JPS6015016Y2 - チェ−ンケ−スのインロ−装置 - Google Patents
チェ−ンケ−スのインロ−装置Info
- Publication number
- JPS6015016Y2 JPS6015016Y2 JP1977174224U JP17422477U JPS6015016Y2 JP S6015016 Y2 JPS6015016 Y2 JP S6015016Y2 JP 1977174224 U JP1977174224 U JP 1977174224U JP 17422477 U JP17422477 U JP 17422477U JP S6015016 Y2 JPS6015016 Y2 JP S6015016Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sprocket
- chain case
- case body
- guide cylinder
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Agricultural Machines (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、チェーンケースのインロ一部を構成する中空
案内胴、特に耕耘機におけるロータリ作業機入力軸を囲
む中空案内胴に関する。
案内胴、特に耕耘機におけるロータリ作業機入力軸を囲
む中空案内胴に関する。
従来、チェーンケースはスプロケットをベアリングで回
転のみ自在に支持していたので、チェーンケースのイン
ロ一部は必ずしも必要でなかった。
転のみ自在に支持していたので、チェーンケースのイン
ロ一部は必ずしも必要でなかった。
また、本考案に用いられるような、スプロケットをベア
リングで支持せず、単にその転倒を防止するように遊び
を有して保持しているチェーンケースにおいても、その
インロ一部を構成する中空案内胴は大径のパイプを使用
しており、コスト及び外観上好ましくなかった。
リングで支持せず、単にその転倒を防止するように遊び
を有して保持しているチェーンケースにおいても、その
インロ一部を構成する中空案内胴は大径のパイプを使用
しており、コスト及び外観上好ましくなかった。
そこで、本考案は、パイプ材よりなる中空案内胴の一端
部をラッパ状に拡大して形成し、該拡大部の内径側に形
成したインロ一部に、鋼板製のケース本体に一体的に形
成した膨出部をスプロケットの遊びより小さい間隙で嵌
合し、かつ該拡大部の端面にケース本体の側面を当接し
て構威し、もって前記欠点を解消したチェーンケースの
インロー装置を提供することを目的とするものである。
部をラッパ状に拡大して形成し、該拡大部の内径側に形
成したインロ一部に、鋼板製のケース本体に一体的に形
成した膨出部をスプロケットの遊びより小さい間隙で嵌
合し、かつ該拡大部の端面にケース本体の側面を当接し
て構威し、もって前記欠点を解消したチェーンケースの
インロー装置を提供することを目的とするものである。
以下、図面に沿って本考案の実施例を説明する。
耕耘機はPTO軸よりコネクチングチェーンケース1内
のスプロケット2及びチェーン3を介してロータリ作業
機に連結しているロータリヂエーンケース5の入力軸6
に回転を伝えることができる。
のスプロケット2及びチェーン3を介してロータリ作業
機に連結しているロータリヂエーンケース5の入力軸6
に回転を伝えることができる。
コネクチングチェーンケース1は鋼板をプレス加工する
ことにより作られたケース本体7及びカバー8よりなる
。
ことにより作られたケース本体7及びカバー8よりなる
。
ケース本体7及びカバー8にはそれぞれ外方に膨出して
環状の膨出部10゜10′が一体的に形成されており、
かつこれら膨出部10.10’の内径側部には隆出部外
方端10 a、10’aより内方に位置して平面部1゜
b、10’bが形成されており、更にケース本体7の平
面部10b内径側には孔11が形成されていると共に、
カバー8の平面部10′b内径側には内方へ突出してい
る中形の凹部12が形成されている。
環状の膨出部10゜10′が一体的に形成されており、
かつこれら膨出部10.10’の内径側部には隆出部外
方端10 a、10’aより内方に位置して平面部1゜
b、10’bが形成されており、更にケース本体7の平
面部10b内径側には孔11が形成されていると共に、
カバー8の平面部10′b内径側には内方へ突出してい
る中形の凹部12が形成されている。
そして、スプロケット2は、そのボス部15をケース本
体7及びカバー8の平面部10b、10’bに当接し、
かつボス部15の一端部をケース本体7の孔11に遊嵌
・延出し、他端部の穴にカバー8の凹部12を臨ませる
ことにより、コネクチングチェーンケース1に遊びaを
