JPS60133886A - 細胞生長培地成分の調製方法 - Google Patents
細胞生長培地成分の調製方法Info
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- JPS60133886A JPS60133886A JP59253978A JP25397884A JPS60133886A JP S60133886 A JPS60133886 A JP S60133886A JP 59253978 A JP59253978 A JP 59253978A JP 25397884 A JP25397884 A JP 25397884A JP S60133886 A JPS60133886 A JP S60133886A
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- Japan
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- cells
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N5/00—Undifferentiated human, animal or plant cells, e.g. cell lines; Tissues; Cultivation or maintenance thereof; Culture media therefor
- C12N5/10—Cells modified by introduction of foreign genetic material
- C12N5/12—Fused cells, e.g. hybridomas
- C12N5/16—Animal cells
- C12N5/163—Animal cells one of the fusion partners being a B or a T lymphocyte
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N2500/00—Specific components of cell culture medium
- C12N2500/70—Undefined extracts
- C12N2500/80—Undefined extracts from animals
- C12N2500/84—Undefined extracts from animals from mammals
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、哺乳類の細胞の組織培養に適した細胞生長培
地成分の調製方法に関するもので、特に、現在使用され
ている胎児期の子牛血清の一部もしくは全部の代替物と
して哺乳類の不死細胞の培養に適用できる。
地成分の調製方法に関するもので、特に、現在使用され
ている胎児期の子牛血清の一部もしくは全部の代替物と
して哺乳類の不死細胞の培養に適用できる。
従来の技術
および
哺乳類の細胞の栄養的要件は大部分の微生物の場合より
も厳しく、十分には規定されていない。
も厳しく、十分には規定されていない。
自由生活性(free−1iving)生物よりも、哺
乳類の細胞は、多くの他の細胞の分化機能および各細胞
に対して正確に訓整されて安定な環境を保証する循環系
に応じて、有機組織の一部として分化生物(speci
alised Ii[りに適応される。このような細胞
は組織から分離して人工培地で生長させることは困難で
ある。大部分の動物細胞は懸濁液中では全く生長せず、
表面においてのみ生長するに過ぎない。しかしながら、
哺乳類の細胞を実験室において小規模に生長させる技術
か開発されている。
乳類の細胞は、多くの他の細胞の分化機能および各細胞
に対して正確に訓整されて安定な環境を保証する循環系
に応じて、有機組織の一部として分化生物(speci
alised Ii[りに適応される。このような細胞
は組織から分離して人工培地で生長させることは困難で
ある。大部分の動物細胞は懸濁液中では全く生長せず、
表面においてのみ生長するに過ぎない。しかしながら、
哺乳類の細胞を実験室において小規模に生長させる技術
か開発されている。
哺乳類の細胞培養は哺乳類の組織から出発する。
組織を機械的な方法もしくは酵素的な方法またはこれら
の両方法によって解離させてシンクル細胞と細胞小塊と
の混合物とする。この混合物を適当な液状生長培地へ接
種する。この種の培地は普通、塩類、グルコース、アミ
ノ酸、ビタミンおよび血清を通常は培地の5〜20係の
割合で含有する。
の両方法によって解離させてシンクル細胞と細胞小塊と
の混合物とする。この混合物を適当な液状生長培地へ接
種する。この種の培地は普通、塩類、グルコース、アミ
ノ酸、ビタミンおよび血清を通常は培地の5〜20係の
割合で含有する。
血清は、現在のところ同定されていないが、人工培地に
おいて細胞が生存して生長するためには必要な成分類の
供給源として含有される。この目的のために最良な血清
と考えられている胎児期の子牛血清は高価であり、培養
を経済的に実施できるかどうかは主として該血清の価格
によって決定される。また、FC5中で生長させた細胞
から得られる生産物は、ヒトの臨床応用にとって望まし
くないボビン蛋白質によって汚染されるという問題があ
る。
おいて細胞が生存して生長するためには必要な成分類の
供給源として含有される。この目的のために最良な血清
と考えられている胎児期の子牛血清は高価であり、培養
を経済的に実施できるかどうかは主として該血清の価格
によって決定される。また、FC5中で生長させた細胞
から得られる生産物は、ヒトの臨床応用にとって望まし
くないボビン蛋白質によって汚染されるという問題があ
る。
大部分の哺乳類細胞は固体表面に担持しなければならな
いが、血液もしくはリンパ組織を原料とする細胞は、大
部分の腫瘍細胞および他の不死細胞(i+nmorta
l cells)と共に、懸濁液中での生長に適合させ
ることかできる。
いが、血液もしくはリンパ組織を原料とする細胞は、大
部分の腫瘍細胞および他の不死細胞(i+nmorta
l cells)と共に、懸濁液中での生長に適合させ
ることかできる。
本明細書で使用する「不死細胞」という用語は、本来的
に不死の細胞を意味するもので、例えは腫瘍発現性ミエ
ロマ細胞や不死(ヒ細胞(例えばミ工ロマ細胞と融合し
て不死ハイブリドーマ細胞を与える哺乳類身体各部の細
胞)が例示される。その他の不死細胞としては、ニブス
タイ/−バーウィルスのような特定のウィルスによって
形質転換された細胞や化学的突然変異生成によって形質
転換された細胞が例示される。インターフェロ/の生産
に使用されているナマルワ(Nama 1wa 7I+
lB胞i;!、ガール(girl)にみられる腫瘍から
自然発生的に生じる本来的に不死なセルライ/の一例で
ある。
に不死の細胞を意味するもので、例えは腫瘍発現性ミエ
ロマ細胞や不死(ヒ細胞(例えばミ工ロマ細胞と融合し
て不死ハイブリドーマ細胞を与える哺乳類身体各部の細
胞)が例示される。その他の不死細胞としては、ニブス
タイ/−バーウィルスのような特定のウィルスによって
形質転換された細胞や化学的突然変異生成によって形質
転換された細胞が例示される。インターフェロ/の生産
に使用されているナマルワ(Nama 1wa 7I+
lB胞i;!、ガール(girl)にみられる腫瘍から
自然発生的に生じる本来的に不死なセルライ/の一例で
ある。
従来は、不死細胞はRPMI 1640のような確定さ
れた成分および高価なF CSのような不確定な成分を
含有する培地中で生長させなければならなかった。
れた成分および高価なF CSのような不確定な成分を
含有する培地中で生長させなければならなかった。
哺乳類の血液、特にヒトの血液の加工処理によって入手
し得る生成物を血清の代りに使用するのは有利である。
し得る生成物を血清の代りに使用するのは有利である。
ヒトの血液は輸血機関によるサプライから大量に加工処
理されている。血漿フラクションを調製して、例えばア
ルブミ7、イムノクロブリ/、および血液凝固チェーン
の欠失の治療に不可欠な蛋白質サプライを生産すること
かおこなわれている。
理されている。血漿フラクションを調製して、例えばア
ルブミ7、イムノクロブリ/、および血液凝固チェーン
の欠失の治療に不可欠な蛋白質サプライを生産すること
かおこなわれている。
ヒトの血漿は冷エタノール沈殿法によって都合よく分別
される。この方法では、血漿を5℃以下のエタノールで
処理し、エタノールの濃度ヲ高メ、PH値を下げてゆく
ことによって逐次フラクションを沈殿させる。各沈殿後
の上澄み液は次の沈殿処理に付される。全体のテクノロ
ジーは[コーン沈殿法(Cohn precipita
tion) Jという包括的な用語で通常は記述される
。これはコーン(E、J。
される。この方法では、血漿を5℃以下のエタノールで
処理し、エタノールの濃度ヲ高メ、PH値を下げてゆく
ことによって逐次フラクションを沈殿させる。各沈殿後
の上澄み液は次の沈殿処理に付される。全体のテクノロ
ジーは[コーン沈殿法(Cohn precipita
tion) Jという包括的な用語で通常は記述される
。これはコーン(E、J。
Cohn)らの方法に基つ((J 、Ame r 、C
he+n、So c 、。
he+n、So c 、。
第68巻、第459頁〜第475頁(1946年)参照
)。もつとも、この文献に記載されている最初の方法は
長い間に改良修正されている。このようなものとしては
次の支献が挙げられる:J、G。
)。もつとも、この文献に記載されている最初の方法は
長い間に改良修正されている。このようなものとしては
次の支献が挙げられる:J、G。
Watt、C11nics in HeamatoLo
gy、第5巻、第95頁〜第112頁(1976年)、
P、 K15LlerおよびI(、Fr1edl iJ
メソツズ・オブ・プラズマ。
gy、第5巻、第95頁〜第112頁(1976年)、
P、 K15LlerおよびI(、Fr1edl iJ
