JPS60152866A - 給湯・暖房・除湿乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はと一トポンプを応用した給湯および浴室等の暖
房・除湿乾燥に関するもので、ヒートポンプの動作を多
機能化し、特徴を生かそうとするものである。

従来例の構成とその問題点 ヒートポンプの応用については、従来からその省エネル
ギー効果を生かして、ヒートポンプ給湯機、あるいは暖
房機、除湿乾燥機等と１」広く提案されている。これに
伴ない部分的には実用の域に達しつつあるものもある。

しかし、給湯、暖房および除湿乾燥を得るだめの実用の
段階においては他の技術手段、機器との経済性、効果と
の比較において、特にヒートポンプ機器が価格的に高価
なものだけに、特性的にすぐれているにもかかわらず、
一般への普及促進においては、課題となっている。これ
は従来の機器が給湯・暖房および除湿乾燥の単一機能を
行うものとしてヒートポンプを応用し開発される場合が
多く、ヒートポンプの持つ［１ｊ広い動作機能を実用上
の多角的な用途に結合するだめの技術不足に起因してい
る所がある。

発明の目的 本発明は上記従来例の問題点を解決するだめに、省エネ
ルギー効果の大きなと一トポンプの特徴を生かして、例
えば、浴室等のごとく、給湯・暖房除湿乾燥を必要とす
る住環境の場に適した設備機器を提供することを目的と
する。

発明の構成 この目的を達成するだめに、本発明の給湯、暖房、除湿
乾燥機は、圧縮機、温水熱交換器、室内ファンで送風さ
れる第１および第２室内熱交換器、室外ファンを有する
室外熱交換器を具備した冷媒回路を構成し、１］「■４
温水熱交換器を凝縮器、室外。

熱交換器を蒸発４吉する給湯サイクル、前記第１および
第２室内熱交換器を凝縮器、室外熱交換器を蒸発器とす
る暖房サイクルと１１１■記室内フアン風下側の第１室
内熱交換器を凝縮器、風−ヒ側の第２室内熱交換器を蒸
発器とする除湿乾燥サイクルから構成した。

この構成により、給湯サイクル運転を行ない空気を熱源
にしだヒートポンプ給湯を得ると共に、冬期には暖房サ
イクル運転へのサイクル切換えにより、第１および第２
室内熱交換器からの暖房効果をｆｉＪるものである。さ
らに第１室内熱交換器で室内空気の加熱再熱乾燥を、第
２室内熱交換器で冷却除湿する除湿乾燥サイクル運転を
行う。

したがって１つのヒートポンプを応用シぞ例えば、浴室
用の設備機器として、入浴用の給湯、・′期浴室の暖房
、さらには入浴後の浴室の湿気、壁体の結露水の除去乾
燥、寸だ、浴室を洗濯物の乾燥室に利用するだめの多用
途化が図れる等、多目的の機能効果を得ることができる
。

実施例の説り１ 以下、図を用いて本発明の給湯・暖房・除湿乾燥機の一
実施例を説明する。１は圧縮機、２は給湯用の温水を作
る温水熱交換器、３は室外熱交換器、４は室外ファン、
５は室内ファン、６は風下側に配された第１室内熱交換
器、７は風上側に妃された第２室内熱交換器、８は圧縮
機１がらの吐出冷媒ガスを温水熱交換器２又は、第１室
内熱交換器６へ流すだめの冷媒回路切換え用の四方弁、
９は温水熱交換器２への冷媒の逆流を防止する第１逆止
弁、１０は第２室内熱交換器７への冷媒逆流を防止する
第２逆止弁、１１は室外熱交換器３を蒸発器として作動
させるための第１減圧機構、１２は、第２室内熱交換器
７を蒸発器として作動させた場合の蒸発冷媒ガスを圧縮
機１へ吸入回路に導入する第１電磁弁、１３は第２室内
熱交換器７を蒸発器として作動させるだめの第２減圧機
構、１４は第１および第２室内熱交換器６．７を同時に
凝縮器として作動させる第２電磁弁、１５はアキューム
レークである。以」二の構成でヒートポンプの冷媒回路
をなしている。

これに対し、Ｉｈ　Ａ＜回路ｊｌｉｌｌζてお（八で１
６は貯湯槽、１７はポンプ、１８は給湯管、１９は給水
管で構成している。

以」二のような給湯・暖房・除湿乾燥機において、給湯
サイクルは温水熱交換器２を凝縮器とし、室外熱交換器
３を蒸発器として運転する。つまり、四方弁８により圧
縮機１からの吐出冷媒ガスを温水熱交換器２に流入させ
、ポンプ１７から送られる水を加熱して温水を作り貯湯
４＠１６に蓄える。