有して保持されている。
体7及びカバー8の平面部10b、10’bに当接し、
かつボス部15の一端部をケース本体7の孔11に遊嵌
・延出し、他端部の穴にカバー8の凹部12を臨ませる
ことにより、コネクチングチェーンケース1に遊びaを
有して保持されている。
なお、16はスプロケット2に発生するスラスト荷重を
担持するためのライナーである。
担持するためのライナーである。
コネクチングチェーンケース1の中央部には貫通する管
17が設けられており、管17には装着ノブ18の軸2
0が嵌挿している。
17が設けられており、管17には装着ノブ18の軸2
0が嵌挿している。
軸20の一端部はピン21が設けられており、他端部に
はカバー8と装着ノブ18との間にスプリング22が縮
設されている。
はカバー8と装着ノブ18との間にスプリング22が縮
設されている。
ピン21は耕耘機の本機側に設けられたブラケット23
の孔に嵌合自在となっており、スプリング22はコネク
チングケース1をPTO軸及び入力軸6に向けて付勢す
ることができる。
の孔に嵌合自在となっており、スプリング22はコネク
チングケース1をPTO軸及び入力軸6に向けて付勢す
ることができる。
入力軸6はロータリチェーンケース5内のベアリング2
5及び中空案内胴26内のベアリング27により回転自
在に支持されており、一端部はロータリチェーンケース
5内のスプロケット28にスプライン嵌合腰他端は中空
案内胴26より突出し、コネクチングチェーンケース1
内のスプロケット2とスプライン嵌合自在となっている
。
5及び中空案内胴26内のベアリング27により回転自
在に支持されており、一端部はロータリチェーンケース
5内のスプロケット28にスプライン嵌合腰他端は中空
案内胴26より突出し、コネクチングチェーンケース1
内のスプロケット2とスプライン嵌合自在となっている
。
中空案内胴26は、第2図に示すように、小径のパイプ
材26をプレス加工機30によりその上部をラッパ状に
拡げられ、第3図に示すような拡大部31を有する案内
胴素材26bに形成され、更に案内胴素材26bに機械
加工を施すことにより形成される。
材26をプレス加工機30によりその上部をラッパ状に
拡げられ、第3図に示すような拡大部31を有する案内
胴素材26bに形成され、更に案内胴素材26bに機械
加工を施すことにより形成される。
中空案内胴26は、第4図に示すように、ベアリング受
は部32、パッキン受は部33及び上縁を斜めに縁どり
したインロ一部35を有しており、インロ一部35は前
記スプロケット13の遊びaより少ない間隙Cでケース
本体7の膨出部10に嵌合てきる。
は部32、パッキン受は部33及び上縁を斜めに縁どり
したインロ一部35を有しており、インロ一部35は前
記スプロケット13の遊びaより少ない間隙Cでケース
本体7の膨出部10に嵌合てきる。
来者実施例は以上のような構成を有するので、コネクチ
ングチェーンケース1に遊びaを有してい保持されてい
る両スプロケット2のボス部15にPTO軸及び入力軸
6の突出端部を整列させ、チェーンケース1を軸側に移
動させることによりそれらをスプライン嵌合させる。
ングチェーンケース1に遊びaを有してい保持されてい
る両スプロケット2のボス部15にPTO軸及び入力軸
6の突出端部を整列させ、チェーンケース1を軸側に移
動させることによりそれらをスプライン嵌合させる。
更に、チェーンケース1を軸側に移動させるとケース本
体7に形成された膨出部10が中空案内胴26のインロ
一部35の縁どりに案内されて係合し、インロ一部35
の端面ばケース本体7の側面に当接する。
体7に形成された膨出部10が中空案内胴26のインロ
一部35の縁どりに案内されて係合し、インロ一部35
の端面ばケース本体7の側面に当接する。
次に、装着ノブ18をスプリング22に抗して押すこと
により、軸20のピンを含む一端部をブラケット23の
孔に挿入し、ノブ18を回動することにより軸20は機
体に固定され、これによりりコネクチングチェーンケー
ス1は機体に装着される。
により、軸20のピンを含む一端部をブラケット23の
孔に挿入し、ノブ18を回動することにより軸20は機
体に固定され、これによりりコネクチングチェーンケー
ス1は機体に装着される。
この際、スプロケット2はコネクチングチェーンケース
1に対し遊びaを有しているので、スプロケット2はP
TO軸及び入力軸6により固定されても、ケース1本体
自体はこれによって固定されないが、ケース本体7の膨
出部10及び中空案内胴26のインロ一部35が遊びa
よりも小さい間隙Cにより嵌合されるため、コネクチン
グチェーンケース1も位置規制される。
1に対し遊びaを有しているので、スプロケット2はP
TO軸及び入力軸6により固定されても、ケース1本体
