JPS60133362A - 渦電流技術によつて金属製の管を検査するための計量化装置 - Google Patents

渦電流技術によつて金属製の管を検査するための計量化装置

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JPS60133362A
JPS60133362A JP59245873A JP24587384A JPS60133362A JP S60133362 A JPS60133362 A JP S60133362A JP 59245873 A JP59245873 A JP 59245873A JP 24587384 A JP24587384 A JP 24587384A JP S60133362 A JPS60133362 A JP S60133362A
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simulator
eddy current
annular chamber
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tube member
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JP59245873A
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ウオーレン・ロバート・ジユンカー
ブルース・ジヨセフ・タスザレツク
デビツド・アンドリユー・チズマー
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Westinghouse Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的には、渦電流検査技術と関連させて使
用する模擬会計量化装置に関し、より詳細には、種々様
々な管状部材の不連続部及び品質低下を模擬(シミュレ
ート)シかつ分析する渦電流検査装置に関する0本発明
は、渦電流検査の応答と実際の管状部材内部に存在する
品質低下の性質及び程度との相対関係を展開し確立する
用途に特に適応性があり、従って原子炉の蒸気発生器の
配管部の非破壊検査に用いれば特に有用性が発揮できる
周知のごとく、原子炉システム及び原子炉システムの部
材を周期的に現に使用している状態で非破壊検査するこ
とは、この種のシステムの作動信頼性の維持に必須の要
件である。使用時の状態での周期的な非破壊検査を特に
必要としている部材は、原子炉の蒸気発生器の配管であ
る。一般に、原子炉システム内部の配管の大部分は、ク
ラッキング、壁厚の減少、へこみ等の配管部の品質低下
に起因する管部の電磁特性の変化を測定する渦電流技術
によって検査されている。
渦流技術を利用する非破壊試験の基礎となる一般的な原
理は、導電体を交流磁場内に置くと電a&誘導によって
導電体の内部に渦電流ができ、渦電流の強さ、位相及び
分布によって、寸法、形状、純度、硬度あるいは気孔や
不連続部分の存在等といったような導電体の物理的特性
及び導電率が示されることである。渦電流によって磁場
が形成され、この磁場は導電体の外部から検出できる磁
場変化として検出され測定される。より詳細に説明する
と、渦電流検査技術においては、交流または発振電流に
よって励磁された試験コイルを特性未知の被検査片に隣
接位置させ、試験コイルの電気インピーダンスに及ぼす
影響から被検査片の特性を測定する。
原子炉システムの蒸気発生器の管の非破壊試験時には、
発振電流を印加する渦電流測定探針即ち渦電流試験コイ
ルを管の内部に入れる。測定探針を管の軸方向に移動さ
せ、管壁に誘導された渦電流による試験コイルの電気イ
ンピーダンスへの影響を測定して、管の物理的性質及び
特性の指標とする。通常は、試験コイルtこ異なる周波
数の発振電流を流して複数の測定を行なう。このように
複数の測定を行なうのは、異なる周波数はそれぞれ異な
る条件に対してより敏感な応答結果を与えるからである
。例と挙げると、低い周波数は、試験コイルから遠い位
置の管外側部分にある不連続部に敏感であり、高い周波
数は管の内側即ち試験コイルに近い位置にある不連続部
に敏感な反応をする。一般には、検出された不連続部に
ついて各周波数での位相角測定結果だけが測定探針のイ
ンピーダンスの誘導分及び抵抗分を表わす指数としてめ
られる。
このような位相角の測定結果は、管壁部の不連続部の半
径方向位置即ち管の内面及び外面からの距離に依存して
変動すると考えられているが、位相角測定は不連続部の
寸法及び方向を示す指標にはならない。
上記のごとき非破壊試験技術で得られた渦電流の応答結
果によって測定された管の損傷を正確に査定するために
は、何らかの形式で渦電波の応答と品質低下の性質及び
程度との相対化即ち計量化を行ない計量化を確立する必
要がある。現時点では普遍的な数学的または理論的な相
関は存在していないため、工業的には模擬品質低下を含
めた実験室における試験標準を利用して開発された経験
則による相関に大きく依存しているのが現況である。
より詳細には、研究対象の各型式の管を機械加工しまた
はその他の方法で種々の形の不連続部分を管壁部に位置
させた物理的な試料即ちモデルをつくることにより、不
連続部の特性研究の実験室試験標準にするのが現在性な
われている方策である。−例を挙げると、特定の形の不
連続部の計量化データを確立するためには、管壁の内部
の異なる深さ位置に特定の形の不連続部が延在している
