこの実施例では２つに分割して構
成されている。隣接し合うガイド壁区分対は半径方向内
側の箇所で接触し合っており、これらのガイド壁区分間
の相対移動が行なわれるようになっている。このように
隣接し合うガイド壁区分が接触し合っていることによっ
て、第３図に示した実施例と同様の閉じられた縁部ガイ
ド壁３が得られる。

第９図及び第１０図の実施例によれば、縁部ガイド壁３
の流入側及び流出側の端部、つまり所属のガイド壁区分
６の端部はフィンガー状に先端の細くなる終端部１０ａ
を有している。この終端部１０ａは、ガス流をガイドす
る高熱ガスケーシング１２の相応にフィンガー状の伺加
部１０間に形状接続的、しかしなからしゅう動可能に係
合している（第１０図参照）。これによって、縁部ガイ
ド壁３は高熱ガスケーシング１２に対しても「浮動式」
に配置される（第１０参照］。

第１１図に示した実施例の特徴は、舌片７に載っている
縁部ガイド壁３のアーチ状（例えばセグメント状）のガ
イド壁区分！３が隣接し当接し合う縁部範囲で互いに相
対的に可動に連結されている点にある。個別のセグメン
ト状のガイド壁区分１３は同様に形状接続的でしかも可
動に互いに結合されている（第１２図及び第１３図参照
）。ガイド壁区分１３は組み立てた状態で、フック状に
曲げられた終端部＋３ａに係合するようになっているの
で、ガイド壁区分１３は互いに可動に錠止される。組み
立て解除し、だ状態で、ガイド壁区分１３は曲げること
によって解除される。

第１４図及び第１５図に示したさらに別の実施例によれ
ば、ガイド壁区分６より組み立てられた縁部ガイド壁３
を備えた熱交換器が示されている。この縁部ガイド壁３
は第８図の実施例のものにほぼ相当する。しかしながら
この第１４図及び第１５図に示した縁部ガイド壁３は、
縁部ガイド壁３の周方向切欠き若しくは波の谷に配置さ
れた外部のワイヤ１４（第１５図参照）によって保持さ
れている。このワイヤ１４は、ガス流をガイドする高熱
ガスケーシング１２に縁部で連続して固定されている（
第１４図参照）。

この場合、ワイヤ１４のかわりに金属条片又はザイルを
使用してもよい。この実施例においても各管２毎に１対
で設けられたガイド壁区分６が互いに移動可能であって
そのつど所属の舌片１７に載っている。所定に配置され
たワイヤ１４において、縁部ガイド壁３は自由にこのワ
イヤ１４内に伸張突入することができる。

第１６図の実施例では、長手方向で連続するＵ字形に曲
げられた縁部ガイド壁３が図示されていて、第１７図で
は長手方向で連続するＶ字形に曲げられた縁部ガイド壁
３が１１示されている。これらの縁部ガイド壁３の形状
は個別の壁区分から組み立てられる縁部ガイド壁にも用
いることができる。

第１８図では特許請求の範囲第１２項記載の実施態様に
基づいて、２つのアーチ状のガイド壁区分１３（第１１
図参照）の鎖状の接続状態が示されている。つまり、こ
のガイド壁区分１３の互いに隣接し合う２つの突き当り
縁部の間にそれぞれＩＮ　ＩＪンク２１が設けられてお
り、この鎖リンク２１はそれぞれ互いに隣接し合う切欠
き２２内でピン２３で旋回可能に固定されている。

寸だ、特許請求の範囲第１２項記載の実施態様に基づい
て第１９図によれば、２つのアーチ状のガイド壁区分１
３（第１４図参照ンのうろこ状の接続状態が示されてい
る。つまり、ガイド壁区分１３の互いに隣接し合う突き
当り縁部の間にそれぞれ、ガイド壁区分の外側輪郭がら
うろこ状に突出するカバー用のＵ字形金属薄板２４が設
けられている。このＵ字形金属薄板２４は、半径方向内
側に曲げられたピン状の延長部２５が、ガイド壁区分１
３の孔２６内に比較的大きい遊びを有して係合していて
、厚味部２７によってガイド壁区分１３で保持されてい
る。

