JPS6013711B2 - 安全かみそりのカ−トリッジ替刃ホルダ− - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は湿式の安全かみそりのホルダーに関するもので
あり、本発明で改良しようとする従来技術の装置は、米
国特許４０９４０６３号明細書ｖ及び米国特許４１９８
７４６号明細書（又は特関昭５３−Ｘ０２１５１号公報
）に記載されている。

米国特許４０９４０６３号には「 力山下リツジに中央
位置に向けて力を加えるようにカム及び弾力を持たせて
取付けられたカムフオロアを有するヨークに枢支されて
いる替刃又はカートリッジ替刃が記載されている。

米国特許４１９８７４６号明細書にはも力岬トリツジ替
刃を簡単にとりはずし可能にはめ込めるようにヨークを
拡げるための可灘怪の予叫夕とスライドが記載されてい
る。

この米国特許明細書にはも米国特許４０９４０６３号明
細書に誼磯き松たものと類似のトョーク内に取付けられ
かみそりのハンドルから延びる力を加えるための富まね
む記載されている。本発明の主たる目的は「綾成都品数
は最少でト公知の１枚刃または多数刃のカートリッジ替
刃を枢支しかつ簡単にとりはずせるように操持するよう
に作動する簡単な安全かみそりのホルダーを提供するこ
とである。

カートリッジ替刃の代表的な例は前記の両米国特許明細
書中に参照数字舞で示されているものも艮０ちも米国特
許第４０２６の６号明細書に記載されている各のである
。従って「１枚刃または多数刃を有するカートリッジが
、米国特許虹９８７４６号明細書に述べられているのと
類似の取付方法で簡単にとりはずしできりるように保持
されかつ松支させ得るならば〜カートリッジ替刃の細部
構造は本発明にとって重要ではない。

本発明は〜 Ｘっの枢軸糠を規定する１対の孔と該枢軸
線に平行で両端に肩を有するカム面とを滴３えた型式の
カートリッジ替刃を取外し可能に保持するための「安全
かみそりのカートリッジ替刃ホルダーにおいて「該ホル
ダーはスライドと該スライドと共轍するサポートとから
成る相対的に運動可能な２つの合成樹脂製ェレメントを
有し、前記全サポートには前記スラィド‘こ設けられた
突起を受け入れかつ案内するためのみぞが形成されト前
言己各突起の端部には前記スライドを前記サポートに永
続的にかつ鷲敷可能に係合させるためのつめが形成され
「前記サポートには一対の可孫性アームを有するョータ
が形成されると共に該アームの端部にはそれぞれ短い藤
が形成され、該短に髄はそれぞれ前記アームから内側へ
突出しカートリッジ替刃の前記孔に搬入した時該カート
リッジ替刃を前記枢軸線のまわりに枢動可能に保持する
ようになされ〜前記スライドは前記アームを開放位置と
閉鎖位置とに操ませうるように溝形のカムフオロアを含
む確勤カム装置を介して前記アームに連結されも前記ス
ライドは互いに別個のばね手段を複数有し「該ばね手段
のうちの第１仰ぎね手段は前記みそ−に関して前記スラ
イドをその通常位置に弾発付勢する板ばねによって構成
され「該板ばねはも前記スライドと前記アームとの間の
連結によって前記アームが内方へ蟻んで確実かつ自動的
に前記閉鎖位置に至りし これにより前記モークの間に
前記カートリッジ替刃を取外し可能に保持することを確
実にしも第２のばね手段はも前記カートリッジ替刃を予
め定められた姿勢になるように付勢する１対の１型のば
ねとも前記カートリッジ替刃ホルダーを前記カートリッ
ジ替刃に対して芯出しするために前記Ｌ型のはねに形成
された先の開いた形状のフィンガーとからなりし前記１
型のばねがカートリッジ替刃の前記カム面に孫合すると
ともに前記フィンガーがそれぞれカートリッジ替刃の前
記カム面の両端の肩に孫合するようになされも前記スラ
イドの楢勤量を規制するため前記サポートにはリブを挟
んでその両側に位瞳する互いに間隔をおいた１対の突出
部をもそれぞれ形成したことを特徴とするものである。