自体はこれによって固定されないが、ケース本体7の膨
出部10及び中空案内胴26のインロ一部35が遊びa
よりも小さい間隙Cにより嵌合されるため、コネクチン
グチェーンケース1も位置規制される。
以上説明したように、本考案によれば、ケース本体7の
膨出部10は、スプライン2のスラスト荷重を受けるラ
イナ−16支持面を形成するプレス加工上、その径を大
径としなければならないが、インロ一部を構成する中空
案内胴26はこの径に合せて大径のパイプ材を用いたり
、或いは不必要な肉厚材料から切削加工により製作する
必要がなく、小径のパイプ材26bの一端部をプレス加
工によりラッパ状に拡げるだけで良いので、重量を軽減
でき、かつコストダウンを図ることができる。
膨出部10は、スプライン2のスラスト荷重を受けるラ
イナ−16支持面を形成するプレス加工上、その径を大
径としなければならないが、インロ一部を構成する中空
案内胴26はこの径に合せて大径のパイプ材を用いたり
、或いは不必要な肉厚材料から切削加工により製作する
必要がなく、小径のパイプ材26bの一端部をプレス加
工によりラッパ状に拡げるだけで良いので、重量を軽減
でき、かつコストダウンを図ることができる。
また、拡大部31の内径側に形成されたインロ一部35
でケース本体7の膨出部10を嵌合し、かつ該拡大部の
端面をケース本体の側面に当接して、チェーンケース1
を支持しているため、ケース1の座りが良好で、確実に
位置規制をすることができ、合わせてスプロケット2が
所定範囲内で自由に動くことができ、またチェーンケー
ス1も、鋼板よりなりかつ膨出部10が一体的に形成さ
れていることに起因して軽量にできるので、ケース1の
装着を容易に行なうことができる。
でケース本体7の膨出部10を嵌合し、かつ該拡大部の
端面をケース本体の側面に当接して、チェーンケース1
を支持しているため、ケース1の座りが良好で、確実に
位置規制をすることができ、合わせてスプロケット2が
所定範囲内で自由に動くことができ、またチェーンケー
ス1も、鋼板よりなりかつ膨出部10が一体的に形成さ
れていることに起因して軽量にできるので、ケース1の
装着を容易に行なうことができる。
更に、大きさの異なるチェーンケースでも、インロ一部
35をプレスにより任意に加工できるので同一パイプ材
26aより形成することができる。
35をプレスにより任意に加工できるので同一パイプ材
26aより形成することができる。
また、膨出部10.10’を形成するプレス絞り工程に
より成形される平面部10b、10’bにスプロケット
2のボス部15を当接したので、スプロケット2に作用
するスラスト力をこれら平面部10 b、 10’b
にて受けることができ、ベアリング及びその保持部材を
必要としない極めて簡単で軽量な構成でありながら、ス
プロケット2の左右移動を確実に防止することができる
。
より成形される平面部10b、10’bにスプロケット
2のボス部15を当接したので、スプロケット2に作用
するスラスト力をこれら平面部10 b、 10’b
にて受けることができ、ベアリング及びその保持部材を
必要としない極めて簡単で軽量な構成でありながら、ス
プロケット2の左右移動を確実に防止することができる
。
更に、ケース本体7及びカバー8は膨出部10,10′
の形成により、大きな外力が作用する部分であるスプロ
ケット支持部分に補強リブが形成された形となり、チェ
ーンケース1の強度を大幅に向上することができ、更に
最も大きな外力が作用するケース本体7の膨出部10は
、その外径側は中空案内胴26のインロ一部35に嵌合
・当接され、かつその内径側はライナー16を介して平
面部10bがスプロケットポス部15に当接して、拘束
された状態にあり、鋼板製のチェーンケース1を用いた
ものであっても、スプロケット支持部及びインロー嵌合
部のへタリがなく、長期に亘って良好な装着状態を維持
することができる。
の形成により、大きな外力が作用する部分であるスプロ
ケット支持部分に補強リブが形成された形となり、チェ
ーンケース1の強度を大幅に向上することができ、更に
最も大きな外力が作用するケース本体7の膨出部10は
、その外径側は中空案内胴26のインロ一部35に嵌合
・当接され、かつその内径側はライナー16を介して平
面部10bがスプロケットポス部15に当接して、拘束
された状態にあり、鋼板製のチェーンケース1を用いた
ものであっても、スプロケット支持部及びインロー嵌合
部のへタリがなく、長期に亘って良好な装着状態を維持
することができる。
第1図は本考案によりチェーンケース及び中空案内胴を
示す断面図、第2図は中空案内胴の製造方法を示す図、
第3図はそれにより製造された案内胴素材を示す断面図
、第4図は中空案内胴を示す断面図である。 1・・・・・・(コネクチング)チェーンケース、2・
