JPS60135749A - スケ−ル検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 木発す。ＩＩ−Ｊ：、温泉水、地下水、海水あるいは水
道水（以下流体という）などの利用機器におけるスケー
ルの析出状況を検出してスケール除去装置の運転を開始
させるスケール検出装置に関するものである。

従来例の＋１４成とその問題点・ 温泉水等の温水を配管により熱交換器へ導き、−次側の
熱源として利用するシステムにおいて、温水か天然のも
の（温泉水等）である場合、温度の変化、圧力の変化等
により、Ｃａ　ＣＯｓ等のスケールが析出する。一般に
、これらのスケールは、配管管壁、熱交換器の扁水経路
壁の表面にある堆積速度をもって堆積を続ける。熱交換
器においては、スケールの堆積により、熱交換性能の低
下をもたらすのみてはなく、（晶水経路の目つまり等に
まり熱交換器の使用を不ｉ」Ｊ能にさせる事もあり、現
状では定１１ＪＩ的に温水に薬液を注入し、化学的にス
ケールの析出を防止する方法、ブラシ等を用いて堆積の
初１ｖＪ時に析出スケールを物理的に除去する方法、あ
るいは温水中に適当な大きさのスポンジボール等を混入
し、これをスケールの析出核とし、管壁でのスケールの
析出を防ぐ方法等によりスケール析出の防止かなされて
いる。一方、これらのスケール析出防止方法の運転操作
に心変な情報については第１図に示すように配管１の内
部にＰＨ計、イオン濃度計等のセンサー２を挿入し、１
１１１’Ｌ水に直接接触させた状態ぞ計測し、そのデー
タに基ついて薬液注入歌、注入時間等をコントロールす
る方法、あるいは、定期的にブラシ等の運転を行なう方
法等が実施されている。

これら従来の方法はいずれもスケールの析出状況、壁へ
の堆積状況の計測ではなく、いわば流体からのスケール
の析出し易さを計測しているものである。スケール析出
は実際には、流部と温度により変化するので、これら従
来法による場合、必冴以」二の薬液注入あるいは除去装
置の稼ωＪが行なわれているのが実情であり、運転費の
増大等の問題がある。

発り」の目的 水元８Ｊ］は」−記欠点に鑑み配管、熱交換器等におけ
るスケール４＝Ｊ着による性能低乍等を除ぐために、ス
ケール除去装置を運転する場合、あらかじめスケールイ
」行状況の許容限界を設定し、スケールの付着状況を直
接検知し、その情報に基ついてスケール除去装置の運転
制御を行ない、効率的、経済的な運転を行なわせる事を
目ｒ１としている。

発明の構成 」−配回的を達成するため本発明のスケール検圧装置は
、スケール析出成分を含む流体の配管の一部に透明板を
対向させて設置し、この透明板の外側の一方に発光器、
他方に受光器を設置し、透明板の内側に析出したスケー
ル（でよる光［７１の減少を検出して配管内、あるいは
温水利用機器内のスケール析出状況を検知するものであ
る。

実施例の説明 以下、水元り」の実施例について説明する。

（実施例１） アルカリ度約１５○○ｍ９／Ｑ、、カルシウム硬度約１
０００　ｍ９　／　１２の約７０℃の温泉水を４７ｊ’
：　［ｌｊｊ”　１０ｍ’　７ｎ！ｊで内在的５０φの
配置・（通常のガス管）中に流通させ、このｉｌ！泉水
により熱交換器を介して市水の昇温を行なわせるシステ
ムの熱交換器への温泉水導入口近辺の配管途中に第２図
に示すスケール検知装置を設置した。第２図において、
１は配管で流体が入口１１側から出口１２側へ流れてい
る。

配管１の一部は切欠かれ、フランジ４により透り−ｊ板
６，６′が対向して配置される。透明板６の外側には発
光器７か設けられカバー５で覆われている。

他方の透り」板６′には受光器８が設けられ、カバー５
′で覆われている。１０は付着したスケールである。透
り］板６，６′としてはガラス板、発光器７としてＬＥ
Ｄランプ、受光器８として例えば、ＣｄＳ　。

光ダイオード、光起電力素子等を用いた光電変換素子を
用い、前記温泉水を入口１１から出口１２へ流し、発光
器７を点灯し、受光器８にて光風の検知を行なった結果
、約１５Ｆ１間（スケール除去装置を用いない場合）で
、受光器８による受光量がスタート時に較べ約２０分の
１に低下した。この時、熱交換器を分解した結果、温泉
水の流路には１７１１’Ｌ泉水スケール（ＣａＣＯ３を
主成分）が析出し、熱交換器の静圧損失増大と熱交換率
の低下が確認された。

このように本実施例によりスケール析出を検知する一１
Ｓにより、熱交換器のスケール析出による能力低下を事
Ｍｆ１に検知する事が可能である事が判８Ｉコした。こ
れらの結果から検出部におけるスケール析出による減光
が約６分の１になる点でスケール除去のだめの薬液注入
を行ない、長期にわたり熱交換器の能力低下を防止する
ことができた。

（実施例２） 第２図において、透明板６，６′の表面に析出するスケ
ールの厚さ、密度等かご様でない場合、発光器７からの
光は拡１枚し、実際のスケール析出が少なくても、受光
器８の受光［ｉｋは急激に減少することがある。本実施
例はそのような場合に対応する方式を提供する。第３図
に示すように、受光器９を設置し、発光器７からの光が
透明板６，６′にイ（１着したスケール１ｏにより散乱
された拡散光を受光し、光用に応じて出力された電気信
号を増幅回路１３で増幅し、受光器８とほぼ同レベルに
し、ＡＮＤ回路１４で両者の信号の論理和をとってスケ
ール析出の検知を行なう。本実施例の方法により不均一
な哀ケール検知が有用であることが確認された。

発り１の効果 以上のように、木発ＢＡ／′ｉ流水配管に透明板を対向
装置させ、一方の透ＥＪｊ板に発光器、他方の透明板に
受光器を設置して透明板に析出するスケールを検知する
ようにしたスケール検知装置で、温泉水、Δυ水、地下
水等の硬度の高い水や温水を利用する場合に用いるスケ
ール除去装置の運転のコントロールを本発明のスケール
検知装置により行なう事でスケール除去装置を効率的に
作動し、経済性の向」ニを図る事か凸Ｊ能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のスケール検知装置の一例を示す概略図、
第２図は本発明によるスケール検知装置の実施例を示す
断面図、第３図は本発明によるスケール検知装置の池の
実施例を示す断面図である。 １・・・・・・配管、４・・・・・・フランジ、５．５
’・・・・・カバー、６，６′・・・・・透明板、７・
・・・・・発光器、８・・・・・・受光器、１○・・・
・・析出スケーツへ　１１・・・・・・流体入口、１２
・・・・流体出口、１３・・・・・・増幅器、１４・・
・・・・ＡＮＤ回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第　２　図 鳩３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）流水配管；の一部に透明板を対向配置させ、一方
   の透明板に発光器、他方の透明板に受光器を備え、受光
   器の出力により析出スケールを検知することを特徴とす
   るスケール検知装置。
2. （２）受光器が透明板の中央部と周縁部に配され、周縁
   部に配された受光器の出力と中央部に配された受光器の
   出力との論理和をとる特許請求の範囲第１項記載のスケ
   ール検知装置。