多数のモデルをつくらねばならない。その後、異なる複
数の周波数で異なる物理的モデルごとに渦電流検査テス
トを行ない、異なる深さ位置及び異なる周波数に対する
渦電流の応答の変化を示す一組の曲線群をめる。次いで
、実際の蒸気発生器の管について得られた渦電流の応答
を上述のようにしてめた計量化データと比較して、実際
の蒸気発生器の管に存在する管の損傷を査定する。
容易に理解できるように、適切な試験モデルの製作準備
は、試験モデルの内部の正確な位置に特定の型式の欠陥
部を正確に機械加工する必要があるから、費用と手数が
嵩む作業になる。更に、放射性雰囲気に置かれた蒸気発
生器の配管部の現用作動時に遭遇す゛る可能性がある各
種の配管の損傷または品質低下を模擬する物理的試験片
の製作が常に回部であるとは限らない。
従って、管内部で遭遇すると考えられる全ての型の品質
低下を正確に模擬し計量化できる模擬(シミュレーショ
ン)装置、更には多数の異なる試験モデルを物理的に製
作する必要なく簡単で煩瑣でなくしかも正確な方法で模
擬する不連続部の位置及び方向を変えることができる模
擬装置に対する要望が高まっている。また、最小限の労
力で迅速に計量化データを発生させ確立することができ
る模擬装置ができることが望ましい。
関連技術としては、渦電流検査の技術的思想のより良い
理解の啓発に関して、模擬品質低下を持つ水銀モデルの
使用が推奨されたことがあった。−例を挙げると、エヌ
・ディ番ティ・インターナショナル(N、D、T、In
ternational)の1979年9月刊行号の第
211頁〜第216頁に収載されたアルディーン及びブ
リッッ(Aldeen and Br1tz)による「
水銀モデルを用いた金属チューブ内部の傾斜した長手方
向割れの渦電流研究調査」と題する親交には、渦電流に
よる管の試験分析及び調査に用いる水銀モデルが開示さ
れている。この親交に開示されているモデルは、同心円
状に配置された内側ガラス管及び外側ガラス管を有し、
両方のガラス管の両端部にはガラス管の中間の環形空間
に充填する水銀を入れた一対の貯槽がある。模擬欠陥部
は、管の全長に沿って水銀の入った環形空間内に位置し
ている。更に詳しく述べると、上記親交に開示された配
置は、一定幅及び一定厚さの長手方向の割れを模擬する
長いプラスチック帯片の両端部が水銀貯槽の内部に位置
する一対のスピンドルによって保持されている。滑動フ
ォークに取付けたはめば歯車及び傘形歯車から成る比較
的複雑な機構を使用して、環形空間内部の長いプラスチ
ック帯片の深さ及び方向を調節することができる。水銀
モデルに対する渦電流測定を行なうために、異なる周波
数範囲で使用するよう設計された異なる複数の試験コイ
ルが準備され、各試験コイルはガラス管の両端部の中間
位置で外側ガラス管を取囲む位置に置かれる。
上記の親交に開示された装置は管内部における渦電流応
答を出すモデルを提供するものではあるけれども、管内
における種々様々の形の渦電流の計量化データを簡単に
かつ効率良くつくり出す適切な模擬試験装置としては、
数多くの制約及び制限を伴なうものである。例えば、他
の型の欠陥部に関連する不連続部の模擬実験を行なうた
めには、装置を解体して模擬欠陥を取出し、他の型の模
擬欠陥と交換しなければならない。更に、異なる試験コ
イルを使用する異なる周波数での試験を行なう場合にも
、装置を解体して一つの試験コイルを取り外して異なる
試験コイルと交換する必要がある。更にはまた、上述の
先行技術の装置は、水銀管の長手方向の全長にわたって
延びる欠陥部についての渦電流試験しか行なうことがで
きない。従って、例えば、長手方向距離は少ししかない
孔部の模擬を行なうデザインの欠陥部についての渦電流
試験をすることもできないし、管の側壁部を完全に管通
している孔部または割れの模擬試験をすることもできな
い。孔部型の欠陥部を上述の装置の内部に設けたとして
も、模擬欠陥が管の両端部に保持されるとうい開示され
た支持配置であるために、管の長手方向全長部に沿って
不連続が存在することになる。従って、−1ニ記に親交
に開示された装置は、ある種の型の欠陥部についての渦
電流測定を行なう場合には有用であるけれども、装置の
汎用性は極めて限定され、特に種々様々な型の品質低下
または欠陥を模擬する点に関する汎用性は制限されてい
る。
本発明によって提供される模擬試験装置は、先行技術の
上述した欠点及びその他の欠点を克服したものである。
特に、本発明による模擬試験装置は、実際に管内で生じ
る可能性のあるほとんど全ての型の品質低下を正確に模
擬することができる。更に、本発明による模擬試験装置
は、簡単で煩瑣でない方法で模擬対象の不連続部の配向
及び位置を調節する作動が可能であり、模擬試験の結果
求められた渦電流の応答と実際の管内の不連続部または
品質低下との間の正確な計量化データ即ち相対関連デー
タを得ることができる。
広義には、本発明は、渦電流検査技術を利用して管内部
の不連続部のような欠陥部を模擬し分析する模擬試験・
計早化装置であって、一定の筒状輪郭を持つ環形室を画
成するよう配置された内側管部材及び外側管部材を有し
、前記外側管部材には壁部を貫通する開口部が設けられ
ており、前記内側管部材の内部は内側管部材の軸に沿っ
た中空部を形成しており、前記環形室内に導電性液体物
質を供給する供給手段を有し、前記環状室の少なくとも
前記開口部付近は実質的に完全に前記液状物質によって
充填される量の液体物質が供給されており、前記内側管
部材の軸を横切る所定方向に移動させる手段を持つ欠陥
