JPS60149973A - 液注入装置 - Google Patents

液注入装置

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JPS60149973A
JPS60149973A JP594284A JP594284A JPS60149973A JP S60149973 A JPS60149973 A JP S60149973A JP 594284 A JP594284 A JP 594284A JP 594284 A JP594284 A JP 594284A JP S60149973 A JPS60149973 A JP S60149973A
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桐栄 純一
Nobuyuki Baba
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宝迫 敬一
Tetsuo Ikushige
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、例えば、フローイシジエクショシ分析法にお
いて、定量の試薬液と試料液を、流通する溶離液中に合
流して注入するいわゆるパマージシクソ・−シ型″の注
液を容易にした液注入装置に関する。
(発明の背景) 一般に、試料液中の成分を分析する方法としテ知らフれ
液体り0マドクラフイーあるいはフローイシジエクショ
シ分析法は、試料液(以下単に試料という)を溶離液の
流れの中に注入しく分離あるいは分析の処理を行うもの
であり、系内にかかる圧力が商いことから耐圧性の液注
入装置を使用して試料注入を行うようにしているのが普
通である。
第1図は液体り0マドグラフイーにおける代表的な液注
入の系を模式的に示したものであり、液注入装置として
は周知の六方パルづ4が使用される。
される。
この液注入系の概要を説明すれば、溶離液槽lからホシ
づ2により流路3に送給された溶離液は、通常は図示実
線で示す連通関係にある六方パルづ4の一つの通路を通
り、流路5.樹脂充填カラム6次いで検出器7に通液さ
れる。一方、六方パルづ4内の他の二つの通路には液計
量管(一般にパルプに外装されたチューづで構成され、
単にル一つと称されるので以下このように略称する)8
が接続連通され、試料容器9内の試料をポジづ10で吸
引してん−づ内にこれを満たす。そして、六方パルづ4
内の通路を図示破線の如く切換えて、溶離液の流れの中
に試料な゛栓流”として注入させ、カラム6内の樹脂が
試料中各成分との間で示す親和性の差異により、所定の
成分の分離を行い、検出器で分析するようになっている
なお前記六方パルづ4は、気密相接する対向面をもつ一
対のステータ(固定体)と0−タ(回転体)が、ステー
タは60°回転位置毎に小開口を計6個有し、ロータは
隣接する小開口を連通させる3本の架橋溝を有し、ロー
タの60゜回転により図示の如く連通関係を切換える構
成のものとして周知であり、試料のルーづへの充填モー
ドと、定量試料の溶離液への注入モードが、0−夕の回
転操作で行える簡単なものであるため現在広く汎用化さ
れている。
また液体り0マドクラフイーと共に注目されているフ0
−イシジエクショシ分析法は、試料中の特定成分と反応
する試薬を用い、反応生成物を比色計、イオシ電極など
で計測するものであり、前旧第1図の液注入の系におい
て溶離液を試薬液(以下単に試薬という)に代え、また
カラム6を省略することで一応実現されるが、実際は高
価な試薬の定常的な流れを必要とするのは極めて不経済
であるから、溶離液の流れの中に試料と試薬の定量を注
入する方式が考えられ、例えば特開昭58−87464
号公報による方法が提案されている。
前記公報には、2組の六方バルブを使用して第2図(イ
)忙示す如く試料Sと試薬Rを溶離液Tの間で併流的に
合流させるいわゆる゛マージシ/7ソーシ型″′の注入
方法、第2図0に示す如く試料Sを試薬Rで挾むように
した°゛サシドイツチ型の注入方法が開示されているが