［Ｊ字形金属薄板２４に載設されたさらに別の金属薄板
２８の下側には変形回部なシール用スリーブ２９が設け
られている。

第１８図及び第１９図には、ガイド壁区分１３の個別移
動可能な接続形式が示されている。

また例えば第１５図によれば、各Ｕ字形管２に、いわゆ
る「ランセント状の」空気力学上に最適な横断面形状が
与えられていることが解る。

この最適な横断面形状は、横ウェブ３０によって互いに
仕切られ、ランセット状の形状に対応する形状の中空状
の有利には２つの圧縮空気通路３１をそれぞれ有してい
る。このような形状によれば、寸法が比較的小さく剛性
が比較的太きく、高い熱交換率のために良好な条件が得
られる。

効果以上のように、本発明によれば、先行技術に　“おける
欠点を避けることができ、各Ｕ字形管の間及びこのＵ字
形管と管巣合体を取り囲む高熱ガスケーシングとの間に
熱膨張差が存在するにも拘らず、管巣合体出口における
高熱ガス側の流過範囲の均一性を妨げることなしに、管
巣合体のアーチ状の縁部をも熱交換プロセスに十分利用
できるような熱交換器が得られた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例による熱交換器の概略図、
第２図は第１図による熱交換器のＵ字形管巣合体だけを
取り出した概略的な斜視図、第３図は第１図による熱交
換器の波状の縁部ガイド壁の１部を拡大した斜視図、第
４図は第３図による縁部ガイド壁に隣接する管巣合体を
示した概略的な部分断面図、第５図は、本発明の第２実
施例による熱交換器の概略図、第６図は第５図のＡ−Ａ
線に沿った断面図、第７図は第３実雄例による熱交換器
の概略・図、第８図は第７図のＢ　−Ｂ線に沿った断面
・図、第９図は第７１７１による熱交換器の、縁部ガイ
ド壁とこれに隣接する高熱ガスケーシング構造体との保
持部を示しだ拡大図、第１０図は第９図のＣ−Ｃ線に沿
った断面図、第１１図は第４実雄例による熱交換器の概
略図、第１２図及び第１３図は第１１図による縁部ガイ
ド壁区分の接続部を示した概略図、第１４図は第５実施
例による熱交換器の概略図、第１５図は第１４図のＩ）
　＝Ｄ線に沿った断面図、第１６１ＱｌはＵ字形形状の
縁部ガイド壁を示した概略図、第１７図は■字形状の縁
部ガイド壁を７Ｆした概略図、第１８図は２つのアーチ
状のガイド壁区分の鎖壮の接続部を示した拡大概略図、
第１９図は２つのアーチ状のガイド壁区分のうろこ状の
接続部を示した拡大概略図である。１・・・管巣合体、２・・・Ｕ字形管、３・・縁部ガイ
ド壁、５・・波の山、６・・ガイド壁区分、７，８・・
・舌片、１０・・・付加部、１０ａ・・・終端部、１１
・・・半径方向延長部、１２・・・高熱ガスケーシング
、１３・・・ガイド壁区分、１３ａ・・・終端部、１４
・・ワイヤ、１５．１６・・・収録容器、２０・・スペ
ーサ、２１・・鎖リンク、２２・切欠き、２３・・・ピ
ン、２４・カバー用の金属薄板、２５・・延長部、２６
・・孔、２７・・・厚味部、２８・・・金属薄板、２９
・・シール用スリーブ、３０・・横ウェブ、３１・・・
圧縮空気通路、Ｎ・・・高熱ガス部分流、１）・・・圧
縮空気供給側、Ｄａ　圧縮空気導出側、Ｇ・高熱ガス主
流しツー壁 ατ形営ＦＩＧ、４Ｆｌｏ、５Ａ−ＡＦｌ（３，７

