JPS60149041A - 原稿読み取り機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野〕 本発明は、原稿読み取り機構に係り、特ζこ原稿面を上
向きにした状態で、読み取ることの可能な原稿読み取シ
機描に関する。

〔従来技術〕

従来、複写機等の原稿読み取り部においては、例えば透
明なガラス板で形成されたプラテンと呼ばれる原稿載置
台上に、原稿の読み取るべき画像を担持した面が、該プ
ラテンと接するように原稿を配置し、プラテンの前方、
すなわち、原稿載置台の内部に配設された読み取り装置
によって、原稿の読み取シを行っていた。

しかしながら、上述のごとき方法では、原稿面が、プラ
テンに接するように置かれるため、オペレーターは、原
稿面の状態を見ることができず、原稿の一部のみを複写
したい場合、あるいは、原稿面を全体として所定の位置
より移動させたい場合等は、位置合わせが難しいという
欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は、前記実情に鑑みてなされたもので、原稿台上
に原稿をセクトするにあたり、原稿面を上向きの状態す
なわち、原稿面側が解放状態となり、セントされた状態
の原稿面を見ることの可能な原稿読み取り装置を提供す
ることを目的とする。

〔発明の構成〕

上記目的を達成するため、本発明の原稿読み取り機構で
は、原稿を載置するための原稿台と、これに対して開閉
自在に係合する蓋体とにより構成されており、該蓋体が
、原稿を読み取るべく、原稿台上に七ノドされた原稿の
原稿面を摺動可能な読み取りユニットを具備している。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明す
る。

第１図は、本発明の原稿読み取り機構を複写機に適用し
た場合の実施例を示す斜視図であり、この複写機は、本
体１とこの本体１の蓋体として、該本体１に対して開閉
自在に保合可能となるようにヒンジ部２を介して結合さ
れた読み取シュニット３と、該本体１上に形成されたプ
ラテン４とから構成されている。

また、プラテン４は、第２図に、その拡大図を示す如く
その外枠の近傍に点滅によって、複写可能領域を示すた
めの縦方向表示用ＬＥＤアレイ４１と横方向表示用ＬＥ
Ｄアレイ４２とを有すると共に、原稿の一部のみを指定
して選択的に複写するための横位置指定用レバー４３と
段位ｆｆｆｆ１ｌｊ７定用レバー４４とを有している。

更に、第３図に内部の概要図を示す如く、この読み取シ
ュニット３は、ステッピングモータ５とボールスクリュ
ー６とによって往復摺動可能な密着型センサーユニット
７とを有しており、プラテン４上に載置された原稿上を
走査可能なように構成されている。

更にまた、本体１には記録部Ａが内蔵されており、該記
録部Ａは、前記密着型センサによって読み取られ、電気
信号に変換された画情報に基づき、記録用紙８に記録を
行うべく、記録用紙８を供給するための給紙カセット９
と供給ロール１０から巻き取りロール１１に向って走行
されるインクドナーフィルム１２と、該インクドナーフ
ィルム１２と記録用紙８とを重ね合わせ、これを画情報
に基づきバックロール１３に対して選択的に押圧するた
めのサーマルヘッド１４とより構成されている。

加えて、前記密着型センサーユニット７は、第４図に示
す如く、上方に駆動回路基板７１を担持すると共に、照
明用光源としてのＬＥＤアレイ７２と、セルフォックス
アレイ７３と、セン”）基板７４とよりなる周知のもの
である。

次に、この複写機の複写操作について説明する。

まず、蓋体としての読み取シュニット３を、上げて、開
いた状態にし、プラテン４上の所定の位置に原稿を載置
する。このとき原稿は、複写されるべき原稿面が上にな
るように、かつ、縦方向表示用ＬＥＤアレイ４１と横方
向表示用ＬＥＤアレイ４２とによって示される複写可能
領域が原稿面の複写したい領域と一致するように調整し
てセットする。また、原稿の一部領域のみを選択的に複
写したい場合には、横位置指定用レバー４３および、縦
位置指定用レバーをセットし、これらのレバーが、該一
部領域を囲むようにする。

