JPS6014207Y2 - 回転体の運動測定装置 - Google Patents

回転体の運動測定装置

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JPS6014207Y2
JPS6014207Y2 JP10019882U JP10019882U JPS6014207Y2 JP S6014207 Y2 JPS6014207 Y2 JP S6014207Y2 JP 10019882 U JP10019882 U JP 10019882U JP 10019882 U JP10019882 U JP 10019882U JP S6014207 Y2 JPS6014207 Y2 JP S6014207Y2
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司長 高橋
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株式会社精工舎
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転体、たとえば間歇的あるいは連続的に回転
する回転体等の運動状態を測定する測定装置に関するも
のである。
一般に交流モータやステップモータの開発およびそれら
のモータの特性試験において、起動時および過渡時にお
ける回転状態の変動を測定する必要が生じる。
しかし従来回転状態を遂時測定する有効な測定手段があ
まりみられず、通常はモータの回転をおおまかに測定し
、実測されない部分の回転状態は推測にたよらざるをえ
なかった。
一部ではロータにマークを付着し、この回転状態を高速
度カメラで撮影し、その現像写真上に分度器をあてて単
位時間当りの回転角を測定する手段があったが、これは
現像に時間を要する上に現像後に撮影に失敗したことが
判明したときには、再び撮影を繰り返さなければならず
、また撮影に成功しても上述したように回転角を分度器
で−々測測定なければならないという欠点があった。
本考案はマークを設けた回転体を撮像管で受像し、この
受像画を正方向または逆方向に円形走査し、その出力を
用いてマークの変位を検出しうるようにし、回転体の運
動状態を即座に検知しうる回転体の測定装置を提供する
ものである。
以下図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
第1図および第2図において、1はモータのロータであ
り、マーク1aを付着しである。
2はカメラレンズである。
3は撮像管の一種であるイメージデセクタの概要図であ
り、3aは集束コイル、3bおよび3cは互いに直角方
向に配設された垂直偏向コイルおよび水平偏向コイルで
あり、これらは偏向装置を構成する。
3dは光電面、3eは加速電極、3fはアパーチャプレ
ート、3gはブランキング電極、3hはダイノートであ
る。
4は増幅器、5はシュミット回路等の波形整形回路であ
る。
6はインバータであり、撮像管主の出力信号の極性が反
転して出力された場合に用いる。
7は増幅器である。S□は手動スイッチである。
8は減衰器、9は入力信号の位相を90°だけ進める位
相器、10は入力信号の位相を90°だけ遅らせる位相
器である。
11は減衰器、12は正弦波発生器、13はシュミット
回路等の波形回路、14は単安定マルチバイブレータ、
15は鋸歯状波を発生するランプ信号発生器である。
16は観測用オシロスコープであり、その第1の入力に
はランプ信号発生器15の出力である偏向入力が供給さ
れ、第2の入力にはスイッチS□の端子aの出力である
輝度変調入力あるいはインバータ6の出力が供給される
次に本実施例の動作について、第3図をも参照しつつ説
明する。
イメージデセクタlの光電面3dとアパーチャプレート
3f間には集束コイル3aによって磁場が作られ、光電
面3dの受像画に対応する電子像は静電偏向されている
そこで所定の円形走査をさせるために、正弦波発生器1
2の出力である正弦波信号を減衰器11によってレベル
調整し、円形走査の径を設定する。
この波形を示したのが第3図Cの正弦波信号C2であり
、これは垂直偏向コイル3bに供給され、磁場を発生す
る。
減衰器11を介した他の正弦波信号は位相器9によって
900位相が進められ、第3図Cの正弦波信号C2に対
して図の信号波p□となり、減衰器8を介して水平偏向
コイル3Cに供給される。
したがって水平偏向コイル3Cは、先の垂直偏向コイル
3bによって生じた磁界に対して直角方向に磁界を生じ
る。
以上の両磁界による電磁偏向によって光電面3dの受像
画は一方向に円形走査される。
ここで両磁界のバランスがくずれていると、長円歪みを
生じるが、これは減衰器8の減衰量を調整することによ
って補正される。
さて上記円形走査によってアパーチャプレート3fの中
心孔から取り出された電子はダイノード3hによって増
幅されたアノード3fから信号電流として出力される。
この出力電流は増幅器4によって増幅されくその信号波
形は第3図Aとなる。
