JPS60137381A - クツシヨン体の製造方法 - Google Patents
クツシヨン体の製造方法Info
- Publication number
- JPS60137381A JPS60137381A JP58246414A JP24641483A JPS60137381A JP S60137381 A JPS60137381 A JP S60137381A JP 58246414 A JP58246414 A JP 58246414A JP 24641483 A JP24641483 A JP 24641483A JP S60137381 A JPS60137381 A JP S60137381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- cushion body
- stock solution
- manufacturing
- polyurethane foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はクッション体の製造方法に関し、特に底面に補
強用の缶体を一体に被着させたクッション体の製造方法
に係る。
強用の缶体を一体に被着させたクッション体の製造方法
に係る。
例えば第１図（Ａ＞に示すように、ポリウレタンフォー
ムのモールド成形体からなり、その底面に金山、ビニロ
ン寒冷紗などの缶体を一体に被着したクッション体が知
られている。このようなりッション体は第１図（Ｂ）に
示すように、バネ線３を張設したフレーム４上にアセン
ブリーし、自動車用シート、劇場用椅子等として用いら
れている。第１図（Ａ）のクッション体を第１図（Ｂ）
の状態で使用すると、クッション体はバネ３、フレーム
４に圧接されて底面から損傷を受けやすい為、缶体２を
底面に被着して補強したものである。
ムのモールド成形体からなり、その底面に金山、ビニロ
ン寒冷紗などの缶体を一体に被着したクッション体が知
られている。このようなりッション体は第１図（Ｂ）に
示すように、バネ線３を張設したフレーム４上にアセン
ブリーし、自動車用シート、劇場用椅子等として用いら
れている。第１図（Ａ）のクッション体を第１図（Ｂ）
の状態で使用すると、クッション体はバネ３、フレーム
４に圧接されて底面から損傷を受けやすい為、缶体２を
底面に被着して補強したものである。
ところで、上記のようなりッション体は、従来、通常の
モールド成形用金型を用いることにより第２図に示すよ
うにして製造されていた。同図において、５はアルミ製
の下型、６はアルミ製の上型である。上型６には多数の
ガス抜き孔７・・・が穿設されている。この金型を用い
て第１図のクッション体を′製造するに際しては、先ず
上型６を開いた状態で下型５の成形室内にポリウレタン
発泡原液８を散布した後、缶体２を敷設した上型６で閉
型する。続いて、ポリウレタン発泡原液８を発泡させれ
ば、発泡原液８は膨張して成型室内に充満すると共に缶
体２に含浸されるから、これを硬化した後に脱型し、缶
体２の不要部分を切除すれば第１図（Ａ）のクッション
体が得られる。
モールド成形用金型を用いることにより第２図に示すよ
うにして製造されていた。同図において、５はアルミ製
の下型、６はアルミ製の上型である。上型６には多数の
ガス抜き孔７・・・が穿設されている。この金型を用い
て第１図のクッション体を′製造するに際しては、先ず
上型６を開いた状態で下型５の成形室内にポリウレタン
発泡原液８を散布した後、缶体２を敷設した上型６で閉
型する。続いて、ポリウレタン発泡原液８を発泡させれ
ば、発泡原液８は膨張して成型室内に充満すると共に缶
体２に含浸されるから、これを硬化した後に脱型し、缶
体２の不要部分を切除すれば第１図（Ａ）のクッション
体が得られる。
ところが、上記従来の製造方法に用いられる一般的なモ
ールド金型は上型６がかなり重いためその開閉操作が面
倒で作業性が悪いという問題があった。
ールド金型は上型６がかなり重いためその開閉操作が面
倒で作業性が悪いという問題があった。
また、急激に膨張したポリウレタン発泡原液８の一部が
発泡ガスと共にガス扱き穴７から型外に漏出し、これが
ガス抜き孔７上に所謂玉″を形成するため、脱型に先立
ってこの玉”°を除去しなければならないといった余計
な作業を必要とする問題があった。
発泡ガスと共にガス扱き穴７から型外に漏出し、これが
ガス抜き孔７上に所謂玉″を形成するため、脱型に先立
ってこの玉”°を除去しなければならないといった余計
な作業を必要とする問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、良好な作業
性によって、底面に缶体を一体に被着したクッション体
を得ることができる製造方法を提供するものである。
性によって、底面に缶体を一体に被着したクッション体
を得ることができる製造方法を提供するものである。
即ち、本発明によるクッション体の製造方法は、クッシ
ョン体の外形に対応した成形室を有すると共にクッショ
ン体の底面に対応した開口部を有する成形型を用い、該
成形型内にポリウレタン発泡原液を散布し、成形型の開
口部を通気性の缶体で閉鎖して発泡させることによりモ
ールド成形を行なうクッション体の製造方法であって、
