JPS6015264A

JPS6015264A - 車輌用かじ取り装置

Info

Publication number: JPS6015264A
Application number: JP12352183A
Authority: JP
Inventors: マリオ・コルツキ
Original assignee: AI DEIIII EI SpA
Current assignee: AI DEIIII EI SpA
Priority date: 1983-07-08
Filing date: 1983-07-08
Publication date: 1985-01-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、中立位置と、最大かじ数少の２つの対向する
位置との間でかじ取如可能な一対の車輪を有する車輌の
かじ数少装置に関する。

特に、本発明は、かじ取υ軸を回転するかじ取りホイー
ルと、該かじ取り軸で駆動される歯付き駆動ビニオンと
、該かじ取り軸の横方向へ延び該歯付きピニオンに噛合
うラックを装着するかじ数多ロッドと、該かじ取りロッ
ドの端部をかじ数少の車輪に関節結合する一対のかじ取
り車輪間隔ロッドとを備える型式のかじ数少装置に関す
る。

この型式のかじ取り装置は、製造の経済性と、操作の簡
単さとの理由によって自動車輌で広く使用される。

しかしながら、駆動ビニオンが、通常、かじ収シ軸に同
心状に回転する如く結合される該装置は、特に、低速度
操縦の際、または大きいかじ取り角度が必要でかじ取り
ホイールと、かじ取如軸との幾つかの完全な回転を必要
とする停止した車輌により、使用者が車輪をかじ取りす
るためにかじ取りホイールに著しい物理的な力を加えね
ばならないことを包含する。

これ等の欠点は、現在まで、明らかに複雑かつ高価な空
気式または液圧式の補助サーボ装置を有する動力扶助の
かじ取り装置によってのみ克服された。

従って、本発明の目的は、その構成が、かじ収シ装置を
操作するために、特に、大きいかじ取り角度を必要とす
る操縦の場合に１かじ取如ホイールに必要な力のかなり
な低減を与える様に形成される上述で定義された型式の
車輌かじ取υ装置を提供することによシ、前記欠点を排
除することである。

本発明の別の目的は、かじ取り力の低減がかじ取りの車
輪のかじ取如角度における増加で漸進的に増大する上述
で定義された型式のかじ数少装置を提供することである
。

本発明の別の目的は、実際上、加圧流体の扶助のない全
面的に機械的なサーボ装置である上述で定義された型式
のかじ取り装置を提供することである。

本発明の他の目的は、簡単かつ経済的に製造可能で、組
立てるのに容易かつ迅速であり、操作において安全で信
頼性のある上述で定義された型式のかじ数少装置を提供
す゛ることである。

上述の目的に鑑み、本発明は、ラックおよび歯付き駆動
ビニオンの相互噛合い領域と、歯付き駆動ビニオンの回
転軸線Ｂとの間の距離が、かじ数少の車輪の中立位置に
対応する最大値からかじ数少の車輪の前記最大かじ取シ
位置に対応する２つの最小値まで次第に低減することを
特徴とする上述で定義された型式の車輌かじ数少装置を
提供する。

この解決は、完全に機械的で、かじ取りの車輪のかじ取
り角度の増加の際にかじ取りホイールに必要々力の漸進
的な低減を与えるサーボかじ取り装置を提供する。中立
位置と、該位置の近くとでは、かじ取りホイールでの力
は、ラック、２ニオン式の通常のかじ取り装置に必要な
ものにはソ対応するが、この力は、空気式または液圧式
のサーボ扶助のかじ取り装置で与えられるものよりも更
に小さい値にまで最大かじ取り位置に向って低減される
。

本発明の好適実施例によると、駆動ビニオンは、かじ取
υ軸に対して偏心して回転し、ラックは、歯付き駆動ビ
ニオンに向って凹形の弧状ピッチ線を有している。

該ぎツチ線は、通常、正弦波の半分の形状を有している
。

通常、本発明のかじ数少装置は、かじ取りの車輪の中立
位置から夫々の最大かじ数多位置の１つまたは他のもの
まで移動するのに必要なかじ取シ軸の回転が、夫々一方
向または他方向での一回転の半分にわたる歯付き駆動ピ
ニオンの最大回転に対応する様な減速比を得る如く配置
されかじ取り軸と歯付き駆動ピニオンとの間に間挿され
る減速歯車を更に備えている。

