JPS60149320A - 人工培土 - Google Patents

人工培土

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JPS60149320A
JPS60149320A JP59005234A JP523484A JPS60149320A JP S60149320 A JPS60149320 A JP S60149320A JP 59005234 A JP59005234 A JP 59005234A JP 523484 A JP523484 A JP 523484A JP S60149320 A JPS60149320 A JP S60149320A
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JP
Japan
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soil
water
artificial
combustion ash
ash
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JP59005234A
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清 中山
信夫 高橋
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は人工培土に関するものであり、詳しくは微粉炭
燃焼灰を有効に利用した新規な人工培土に関するもので
ある。
人工培土は培土原料を作物の生育に適した環境条件に副
整したものであF)、’¥を菌性、作業性に優れ近年そ
の需要は大幅に増加している。
通常、人工培土の原料としては、価格面,有菌性能等の
観点から天然土壌が用いられる。天然土壌を用いた人工
培土は一般的には、まず、原土を採掘し、土壌殺菌を兼
ねた焼成乾燥処理全イノい、その後細かく粉砕して造粒
に必安な水等を加えて粒状化、次いでj}Z燥処理して
製造憾れる〇 しかしながら、このような方法によって製遺される天然
土壌を用いた人工培土はその製品化までに多大の労力や
熱詠を心安とする。また、天然土壌は産地によって成分
が著しく異なり、且つ、培土原料として良質な土壌の産
出にも地域的なバラツキがあシ、従って、良質で均一な
人工培土をイむるためには産出された土壌を適宜調整配
合しなければならないが、各産地の土壌を確1呆するこ
とは容易ではなく、加えて天然土壌の保邪に伴う供境破
廉の社会的問題を誘起している。
更にまた、天然土壌を原料とする人工培土は通常7.0
以上の嵩比重ヲ有するが、直伸の集中管理に伴い有菌セ
ンターで一度に取シ扱う培土量が増加し、名水された培
土ttl/箱Z〜−t kgにも達してその取扱い作業
はかなシのル労饋となることから一層戦最化された人工
培土が要求されるに至っている。
このようなことから、人工培土の分封においてQユ、天
然土壌に代わシ得る優れた原料の出現が切望されている
状況にある。
天然土壌に代わり得る原料としては、闇11産石・目・
、水砕スラグ等の産粟軛来!吻の利用が考えられるが、
副産石層は石・財自体の溶解によって′遡気伝導度が約
コ。J’ mQ/cn+と高く、肥付等を加えた場合に
は3 m(Jlon f<超して植物の生狗上難点があ
り、また、水砕スラグは塩基度が非常に晶<(pHが約
70以上)、植物に適したpHとするのに要するコスト
が膨大となり、従って、これら副産物の培土への利用は
、いずれも問題を有している。
一方、火力元屯所で排出でれる微粉炭燃焼灰は、その発
生量も年間−θθ万ton以上と膨大である。しかも、
その内、セメン)ン昆4目制、セメント原料咎に有効オ
U用されている量は、手間発生量の3v%に過き゛ず、
他は陸上−または海面に埋立て処分しているが、最近で
は埋立用地の確保が内鑵となυつりあシ、大量に発生す
る燃焼灰の有効利用が大きな課題となっている。
木兄間者らは、上記実情に麺み、独々検討した紬朱、意
外にも微粉炭燃焼灰は電気′1a番度が小さく、シかも
s pH埴が差程高くなく、従って、その透水at−桶
うならは、人工培土の原料として4効にオU用し得ると
の知見を侍た。
本発明は、かかる知見を基に完成されたものであシ、そ
の目的は、天然土壌を原料とした人工培土の前記欠点を
19′「決し、#、粉炭燃焼灰を有効に利用した新規な
人工培土を提供するものである。
すなわち、本発明の要旨は、培土成分として微粉炭の燃
