JPS60138231A - 列形燃料噴射装置 - Google Patents
列形燃料噴射装置Info
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- JPS60138231A JPS60138231A JP24864683A JP24864683A JPS60138231A JP S60138231 A JPS60138231 A JP S60138231A JP 24864683 A JP24864683 A JP 24864683A JP 24864683 A JP24864683 A JP 24864683A JP S60138231 A JPS60138231 A JP S60138231A
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- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims abstract description 64
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/20—Varying fuel delivery in quantity or timing
- F02M59/24—Varying fuel delivery in quantity or timing with constant-length-stroke pistons having variable effective portion of stroke
- F02M59/26—Varying fuel delivery in quantity or timing with constant-length-stroke pistons having variable effective portion of stroke caused by movements of pistons relative to their cylinders
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はディーゼル機関用の列形燃料噴射装置に関する
。
。
(従来例)
従来の列形燃料噴射装置においては、カム軸上に設けた
複数のカムにより複数のプランジャを駆動し、プランジ
ャの上昇行程中のある区域内でプランジャによりシリン
ダの噴射ノズ!へ燃料を圧送するに当り、例えばプラン
ジャを回して上記燃料圧送区域の終点(圧送路わり点)
を変え、それにより燃料圧送の有効ストロ−′りを変え
て噴射ノズルへの燃料圧送量(燃料噴射量)を変更して
いた。
複数のカムにより複数のプランジャを駆動し、プランジ
ャの上昇行程中のある区域内でプランジャによりシリン
ダの噴射ノズ!へ燃料を圧送するに当り、例えばプラン
ジャを回して上記燃料圧送区域の終点(圧送路わり点)
を変え、それにより燃料圧送の有効ストロ−′りを変え
て噴射ノズルへの燃料圧送量(燃料噴射量)を変更して
いた。
ところが従来の装置においては、■)燃料圧送区域の始
点(圧送開始点)が一定になっていること、(至) プ
ランジャの上昇速度が下死点と上死点の近傍を除いて略
一定になっていることが原因して燃料噴射率(カム軸単
位回転角度当りの燃料噴射量)を変更するととができな
かった。そのため従来は全ての機関回転速度−負荷域で
燃料の良好な燃焼性能を得るととが難しかった。即ち例
えば低速時に排ガス中に混じる青白煙を減少させるため
燃料噴射率を太き目に設定すると、高速高負荷時にはキ
ャビテーションやエロージョンが発生したり、多次噴射
が生じて燃焼性能が悪化する。一方燃料噴射率を小さ目
に設定すると、高速高負荷時の燃焼性能は良くガるが、
低速時の青白煙が増加する。
点(圧送開始点)が一定になっていること、(至) プ
ランジャの上昇速度が下死点と上死点の近傍を除いて略
一定になっていることが原因して燃料噴射率(カム軸単