部模擬部材が前記外側管部材の前記開口部の内部に移動
自在に支持されていて、欠陥部模擬部材は前記環形室内
にある前記導電性液体物質の内部に位置させることがで
きるシミュレータ部分を持ち、前記シミュレータ部分は
一定の型の管内部の欠陥部及び不連続部に対応する所定
の形状であってシミュレータ部分の少なくとも一部分は
前記液体物質の導電率とは異なる導電率の材料からつく
られており、前記環形室の内部で前記所定方向にシミュ
レータ部分の位置調節を行なう位置11節部材を有し、
前記の欠陥部模擬部材に隣接させて前記内側管部材の中
空部の内部で移動させて位置ぎめされ、前記の一定の筒
状輪郭に対応する形状であり所定の型の不連続部に対応
する管壁内部の不連続部のごとき結果を持つ管における
渦電流応答を表わす渦電流応答を出す渦電流試験コイル
を有することを特徴とする装置に関する。
以 下 余 白 本明細書中に記載する好ましい実施例は、所定の筒状の
輪郭を持つ環形室を画成するよう配置された内側管部材
と外側管部材とを有し、外側管部材の側壁には貫通開口
部があり、内側管部材の軸方向に沿って延びる中空内部
空間が形成されている。環形室には導電性の液体物質が
供給され、液体物質の量は外側管部材の壁部に設けた開
口部付近の環形室を実質的に完全に充填する量である。
欠陥部模擬部材が、環形管部材の軸を横切る所定方向に
沿って移動可能に外側管部材の開口部に内部に支持され
る。欠陥部模擬部材は、環形室の内部の導電性液体物質
中に置かれるシミュレータ部分を持つ。シミュレータ部
分の少なくとも一部分は環形室内の導電性液体物質の導
電率とは異なる導電率を持つ材料からつくられていて、
所定の型の管内部の不連続部に相当する一定の形状・輪
郭を有する。管部材の内部で所定方向に沿ってシミュレ
ータ部分の位置調節を行なう手段が設けられている。
更に、管内部の欠陥部模擬部材に隣接する位置に渦電流
試験探針が位置させられ、所定の管状輪郭に相当する形
状・輪郭を持ちかつ所定の型の不連続部に相当する不連
続部を持つ管の場合に得られるであろう渦電流応答が渦
電流試験探針から出される。
本発明による模擬・計量化装置を使用すれば、同心円状
に配置され中間部分に液体物質を保持している管部材を
解体させることなく模擬する不連続部の型を変えかつ不
連続部の配向及び位置を容易に調節することができる。
更に、内側管部材と外側管部材の間に画成された環形室
の両端部の閉鎖体に妨げられることなく測定探針を簡単
に内側管部材端部を通って内側管部材内部に挿入しかつ
内側管部材から引き抜くことができるので、装置を解体
せずに渦電流試験探針を変えることができる。従って、
本発明による模擬装置は、探査できる不連続部の型並び
に管部材内部における不連続部の配向及び位置に関して
高度の対応性を持つものであり、管部材の所定の管輪郭
に対応する特定の形状・輪郭の管の壁内部に存在する不
連続部の模擬を行なう能力を持つものである。更に、異
なる渦電流試験探針を使用して、異なる周波数での探査
を行なうことも容易にできる。従って、本発明装置を用
いれば、比較的簡単で効率の良い方法で、渦電流検査の
応答と現用の管の品質低下の性質及び程度との相関関係
を定めることができる。計量化データの作製に加えて、
本発明によれば、家電流検査の概念についての理解を増
すことができる。
本発明の好ましい実施例においては、環形室中の導電性
液体物質の内部のシミュレータ部分の位置を示す表示器
が設けられている。
好ましい実施例においては、更に、外側管部材を貫通す
る開口部の内部に取外し自在の挿入部材が取付けられて
いて、挿入部材の表面は、挿入部材が開口部の内部に支
持されたときに外側管部材の内側表面に倣う形の表面形
状である。好ましくは、挿入部材は、欠陥部模擬部材の
所定の移動方向に延び前記欠陥部模擬部材の一部分の断
面と対応する断面形状を持つ貫通孔部を有し、欠陥部模
擬部材が挿入部材の内部に滑動自在に支持され前記孔部
の軸に沿って移動できる構成になっている。
更に、好ましくは、挿入部材には係止部が設けられ、調
節部材は欠陥部模擬部材のねじ付き部分に取付けられ前
記係止部と係合してシミュレータ部分を環形室内の所望
位置に支持するねじ付きホイール部材から成る。このよ
うな構成にすれば、ねじ付き部材を回転させると欠陥部
模擬部材が孔部の軸に沿って移動して、環形室内部にお
けるシミュレータ部分の位置調節ができる。
更に、好ましい実施例においては、欠陥部模擬部材の少
なくとも一部分が、管壁内の空胴(空腔)を模擬するプ
ラスチック等の非導電性材料からつくらている。シミュ
レータ部分は孔部を模擬するために小径のシリンダの形
にすることもでき5、割れを模擬するために板の形にす
ることもできる。
上述及びその他の本発明の特徴は1本発明の好ましい実
施例を示す添付の図面を参照しつつ、以下の詳細な説明
を読めばおのずから明らかになると考える。
類似の部材には類似した参照符号を付した添付の図面中
、第1図は渦電流検査技術を利用して管内部の不連続部
を模擬し分析するために使用する本発明による模擬装置
10の一部分を切り欠いて示す斜視図である。もっと詳
細に説明すると、本発明による模擬装置10は、管の壁
部の種々の異なる深さに位置する様々な型の不連続部の
渦電流計量化データを展開して、渦電流応答と現実の配
管部の内部の品質低下の性質及び程度との相対関係を確
立する用途に特に適した装置である0本発明による模擬
装置は、原子炉の蒸気発生器の配管を使用時の状態で非
破壊試験する際に利用する計量化データをめる用途に特