、前者の″マージシクリーシ型”の注入については、試
薬と試料の接触状態が良好に得られ試薬の節約ができる
利点はある圧しても、2組の六方バルブおよびこれに付
随する2台のポジづを使用するため、送液状態、六方ノ
Sルづの切換えタイ三シジの完全な同期が難しく、分析
精度に影響が避けられないという装置上の問題のあるこ
とが指摘されている。
また前記公報に開示される装置は、溶離液の流れの中に
試料と試薬を同時注入する機能をもつが、そのままでは
、溶離液の流れの中に試料のみを注入させる装置として
は使用できないという用途の限定されたものとなってい
た。
(発明の目的) 本発明の第1の目的は、前記のように、試料と試薬のよ
うな2液を、溶離液のような他の液の流れの中に同時注
入する場合において、注入2液の良好な接触状態が得ら
れる″マーじシジ・ノーシ型″の注入を、簡易な操作で
精確に行うことができるようにした液注入装置を提供す
ることにある。
また本発明の他の目的は、前記゛°マージ:Jクリーシ
型″の液注入あるいはこれを更に改良した多液注入な簡
易な操作で実現する装置を改良し、更に同装置に対する
別の操作によって、例えば溶離液の流れの中の試料のみ
を注入する1液単独の液注入を可能とした多機能型の液
注入装置を提供することにある。
(発明の概要) 本発明は、前記目的に従って、2種の液を他の液の定常
時な流れの中に”マージシグリーシ型”で注入させる操
作を、一つの〇−夕の回転操作のみによって行えるよう
にしたことを特徴とした液注入装置を内容とし、かかる
液注入装置の要旨とするところは、気密相接する一対の
対向面が一定角度摺動回転して第一および第二の位置妃
切換可能とされたステータと0−夕が、その一方の対向
面に第1.第2.第3の各液系に属する各複数の小開口
を備えると共に、これら小開口に選択的に位置合せされ
て各基の液通路を補完的に形成する複数の架橋溝を前記
一対の対向面に備えた液注入装置であって、前記ステー
タとロータの位置切換により、 イ、第1液系は液流通の入口と出口の小開口を有し、こ
れら入口と出口は第一の位置では架橋溝により連通され
、かつ第二の位置では遮断される。
口、第2液系および第3液系は、それぞれ各基の液計量
管の両端に接続される2つの小開口を有し、これら各系
小開口は第一の位置では架橋溝により各基の液充填回路
に連通され、第二の位置ではそれぞれ第1液系の入口と
出口に連通されるところにある。
かかる液注入装置によれば、第一の位置において、第1
液系は入口と出口が架橋溝により位置合せされた液通路
を介して定常的な液の流れを形成し、他方第2液系およ
び第3液系は、液計量管であるルーづに液充填回路が連
通されて、該ループ内にその長さ等で定まる一定量の液
が充填される。
他方ステータと0−夕を相対摺動させて第二の位置に切
換えると、第1液系の入口と出口の間の液通路は架橋溝
が移動して非連通状態となり、他方、第2液系および第
3液系は、その+1/−づの両端と液充填回路の連通は
遮断されると共に、このル一つの両端を第1液系の入口
と出口に連通される。
したがって、前記ステータと0−夕の一対の対向面の間
で形成される液通路は、 という途中で各ルーづをもつ2股状の分枝を通ることに
なり、その結果第1液系の液の流れの中に2種の液を“
マージ、7ジソーシ型″として注入可能となる。
かかる液注入装置は、第1液を溶離液、第2液を試薬、
第3液を試料としてそのままフ0−イシジェクショシ分
析法に使用できることは明らかである。
また本発明は、例えば前記の2液間時注入形式の装置を
、第1液の流れの中に第2液のみを゛栓流”として注入
するためにも使用できる多機能型の液注入装置に、若干
の構成付加により変更できるという特徴を有するもので
ある。すなわち、かかる多機能液注入装置は、前記した
2液間時注入形式の装置において、第一の位置および第
二の位置における液通路の形成態様はそのまま具有し、
更に0−夕を第一の位置から第二の位置とは反対方向の
第三の位置に摺動回転できるように設けると共に、この
第三の位置においては、第2液系のルーづの両端は紀1