位回転角度当りの燃料噴射量)を変更するととができな
かった。そのため従来は全ての機関回転速度−負荷域で
燃料の良好な燃焼性能を得るととが難しかった。即ち例
えば低速時に排ガス中に混じる青白煙を減少させるため
燃料噴射率を太き目に設定すると、高速高負荷時にはキ
ャビテーションやエロージョンが発生したり、多次噴射
が生じて燃焼性能が悪化する。一方燃料噴射率を小さ目
に設定すると、高速高負荷時の燃焼性能は良くガるが、
低速時の青白煙が増加する。
(発明の目的)
本発明は列形燃料噴射装置において、燃料噴射量だけで
なく燃料噴射率をも機関回転速度や負荷等に応じて変更
自在とすることを主な目的としている。
なく燃料噴射率をも機関回転速度や負荷等に応じて変更
自在とすることを主な目的としている。
(発明の構成)
本発明による列形燃料噴射装置は、(a) プランジャ
に燃料圧送区域の始点と終点の双方を変更しうるコント
ロールスリーブを嵌め、(k)) プランジャの上昇速
度が次第に増加した後極大点を境に次第に減少するよう
にカムを異形に成形し、(C) カム軸内に油圧式タイ
マ機構を組み込み、上記タイマ機構を作動させる電磁弁
を設けたものである。
に燃料圧送区域の始点と終点の双方を変更しうるコント
ロールスリーブを嵌め、(k)) プランジャの上昇速
度が次第に増加した後極大点を境に次第に減少するよう
にカムを異形に成形し、(C) カム軸内に油圧式タイ
マ機構を組み込み、上記タイマ機構を作動させる電磁弁
を設けたものである。
(実施例)
まず本発明を採用したディーゼル機関の全体構造を簡単
に説明する。即ち本発明のディーゼル機関を上方から見
た場合の概念的な構成を示す第1図において、1はクラ
ンクケースで、クランクケース1には例えば4個のシリ
ンダ2を上方から取り付けている。クランクケース1内
にはクランク軸を軸支しており、ケース1から外部へ突
出したクランク軸軸端部にははずみ車Sを固定している
。
に説明する。即ち本発明のディーゼル機関を上方から見
た場合の概念的な構成を示す第1図において、1はクラ
ンクケースで、クランクケース1には例えば4個のシリ
ンダ2を上方から取り付けている。クランクケース1内
にはクランク軸を軸支しており、ケース1から外部へ突
出したクランク軸軸端部にははずみ車Sを固定している
。
4は燃料噴射ポンプのハウジングで、ハウジング4内に
は後述する如く例えば4個の噴射ポンプを設けている。
は後述する如く例えば4個の噴射ポンプを設けている。
噴射ポンプめ吐出−口5は高圧管6を介して各シリンダ
2に設けた噴射ノズル7に連通している。8は本発明に
よる主アクチュエイタ、9は副アクチュエイタで、両ア
クチュエイタ8.9はハウジング4に取り付けられてい
る。後に詳述する如く主アクチュエイタ8は主として燃
料噴射率を、又副アクチュエイタ9は燃料噴射量を変更
するための機構である。副アクチュエイタ9は従来のガ
バナに相当する。両アクチュエイタ8.9には位置セン
サ11.12をそれぞれ付設しておシ、両センザ11.
12により燃料噴射率と燃料噴射量を検出できるように
なっている。13は後述のタイマ機構を作動させるだめ
のタイミングコントロールパルプ、14はタイマ機構の
位置センサで、センサ14によ多燃料噴射時期を検出で
きるようになっている。又15はアクセルペダル、16
ははずみ車8に設けた回転速度センサ、17はその他の
センサ群である。センサ群17は例えば吸気圧センサ、
吸気圧センサ、水温センサ、グローカレントセンサ等か
らなっている。
2に設けた噴射ノズル7に連通している。8は本発明に
よる主アクチュエイタ、9は副アクチュエイタで、両ア
クチュエイタ8.9はハウジング4に取り付けられてい
る。後に詳述する如く主アクチュエイタ8は主として燃
料噴射率を、又副アクチュエイタ9は燃料噴射量を変更
するための機構である。副アクチュエイタ9は従来のガ
バナに相当する。両アクチュエイタ8.9には位置セン
サ11.12をそれぞれ付設しておシ、両センザ11.