に適した装置であるから、以下の記載ではこの用途につ
いての例を挙げて説明することにする。
しかしながら、管状部材全般についての特徴及び諸物件
の測定に際して渦電流計量化応答即ち計量化データを出
す用途に模擬装置10を応用できることは言うまでもな
い。
上記の点に関連して述べておきたいことは、先にも述べ
たように、管類についての渦電流検査技術における計量
化データは、試験モデルの壁部内に特定の型の不連続部
を機械加工したりあるいは壁部内に位置させた管類の物
理モデルを使用して過去にめられた例があった。本発明
で利用する渦電流検査機器及び技術として、先行技術に
よる物理モデルまたは試験モデルについて過去に使用さ
れたことのある渦電流応答機器及び技術、更には現用の
管類の検査のために使用される機器及び技術と同じ型の
ものを使用できる。このような渦電流検査機器及び技術
そのものは本発明を構成するものではなく、本明細書中
では詳細な説明は記載しない。
しかしながら、簡単に述べると、この種の従来技術の渦
電流検査技術においては、電気コイルから成る渦電流測
定探針を管即ち被測定試料の内部に入れて軸方向に移動
させる。
試験機器により測定探針に発振電流または交流電流を通
じて、試験コイルが管に沿って移動する際における試験
コイルのインピーダンスの変化を検知し測定する読みを
める。インピーダンスの変化は、管の絶対導電率または
これに関する何らかの特性に関係のある被試験片の導電
性の変化を表わす。たとえば、応答は、インピーダンス
の変化の誘導分及び抵抗分を示す位相角度測定値の形を
とることができ、オッシログラフのような適宜な表示装
置に応答の表示をすることができる。更に、得られる読
みが小さなインピーダンス変化を示すように感度を上げ
るためには、たとえば内部欠陥のない対照管について第
二のコイルによりめた対照測定値を内部欠陥のある管の
測定値から差し引くといったような異なる型式の測定を
行なうこともできる6測定探針の第一コイルから軸方向
に離れた位置に第二コイルを位置させて、検査対象の管
状部材の異なる部分の測定をする場合もある。上述の型
の渦電流応答を出すことができ本発明装置とともに使用
できる代表的な渦電流検査装置は、ゼテック(Zete
c) MIZ 12多周波数渦電疏探査器である。
第1図に最もわかり易く示すように、本発明による基本
的な模擬装置10は、同心円状に配置され中間部分に環
形室16を画成している一対の管部材12.14を有す
る。各管部材は、プラスチック材料またはガラスのよう
な非導電性材料製である。外側及び内側管部材12.1
4は適宜な端部支持部材18.20によって同心円状に
支持されている。より詳細に説明すると、外側管部材1
4の各端部には、適宜な接着剤等の手段により外側管部
材の外面に固着された固定支持プレート22がある。内
側管部材12を同心円状に支持するために、−面上に同
心円形の一対の溝24.26を設けた一対の取外し可能
な端部プレート18.2Oが配設されている。溝24.
26の直径は、それぞれ、内側及び外側管部材12.1
4の直径に対応しており、溝24.26の幅は内側及び
外側管部材12.14の壁厚に対応している。内側管部
材12の両端部は両端部プレート18.20の内側管状
溝24に受容され、固定支持プレート22を越えて延び
る外側管部材14の両端部は両端部プレート18.20
の外側管状溝26に受容されており、ねじ28等によっ
て、両端部プレート18.2Oが外側管部材14を取付
けた固定支持プレート22に取付けられる。このように
して、内側管12を外側管14に対して同心円状に配置
し、更に内側管及び外(Ill管12.14の間に画成
される環形室16に漏洩が起こらないよう封止する。環
形室16の月1にのためには、佇通は単に管部材12.
14の両端部を押圧嵌合し両端部プレート18.2Oを
支持プレート22に押圧して取付けるだけで充分である
が、必要ならば溝24.26の周囲または内部に0リン
グまたはガスケット材のような適宜な手段を組み込んで
確実な漏洩防止閉鎖部にすることもできる。更に、第1
図かられかるように、取外し可能な各端部プレート18
.2Oの内側溝2−4に隣接する部分には貫通開口部3
0があり、この貫通開口部を介して渦電流試験コイル即
ち測定探針32を内側管部材12によって画成されてい
る中空部に挿入することができる。この点に関する詳細
については後述する内側及び外側管部材12.14の間
の環形室16は実質的に完全に導電性液体物質、III
ましくは水銀のような導電性で非磁性の物質で満たされ
ており、渦電流検査を行なう導電性管状形試験モデルが
形成される。環形室16の形状は、水へ気発生器の管の
ような検査対照の管の形状と対応している。言い換えれ
ば、室16の内径及び外径(即ち、内側管部材12の外
径及び外側管部材の内径にそれぞれ対応する)は、検査
対象の管の内径及び外径に対応している。尚、内側及び
外側管部材は非導電性材料でできているから、環形室1
6に充填されている液体だけが導電性である環形室16
に水銀その他の導電性材料を充填するために、一方端剖
プレート18の環形室16の端部と合った位置、即ち一
対の環状溝24.26の中間位置、に適宜な充填口34
を設ける。充填操作中に環形室16がら空気を逃すため
に、環形室16の端部に空気高し口36が設けである。
室16から実質的に全部の空気を逃して、環形室16が
実質的に完全に水銀で満たされることが重要である。
更に、充填操作中のみならず試験データ発生時において
も、同心円状に支持された内側及び外側管状部材12.
