JPS60137310A - 防虫装置付収納家具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は厨房・食堂・食品保存室等に設置される収納家
具に関する。

従来例の構成とその問題点 一般にこの種の家具においては、ゴキブリ等の害虫が侵
入しゃすく捕虫具を用いるか、前記捕虫具は害虫の通路
に配置することから、若干の効果はあるものの、家具内
に侵入する害虫のすべてを阻止することはできない。

ところで、防虫装置として第１図に示すものが知られて
いる。この防虫装置は絶縁基拐１と、その上面に間隔２
をもだせて平行に配設された一対の電極帯３・４と、こ
の電極帯３１４に１０〜３０ホルト程度の低電圧を印加
する乾電池よシなっている。

ゴキブリ等の虫は約１０ボ／ｌ／１−程度の電圧を脚部
間にかけると激しい電気ショックを受けることか知られ
ている。ここで、い１虫６が壁面を登はっていこうとし
て、その脚部が間隔２をまたぎ、電極帯３・４面に触れ
たとき、虫６に電圧が印加され、虫５は激しい電気ショ
ックを受けて飛びはねるように下方へ落下してしまう。

このため虫５は防虫装置を越えて進行することができな
い。よってこのような装置により害虫の侵入を防止する
ことができるのである。

本発明者等は前記電撃式の防虫袋＠を家具に組み合わせ
ることを考えてきた。すなわち第２図に示すように収納
家具本体６の開（」部子の「４縁に一対の電極体８・９
を配置し、これに乾電池１ｏによって電圧を印加する構
成を考えてきた。なお、図中の１１は扉である。

上記構成において、ゴキブリ等の虫が収納家具本体６内
にはって侵入しようとして一対の電極帯ε・９に触れる
と電撃を受け、虫は外方に飛びはねる。したがって収納
家具本体６内に虫が侵入することかない。

ところで、前記開１−］部７を扉１１で閉じだ状態、す
なわち、虫か侵入しにくい状態において、電極帯８Ｐ９
に電圧を印加することは無駄である。

また、電極帯８・９が扉１１の内側に当接したりあるい
は電極帯８・９間に湿気をもつほこり等が付着して若干
の漏洩電流が流れ、電池の消耗をきたすおそれがある。

発明の目的 本発明は前記の問題に留意し、扉を開いたときのみに防
虫機能を発揮させ、電池の無駄な消耗を防ぐようにした
防虫装置月収納家具を提供することを目的とするもので
ある。

発明の構成 前記目的を達成するだめ本発明はｈを有する収納家具の
開１０部の口縁捷たけ肺の内側に電撃用の電極帯を装備
したものにおいて、前記扉をロックするキャッチャ−を
ヌイソチとして機能させ、扉を開放したときにスイッチ
オンとして電極帯に低電圧を印加するように構成したも
のであり、虫が侵入しやすいときにのみ電極帯に電圧を
印加して防虫をはかるとともに、電池の無駄な消耗を防
止でき、併せて部品点数を増やすことなくメイノチ部を
構成できるものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を第３図〜第６図にもとづき説明
する。

図において、１２は開口部１３を有する収納家具本体で
あり、その開口部１３を開閉する扉１４をヒンジ１５に
より枢結している。前記開１−１部１３の口縁稀には電
撃用の一対の電極帯１６・１７′ｆｆ：相互間に小間隙
をもたせ、かつ開口部１３をとりまくように配設してい
る。前記収納家具本体１２の開口部１３近くには第１の
キャッチャ−１８が装着され、扉１４の内側で、かつ、
前記第１のギＡ・ソチャー１８に対応する位置には第２
のギヤソチャー１９を取りつけている。前記第１のキャ
ッチャ−１８は導電桐刺よりなる一対の挟着片２０゜２
０′ヲ４１している。この挟着片２０．２０’は挾機能
とともに、両者の接・離によって電気的スイッチ機能ヲ
有している。