液系の入口と出口に連通されるが、第3液系のルーづは
第1液系の入口と出口には連通されないようにした構成
により実現される。
このような構成によれば、第一の位置と第二の位置にお
いては既に欽明した液通路の形成がなされて、11.一
つへの液の充填、および′°マージシジソーシ型″の2
液間時注入が行われ、更に第一の位置から第三の位置に
切換えされた場合には、ステータと0−夕の一対の対向
面の間に形成される液通路は、 第1液系人口→第3液系ルーづ→第1液系出口という径
路態様となり、第2液のパ栓流”としての注入が行われ
るのである。
この場合、前記したように第1液が溶離液、第2液が試
料、第3液が試薬であれば、第二の位置への切換え時は
パマージシクリーシ型”の試料、試薬の同時注入モード
となり、また第三の位置への切換え時は”栓流”として
の試料注入モードとなり、フO−イシジエクショシある
いは液体り0マドグラフイーに利用できる。
更に本発明は、前記0−夕とステータの3位置切換え型
のものを発展させた場合に、3液以上の多液注入にも応
用できる。したがって、この3位置切換え型の液注入装
置は、ステータ(又はロータ)にn個(nは3以上の整
数)の各液系に端する各系複数の小開口をもつこと、n
個のうちの一つ(第1液系)は、第一の位置では連通さ
れ、第一の位置より正又は逆に回転した第二、第三の位
置では遮断される入口、出口の小開口をもつこと、他の
(n−1)個の液系は、それぞれのルーづの両端を液充
填系と、前記人口、出口とに切換え連通させる小開口の
組をもつことで特徴付けられ、必要な小開口の数は 2+4・(n−1) で与えられ、またこれら小開口の周状の位置は360°
を6+4・(n−1)で除した値の角度で分割した放射
線上に位置して与えられることを基本として設計できる
また全体の送液糸は常圧、加圧、減圧のいずれでもよい
(発明の実施例とその効果) 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。第
3図ないし第8図に示す実施例は、溶離液(第1液)の
流れに対し、試料(第2液)と試薬(第3液)を同時注
入するモードと、試料のみを注入する七−ドとを、0−
夕の正・逆回転により選択できるようにした、試料分析
に用いる多機能型液注入装置について示しているが、こ
れは第三位置へのロータ逆回転による位置切換を適宜不
能とさせれば、2液間時注入七−ドのみを行なう専用型
の液注入装置となることは言うまでもなく、フ0−イシ
ジエクショシ分析にのみ使用する用途等においては、誤
操作の可能性をな(すために有用となる場合もある。
第3図は本例の液注入装置の構成概要を断面図で示した
ものであり、図中21は円盤状のステータであり、その
周縁部には断面]状をなす0−タケース220円環フラ
シジ先端が係合され、これらステータ21とロータケー
ス22はボルト23により強固に結着される。
そして前記ステータ21と0−タケース22により囲わ
れた中伊部には、ステータ21の内面に所定の押圧状態
で気(液)密約に相接する0−夕24と、このロータ2
4を回転させる駆動円板25と、この駆動円板25を介
して前記〇−夕24のステータ21への押圧力を作用す
るスづリシジ26とが収容され、前記駆動円板25の背
面からは、〇−タケース22の外部に回転駆動軸27が
延出されている。28はこの回転駆動軸27の延出端か
ら径方向に突設された操作把手である。
そして、前記ステータ21の中空内面には、第4図に示
す如く複数の小間口a −jが形成されて、これら小開
口はステータ21を厚み方向に貫通する通孔を経て外部
の柚りの賃に接続連通されている。なお前記小開口a−
jは、aとfをステータの一直径線上に位置させて、そ
の両側対称にb = eとg−jの各4個の小開口を、
図示の関係で配置させてなっている。また前記小開口a
には径方向およびこれに直角する方向に延びる十字溝a
’la″を連設させ、また前記小開口fには径方向およ
び周方向に若干長延びる溝f’、f’を連設させている
また第5図(イ)、わ)に示す如く、ロータ24のステ