メソツズ・オブ・プラズマ。
プロティン・フラクショネーション(Me L l]o
d sof Plasma Protein Frac
tionation)J(J、M。
d sof Plasma Protein Frac
tionation)J(J、M。
Curling1%、Academic Press(
1980年))、第3頁〜第15頁。おおまかに言えは
、沈殿する第1フラクシヨノはフイブリノーゲ7とフイ
フ゛ロネクチンを含有し、第2フラクシヨンはガノマー
グロブリンを含有し、第3フラクシヨ7はベータークロ
ブリ/を含有し、第4フラクシヨ/はアルファークロブ
リ/を含有し、第5フラクシヨ/はア/l/フミ7を含
有スる。第5フラクソヨンはエタノール濃度40%、p
i−152で捕集される多量生成物で、商業的に有用な
生成物である。各フラクションは他の7ラクシヨ/の成
分およびその他の物質によってかなり汚染される。フラ
クソヨ7 IVを種々の異なった条件下で回収すると種
々の生成物が得られる。例えは、フラクションIV は
IV (11およびIV(41として知られている2種
のカットとして捕集され、後者の方がより多(のトラン
スフェリンとアルブミンを含んでいる。
1980年))、第3頁〜第15頁。おおまかに言えは
、沈殿する第1フラクシヨノはフイブリノーゲ7とフイ
フ゛ロネクチンを含有し、第2フラクシヨンはガノマー
グロブリンを含有し、第3フラクシヨ7はベータークロ
ブリ/を含有し、第4フラクシヨ/はアルファークロブ
リ/を含有し、第5フラクシヨ/はア/l/フミ7を含
有スる。第5フラクソヨンはエタノール濃度40%、p
i−152で捕集される多量生成物で、商業的に有用な
生成物である。各フラクションは他の7ラクシヨ/の成
分およびその他の物質によってかなり汚染される。フラ
クソヨ7 IVを種々の異なった条件下で回収すると種
々の生成物が得られる。例えは、フラクションIV は
IV (11およびIV(41として知られている2種
のカットとして捕集され、後者の方がより多(のトラン
スフェリンとアルブミンを含んでいる。
哺乳類の細胞を培養する場合の血清の代替物としてヒト
の血漿成分を使用する多くの試みがなされている。以下
の説明は、種々の研究方針の代表例と考えられる先行技
術をほぼ年代順に抜粋したものである。
の血漿成分を使用する多くの試みがなされている。以下
の説明は、種々の研究方針の代表例と考えられる先行技
術をほぼ年代順に抜粋したものである。
K、 LamberLおよびSJ、Rrt]論文[De
velop。
velop。
1)iol 、5tandard、第37巻、第63頁
〜第66頁(1977年)(ウィルスワクチン生産用細
胞サブストレートの規格1ヒに関するWI−10/IA
BS合同シンポジウム、1966年12月、シュネーブ
)〕は、ヒトのディプロイド細胞を生長させるための生
長培地の成分としての血清の代替物に関する問題点を再
検討したものである。これらの研究者はコーン沈殿法に
より血液の蛋白質フラクションの生長ファクター活性を
調べた。生長ファクターは特にコーンフラコションIV
において回復さぜることがてきるか、この方法は再現性
が悪く、このようなフラクションで全血清を代替するこ
とはできないことか報告されている。血漿中に含まれて
いるツマトメジノまたは非抑制性イノシュリン様アクチ
ベータ−(non−suppressible ins
−ul 1n−1ike act 1vacor ;
NS ILA )がヒトのティプロイド細胞の生長にお
いて血清の代替物としての役割を果たすかもしれないこ
とが推測されている。
〜第66頁(1977年)(ウィルスワクチン生産用細
胞サブストレートの規格1ヒに関するWI−10/IA
BS合同シンポジウム、1966年12月、シュネーブ
)〕は、ヒトのディプロイド細胞を生長させるための生
長培地の成分としての血清の代替物に関する問題点を再
検討したものである。これらの研究者はコーン沈殿法に
より血液の蛋白質フラクションの生長ファクター活性を
調べた。生長ファクターは特にコーンフラコションIV
において回復さぜることがてきるか、この方法は再現性
が悪く、このようなフラクションで全血清を代替するこ
とはできないことか報告されている。血漿中に含まれて
いるツマトメジノまたは非抑制性イノシュリン様アクチ
ベータ−(non−suppressible ins
−ul 1n−1ike act 1vacor ;
NS ILA )がヒトのティプロイド細胞の生長にお
いて血清の代替物としての役割を果たすかもしれないこ
とが推測されている。
J、L、 MelnickおよびC0Wal I i
sの論文’I)evelop。
sの論文’I)evelop。
biol 、 5tandard、第37巻、第77頁
〜第82頁(1977年))は、生長培地中での血清の
重要な機能は蛋白質分解酵素トリジン/を抑制する能力
であるという理論を追跡したものである。トリプシンの
インヒビターとして種々の培地を用いることによってこ
の理論か調へられた。これらにはアルブミ/、ヒトの血
漿のコーンフラクショ/CIV、IV(11およびIv
(4) ’II、フェツイン([etuin)。
〜第82頁(1977年))は、生長培地中での血清の
重要な機能は蛋白質分解酵素トリジン/を抑制する能力
であるという理論を追跡したものである。トリプシンの
インヒビターとして種々の培地を用いることによってこ
の理論か調へられた。これらにはアルブミ/、ヒトの血
漿のコーンフラクショ/CIV、IV(11およびIv
(4) ’II、フェツイン([etuin)。
べ一ターグロブリ/、ガンマーグロブリ/および子牛血
清が含まれる。十分に洗浄し、血清なして培養させた細
胞は血清フラクショ/1V(4) もしくはフェツイン
が存在する場合にのみ効率よ(単一層に生長した。
清が含まれる。十分に洗浄し、血清なして培養させた細
胞は血清フラクショ/1V(4) もしくはフェツイン
が存在する場合にのみ効率よ(単一層に生長した。
N、N、 l5coveおよびF、 Mclcbers
の論文(,1ournal o[Experimen
tal Medicine、第147巻、第923頁〜
第933頁(1978年))は、アルブミン、トランス
フェリンおよびリピドとの混合物かりポポリサツカライ
ド(L1’S)−刺激されたマウスBリンパ球のサポー
タ−として血清と完全に代替し得るということを提案し
ている。
の論文(,1ournal o[Experimen
tal Medicine、第147巻、第923頁〜
第933頁(1978年))は、アルブミン、トランス
フェリンおよびリピドとの混合物かりポポリサツカライ
ド(L1’S)−刺激されたマウスBリンパ球のサポー
タ−として血清と完全に代替し得るということを提案し
ている。
しかしながらこれらの結果は、新しい培地、即ち常套の
R1)M11640培地よりもアミノ酸やビタミンの含
有量の多イI)ulbeccoの改良Eagle培地(
1) M、 E M )を併用して得られたものである
。載置相から生長を誘発させ、またイムノグロブリノが
分泌される段階まで生長させるには、細胞はL I)
Sを必要とする。
R1)M11640培地よりもアミノ酸やビタミンの含
有量の多イI)ulbeccoの改良Eagle培地(
1) M、 E M )を併用して得られたものである
。載置相から生長を誘発させ、またイムノグロブリノが
分泌される段階まで生長させるには、細胞はL I)
Sを必要とする。
K、 LamberEおよびS、J、 PirLは子牛
血清の限外濾過7ラクノヨ/を用いる試験をおこなった
(J 、Ce1l 5cience、第35巻、第38
1頁〜第392頁(1979年))。この物質(分子量
10.000ダルトノもしくはそれゆ、下)はヒトのデ
ィプロイド細胞の生長を補助した。このことは、N5I
LA、ソマトメジンおよび表皮性生長ファクターCFC
F)のような生長ファクター混合物に起因すると結論づ
けられている。
血清の限外濾過7ラクノヨ/を用いる試験をおこなった
(J 、Ce1l 5cience、第35巻、第38
1頁〜第392頁(1979年))。この物質(分子量
10.000ダルトノもしくはそれゆ、下)はヒトのデ
ィプロイド細胞の生長を補助した。このことは、N5I
LA、ソマトメジンおよび表皮性生長ファクターCFC
F)のような生長ファクター混合物に起因すると結論づ
けられている。
生長刺激性培地としてヒトのmtiフラクショ7を使用
する詳細な研究が1−1.5pieker−Polet
らによッテなされた(Cellular Immuno
logy部44巻、第144頁〜第156頁(1979
年))。
する詳細な研究が1−1.5pieker−Polet
らによッテなされた(Cellular Immuno
logy部44巻、第144頁〜第156頁(1979
年))。
ミトゲン・コノカナバリノAによって刺激されたマウス
とラットのり78球は蛋白質を含まない培地中ではほと
んど生長ぜず、アルブミンを培地に含ませると十分に生
長し、ヒトの血漿のコーンフラクションVIをアルブミ
ンの代りに培地に含ませるとある程度は生長するが、コ
ーノフラク7う/IJ、用またはIVを用いるとほとん
どもしくは全く生長しないことが見出された。
とラットのり78球は蛋白質を含まない培地中ではほと
んど生長ぜず、アルブミンを培地に含ませると十分に生
長し、ヒトの血漿のコーンフラクションVIをアルブミ
ンの代りに培地に含ませるとある程度は生長するが、コ
ーノフラク7う/IJ、用またはIVを用いるとほとん
どもしくは全く生長しないことが見出された。
1iil記のMelnickとWallisの研究はA
、 J 、N4acLeodとO、I)r +nnmo
n dによって追跡された(1)evelopbio
l 、 5tandard、第46巻、第17頁〜第2
0頁(1980年))。種々の血清およびヒトの血漿分
別の副生成物から調製された蛋白質溶液か分析された。
、 J 、N4acLeodとO、I)r +nnmo
n dによって追跡された(1)evelopbio
l 、 5tandard、第46巻、第17頁〜第2