このような信号波形を描くのは第2図のロータ1の受像
画を走査しているためである。
すなわち黒色部ではほとんど電流の変化はないが白マー
ク1aの受像画を走査したときに第3図Aの波形のごと
く顕著な電流を生じる。
なおロータ1の地が白でマーク1aが黒のときは極性の
反転した信号が生じるが、この場合はスイッチS□を端
子すに接続する。
さて第3図Aの信号は波形整形回路5で第3図Bのパル
スに整形される。
これは増幅器7を介してオシロスコープ16の第2の入
力に輝度変調入力として供給される。
一方正弦波発生器12の出力信号は波形整形回路13に
より、第3図Cのレベル也を基準としてパルスに変換さ
れ、このパルスによって単安定マルチバイブレーク14
がトリガされ、第3図りのパルスが発生する。
dlによってランプ信号発生器15を働かせて鋸歯状波
を発生し、−周期後に発生する次のパルス鳴によってラ
ンプ信号発生器15にリセットをかける。
したがってその出力は第3図Eの波形eとなり、この信
号がオシロスコープ16の第1の入力に供給される。
そのため第3図Bのパルスが生じると、オシロスコープ
16の管面が、第3図Eの位置e□において発光する。
時間の経過に伴なってマーク1aは変位するために、管
面上の発光位置e□は周期的に発生する第3図Eの信号
e上を移動する。
第4図はステップモータへの駆動パルスの供給を停止し
た場合におけるロータ1の変位を示しており、ブラウン
管面上の発光位置を時間の経過に伴なって描いたもので
ある。
これによりロータ1の回転角度θが時間tの経過に伴な
って変化する状態が明瞭に示されている。
このようにして運動状態の細部の変位を明瞭に観測する
ことができる。
なおモータのケースが透明であれば、ロータ1の近傍に
おけるケースの所要位置にマークを施こすことにより第
5図に示すように、横方向に輝点の軌跡1を描く。
したがってこれを基準にしてロータ1の回転角の絶対位
置も観測できる。
以上の測定例は、ロータの回転周波数が受像画の走査周
波数に比して十分に低い場合に適用されるが、ロータの
回転周波数がきわめて高くなった場合には問題が生じる
たとえばロータの回転周波数と走査周波数とが1:1の
ときは、マークと走査が同相で開始された場合には、常
にマークの受像画を走査することになり増幅器4の出力
は−定となってしまう。
そこでこのような場合には、円形走査の回転方向をロー
タのそれに対して逆方向に回転させることによって一周
期に一回マーク1aを走査することが可能になる。
このときの操作は、第1図のスイッチS2を端子すに切
り換えて減衰器11の正弦波信号を一90°の位相器1
0を介して減衰器8に給する。
これにより偏向コイル3bと3cとに供給される正弦波
信号の位相関係は逆転し、光電面3dの受像画の走査方
向は逆転する。
この場合のオシロスコープ16の管面の輝点P□〜Pn
は第6図のごとく一直線上に並ぶ。
同図において直線X1・・・・・・X□はロータの移動
特性を示し、直線為・・・・・・X2は円形走査特性を
示す。
両直線X□および島の交点において、マークが走査され
たことになり、このときの正弦波の周波数を読みとれば
、そのときのロータの回転数も分かる。
ロータの回転方向と走査のそれとを逆転させる場合の効
果は、上記例に限らず、ロータの回転周波数と走査周波
数とが近い場合には、ロータの回転と同方向に走査させ
たのでは、マークの受像画を走査するに要する時間が長
くなるが、このような場合逆走査することによってその
ような問題はなくなる。
次に円形走査の周波数がロータの回転周波数の整数倍の
ときは、第7図に示すようにマークの輝点rはロータの
回転に対応する線1□と円形走査に対応する線1゜との
交点上に表示され、水平に輝点列が形成される。
以上第6図および7図で説明したように、ロータに対す
る円形走査の周波数いかんによってマークの輝点形成は
種々の態様をとる。
このような種々の状態を観測する必要がある場合には、
正弦波発生器12の周波数を可変にすることによってそ
の目的を遠戚することができる。
以上の実施例ではロータの回転角と時間との相関関係を
示したが、次に回転角を電圧に変換して出力させる場合
の実施例について第8図に基づいて説明する。
なおイメージデセクタ、カメラレンズおよび測定対象物
は第1図と同一のものを使用する。
17は増幅および波形整形器、18はインバータである
19はカウンタおよび制御回路であり、パルス発生器2
0の出力パルスによって計時を開始し、スイッチS3の
端子aの出力によって計時を停止すると共にその時の計
時出力を発生せしめる。
21はD−A変換器、22は階段状の力信号を平滑化す
る平滑器、23および24は微分器である。
25は水晶発振器、26は分周器、27は正弦波発生器
であり分周器26の出力により位相制御されている。
28は減衰器、29および30はれぞれ906および一
90″だけ位相を変化する位相器である。
31は減衰器である。Sl、S5はスイッチである。
以上の構成において、第9図りに示す正弦波信号d1の
レベルV。