ータ21との対向面には、前記小開口a〜jが臨む径方
向の関係位置において、前記ステータ側の隣接する小開
口の周方向離間部分を選択的に連】山させる相数の架、
路溝B〜Gと、前記小間口aとfに連らなる溝a′とf
#を架橋的に連通させる直径方向をなす架橋溝Aとが形
成されている。これらの架橋溝AおよびB〜Gは、本例
ではロータの表面に凹所を設けろことで形成されている
が、これは〇−タ表面には溝肉端部分のみが開口されて
途中は内部に9設されたものでもよい。また図面は便亘
上溝を強調して太く描いているが、これは実際には微細
な線状のもので足りる。
以上の構成のステータ21とロータ24を、ステータ側
の小間口11−、− jおよび溝a’+a″lf’lf
’と、ロータ側の架橋溝A−Gとが対向するように第1
図に示した如く気密相接させ℃液注入装置を組立て、ス
テータ21に対して〇−タ24を摺動回転させることに
より、第6図〜紀8図の状態に位置切換ijJ能とさせ
る。これらの図は、小開口と溝の位置合せにより、浴離
液T、試料S、および試料Rのための液通路が形成され
ている状態を模式的に示したものである。
なお本例において、前記した小開口a−jはそれぞれ外
部の付属装置等との関係にお(・て次のようになってい
る。aは溶離液の出口であり、)0−イシジエクショシ
および液体り0マドシラフイーの分析のための糸路に選
択的に連通できるよう接続される。fは溶離液の入口で
あり、ポジづPを介して図示しな(・溶離液槽に接続さ
れる。bおよびeは試料ルー−530の両端に接続され
る。またこれと対称位置のjおよびgは試薬ルー′53
1の両端に接続される。Cとdは試料充填回路中の2点
をなし、その一方のCは試料容器32に、また他方のd
は図示しない吸引ポジづに接続される。同様にこれと対
称位置のiとhは、iば試薬容器33に、hは図示しな
い吸引ポジ″jK接続される。
第6図は、准冗填t−ドである一方の位置(中立位置)
にステータと0−夕が位置合せされている状態を示し、
これが本液注入装置の基準位置となる。この状態におい
て、小開口aおよびfは、0−夕(illlの架橋溝A
がステータ側の溝、#、f#と位置合せされてf −+
 f’ −+ A−+ a#−+ Bの液通路が形成さ
れ、浴岬液は小シラPKより定常的な流れとなる。
また、試料系の小開口b+ (!+ d+ eは架橋溝
C,DによりC−+ Q−)l)−)ルー−53Q −
+ 6→D−+dの液通路が形成され、試料容器32よ
りルーづ30に試料が充填される。
同様に試薬系の液通路i−+に→j→)し−づ31→g
 −+ li’ −+ hにより、試薬がルーづ31に
充填される。
第7図(イ)は、D−夕24をステータ21に対し、図
の反時計回り方向に摺動回転(以下図の反時計回りを正
回転、時計回りを逆回転という)させて、第二の位置(
正回転位置)に切換えさせた状態を示し℃おり、この回
転により液通路は次のように変更される。すなわち、架
橋溝Aはステータ側の溝a’ + f’との位置合せが
外れ、したがって溶離液の直接的な連通は遮断される。
また架橋溝B、O,Dがそれぞれ回転に従って試料系の
小開口b −eの間の連通関係を次のように変更する。
すなわち、Bはステータ側の溝a′と小開口す、Cは小
開口Cとd、 Dは小開口eとステータ側の溝f′。し
たがってこの液通路は溶離液の入口と出口の間において
f −) f’→D −+ e →ルーづ30−+b−
+B−+a′→aとなり、溶離液の流れの中に試料が注
入されることになる。
またもう一方の試薬系の小開口g−jとO−タ側の架橋
溝に、F、 Gの位置合せを変更し、沿通路は溶離液の
入口から出口の間においてf→f’ −+ li; −
) g−+ルーづ31−+ j −+ G −+ B’
 −+ aとなり、溶離液の流れの中に試薬が注入され
る。
これらにより、要するに第二の位置の注入モードにおい
ては、溶離液は入口fで2股に分かれ、一方はルーづ3
0を通り、また他方はルー−531を通って出口fで合
流され、しかもこれらの液通路の変更は完全周期の状態
でかつ一つの溶離液の流れ罠よって生ずる合流であるか
