JPS6014064A - 冷暖房装置 - Google Patents

冷暖房装置

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JPS6014064A
JPS6014064A JP12198883A JP12198883A JPS6014064A JP S6014064 A JPS6014064 A JP S6014064A JP 12198883 A JP12198883 A JP 12198883A JP 12198883 A JP12198883 A JP 12198883A JP S6014064 A JPS6014064 A JP S6014064A
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JP
Japan
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heat
piston
section
heat pump
radiator
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JP12198883A
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English (en)
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藤本 輝夫
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Kawasaki Jukogyo KK
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Publication date
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Priority to JP12198883A priority Critical patent/JPS6014064A/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外燃式往復動ガス機関により駆動される冷暖房
装置に関するものである。
従来の冷暖房装置は通常その動力としては電動機、内燃
機関などが用いられており、またその動力源としては電
力2石油、ガスによるものであるが、一方、最近に至り
外燃式往復動ガス機関が、その熱効率の高さ、無公害性
、二ネルギーの多様化の面からとみに注目を集めてきて
いる。この機関は外燃機関であるため、ガス。
石油2石炭など各種の燃料に対応でき、また燃焼の結果
排出されるガスの有害物質を制御しやすいといった点か
ら無公害化に効果を発揮しうるという特長な有している
外燃式往復動ガス機関は一般に知られている型式として
はダブルアクティング型、ディスプレーサ(仕切りピス
トン)型、フリーピストン型等がある。ここでは本発明
に関係する機関の作動について第1図乃至第4図につい
て略述する。第1図は仕切りピストン型外燃式往復動ガ
ス機関の作動説明図であり、この機関は密閉された気筒
11中に往復動する仕切りピストン12と出力ビストン
13が収、納されておりこの2個のピストンは機械的に
ある位相差で連結されており気筒11内の作動空間であ
る高温膨張部14および低温圧縮部15にA圧の水素ガ
ス又はヘリウムガスなどが密封され、高温膨張部14と
低温圧縮部15を連通して設けられている加熱器16.
再熱器17.冷却器18を通して仕切りピストンにより
作動ガスの移動がおこなわれ、ここで加熱、冷却をおこ
なうことにより気筒内の作動ガスの圧力が変化し、これ
を出力ビストン13に伝え出力として外部に取り出すも
のである。第2図はこの機関の2個のピストンの作動状
況と作動の関係を説明するための線図であり12−1は
仕切りピスト7120作動線図、13−1は出力ビスト
ン13の作動線図であり、両ピストンは一定の位相角を
保ちながら往復運動をおこなうものである。第1図A□
、 B、 、 C1,Dlの夫々の図は第2図の線図の
A工、 B1. C1,D、の位置に対応する両ピスト
ンの関係を図示したものである。
第3図は第1図に例示した仕切りピストン型機関の改良
型であるフリーピストン型外燃式往復動ガス機関であり
、これは密閉された気筒21中に往復動する仕切りピス
トン22と出力ビストン23が収納されており、この2
個のピストンは仕切りピストン22に設けられている連