14を一定角度傾けて、環形室の空気が同心円管部材1
2.14の一端部に集まるようにするのが好ましい。同
心円状に配置された管部材12.14を水平から、たと
えば30度程度傾斜させる。模擬欠陥部付近に空気が存
在すると、得られる測定データ及び計量化データの有効
性が損なわれるおそれがある。
本発明によれば、欠陥模擬・位置調節ユニット40が外
側管部材14に取付けられており、模擬不連続部を形成
された水銀管の所望半径方向位置、即ち水銀管の壁部の
所望位置に位置させることができるよう構成されている
。即ち、外側管部材14には、外側管14の両端部の中
間部分を貫通して切欠きした開口部または窓42がある
。窓42には取外し可能な挿入支持部材44が液密に嵌
合していて、挿入支持部材44は、内側及び外側管部材
12.14の中間に設けられた室16に欠陥模擬部材4
8を入れかつ室16から部材48を引き出すための孔部
46(第2図に最もみわかり易く示しである)を持つ。
挿入部材44は内面即ち下面47を持ち、この下面47
が外側管14の内面と合致するよう機械加工されていて
、内部に挿入部材が取付けられた外側管14が円滑な円
筒形になり、形成された水銀管の外面が実質的に円筒形
外面を持つようになっている。特に重要なことは、挿入
部材44の内面が外側管部材14の内面と正確に合致す
るように加工し研磨されていて、水銀と挿入部材44の
内面47の中間部分の挿入部材近傍に空気の泡が形成さ
れないようにすることである。
更に、挿入部材44の形状の合わせた孔部を持つ重い支
持ブロック50が窓42の位置に合わせて外側管部材1
4に取付けられ、その内部に取外し可能な挿入部材44
が支持されている。外側管部材14に切り込んだ開口部
即ち窓42及び重い支持ブロック50を貫通する孔部は
、挿入部材44を挿入したときには実質的に液密に嵌合
するよう機械加工されている。好ましい実施例では、グ
リースまたは石油シェリーのような適宜な密封潤滑剤を
用いて、水銀が環形室16から窓42と挿入部材44の
間を通って漏れ出さないように確実に封止されている。
挿入部44を支持ブロック50及び外側管部材14の内
部の適切な位置に位置させ易くし、挿入部材44を支持
ブロック5Oから取外し易くするために、挿入部材44
には拡大盾部52が設けられていて、支持プ゛ロック5
0の」二面に支持されている。好ましくは、盾部52が
支持ブロック50の上面に乗っているときには、挿入部
材44の内面47が正確に外側管部材14の内面と合致
するように、盾部52の形状をととのえる。挿入部材4
4及び支持ブロック50に設けたねじ付き孔部に受容さ
れたねじ付き調節手段によって、挿入部材44の微細位
wWR節を行なう0貫通孔部58を持つ調節停止Fブロ
ック56が挿入部材44の盾部52に取付けられ、貫通
孔58は挿入部材44の内部の孔部46と一線状に並ん
でいる。調節停止ブロック56の上面には、以下に詳述
する目的に合わせて、立ち上がった停止カラー60があ
る。
上記のように、挿入部材44は貫通孔即ち開口部46を
持ち、この開口部46を通って模擬部材48が受け入れ
られて孔部の軸に沿って移動して、内側及び外側管14
.16の中間の室16、即ち水銀から成る環形の「壁」
部分の内部に部材48が挿入される。欠陥部模擬部材4
8の端部位置を正確に制御できるよう部材48を挿入部
材44の孔部に沿って移動できるように欠陥部模擬部材
48を取付けである。
より詳細に説明すると、第2図に最もわかり易く示すよ
うに、本発明による欠陥模擬部材48は、異なる複数の
断面を持つ細長い部材から成る。最下部区画62はシミ
ュレータ部分即ちシミュレータ区画であり、検査対象で
ある特定の不連続部に対応する形状・輪郭と持つ、−例
を挙げると、シミュレータ部分62は、第3図に示すよ
うに、平らな底部の孔に対応しかつ対らな底部の孔の模
擬を行なう小径のシリンダーの形にすることができる。
シミュレータ区画即ちシミュレータ部分62の上方には
、孔部46の下部円筒形区画46aの内部に嵌合するほ
ぼ円筒形のシール区画64が設けられていて、円筒形区
画46aの寸法は欠陥部模擬部材48のシール区画64
に対応する寸法である6組立てると、欠陥部模擬部材4
8の円筒形シール区画64には、欠陥部模擬部材48を
挿入部材44の内部で軸方向に移動可能とし、しかも水
銀が漏出しないよう挿入部材44の外面を密封するため
に、グリースまたは石油シェリーのような適宜な密封潤
滑剤を塗布しておいてもよい。
円筒形シール区画64の上方には、挿入部材44の孔部
46の拡張部46bに取付けた回転防止ビン70を受け
入れるために長手方向に延びる溝68を持つもう一つ別
の円筒形区画66が設けられている0回転防止ビン70
は、欠陥部模擬部材48が挿入部材44の内部で回転し
ないように防止するとともに、部材48の軸方向移動を
許容して水銀管の壁部内におけるシミュレータ部分62
の位置または深さの調節を可能にする役割を果たす。
欠陥部模擬部材48のねじつき区画72は、回転防止区
画66の上方に配設されてl、する。このねじ付き区画
72には、ねじ付き刻み目付きホイール74が設けられ
ていて、欠陥部模擬部材48と相対回転させて欠陥部模
擬部材48の軸方向位置を調節し正確な制御を行なう。
刻み目付きのホイール74は停止カラー60の上に乗っ
ていて欠陥部模擬部材48を支持し、刻み目付きホイー
ル74を回転させると、欠陥部模擬部材48が固定支持
部材及び挿入部材に対して上昇及び下降し、その結果欠
陥部模擬部材48は形成された水銀管に対して上昇・下
降する。調節停止ブロック56を貫通する孔部58は欠
陥部模擬部材48の外径よりも大きいので、欠陥部模擬
部材48の動きが孔部58によって妨げられることはな
い、欠陥部模擬部材48の最上部区画76は、ねじ付き