12により燃料噴射率と燃料噴射量を検出できるように
なっている。13は後述のタイマ機構を作動させるだめ
のタイミングコントロールパルプ、14はタイマ機構の
位置センサで、センサ14によ多燃料噴射時期を検出で
きるようになっている。又15はアクセルペダル、16
ははずみ車8に設けた回転速度センサ、17はその他の
センサ群である。センサ群17は例えば吸気圧センサ、
吸気圧センサ、水温センサ、グローカレントセンサ等か
らなっている。
本発明においては、例えばアクセルペダル15と回転速
度センサ16から負荷の値と機関回転速度をマイクロコ
ンピュータのCPU18 (中央処理装置)に入力し2
、これらの入力値とセンサ群17からの入力値とに応じ
て燃料噴射率、燃料噴射量及び燃料噴射時期をCPU1
8により自動的にフィードバック制御できるようになっ
ている。なおこの場合「フィードバック制御」とは勿論
前述の各センサ11.12.14からの入力値と制御目
標値とを対照させながら噴射率等を制御することを指す
。
度センサ16から負荷の値と機関回転速度をマイクロコ
ンピュータのCPU18 (中央処理装置)に入力し2
、これらの入力値とセンサ群17からの入力値とに応じ
て燃料噴射率、燃料噴射量及び燃料噴射時期をCPU1
8により自動的にフィードバック制御できるようになっ
ている。なおこの場合「フィードバック制御」とは勿論
前述の各センサ11.12.14からの入力値と制御目
標値とを対照させながら噴射率等を制御することを指す
。
次に列形燃料噴射装置の主要部を詳[7く説明する。第
2図は一部を破断した側面図であり、そのうち2点鎖線
で囲んだ部分A、Bは90°展開した断面を示している
。第2図中ハウジング4内には前述の通シ例えば4個の
燃料噴射ポンプ20が配置されている。即ちハウジング
4は筒状のホルダ21を介して筒状バレ/l/22を支
持しておち、バレル22内にはプランジャ28の上部が
摺動自在に嵌合している。バレ/l/22の上方のホル
ダ21内には周知のデリバリパルプ24を設けており、
プランジャ上端とデリバリパルプ24との間のバレ)v
22内には加圧室80(ポンプ室)を形成している。プ
ランジャ2Bの長手方向略中間部にはスプリングシート
25を固定しており、シート25トホルダ21との間に
はリターンスプリング26を配置している。プランジャ
28の下端にはローラホルダ27を固定し、ホルダ27
はピン28により筒状ローラ29を軸支している。
2図は一部を破断した側面図であり、そのうち2点鎖線
で囲んだ部分A、Bは90°展開した断面を示している
。第2図中ハウジング4内には前述の通シ例えば4個の
燃料噴射ポンプ20が配置されている。即ちハウジング
4は筒状のホルダ21を介して筒状バレ/l/22を支
持しておち、バレル22内にはプランジャ28の上部が
摺動自在に嵌合している。バレ/l/22の上方のホル
ダ21内には周知のデリバリパルプ24を設けており、
プランジャ上端とデリバリパルプ24との間のバレ)v
22内には加圧室80(ポンプ室)を形成している。プ
ランジャ2Bの長手方向略中間部にはスプリングシート
25を固定しており、シート25トホルダ21との間に
はリターンスプリング26を配置している。プランジャ
28の下端にはローラホルダ27を固定し、ホルダ27
はピン28により筒状ローラ29を軸支している。
プランジャ2Bの下部には本発明によるコントロールス
リーブ31が摺動及び回動自在に嵌合している。即ち前
述の主アクチュエイタ8はハウジング4内を第2図の左
右方向に伸びる長いコントロールロッド82を有し、ロ
ッド32に略直角に設けた4個のピン88は各スリーブ
31の環状溝84に嵌っている。そして主アクチュエイ
タ8内のソレノイドでロッド82を駆動することにより
スリーブ81は1ヲンジヤ28に対し上下方向に摺動自
在となる。又副アクチュエイタ9はハウジング4内を左
右方向に伸びる長いコントロールロッド84を有し、ロ
ッド84に設けたラック35ハ各スリーブ81のピニオ
ン86に保合している。
リーブ31が摺動及び回動自在に嵌合している。即ち前
述の主アクチュエイタ8はハウジング4内を第2図の左
右方向に伸びる長いコントロールロッド82を有し、ロ
ッド32に略直角に設けた4個のピン88は各スリーブ