結枠29と出力ビストン23に設けられた小気筒34の
間にガスバネ30を形成して連結され、また、出力ビス
トン23は仕切壁31との間にバウンススペース32を
形成しテイル。ココテ気筒21内に加圧封入されている
作動ガスを加熱器26.再熱器27.冷却器28を通じ
て外部から加熱、冷却すればガスバネ30のノくネ定数
およびバウンススペース32のノ(ネ定数および仕切り
ピストン22と出力ビストン23f)質量により規制さ
れる質点の振動系の利用により仕切りピストン22と出
力ビストン23は適轟な位相差をもって振動し、これに
より気筒21内のガス圧力が変動しこの圧力変化が出力
ビストンを動かし出力桿33を通じて外部に動力を伝え
るものである。第4図は、この両ピストンの作動状況と
作動の関係を説明するだめの線図であり22−1は仕切
りピストン22の作動線図、23−H1tlカビストン
230作動線図であり、両ピストンは若干の位相差を保
ちながら往復運動をおこなうものである。第3図A2y
 Bg + C2jD2の夫々の図は第4図の線図のA
2 * B2 + C2+ DQの位置に対応する両ピ
ストンの関係を図示したものである。
以上はフリーピストン型の外燃式往復動ガス機関の構成
と作動について説明したものであるが、これを一般の内
燃式往復動機関と比較すると、(1)外燃式機関である
ためにその使用する燃料は固体、液体、気体の何れにて
もよ(、エネルギーの多様化に対応できること。(2)
排出ガスの有害物質を制御しやす(無公害化の効果が発
揮できること。(3)爆発燃焼がないので機関騒音や振
動が非常に少い。などの利点があるが他方においては高
温高圧ガスが使用されるのでこのガスの完全な密封機構
が技術的に困難であり、特に気筒とピストンの間や軸動
部の密封には問題が残されている。従ってこれらの機関
に直結される負荷として、例えば冷凍機などが駆動され
る場合に長時間運転されている間に機関に封入されてい
る作動ガスが軸部なとより漏洩して冷凍機の冷媒ガスと
混合したりまた作動ガスかその摺動部より外部に漏洩す
るという不具合が生ずる。この作動ガス等め漏洩の問題
に解決を与えたものが以下に述べる第5図にて例示した
外燃式往復動ガス機関式熱ポンプであり、これは外燃式
往復動ガス機関にて駆動される熱ポンプを同−気筒内に
収納しかつ、駆動機関に使用する作動ガスと熱ポンプ用
熱媒ガスを同種のガスを使用することにより機関および
熱ポンプのピストンの摺動部などよりのガスの漏洩にた
いして融通をもたせるとともに気筒全体よりのガスの漏
洩の問題を解決したものである。しがし第1図、第3図
および第5図で例示した機関は何れも外燃式であるため
に負荷の変動に対応する機関の応答がおそく、起動停止
を繰返す機械や負荷の変動の激しい装置にたいしての適
用が困難であるという欠点がある。従ってこれを冷暖房
装置として有効に利用するために冷暖房装置の負荷の変
動に対しては冷暖房回路に蓄熱器な取付けることにより
急激な負荷変動に応答しうる装置とし従来の外燃式往復
動ガス機関の有する欠点を改善した冷暖房装置を提供、
するものである。
以下本発明の実施例を第5図乃至第11図5について詳
述すると第5図はその略縦断面と冷暖房機の構成をしめ
す回路図であり、第6図は第5図のA−A部断面図であ
る。この装置は駆動部、熱ポンプ部、冷暖房機部より構
成され50は本装置の駆動部であり密閉された駆動部気
筒51内には仕切りピストン52.駆動側出力ビストン
53が駆動ガイド桿54に嵌入されて収められている。
60は本装置の熱ポンプ部であり密閉された熱ポンプ気
筒61内には仕切りピストン62.熱ポンプ用ピストン
63が熱ポンプガイド桿64に嵌入されて収められてい
る。
駆動部気筒51と熱ポンプ気筒61は結合されて一体と
なり一つの密閉された気筒を構成している0ガイド桿5
4.64は駆動部気筒51と熱ポンプ気筒61の結合部
付近にてガイド桿支持具10を介して気筒に固定される
とともに駆動ガイド桿54は駆動側出力ビストン53を
嵌通し、その先端は仕切りピストン52の小気筒52′
に嵌入されこの間にガスノくネ54′を形成しており、
熱ポンプガイド桿64は熱ポンプ用ピストン63な嵌通
し、その先端は仕切りピストン62の小気筒62′に嵌
入されこの間にガスノくネ64′を形成している。駆動
側出力ビストン53と熱ポンプ用ピストン63は連結枠
71を介して結合されており、該ピストンがガイド桿5
4゜64にそって摺動する場合に連結枠71とガイド桿
支持具70が互に干渉しないように連結枠71は配置せ