において同図Eのように周期的パルス信号がパルス発生
器20から発生すると、カウンタ19は分周期26から
発生している第9図Cの高周波パルスの計数を開始する
そして第1図の実施例で説明したように増幅および波形
整形器17の出力は第9図Bのパルスに整形される。
このパルスの立ち上がりによってカウンタおよび制御回
路19の計数は停止されると共にその計数出力をD−A
変換器21によって電圧に変換し、平滑器22を介して
オシロスコープ(図示せず。
)の第1の入力とする。かかる動作は第9図Bの信号パ
ルスが発生するごとにカウンタおよび制御回路19の計
数出力が電圧に変換され、オシロスコープの管面上に表
示される。
また平滑器22の出力を微分器23を介すると、do/
dtなる出力が取り出される。
したがってスイッチS、を端子すに切り換えればd。
/dtの表示が行なえる。さらに微分器23の出力は微
分器24で微分されd。
2/dt2が出力として得られる。これもスイッチ塩を
端子Cに接続することによりオシロスコープの管面上で
その特性を観測することができる。
以上の実施例では、オシロスコープで観測しうるように
したが、X−Yレコーダ等によって記録し観測すること
もできる。
観測の手段は上記の信号出力によってマークの変位を検
知するものであればよく、特定の手段に限定されるもの
ではない。
以上の実施例におて、マーク1aはロータ1の面上に設
けた場合について示したが、これに限らず回転体の運動
と共に運動するように設けられた小部分であり、撮像管
で受像されたその小部分の画面上を走査したときに、そ
れを識別しうる電気信号として発生するものであればよ
い。
たとえば回転体をロニタとしたとき、ロータの軸の垂直
にピンを植設するようなものでもよい。
本明細書における“マーク°の用語は以上の場合をも意
味するものである。
以上詳述したように、本考案はマークを設けた回転体を
撮像管により受像し、マークの受像画を正方向または逆
方向に円形走査し、そのマークの走査信号が走査の一周
期間内のどの時点で発生したかを観測するようにしたの
で、経過時間に対する回転体の運動状態を速やかにかつ
容易に測定することができる。
回転体の運動速度に応じて走査速度を高速にすれば微少
時間における回転体の移動状態を測定できる。
また回転体の回転方向と逆方向に円形走査させることが
できるので、回転体の回転速度が接近している場合にお
いてもマークの移動をとらえることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す撮像管の概略図と電気
回路のブロックダイヤグラム、第2図は測定対象物であ
るマークを付着したロータの平面図、第3図は第1図要
部の波形図、第4図および5図はそれぞれ横軸に時間t
1縦軸にマークの回転角θを示したロータの回転特性図
、第6図および第7図はそれぞれ横軸に時間t1縦軸に
回転角θを示し、撮像管の走査方向をロータの回転に対
して逆方向にしたときのロータの回転特性図、第8図は
本考案の他の実施例を示した電気回路のブロックダイヤ
グラム、第9図は横軸に時間tをとった第8図要部の波
形図である。 1・・・ロータ、3・・・・・・イメージデセクタ、5
・・・・・・波形整形回路、8・・・・・・減衰器、9
・・・・・・位相器、10・・・・・・位相器、12・
・・・・・正弦波発生器、14・・・・・・単安定マル
チバイブレータ、15・・・・・・ランプ信号発生器、
16・・・・・・オシロスコープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転体に設けたマークを受像する撮像管と、この撮像管
    で受像された受像画を円形走査させるための正弦波信号
    を発生する信号発生装置と、上記円形走査の回転方向を
    正転または逆転させるために上記正弦波信号を進み位相
    または遅れ位相にする位相器と、上記位相のいずれか一
    方を選択する選択手段と、上記正弦波信号に相当する信
    号と上記選択手段の出力信号とのそれぞれの供給を受け
    る上記撮像管の垂直偏向コイルおよび水平偏向コイルと
    、上記受像画の走査によって得られた上記マークの対応
    信号が輝度変調入力として供給される表示装置と、上記
    正弦波信号に応答して周期的パルス信号を発生するパル
    ス発生器と、この回路の出力を上記表示装置の一つの偏
    向入力として供給する手段と、上記対応信号に応答する
    画像を上記表示装置に表示せしめる手段とからなる回転
    体の運動測定装置。
JP10019882U 1982-07-02 1982-07-02 回転体の運動測定装置 Expired JPS6014207Y2 (ja)

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JPS5862269U JPS5862269U (ja) 1983-04-26
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