区画72、の上方に延びていて、ダイヤルφゲージのよ
うな適宜な表示装置78に接続されている。第1図に最
もわかり易く示すように、ダイヤル・ゲージ78は、外
側管部材14に固定された支持ブロック5Oに取付けら
れたU字形ブラケット80に支持されている。欠陥部模
擬部材48の端部区画76がダイヤル・ゲージ78に接
続されているので、刻み目付きホイール74を回転させ
て欠陥部模擬部材48を上昇拳下降させると、その上昇
−下降はダイヤル−ゲージに表示される。
本発明の模擬装置10を用いて管内部に欠陥部を模擬し
分析する操作を以下に説明するまず最初に、内側及び外
側管部材12.14を一体に組み立てて環形室16を形
成させ、端部プレート1Bの一方に設けた充填口34を
介して液体水銀を供給し室16全体に充填する。充填操
作時に、室16の内部空気は逃し口36を介して追い出
す、上述したように、組立てた管12.14を傾けて、
室14の内部にある空気が高いほうの端部に集まるよう
にするのが好ましい。次に、挿入部材44を支持ブロッ
ク50の適宜な位置に位置させ、欠陥部模擬部材48の
刻み目つきホイール74を回転させてホイール74を停
止カラー60から離して上昇させ、シミュレータ部分6
2の端部が内側管部材12の外側面と係合するまでシミ
ュレータ部分62を下降させる(第2図参照)0次いで
、ダイヤル−ゲージ78を調整して指示目盛が零となる
ようセットして、欠陥部模擬部材48の端部が水銀管の
壁部を突き抜けて完全に貫通していることを示す目盛表
示にする。続いて、刻み目付きホイール74を回転させ
て、ホイールが立ち上がった停止カラー60と接触する
までホイール74を下降させる。刻み目付きホイール7
4を更に回転させると、欠陥部模擬部材48が挿入部材
44の孔部46の軸に沿って上昇し、部材48の端部が
内側管12から上昇して内側管12から離れる。ここで
注意しておきたいことは、回転防止ビン7Oが欠陥部模
擬部材48の内部の回転を防止しているので欠陥部模擬
部材48の移動時に部材48の回転または角度配向が変
化することはなく、欠陥部模擬部材48は単に挿入部材
44の貫通孔部46に沿って移動するどういうことであ
る。欠陥部模擬部材48の上部区画76と接続されたダ
イヤル・ゲージ78によって、シミュレータ部分62と
内側管12の外側面′(即ち、水銀管の内面)との距離
が表示される。
以 下 余 白 欠陥模擬部材48が所望位置に達したところで、端部プ
レート18の開口部30を介して内側管部材12の中空
部内に渦電流試験探針32を挿入して、欠陥部模擬部材
48の位置を通り過ぎるように探針32を移動させる。
電気コイルから成る渦電流試験探針32は適宜な接続具
82を介して公知の渦電流探査機器(図示せず)に接続
されており、渦電流探査機器によって、コイル32に振
動電流が流され、測定探針即ちコイル32が内側管部材
12の軸方向に沿って移動する際に起こるコイル32の
インピーダンスの変化が検知され測定される。測定探針
32の大きさは内側管部材12と比較的緊密な桜台をす
る大きさであるのが好ましく、言い換えれば、IM定探
針32の外径を内側管部材12の内径よりも僅かに小さ
くするのがよい0手動または従来法の適宜な直線駆動装
置を使用して、測定探針32を内側管部材12の空洞部
の内部で移動させればよい。
−Iニ記のようにして得られる渦電流の読みは、環形室
16の形状に対応する輪郭を持ちかつシミュレー更部分
62の輪郭及び位置に対応する欠陥部が管壁部に存在す
る管の場合に得られるであろう読み(測定値)に対応す
る。好ましい実施例によれば、環形室16の寸法に対応
する寸法を持ち液体水銀の導電率に対応する導電率を持
っていて、渦電流技術を利用する従来法の蒸気発生器の
管検査時にめられる位差測定値と同様に、渦電流検査機
器に位差測定値を与える対照管86の内部に平衡コイル
84が静止保持されている。渦電流検査技術においては
、このように位差測定を行なうと読みの感度が向上する
ので、位差測定を行なうと便宜である。勿論、位差測定
の利用は必須要件ではない0図示した好ましい実施例の
場合には所望形状の実用管の内部に平衡コイル即ち対照
コイルを配設しであるけれども、一体のユニットとして
移動する軸方向に離して配設した二つのコイルから成る
渦電流測定探針を用いて位差測定を行なうこともできる
従来法における同様に、異なる周波数の発振電流を測定
探針32に通じて異なる周波数における渦電流応答を得
ることが好ましI/X。
尚、異なる周波数の測定用探針として11、異なる型式
の測定探針を用いるのが望ましl、%場合もある0本発
明によれば装置10を解体することなく、容易に測定探
針32の交換ができる。より詳細に言えば、必要なこと
t±、測定探針32を端部ブレー)1g、2Oの一方を
介して抜き出して、異なる周波数にお艦する感度がより
高い別の測定探針を挿入するだ(士でよいわけである。
欠陥部模擬部材48の特定位置における一組の渦電流応
答測定値がめられた後に、刻み目付きホイール74を再
び回転させて欠陥部模擬部材48を水銀管内部の異なる
位置に再配置させて、別の組の読み(1M定値)をめれ
ばよい。上記の操作を何度も繰返すことにより、特定の
型の不連続部について異なる半径方向位置即ち探さ位置
についての一連の曲線群を得ることができる。
上にも述べたように、本発明によれば、実際上管内に存
在すると考えられる全ての型の不連続部の模擬が可能で
ある。この点に関連することであるが、欠陥部模擬部材
48を比較的簡単な方法で交換し、渦電流試験を行なっ
て異なる型の不連続部についての計量化データを得るこ
とができる。はとんどの場合、異なる型の不連続部の模
擬に必要なことは。
挿入部材44から欠陥部模擬部材48を引き抜き、その