られている。第6図は第5図のA−A断面をあられして
おりガイド桿54,64゜ガイド桿支持具70および連
結枠11の相互関係位置を説明するものである。
駆動部50は仕切りピストン52と気筒上部の間に高温
膨張部58を形成するとともに駆動側出力ビストン53
との間に低温圧縮部59を形成し、高温膨張部58と低
温圧縮部59は加熱器55.再熱器56.冷却器57に
より連接されて、以上でフリーピストン型外燃式往復動
ガス機関を構成し、また熱ポンプ部60をま仕切りピス
トン62と気筒下部の間に熱ボンフ”膨張 ゛部69を
形成するとともに熱ポンプ用ピストン63との間に熱ポ
ンプ圧縮部68を形成し、熱ポンプ圧縮部68と熱ポン
プ膨張部69は加熱。
部コイル65.再熱器66、冷却部コイル67により連
接されて熱ポンプを構成しており、上記機関と併せてチ
ューブレックスフリーピストン型の外燃式往復動ガス@
関ヒートポンプを構成する。なお駆動部、熱ポンプ部に
使用される作動ガス、熱媒ガスは同一のガスを用℃・、
例えば水素ガスまたはヘリウムガス等が封入使用される
。100は本装置の冷暖房機部でありその構成を説明す
ると、70は加熱部の熱変換器であり、前記加熱部コイ
ル65との間に熱の授受なおこなう受熱コイル72が収
納され、71を1冷却部の熱交換器であり、前記冷却部
コイル67との間に熱の授受をおこなう受熱コイル73
カー収納されている。74.75は熱媒ボンフ”、76
゜77j78,79.80は三方弁、81は蓄熱器、8
2.83は放熱器であり、例えば放熱器82は室内に、
また放熱器83は屋外に設置されるものである。84は
放熱器82に対応する温度検出器であり例えば室内の温
度を検出し、これを制御器85につたえ三方弁80の制
御をおこなうようになっている。91はバイパス管であ
り三方弁80の作動により放熱器82の回路を短絡し、
熱媒ガスをバイパスする回路を構成する。88は蓄熱器
81に付帯する温度検出器であり、これより信号を燃焼
制御器89につたえ、燃焼装置90を制御し、機関の出
力を調整するようになっている。86.87は送風機で
ある。101.乃至107 、121乃至125 、1
31乃至134は上記夫々の機器の間を結ぶ連絡管であ
る。
第7図は本装置を暖房機として使用する場合の冷暖房機
部の回路の構成をしめすもので、この場合には三方弁7
6.77.78.79は図示の如(切換えられ、加熱部
回路は受熱コイル72より101→熱媒ポンプ74→1
02→三方弁76→103→蓄熱器81→104→三方
弁80→105→放熱器82→106→三カ弁78→1
07より受熱コイル72の如(熱媒回路が形成され、ま
た冷却部回路は冷却部コイル73より121→熱媒ポン
プ75→122→三力弁77→123→放熱器83→1
24→三方弁19→125より冷却部コイル73の如く
熱媒回路が形成される。この場合連絡管131 、13
2 、133 、134には熱媒は流れない構造となっ
ている。
次に本装置を冷房機として使用する場合の回路の構成を
第8図にしめす。この場合は三方弁76.77.78.
79は図示−の如(切換えられ、加熱部回路は受熱コイ
ル72より101→熱媒ポンプ74→102→三方弁7
6→131→123→放熱器83→124→三力弁79
→132→107より受熱コイル72の如く熱媒回路が
形成され、また冷却部回路は冷却部コイル73より12
1→熱媒ポンプ75→122→三方弁TT→133→1
03→蓄熱器81→104→三方弁80→105→ 。
放熱器82→106→三方弁78→134→125より
冷却部コイル73の如(熱媒回路が形成される。
第9図、第10図はバイパス管91の作用をしめす回路
図であり、第9図は三方弁80は図示の如(切換えられ
放熱コイル82に熱媒が流れている状態をしめし、この
場合にはバイパス管90には熱媒は流れず、即ち連絡管
104→三方弁80→105→放熱器82→106の回
路が形成され、三方弁が第1θ図の如(切換えられると
熱媒は連絡管104→三方弁80→バイパス管91→1
06の回路が形成され放熱器には熱媒は流れない。
なおこの冷暖房機部即ち熱交換器70,11以下に使用
される熱媒は必ずしも駆動部、熱ポンプ部に封入使用さ
れるガスと同一の熱媒ガスを使用する必要はなく、他の
気体または液体の熱媒を使用しても差支えない。
以上の如(構成された冷暖房装置において、これが運転
駆動される場合は、先づ駆動部の加熱器55が加熱され
ると共に冷却器51が冷却されるとガスバネ54′のバ
ネ定数、仕切りピストン52と駆動側出力ビストン53