0頁(1980年))。種々の血清およびヒトの血漿分
別の副生成物から調製された蛋白質溶液か分析された。
フラクションIv(41溶液、および凝固ファクターを
欠いた血漿(他のファクターは全て含有〕から調製され
た溶液か高い細胞密度での細胞生長を補助することか報
告されている。細胞の種類については言及されていない
か、実際はスキンの繊維芽細胞であった。
欠いた血漿(他のファクターは全て含有〕から調製され
た溶液か高い細胞密度での細胞生長を補助することか報
告されている。細胞の種類については言及されていない
か、実際はスキンの繊維芽細胞であった。
A、、 J 、 Ma cLeodの論文(Natur
e、第285巻、第136頁〜第137頁(1980年
))は、組換1) N A技術の使用を含むヒトの蛋白
質の生産方法およびハイブリドーマセルラインの調製を
含む哺乳類細胞の形質転換に関するものである。ヒトの
血漿の分別の副生成物が、インヴイトロで培養されたヒ
トの細胞生長のサポータ−となり得ることが提案されて
いるが、それ以上明確な提案はなされておらず、このよ
うな副生成物か主としてアルファーおよびベーターグロ
ブリン並ひに低分子量蛋白質から成り、これらか培養に
とって必要な多くの特定の成分を含有することは既に知
られている旨のコメントかみられる。
e、第285巻、第136頁〜第137頁(1980年
))は、組換1) N A技術の使用を含むヒトの蛋白
質の生産方法およびハイブリドーマセルラインの調製を
含む哺乳類細胞の形質転換に関するものである。ヒトの
血漿の分別の副生成物が、インヴイトロで培養されたヒ
トの細胞生長のサポータ−となり得ることが提案されて
いるが、それ以上明確な提案はなされておらず、このよ
うな副生成物か主としてアルファーおよびベーターグロ
ブリン並ひに低分子量蛋白質から成り、これらか培養に
とって必要な多くの特定の成分を含有することは既に知
られている旨のコメントかみられる。
RoWeinsLeinらの論文(Journal o
f CcllularPllysiology、第11
0巻、第23頁〜第28頁(1982年))には、正常
なヒトの包皮繊維芽細胞(N HF F )のインウ゛
イトロでの培養用の血清を含まない培地が記載されてい
る。酸および熱抽出されたコーン7ラクシヨノIVを含
む培地を用いて試験がおこなわれた。酸および熱抽出の
ステップはソマトメジンを生産するためのものである。
f CcllularPllysiology、第11
0巻、第23頁〜第28頁(1982年))には、正常
なヒトの包皮繊維芽細胞(N HF F )のインウ゛
イトロでの培養用の血清を含まない培地が記載されてい
る。酸および熱抽出されたコーン7ラクシヨノIVを含
む培地を用いて試験がおこなわれた。酸および熱抽出の
ステップはソマトメジンを生産するためのものである。
この論文ではこの物質を単に「CFlv」として記載し
ているか、完全なフラクションよりも、この酸および熱
抽出された物質を意味することは明らかである。「cF
’lVJ ツマトメジノを省略してもN II I=’
1;の生長度は低下しないことか記載されている。こ
の論文では結論的には、[cFIVJを含有せずに、イ
/ソユリノ、トランスフェリン、トロ/上/、ヒドロコ
ルチソ/+オバルブミ7、アスコルビン酸、微量元素お
よびI) M E Mを含有する「培地F」が推奨され
ている。
ているか、完全なフラクションよりも、この酸および熱
抽出された物質を意味することは明らかである。「cF
’lVJ ツマトメジノを省略してもN II I=’
1;の生長度は低下しないことか記載されている。こ
の論文では結論的には、[cFIVJを含有せずに、イ
/ソユリノ、トランスフェリン、トロ/上/、ヒドロコ
ルチソ/+オバルブミ7、アスコルビン酸、微量元素お
よびI) M E Mを含有する「培地F」が推奨され
ている。
T、Kawamoto らの論文(AnalyLica
l Bioc −1〕emi s t r y 、第1
30巻、第445頁〜第453J(1983年))には
、マウスのミエロマ細胞の培養用の血清を含まIJい培
地[K S 1− MJが記載されており、該培地はR
PMI 1640.1)へ4EMおよびHam F 1
2 として知られている培地を2:1:1の体積比で含
む混合物、L−クルクミン、ピルピノ酸ナトリウム、グ
ルコース、ベニシリ/、アノピノリンおよびストレプト
マイシンを含有し、さらに結晶性のボビンインシュリン
、Fe”十を含t すいトランスフェリン、2−゛アミ
/エタノール、2−メルカプトエタノール、亜セレン酸
ナトリウム、ヒトの低密度リポ蛋白質、および結晶性の
脂肪酸不含BSAとコンプレックスを形成したオレイン
酸を添加したものである。この研究はNiJ記のl5c
ove (!: Melcbersの研究方針に従うも
のである。
l Bioc −1〕emi s t r y 、第1
30巻、第445頁〜第453J(1983年))には
、マウスのミエロマ細胞の培養用の血清を含まIJい培
地[K S 1− MJが記載されており、該培地はR
PMI 1640.1)へ4EMおよびHam F 1
2 として知られている培地を2:1:1の体積比で含
む混合物、L−クルクミン、ピルピノ酸ナトリウム、グ
ルコース、ベニシリ/、アノピノリンおよびストレプト
マイシンを含有し、さらに結晶性のボビンインシュリン
、Fe”十を含t すいトランスフェリン、2−゛アミ
/エタノール、2−メルカプトエタノール、亜セレン酸
ナトリウム、ヒトの低密度リポ蛋白質、および結晶性の
脂肪酸不含BSAとコンプレックスを形成したオレイン
酸を添加したものである。この研究はNiJ記のl5c
ove (!: Melcbersの研究方針に従うも
のである。
最近、(:、A、 Conoverらニヨッテ、lニド
(7)下−m体機能低下症血清(1−11(S)の存在
下でのヒトの繊維芽細胞の生長と複製についての研究か
なされた(Journal of Ce1lular
Physiolngy、第116巻、第191頁〜第1
97頁(1983))。この場合の実験は、ソマトメジ
アC(SM−C:)としても知られているインシュリン
様生長ファクター−1を含有するコーン7ラクシヨノT
V+11のサブフラクションを用いておこなわれた。細
胞の生長は胎児期の子牛血清(Fe5)を20楚含有し
たI) M E M中でおこなわれた(Fe3は種々の
量のSM−Cによって置き換えられた)。
(7)下−m体機能低下症血清(1−11(S)の存在
下でのヒトの繊維芽細胞の生長と複製についての研究か
なされた(Journal of Ce1lular
Physiolngy、第116巻、第191頁〜第1
97頁(1983))。この場合の実験は、ソマトメジ
アC(SM−C:)としても知られているインシュリン
様生長ファクター−1を含有するコーン7ラクシヨノT
V+11のサブフラクションを用いておこなわれた。細
胞の生長は胎児期の子牛血清(Fe5)を20楚含有し
たI) M E M中でおこなわれた(Fe3は種々の
量のSM−Cによって置き換えられた)。
SM、−(:はそれ自体(HHS不存在)ではF CS
の代替物とはならなかった。l−口4Sか1Lfb存在
すると、SM−CはFe5の場合はとてはないか、細胞
生長を補助した。
の代替物とはならなかった。l−口4Sか1Lfb存在
すると、SM−CはFe5の場合はとてはないか、細胞
生長を補助した。
舅、上のように、血漿成分の役割に関する先行技術には
多くの矛盾や不確定な点があることは明らかである。例
えば、MacLeodとDrummond(1980年
)およびMelnickとWallis (1977年
)はコーンフラクションI V(41が細胞生長を促進
すると提案し、Lamt〕crtとPirt (197
7年、1979年9おヨヒC;onover (198
3年)はソマトメジンのようなフラクシヨンIVの他の
サブ成分に注目しており、一方、5pieker−Po
lei (1g7g年)らはフラクシヨンIVを有用な
生長ファクターを与えるものから除外し、またWein
scein(] 9982年らはフラクションIVを最
適な血清不含生成物の成分から除外している。
多くの矛盾や不確定な点があることは明らかである。例
えば、MacLeodとDrummond(1980年
)およびMelnickとWallis (1977年
)はコーンフラクションI V(41が細胞生長を促進
すると提案し、Lamt〕crtとPirt (197
7年、1979年9おヨヒC;onover (198
3年)はソマトメジンのようなフラクシヨンIVの他の
サブ成分に注目しており、一方、5pieker−Po
lei (1g7g年)らはフラクシヨンIVを有用な
生長ファクターを与えるものから除外し、またWein
scein(] 9982年らはフラクションIVを最
適な血清不含生成物の成分から除外している。
問題点を解決するための手段
本発明者は驚くへきことにべの知見を見出した。
即ち、コーンフラクションII 十III、■1、IV
(11もしくはIV(41に相当する冷エタノール沈殿
フラクションを特定の方法によって加工処理して得られ
る生成物は、哺乳類の細胞生長用の培地の血清不含成分
として直接使用することができ、血漿の他のサブ成分ま
たは血清中に存在する生長ファクターの添加を必要とし
ない。しかしながらフラクションII単独またはフラク
ションVがらは有用な生成物は得られない。
(11もしくはIV(41に相当する冷エタノール沈殿
フラクションを特定の方法によって加工処理して得られ
る生成物は、哺乳類の細胞生長用の培地の血清不含成分
として直接使用することができ、血漿の他のサブ成分ま
たは血清中に存在する生長ファクターの添加を必要とし
ない。しかしながらフラクションII単独またはフラク
ションVがらは有用な生成物は得られない。
フラクションの加工処理には次のステップが不可欠であ
る: 1、冷却したフラクションの温度を過度に上昇しないよ
うに保存する、 2、フラクションを均質化する、 3、 ホモジエネートのpFl値を高めて蛋白質を再溶
解さぜる、および 4、生成物を滅菌処理に付す。