以下図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。図面
において「参照数字１０はち一端は可榛・性ヨーク電導
となり「池端はステムまたはステム部亀翁となり、参照
数字軍５で示すヨークステム接合部を有する柄付サポー
ト軍富に接続するスライドを示す。

ヨーク包劉まも可孫性のプラスチック製のアーム軍鴇及
び翼６を含んでおり「それぞれ短い軸貴？；竜蜜を有し
ている。

このアームは、公知のやり方でカートリッジ替刃亀母を
短い額首７及び１蟹の中に枢支しかつ簡単にとりはずせ
るように保持するために（第軍図に矢印で示すように）
ヨーク開閉の方向に榛むのに充分な弾性力と「記憶」を
有し、カートリッジ１９の縦通リブ２０及び２５に形成
されている孔にはまる。アーム１４及び１６は、それぞ
れループあるいは開□部を形成するカムフオロア２１及
び２２を有している。

フオロア２１，２２はスライドＩＤの作動によりそれぞ
れそれとかみ合うカム２３，２４により動かされ（第２
，５，６及び７図参照）アーム１４及び１６を操ませえ
短かし、軸１７，１８をお互に引き離すが、これはスラ
イドの作動の結果であり、この明細書を読み進めば一層
明瞭となる。図から明らかなように、カム２３，２４と
カムフオロア２１，２２とは確動力ムを構成する。柄付
サポート１１のヨークシステム接合部１５は、アーム１
４，１６を効果的にひろげるようにサポートに対してス
ライド１０が動くときに、スライドを案内する案内路と
なる１対の細いみぞ２６，２７を有している。

ヨークステム接合部は、また可動スライド１０の動きを
制限するため、間を隔てて設けられた突出部２９及び３
１と共に作動するリブ２８を有している。

（第３図参照）肩部３２は、スライド１０から出ている
板ばね３３（第１のばね）の当り面となり、スライド１
０を第２位置、すなわち「開いた」位置（カートリッジ
はめ込み位置）から、第１位置、すなわち通常の位置（
カートリッジ保持位置）へ戻す主な力の源となる。

スライド１０の下面について述べると、第７図に最もよ
く示されているが「スラィド‘こはさらに２個の突起３
４，３６があり、先端はそれぞれつめ３７，３８となっ
ている。

第４図に最も明瞭に示されているようにｔ突起３４，３
６は相手の細みぞ２６，２７にはまって、スライド１０
が柄付サポート１１に対して動く際の有効な案内となる
。

つめ３７及び３８は案内路２６，２７の外周上のＩＪツ
プ３９，４１とかみ合い、スライドは恒久的にサポート
に接合されるが、サポートに対して手動で自由に糟勤す
るようにスライド１０をサポートに頚止する。スライド
１０を柄付スライド１１に組付ける際、スライドをステ
ムョーク部１５にスライドの突起３４，３６がはまり込
む相手の細いみぞ２６及び２７と位置が合うように置く
ことにより、この鞍止接続が可能である。

スライドと柄村サポ…トをこのような位置においてスラ
イドを押すと、サポートと接触し、つめ３７，３８が斜
面４２及び４３を〈だるに従い突起３４及び３６は内側
に榛む。

つめが斜面４２及び４３の底部に達するまで押していく
と、そこでつめがはずれ、突起３４及び３６に内在する
「記憶」によって外側にひろがり、リップ３９及び４１
と重なってスライドをサポートに掛止し、前述のとおり
恒久的な糟勤可能な接続をる。先に述べたごとく、スラ
ィドーこはまたカム２３及び２４があり、フオロア２１
及び２２とかみ合いヨークアーム１４及び１６を押しひ
ろげる。

ヨークが閉じた位置に戻ろうとする傾向は、カム２３，
２４とそれとかみ合うフオロア２１，２２を介してスラ
イドが正常位置、すなわち第１位置に戻るための補助的
力となる。スライド１０にはまた板ばね３３のほかにざ
ら第２のばねがあり、第６図（望ましい実施形態）にお
いて参照数字４４で示してある。