このようにして、原稿をプラテン４上にセットした後、
前記読み取シュニットを閉じ、プラテン４上に載置され
ている原稿上を覆うようにセットする。

次いで、読み取りユニット３をＯＮ状態にし、原稿の読
み取りを行う。密着型センサーユニット７は、ステッピ
ングモータ５およびボールスクリー−６によって原稿面
上をｍ動されながら、該原稿面に担持されてい、る画情
報の読み取りを行っていく。

読み取られた画情報は、該密着型センサーユニット内で
電気信号に変換され、記録部Ａに伝達される。

該記録部Ａでは、給紙カセット９から供給される記録用
紙８が、供給ロール１０から巻き取りロール１１に向っ
て走行するインクドナーフィルム１２に重ね合わされ、
バンクロール１３とサーマルヘッド１４の間を通過して
いく。この際、サーマルヘッド１４は、前記電気信号に
基づき、インクドナーフィルム１２に重ねられた記録紙
をバックロールに向って選択的に押圧し、記録を行う。

この複写機によれば、原稿をプラテン上にセソトするに
あたり、上向きの状態すなわち、原稿面が、見える状態
でセットすることができるため、原稿の位置合わせを極
めて容易に行うことができる。

なお、実施例においては、読み取りユニット３は、本体
１にヒンジ部２を介して結合されているが、このような
結合方法に限定されるものではなく本体に対して正しく
係合可能なように、かつ開閉自在であるように構成され
ておれば良い。

また、本発明の原稿読み取シ機構は、複写機の他、ファ
クシミリ等の情報入力部をはじめ、他のいろいろな装置
の原稿読み取り部ｌζも適用可能である。

〔発明の効果〕

以上、説明してきたように、本発明の原稿読み取シ機構
によれば、原稿台上にセットされた原稿の担持する画情
報を読み取るべく、原稿面上を摺動可能なように構成さ
れた読み取シュニットが、原稿台上の原稿を覆うように
保合可能であると共に、開閉自在な蓋体として構成され
ているため、原稿を原稿台にセットするにあたり、原稿
面を見ながらセットすることができ、位置決めが極めて
容易に行い得る。また、特に、原稿面上の情報領域を選
択的に読み堆りたい場合には、その効果は顕著である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明実施例の原稿読み取シ機構を備えた複
写機の斜視図、第２図は、同複写機のプラテンを示す図
、第３図は、同複写機の内部説明図、第４図は、同複写
機の密着型センサーユニットを示す図である。 ■　・本体、２　ヒンジ部、３・・読み取りユニット、
４・・・プラテン、５・・ステッピングモータ、６、ボ
ールスクリュー、７・・密着型センサーユニット、８・
・記録用紙、９・給紙カセット、１ｏ−供給ロール、１
１・・巻き取りロール、１２・・・インクドナーフィル
ム、１３−・バックロール、１４　・サーマルヘッド、
４１　・縦方向表示用アレイ、４２・・・横方向表示用
アレイ、４３・・横位置指定用レバー、４４・・・縦位
置指定用レバー、７１・〜駆動回路基板、７２・・・Ｌ
ＥＤアレイ、７３　・セルフォックスアレイ、７４・・
・センサ基板。 第１図 第２図 第３図 第４図 １

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿を載置するための原稿台と、これに対して開
   閉自在に係合する蓋体とにより構成されており、該蓋体
   が、原稿を読み取るべく、原稿台上に載置された原稿の
   原稿面を摺動可能な、読み取りユニットを具備している
   ことを特徴とする原稿読み取り機構。
2. （２）前記原稿台は、原稿上の任意の領域を選択的に複
   写すべく、領域の指定を行うための領域指定手段を具備
   しているこきを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記
   載の原稿読み取り機構。