る: 1、冷却したフラクションの温度を過度に上昇しないよ
うに保存する、 2、フラクションを均質化する、 3、 ホモジエネートのpFl値を高めて蛋白質を再溶
解さぜる、および 4、生成物を滅菌処理に付す。
本発明の重要な特徴によれは、
(a)フラクション中の全蛋白質重量に基ついて85%
以下、好ましくは75%以下、より好ましくは65%υ
、下のアルブミンと65係以下のガンマーグロブリノを
含有する脱繊維素1ヒ血漿フラクシヨンを冷エタノール
沈殿によって曲乳類の血漿から抽出し、(1))抽出物
を次のステップ(C)による均質化(homogeni
sat 1on)をおこなうまで10’C以下の温度で
冷却保存し、(C)冷却抽出物を均質化し、(d)ホモ
ジエネートのpf(を高めて実質上すべての沈殿蛋白質
を再溶解させ、(e)該調製物のpi4を1lI8乳類
の細胞生長にとって生理学的に許容されうる値に調整し
および調製物を滅菌処理に付すこと(pi−1調整と滅
菌処理はいずれの順序でおこなってもよい)を含む、イ
ンヴイトロで哺乳類の細胞を生長させるための成分であ
って、特定の培地のザプルメ/トとして有用な細胞生長
培地成分の調製方法が提供される。
以下、好ましくは75%以下、より好ましくは65%υ
、下のアルブミンと65係以下のガンマーグロブリノを
含有する脱繊維素1ヒ血漿フラクシヨンを冷エタノール
沈殿によって曲乳類の血漿から抽出し、(1))抽出物
を次のステップ(C)による均質化(homogeni
sat 1on)をおこなうまで10’C以下の温度で
冷却保存し、(C)冷却抽出物を均質化し、(d)ホモ
ジエネートのpf(を高めて実質上すべての沈殿蛋白質
を再溶解させ、(e)該調製物のpi4を1lI8乳類
の細胞生長にとって生理学的に許容されうる値に調整し
および調製物を滅菌処理に付すこと(pi−1調整と滅
菌処理はいずれの順序でおこなってもよい)を含む、イ
ンヴイトロで哺乳類の細胞を生長させるための成分であ
って、特定の培地のザプルメ/トとして有用な細胞生長
培地成分の調製方法が提供される。
冷エタノール沈殿法による抽出操作には、Pl−1値を
下げ、エタノール濃度を高め、このような各ステップ後
に得られる沈殿物を捕集する操作が含まれる。類似のコ
ーンフラクションを沈殿させるにはpH値とエタノール
濃度との種々の組合せを用いてもよく、所定の数的表示
による各コーンフラクションは、所定のエタノール濃度
での小さなpH値の範囲または所定のpH値でのエタノ
ール濃度の小さな範囲において得られる沈殿物を示す。
下げ、エタノール濃度を高め、このような各ステップ後
に得られる沈殿物を捕集する操作が含まれる。類似のコ
ーンフラクションを沈殿させるにはpH値とエタノール
濃度との種々の組合せを用いてもよく、所定の数的表示
による各コーンフラクションは、所定のエタノール濃度
での小さなpH値の範囲または所定のpH値でのエタノ
ール濃度の小さな範囲において得られる沈殿物を示す。
従って、本発明の好ましい態様をより正確に説明するた
めに、p I−1値(横軸)とエタノール濃度(縦軸)
とのマトリックスもしくは2次元プロットを示す添付図
(第1図)を参照する。これによって本発明において特
に有用であると考えられるコーンフラクションはpH値
とエタノール濃度によって適切に限定することかできる
。
めに、p I−1値(横軸)とエタノール濃度(縦軸)
とのマトリックスもしくは2次元プロットを示す添付図
(第1図)を参照する。これによって本発明において特
に有用であると考えられるコーンフラクションはpH値
とエタノール濃度によって適切に限定することかできる
。
第1図において、破線(1)および点線(2)はコーン
沈殿の異なったレジームを示す。両者ともI〕1(72
の血漿から開始し、エタノールを8係まで添加するとフ
ラクション1(Fl)が沈′殿する。次いで」ニ澄みP
l」を6.8まで下げ(水平線9、エタノール濃度を増
加させる。この手順はもちろん逆にしてもよい。エタノ
ール濃度をレジーム1においては25%まで増加させ、
レジーム2においては22φまで増加させる。得られる
沈殿物はコーンフラクションII +IIIの混合物で
ある。次いで上澄みを2つのレジームにおいて異なった
処理に付す。
沈殿の異なったレジームを示す。両者ともI〕1(72
の血漿から開始し、エタノールを8係まで添加するとフ
ラクション1(Fl)が沈′殿する。次いで」ニ澄みP
l」を6.8まで下げ(水平線9、エタノール濃度を増
加させる。この手順はもちろん逆にしてもよい。エタノ
ール濃度をレジーム1においては25%まで増加させ、
レジーム2においては22φまで増加させる。得られる
沈殿物はコーンフラクションII +IIIの混合物で
ある。次いで上澄みを2つのレジームにおいて異なった
処理に付す。
レシーム1においては、エタノール濃度を大きく増加さ
せ、p I−1を適度に減少させることによってコーン
フラクションIV(4+を得た後、pHをさらに減少さ
せ、pf−14,7でエタノール40%のときにフラク
ショ/V +Vl を得る。レジーム2においては、フ
ラクションII +1.11の」―澄のp Hを大きく
低下させ、エタノール濃度を適度に増加させることによ
ってフラクションiV (11を得た後、田47でエタ
ノール30%のときにフラクション1vt4+とVの混
合物を得る。
せ、p I−1を適度に減少させることによってコーン
フラクションIV(4+を得た後、pHをさらに減少さ
せ、pf−14,7でエタノール40%のときにフラク
ショ/V +Vl を得る。レジーム2においては、フ
ラクションII +1.11の」―澄のp Hを大きく
低下させ、エタノール濃度を適度に増加させることによ
ってフラクションiV (11を得た後、田47でエタ
ノール30%のときにフラクション1vt4+とVの混
合物を得る。
レジーム1および2は、フラクションIlおよび11、
I をIVから別々に捕集し、次いでIV (11また
ハIVfJ ノフラクションIVを捕集する分別過程を
示す。特にこの種の過程において、本発明方法に最も有
用なフラクションの範囲には四辺影領域EXYZ内のフ
ラクションII十用または111 のタイプ、方形領域
AJ KL内のIV (11タイプおよび方形領域MN
CP内のIV(41タイプのものが含まれる。
I をIVから別々に捕集し、次いでIV (11また
ハIVfJ ノフラクションIVを捕集する分別過程を
示す。特にこの種の過程において、本発明方法に最も有
用なフラクションの範囲には四辺影領域EXYZ内のフ
ラクションII十用または111 のタイプ、方形領域
AJ KL内のIV (11タイプおよび方形領域MN
CP内のIV(41タイプのものが含まれる。
他のレジームにおいては分別はフラクションIからフラ
クションIV まで連続的におこなわれる。
クションIV まで連続的におこなわれる。
従って、本発明において有効なフラクションIVの大部
分を包囲する領域として五角形領域ABCE +)を限
定するのが有用である。この領域内においては、領域M
NCPによって限定される1、V(41タイプのフラク
ションよりも本発明においては幾分良好な結果を示すの
で好ましい領域AJKLによってIV(11タイプのフ
ラクションか限定される。
分を包囲する領域として五角形領域ABCE +)を限
定するのが有用である。この領域内においては、領域M
NCPによって限定される1、V(41タイプのフラク
ションよりも本発明においては幾分良好な結果を示すの
で好ましい領域AJKLによってIV(11タイプのフ
ラクションか限定される。
使用スるツー/フラクションは常にフラクシヨンl以後
のものでなければならない。即ち、フィブリノーゲンや
フィブロネクチンのようなフィブリンを含有しないもの
でなけれはならない。また、フラクソヨンIJ自体、即
ちフラクション1.11 と混合しないフラクションI
■はガンマーグロブリノ含有量が高いので通常は本発明
に使用するには不適である。一般的に言って、出発フラ
クシヨンのガンマ−グロブリン含有量は出来る限り低く
ずへきで、フラクシヨンII +IIIの場合には典型
的には65%までである。(本明細書においては、ガン
マ−グロブリンおよびアルブミンの含有量は全蚤白質の
重量に基づ(重量係で表わす。)この含有量ハフラクシ
ョノII 十IIIからフラクション川を分離するか、
またはn +ll−1の代りにまず第一にフラクノヨノ
用 を取り出すことによって減少させることかできる。
のものでなければならない。即ち、フィブリノーゲンや
フィブロネクチンのようなフィブリンを含有しないもの
でなけれはならない。また、フラクソヨンIJ自体、即
ちフラクション1.11 と混合しないフラクションI
■はガンマーグロブリノ含有量が高いので通常は本発明
に使用するには不適である。一般的に言って、出発フラ
クシヨンのガンマ−グロブリン含有量は出来る限り低く
ずへきで、フラクシヨンII +IIIの場合には典型
的には65%までである。(本明細書においては、ガン
マ−グロブリンおよびアルブミンの含有量は全蚤白質の
重量に基づ(重量係で表わす。)この含有量ハフラクシ
ョノII 十IIIからフラクション川を分離するか、
またはn +ll−1の代りにまず第一にフラクノヨノ
用 を取り出すことによって減少させることかできる。
フラクソヨZ II 十IIIに基づく調製物を含有す
る培地中ての細胞の生長は遅いので、フラクションIV
を使用するのか好ましい。フラクションIVのカフマー
グロブリン含有量は、最初にフラクショ7 IIもしく
はIII を取り出さないときでも15%を越えること
はなく、フラクションIIもしくはIIJ を最初に取
り出した時は5%を越えない。このようなフラクション
は本発明に使用するには好ましい。アルブミンは細胞の
生長にとって有毒ではないと考えられているが。
る培地中ての細胞の生長は遅いので、フラクションIV
を使用するのか好ましい。フラクションIVのカフマー
グロブリン含有量は、最初にフラクショ7 IIもしく
はIII を取り出さないときでも15%を越えること
はなく、フラクションIIもしくはIIJ を最初に取