代わりに、渦電流試験を行なうべき不連続部の型の対応
する異なったシミュレータ部分62を持つ欠陥部模擬部
材に取り換えるだけでよい。好ましい実施例においては
、欠陥部模擬部材48のシミュレータ部分または区画6
2は、シール区画64の下端部に設けた孔部と摩擦嵌合
している手段等により、シール区画64に取外し自在に
取付けられている。従って、欠陥部模擬部材48を挿入
部材44から取外した後に、シミュレータ部分62を取
り出して新しいシミュレータ部分をシール区画64に取
付けることができる。
次に、新しいシミュレータ部分を持つ欠陥部模擬部材4
8を再び挿入部材62に挿入し、新しいシミュレータ部
分について渦電流試験を行なえばよい。別法として、シ
ミュレータ部分62及びシール区画64を一体構造とし
、取外し自在に回転防止区画に接合して、シミュレータ
部分62の交換を容易にする構造とすることもできる。
更には、異なるシミュレータ部分または区画62を持つ
独立一体構造の欠陥部模擬部材48をつくることもでき
る。最後に述べた構造にする場合には、異なる各欠陥部
模擬部材48のシール区画644士同じものを用いて、
異なる欠陥部模擬部材4Bが挿入部材44に支持された
ときに挿入部材44のf部孔46aが密封される構造に
すればよい。異なる寸法のシール区画64を用いて大き
くあるいは非常に形状の異なるシミュレータ部分につい
て測定するような場合には、挿入部材44を支持ブロッ
ク50から取外して、新しい欠陥部模擬部材48のシー
ル区画64の寸法及び形状に合わせた孔部を持つ異なる
挿入部材と交換する必要が起こる場合もある。
ここで、特記しておかねばならないと考える重要な特徴
点は、異なる型の模擬試験を行なうべく装置の交換をす
るために、装置lO全全体特に内側及び外側管部材12
.14並びに両管部材の同心円支持装置の解体を行なう
必要がないということである。必要な操作は、単に欠陥
部模擬部材48の交換、場合によっては挿入部材44の
交換だけである。このような交換操作中に環形室16の
内部の水銀が所定位置に保持されていて拮き取られない
ようにすることもできる。しかしながら、実際には、水
銀の小部分を抜き取って、新しい欠陥部模擬部材48ま
たは挿入部材44を挿入する際に水銀の漏洩が起こらな
いようにするのが望ましい。
本発明装置10とともに使用できる代表的なシミュレー
タ部分62の例を第3図〜第6図に示す。第3図に示す
シミュレータ部分62は、管内に存在する底部の対らな
孔の模擬をするデザインでプラスチックのような非導電
性材料からつくられた小径の円筒である。
小径の円筒を管壁部を貫通させて半径方向に移動させる
ことにより、小径のプラスチック製円筒が対応する容積
の水銀を押しのけ、管壁に存在する小径の円筒状孔部な
表わす渦電流応答が出される。第4図には、底部の丸い
孔の模擬を行なうために使用するシミュレータ部分62
aの形状を示しであるが、シミュレータ部分62aはプ
ラスチック材料製で底部の丸い小径の円筒から成る。第
5図は、小さな球形空洞の模擬を行なうために用いるシ
ミュレータ部分62bを示す。第5図の実施例の場合、
シミュレータ部分62bは内部にプラスチック製ポール
90の入った金属ロッド88から成り、管壁内部に存在
する空洞債域の模擬が行なわれる。第5図に示すシミュ
レータ部分62bの金属ロッド部分88は環形室16の
内部の水銀の導電率に対応する導電率を持っているので
、渦電流試験を行なった場合、金属製ロッド部分88は
空洞部または割れ目として作用しない。薄い長方形の板
から成るシミュレータ部分62cを用いて、本発明によ
り管壁内部のクラックの模擬を行なうこともできる。第
6図に示すように複数の孔92を板に設けておけば、管
壁内部のクラックが中間で架橋している状態、即ち管壁
の部分が割れ部分を横切っている状態の模擬が行なわれ
る。孔90の数を更に多くすると、割れが更に近い場合
の模擬ができる。孔を設けない場合には、シミュレータ
部分62cは管状部材の壁部内に存在するノツチまたは
連続したクラックの模擬ができる。
勿論、その他のシミュレータ部分62を用いて他の多く
の形の不連続部の模擬を行なうことができる。たとえば
、管壁中に基材物質とは異なる物質が封じ込まれた状態
を模擬するためには、水銀と異なる導電率の材料からで
きたシミュレータ部分62を用いるか、または内側及び
外側管部材12.14の中間に対照液体物質から成るシ
ミュレータ部分62を配置すればよい。また、本発明装
置を用い、所望形状のシミュレータ部分62をつくれば
、不揃いな形状の不連続部の模擬を行なうことは極めて
容易である。
水銀の導電率は、蒸気発生器の配管の材料物質の導電率
にほぼ対応しているから1本発明によれば、内側及び外
側管12.14の中間に配設する物質として水銀を用い
るのが特に望ましい。しかしながら、導電率が異なる場
合でも、あるいは異なる型の物質を用いた場合において
も、本発明装置lOで得られた渦電流の読みを導電率に
関する周知の数学的環形に従って得られた渦電流応答に
換算しさえ 瞠1ればよい。
更に、上述のごとく、内側及び外側管12.14の形状
は、計量化データを所望する実際の管の形状に合った環
形室16が形成される形にしである。同様に、測定探針
32も、実際の配管で実地に行なう測定及び検査で使用
する測定探針に応答するものを用いる。しかしながら、
内部に水銀を入れた環形室の寸法及び測定探針は現用の
蒸気発生器の管及び現用の管の検査で使用する測定探針
と正確に一致させる必要はなく、実際の蒸気発生器の配
管検査で予測される読みの型を表わす計量化が・できる
よう幾何学的に縮尺したものでよい。このような管及び
測定探針の寸法の幾何学的縮尺は、機械加工された不連
続部について現在用いられている物理的試験片の場合に