第２のばね４４は互に向い合っている１対の弾か性のあ
るＬ型部材４７，４８から成り、部材４７？ ４８と一
体に鋳造され先が開いた形をしているフィンガー４９及
び５１を芯出し装置として包含している。

Ｌ型部材４７及び４８はちその自由端はカムフオロア６
２及び５３となっている。

フオロア５２及び５３はカートリッジ替刃！９について
いるカム５４の上に弾力的にかみ合い（第１図参照）、
公知のやり方と目的をもつて枢支されているカートリッ
ジを柄付サポートに対して好ましい姿勢になるように動
かす。先の開いたフィンガー４９及び５川ま、特許請求
の範囲において芯出し装置と呼んでいるが、先の開いた
フィンガー４９及び５１がカム５４にまたがってヨーク
をカートリッジに「譲導」してヨークをカートリッジに
対し中央に持って来る機能をはたす。

第２のばねの別の実施形態は、第８図において参照番号
４６で示す。

この配置においては、スライド１０１こは１個のＬ型部
材５６がありその端は１個のカムフオロア５７となよつ
おり、これが第２のばね４４に関して述べたのと同様の
しくみと目的でカム５４とかみ合う作動をする。安全か
みそりのホルダーの作動は次のとおりである。

スライド１Ｄ‘まヨークが空になっている通常の位暦「
すなわち第１位置（第３図の実線の位置）にあるものと
する。

スライドは主として板５まね３３によってこの位置に保
たれているが〜アーム亀４及び亀６を意図的に軽く榛ま
せた状態にしてあることによる。すなわちもさらに内側
に藻もうするように保持されても、ることによるヨーク
の弾力性に基づく力にも助けられている。すなわちｔ第
３図に示すようにスライドが第１位置もすなわち通常位
置にあるときｔアーム電母及び軍俄ま完全に荷重おかか
つても、ない状態にはなくても７オロア塾富及び舞蜜「
ならびにカム署８及び舞鶴を介して補助的の圧力をスラ
イド亀川とかけてふ突出部２琴をリブ２鯛こ押しつける
ように〜 この安全かみそりホルダーは設計されている
。タブ覇５を手で押すことによりスラィド首ま第２位置
に動き〜ヨークアーム軍亀及び富合‘ま開いて、公知の
やり方でカートリッジ替刃がはまり込む状態となる。

第６図の、第２のばねを参照数字４４で示した望ましい
スライド構造におも、ては〜先の開いたフィンガー亀９
及び５けま「カートリッジ替刃に対しヨークを中央に持
つてくるのを容易にする。

カートリッジ替刃と接触した後夕ブ５馬をゆるめると、
ョ−クはカートリッジ替刃をつかみ（短い軸１７及び亀
８は縦通リブ２８及び２６内の相手方の孔とかみ合う。
第翼図参燈）も板ばね８３と、ヨークアーム貴亀及び軍
６に残っているさまね３作用と「場合によってはさらに
第２の畳まね４４のぱね作用も加えた共同作用によって
カートリッジを回動するように保持するが、主たる保持
力は第１ばねもすなわち板ばね３３によるものである。
以上説明したように、本発明の安全かみそりの３カート
リッジ替刃ホルダーによれば、スライド‘こ板ばねを設
け「 この板ばねの弾発力によりスライドをその通常位
置（ヨーク閉鎖位燈）に付勢することとしたから「スラ
イドはこの板ばねの弾発力と閉鎖位置に戻ろうとするョ
−クのアームの弾発ょ力との協同作用によって確実に通
常位置に復帰するという効果を得る。そして、スライド
とアームとはカム及びカムフオロアからなる確動力ムに
よって連結されているから、スライドが確実に通常位置
に復帰すればアームも確実に所定の閉鎖位置に至る。

よって〜 カートリッジ替刃はアーム間に確実に保持さ
れるという効果を得る。また「サポートに形成したリブ
とスラィ日こ形成した１対の突出部とにより、スライド
のサポートに対する摺動量は正確に規制されているから
、ア〜ム開放時にはアームがその弾性隙度を越えて榛む
ことを確実に防止し得ると共に「アーム閉鎖時にはアー
ムとカートリッジ替刃との位置関係を正確に保つことが
できる。