31の環状溝84に嵌っている。そして主アクチュエイ
タ8内のソレノイドでロッド82を駆動することにより
スリーブ81は1ヲンジヤ28に対し上下方向に摺動自
在となる。又副アクチュエイタ9はハウジング4内を左
右方向に伸びる長いコントロールロッド84を有し、ロ
ッド84に設けたラック35ハ各スリーブ81のピニオ
ン86に保合している。
そして副アクチュエイタ9内のソレノイドでロッド35
を駆動することによりスリーブ31はプランジャ23に
対し回動自在となる。
を駆動することによりスリーブ31はプランジャ23に
対し回動自在となる。
スリーブ31の上部には漏油孔87(スピA/)を設け
ている。又スリーブ31に略対応する位置の1ランジャ
外周には2種類のリード88.89を設けている。即ち
リード88はプランジャ28の中心線と平行に設けられ
、プランジャ28が下死点近傍にある時にはその下部が
スリーブ31がら下方へ突出している。又リード89は
リード88よ勺幾分上方寄りに1フンジヤ28の中心線
に対し傾斜した姿勢で設けられている。そして両リード
88.39はプランジャ28内の軸方向孔(図示せず)
を介して加圧室30に連通している。
ている。又スリーブ31に略対応する位置の1ランジャ
外周には2種類のリード88.89を設けている。即ち
リード88はプランジャ28の中心線と平行に設けられ
、プランジャ28が下死点近傍にある時にはその下部が
スリーブ31がら下方へ突出している。又リード89は
リード88よ勺幾分上方寄りに1フンジヤ28の中心線
に対し傾斜した姿勢で設けられている。そして両リード
88.39はプランジャ28内の軸方向孔(図示せず)
を介して加圧室30に連通している。
筒状のカム軸41は外周に4個のカム42を有し、カム
42はローフ29に当接している。カム42は後述する
如く異形に成形しである。カム軸41の内周にはスリー
ブ48等からなるタイマ機構50を介してカム入力軸4
4が相対回動自在に嵌合している。即ちスリーブ48の
小径部48aの外周とカム軸41の内周には通常のスプ
ラインが設けられ、スリーブ48はカム軸41に対し摺
動のみ自在となっている。又小径部48aの内周とカム
入力軸44の外周にはへリカ!スプラインが設けられ、
スリーブ4Bはカム入力軸44と力 ″ム軸41に対し
て摺動する際に同時にカム入力軸44に対し相対的に回
動するようになっている。
42はローフ29に当接している。カム42は後述する
如く異形に成形しである。カム軸41の内周にはスリー
ブ48等からなるタイマ機構50を介してカム入力軸4
4が相対回動自在に嵌合している。即ちスリーブ48の
小径部48aの外周とカム軸41の内周には通常のスプ
ラインが設けられ、スリーブ48はカム軸41に対し摺
動のみ自在となっている。又小径部48aの内周とカム
入力軸44の外周にはへリカ!スプラインが設けられ、
スリーブ4Bはカム入力軸44と力 ″ム軸41に対し
て摺動する際に同時にカム入力軸44に対し相対的に回
動するようになっている。
カム軸41とカム入力軸44との間には油圧による高圧
室45と低圧室46を設け、スリーブ48の大径部48
bが両室45.46の間の油密を保持している。両室4
5.46は油路を介して連通しておす、前述のタイミン
グコントロールバルブ13(電磁弁)がその油路を遮断
自在としている。
室45と低圧室46を設け、スリーブ48の大径部48
bが両室45.46の間の油密を保持している。両室4
5.46は油路を介して連通しておす、前述のタイミン
グコントロールバルブ13(電磁弁)がその油路を遮断
自在としている。
カム入力軸44の端部(第2図左端部)にはトランスフ
ァポンプ47(例えばベーンポンプ)を設けている。ポ
ンプ47は入力軸44により駆動され、各噴射ポンプ2
0の加圧室30とタイマ機構50の高圧室45及び低圧
室46へ燃料を送給するようになっている。両室45.
46内の燃料はタイマ機構50の作動油として使用され
る。なお48は余剰燃料の吐出口、49は燃料タンクで
ある。
ァポンプ47(例えばベーンポンプ)を設けている。ポ
ンプ47は入力軸44により駆動され、各噴射ポンプ2
0の加圧室30とタイマ機構50の高圧室45及び低圧
室46へ燃料を送給するようになっている。両室45.