第２のキャッチャ−１９は前記挟着片２０，２０′間に
叫脱される絶縁１ヰの被挾着片２１を有してい６．８：
：・ る。前記スイッチ機能を有する第１のキャッチャ−１８
は電極帯１６・１７への電圧印加回路中に挿入されてい
る。前記図中の２２は電源となる乾電池である。

」−記構成において、防虫機能は前述従来例のものと同
じであるのでその説明は省略する。扉１４は閉じた状態
において、第１のキャッチャ−１８の挟着片２０．２０
’が第２のギヤソチャー１９０被挾着片２１を挾み止め
、前記扉１４は閉じた状態を維持する。

この状態において、第１のキャッチャ−１８の一〇 対挾着片２０．２０’　間には絶縁性の被挾着片２１が
介入していることから挟着片２（・２０’　間の導通は
断たれ、すなわち電極帯１６，１了には電圧が印加され
ない。

すなわち、扉１４が閉じられて虫が侵入しにくい状態の
場合には、電極帯１６・１７に電圧印加かなく、電極帯
１６・１７間の小間隙部における漏洩損失がなく、電池
の無駄を消耗を防止できる。

扉１４を開放した状態においては、第１のギヤノ７１．
−ジ チャー１８の挟着片２ｏ、２０′は接触し、すなわち、
スイッチオンとなって電極帯に低電圧が印加され、所要
の防虫機能が発揮される。

また、扉のキャッチャ−を利用してスイッチ動作させる
ことから、ギヤソチャーの他に別個にスイッチを設ける
必要がなく、部品点数を増やさなくてもよいのでコスト
上有利である。

第７図および第８図は本発明の他の実施例を示しこのも
のは２つの扉１４．１４’を有する収納家具の例であり
、当然のことながらスイッチ機能をする２個の第１のキ
ャッチャ−１８，１８’が設けられている。

なお、前記各実施例において、電極帯１６．１７は収納
家具本体１３側に設けた構成としているが、一方１６を
収納家具本体１３に、他方１７を扉１４に設ける構成、
あるいは肺１４の内側に電極帯１６・１７を設けた構成
としてもよく、本発明の作用効果に差異は生じない。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように、本発明特開昭Ｇ
Ｏ−１３７３１０（３） は扉のキャッチャ−を利用して扉開放時のみに電撃式の
防虫装置を機能させることができ、電池等の電力の無駄
をはふき、また、部品点数を増やすことなくして構成で
き、その効果の大きいものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電撃式の防虫装置の構成図、第２図は前
記防虫装置をとりつけた収納家具の要部断面図、第３図
は本発明の一実施例の防虫装置付収納家具の斜視図、第
４図は同横断面図、第５図および第６図は同電気結線図
、第７図は本発明の他の実施例の防虫装置付収納家具の
横断面図、第８図は同電気結線図である。 １２・・・収納家具本体、１３　・・・開口部、１４・
・・扉、１６１１７・・・・・・電極帯、１日・・・・
・第１のキャッチャ−１１９・・・・・・第２のギヤソ
チャー、２２・・・・・・乾電池。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名口　
Ｎ 第　３　面 第６０ 第７図 ２ 第　８　ワ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）開口部を有する収納家具本体と、前記開口部を開
   閉する扉と、前記収納家具本体および扉にそれぞれ備け
   られた第１のキャッチャ−および第２のキャノナヤーと
   、収納家具本体の開口部の口縁と前記扉の内側の双方ま
   たはいずれか一方に互に小間々をもってほぼ平行に配設
   される電撃用の少なくとも一対の電極帯と、前記電極帯
   に低電圧を印加する電源装置を備え、前記第１のキャッ
   チャし、前記電極帯の電圧印加回路に挿入されてなる防
   虫装置付□Ｌｌか西蒙県
2. （２）第１のキャッチャ−は導電拐料よりなる一対の挟
   着片を有し、第２のキャッチャ−は前記挟着片間に挿入
   される絶縁材料よりなる被挾着片を有する特許請求の範
   囲第１項に記載の防虫袋＠伺収２　′　＝２ 納家具。