ら、極めて精確な″マージ、7り・ノーシ型”の2液間
時注入が実現されることになる。
しかも本例におけるこの注入モードにおいては、図の左
右のルーづ30と31の充填量を、後者試薬側について
若干大に設定しておくと、第7図・に示したような注入
形式、すなわち、試料Sを試薬Rで包み込んだ状態の注
入がなされ、試料と試薬の反応を全体で良好に行わせる
ことができる効果が得られる。
第8図(梢は、0−夕24をステータ21に対し、図の
時計回り方向に摺動回転(逆回転)させて、これらを第
三の位置(逆回転位置)に切換えさせた状態を示してお
り、この回転により液通路は前記第7図の場合と類似し
て変更される。
すなわち、溶離液の架橋溝Aを介した直接の連通は遮断
され、また試料系は、f→f′→E→6−+ルーづ3 
Q −+ l) −+ Q−4B’ −+ Hの液通路
が形成されて溶離液系の入口fと出口aを連通する。
しかし、試薬系は、ルーづ31の一端側の小開口jが他
と架橋されない状態となって、この系の液通路はf→f
′→i’ −+ g→シル−31−+jのjにおいて閉
塞され、液の流れを生じない。
これは、第5図(イ)において示した〇−夕において、
架橋溝AとGの間には、架橋溝を設けていないことによ
って生ずるものである。
これらにより、要するに第三の位置の注入モードにおい
ては、溶離液に対してルー−530内の試料のみが注入
されることとなり、第8図わ)に示す゛栓流″′として
の試料Sの溶離液中への注入が実現される。
なお、以上の説明において、架橋溝B−Gの長さ、小開
口a−jの配置、ステータ側の溝特にa’+ f’の長
さ、更には0−夕の第一の位置から第二および第三の位
置への切換回転角度は、それぞれ前記した操作に適応す
べく設定されるものであることは言うまでもない。
以上述べた本実施例によれば、液の充填モードである第
一の位置から、ロータを正・逆に選択して回転させるこ
とにより(第二の位置又は第三の位置にステータと0−
夕の組合せ関係を切換える操作のみにより)、溶離液に
対して試料のみを注入し、あるいは試料と試薬なパマー
ジシづ〜ノーシ型″にて液間時注入することができ、そ
の操作は極めて簡単であるにも拘わらず、2t−ドの注
入を選択できるという優れた機能を奏するものとなり、
また装置自体の構造も単一のバルブ機構のみであり、そ
の有用性は極めて犬なるものである。
(発明の変形例、応用例とその効果) 本発明は、前記実施例のものに限定されることなく様々
な態様のものを考えることができ、例えば既に述べてい
るように1第3図〜第8図に示した液注入装置について
第6図と第7図(イ)の間の位置切換のみが可能であっ
て、第8図への位置切換を適宜の阻止手段で不能とし℃
おけば、当該装置は゛マージシグリーシ型”の2液間時
注入を行う専用装置となるし、またこの場合には、第4
図ピ)に示した0−夕の架橋溝AとGの間に更にもう一
つの架橋が存在して(・でも支障がなく、全体として対
称的な架橋溝をもつロータを使用できる。
また前記したステータおよびロータにそれぞれ形成する
溝は、実際には微細な線状のものであって、しかも通常
ポリイミド、デフ0シ等で作製された、0−夕は充分大
なる押圧力でステータに押圧相接されるために充分な気
(液)密性を保持するから、溝については液流通に支障
のない限り幾何学的に種々の溝を描かせることが可能か
つ容易であり、したがって、前記した2液間時注入の七
−ドに使用できる装置、あるいはこれと共に1液のみを
注入させる七−ドを併せ使用できる多機能型の装置も種
々の溝形状、および小開口の配置を考えることができる
第9図印、わ)は、このような変形した一例としてのス
テータ((イ)図)と0−タ(わ)図)を示し、また第
1O図は、中立位置の充填t−ド((−1′)図)、正
回転位置の2液間時注入七−ド(tl)図)、逆回転位
置のl液注入モード((A3図)をそれぞれ示している
また、以上の第3図ないし第8図、および第9図、第1
O図に示した実施例は、ステータ(又は〇−夕)に形成
した小開口がn −3の場合としてのものであるが、こ
