JPS6014656B2 - 放電加工方法 - Google Patents
放電加工方法Info
- Publication number
- JPS6014656B2 JPS6014656B2 JP1198680A JP1198680A JPS6014656B2 JP S6014656 B2 JPS6014656 B2 JP S6014656B2 JP 1198680 A JP1198680 A JP 1198680A JP 1198680 A JP1198680 A JP 1198680A JP S6014656 B2 JPS6014656 B2 JP S6014656B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machining
- plug
- electric discharge
- discharge machining
- machining method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H1/00—Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
- B23H1/10—Supply or regeneration of working media
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、放電加工時に被加工体にあげられたむだ孔又
はむだ口の液圧漏洩を防止して安定な加工を行うように
した放電加工方法の改良に関する。
はむだ口の液圧漏洩を防止して安定な加工を行うように
した放電加工方法の改良に関する。
放電加工時に、被加工体に加工液を良好な量と状態をも
って供給し加工肩を効果的に排出するためには、噴流若
しくは吸引を、漏洩しないで且つ外気が入らないで液圧
を低下させないで、均一に所定量の流過をさせることが
、加工に重要な事項である。
って供給し加工肩を効果的に排出するためには、噴流若
しくは吸引を、漏洩しないで且つ外気が入らないで液圧
を低下させないで、均一に所定量の流過をさせることが
、加工に重要な事項である。
また、放電加工においては、加工屑を適切に排出するこ
とが重要な事項である。加工によって発生する加工肩は
、電極と被加工体との間の放電時の融解飛散した金属細
片、加工液から発生するカーボンと気体、電極から発生
するものである。これらの加工屑の完全除去及び加工液
噴流の圧力の漏洩防止は、放電加工にとっては、きわめ
て重要なものであるが、実際の加工作業においては、管
理の困難な場合が多く、加工暦が噴流の流路をふさぎ、
加工液が流路孔内を有効に流通しないで所定外の孔内に
流れ、そのために孔内に加工暦が介在滞留したり、噴流
圧の低下をもたらし、不良加工を生ずることがある。加
工液の噴流に代えて又は加えて、吸引する場合において
も同様である。本発明は、前記の欠点を除くために、噴
流吸引する加工液を所定の限定した流路を通過させるた
めに、該稀路以外の流路、被加工体のむだ孔などの流路
をふさいで加工するもので、そのために、磁性を有する
栓を任意の形状をもって、例えば板状、立方体状、多面
錐体状に形成し、通常これを任意の部分に対応できるよ
うに複数種用意する。
とが重要な事項である。加工によって発生する加工肩は
、電極と被加工体との間の放電時の融解飛散した金属細
片、加工液から発生するカーボンと気体、電極から発生
するものである。これらの加工屑の完全除去及び加工液
噴流の圧力の漏洩防止は、放電加工にとっては、きわめ
て重要なものであるが、実際の加工作業においては、管
理の困難な場合が多く、加工暦が噴流の流路をふさぎ、
加工液が流路孔内を有効に流通しないで所定外の孔内に
流れ、そのために孔内に加工暦が介在滞留したり、噴流
圧の低下をもたらし、不良加工を生ずることがある。加
工液の噴流に代えて又は加えて、吸引する場合において
も同様である。本発明は、前記の欠点を除くために、噴
流吸引する加工液を所定の限定した流路を通過させるた
めに、該稀路以外の流路、被加工体のむだ孔などの流路
をふさいで加工するもので、そのために、磁性を有する
栓を任意の形状をもって、例えば板状、立方体状、多面
錐体状に形成し、通常これを任意の部分に対応できるよ
うに複数種用意する。
該栓の素材として磁石粉を均一に分散混合したゴムなど
の弾性体を用い、着滋して磁石とし、単なる栓による孔