前記ポリウレタン発泡原液の量および前記布対の通気性
をコン］・ロールすることにより、ポリウレタン発泡原
液の膨張が前記缶体に含浸した状態あるいは缶体の上を
薄く覆う状態で止めるようにしたことを特徴とするもの
である。
ョン体の外形に対応した成形室を有すると共にクッショ
ン体の底面に対応した開口部を有する成形型を用い、該
成形型内にポリウレタン発泡原液を散布し、成形型の開
口部を通気性の缶体で閉鎖して発泡させることによりモ
ールド成形を行なうクッション体の製造方法であって、
前記ポリウレタン発泡原液の量および前記布対の通気性
をコン］・ロールすることにより、ポリウレタン発泡原
液の膨張が前記缶体に含浸した状態あるいは缶体の上を
薄く覆う状態で止めるようにしたことを特徴とするもの
である。
本発明に使用する通気性の缶体としては、例えばビニロ
ン寒冷紗、粗毛布、ポリエチレンクロス、金山、その他
の織布あるいは不織布を用いることができる。
ン寒冷紗、粗毛布、ポリエチレンクロス、金山、その他
の織布あるいは不織布を用いることができる。
本発明において、前記缶体の通気性をコントロールする
ためには、重体自身の目の粗さを調節する方法の他、複
数枚の缶体を積層して使用しその枚数を調節する方法を
採用することができる。
ためには、重体自身の目の粗さを調節する方法の他、複
数枚の缶体を積層して使用しその枚数を調節する方法を
採用することができる。
上記本発明によれば、開閉操作の面倒な重い上型を必要
としないから、良好な作業性で所期のクッション体を製
造することができる。また、成形型の開口部を閉鎖する
缶体は均一な通気性を有してい、るため、ガス抜きを均
一に行なうことができ、ガス溜りによる空洞のない良質
なりッション体をえることがでてきる。
としないから、良好な作業性で所期のクッション体を製
造することができる。また、成形型の開口部を閉鎖する
缶体は均一な通気性を有してい、るため、ガス抜きを均
一に行なうことができ、ガス溜りによる空洞のない良質
なりッション体をえることがでてきる。
なお、上型を用いない本発明においては、常温でキュア
し得るコールドキュアタイプのポリウレタン発泡原液を
用いるのが望ましい。これは、ホットキュアタブの発泡
原液を用いる場合はキュアさせるために２００ ’Ｃ〜
２５０℃の雰囲気）島度を必要とするため、成形型の開
口部付近ではこの高い雰囲気温度にさらされて老化等を
生じる危険があるからである。また、コールドキュアタ
イプのポリウレタン発泡原液を用いる場合には、成形型
に樹脂型や木型を用いて本発明を実施することもできる
。
し得るコールドキュアタイプのポリウレタン発泡原液を
用いるのが望ましい。これは、ホットキュアタブの発泡
原液を用いる場合はキュアさせるために２００ ’Ｃ〜
２５０℃の雰囲気）島度を必要とするため、成形型の開
口部付近ではこの高い雰囲気温度にさらされて老化等を
生じる危険があるからである。また、コールドキュアタ
イプのポリウレタン発泡原液を用いる場合には、成形型
に樹脂型や木型を用いて本発明を実施することもできる
。
以下、第３図〜第５図を参照して本発明の詳細な説明す
る。
る。
第３図において、１１は自動車シート用クッション体の
製造に用いるアルミニウム類の成形型で５− ある。
製造に用いるアルミニウム類の成形型で５− ある。
先ず、この成形型１１内にコールドキュアタイプのポリ
ウレタン発泡原液１２を散布した後、成形型の開口部を
粗毛布１３で覆い、該粗毛布１３を成形型１１における
耳部１１′の側面において枠体１４により締付けて固定
する。この状態でポリウレタン発泡原液１２を発泡させ
ると、発泡原液１２は成形室内に充満し、更に粗毛布１
３に含浸されてモールド成形される。その際、発泡ガス
は粗毛布１３を通して均一かつ順調に型外に排出される
から、ガス溜りによる空洞の発生は防止される。また、
膨張した発泡原液がガスと共に型外に漏出したとしても
、粗毛布１３における通気孔が微細かつ均一であるため
、漏出した発泡原液は“玉″になることなく粗毛布１３
上を薄く均一に覆うことになる。その後、キュアしたモ
ールド成形体を脱型し、更に粗毛布１３の不要部分を切
除すれば第１図（Ａ）のクッション体が得られる。
ウレタン発泡原液１２を散布した後、成形型の開口部を
粗毛布１３で覆い、該粗毛布１３を成形型１１における
耳部１１′の側面において枠体１４により締付けて固定
する。この状態でポリウレタン発泡原液１２を発泡させ
ると、発泡原液１２は成形室内に充満し、更に粗毛布１
３に含浸されてモールド成形される。その際、発泡ガス
は粗毛布１３を通して均一かつ順調に型外に排出される
から、ガス溜りによる空洞の発生は防止される。また、
膨張した発泡原液がガスと共に型外に漏出したとしても
、粗毛布１３における通気孔が微細かつ均一であるため
、漏出した発泡原液は“玉″になることなく粗毛布１３
上を薄く均一に覆うことになる。その後、キュアしたモ
ールド成形体を脱型し、更に粗毛布１３の不要部分を切
除すれば第１図（Ａ）のクッション体が得られる。
なお、粗毛布１３を固定する方法としては、第４図また
は第５図に示した方法を用いてもよい。
は第５図に示した方法を用いてもよい。
６−
即ち、第４図は成形型１１の耳部表面に凹溝を設けると
ともに、該凹溝内に粗毛布１１の上から枠体１５を嵌着