Claims

【特許請求の範囲】１　熱交換器であって、第１のガイド管と、この第１の
ガイド管に対してほぼ平行に延びる第２のガイド管と、
高熱ガスが周囲を流れる管巣合体とを有しており、該管
巣合体が、加熱しようとする作業媒体を供給する入口側
で前記第１のガイド管に接続されていて、加熱しようと
する作業媒体を導出する出口側で前記第２のガイド管に
接続されぞおり、しかもこの管巣合体が、前記第１及び
第２のガイド管の側方で高熱ガス流の流れ方向に対して
直交する方向に曲げられだＩＪ字形管より構成されてお
り、との［，１字形管の外側の変向範囲が縁部ガイド壁
によって取り囲まれていて、この縁部ガイド壁が作業媒
体の入口側及び出口側で高熱ガスケーシング壁と形状接
続している形式のものにおいて、前記【１字形管の変向
範囲に合致した形状を有するＵ字形の前記縁部ガイド壁
（３）が前記Ｕ字形管（２）のうちのいくつかに片持式
に浮動に載設されていて、入口側及び出口側で高熱ガス
ケーシング壁（１２）に可動弾性的にシール接続されて
いることを特徴とする、熱交換器。２　前記縁部ガイド壁（３）がＵ字形管（２）の対応す
る変向区分に合わせて長手方向に沿って湾曲されている
か又は直線状に変形されている、特許請求の範囲第１項
記載の熱交換器。３　前記縁部ガイド壁（３〕がその全長にわたって波形
に形成されている、特許請求の範囲第２項記載の熱交換
器。４　各波形の打刻成形部若しくは波の山（５）が変向範
囲で互いに隣接し合うし１字形管（２）の間に突入して
いる、特許請求の範囲第；う項記載の熱交換器。５　縁部ガイド壁（３）が、連続するＵ字形又は７字形
又はＳ字形に成形されている、特許請求の範囲第３項記
載の熱交換器。６　縁部ガイド壁（３）が、互いに相対的な可動な個別
のガイド壁区分（６，１３１より成っている、特許請求
の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載の熱交
換器。７　Ｕ字形管（２）の変向範囲に、突出する舌片（７，
８）が固定されており、これらの舌片（７，８）が波形
の縁部ガイド壁（３）に対する間隔保持部材として用い
られ、各Ｕ字形管（２］を形状接続的に固く取り囲んで
いる、特許請求の範囲第３項記載の熱交換器。８　前記舌片（７，８）が半径方向延長部（目」を有し
ており、該半径方向延長部（１１）が半径方向内側に突
出しているか又は縁部ガイド壁（３）の波の山（５）に
向かって突出している、特許請求の範囲第７項記載の熱
交換器。９　波形の縁部ガイド壁（３）が多数の舌片（７゜８）
に当接している、特許請求の範囲第８項記載の熱交換器
。１０、前記縁部ガイド壁（３）の入口側及び出口側の端
部の、フィンガー状に先細に形成された終端部（１０ａ
Ｊが、作業媒体の流れをガイドする、縁部に接続された
高熱ガスケーシング壁（１２〕のフィンガー状の付加部
（１０）間に形状接続的、しかしなからしゅう動可能に
係合している、特許請求の範囲第１項から第９項までの
いずれか１項記載の熱交換器。１１　各ガイド壁区分（１３）がその隣接し合う突き当
シ縁部の範囲で形状接続的、しかしながら互いに可動に
接続されているか若しくは互いに連結されている、特許
請求の範囲第６項記載の熱交換器。１２　縁部ガイド壁（３）の各ガイド壁区分（１３）が
終端側で互いに鎖状又はうろこ状あるいは後ろから係合
する形状で互い、に可動に接続されている、特許請求の
範囲第１１項記載の熱交換器。１３　一体的な、又は分割された線部ガイド壁（３）が
、この縁部ガイド壁（３）の切欠き部若しくは波の谷に
配置された外側のザイル、金属薄、板条片又はワイヤ（
レロによって保持されており、このザイル、金属薄板条
片又はワイヤ（レロがその端部で、縁部に接続された、
作業媒体をガイドする高熱ガスケーシング壁（１２）に
固定されている、特許請求の範囲第１項から第１２項寸
でのいずれが１項記載の熱交換器。１４　前記舌片（７，８）が一体的に又は２つの部分よ
り構成されていて、それぞれＵ字形管（２）若しくは管
巣合体成形材をしっかりと取り囲んでいる、特許請求の
範囲第１項から第１４項までのいずれが１項記載の熱交
換器。１５　外側から内側に向かって見てほぼＶ字状に開放す
る２つのガイド壁区分（６）がそれぞれ、所属の」１字
形管（２）の舌片（＋７）をブリッジしている、特許請
求の範囲第１項から第１４項までのいずれか１項記載の
熱交換器。＋６．　Ｕ字形管（２膜；空気力学上最適な横断面形状
を不している、特許請求の範囲第１項から第１５項寸で
のいずれか１項記載の熱交換器。１７　横ウェブ（３０）によって互いに仕切られ、ラン
セット状の輪郭形状に合致した形状の圧縮空気通路（３
１１を備えた、横断面がランセット状の中空プロフィル
を有している、特許請求の範囲第１６項記載の熱交換器
。