46内の燃料はタイマ機構50の作動油として使用され
る。なお48は余剰燃料の吐出口、49は燃料タンクで
ある。
カム入力軸440回転力はスリーブ43を介してカム軸
41に伝わり、プランジャ23はカム軸41上のカム4
2に駆動されてカム軸41の1回転中に上昇と下降を1
回ずつ行う。ここで第8図との対照によシ本発明のカム
42につき説明する。
41に伝わり、プランジャ23はカム軸41上のカム4
2に駆動されてカム軸41の1回転中に上昇と下降を1
回ずつ行う。ここで第8図との対照によシ本発明のカム
42につき説明する。
即ち第8図の横軸はカム角度(プランジャの上昇行程に
対応するカム軸の回転角度)を、又縦軸はカム速度(プ
ランジャの上昇速度)を表わしており、カム角度、カム
速度共下死点においてゼロとなっている。そして本発明
では第3図中実線の如くカム角度が増すにつれてカム速
度が次第に増加した後極大点Pを境に次第に減少するよ
うにカム42を異形に成形している。なお第8図中2点
鎖線はカム角度とプランジャリフト量との関係を表わし
ている。
対応するカム軸の回転角度)を、又縦軸はカム速度(プ
ランジャの上昇速度)を表わしており、カム角度、カム
速度共下死点においてゼロとなっている。そして本発明
では第3図中実線の如くカム角度が増すにつれてカム速
度が次第に増加した後極大点Pを境に次第に減少するよ
うにカム42を異形に成形している。なお第8図中2点
鎖線はカム角度とプランジャリフト量との関係を表わし
ている。
プランジャ2B(第2図)の上昇し始め時には、加圧室
80内の燃料がリード38がらホルダ27内に漏れ、噴
射ノズルへの燃料圧送は行われない。
80内の燃料がリード38がらホルダ27内に漏れ、噴
射ノズルへの燃料圧送は行われない。
カム角度が第3図の01に達すると、リード38けスリ
ーブ81により閉じられ、加圧室3o内の燃料油圧が高
まる。それに伴い燃料はデリバリパルプ24の抵抗に打
ち勝ち、吐出口5、前述の高圧管を介して噴射ノズルへ
圧送され、ノズルからシリンダ内へ噴射される。カム角
度が02に達すると、リード89が漏油孔87に連通し
、加圧室Bo内の燃料が孔37からホルダ27内に漏れ
て燃料圧送は終了する。即ち第2図のスリーブ位置では
、第8図中に斜線で示す区域CI (カム角度域)内で
のみ噴射ノズルへ燃料が圧送され、その間のカム速度域
は80〜S2である。
ーブ81により閉じられ、加圧室3o内の燃料油圧が高
まる。それに伴い燃料はデリバリパルプ24の抵抗に打
ち勝ち、吐出口5、前述の高圧管を介して噴射ノズルへ
圧送され、ノズルからシリンダ内へ噴射される。カム角
度が02に達すると、リード89が漏油孔87に連通し
、加圧室Bo内の燃料が孔37からホルダ27内に漏れ
て燃料圧送は終了する。即ち第2図のスリーブ位置では
、第8図中に斜線で示す区域CI (カム角度域)内で
のみ噴射ノズルへ燃料が圧送され、その間のカム速度域
は80〜S2である。
次に第2図の状態から副アクチュエイタ9によシヌリー
プ31を回動させると、リード89と漏油孔37との間
の軸方向の間隔が変わり、それにより第3図の燃料圧送
路わり点θ2が移動して燃料噴射量が変更されることに
なる。なおスリーブ81を回しても圧送開始点θ1は移
動しない。
プ31を回動させると、リード89と漏油孔37との間
の軸方向の間隔が変わり、それにより第3図の燃料圧送
路わり点θ2が移動して燃料噴射量が変更されることに
なる。なおスリーブ81を回しても圧送開始点θ1は移
動しない。
第2図の主アクチュエイタ8によりスリーブ81を例え
ば下方へ摺動させると、燃料圧送開始点は第3図の03
に、又圧送路わり点はθ4にそれぞれ移シ、燃料圧送中
のカム速度域は83〜S4となる。との場合、燃料圧送
中のカム速度域が先程より低くなるので、噴射ノズルへ
圧送される燃料は先程より弱く付勢され、燃料噴射率は
低下する。逆にスリーブ31を上方へ摺動させると、燃
料圧送中のカム速度域が高くなり、燃料噴射率は増加す
る。
ば下方へ摺動させると、燃料圧送開始点は第3図の03
に、又圧送路わり点はθ4にそれぞれ移シ、燃料圧送中
のカム速度域は83〜S4となる。との場合、燃料圧送
中のカム速度域が先程より低くなるので、噴射ノズルへ
圧送される燃料は先程より弱く付勢され、燃料噴射率は
低下する。逆にスリーブ31を上方へ摺動させると、燃
料圧送中のカム速度域が高くなり、燃料噴射率は増加す
る。
なお噴射率変更時に燃料噴射時期の補正が必要となる場
合は、タイミングコントロールパルプ18を作動させれ
ば良い。例えばパルプ13により高圧室45内の燃料の
一部を低圧室46へ逃がすと、両室45.46の圧力変
化によりスリーブ43が第2図の左方へ摺動し、それと
