JPS60152204A - 閉鎖配電盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し発明の技術分野〕 本発明は、閉鎖配車盤に係り、とくに複数のガス区分室
で構成された閉鎖配電盤内に封入された六ふつ化硫黄ガ
ス中の水分及び分解ガスを吸着する吸着装着の配設構造
に関する。

し発明の技術的背景とその問題点〕 近年、閉鎖配電盤においても内部に六ふつ化硫黄ガス（
以下ＳＦ、ガスと呼ぶ）を封入して絶縁特性を上げ、閉
鎖配電盤の小形化が図られているが、このＳＦ、ガスは
内部機器間の放電により二ふつ化硫黄（ＳＦ２）や四ふ
つ化硫黄（ＳＦ’４）　（以下総称して分解ガスと呼ぶ
）に分解し、これが内部に残存していた水分やガスケッ
トなどを通って外部から侵入した水分と化合して絶縁物
を侵し、電気機器の絶縁特性を劣化させる。

したがって、従来ＳＦ６ガスが封入された電気機器にお
いては、ＳＦ６ガス中の水分や分解ガスを除くため、各
ガス区分室内に活性アルミナや合成ゼオライトなどの吸
着剤を封入する方法がとられていたが、この方法には次
のような問題がある。

各ガス区分室内に封入する吸着剤の量を決めるにあだ−
っでは、ＳＦ、ガス封入前に内部に残存する水分や、封
入後に外部から侵入する水分及び機器間での放電量の推
定値と定期点検の設定間隔できめられるが、放電量を推
定し所要吸着剤を決めるのは困ｌｉ：である。

一方、この分解ガスを吸着した吸着剤を取替えるために
は、吸着剤の取付描造によっては閉鎖配゛市盤を開封し
なければならないので、閉鎖配電盤の運転を停めなけれ
ばならない。

したがって、定期点検時外の閉鎖配電盤の運転イη叫Ｆ
をさけるためには、いきおい吸着剤の）１１を増やすこ
とになるが、それでも不安が残るという問題があった。

し発明の目的〕 本発明の目的は、閉鎖配電盤の通電を停めることなく、
１個の吸着装置で複数のガス区分室の分解ガスと水分を
除くことのできる閉鎖配電盤を得ることにある。

し発明の概要〕 本発明は、複数のガス区分室で構成された閉鎖配′屯盤
において、１個のガス吸着装置で任意のガス区分室の分
解ガスと水分を吸着できるとともに、この吸着装置の着
脱を容易にすることにより、安心して無停電の運転がで
きる閉鎖配電盤である。

［発明の実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１図から第４図で説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示す閉鎖配電盤の正面図で
、隣接並置された閉鎖配電盤の箱体ＩＡ。

ＩＢの箱体ＩＡの外壁には１対の弁２Ａ、３Ａが対向し
て設けられ、箱体ＩＢの外壁にも同様に１対の弁２Ｂ、
３Ｂが対向して設けられ、弁２人の外側には弁４Ａが、
弁３人の外側には弁５Ａが、弁２Ｂの外側には弁４Ｂが
、弁３Ｂの外側には弁５Ｂがそれぞれ接続され、弁２人
と弁４人間と弁２Ｂと弁４Ｂ間には弁４ＡＢが接続され
、弁３人と弁５人間と弁３Ｂと弁５Ｂ間には分解ガスと
水分の吸着装置６が接続され、この吸着装置６の詳細は
第２図に示すようになっている。

同図において吸九゛装置６内の一端には分解ガス吸循剤
７が収納され、他の一端には換気ファン８が設けられパ
ツキン９．配管１０．フランジ１１を介して第１図の弁
３Ａと弁５八間と弁３Ｂと弁５Ｂ間に接続されている。

このように構成された閉鎖配電盤において、図示しない
ＳＦ６ガス置換装置から箱体ＩＡ＋ＩＢ内にＳＦ、ガス
を置換する場合には、弁４Ａ、弁２Ａ。

弁３Ａ、弁３Ｉ３．弁２Ｂ、弁４Ｂを開き、弁４ＡＢ　
。

弁５Ａ、弁５Ｂを閉じて、弁４Ａと弁４Ｂを図示しない
ＳＦ、ガス置換装置に接続することにより、８Ｆ、ガス
中の水分や分解ガスを吸着剤７に吸着させながら８Ｆ６
ガス置換を行う。