焼灰に伴なって発生する粒往O0S〜rx、o九の微粉
炭燃滉灰全5Q〜9!重鼠係と、100f7当シの最大
容水量が70θy以上である保水性相打を!〜soH量
省含廟したカサ比止が0.3〜0.t5”、/θ01当
シの最大容水量がJOg以上、透水速度が7〜/θ−3
Cm/ sea、塩基is容亀がJ−ms以上、puか
に、j 、−7,0ノ範囲であること全特徴とする人工
培土に存する。
以−ド、本発明の詳細な説明する。
本発明人工培土の主原料は、粒径0゜j−9゜θ嶌の微
粉炭燃焼灰である。
微粉炭燃焼灰には% /)ボイラー炉底のクリンカーポ
ツパーに落下するクリンカーアッシュ、コ)節炭器及び
空気予熱器の下部ホッパーに落下fるシンダーアッシュ
、3)通気集塵器で捕集されるフライアッシュの3種−
があるが、本発明ではいずれのアッシュを用いてもよい
本発明の他の原料である保水性I料は、10θJ当シの
最大容水量が7001以上である羽村であり、具体的に
はバーミキュライト、パーライト等の鉱物性保水相打、
ピートモス、バルブ粕等の穢f& 質保水性羽科の他、
デンプン−アクリロニトリル72711体、テンブンー
アクリル酸グラフト重合体、テングン糸、カルボキシメ
チルセルローズの架i;!ti体、ポリアクリル正塩架
向体等の各拙高吸水註高分子物質が挙げられる。
木兄り]の人工培土は、前述のような燃焼灰と保水性相
別とを燃焼灰の粒径、配合割合等を勅ボ軌囲に調、整し
て、人工培土全体としての嵩比重が0.3〜0.r1最
犬容水j“+kが50以上、透水速度がl〜/θ−3c
m/ e e c 、塩基置換量がsmθ以上、pHが
グ、j−〜7゜0の+1l12囲に調整したものである
燃焼灰としては、その粒任が0.3−り、υ九の範囲の
もの全選別して用いる必要があるが、特にクリンカーア
ッシュは、その大部分の粒径が/〜’、’%であるので
、これを選別して用いるのが経済的である。
燃焼灰粒度がθ、j鳥未満の場合は、燃焼灰自体の透水
速度が遅く、保水性刷料によって培土の透水速度を高め
る効果が期待できなくなるばか9か、培土の嵩比重が通
常O0どよ)大きくなる。また燃焼灰a夏がグ鬼より大
きい場合は、透水速度が/α/ SeQ 以上と、極端
に早くなシ、その結果、保水量が激減し、かつ、植物に
必要な肥料など養分の流用が生じ、更に他の原料との均
一混合ができず培土使用時に分級するなどの悪影瞥も発
生する。
尚、前述の保水a劇料は、辿常グ嶌以下の太きさとして
用いられる0 本発明人工培土の燃焼灰は、保水性制料に対して50〜
?−tM址%の範囲にする。保水性材料は、一般的に軽
量で容水量が高い反面、透水速度の非常に遅い物質であ
、!l)、保水性駒料が多く、透水速度が遅い培土は、
排水性不良で通気不足?生じてしまい、植物が過湿害全
受は生育が不良となる。逆に、渫水注携科が少なく、透
水速度が早い培土は、 tmil記の理由で培土として
適さない。従って、排水性、通気性の面から透水速就は
/〜/θ−” Cm/θOQが植物の生育上aS合が艮
く、油水労力の省力化および保水性の而からは100f
l肖)の最大容水量をs o g 、tメ上とするのが
よく、また、塩基置換8瀘“と!mθ以上とすることで
潅水に伴う肥料養分の流失押割が有効となる。
特に、保水材料としてバーミキュライト及び又はピート
モスを用いることは、両者共に@磁で最大容水量が非常
に高く、更に、塩基置換容量か添めC大きく、少量の爪
道比でE記決件を満し青菌注能上曖れた人工培土となる
以上の理由から、本発明に)βては燃焼灰と保水註伺料
の皇比を、@記範囲に制限したのである。
この範囲内で燃焼灰と保水性桐相葡混合すれは、弱塩透
性となるが、J8土のpHは、水稲用でグ、j−j、j
f、園芸用で5〜7が適正であシ、無機酸、有機酸、元
素イオン静を使用するなど、公知の方法で任意のphに
簡単に調40することができる。この場合、保水性相打
として酸性を呈するピートモスを用いれば、ピートモス
の配合比によって、培土のpHkコントロールできる。
また、培土の嵩比重は作朶性全冶lばして、通常はθ。
r以下とされるが、余シにも高比重が小さい場合は、植
物体を支持することが凶作であシ、かつ、培土取り扱い
時に風などによシ培土が飛散する事があるので通常は、
0.3以上の高比重とするのが良く、好ましい高比重は
、θ、Z〜0.2が適当である。
以上の要件を滴して得ら九だ人工培土に、保水性材料と
して極めて大きな容水量を有する吸水性高分子材料金用
いれは、保水性狗料の配合比率が少量ですみ燃焼灰の一