共にカム軸41はカム入力軸44に対し相対回動する。
合は、タイミングコントロールパルプ18を作動させれ
ば良い。例えばパルプ13により高圧室45内の燃料の
一部を低圧室46へ逃がすと、両室45.46の圧力変
化によりスリーブ43が第2図の左方へ摺動し、それと
共にカム軸41はカム入力軸44に対し相対回動する。
本発明を具体化する時、第2図のタイマ機構50はシス
テムオイルで作動するようにしても良い。
テムオイルで作動するようにしても良い。
その場合、カム軸41とカム入力軸44を上記システム
オイルで潤滑することができる。噴射ポンプ20やシリ
ンダの個数は自由に変更できる。なお本発明の「列形燃
料噴射装置」は、カム入力軸、カム軸、タイマ機構、燃
料噴射ポンプ、コントロールスリーブ、アクチュエイタ
、高圧管、噴射ノズル等からなる集合体を指している。
オイルで潤滑することができる。噴射ポンプ20やシリ
ンダの個数は自由に変更できる。なお本発明の「列形燃
料噴射装置」は、カム入力軸、カム軸、タイマ機構、燃
料噴射ポンプ、コントロールスリーブ、アクチュエイタ
、高圧管、噴射ノズル等からなる集合体を指している。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によると、(a) プランジ
ャに燃料圧送区域の始点(圧送開始点)と終点(圧送路
わり点)の双方を変更しうるコントロールスリーブを嵌
め、(1)) カム角度が増すにつれてカム速度が次第
に増加した後極大点を境に次第に減少するようにカムを
異形に成形したので、コントロールスリーブにより燃料
圧送区域に対応するカム速度域を変え、それにより燃料
噴射率を変更することができる。従ってあらゆる機関回
転速度−負荷域で最適の燃焼状態を得ることが可能とな
る。又コントロールスリーブで従来通り燃料噴射量を変
更することもできる。なお従来のように通常のカムを使
用すると、第8図中に破線Xで示す如くプランジャ上昇
行程中の広い区域(カム角度域)に渡ってカム速度が略
一定となり、燃料噴射率の変更の幅が著しく狭められる
問題がある。
ャに燃料圧送区域の始点(圧送開始点)と終点(圧送路
わり点)の双方を変更しうるコントロールスリーブを嵌
め、(1)) カム角度が増すにつれてカム速度が次第
に増加した後極大点を境に次第に減少するようにカムを
異形に成形したので、コントロールスリーブにより燃料
圧送区域に対応するカム速度域を変え、それにより燃料
噴射率を変更することができる。従ってあらゆる機関回
転速度−負荷域で最適の燃焼状態を得ることが可能とな
る。又コントロールスリーブで従来通り燃料噴射量を変
更することもできる。なお従来のように通常のカムを使
用すると、第8図中に破線Xで示す如くプランジャ上昇
行程中の広い区域(カム角度域)に渡ってカム速度が略
一定となり、燃料噴射率の変更の幅が著しく狭められる
問題がある。
又第2図のタイマ機構50をシステムオイルで作動させ
、トラヌファボンプ47から噴射ポンプ20の加圧室8
0のみへ燃料を送給するように構成すると、燃料の噴射
圧をより高くすることができる。
、トラヌファボンプ47から噴射ポンプ20の加圧室8
0のみへ燃料を送給するように構成すると、燃料の噴射
圧をより高くすることができる。
又第1図の如く燃料噴射率、噴射量及び噴射時期ヲマイ
クロコンピュータのCPU18で自動的にフィードバッ
ク制御できるように構成すると、噴射率、噴射量及び噴
射時期の制御が容易になり、しかも迅速、正確に行える
。センサ群17を採用し、吸気圧、吸気温等のデータを
参考にして噴射率等の制御を行うようにすると、制御性
能が一層向上する。
クロコンピュータのCPU18で自動的にフィードバッ
ク制御できるように構成すると、噴射率、噴射量及び噴
射時期の制御が容易になり、しかも迅速、正確に行える
。センサ群17を採用し、吸気圧、吸気温等のデータを
参考にして噴射率等の制御を行うようにすると、制御性
能が一層向上する。
又ソレノイド式アクチュエイタ8.9(第2図)を採用
してコントロールスリーブ81を電子制御すると、スリ
ーブ81の操作が確実になり、アクチュエイタ8.9も
小型化する。電磁弁18を用いるとタイマ機構50の作
動が正確に行える。
してコントロールスリーブ81を電子制御すると、スリ
ーブ81の操作が確実になり、アクチュエイタ8.9も
小型化する。電磁弁18を用いるとタイマ機構50の作
動が正確に行える。
Claims (1)
- カム軸上に設けた複数のカムにより複数のプランジャを
駆動し、プランジャの上昇行程中のある区域内でプラン
ジャによシンリンダの噴射ノズルへ燃料を圧送する形式
の列形燃料噴射装置において、プランジャに1記燃料圧