り出した時は5%を越えない。このようなフラクション
は本発明に使用するには好ましい。アルブミンは細胞の
生長にとって有毒ではないと考えられているが。
細胞の生長にとって有益な成分かアルブミンによって過
度に希釈される。従って、有意の量のフラクション■を
含有するフラクンヨノIV十Vは望ましくないアルブミ
ンを85%以上含有する。以下の実施例において言及す
るフラクションIV(4)十vからは、おそらくこれら
の理由によって、細胞生長を補助するのに有効な調製品
は得られなかった。アルブミン含有量は約75係以上で
ないのが好ましく、最も好ましくは65%以上でない。
度に希釈される。従って、有意の量のフラクション■を
含有するフラクンヨノIV十Vは望ましくないアルブミ
ンを85%以上含有する。以下の実施例において言及す
るフラクションIV(4)十vからは、おそらくこれら
の理由によって、細胞生長を補助するのに有効な調製品
は得られなかった。アルブミン含有量は約75係以上で
ないのが好ましく、最も好ましくは65%以上でない。
第1図は通常のイオン強度約0.1(無次元)のモトて
のコーン沈殿に関するものである。」ニ澄の希釈によっ
てイオン強度は低下するので、その後のフラクションを
沈殿させるのに必要なエタノールの濃度も低下する。も
ちろん、これは被処理物の容積を太き(するのみで、通
常は血漿の希釈には影響されない。しかしながら、本発
明において有用なフラクションには、血漿の他のイオン
強度におけるそれらの等何物が含まれる。
のコーン沈殿に関するものである。」ニ澄の希釈によっ
てイオン強度は低下するので、その後のフラクションを
沈殿させるのに必要なエタノールの濃度も低下する。も
ちろん、これは被処理物の容積を太き(するのみで、通
常は血漿の希釈には影響されない。しかしながら、本発
明において有用なフラクションには、血漿の他のイオン
強度におけるそれらの等何物が含まれる。
フラクションは注意深(制御された冷却下に生成し、沈
殿物は遠心分離機によって分けられる。
殿物は遠心分離機によって分けられる。
遠心分離機から取り出すときの沈殿物は5°Cす、下に
冷却される。遠心分離機から取り出した固体状の生成物
は典型的には、乾燥固体的40%および液体約60%を
含有するゼラチン状ペーストである。この液体には多量
のエタノールが含まれ、フラクションIV (11の場
合には典型的には液体の約20%V / V はエタノ
ールである。この段階での蛋白質は損傷を受けやすく、
エタノールの局部的な高濃度と低いp 1−1との組合
せ効果によって不可逆的に変性され、温度が上昇すると
さらに損傷を受けやす(なる。従来の研究者たちはこの
処理段階での蛋白質の厳しい環境条件の重要性を理解し
ていなかったと考えられ、このことか、少なくとも部分
的には細胞生長培地の成分としてのフラクシヨンIV
t4jの量に関する先行技術における矛盾の原因と考え
られる。本発明においては、エタノールの局部的濃fヒ
を、その後に続く均質(ヒによって排除するまでの温度
を好ましくは10’C以下、最も好ましくは約5℃もし
くはそれ以下に維持する。これは調製物に氷を添加する
ことによっておこなってもよい。
冷却される。遠心分離機から取り出した固体状の生成物
は典型的には、乾燥固体的40%および液体約60%を
含有するゼラチン状ペーストである。この液体には多量
のエタノールが含まれ、フラクションIV (11の場
合には典型的には液体の約20%V / V はエタノ
ールである。この段階での蛋白質は損傷を受けやすく、
エタノールの局部的な高濃度と低いp 1−1との組合
せ効果によって不可逆的に変性され、温度が上昇すると
さらに損傷を受けやす(なる。従来の研究者たちはこの
処理段階での蛋白質の厳しい環境条件の重要性を理解し
ていなかったと考えられ、このことか、少なくとも部分
的には細胞生長培地の成分としてのフラクシヨンIV
t4jの量に関する先行技術における矛盾の原因と考え
られる。本発明においては、エタノールの局部的濃fヒ
を、その後に続く均質(ヒによって排除するまでの温度
を好ましくは10’C以下、最も好ましくは約5℃もし
くはそれ以下に維持する。これは調製物に氷を添加する
ことによっておこなってもよい。
均質化においては、均質状態に達するまで低温を維持し
、次いで上昇、例えは25℃まで温度を」ニげるのか安
全であるか、次のステップにおいてpl−1を増加させ
るまで10℃以下の温度に保つのが好ましい。均質化は
激しい「クリーミノグ」をおこなうことができるいずれ
の装置を用いておこなってもよい。氷を冷却段階で添加
する場合、均質化後にいくつかの塊が認められ得る。
、次いで上昇、例えは25℃まで温度を」ニげるのか安
全であるか、次のステップにおいてpl−1を増加させ
るまで10℃以下の温度に保つのが好ましい。均質化は
激しい「クリーミノグ」をおこなうことができるいずれ
の装置を用いておこなってもよい。氷を冷却段階で添加
する場合、均質化後にいくつかの塊が認められ得る。
p 1−1は毒性生成物を形成させないような常套の強
アルカリ、例えば水酸化ナトリウムを用いて増加させる
ことができる。蛋白質を溶解させるためにpl−1を増
加させることか必要である。一般的に言えば、蛋白質は
溶解しないと細胞生長に寄与しない。蛋白質を溶解させ
るのに必要な典型的なpi−1は6.0〜65の範囲で
ある。蛋白質か溶解すると、不透明なアイスクリーム状
の物質は半透明の物質に変(ヒし、このことは蛋白質分
子かそのポリマー鎖の再配列によってひずみのより少な
いコノフイグレーショノに便化したことを示すものであ
ると考えられる。この段階では、pHを実質上すべての
蛋白質を溶解するのに有効な値ゆ、上に高めることは不
要である。他方、生成物のpl−1は結局は哺乳類の細
胞にとって生理学的に許容され得る値に調整しなけれは
ならない。換言すれば、生成物を細胞生長培地成分とし
て使用するためには、最終的なp I−1は、細胞が培
地中で生長するのに許容されうる値でなけれはならない
。この値は細胞の種類にも幾分依存するか、一般的には
、最終的に7.0〜7.5の範囲、好ましくは約7.2
に増加さぜるのか望ましく、これは蛋白質を溶解させる
ためのμm■増加ステップの一部としておこなうのが便
利である。
アルカリ、例えば水酸化ナトリウムを用いて増加させる
ことができる。蛋白質を溶解させるためにpl−1を増
加させることか必要である。一般的に言えば、蛋白質は
溶解しないと細胞生長に寄与しない。蛋白質を溶解させ
るのに必要な典型的なpi−1は6.0〜65の範囲で
ある。蛋白質か溶解すると、不透明なアイスクリーム状
の物質は半透明の物質に変(ヒし、このことは蛋白質分
子かそのポリマー鎖の再配列によってひずみのより少な
いコノフイグレーショノに便化したことを示すものであ
ると考えられる。この段階では、pHを実質上すべての
蛋白質を溶解するのに有効な値ゆ、上に高めることは不
要である。他方、生成物のpl−1は結局は哺乳類の細
胞にとって生理学的に許容され得る値に調整しなけれは
ならない。換言すれば、生成物を細胞生長培地成分とし
て使用するためには、最終的なp I−1は、細胞が培
地中で生長するのに許容されうる値でなけれはならない
。この値は細胞の種類にも幾分依存するか、一般的には
、最終的に7.0〜7.5の範囲、好ましくは約7.2
に増加さぜるのか望ましく、これは蛋白質を溶解させる
ためのμm■増加ステップの一部としておこなうのが便
利である。
プロセスの残りの段階は滅菌性の生理学的に許容され得
る生成物の調製に関する。滅菌処理は常法による加熱に
よっておこなうことはてきす、最良の方法は漸進的な微
細孔を有する非常に微細なフィルターを1個もしくはそ
れ以上通過させる濾過によっておこjSう。濾過をおこ
なう口1」に、フィルターの目詰りをおこさせる粗状固
体を除去しなければならない。粗状固体は遠心分離によ
って除去することができる。(この操作は、微細濾過か
後の処理ステップてないときでも、それ自体望ましいも
のである。)ステップ+、d)からの生成物を効果的に
遠心分離させるためには、生成物を最初に希釈するのが
通常は実際的である。この希釈には水を用いることもで
きるが、生理的塩類溶液〔緩衝剤で処理して所望の生理
的pH(例えは約7.2)および所望のイオン強度もし
くはオスモル濃度(例えば生成物に対して約300 ミ
IJオスモス/即)を付与した塩化すl−1Jウム水溶
液〕を使用するのがより好適である。遠心分離の前に固
体を凝集させるのが望ましく、これは調製物を30℃ま
で加温することによっておこなうことかできる。
る生成物の調製に関する。滅菌処理は常法による加熱に
よっておこなうことはてきす、最良の方法は漸進的な微
細孔を有する非常に微細なフィルターを1個もしくはそ
れ以上通過させる濾過によっておこjSう。濾過をおこ
なう口1」に、フィルターの目詰りをおこさせる粗状固
体を除去しなければならない。粗状固体は遠心分離によ
って除去することができる。(この操作は、微細濾過か
後の処理ステップてないときでも、それ自体望ましいも
のである。)ステップ+、d)からの生成物を効果的に
遠心分離させるためには、生成物を最初に希釈するのが
通常は実際的である。この希釈には水を用いることもで
きるが、生理的塩類溶液〔緩衝剤で処理して所望の生理
的pH(例えは約7.2)および所望のイオン強度もし
くはオスモル濃度(例えば生成物に対して約300 ミ
IJオスモス/即)を付与した塩化すl−1Jウム水溶
液〕を使用するのがより好適である。遠心分離の前に固
体を凝集させるのが望ましく、これは調製物を30℃ま
で加温することによっておこなうことかできる。
次いで粗状固体を遠毛・分離によって沈降させ、上澄液
を回収する。
を回収する。
この段階、即ちPl−1調整後において、ガフマーグロ
ブリンを除去するのが望ましい。典型的なフラクション
IV (11においては、ガンマ−グロブリンは全蛋白
質の約25重量係を占める。ガノマーグロブリ7は細胞
から培地へ分泌されるモノクロナル抗体のような蛋白質
の回収もしくは利用を妨げる。典型的には、このような
ガノマーグロブリンの分子量は約145.000(Ig