この時冷媒は凝縮液化した後に第１逆止弁９、第１減圧
機構１１を経て室外熱交換器３に流入し、室外ファン４
からの送風外気により蒸発し、アキュムレータ１５から
圧縮機１への循環を行なう。

この時、第１および第２電磁弁１２．１４は閉成してい
る。

以」二の給湯サイクルによるヒートポンプ運転て大気を
熱源とする省エネルギー給湯を行うことかできる。

次に第１および第２室内熱交換器６．７を凝縮器とし、
室外熱交換器３を蒸発器とする暖房サイクル運転を行う
場合には、四方弁８を切換えて圧縮機１からの吐出冷媒
ガスを第１室内熱交換器６へ流入させる。この時、第２
電磁弁１４を閉成すると第１および第２室内熱交換器６
．７は凝縮器として作動し、室内ファン５により暖房を
行うものである。凝縮液化した冷媒は、第１電磁弁１２
を閉成していると第２逆止弁１０から第１減圧機構１１
を経て室外熱交換器３に流入するので外気を熱源に蒸発
する。蒸発した冷媒ガスはアキュムレータ１５から圧縮
機１への循環を行う。

また、第１室内熱交換器６を凝縮器とし、第２室内熱交
換器７を蒸発器とする除湿乾燥サイクル運転は、四方弁
８で圧縮機１から吐出冷媒ガスを第１室内熱交換器６に
流入させると共に第２電磁弁１４を閉成し、第１電磁弁
１２を閉成することにより、第１室内熱交換器６で凝縮
液化した冷媒を第２減厘機構１３から第２室内熱交換器
７へ流して蒸発させた後に、第１電磁弁１２、アキュム
レータ１５を経て圧縮機１への循環を行うものである。

この時室内空気は室内ファン５により風上側の第２室内
熱交換器７で先ず冷却除湿された後に風下側の第１室内
熱交換器６で再熱乾燥されることになり、室内を除湿乾
燥するものである。

以上のような本発明による給湯・暖房・除湿乾燥機を例
えば浴室用の設備機器として用いると、入浴用の給湯、
冬期の浴室の暖房を行うことで入浴前の冷気を感じるこ
さなく快適な浴室条件を作ることができると共に、さら
に、入浴後の浴室の湿気、壁体の結露水の除去乾燥をし
て浴室の建材、部材の耐久性や清潔度を向上することが
できる。

また、除湿乾燥サイクルの運転は単に浴室の除湿実燥だ
けでなく洗濯物の乾燥室として浴室を多用途連化するこ
ともできる。

発明の効果 以上のように本発明の給湯・暖房・除湿乾燥機によれば
次の効果が得られる。

（１）省エネルギー効果の大きなピー１−ポンプの動作
を多用化し、中広い運転を行なうことができる。

（２）給湯・暖房・除湿乾燥を１台のヒートポンプの応
用て行っているので、室内で湯水を使うような浴室用の
設備機器として最適である。

（３）年間を通しての給湯、冬期の暖房、さらに必要に
応じて室内空間およびその空間を構成する建材、部材の
除湿乾燥運転を行うことができるので、単にヒートポン
プによる省エネルギー効果のみでなく、耐久性の向上や
、室内の快適性、清潔性の向上効果を得ることができる
。

（４高価なと一トポンプ機器を多用途に使うことにより
、実用的な経済性を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による給湯・暖房・除湿乾燥機の一実施例
を示す全体構成図である。 １・・・・・・圧縮器、２・・・・・・温水熱交換器、
３・・・・・・室外熱交換器、４・・・・・・室外ファ
ン、５・・・・・・室内ファン、６・・・・・・第１室
内熱交換器、７・・・・・・第２室内熱交換器、１６・
・・・・・貯湯槽、１８・・・・・・給湯管。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機、温水熱交換器、室内ファンで送風される第１お
   よび第２室内熱交換器、室外ファンを有有する室外熱交
   換器を具備した冷媒回路を構成し、１ｊｆＪ記温水熱交
   換器を凝縮器、室外熱交換器を蒸発器とする給湯サイク
   ルと、前記第１および第２室内熱交換器を凝縮器、室外
   熱交換器を蒸発器とする暖房サイクルと、前記室内ファ
   ン風下側の第１室内熱交換器を凝縮器、風上側の第２室
   内熱交換器を蒸発器とする除湿乾燥サイクルからなる給
   湯・暖房・除湿乾燥機。