送区域の始点と終点の双方を変更しうるコントロー/I
/ヌリープを嵌めると共にプランジャの上昇速度が次第
に増加した後極大点を境に次第に減少するように上記カ
ムを異形に成形し、カム軸内に油圧式タイマ機構を組み
込み、上記タイマ機構を作動させる電磁弁を設けること
によ多燃料噴射率を変更した後、燃料噴射時期を補正で
きるようにしたことを特徴とする列形燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24864683A JPS60138231A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 列形燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24864683A JPS60138231A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 列形燃料噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60138231A true JPS60138231A (ja) | 1985-07-22 |
JPH0425420B2 JPH0425420B2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=17181210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24864683A Granted JPS60138231A (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 列形燃料噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60138231A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0377037U (ja) * | 1989-11-29 | 1991-08-01 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134936A (ja) * | 1974-07-22 | 1976-03-25 | Hooker Chemicals Plastics Corp | Hekisaharoshikuropentajentobishikurononajentono fukabutsuooganjusurujugotaisoseibutsu |
JPS58113869U (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-03 | トヨタ自動車株式会社 | 分配型燃料噴射ポンプ |
JPS58217756A (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-17 | Diesel Kiki Co Ltd | 燃料噴射装置 |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP24864683A patent/JPS60138231A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134936A (ja) * | 1974-07-22 | 1976-03-25 | Hooker Chemicals Plastics Corp | Hekisaharoshikuropentajentobishikurononajentono fukabutsuooganjusurujugotaisoseibutsu |
JPS58113869U (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-03 | トヨタ自動車株式会社 | 分配型燃料噴射ポンプ |
JPS58217756A (ja) * | 1982-06-11 | 1983-12-17 | Diesel Kiki Co Ltd | 燃料噴射装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0377037U (ja) * | 1989-11-29 | 1991-08-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0425420B2 (ja) | 1992-04-30 |
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