層の有効利用がはかれて経済的にも有オUである。
尚、培土に対して吸水性局分子杓料がθ。7重量%未満
では均一分散が困難であシ、3.0重量%以上では極端
な吸水膨@を示して培土とし1適さない。
このように本発明では、θ、!〜り)微粉灰燃焼灰と保
水性制別を適宜に調合することによって作某性および有
菌性能の優れた人工培土が得られる。本発明槁土に用い
る微粉炭燃焼灰は、地域差が少なく日本中どこにおいて
も、長期にわたシ、且つ、大振に安定供鞄が受けられる
という長ル1がおる。そして、この燃焼灰は、石灰を卸
・に高温焼成さぜた結果得られるものであり、&物に有
害となるような町浴性物員の浴出に極めて少なく、シか
も、天然土壌の場合に必要とされる殺拓処理も不要であ
る。
更に、この燃焼灰は、各粒度毎に均一な性状をイクし、
水りeスラグ等に較べて高比重が小さく、塩基度が少な
いというオリ点の他に、燃焼灰自体が点色を廂し、吸熱
幼果が高いことも利点として拳けられる。
以下、本発明′t−災施例によシ更に詳鵬に説明する。
実施例 粒径が0゜!〜Z、0)の石炭燃焼灰に20%硫酸を噴
霧してpHj。OK調整した。この燃焼灰を用い、下記
(AJ〜(0)の本発明に係る人工培土を製造した。
(〜:石石炭燃焼炭7京 篩分したバーミキヱライト30重量都を混合したもの。
(B)二石炭燃焼灰rQM量部に対して一2鳥以下に篩
分したビートモス20重に部を混合したもの。
(C〕:石炭燃焼灰+0重量部に対して.2)以下に篩
分したバーミキュライト/θMhr部を混合し、更にこ
の混合物に対して0.3重.11%の吸水ポリマー(ポ
リアクリル酸塩架橋体、平均粒径約/嶌以下)を混合し
たもの。
上記の各人工培±3tに、硫安、退行、塩化加里’i天
々N : /.J 、i/. P,O,= /0.2 
II, K,O ==/。2Iとなるように加えて均一
混合した。こうして得られた培土の特性値を表−/に示
す。
尚、表中の透水速度、最大容水量およびpHは次の方法
で測定した値である。
透水速度:定水位測定法(本願発明ではこの方法で測定
された透水係数値 を透水速度とした。) 最大容水量:農学公法 pH :各培土/重量部に対して!重量部の水を添加混
合したのちpR 測定を行う。
次に、前記各培土を用いて水稲の有菌試験を行い、その
結果を天然土壌よシなる従来の培土の結果と共に表−一
に示す。
育直試験は、次の要領で行った。
乙0×3θ×36nの育苗箱に、培土21′t″床土と
して入れ、−・ト胸状催芽種モミ(”日本晴″)23θ
Iを播種したのち各々の培土/lで覆土した。出芽は、
電熱育苗器(32’O,、2昼夜)を用いて行い、緑化
は、ガラス温室内で行なった。播種後/−2日目に生育
調査、27日月に田植機による田植機適性試験全実施し
た。
表−コに示した結果から明らかなように、本発明に係る
人工培土は、従来公知の培土に比し、出芽状況、緑化時
の生育状態のいずれにおいても優れている。
六−/ ※1天然粒状培土の出芽率、出芽勢を/θ0とした指数
値 ※2有菌箱而租に対し又、機上シの発生した面積の自力
率 ※3苗/θθ本の平均値 出願人 三菱化成工、業株式会社 代理人 弁理士 長谷用 − ほか/名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 培土成分として、e、粉炭の燃焼に伴って発生
    する粍往θ、j−グ、Q九の倣粉炭燃すと灰を!0〜9
    5重量係と、1001/当シの最犬容水蓋が70θy以
    上である保水性制料をj−!0垂1ir%含有し、かつ
    、高比止が0.3〜0゜?、/θ0y当pの最太容水景
    がsoy以上、透水速ルーが/〜/θ−SCm/ Se
    C%塩基置換谷Mが6mθ以上、pl(がグ、j〜7゜
    θの範囲であることを特α(とする人工培土。
  2. (2)保水性判料がバーミキュライトおよび/又は、ピ
    ートモスであることを特徴とする請求(3)保水性拐料
    が、吸水性尚分子拐科であり、かつ培土全体にメjする
    含有型がθ./〜3.OM量係であること全特命とする
    %n′諾求の範囲第/項又は第2項記載の人工培土。
JP59005234A 1984-01-14 1984-01-14 人工培土 Pending JPS60149320A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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