の質量により規制される質点の振動系により仕切りピス
トン52と駆動側出力ビストン53は適当な位相差をも
って振動し、駆動部気筒51内に加圧封入されている作
動ガスのガス圧力が変動し、この変化に応じて駆動側出
力ビストン53から連結稈71を介して熱ポンプ用ピス
トン63に動力が伝えられる。ここで熱ポンプ気筒61
内に圧力変化が生じガスバネ64′のバネ定数と仕切り
ピストン62の質量により規制される質点の振動系によ
り仕切りピストン62は熱ポンプピストン63に対し適
当な位相差をもって振動し仕切りピストン62の往復作
動共に熱ポンプ圧縮部68にて熱媒ガスが圧縮加熱され
るとともに熱ポンプ膨張部69においては熱媒ガスが膨
張冷却し、熱ポンプとして作用する。 ゛ここで熱ポン
プ圧縮部68にて圧縮加熱された熱媒ガスは熱交換器T
O内の加熱部コイル65により受熱コイル72に熱を与
え冷却されたのち更に再熱器66にて熱を失い次に熱交
換器71内の冷却部コイル67より熱ポンプ膨張部69
に到る間に熱媒ガスは断熱膨張により更に温度は降下す
る。これが逆の場合には熱ポンプ膨張部69内にある膨
張冷却された熱媒ガスは冷却部コイル67にて受熱コイ
ルγ3より熱を受け、更に再熱器66にて温められて加
熱部コイル65より熱ポンプ圧縮部68にもどされ、以
上のサイクルを繰返しながら熱ポンプは運転される。
ここで再熱器66は加熱部コイル65側よりくる高温熱
媒ガスにたいしてはこの熱を吸収して冷却された熱媒ガ
スを冷却部コイル67側に送り、また冷却部コイル67
側より(る低温熱媒ガスにたいしては、熱な与えて加熱
部コイル65側に送るいわゆる熱クッションの作用をお
こなっている。
ここで本装置が暖房機として使用される場合についての
作用について説明すると、前述の如く冷暖房機部100
0回路は第7図にしめすように構成される。この回路図
において熱交換器70にて加熱部コイル65より受熱昇
温された受熱コイル72中の熱媒は熱媒ボシプ14によ
り三方弁76を経由して蓄熱器81に送られここで一部
の熱はこの蓄熱器に蓄熱され更に三方弁80を経由して
放熱器82に至り、ここで放熱暖房がおこなわれ冷却し
た熱媒は三方弁T8を経由して受熱コイル72にもどさ
れ、ここで再び加熱される。他方熱交換器71において
は、膨張冷却された熱媒ガスにより冷却部コイル67に
より冷却された受熱コイル73中の熱媒は熱媒ポンプ7
5により三方弁7Tを経由して放熱器83に送られ、こ
こで受熱昇温し三方弁79を経由して受熱コイル73に
もどされここで再び冷却される。以上の作用により放熱
器82は連続して暖房機としての作用をおこなう0次に
本装置が冷房機として使用される場合には前述の如(冷
暖房機部100の回路は第8図にしめすように構成され
る)ここで熱交換器T1において膨張冷却された熱媒ガ
スにより冷却された冷却部コイル67により冷却された
受熱コイル73中の熱媒は熱拭ポンプ75により三方弁
77を経由して蓄熱器81に送られ、一部はこの蓄熱器
を冷却し更に三方弁80を経由して放熱器82に至り、
ここで冷房をおこなうとともに受熱し、温められた熱媒
は三方弁78を経由して受熱コイル73にもどされ、こ
こで再び冷却される。他方熱交換器70においては加熱
部コイル65より受熱昇温された受熱コイル12中の熱
媒は熱媒ポンプ74より三方弁76な経由して放熱器8
3に送られ、ここで放熱冷却し、三方弁19を経由して
受熱コイル72にもどされここで再び加熱される。以上
の作用により桑゛ −、“ 放熱器82は連続して冷房機 としての作用をおこなう。
ここで本装置の蓄熱器81およびバイパス管910作用
につき説明すると、例えば本装置が暖房装置として使用
される場合においては定常に暖房機として放熱作用して
いる場合は第9図に示すとと(、冷暖房機回路は蓄熱器
81より→104→三方弁80→ios→放熱器82→
106の回路を構成するが、ここで被暖房体の温度が規
定以上に達すれば温度検出器84よりの信号により制御
器85が作動して三方弁80は第10図にしめず如(切
換えられ熱媒は104→バイパス管91→106の回路
を形成し放熱器82には熱媒は送られず暖房は停止する
。ここで即ち負荷は零となり熱媒の有する熱はすべて蓄
熱器81に蓄えられることになり蓄熱器81の温度は上
昇する。ここでこの蓄熱器81がある規定温度に達すれ
ば温度検出器88よりの信号が第5図にしめず駆動部5
0の燃焼制御器89に送られ、燃焼制御器の制御により
燃焼装置90が作動して燃料供給が絞られ機関は徐々に
無負荷運転状態となり、熱ポンプ部60よりの熱出力も