ふさぎでなく、その形状と弾性とをもって多種形状の孔
に密着してふさぎ、噴流吸引する加工液が所定流路中を
圧力を低下することなく所定流量をもって流速すること
ができるようにしたものである。本発明の栓について、
例を挙げて図面について説明する。
の弾性体を用い、着滋して磁石とし、単なる栓による孔
ふさぎでなく、その形状と弾性とをもって多種形状の孔
に密着してふさぎ、噴流吸引する加工液が所定流路中を
圧力を低下することなく所定流量をもって流速すること
ができるようにしたものである。本発明の栓について、
例を挙げて図面について説明する。
第１図は放電加工する本発明の１実施例の側面断面図。
第２Ａ〜第２Ｄ図は本発明に用いる栓の応用実施例の斜
視図。第３Ａ〜第３Ｃ図は本発明に用いる栓の他の応用
実施例の斜視図。第４Ａ〜第４Ｅ図は本発明に用いる栓
の他の応用実施例の平面図。第１図に示した１実施例に
おいて、加工タンクー内に、支持台１１上の被加工体２
に、放電加工電極３を対向して加工間隙８を形成し、そ
こに液Ｗを矢印方向に、電極３内の液路１３を所定の圧
と流速と流量をもって噴流し、噴出口亀から加工間隙に
噴出し、矢印Ａ方向に流過ごせる。
第２Ａ〜第２Ｄ図は本発明に用いる栓の応用実施例の斜
視図。第３Ａ〜第３Ｃ図は本発明に用いる栓の他の応用
実施例の斜視図。第４Ａ〜第４Ｅ図は本発明に用いる栓
の他の応用実施例の平面図。第１図に示した１実施例に
おいて、加工タンクー内に、支持台１１上の被加工体２
に、放電加工電極３を対向して加工間隙８を形成し、そ
こに液Ｗを矢印方向に、電極３内の液路１３を所定の圧
と流速と流量をもって噴流し、噴出口亀から加工間隙に
噴出し、矢印Ａ方向に流過ごせる。
加工体２は、図示の場合には、孔５と６と７を備え、こ
れは予じめ必要により機械加工等により形成したもので
、ここを放電加工するに当ってはむだ孔、邪魔孔となる
。そこで各孔を図示の栓１９と１６と１７とをもってふ
さがないときは、液はＡ矢印方向に流れないが流量低下
し、孔５と６と７の内腔を通って流通する。この場合、
加工液は孔の流れ易い部分を流れてしまい、流れ難い、
特に加工間隙の側面等には流動しなくなる。したがって
図示しない加工用電源を設け電極３と加工体２間に放電
を行って加工するが、放電によって、加工金属暦、カー
ボン、気体などの放電加工によって生じた加工屑が、加
工液の流れない部分に沈積若しくは付着し、また、加工
間隙の液圧は低下してしまうことになる。このような状
態では、良好な加工は得られない。第１図に示したよう
に、孔５の出口９には栓１９を付し、孔６の出口には栓
１６を貼着し、孔７の出口には栓１７を付し、液出口を
閉じ、その結果として液の分流は発生しないでＡ方向に
のみ噴流する。また放電による加工暦は各孔に入らない
で、噴流とともにＡ方向に排出される。放電時に発生す
る気体も噴流とともに飛散し、良好な液圧流が維持され
、加工結果も良好である。第１図の場合のように、孔の
入口に栓を設けることが放電加工を妨げ、液流圧を低下
させ、流路を乱す場合が多く、そのようなときには、出
口を栓でふさぐ。栓１９が出口９をもってふさぐが、孔
６の場合は、出口に板状栓１６を貼着してふさぐのが便
利な場合がある。栓１９は第３Ｂ図の形状の栓が通し、
栓１６は第２Ｃ図の形状の栓が通し、栓１７は第２Ｄ図
の形状の栓が適するときに、図示の形状の栓を用意した
中から各々選択して用いる。栓はゴムのような可変形で
弾性を有するものが通し、さらに被加工体は通常鋼材等
の磁性材であるから磁石粉を分散させて着滋し磁気吸着
させる。これによりたやすく孔をふさぐことができ、し
かも孔部分の形状に応じて弾性変形して密着し、液洩れ
を完全に防ぐことができる。またこれを吸着させておく
ことにより磁性加工屑を吸着して散乱を防ぐ効果も期待
できる。栓としては、ゴムその他の弾性体の中に磁石粉
を添加混合して均一に分散させ所定の磁性を付与したも
のを、予め形状を定めて、適当な孔に選択して適用する
。
れは予じめ必要により機械加工等により形成したもので
、ここを放電加工するに当ってはむだ孔、邪魔孔となる
。そこで各孔を図示の栓１９と１６と１７とをもってふ
さがないときは、液はＡ矢印方向に流れないが流量低下
し、孔５と６と７の内腔を通って流通する。この場合、
加工液は孔の流れ易い部分を流れてしまい、流れ難い、
特に加工間隙の側面等には流動しなくなる。したがって
図示しない加工用電源を設け電極３と加工体２間に放電