よって、カートリッジ替刃の回転運動が常に確保される
という効果を得る。一方「スラィド‘こは第２のぱねが
形成され、第２のばねを構成するＬ型のばねにより力−
トリッジ替刃が所定の姿勢になるように制御し得ると共
に、このＺ型のばねには先の開いた形状のフィンガーが
形成されているからｔ このフィンガーの芯出し作用に
より力−トリツジ替刃の交換時にはホルダＭをカートリ
ッジ替刃に対し適切に位置決めすることができるという
効果を得る。

【図面の簡単な説明】

第亀図は本発明の一実施例である安全かみそりのホルダ
ーの分解斜視図であり〜カートリッジ替刃は想像線をも
って示してある。 第２図は第１図のホルダーのサポートを、スライドを取
り去った状態で示す斜視図。第３図は第１図の３−３視
中央縦断面図で、スライドはサポートに組付けてありト
スラィドの第１及び第２位置を示す。第４図は第軍図の
４−４視横断面図で「スライドはサポートに細付けられ
ている。第５図はサポートの平面図で、可榛性ョ−クの
接合部を示す。第６図はスライドの頂面図である。第７
図はスライドの底面図である。蕃０：スライド「翼１：
サポート、１２：モ−ク、翼９；カートリッジ替刃、３
３，４４：ばね部材。 第、図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ １つの枢軸線を規定する１対の孔と該枢軸線に平行
   で両端に肩を有するカム面５４とを備えた型式のカート
   リツジ替刃１９を取外し可能に保持するための、安全か
   みそりのカートリツジ替刃ホルダーにおいて、該ホルダ
   ーはスライド１０と該スライドと共働するサポート１１
   とから成る相対的に運動可能な２つの合成樹脂製エレメ
   ントを有し、前記サポートには前記スライドに設けられ
   た突起３４，３６を受け入れかつ案内するためのみぞ２
   ６，２７が形成され、前記各突起の端部には前記スライ
   ドを前記サポートに永続的にかつ摺動可能に係合させる
   ためのつめ３７，３８が形成され、前記サポートには一
   対の可撓性アーム１４，１６を有するヨーク１２が形成
   されると共に該アームの端部にはそれぞれ短い軸１７，
   １８が形成され、該短い軸はそれぞれ前記アームから内
   側へ突出しカートリツジ替刃の前記孔に嵌入した時該カ
   ートリツジ替刃を前記枢軸線のまわりに枢軸可能に保持
   するようになされ、前記スライドは前記アームを開放位
   置と閉鎖位置とに撓ませうるように溝形のカムフオロア
   ２１，２２を含む確動カム装置２１〜２４を介して前記
   アームに連結され、前記スライドは互いに別個のばね手
   段を複数有し、該ばね手段のうちの第１のばね手段は前
   記みぞに関して前記スライドをその通常位置に弾発付勢
   する板ばね３３によって構成され、該板ばねは、前記ス
   ライドと、前記アームとの間の連結によって前記アーム
   が内方へ撓んで確実かつ自動的に前記閉鎖位置に至り、
   これにより前記ヨークの間に前記カートリツジ替刃を取
   外し可能に保持することを確実にし、第２のばね手段４
   ４は、前記カートリツジ替刃を予め定められた姿勢にな
   るように付勢する１対のＬ型のばね４７，４８と、前記
   カートリツジ替刃ホルダーを前記カートリツジ替刃に対
   して芯出しするために前記Ｌ型のばねに形成された先の
   開いた形状のフインガー４９，５１とから成り、前記Ｌ
   型のばねがカートリツジ替刃の前記カム面に係合すると
   ともに前記フインガーがそれぞれカートリツジ替刃の前
   記カム面の両端の肩上に係合するようになされ、前記ス
   ライドの摺動量を規制するため前記サポートにはリブ２
   ８を、前記スライドには該リブを挟んでその両側に位置
   する互いに間隔をおいて１対の突出部２９，３１を、そ
   れぞれ形成したことを特徴とする安全かみそりのカート
   リツジ替刃ホルダー。