JPS6014041Y2 - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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Publication number
JPS6014041Y2
JPS6014041Y2 JP1977110514U JP11051477U JPS6014041Y2 JP S6014041 Y2 JPS6014041 Y2 JP S6014041Y2 JP 1977110514 U JP1977110514 U JP 1977110514U JP 11051477 U JP11051477 U JP 11051477U JP S6014041 Y2 JPS6014041 Y2 JP S6014041Y2
Authority
JP
Japan
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gear
drive shaft
rack
drive
rotation
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977110514U
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English (en)
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JPS5330086U (ja
Inventor
隆之 藤田
昭紀 伊藤
彰 和田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Publication of JPS5330086U publication Critical patent/JPS5330086U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は往復シリンダを動力とし、往復シリンダの往復
によって駆動軸を一回転させる駆動装置に関するもので
ある。
第1図は7個のカム曲線を示したタイミング線図の一例
である。
この第1図の曲線で山となっているところが動力カムの
山と一致し、曲線で谷となっているところが動力カムの
谷と一致する。
第1図の斜めに現われた線が動力カムが谷から山あるい
は山から谷へ移動する行程である。
動力カムが谷から山へ移動するとき駆動トルクを必要と
し、逆に動力カムが山から谷へ移動するときには動力カ
ム側から駆動軸が逆方向のトルクを受ける。
このような動力カムを多数もった駆動軸を、往復シリン
ダを動力とし一回転クラッチないしはラチェット機構を
採用した回転駆動装置で回転駆動させる時には、往復シ
リンダの往路と復路の切替点を先きの第1図で示す動力
カムの谷から山へあるいは山から谷への移動域をさける
必要がある。
すなわち、このような移動域に往復シリンダの往路と復
路あるいは復路と往路の切替点があると駆動軸から発生
トルクによりシリンダ回転駆動装置に先走り等が発生し
、駆動系全体が不安定となり信頼性の欠けるものとなる
本考案はこのような動力カムが多数ある場合に山から谷
あるいは谷から山への移動域から往復シリンダの動力と
した回転駆動装置の往路、復路の切替点をさけることに
ある。
すなわち、駆動軸回転中に往路によって生ずる駆動軸の
角度と復路によって生ずる駆動軸の角度を不等のものと
し、往路から復路へのあるいは復路から往路への切替点
を機械設備に応じた位置にすることにある。
以下図面によって本考案の一実施例を説明する。
第2図において、1は往復シリンダであって、始動前の
状態を示している。
シリンダロッド先端にはジヨイント24とピン25を介
してラック2が連結され、A方向(往路)、B方向(復
路)の往復直線運動を行う。
第3図及び第4図に示すように、ラック2は歯車3及び
歯車4と噛み合っている。
この歯車3は駆動軸8とはブツシュ22によって空転し
得るドライビングアーム5に固定され、歯車3が回転す
ると、ドライビングアーム5は、駆動軸8上を歯車3と
共に回転することができる。
このドライビングアーム5の先端には爪7が取付けられ
、スプリング18によって先端が常に飛車6に押えつけ
られている。
そして、ドライビングアーム5が第3図に示すC方向に
回転した時は、この爪7が飛車6に1個設けられた切欠
きイに引掛り、飛車6をC方向に回転させる。
そこで飛車6と固定されている駆動軸8がC方向に回転
する。
又ドライビングアーム5が反対方向、即ちD方向に回転
する時には、爪7は飛車6の切欠きイに引掛かることな
く空転する。
従って、この時にはドライビングアーム5からは駆動軸
8に回転は伝わらない。
一方歯車4は遊動軸9に固定されていて、その回転は反
対側の歯車10に伝わって、歯車11を回転させる。
この歯車11はドライビングアーム12に固定されてい
て、ブツシュ23の介在により、駆動軸8の周りに空転
し得るようになっている。
そしてドライビングアーム12の回転は、先の場合と同
様に、C方向の場合のみ、爪13が飛車14に1個所あ
る切欠き口に掛って、駆動軸8に伝達される。
このドライビングアーム5及び12は始動時点において
は、爪7及び爪13が夫々対応する飛車6及び14の切
欠きイ及び口に落ち込んでいて、ドライビングアーム5
又は12のC方向の自転がすぐ駆動軸8に伝わる状態に
ある。
第3図に示されているのは、往復シリンダ1のロッドの
往路であるA方向への始動時点の状態を示している。
この状態から、動力源である往復シリンダ1のロッドが
A方向に動くとラック2と噛合っている歯車3及び4は
C方向に回転する。