本発明の別の特徴および利点は、添付図面を参照する下
記の詳細な説明によって明瞭になる。

本発明のかじ取り装置は、前部管状ボス１２と、該ボス
１２に対して垂直に相互に対向して位置する２つの横方
向管状ボス１４とを有するケーシングないしかじ取りボ
ックス１０を本質的に備えている。

かじ取り軸１８の一端は、ボス１２に挿入され、転動軸
受１６で支持され、該軸の他端は、図示されないかじ取
りホイールに取付けられる。かじ数少軸１８の該一端に
は、円筒形歯付きスプロケット２０がキー止めされ、ス
プロケット２０は、かじ収ｐ軸２８に平行な支持軸２６
にキー止めされるホイール２４の内歯付きクラウン２２
（または図示されない実施例の外歯付きクラウン）に噛
合う。支持軸２６の端部は、ボックス１ｏの内部管状突
起２８．３０で回転する如く支持される。

支持軸２６には、該軸２６に対し従って、ホイール２４
に対し偏心状に位置する歯付き円筒形駆動ピニオン３２
もキー止めされる。偏心距離は、第１図、第６図にＥで
示され、これでは、Ａ、　Ｂは、ピニオン３２および軸
２６（またはホイール２４）の軸線を夫々示す。

歯付きピニオン３２は、かじ取り軸１８に対して垂直に
位置し横方向管状ボス１４内でかじ取りボックス１０を
介して摺動運動する如く装着されるかじ数少ロッド３６
に形成されるラック３４に噛合う。かじ取りロッド３６
の端部は、第２図に３８で１つのみが図式的に示される
夫々のかじ数少車輪間隔ロッドに結合され、ロッド３８
は、車輌の図示されないかじ取りの車輪に関節結合され
る。

第６図に明瞭に示す如く、ラック３４は、正弦波の半分
の形状の弧状ピッチ線Ｐを有し、線Ｐけ、歯付き駆動ピ
ニオン３２に向って凹形である。

勿論、ピッチ線Ｐの輪郭は、回転軸線Ｂに対するピニオ
ン３２の任意の角度位置でピニオン３２の正確な噛合い
を保証する如く形成される。

車輌のかじ取りの車輪の中立位置に相当する第１図、第
６図に示されるかじ数少装置の状態では、駆動ピニオン
３２１１−１：、ラック３４の最低の中央領域に係合し
、その軸線Ａは、軸２６の回転軸線Ｂと、ピニオン３２
とラック３４との噛合い領域との間に介在する。

この状態により、かじ数少ホイールにより一方向または
他方向においてかじ取り軸１８に与えられる回転は、歯
車２０．２２で構成される減速歯車を介してホイール２
４を回転し、軸線Ｂのまわりに駆動ピニオン３２を回転
し、従って、車輌のかじ取りの車輪を一側部または反対
の側部へかじ取りする如く一方向または反対の方向へラ
ック３４およびかじ数少ロッド３６の並進運動を生じさ
せる。

ホイール２４に対する駆動ピニオン３２の偏心性と、ラ
ック３４の弧状の形状とにより、かじ取り軸１８に加え
られるかじ取り力をかじ取りロッ１’３６へ伝達するレ
バー腕は、かじ取ｐホイールにそれ自体漸進的に必要な
力を漸進的に低減する如く車輪のかじ取り角度の増加に
従って次第に低減する。この力は、一方向または他方向
での車輪の最大かじ取り位置で明らかに最小であシ、該
位置の１つは、第２図に示される。この図に認められる
如く、駆動ピニオン３２は、ラック３４の高い端部の１
つに噛合い、その軸線Ａは、第６図に示される中立位置
で占める位置にはｙ直径方向で反対の位置に配置される
。　・尚、歯車２０．２２で限定される減速歯車によって得ら
れる減速比は、かじ数少の車輪の最大かじ取りの夫々の
位置の１つまたは他へ中立位置から移動するのに必要な
かじ数少軸１８（従って、かじ数少ホイール）の回転が
、一方向または反対の方向の夫々における一回転の半分
にわたる駆動ピニオン３２の最大回転に相当する如く定
められる。