を行って加工するが、放電によって、加工金属暦、カー
ボン、気体などの放電加工によって生じた加工屑が、加
工液の流れない部分に沈積若しくは付着し、また、加工
間隙の液圧は低下してしまうことになる。このような状
態では、良好な加工は得られない。第１図に示したよう
に、孔５の出口９には栓１９を付し、孔６の出口には栓
１６を貼着し、孔７の出口には栓１７を付し、液出口を
閉じ、その結果として液の分流は発生しないでＡ方向に
のみ噴流する。また放電による加工暦は各孔に入らない
で、噴流とともにＡ方向に排出される。放電時に発生す
る気体も噴流とともに飛散し、良好な液圧流が維持され
、加工結果も良好である。第１図の場合のように、孔の
入口に栓を設けることが放電加工を妨げ、液流圧を低下
させ、流路を乱す場合が多く、そのようなときには、出
口を栓でふさぐ。栓１９が出口９をもってふさぐが、孔
６の場合は、出口に板状栓１６を貼着してふさぐのが便
利な場合がある。栓１９は第３Ｂ図の形状の栓が通し、
栓１６は第２Ｃ図の形状の栓が通し、栓１７は第２Ｄ図
の形状の栓が適するときに、図示の形状の栓を用意した
中から各々選択して用いる。栓はゴムのような可変形で
弾性を有するものが通し、さらに被加工体は通常鋼材等
の磁性材であるから磁石粉を分散させて着滋し磁気吸着
させる。これによりたやすく孔をふさぐことができ、し
かも孔部分の形状に応じて弾性変形して密着し、液洩れ
を完全に防ぐことができる。またこれを吸着させておく
ことにより磁性加工屑を吸着して散乱を防ぐ効果も期待
できる。栓としては、ゴムその他の弾性体の中に磁石粉
を添加混合して均一に分散させ所定の磁性を付与したも
のを、予め形状を定めて、適当な孔に選択して適用する
。
第２Ａ図から第２０図、さらに第３Ａ図から第３Ｃ図に
、若干の磁石ゴム栓の斜視図を示した。
、若干の磁石ゴム栓の斜視図を示した。
第４Ａ図から第４Ｅ図に示した実施例は平面図である。
上面、下面、側面にＮ極とＳ極を有するほかに、１面に
Ｎ極とＳ極を有する場合は、多種な形状の孔の栓として
便利である。また、２Ａ〜２Ｄ図のように面の長さ方向
又は広さ方向にＮとＳの極の少なくとも２対以上並べて
有するように着磁しておくと全面が均一な吸着力を有し
、吸着面の凹凸に応じて変形しながら密着でき、液洩れ
を完全に防止でき、特に効果的である。こうして各種の
弾性体の栓は、稀圧に抗し孔によく磁着し、全体として
加工鋼肩をも吸着保持し散乱防止をする。すでに述べた
ように、予め被加工体の孔の形状に適合する弾性体の各
種の形状、例えば、板状、円柱状、多面体状、多面錐体
状又はこれらの組合せ形状の栓であって、その内部に磁
性体を均一分散をし少なくとも２対以上のＮとＳの極を
有する磁性弾性体の栓をもって、放電加工時のむだ孔を
ふさぐときは、加工屑を排出しやすく、噴流の流圧低下
を防ぐことができる。
上面、下面、側面にＮ極とＳ極を有するほかに、１面に
Ｎ極とＳ極を有する場合は、多種な形状の孔の栓として
便利である。また、２Ａ〜２Ｄ図のように面の長さ方向
又は広さ方向にＮとＳの極の少なくとも２対以上並べて
有するように着磁しておくと全面が均一な吸着力を有し
、吸着面の凹凸に応じて変形しながら密着でき、液洩れ
を完全に防止でき、特に効果的である。こうして各種の
弾性体の栓は、稀圧に抗し孔によく磁着し、全体として
加工鋼肩をも吸着保持し散乱防止をする。すでに述べた
ように、予め被加工体の孔の形状に適合する弾性体の各
種の形状、例えば、板状、円柱状、多面体状、多面錐体
状又はこれらの組合せ形状の栓であって、その内部に磁
性体を均一分散をし少なくとも２対以上のＮとＳの極を
有する磁性弾性体の栓をもって、放電加工時のむだ孔を
ふさぐときは、加工屑を排出しやすく、噴流の流圧低下
を防ぐことができる。
また、孔のほか、溝又はおう所であって屑が沈鏡し又は
噴流中に肩をまきこむなどの場合にも、その個所に適合
した形状のカバーとしても利用し効果がきわめて顕著に
、良好な加工をもたらす。
噴流中に肩をまきこむなどの場合にも、その個所に適合
した形状のカバーとしても利用し効果がきわめて顕著に
、良好な加工をもたらす。
第１図は本発明を説明する１実施例の側面断面図。
第２Ａ図、第２Ｂ図、第２Ｃ図、第２Ｄ図、第３Ａ図、
第３８図、第３Ｃ図は、本発明に用いる少なくとも２以
上のＮとＳの対の極を有する弾性体栓の若干の応用実施
例の斜視図。第４Ａ図、第４Ｂ図、第４Ｃ図、第４Ｄ図
、第４８図は他の応用実施例の平面図。１・・…・加工