れはn =4 + 5ないしそれ以上の場合にも可能で
あり、第11図E−1’) 〜K)はn == 4の場
合、第12図(イ)〜L)はn=5の場合を示している
第11図(イ)はステータ、(2)は0−夕を示し、こ
れらを組合せて、中立位置とロータを反時計回り方向に
回転させた正回転位置と、反対の逆回転位置とに切換え
ることに伴い、液通路は次のようになる。なおhが第1
液系の入口であり、aが出口である。
(中立位置) 第1液系(1) : h −+ h’ −+ A−) 
B’ −+ B他の液系(n、 m、 tv):それぞ
れルーづに充填(正回転位置:0−夕を図の反時計回り
に20°回転)−プを同長(LIl= Lm== LI
v)とした場合には第11図09となり、LIV =L
n + Lmとした場合には第11図(ハ)となる。
(逆回転位置) ↓ (ストツづ)←0 したがって液の注入の態様は第11図(ト)となる。
なおこの場合の正回転位置での液注入は、液の希釈、あ
るいは二段階反応を行わせる必要のある試料の分析等に
効果がある。
第12図も同様の関係をn = 5の液1.II。
m、 ■、vに対して下記のように示す。ただし第1液
系の入口はj、出口はaである。
(中立位置) 第1液系(1):j−+j’→A −+ a’→a他の
液系(n、 m、 ■、 V) :それぞれルーづに充
填(正回転位置:0−夕を図の反時計回りに16°回転
)j’−+ G −+ k →L−づRI、l−+ O
−) l −+ p(逆回転位置) j′→H−+に→ILI−j)権→0→j→p↓ (ストップ)←S←ループRv このような第12図(イ)、ワ)の場合の液注入の態様
は、正回転位置では第12図09、逆回転位置では第1
2図・となる。
本発明の液注入装置は、フ0−イシジエクシのための装
置としても好適に用いられるものである。例えば送液さ
れた試薬によって反応を行う反応システムにおいて必要
とする試薬を適宜供給するために使うことができる。具
体的には、通常の化学工業における反応槽あるいは微生
物発酵における発酵槽への試薬の送液を挙げることがで
きる。
(発明の効果) のためのものとして、構造が簡単であり、その操作も極
めて容易に行えると共に、注入も精確に行うことができ
るという効果があり、更にまた注入モードを2様に選択
可能とした装置においては、一つの装置によって異なる
注入モードを適宜に採用できるという効果が更に重畳さ
れ、その有用性は極めて大なるものである。
なお、試薬を水等にかえれば、試料は希釈されながら注
入、送液できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は、既知の六方バルブを用いた液注入装置の
一例を示す図、第2図(イ)、0はそれぞれ2液注入の
態様を示す図、第3図は本発明の一実施例における液注
入装置の概要図、第4図ピ)はステータの正面図、同(
0)図は(イ)図1−1線の断面図、第5図(イ)は0
−夕の正面図、同([]1図は(力図■−■線の断面図
、第6図〜第8図は第3図に示した実施例におけるステ
ータとロータの位置切換に伴なう液通路形成の状態を示
す図、第91図f1′)、(Ofは本発明の他の例のス
テータと〇−夕を示す正面図、第10図ピ)、・、 (
Atは第8図に示したステータと0−夕の位置切換に伴
なう液通路形成の状態を示す図、第11図(イ)。 (o)、 ui、 (=)、 OIQは3液を第1液の
流れの内に注入する場合の説明図、第12図ピ)、 (
o)、 c+’o、 (=)は4液を第1液の流れの内
に注入する場合の説明図である。 ■・・・溶離液槽 2・・・ポジづ 3.5・・・流路 4・・・六方パルづ6・・・カラム
 7・・・検出器 −8・・・ルーづ 9・・・試料容器 10・・・ホ、17づ 21・・・ステータ 22・・・0−タケース23・・
・ボルト 24・・・0−夕 25・・・一回転駆動円板 26・・・スづリシジ27
・・・回転駆動軸 28・・・操作把手29・・・管 
30・・・試料ルーづ 31・・・試薬ルー−532・・・試料容器33・・・
試薬容器 S・・・試料 R・・・試薬 T・・・溶離液 第2図 (イ) (ロ) 山■ (イ) 第5ひヨ 。 琶 第8図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 気密相接する一対の対向面が一定角度摺動回転
    して第一および第二の位置に切換可能とされたステータ
    とロータが、その一方の対向面に第1.第2.第3の各
    液系に属する各複数の小開口を備えると共に1これら小
    開口に選択的に位置合せされて各系の液通路を補完的に
    形成する複数の架橋溝を前記一対の対向面に備えた液注
    入装置であって、前記ステータと0−夕の位置切換によ
    り、前記各系液通路の連通関係を下記イIoに変更させ
    るものであることを特徴とする液注入装置 イ、第1液系は液流通の入口と出口の小開口を有し、こ
    れら人口と出口は第一の位置では架橋溝により連通され
    、かつ第二の位置では遮断される 0、第2液系および第3液系は、それぞれ各基の液計量
    管の両端に接続される2つの小開口を有し、これら各系
    小開口は第一の位置では架橋溝により各基の液充填回路
    に連通され、第二の位置ではそれぞれ第1液系の入口と
    出口に連通される。 (′4 第1液は溶離液、第2液は試料液、第3液は試
    薬液であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    に記載した液注入装置。 (Q 気密相接する一対の対向面が一定角度摺動回転し
    て第一の位置とこれから正・逆回転方向の第二および第
    三の位置に切換可能とされたステータと0−夕が、その
    一方の対向面にn個(nは3以上の整数)の各液系に属
    する各複数の小開口を備えると共に、これら小開口に選
    択的に位置合せされて各基の液通路を補完的に形成する
    複数の架橋溝を前記一対の対向面に備えた液注入装置で
    あって、前記ステータとロータの位置切換により、前記
    各系液通路の連通関係を下記イ2ロ妊変更させるもので
    あることを特徴とする液注入装置4.0個の液系の内の
    一つである第1液系は、液流通の入口と出口の小開口を
    有し、これら入口と出口は第一の位置では架橋溝により
    連通され、第二の位置および第三の位置では遮断される O0前記第1液系を除<(n−1)個の他の液系は、そ
    れぞれ各基の液計量管の両端に接続される2つの小開口
    を有し、これら各基2つの小開口は、第一の位置では架
    橋溝により各液充填回路に連通され、第二の位置では第
    1液系の入口と出口に連通され、更に第三の位置では前
    記他の液系のうちの一部液系のみが第1液系の入口と出
    口に連通される。 (4)nが3であることを特徴とする特許請求の範囲第
    (3)項に記載した液注入装置。 (5)第1液が溶離液、第2液が試料液、第3液が試薬
    液であることを特徴とする特許請求の範囲第(4頭に記
    載した液注入装置。
JP594284A 1984-01-17 1984-01-17 液注入装置 Granted JPS60149973A (ja)

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US06/691,948 US4625569A (en) 1984-01-17 1985-01-16 Liquid injection device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011001941A1 (ja) * 2009-06-29 2011-01-06 株式会社島津製作所 流路切換バルブ
JP2011506921A (ja) * 2007-12-07 2011-03-03 ホリバ アベイクス エスアーエス 多位置式サンプリングバルブ
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