JPS6013371Y2

JPS6013371Y2 - バンド付防水容器

Info

Publication number: JPS6013371Y2
Application number: JP7127081U
Authority: JP
Inventors: 宏之松井
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-05-19
Filing date: 1981-05-19
Publication date: 1985-04-27
Also published as: JPS57184623U

Description

【考案の詳細な説明】本考案は、バンド付防水容器に関する。

水泳、潜水あるいは釣時等に際して、防水性で使用簡便
な小物入れが要望されている。

本考案の目的は、かかる要望に応えるべく、バンドを介
して手首、腕、足首、または下半身用衣服のベルト及び
スポーツバッグ等の手提部分に止着して使用でき、しか
も防水性にも優れたバンド付防水容器を提供するもので
、以下図面を参照して詳述するところより明らかとなる
であろう。

第１図、第２図は本考案にかかるバンド付防水容器の一
実施例を示すもので、バンド１に平面より見て円形状の
容器本体３が取り付けられ、該容器本体３には同様に円
形状の蓋体４が被嵌されている。

前記バンド１は、合成樹脂等の耐水性材料により手首、
腕、足首、または下半身用衣服のベルト及びスポーツバ
ッグ等の手提部分等に止着しうる任意長さに形成され、
バンド１の略々中央部位置に前記容器本体３の底面３ａ
が位置するようになされている。

前記ベルト１の両端部ＩＡ及びＩＢはバックル２を介し
て結合しうるようになされている。

即ち一端部１Ａに形成されたバックル２の差し込みピン
２ａはバンド１の他端部ＩＢに所定の間隔を置いて形成
された透孔２ｂに差し込まれる。

なお符号２ｃはベルト１の他端部ＩＢの先端を止める止
め部材である。

前記容器本体３は、合成樹脂、軽金属、ステンレス等に
より形成され、小銭、カード類、キー。

ライタ、たばこ等を収納すべく、用途によって任意の大
きさに形成されている。

前記蓋体４には、図示実施例では上面から透視しうる水
温計である温度計５が取付けられ、また蓋体４の両側部
の下端部には係止部４ａ及び４ｂが形成され、一方の係
止部４ａには開蓋用の摘み片６の一端が取付けられ、他
方の係止部４ｂには連結片７が取付けられている。

前記摘み片６の他端には第２図に示す如く、バンド１の
他端部１Ｂに固着された雄型のホック６ａと嵌合する雌
型のホック６ｂが固着されている。

また前記連結片７の他端は固着部材７ａによりバンド１
の一端部１Ａに固着されている。

前記容器本体３と蓋体４とは、シール部材８を介して水
密に嵌合しうるように構成されているが第３図に示す如
く、容器本体３と蓋体４の側部に夫々突起９と溝１０と
を形威して蓋体４の被嵌時に節度感を付与することも出
来る。

前記実施例のバンド付防水容器は、容器本体３内に所望
の小物を収納し、蓋体４を被嵌したうえで、例えば海水
浴場での水泳、潜水等に際してはバンド１を介して手首
、腕、足首、または海水パンツのベルト等に止着して使
用する。

かかる使用態様においては、容器内収納物である小物を
紛失するおそれがないし、容器本体３と蓋体４間がシー
ル部材８でシールされているので、小物が濡れるおそれ
もない。

また、図示実施例のごとく、蓋体４に温度計５を設けた
ものでは、水温を測定し、例えば遊泳に適する水温か、
否かの判断に供することもできる。

さらに、本考案は前述の水泳、潜水時に使用するに限ら
す、釣時に釣針等を収納する用途にも便利であり、また
スポーツバッグの手提部分に止着してアクセサリ−とし
ても使用出来る。

なお、本考案ではバンドはバックルで止めるものに限ら
ず、ループ状のゴムバンドでもよい。

また、蓋体４を透明の合成樹脂で形威し、内部の小物を
透視しうるようにしてもよい。

以上が本考案にかかるバンド付防水容器の一実施例の構
成であるが、かかる構成によれば、バンドを有しかつ防
水性を有するので、料えば水泳。

潜水、釣時に小物を入れ、手首、腕、足首、または衣服
のベルト及びバッグの手提部分等に止着して使用するこ
とにより、小物が濡れるおそれがなく、また紛失するお
それがないので、極めて調法であり、また蓋体に摘み片
と連結片が取付けられていて、蓋体が開いたり、紛失す
るおそれがない等の効果がある。

なお、上述においては本考案の一実施例を示したに留ま
り、本考案の精神を脱することなしに種々の変形、変更
をなしうろこと明らかであろつ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す平面図、第２図は第１
図中■−■線断面図、第３図は嵌合部の異なる実施例を
示す一部断面図である。図中、１・・・・・・バンド、３・・・・・・容器本体
、４・・・・・・蓋体、４ａ、４ｂ・・・・・・係止部
、５・・・・・・温度計、６・・・摘み片、６ａ、６ｂ
・・・・・・ホック、７・・・・・・連結片、７ａ・・
・・・・固着部材、８・・・・・・シール部材。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

（１）手首、腕、足首、または衣服のベルト及びベルト
状部分に止着しうる任意長さのバンドと、該ハンドに取
付けられた合成樹脂製の容器本体とを有腰該容器本体に
は密閉用の合成樹脂製の蓋体が被嵌されるとともに、前
記蓋体の一端には摘み片の一端が取付けられ、該摘み片
の他端はバンドに着脱自在に取付けられ、蓋体の他端に
は連結片の一端が取付けられ、該連結片の他端はバンド
に固着されていることを特徴とするバンド付防水容器。
（２）前記容器本体及び蓋体が夫々円形状に形成されて
密封性を向上させている事を特徴とする実用新案登録請
求の範囲第１項記載のバンド付防水容器。