この歯車のうち歯車3はドライビングアーム5と一体と
なり、飛車6を回転させC方向に動力を伝える。
一方歯車4は歯車10をC方向に回転させるために、こ
れと噛合っている歯車11をドライビングアーム12と
共にD方向に回転させる。
そこで、駆動軸8がドライビングアーム5によってC方
向に回転しているため、爪13と飛車14の切欠き口と
は逆方向の回転となり、爪13と飛車14の切欠き口と
は互いに離反していく形となって、ドライビングアーム
12からは動力は伝わらない。
このようにして、往復シリンダ1によるラック2のA方
向の全ストロークが終了すると、ドライビングアーム5
は、第3図のIの位置からC方向に■の位置まで移り、
一方ドライビングアーム12は■の位置からD方向に■
の位置に移動する。
同時に飛車14は駆動軸8と一体になって、C方向に回
転し、回転終了時に■の位置で爪13と飛車14の切欠
き口が噛合って停止する。
駆動軸8はC方向にIから■まぜの角度だけ回転したこ
とになる。
これによって、A方向の運動が終り、駆動軸8に取付け
られたカム15により、マイクロスイッチ16が働き、
切替弁(図示せず)を切替え往復シリンダ1はB方向に
働き出す。
ラック2がB方向に働く場合は、A方向の場合とは反対
の関係になる。
即ち、この時歯車3及び4はD方向に回転するため、ド
ライビングアーム12はC方向に回転し、ドライビング
アーム5はD方向に回転しようとする。
この場合においては、駆動軸8の回転は、ドライビング
アーム12から伝えられ、回転方向はC方向に、■から
Iまでの角度を回転する。
一方ドライビングアーム5は、■からIにD方向に回転
し、飛車6はD方向に駆動軸8と共に回転し、切欠きイ
が■からIへC方向に回転してIの位置で爪7と噛合う
ラック2のB方向への移動による駆動軸8の回転が完了
すると、再びカム15により、マイクロスイッチ16が
働らき、動作信号を出す。
即ち駆動軸8の回転は、往復シリンダ1によるラック2
のA方向への移動の時には、C方向に■から■までであ
り、又ラック2のB方向への移動の時には、C方向に■
からIまでであって、ラック2が1往復する間に駆動軸
8は1回転する。
本考案の装置においてはシリンダロッドあるいはラック
2の1往復により、駆動軸8が1回転するのであるが、
往復シリンダ1によるラック2のA方向、B方向におけ
る移動による駆動軸8の回転角度は、ラック2のストロ
ークに対する歯車3の回転角度と歯車4及び10を介し
て回転する歯車11の回転角度により決定されるのであ
り、歯車3.4. 10. 11の歯車比を変更するこ
とによって変化させることができる。
こ)で各部に対する記号を次のように定める。
S:往復シリンダ1のロッド(ラック2)のストローク
mニラツク2、歯車3. 4. 10. 11のモジュ
ール。
zl:歯車3の歯数。
z2:歯車4の歯数。
z3:歯車10の歯数。
Z4=歯車11の歯数。
α:往復シリンダ1のロッド(ラック2)のA方向にお
ける移動による駆動軸8の回転角度。
β:往復シリンダ1のロッド(ラック2)のB方向にお
ける移動による駆動軸8の回転角度。
γ:往復シリンダ1のロッド(ラック2)の全ストロー
クSによる歯車4の回転角度。
第5図において、ラック2と歯車3,4との関係を求め
ると、 となる。
又歯車10゜11との間には なる関係が成立する。
更にα。α十β=360 である。
先ず(i)からβとは (11)、(111)から M、明の結果と■の関係から なる関係式が得られる。
即ち、この(Vil)式の条件の下に各歯車を変更する
ことにより、往復シリンダ1のロッド即ラック2の往路
、復路における駆動軸8の回転角度比は、α十β=36
0°の時、となり、任意に選ぶことができる。
本考案は往復シリンダの往路から復路あるいは復路から
往路への切替点を動力カムの山から谷、谷から山への移
動域からさけることにあるがその他次のような効果及び
特徴を有している。
(1)往復シリンダ1のロッドの往路、復路のエネルギ
を有効に回転運動に変換できる。
(2)駆動軸8の1回転中における往復シリンダ1のロ
ッドの往路、復路での駆動軸8の回転角度が任意に選べ
るため、往復シリンダ1のロッドの往路から復路へある
いは復路から往路への変換点をタイミングカム線上で影
響のないところにとることができる。
(3) 又、往復シリンダ1のロッドを連続的に往復
させ、駆動軸を連続的に1回転させる使用方式以外に、
往復シリンダ1のロッドを往路あるいは復路の途中にお
いて、停止させて使用することもできる。
即ち、駆動軸を連続的に1回転させるのではなく、回転
の途中で一旦停止させ、再び他から信号を得て残りを回
転させることができる。
(4)往復シリンダ1の多くは、スピードコントローラ
26.27を取付けることにより、往路、復路の速度を
変えることができ、これを利用して、駆動軸8の回転速
度を2段に変速することができる。
(5)駆動軸8は前述の構造説明においても明らかなよ
うにC方向には自由に回転できるから、この駆動軸8に
ハンドル17(第4図)を取付けることにより、駆動軸
8上のカムあるいは歯車(図示せず)の調整が簡単にな
る。
(6)本考案による装置として、シリンダが固定で、シ
リンダロッドが直進する形式のシリンダの場合について
述べたが、ピストンが固定でシリンダが移動する形式の
ものであっても勿論差支えない。
この場合には移動するシリンダの部分に、ラック2との
間のジヨイントを設ければよい。
(7) 本考案の説明において、前記の通り直進形の
シリンダロッドのものについて述べたが、回転形のシリ
ンダにも利用できる。
第6図はその応用例であって、28が回転形シリンダで
ある。
この回転形シリンダ28の駆動軸8に歯車29を取付け