タンク、２・・・・・・被加工体、３…・・・放蚤加工
電極、５，６，７・・・・・・孔、４・・・・・・噴流
口、１１……支持台、Ｗ……加工液、８・・・…加工間
隙、Ｎ，Ｓ・・・・・・磁極、１６，１７，１９・・・
・・・弾性磁石栓。 第１図 第２Ａ図 第２Ｂ図 第２Ｃ図 第２Ｄ図 第３Ａ図 第３Ｂ図 第３Ｃ図 第４Ａ図 第４Ｂ図 第４Ｃ図 第４Ｄ図 第４Ｅ図
第３８図、第３Ｃ図は、本発明に用いる少なくとも２以
上のＮとＳの対の極を有する弾性体栓の若干の応用実施
例の斜視図。第４Ａ図、第４Ｂ図、第４Ｃ図、第４Ｄ図
、第４８図は他の応用実施例の平面図。１・・…・加工
タンク、２・・・・・・被加工体、３…・・・放蚤加工
電極、５，６，７・・・・・・孔、４・・・・・・噴流
口、１１……支持台、Ｗ……加工液、８・・・…加工間
隙、Ｎ，Ｓ・・・・・・磁極、１６，１７，１９・・・
・・・弾性磁石栓。 第１図 第２Ａ図 第２Ｂ図 第２Ｃ図 第２Ｄ図 第３Ａ図 第３Ｂ図 第３Ｃ図 第４Ａ図 第４Ｂ図 第４Ｃ図 第４Ｄ図 第４Ｅ図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 電極と被加工体を対向した加工間隙に加工液を噴流
若しくは吸引しながら放電して加工する放電加工方法に
おいて、ゴムその他の弾性化合物に磁石粉粒を添加混合
し均一分散させ所定の着磁をした弾性体磁石を用いて任
意の形状に形成した栓を用意し、該栓を前記被加工体の
むだ孔に密着させて加工液の洩れを防止して加工するこ
とを特徴とした放電加工方法。 ２ 栓の形状が、板状、円柱状、多面錐状又はこれらの
組合せを呈した複数個を用意し、該複数の栓から選択し
て被加工体の所定の面又は孔に接着又は嵌着させて用い
るようにした特許請求の範囲の第１項に記載の放電加工
方法。 ３ 栓の着磁が、面の長さ方向若しくは広さ方向にＮと
Ｓ極を少なくとも２対以上並べて有するように着磁され
た栓を用いる特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の
放電加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1198680A JPS6014656B2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | 放電加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1198680A JPS6014656B2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | 放電加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56114627A JPS56114627A (en) | 1981-09-09 |
| JPS6014656B2 true JPS6014656B2 (ja) | 1985-04-15 |
Family
ID=11792907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1198680A Expired JPS6014656B2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | 放電加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014656B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60146631U (ja) * | 1984-03-09 | 1985-09-28 | 株式会社井上ジャパックス研究所 | 取り付け台兼磁気チヤツク |
| JP3382982B2 (ja) * | 1992-10-26 | 2003-03-04 | 株式会社ソディック | 放電加工機の加工液噴流・吸引装置 |
-
1980
- 1980-02-05 JP JP1198680A patent/JPS6014656B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56114627A (en) | 1981-09-09 |
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