G)である。全蛋白質中でガノマーグロブリンが占める
割合は例えはポリエチレングリコールによる沈殿、塩析
、冷エタノール沈殿またはサイズ排除クロマトグラフィ
ーによって減少させることかできる。実質」−すべての
ガンマ−グロブリンを除去するのか好ましい。
ブリンを除去するのが望ましい。典型的なフラクション
IV (11においては、ガンマ−グロブリンは全蛋白
質の約25重量係を占める。ガノマーグロブリ7は細胞
から培地へ分泌されるモノクロナル抗体のような蛋白質
の回収もしくは利用を妨げる。典型的には、このような
ガノマーグロブリンの分子量は約145.000(Ig
G)である。全蛋白質中でガノマーグロブリンが占める
割合は例えはポリエチレングリコールによる沈殿、塩析
、冷エタノール沈殿またはサイズ排除クロマトグラフィ
ーによって減少させることかできる。実質」−すべての
ガンマ−グロブリンを除去するのか好ましい。
低分子量物質、例えば約5.0001J、下、好ましく
は約2.0009、下の物質を除去することもてきる。
は約2.0009、下の物質を除去することもてきる。
分子量が5.000〜6,000の物質はいずれにして
も保持すべきである。これは生成物を濃縮し、塩水に対
して透析した後、分子量2.000孔径のフィルターを
通す濾過によっておこなうのか好適である。別の方法は
、例えは5epHadex G−25(Pha rma
c i a社)を用イルゲル浸透’l 07 トクラ
フイー法である。
も保持すべきである。これは生成物を濃縮し、塩水に対
して透析した後、分子量2.000孔径のフィルターを
通す濾過によっておこなうのか好適である。別の方法は
、例えは5epHadex G−25(Pha rma
c i a社)を用イルゲル浸透’l 07 トクラ
フイー法である。
次いで調製物は所望により1回もしくはそれ9゜上の微
細濾過処理に付し、最終的には例えは0.2μmの粒径
にする。生成物は滅菌容器内において一20℃で貯蔵す
ることかできる。
細濾過処理に付し、最終的には例えは0.2μmの粒径
にする。生成物は滅菌容器内において一20℃で貯蔵す
ることかできる。
この方法による生成物は「本発明調製物」と呼ぶ。これ
は特定の培地、例えはRPMI 1640培地、ダルベ
ツコの改良イークル培地(DMEM〕、ハムのF−12
培地、またはI) M E MとハムのF−12との混
合培地に添加したときに少な(ともある種の油孔類不死
細胞の生長を補助する完敗 全な成分を意味する。この形態では、l細胞(mort
al cell)を表面に付着させ、それらが生長した
ときに表面に拡散する他のファクターの添加なしでは哺
乳類の不死細胞を通常は補助しない。
は特定の培地、例えはRPMI 1640培地、ダルベ
ツコの改良イークル培地(DMEM〕、ハムのF−12
培地、またはI) M E MとハムのF−12との混
合培地に添加したときに少な(ともある種の油孔類不死
細胞の生長を補助する完敗 全な成分を意味する。この形態では、l細胞(mort
al cell)を表面に付着させ、それらが生長した
ときに表面に拡散する他のファクターの添加なしでは哺
乳類の不死細胞を通常は補助しない。
一般に、このような目的に必要な物質にはフィブロネク
チンやイ也の蛋白質、例えば゛フィブリノ、フィブリノ
ーゲン、コラーゲンまたはポリリシノか含まれると考え
られている。これらの作用は酵素、例えばファクター刈
11の添加によって改良され、特に拡散効果を促進する
。表面は必要なファクターを培地内に含有させないて′
$、覆によって予め調製することができる。
チンやイ也の蛋白質、例えば゛フィブリノ、フィブリノ
ーゲン、コラーゲンまたはポリリシノか含まれると考え
られている。これらの作用は酵素、例えばファクター刈
11の添加によって改良され、特に拡散効果を促進する
。表面は必要なファクターを培地内に含有させないて′
$、覆によって予め調製することができる。
本発明調製物はRPMI 1640 と共働して、ウィ
ルスによって形質転換された不死細胞を含む柚々の不死
細胞、Namalwaや1−t Fp −2のようjS
本来的な不死細胞、および別のノ・イブリドーマセルラ
イン等の生長を補助する場合に十分に作用する。
ルスによって形質転換された不死細胞を含む柚々の不死
細胞、Namalwaや1−t Fp −2のようjS
本来的な不死細胞、および別のノ・イブリドーマセルラ
イン等の生長を補助する場合に十分に作用する。
従って本発明はまた、本発明による生成物を補光した特
定の培地、好ましくはR1’MI]640を含有する培
地内において哺乳類の細胞、特に不死細胞の培養方法を
提供する。本発明にはこのような培養による生産物も含
まれる。特に本発明には、本発明調製物を含有する培地
内で培養したハイブリドーマセルラインから得られるモ
ノクロナル抗体が含まれる。
定の培地、好ましくはR1’MI]640を含有する培
地内において哺乳類の細胞、特に不死細胞の培養方法を
提供する。本発明にはこのような培養による生産物も含
まれる。特に本発明には、本発明調製物を含有する培地
内で培養したハイブリドーマセルラインから得られるモ
ノクロナル抗体が含まれる。
本発明はまたより一般的には、モノクロナル細胞用の昶
1胞生長培地内での本発明調製物の使用方法を提供する
。これは常套の培地の血清成分の一致 部または全部を代替することかできる。普通5些細胞は
いくつかの血清成分、例えは細胞分裂を開始するミトゲ
/として有用なトロンビンまたは前記のファクターX用
を必要とする。
1胞生長培地内での本発明調製物の使用方法を提供する
。これは常套の培地の血清成分の一致 部または全部を代替することかできる。普通5些細胞は
いくつかの血清成分、例えは細胞分裂を開始するミトゲ
/として有用なトロンビンまたは前記のファクターX用
を必要とする。
本発明をヒトの血漿に関連して説明したか、他の動物の
血漿も必要な変更を加え、特に細胞培養生産物を獣医の
分野に利用する場合に使用することができる。
血漿も必要な変更を加え、特に細胞培養生産物を獣医の
分野に利用する場合に使用することができる。
以下の実施例によって本発明を説明する。温度は℃単位
で示す。比および割合は特に言及しない限り容量に基つ
く。
で示す。比および割合は特に言及しない限り容量に基つ
く。
実施例
実施例1
コーンフラクションはスコツトラッド国立輸血サーヒy
、ノ蛋白質分別センター (1’rotcin Fra
c −tionation Centre oE le
5cottish Nati −onal Bloo
d Transfusion 5ervice:Edi
nbu−rgb)から入手した。分別は、種々のl)
i−1値の血漿へ冷エタノールを添加することによる一
連の蛋白質沈殿によっておこなった。第1フラクシヨン
IはpZ−15,8、エタノール濃度8%、温度〜25
゜において沈殿させた。続いて次のフラクション■十I
U をpH57、エタノール濃度21φ、温度−5°で
沈殿させ、第3のフラクションIV (1)はPI(5
,2、エタノール濃度21%、温度−5°で沈殿させた
。別の手順においては、プラク93フ11士III を
pH6,8、エタノール濃度25%、温度−5°におい
て沈殿させ、第3のフラクションIV(41はPI−1
5,85、エタノール濃度40%、温度−5゜において
沈殿させた。さらに別の手順においては、フラクション
IV(41を■と共にPI(5,2、エタノール濃度4
0%、温度−5°において沈殿させた。
、ノ蛋白質分別センター (1’rotcin Fra
c −tionation Centre oE le
5cottish Nati −onal Bloo
d Transfusion 5ervice:Edi
nbu−rgb)から入手した。分別は、種々のl)
i−1値の血漿へ冷エタノールを添加することによる一
連の蛋白質沈殿によっておこなった。第1フラクシヨン
IはpZ−15,8、エタノール濃度8%、温度〜25
゜において沈殿させた。続いて次のフラクション■十I
U をpH57、エタノール濃度21φ、温度−5°で
沈殿させ、第3のフラクションIV (1)はPI(5
,2、エタノール濃度21%、温度−5°で沈殿させた
。別の手順においては、プラク93フ11士III を
pH6,8、エタノール濃度25%、温度−5°におい
て沈殿させ、第3のフラクションIV(41はPI−1
5,85、エタノール濃度40%、温度−5゜において
沈殿させた。さらに別の手順においては、フラクション
IV(41を■と共にPI(5,2、エタノール濃度4
0%、温度−5°において沈殿させた。
各段階での上澄液のイオン強度は約0.1であった。
蛋白質フラクションペーストを遠心分離機ボウルから取
出し、氷/水を2に9保有した風袋を秤量した鋼製バケ
ツ内へ直ちに移した。ペースト、氷および水を保有する
バケツの全重量からペーストの重量を計算した。氷/水
をさらに添加して氷/水の全重量をペーストの重量と同
一にした。・ペーストを大まかにいくつかのピースに切
断シ、バケツの内容物を素早く手動撹拌させた後、工業
的なフードミキサー(I−1obart社製)のボウル
内へ移した。混合物を平らなミキシングパドルを用い、
全ての氷か融解する前に、該パドルまたは該ボウルの底
部や側部に何着した懸濁液中にペーストの残塊が認めら
れなくなるまで撹拌した。pHはINN a 0tIを
撹拌下に徐々に添加しながら7.2まで上げた。全ての
氷が溶けた後、沈殿物を一20°で凍結させ、後日のそ
の後の処理のために保存した。
出し、氷/水を2に9保有した風袋を秤量した鋼製バケ
ツ内へ直ちに移した。ペースト、氷および水を保有する
バケツの全重量からペーストの重量を計算した。氷/水
をさらに添加して氷/水の全重量をペーストの重量と同
一にした。・ペーストを大まかにいくつかのピースに切
断シ、バケツの内容物を素早く手動撹拌させた後、工業
的なフードミキサー(I−1obart社製)のボウル
内へ移した。混合物を平らなミキシングパドルを用い、
全ての氷か融解する前に、該パドルまたは該ボウルの底
部や側部に何着した懸濁液中にペーストの残塊が認めら
れなくなるまで撹拌した。pHはINN a 0tIを