又、箱体Ｉ入側だけのＳＦ、ガス置換を行う場合には、
弁４Ａ、弁２Ａ、弁３Ａ、弁５Ｂを開き、弁５Ａ、弁４
ＡＢ、弁３Ｂを閉じ、弁４Ａと弁５Ｂを図示しないＳＦ
０ガス置換装置に接続することにより、ＳＦａガス中の
水分や分解ガスを吸着剤７に吸〃ｉさせながら行う。

同様にして箱体ＩＢ側の８Ｆ、ガス置換を行う場合には
、弁５Ａ＋弁３Ｂ、弁２Ｂ、弁４Ｂを開き、弁３Ａ＋弁
５Ｂ、弁４　ＡＢを閉じ、弁５Ａと弁４Ｂを図示しない
ＳＦ６ガス置換装置に接続するととにより行う。

更に、箱体ＩＡＩＩＢの運転中は弁４Ａ、弁４Ｂ＋弁５
Ａ＋弁５Ｂを閉じ、弁２　Ａ　＋弁３Ａ、弁３Ｂ。

弁２Ｂ、弁４ＡＢを開き、換気ファン８を動作させるこ
とにより、箱体ＩＡＩＩＢ内の分解ガスや水分を吸着剤
７に吸着させることができる。

又、吸着剤７を交換する場合には、弁３Ａ、弁３Ｂを閉
じフランジ１１部を外し、配管１０を外すことにより吸
着剤７を取出して交換し、再取付することにより箱体Ｉ
Ａ＋ＩＢを停めることなく行うことができる。

第３図実線部は、ガス区分室が増えて３個となった場合
の一実施例を示し、一点釦線はガス区分室が更に任意数
増えた場合を示す。同図において箱体ＩＢに隣接して増
設された箱体ＩＣには、箱体ＩＢと同様に上、下に一対
の弁２Ｃ，３Ｃの一端が取付られ、弁２Ｃの他の一端は
弁４Ｂに接続され、更に弁４Ｃの一端に接続されている
。同様に弁３Ｃの他の一端は弁５Ｂｌこ接続され、更に
弁５Ｃの一端に接続されている。

又、箱体ＩＣに隣接増設された箱体ＩＮの弁２Ｎ、弁３
Ｎ、弁４Ａ、弁５Ｎも同様にして接続され、同図の場合
のＳ　’Ｆ６ガス置換は第１表の弁操作により任意の箱
体に対して行うことができる。

（以下アｊ泊） 又、運転中などで分解ガスや水分を吸着剤７に吸着させ
る場合は、例へば箱体ＩＡ、ＩＣを行う場合には、弁４
Ａ、弁２Ａ、弁３Ａ、弁５Ｂ、弁３Ｃ，弁２ｃ、弁４Ｃ
＋弁４Ｎを開き他を閉じることにより行うことができる
。

第４図は第３図の吸着装置６と弁５Ｂを置きかえた図で
、第２表の弁操作により任意の箱体に対してＳＦ６ガス
置換を行うことができ、第３図では運転中の吸着剤７〜
の吸着ができなかった箱体ＩＢ、Ｉｃの組合せを行うこ
とができる。

（以１・、ｉＩ’−１） ［発明の効果〕 しブこがって本発明によれｒよ、任意の複数のガス区分
尾のＳＦ６ガスｔｊｌｔ換や分解ガス・水分の吸着がで
き、吸着剤の交換を閉鎖配電盤を停めることなくできる
ので、安心し゛Ｃ無停電運転ができる閉鎖配電盤を得る
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示ず閉鎖配′屯盤の正面図
、第２図は第１図の要１５１Ｓ詳細図、第３図、第４図
は本発明の他の実施例を示す閉鎖配Ｉ−ｄ盤の正面図で
ある。 ＩＡ、ＩＢ・・・・・・・・・・・・−・・・・・・・
箱体２Ａ　Ｉ　２Ｂ　、３Ａ　ｌ　３Ｂ・・−・・・・
・・・・・弁４Ａ、、４ＡＢ、４Ｂ、４Ａ、５Ｂ・・・
弁６・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・吸着装置（７３１７）　代理人　弁理
士　則　近　憲　佑　（ほか１名）第１図 第２図 ／

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複截のガスＶ分室に電気機器が収納されたものにおいて
   、前記各ガス区分室の外壁に対向して設けられた第１お
   よび第２の弁と、前記第１の弁の外部に接続された第３
   の弁と、前記第２の弁の外部に接続された第４の弁と、
   隣接した前記ガス区分室の第１．第３の弁接続部間もし
   くは第２．第の吸着装置接続部を除く隣接した前記ガス
   区分室の第１．第３の弁接続部間と第２．第４の弁接続
   部間に接続された第５の弁とよりなることを特徴とする
   閉鎖配車盤。