徐々に低下して最低出力状態となるとともに蓄熱器81
の温度上昇も止まり飽和温度となり安定する。次に被暖
房体の温度が規定以下になれば温度検出器84よりの信
号により制御器85が作動して三方弁80は第9図にし
めず如(切換えられ熱媒は放熱器82に送られ暖房が再
開される。この時には機関は無負荷状態であるので、こ
の間の熱媒への熱の供給はまづ蓄熱器81の放熱によっ
ておこなわれ蓄熱器の温度は下降するが、この温度が規
定以下になれば温度検出器88が作動しその信号により
燃焼制御器89を介して燃焼装置90が作動して、燃料
供給が増加して機関の出力と共に熱ポンプ部60の熱出
力が上昇して熱が供給され装置は再び暖房機として運転
され上記の動作を繰返しながら被暖房体の温度を一定に
保つように作動するものである。
第11図は上記放熱器82の作動、蓄熱器81温度、熱
ポンプ60の出力の関係を時間経過を横軸として表わし
たものであり、R□は放熱器55の放熱状況をあられし
、T1は蓄熱器81の定常の暖房時の温度、T2は温度
検出器88の動作温度、T3は熱ポンプ無負荷運転時の
蓄熱器の飽和温度、Plは熱ポンプの無負荷運転時出力
、P2は暖房機の定常運転時の出力をあられす。
なお本装置が冷房装置と、して使用される場合は第8図
にしめす回路により熱媒が流通し蓄熱 ゛器81は冷却
されることになり、放熱器82の放冷停止により熱媒が
バイパスされここで蓄熱器81の温度が規定以下に降下
すれば機関の出力も低下するように作用し放熱器82の
作動により放冷が開始され蓄熱器の温度が規定以上に上
昇すれば機関の、出力も増加するように作用するもので
ありその他の作用は本装置が暖房機として使用される場
合と同様であるので省略する0本発明は以上の如き構成
1作用であり、外燃式往復動ガス機関の負荷の変動に対
する機関の応答がおそく負荷の変動の激しい装置にたい
して適用がむづかしいという欠点を、冷暖房装置の負荷
側に蓄熱器を取付けることにより解決し駆動機関側の出
力の変化な徐々としながらも急激な負荷変動に応え得る
冷暖房装置となしえたことにより外燃式往復動ガス機関
の冷暖房装置としての利用範囲を格段に拡げるとともに
総合的な効率をも向上したものである。更には外燃式往
復動ガス機関の特徴としてのエネルギーの多様化、排出
ガスの無公害化、@音振動の減少に、対処しうる冷暖房
装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は仕切りピストン型外燃式往復動ガス機関の作動
説明図、第2図は第1図の機関の作動特性図、第3図は
改良されたフリーピストン型外燃式往復動ガス機関の作
動説明図、第4図は第3図の機関の作動特性図、第5図
は本発明に係る冷暖房装置の実施例の略縦断面図及び冷
暖房機回路図、第6図は第5図のA−A断面図、第7.
8,9.10図は第5図の冷暖房機部の作動説明回路図
、第11図は放熱器、蓄熱器。 駆動機関の状態説明図。 50・・・駆動部 60・・・熱ポンプ部 100・・
・冷暖房機部 51,61・・・気筒 52゜62・・
・仕切りピストン 53・・・駆動側出力ビストン 6
3・・・熱ポンプ用ピストン 54゜64・・・ガイド
桿 55・・・加熱器 56・・・再熱器 57・・・
冷却器 58・・・高温膨張室59・・・低温圧縮室 
°65・・・加熱部コイル66・・・再熱器 61・・
・冷却部コイル 68 ゛・・・熱ポンプ圧縮部 69
・・・熱ポンプ膨張部70.71・・・熱交換器 72
.73・・・受熱コイル 74.75・・・熱媒ポンプ
 76.77゜78.79,80・・・三方弁 81・
・・蓄熱器82.83・・・放熱器 89・・・燃焼制
御器90・・・燃焼装置 91・・・バイパス管発明者
 藤本輝夫 出願人 川崎重工業株式会社 第1図 第2図 At 81 CI Dl (0・) (90つ (180つ (27σ)−一−−
+’¥−# 第3図 第4図 A2 82 C2D2 ((y) (90つ (180”) (270’)−−
→4# 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和58年 特 許 願第121988”号゛2、発明
の名称 冷暖房装置 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 神戸市中央区東用崎町3丁目1番1号氏 名(
名称) (097)川崎重工業株式会社4、 代 理 
人 〒103 (2)図面 (第5図、第11図) 8° 補′E″P′” JJIJ#E@。通シ8、補正