、この歯車29に前記本考案のラック2を係合させる。
これにより簡単に回転形シリンダ28の揺動運動を回転
運動に変換することができ、その動作、原理は前記直進
形の場合と全く同じである。
(8)本装置は、一方向クラッチを使用していない。
そのため、シリンダからの伝えられた回転に滑りが発生
せず、駆動軸8の回転は往復シリンダ1の動作と対応し
ており、駆動軸8に回転誤差が累積されない。
【図面の簡単な説明】
第1図は数種類の動力カムのタイミング線図、第2図は
本考案の駆動装置の一実施例の全体正面図、第3図は同
一部切欠正面図、第4図は同上面断面図、第5図は歯車
の関係を示す説明図、第6図は他の実施例の正面図であ
る。 1・・・・・・直進型往復シリンダ、2・・・・・・ラ
ック、3.4・・・・・・歯車、5・・・・・・ドライ
ビングアーム、6・・・飛車、7・・・・・・爪、8・
・・・・・駆動軸、9・・・・・・遊動軸、10.11
・・・・・・歯車、12・・・・・・ドライビングアー
ム、13・・・・・・爪、14・・・・・・飛車、15
・・・・・・カム、16・・・・・・マイクロスイッチ
、17・・・・・・ハンドル、18・・・・・・ばね、
19・・・・・・ばね掛け、20・・・・・・ばね、2
1・・・・・・ばね掛け、22・・・・・・ブツシュ、
24・・・・・・ジヨイント、25・・・・・・ピン、
26.27・・・・・・スピードコントロール、28・
・・・・・回転形シリンダ、29・・・・・・歯車、P
3・・・・・・歯車3のピッチ円、P。 ・・・・・・歯車4のピッチ円、Plo・・・・・・歯
車10のピッチ円、P□、・・・・・・歯車11のピッ
チ円。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 駆動軸を空転しうる歯車と一体となったドライビングア
    ームの先に爪を設け、ドライビングアームの一定方向の
    回転に対してのみ前記爪が駆動軸に固定された飛車の切
    欠きに掛って駆動軸を一定方向に回転させる構造の駆動
    部を同一駆動軸上に甲乙一対を設け、甲乙の駆動部によ
    り駆動軸を一定方向に回転させる手段としてシリンダに
    設けたラックと駆動部中側の歯車Aとを係合し、さらに
    前記ラックと係合された歯車Bと同一回転する歯車Cと
    、駆動部乙側の歯車りとを係合させ、ラックが往路のと
    きには駆動部甲により駆動軸に回転が伝えられ、ラック
    が復路のときには歯車B、 Cを介して駆動部乙により
    駆動軸に回転が伝えられる駆動装置において、歯車A、
    B、 C,Dの間に21z224=−5!−(タタシ
    z1ハ歯車A)歯数、Z2Z、z4+ Z、23w m は歯車Bの歯数、ろは歯車Cの歯数、4は歯車りの歯数
    、Sはシリンダーのラックのストローク、mはラック、
    歯車A−Dのモジュールを示す)で示す一定関係をもた
    せることにより、ラックの往路、復路とで駆動軸の回転
    角度を異ならせることを特徴とした駆動装置。
JP1977110514U 1977-08-17 1977-08-17 駆動装置 Expired JPS6014041Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977110514U JPS6014041Y2 (ja) 1977-08-17 1977-08-17 駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977110514U JPS6014041Y2 (ja) 1977-08-17 1977-08-17 駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS5330086U JPS5330086U (ja) 1978-03-15
JPS6014041Y2 true JPS6014041Y2 (ja) 1985-05-04

Family

ID=28720392

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JP1977110514U Expired JPS6014041Y2 (ja) 1977-08-17 1977-08-17 駆動装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5879623U (ja) * 1981-11-26 1983-05-30 永見 利夫 図柄を有する植毛建材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1116689A (en) * 1964-09-30 1968-06-12 Demitrios Kostantinos Mountano Apparatus for deriving useful energy from sea waves

Patent Citations (1)

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GB1116689A (en) * 1964-09-30 1968-06-12 Demitrios Kostantinos Mountano Apparatus for deriving useful energy from sea waves

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JPS5330086U (ja) 1978-03-15

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