・・・・・スプロケット、5・・・・・山−タリーチェ
ーンケース、6・・・・・・入力軸、7・・・・・・ケ
ース本体、8・・・・・・カバー、10.10’・・・
・・・膨出部、10a、 10’a・・・・・・膨出
部外太端、10b、10’b・・・・・・平面部、11
・・・・・・孔、26・・・・・・中空案内胴、31・
・・・・・拡大部、35・・・・・・インロ一部、a・
・・・・・遊び、C・・・・・・間隙。
示す断面図、第2図は中空案内胴の製造方法を示す図、
第3図はそれにより製造された案内胴素材を示す断面図
、第4図は中空案内胴を示す断面図である。 1・・・・・・(コネクチング)チェーンケース、2・
・・・・・スプロケット、5・・・・・山−タリーチェ
ーンケース、6・・・・・・入力軸、7・・・・・・ケ
ース本体、8・・・・・・カバー、10.10’・・・
・・・膨出部、10a、 10’a・・・・・・膨出
部外太端、10b、10’b・・・・・・平面部、11
・・・・・・孔、26・・・・・・中空案内胴、31・
・・・・・拡大部、35・・・・・・インロ一部、a・
・・・・・遊び、C・・・・・・間隙。
Claims (1)
- 鋼板製のケース本体及びカバーよりなるチェーンケース
において、ケース本体及びカバーに、それぞれ外方に膨
出して環状の膨出部を一体的に形成し、かつこれら膨出
部の内径側部に、隆出部外方端より内方に位置する平面
部を形成し、これら平面部にスプロケットのボス部を当
接すると共に、ケース本体の平面部内径側に形成した孔
にスプロケットボス部の一端部を遊嵌して、スプロケッ
トを遊びを有して保持し、またスプロケットに嵌合し得
る突出端部を有する軸をパイプ材よりなる中空案内胴に
回転自在に支持すると共に、該中空案内胴の一端部をラ
ッパ状に拡大して形成し、該拡大部の内径側に形成した
インロ一部に、前記スプロケットの遊びより小さい間隙
で前記膨出部の外径側を嵌合し、かつ該拡大部の端面に
ケース本体の側面を当接して構成したチェーンケースの
イン自−装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977174224U JPS6015016Y2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | チェ−ンケ−スのインロ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977174224U JPS6015016Y2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | チェ−ンケ−スのインロ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5498970U JPS5498970U (ja) | 1979-07-12 |
JPS6015016Y2 true JPS6015016Y2 (ja) | 1985-05-13 |
Family
ID=29180638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977174224U Expired JPS6015016Y2 (ja) | 1977-12-26 | 1977-12-26 | チェ−ンケ−スのインロ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6015016Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59175750U (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-24 | 株式会社クボタ | 板金製伝動ケ−スの取付構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4411367Y1 (ja) * | 1964-12-10 | 1969-05-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444138Y2 (ja) * | 1974-09-29 | 1979-12-19 |
-
1977
- 1977-12-26 JP JP1977174224U patent/JPS6015016Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4411367Y1 (ja) * | 1964-12-10 | 1969-05-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5498970U (ja) | 1979-07-12 |