本発明の装置が、極めて簡単かつ経済的で操作においで
安全かつ信頼性のある完全に機械的な装置によってサー
ボかじ取り効果を達成するのを可能にし、これにより、
運転者がかじ取りホイールに加えるのを必要とする力が
、著しく低減されることは、上述によって明白である。

尚、加圧流体のサーボ機構を有する通常の動力扶助のか
じ数少装置に比し、本発明のかじ数少装置で得られるサ
ーが扶助の作用は、一層直接的であり、かじ数少角度が
サーざ作用を次第に増大するのを可能にする最大に近づ
く際、運転者のために車輪のかじ取りの小さい角度に一
層精密である。従って、該サーボ扶助の作用は、車輌の
常態走行中に実際上意じられないが、例えば、かじ数少
ホイールの幾つかの完全な回転を必要とする駐車操縦の
場合に著しい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動車輌用かじ数少装置の部分的な図
式的断面図、第２図はかじ取り装置が最大かじ取り位置
にある第１図のｌｌｌ−’ＩＩ線に沿う縮小された断面
図、第６図はかじ数少装置が中立位置にある第２図に対
応する図式的な図を示す。１８・・・かじ取り軸２０・・・歯付きスプロケット２２・・・内歯付きクラウン３２・・・駆動−ニオン３４・・・ラック３６・・・かじ取りロツＰ３８・・・かじ取り車輪間隔ロッドＢ・・・・・・・・・支持軸の軸線Ｐ・・・・・・・弧状ピッチ線代理人　浅　利　皓

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　かじ取りホイールで回転可能なかじ取り軸（１
８）と、該かじ取り軸で駆動され、回転軸線（Ｂ）を有
する歯付き駆動ピニオン（３２）と。該かじ取如軸の横方向へ延びるかじ取如ロツＰ（３６）
と、該かじ取りロッｌ’（３６）に装着され、相互に噛
合う領域で前記歯付き２ニオン（３２）に係合するラッ
ク（３４）と、該かじ取りロッｒ（３６）の端部をかじ
取りの車輪に関節結合する一対のかじ取り車輪間隔ロッ
ド（３８）とを備え。中立位置と、２つの最大かじ取υ位置との間でか、じ取
り可能な一対の車輪を有する車輌のかじ取如装置におい
て、前記ラック（３４）と歯付き駆動ピニオン（３２）
との相互に噛合う領域と、該歯付き駆動ビニオン（３２
）の前記回転軸＃（Ｂ）との間の距離が、前記かじ取如
の車輪の中立位１１に対応する最大値から該かじ取如の
車輪の最大かじ取如の前記位置に対応する２つの最小値
まで次第に低減するととを特徴とするかじ取）装置。
（２）前記歯付き駆動ピニオン（３２）が、前記かじ取
り軸（１８）に対し偏心して回転し、前記ラック（３４
）が、該歯付き駆動２ニオン（３２）に向って凹形であ
る弧状ピッチ線（Ｐ　）を有することを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載のかじ取如装置。
（３）　前記ラック（３４）のぎツチ線（Ｐ　）　カ、
？’！は正弦波の半分の形状の輪郭を有することを特徴
とする特許請求の範囲第２項記載のかじ取）装置。
（４）前記かじ数多の車輪の前記中立位置から夫々の最
大かじ取シ位置の１つまたは他のものまで移動するのに
必要な前記かじ取如軸（１８）の回転が夫々一方向また
は他方向への一回転の半分にわたる前記歯付き駆動ピニ
オン（３２）の最大回転に対応する様々減速比を得る如
く配置され、該かじ取如軸（１８）と該歯付き駆動ピニ
オン（３２）との間に介在する減速歯車（２０，２２）
を備えることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の
かじ取り装置。
（５）前記減速歯車が、前記かじ取如軸（１８）に同心
状の歯付きスジロケット（２０）と、該スプロケッ）（
２０）に噛合う歯車（２２）とを有し。前記歯付き駆動ビニオン（３２）が、該歯車（２２）に
共に回転する如く偏心して固定されることを特徴とする
特許請求の範囲第４項記載のかじ取り装置。