の内容 (1) 明細書の特許請求の範囲を別紙の通り訂正する
。 (2) 明細書10頁8行の「チュープレックス」を「
デユープレックス」と訂正する。 (3)同13頁7行の「バイパス管90」を「バイパス
管91」と訂正する。 (4)同14頁14行の「往復作動共に」を「往復運動
により」と訂正する。 (5)同19頁13行乃至14行の「蓄熱器81温度J
をr蓄熱器81の温度」と訂正する。 (6) 同19頁26行の「暖房機」を「熱ポンプ」と
訂正する。 (別 紙) 特許請求の範囲 (1) 円筒状の密閉された気筒51.61内に駆動部
仕切シピストン52と、および連結枠71にて結合され
た駆動側出力ビストン53および熱ポンプピストン63
と、および熱ポンプ仕切シピストン62を有し、脇動部
気筒51には駆動部仕切シピストン52によシ仕切られ
た高温膨張室58と低温圧縮室59を加熱器55.再熱
器56.冷却器57で連接し、上記駆動部仕切シピスト
ンと駆動側出力ビストンと加熱器。 再熱器、冷却器をもって駆動部を構成し、熱ポンプ気筒
61には熱ポンプ仕切シピストン62により仕切られf
C熱ポンプ膨張部69と熱ポンプ圧縮部68を加熱部コ
イル651.再熱器66゜冷却部コイル67で連接し、
上記熱ポンプ仕切シピストンと熱ポンプピストンと加熱
部コイル。 再熱器、冷却部コイルをもって熱ポンプ部とし、上記加
熱部コイルには熱交換器7oを介して蓄熱器81.放熱
器82と該放熱器に並列にバイおよび上記冷却部コイル
には臓交換器71を介して放熱器83が連接されて構成
された回路ならびに上記加熱器コイルよシ熱交換器7o
を介して放熱器83に、および上記冷却部コイルには熱
交換器71を介して蓄熱器81.放熱器82と該放熱器
に並行にバイパス管91が連接されて構成された冷暖房
回路に夫々接続可能となる回路を設けて冷暖房機部とし
上記駆動部と熱ポンプ部と冷暖房機部よシなる冷暖房装
置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 円筒状の密閉された気筒51,61内に駆動部
    仕切りピストφへ、および連結枠にて結合された駆動側
    出力ビストン53および熱ポンプピストン63と、およ
    び熱ポンプ仕切りピストン62な有し、駆動部気筒51
    には駆動部仕切りピストン52により仕切られた高温膨
    張室58と低温圧縮室59な加熱器55.再熱器56゜
    冷却器57で連接し、上記駆動部仕切りピストンと駆動
    側出力ビストンと加熱器、再熱器、冷却器をもって駆動
    部を構成し、熱ポンプ気筒61には熱ポンプ仕切りピス
    トン62により仕切られた熱ポンプ膨張部69と熱ポン
    プ圧縮部68を加熱部コイル65.再熱器66、冷却部
    コイル6γで連接し、上記熱ポンプ仕切りピストンと熱
    ポンプピストンと加熱部コイル、再熱器。 冷却部コイルをもって熱ポンプ部とし、上記加熱部コイ
    ルには熱交換器70を介して蓄熱器81゜放熱器82と
    該放熱器に並列にバイパス管91 ゛が連接されて構成
    された冷暖房回路および上記冷却部コイルには熱交換器
    71を介して放熱器83が連接されて構成された回路な
    らびに上記加熱部コイルより熱交換器70を介して放熱
    器83に、および上記冷却部コイルには熱交換器T1を
    介して蓄熱器81.放熱器82と該放熱器に並列にバイ
    パス管91が連接されて構成された冷暖房回路に夫々接
    続可能となる回路を設けて冷暖房機部とし上記駆動部と
    熱ポンプ部と冷暖房機部よりなる冷暖房装置。
JP12198883A 1983-07-05 1983-07-05 冷暖房装置 Pending JPS6014064A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61265455A (ja) * 1985-05-18 1986-11-25 川崎重工業株式会社 熱駆動ヒ−トポンプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61265455A (ja) * 1985-05-18 1986-11-25 川崎重工業株式会社 熱駆動ヒ−トポンプ
JPH05626B2 (ja) * 1985-05-18 1993-01-06 Kawasaki Heavy Ind Ltd

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