撹拌下に徐々に添加しながら7.2まで上げた。全ての
氷が溶けた後、沈殿物を一20°で凍結させ、後日のそ
の後の処理のために保存した。
血漿蛋白質調製物の一部を水または塩類溶液(6g /
l NaCl、0.4 g/l!K CI )を用い
て室温で1=9に希釈し、充分に混合した後、15℃で
30分間遠心分離処理に付した(平均R,C,F。
l NaCl、0.4 g/l!K CI )を用い
て室温で1=9に希釈し、充分に混合した後、15℃で
30分間遠心分離処理に付した(平均R,C,F。
sooog)。上澄を捕集し、厚さAP25の格子タイ
プのフィルター(Millipore社製)を通す濾過
処理にイ」し、次いで孔径1.2μmη、0.45μn
1および0.22μmの膜フィルターを通すことによっ
て精製した。最終的な濾液を滅菌フィルター(0,22
μm)を通すことによって滅菌し、e、閉容器内に捕集
して使用に供するまで一20°Cで凍結保存した。最終
生成物の全蛋白質含有量Cg/l)は、遠心分離および
濾過処理前の調製物の値の95係以上多かった。典型的
な調製物、即ち、最後に水で希釈したフラクションrv
(11の特性は次の通りである: 全蛋白質 15.2 g/l アルブミン 4.5g/j?(電気泳動による)カリウ
ム0.1411TnO1/l クエン酸塩 1,1mmol/1 塩(ヒ物 40 mmo l /1 燐酸塩 0.4 memo l 773工タ/−ル 9
.8mUl PH7,2 伝導率 11.39 mM h 。
プのフィルター(Millipore社製)を通す濾過
処理にイ」し、次いで孔径1.2μmη、0.45μn
1および0.22μmの膜フィルターを通すことによっ
て精製した。最終的な濾液を滅菌フィルター(0,22
μm)を通すことによって滅菌し、e、閉容器内に捕集
して使用に供するまで一20°Cで凍結保存した。最終
生成物の全蛋白質含有量Cg/l)は、遠心分離および
濾過処理前の調製物の値の95係以上多かった。典型的
な調製物、即ち、最後に水で希釈したフラクションrv
(11の特性は次の通りである: 全蛋白質 15.2 g/l アルブミン 4.5g/j?(電気泳動による)カリウ
ム0.1411TnO1/l クエン酸塩 1,1mmol/1 塩(ヒ物 40 mmo l /1 燐酸塩 0.4 memo l 773工タ/−ル 9
.8mUl PH7,2 伝導率 11.39 mM h 。
オスモル濃度 118mOsmo、A9咄乳類の細胞生
長における本発明生成物の使用 これらの実施例においては、以下に記載の点を除き、実
施例1のようにしてコー7フラクション調製物を調製し
た。
長における本発明生成物の使用 これらの実施例においては、以下に記載の点を除き、実
施例1のようにしてコー7フラクション調製物を調製し
た。
実施例2
ヒトの赤血球のグループA抗原に対する抗体を作るマウ
ス−マウスハイブリドーマセルラインES−5を、コー
ンフラクションIV (11調製物5% v/vのみを
補光したRPMI 1640 培地内において生長させ
て抗体を生産した。この培地内で16力月間生長させた
細胞は、胎児期の子牛血清を補充した培地内で培養した
細胞と比べて同様に生長し、少なくとも同量の抗体を生
産した(血球凝集検定法によって測定)。1O3/rn
I〜105/mtの間の種々の細胞密度から出発したが
、約10〜15日後の細胞密度は106細胞/ml以」
−になった。
ス−マウスハイブリドーマセルラインES−5を、コー
ンフラクションIV (11調製物5% v/vのみを
補光したRPMI 1640 培地内において生長させ
て抗体を生産した。この培地内で16力月間生長させた
細胞は、胎児期の子牛血清を補充した培地内で培養した
細胞と比べて同様に生長し、少なくとも同量の抗体を生
産した(血球凝集検定法によって測定)。1O3/rn
I〜105/mtの間の種々の細胞密度から出発したが
、約10〜15日後の細胞密度は106細胞/ml以」
−になった。
実施例3
エプスタイン−バーウィルス−形質転換ヒト末梢り、/
パ芽球白血球を、M、 5teiniLz らの方法に
よって調製した(NaLure、第269巻、第420
頁〜第422頁(1977年))。これらの細胞を胎児
期の子牛血清を10φv/■補光したR l)M 11
640内で培養し、次いでフラクションIV (11調
製物5%v/vのみを補充したRPMI]640へ移し
た。フラクションIV(11を補充した培地内でのこれ
らの細胞は4力月後には、胎児期子牛血清を補光した培
地内の場合と同様に生長した。最初は約10/mllで
あった細胞密度は急速に増加シテ106/mtとなった
。
パ芽球白血球を、M、 5teiniLz らの方法に
よって調製した(NaLure、第269巻、第420
頁〜第422頁(1977年))。これらの細胞を胎児
期の子牛血清を10φv/■補光したR l)M 11
640内で培養し、次いでフラクションIV (11調
製物5%v/vのみを補充したRPMI]640へ移し
た。フラクションIV(11を補充した培地内でのこれ
らの細胞は4力月後には、胎児期子牛血清を補光した培
地内の場合と同様に生長した。最初は約10/mllで
あった細胞密度は急速に増加シテ106/mtとなった
。
実施例4
ヒトの抗生長ホルモン免疫クロプリンを生産する2種の
マウスハイブリドーマセルラインおよび抗プロラクチ/
を生産する2種のラッI・ハイブリドーマセルラインを
、フラクソヨ:/ l V (11調製物を5%v/v
補光したRPMI 1640内て生長させた。
マウスハイブリドーマセルラインおよび抗プロラクチ/
を生産する2種のラッI・ハイブリドーマセルラインを
、フラクソヨ:/ l V (11調製物を5%v/v
補光したRPMI 1640内て生長させた。
FC5を10楚補光したRP八へI 1640の場合に
比べて生長は幾分遅かったか、最後の細胞密度および生
産性は同様であった。
比べて生長は幾分遅かったか、最後の細胞密度および生
産性は同様であった。
実施例5
ヒトのセルライア Nama l waおよび■−I
E P −2(ヒトノ腫瘍セルライン)を、フラクショ
ンIV)u+調製物を5%v/v補光した培地へ移し、
3力月後の生長を判定したところ、光分に適応した。細
胞密度は104/rn1.から106/rn1.に増加
した。
E P −2(ヒトノ腫瘍セルライン)を、フラクショ
ンIV)u+調製物を5%v/v補光した培地へ移し、
3力月後の生長を判定したところ、光分に適応した。細
胞密度は104/rn1.から106/rn1.に増加
した。
実施例6
実施例1のフラクションxvt1+z製物をAmico
nYM2 膜(2,000分子量孔径)を用いる限外濾
過によって濃縮し、全蛋白質を16o g/l とした
。
nYM2 膜(2,000分子量孔径)を用いる限外濾
過によって濃縮し、全蛋白質を16o g/l とした
。
この濃縮したフラクションI V (11を生理的塩類
溶液を用いて順次倍増希釈(V/V )することによっ
て2〜32倍希釈した調製物を得た(16倍に希釈した
試料は濃縮前のフラクションIV (11にほぼ和尚す
る)。これらの6種の調製物の各々を5係v/vの割合
で、ES −5細胞培養用のRPMI 1640培地へ
補光した。未希釈調製物および8倍まで希釈した調製物
を補光した4種の培養物はかなり急速に劣化し、この場
合、フラクションIV(11調製物の濃度が高いほど急
速に劣化かみられた。16倍希釈した調製物および32
倍希釈した調製物を用いた場合には細胞は生長し続けて
抗体を生産したが、特に前者の方がかなり効率がよかっ
た。これらの結果は、フラクションIV(11調製物を
使用した濃度が最適濃度に近いことを示す。
溶液を用いて順次倍増希釈(V/V )することによっ
て2〜32倍希釈した調製物を得た(16倍に希釈した
試料は濃縮前のフラクションIV (11にほぼ和尚す
る)。これらの6種の調製物の各々を5係v/vの割合
で、ES −5細胞培養用のRPMI 1640培地へ
補光した。未希釈調製物および8倍まで希釈した調製物
を補光した4種の培養物はかなり急速に劣化し、この場
合、フラクションIV(11調製物の濃度が高いほど急
速に劣化かみられた。16倍希釈した調製物および32
倍希釈した調製物を用いた場合には細胞は生長し続けて
抗体を生産したが、特に前者の方がかなり効率がよかっ
た。これらの結果は、フラクションIV(11調製物を
使用した濃度が最適濃度に近いことを示す。
実施例7
実施例1のようにして調製したフラクショ/■(1)を
、分子量400Oのポリエチレングリコール(PEG−
4000)を10%v/v添加することによってさらに
分別した。これによってフラクションIV(11中に存
在する一部の物質が沈殿し、特に上澄に残留するガンマ
ーグロブリノの量が減少する。
、分子量400Oのポリエチレングリコール(PEG−
4000)を10%v/v添加することによってさらに
分別した。これによってフラクションIV(11中に存
在する一部の物質が沈殿し、特に上澄に残留するガンマ
ーグロブリノの量が減少する。
I’EG−4000で処理したフラクションIV(11
を5%V/V補光したRPM11640 培地内におい
てES−5細胞は生長し、抗体を生産した。生長速度は
、実施例1の未処理フラクションIV(11を使用した
場合に比べてほんのわずかに遅かった。
を5%V/V補光したRPM11640 培地内におい
てES−5細胞は生長し、抗体を生産した。生長速度は
、実施例1の未処理フラクションIV(11を使用した
場合に比べてほんのわずかに遅かった。
実施例8
p l−1とエタノール濃度を組合せることによって調
製したフラクショz II +III 、フラクション
IV(4)およびフラクシヨンIV(41+V を、各
フラクション調製物を5%補光した技PMI 1640
培地内てのES−6細胞の生長試験に関して比較した
。
製したフラクショz II +III 、フラクション
IV(4)およびフラクシヨンIV(41+V を、各
フラクション調製物を5%補光した技PMI 1640
培地内てのES−6細胞の生長試験に関して比較した
。