するものである。また、第５図は成形型１１の開口部内
縁に段部を設け、該段部において枠体１６により素毛布
１３を挟着固定するものである。
ともに、該凹溝内に粗毛布１１の上から枠体１５を嵌着
するものである。また、第５図は成形型１１の開口部内
縁に段部を設け、該段部において枠体１６により素毛布
１３を挟着固定するものである。
以上群）ホしたように、本発明によれば底面に缶体を一
′体に被着したポリウレタンフォーム製のクッション体
を製造する際し、重い上型による閉型作業が不要なこと
から極めて良好な作業性により実施でき、また従来のよ
うに゛玉′°を除去するための余計な作業を必要とせず
、しかも良質な光泡体性状のクッション体が得られる等
、顕著な効果を秦し得るものである。
′体に被着したポリウレタンフォーム製のクッション体
を製造する際し、重い上型による閉型作業が不要なこと
から極めて良好な作業性により実施でき、また従来のよ
うに゛玉′°を除去するための余計な作業を必要とせず
、しかも良質な光泡体性状のクッション体が得られる等
、顕著な効果を秦し得るものである。
第１図（Ａ）、（Ｂ）は本発明の製造対象であるクッシ
ョン体を説明するための断面図、第２図は従来の製造方
法の説明図、第３図は本発明によるクッション体の製造
方法の一実施例を説明するための断面図、第４図および
第５図は夫々本発明の変形例を示す説明図である。 １１・・・成形型、１２・・・ポリウレタン発泡原液、
１３・・・粗毛布、１４．１５．１６・・・枠体。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
ョン体を説明するための断面図、第２図は従来の製造方
法の説明図、第３図は本発明によるクッション体の製造
方法の一実施例を説明するための断面図、第４図および
第５図は夫々本発明の変形例を示す説明図である。 １１・・・成形型、１２・・・ポリウレタン発泡原液、
１３・・・粗毛布、１４．１５．１６・・・枠体。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- クッション体の外形に対応した成形室を有すると共にク
ッション体の底面に対応した開口部を有する成形型を用
い、該成形型内にポリウレタン発泡原液を散布し、成形
型の開口部を通気性の缶体で閉鎖して発泡させることに
よりモールド成形を行なうクッション体の製造方法であ
って、前記ポリウレタン発泡原液の量および前記布対の
通気性をコントロールすることにより、ポリウレタン発
泡原液の膨張が前記缶体に含浸した状態あるいは缶体の
上を薄く覆う状態で止めるようにしたことを特徴とする
クッション体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58246414A JPS60137381A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | クツシヨン体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58246414A JPS60137381A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | クツシヨン体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60137381A true JPS60137381A (ja) | 1985-07-20 |
| JPH0355153B2 JPH0355153B2 (ja) | 1991-08-22 |
Family
ID=17148129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58246414A Granted JPS60137381A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | クツシヨン体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60137381A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01227710A (ja) * | 1988-03-08 | 1989-09-11 | Inoue Mtp Co Ltd | 座席クッション体および座席クッション体の製造方法 |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP58246414A patent/JPS60137381A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01227710A (ja) * | 1988-03-08 | 1989-09-11 | Inoue Mtp Co Ltd | 座席クッション体および座席クッション体の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0355153B2 (ja) | 1991-08-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |