JPS6014984Y2 - 溝付き動圧形軸受 - Google Patents
溝付き動圧形軸受Info
- Publication number
- JPS6014984Y2 JPS6014984Y2 JP18413279U JP18413279U JPS6014984Y2 JP S6014984 Y2 JPS6014984 Y2 JP S6014984Y2 JP 18413279 U JP18413279 U JP 18413279U JP 18413279 U JP18413279 U JP 18413279U JP S6014984 Y2 JPS6014984 Y2 JP S6014984Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- grooved
- hydrodynamic bearing
- shaft
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、溝付き動圧形軸受の流体供給に関するもので
ある。
ある。
溝付き動圧形軸受は、少なくとも何等かの形で増圧溝の
入口には流体がなければならない。
入口には流体がなければならない。
従来、この問題については、軸あるいは軸受の溝加工郡
全体を流体で浸すか、あるいは溝加工部を流体で充満さ
せ両側をシールするかして使用していた。
全体を流体で浸すか、あるいは溝加工部を流体で充満さ
せ両側をシールするかして使用していた。
第1図は、従来の溝付き動圧形軸受の一例を示すもので
、溝加工部を流体で浸している。
、溝加工部を流体で浸している。
第2図はその溝加工部の展開図である。
図において、1は軸、2は軸1の溝加工部、3は増圧溝
、4は軸受構造体、5は流体溜め部である。
、4は軸受構造体、5は流体溜め部である。
以上の構成において、軸1が矢印Aの方向に回転すると
、流体溜め部5の流体が増圧溝3の両端より中央部に流
れ込み、中央部で流体の圧力が上昇し、軸1が浮き完全
流体潤滑となっていた。
、流体溜め部5の流体が増圧溝3の両端より中央部に流
れ込み、中央部で流体の圧力が上昇し、軸1が浮き完全
流体潤滑となっていた。
このように軸受部が下部にあれば軸受郡全体を流体で浸
すことが容易にできるが、軸受部が上部にあると軸受郡
全体を流体で浸してしまうことが非常にむつかしく、こ
の溝付き動圧形軸受の利用面を狭める欠点となっていた
。
すことが容易にできるが、軸受部が上部にあると軸受郡
全体を流体で浸してしまうことが非常にむつかしく、こ
の溝付き動圧形軸受の利用面を狭める欠点となっていた
。
本考案は、この欠点を除いた溝付き動圧形軸受を提供す
ることにある。
ることにある。
以下図面を用いて説明する。
第3図は、本考案の溝付き動圧形軸受の一実施例を示し
、第4図はその溝加工部の展開図である。
、第4図はその溝加工部の展開図である。
図において、11は軸、12は軸11の溝加工部、13
は流体流出溝、14は流体流出口、15は増圧溝、16
は流体吸入管、17は軸受構造体、18は流体溜め部で
ある。
は流体流出溝、14は流体流出口、15は増圧溝、16
は流体吸入管、17は軸受構造体、18は流体溜め部で
ある。
以下の構成において、軸11を矢印Bの方向に回転させ
ると、流体吸入管16も軸11を中心として回転し、流
体溜め部18にある流体を吸い上げ流体流出口14まで
上昇させ流れ出る。
ると、流体吸入管16も軸11を中心として回転し、流
体溜め部18にある流体を吸い上げ流体流出口14まで
上昇させ流れ出る。
この流体流出口14より流れ出た流体は流体流出溝13
を通り、一部は直接、増圧溝15へ入り、他の流体は溝
加工部12の他端部ヘーたん流れ出て、そこから増圧溝
15へ入る。
を通り、一部は直接、増圧溝15へ入り、他の流体は溝
加工部12の他端部ヘーたん流れ出て、そこから増圧溝
15へ入る。
この増圧溝15へ入った流体は、従来の溝付き動圧形軸
受と同じように中央部へ流れ込み、流体が中央部へ流れ
込むにしたがって圧力が高くなり、軸11が浮き完全流
体潤滑となる。
受と同じように中央部へ流れ込み、流体が中央部へ流れ
込むにしたがって圧力が高くなり、軸11が浮き完全流
体潤滑となる。
このように軸受郡全体を流体で浸すことなく使用できる
ので、軸受部が上部にあってもこの溝付き動圧形軸受を
利用することができる。
ので、軸受部が上部にあってもこの溝付き動圧形軸受を
利用することができる。
第5図は、本考案の溝付き動圧形軸受の他の実絶倒を示
すもので、流体吸入管より吸い上げられた流体を溝加工
部の両端より流出させたものである。
すもので、流体吸入管より吸い上げられた流体を溝加工
部の両端より流出させたものである。
図において21は軸、22は上部流体流出口、23は上
部溝加工部、24は上部溝加工部23の増圧溝、25は
下部流体流出口、26は下部溝加工部、27は下部溝加
工部26の増圧溝、28は流体吸入管、29は軸受構造
体、30は流体溜め部である。
部溝加工部、24は上部溝加工部23の増圧溝、25は
下部流体流出口、26は下部溝加工部、27は下部溝加