1、V(41はIV(1)に比べて細胞生長は幾分遅か
ったが、最後の細胞密度と抗グループA抗原の生産性は
類イυした。フラクションIIまたはIIIを用いた場
合、細胞生長は非常に遅く、最後の細胞密度も小さかっ
たか、抗体の量は同程度であった。フラクションIV(
41+V調製物は細胞の生長を補助せず、生産性も全く
みられなかった。フラクションIV(41十Vのアルブ
ミン含有量は全蛋白質の重量に基ついて85%以上であ
った。
ったが、最後の細胞密度と抗グループA抗原の生産性は
類イυした。フラクションIIまたはIIIを用いた場
合、細胞生長は非常に遅く、最後の細胞密度も小さかっ
たか、抗体の量は同程度であった。フラクションIV(
41+V調製物は細胞の生長を補助せず、生産性も全く
みられなかった。フラクションIV(41十Vのアルブ
ミン含有量は全蛋白質の重量に基ついて85%以上であ
った。
第1図は血漿から細胞生長培地成分を抽出する場合のp
I−1(横軸)とエタノール濃度(縦軸)との関係を示
すマトリックスである。 (1)および(2)はコーン沈殿の異なったレジームを
示す。 特πF出願人 ナショナル・リサーチ・デイベロツプノ
ント・第1図 ρ〃
I−1(横軸)とエタノール濃度(縦軸)との関係を示
すマトリックスである。 (1)および(2)はコーン沈殿の異なったレジームを
示す。 特πF出願人 ナショナル・リサーチ・デイベロツプノ
ント・第1図 ρ〃
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、La)フラクション中の全蛋白質重量に基ついて8
5%以下のアルブミンと65%す、下のガンマーグロブ
リノを含有する脱繊維素化血漿フラクションを冷エタノ
ール沈殿によって哺乳類の血漿力ら抽出し、(I〕)抽
出物を次のステップ(C)による均質(ヒをおこなうま
で10℃ゆ、下の温度で冷却保存し、(C)冷却抽出物
を均質化し、(d)ホモシエネートのμIを高めて実質
上すべての沈殿蛋白質を再溶解させ、(e)該調製物の
p l−1を哺乳類の細胞生長にとって生理学的に許容
されつる値に調整することと調製物を滅菌処理に付すこ
とを含む、インウ゛イト口で哺乳類の細胞を培養するた
めの細胞生長培地成分の調製方法。 2、フラクションがアルブミンを75%iJ下含有する
第1項記載の方法。 3.7ラグンヨンがアルブミンを65饅以下含有する第
2項記載の方法。 4、 フラクションがガンマーグロブリノを15係以下
含有する第1項から第3項いずれかに記載の方法。 5、 フラクションかガンマ−クロプリンを5%以下含
有する第4項記載の方法。 6、 フラクションかガンマーグロブリノを実質上含有
しない第5項記載の方法。 7、 コーンフラクション11 +ll−1を沈殿させ
、次いてコーンフラクショ/IVを単独もしくはコーン
フラクショ/Vと共に沈殿させるツー/タイプ法によっ
て血漿を抽出する第1項から第6項いずれかに記載の方
法。 8、II+III沈殿物を、■(1)によって処理した
後でVと共にIV (41によって処理するが、または
IV(4)によって処理する第7項記載の方法。 9、第1図に示すpi−iとエタノール濃度とのマトリ
ックスによって限定されるフラクション、即ち領域EX
YZ内のフラクションII 十IIIまたは領域ABC
ED内のフラクションIVから血漿を抽出する第7項ま
たは第8項記載の方法。 10.フラクション■vが領域AJKLもしくはMNC
P内のフラクションである第9項記載の方法。 11、 77 クションIVがポイント「FIV(1)
」ノ領域内のフラクションIV (11またはポイント
「FIV(4)」の領域内のフラクションIV(4)で
ある第9項記載の方法。 12、フラクション11十111から回収されるフラク
ションIIIから血漿を抽出する第9項記載の方法。 13、均質化ステップ(C)を5℃までの温度において
おこなう第1項から第12項いずれかに記載の方法。 14、ステップ(d)において、ホモジエネートのμm
1を60〜6.5に高める第1項から第13項いずれか
に記載の方法。 15、ステップ(e)において、滅菌処理前の調製物の
かHを7.0〜7.5にする第1項から第14項い理前
に、生理的塩類溶液もしくは水を用いて希釈する第1項
から第15項記載いずれかに記載の方法。 17、 pHを高めるステップ(d)の後および濾過前
に、分離されないと滅菌フィルターを詰まらせる粗状固
体を液状媒体から分離させ、少な(とも1回1戒菌フイ
ルターを通す濾過処理に付すことによって滅菌をおこな
う第1項から第16項いずれかに記載の方法。 18 ステップ(d)からの調製物を希釈し、この希釈
物を遠心分離処理に例して粗状固体を沈降させ、次いで
遠心分離上澄み液を回収することによって粗状固体の分
離をおこなう第17項記載の方法。 】9. ステップ(d)の後の調製物からガンマ−グロ
ブリンを除去する第1項から第18項いずれかに記載の
方法。 20、ステップ(d)の後の調製物から分子量か約5・
000以下の物質を除去する第1項から第19項いずれ
かに記載の方法。 21、第1項から第20項いずれかに記載の方法によっ
て調製した細胞生長培地成分を補充し、また所望により
、細胞か付着できるサポートまたは付着プロモーターを
添加した特定の培地を含有する培地中において、インヴ
イトロで細胞を培養することを含む哺乳類細胞の培養方
法。 22、培地が血清を含有しない第21項記載の方法。 23、不死細胞を培養する第21項または第22項記載
の方法。 24、不死細胞がハイブリドーマまたはミエロマ細胞で
ある第23項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8331803 | 1983-11-29 | ||
GB838331803A GB8331803D0 (en) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | Preparing component of cell growth medium |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60133886A true JPS60133886A (ja) | 1985-07-17 |
Family
ID=10552513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59253978A Pending JPS60133886A (ja) | 1983-11-29 | 1984-11-29 | 細胞生長培地成分の調製方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0143648A3 (ja) |
JP (1) | JPS60133886A (ja) |
GB (2) | GB8331803D0 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011024576A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Grifols Sa | コーン分画段階由来の上清を含んでなる哺乳動物細胞培地及びその使用 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63185376A (ja) * | 1986-10-10 | 1988-07-30 | インスティチュート・オブ・モレキュラー・バイオロジー・インコーポレーテッド | コーン上清のフラクションvから製造される細胞培養メディウム |
EP0290014A3 (en) * | 1987-05-04 | 1989-01-25 | Allelix Inc. | Stable rabbit-mouse hybridomas and secretion products thereof |
FR2639958B1 (fr) * | 1988-12-06 | 1992-08-21 | Lille Transfusion Sanguine | Support biologique pour cultures cellulaires constitue de proteines plasmatiques coagulees par la thrombine, son utilisation pour la culture des keratinocytes, leur recuperation et leur transport a des fins d'utilisation therapeutique |
EP0440509A3 (en) * | 1990-02-02 | 1991-12-18 | Common Services Agency | Novel cell growth medium components and process for producing same |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US3953290A (en) * | 1973-04-30 | 1976-04-27 | Ab Kabi | Polypeptides as vitro active cell growth enhancing factors and methods of use |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011024576A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Grifols Sa | コーン分画段階由来の上清を含んでなる哺乳動物細胞培地及びその使用 |
Also Published As
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GB2150595B (en) | 1987-09-30 |
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