工部26の増圧溝、28は流体吸入管、29は軸受構造
体、30は流体溜め部である。
以上の構成において、軸21を矢印Cの方向に回転させ
ると、第3図の実施例と同じように流体吸入管28も回
転し、流体溜め部30にある流体を吸い上げ流体流出口
22および25まで上昇し流れ出る。
ると、第3図の実施例と同じように流体吸入管28も回
転し、流体溜め部30にある流体を吸い上げ流体流出口
22および25まで上昇し流れ出る。
この流体流出口22および25より流れ出た流体は、上
部溝加工部23の両端および下部溝加工部26の上端に
溜り、増圧溝24および27の両端部より増圧溝24お
よび27の中央部へと流れ込み、流体が中央部へ流れ込
むにしたがって圧力が高くなり、軸21が浮き完全流体
潤滑となる。
部溝加工部23の両端および下部溝加工部26の上端に
溜り、増圧溝24および27の両端部より増圧溝24お
よび27の中央部へと流れ込み、流体が中央部へ流れ込
むにしたがって圧力が高くなり、軸21が浮き完全流体
潤滑となる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、軸受
郡全体を流体で浸すことなく使用できるので、軸受部が
上部にあって軸受部が流体で浸すことができない場合で
も、また軸受部が2個以上ある場合でも溝付き動圧形軸
受を利用することができる。
郡全体を流体で浸すことなく使用できるので、軸受部が
上部にあって軸受部が流体で浸すことができない場合で
も、また軸受部が2個以上ある場合でも溝付き動圧形軸
受を利用することができる。
第1図は従来の溝付き動圧形軸受の断面図、第2図は従
来の溝付き動圧形軸受の溝加工部の展開図、第3図は本
考案の一実施例にかかる溝付き動圧形軸受の断面図、第
4図は同溝付き動圧形軸受の溝加工部の展開図、第5図
は本考案の他の実施列にかかる溝付き動圧形軸受の断面
図である。 11.21・・・・・・軸、12.23.26・・・・
・・溝加工部、15. 24. 27・・・・・・増圧
溝、14,22.25・・・・・・流体流出口、16,
28・・・・・・流体吸入管。
来の溝付き動圧形軸受の溝加工部の展開図、第3図は本
考案の一実施例にかかる溝付き動圧形軸受の断面図、第
4図は同溝付き動圧形軸受の溝加工部の展開図、第5図
は本考案の他の実施列にかかる溝付き動圧形軸受の断面
図である。 11.21・・・・・・軸、12.23.26・・・・
・・溝加工部、15. 24. 27・・・・・・増圧
溝、14,22.25・・・・・・流体流出口、16,
28・・・・・・流体吸入管。
Claims (1)
- 軸の一端に、流体扱い上げ用として偏心させた位置に流
体吸入管を取り付けると共に、その流体吸入管より吸い
上げた流体を、溝加工面まで送るため吸入管より通じる
流体流出口を軸内部に設けたことを特徴とする溝付き動
圧形軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18413279U JPS6014984Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | 溝付き動圧形軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18413279U JPS6014984Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | 溝付き動圧形軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5699121U JPS5699121U (ja) | 1981-08-05 |
JPS6014984Y2 true JPS6014984Y2 (ja) | 1985-05-13 |
Family
ID=29694366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18413279U Expired JPS6014984Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | 溝付き動圧形軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014984Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58109715A (ja) * | 1981-12-21 | 1983-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流体軸受装置 |
-
1979
- 1979-12-27 JP JP18413279U patent/JPS6014984Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5699121U (ja) | 1981-08-05 |
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