も行なわれている。従って、既に述べたよう\ に、内部に機械加工された不連続部を持ち特定の型の不
連続部の計量化データを出すために現に用いられている
試験片について行なわれている現用の技術は、機械加工
された不連続部について遥かに容易にかつ遥かに短時間
で本発明によって模擬するために利用する技術と同一の
型の技術である。
ここで注意しておきたいことは、液体水銀及び渦電流試
験コイル並びに場合によっては欠陥部模擬部材48の一
部分を除いては、模擬装置10の各部材は非導電性材料
でできているので、渦電流は水銀のみに発生するという
ことである。非導電性材料を使用すると、コイル即ち探
針32による磁場が通過しても、材料の内部には渦電流
は誘導されなし)、欠陥部模擬部材48に関しては、通
常は管内に存在する割れ(クラック)、孔または空洞部
を含むと考えられる各種の型の不連続部を模擬するため
には、欠陥部模擬部材の少なくとも一部分は非導電性材
料から構成されてし1なければならない、たとえば第5
図に示したシミュレータ部分46b及び封入物の検査の
場合等は、上述のごとく、シミュレータ部分62を導電
性材料でつくるカVまたは少なくとも部分的に導電性材
料から成る構造にする。
異なる型の不連続部の模擬を簡単に行なうことができる
から、渦電流応答と実際の配管部の品質低下の性質及び
程度との相対関係をより良好に相関させる目的に使用す
ると本発明は特に有用性を発揮する。たとえば、本発明
を応用すれば、異なる型の不連続部について位相角測定
及び振幅測定を周波数の関数として行なうことができ、
不連続部の型及び大きさの相違をより良く区別すること
ができる新しい計量化標準を開発することができる。
更に、新たな計量化標準が開発されなかったとしても、
種々様々な不連続部の模擬をすることができ、各々の型
の不連続部の各位置における渦電流試験データ即ち渦電
流応答が得られるので、本発明により追加できるデータ
により渦電流検査の概念及び得られた応答についての理
解を深めることができる。
従って、本発明によれば、最小の労力及び費用で極めて
簡単に管類の渦電流検査に関する計量化データを得るこ
とができることは明らかである。特に、本発明による装
置10を使用すれば管内に存在するどのような型の不連
続部についても模擬を行なうことができ、装置10の解
体、特に内側及び外側管12.14を取外してその間か
ら水銀を取出す必要なく、異なる型の不連続部の模擬が
行なわれる。簡単に述べると、必要なことは、欠陥部模
擬部材48を取外し、異なる型の欠陥部に対応する異な
るシミュレータ部分62を持つ欠陥部模擬部材と交換す
ることだけである。
更に1本発明によれば、装置10の内部における模擬不
連続部の深さまたは位置を容易にかつ迅速に調節できる
。また、本発明による装置10を使用すれば、装置を解
体することなく、異なる周波数により適した測定探針即
ち試験コイルと容易に交換できる。
従って、本発明による装置は、比較的簡単で低廉に煩瑣
な手順を必要とせずに、管状部の渦電流計量化データを
めるに際して汎用性を高めデータ取得能力を向上させる
ことができるという大きな利益を提供するものである。
本発明による上記のごとき利益は、所定の管形状を持つ
環形室16を画成するように配置された内側及び外側管
部材12.14から成り、外側管部材の壁部に貫通開口
部が設けられ、内側管部材12の軸方向に沿って中空の
内部空間が延びていることを特徴とする模擬装置によっ
て達成できる。環形室内に導電性液体物質の供給手段が
設けられ、導電性液体物質の量は外側管部材の壁部に設
けられた開口部付近が実質的に完全に液体物質で満たさ
れる量である。欠陥部模擬部材48が外側管部材14の
開口部42の内部に支持されていて、内側管部材12の
軸を横切る所定方向に移動可能に支持され、欠陥部模擬
部材48は環形室16の内部の導電性液体物質中に位置
させられるシミュレータ部分62を有する。シミュレー
タ部分62は、管内部の所定の型の不連続部に対応する
所定の形状を持ち、少なくとも一部分は液体物質の導電
率とは異なる導電率を持つ材料からつくられている、環
形室16の内部における所定方向に沿ったシミュレータ
部分62の位置調節のために調節手段74が配設されて
いる。また、装置10は、内側管部材12の内部空洞部
の欠陥部模擬部材48に隣接する位置に位置させられる
渦電流測定探針32を有し、この測定探針32によって
、所定の管形状に対応する形状を持ちかつ所定の型の不
連続部に対応する不連続部を壁部に持つ管の場合に得ら
れる渦電流応答を表わす渦電流応答が出される。
以上の記載においては本発明の好ましい実施例を示して
説明を加えたが、上記の実施例は代表的な例にすぎず、
特許請求の範囲に記載した本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなく各種の変更を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による模擬装置の斜視図であり、装置
の各部材の構造及び配置を示すために幾個所か切欠しで
ある。 第2図は、第1図に示した装置の切断側面図であり、欠
陥部模擬部材の支持方法及び環形室内の調節位置に置か
れたシミュレータ部分の位置を示す図である。 第3図〜第5図は、本発明の模擬装置において使用して
管内部の異なる型の不連続部の模擬を行なう欠陥部模擬
部材の各種のシミュレータ部分を示す側面図である。 第6図は、本発明の模擬装置で使用する欠陥部模擬部材
の更に別のシミュレータ部分の斜視図である。 10・・・・模擬・計量化装置 12・・・・内側管部材 14・・・・外側管部材 1B・・・・環形室 18.20・・・・端部プレート 32・・・・渦電流試験コイル(測定探針)34・・・
・導電性液体充填口 38・・・・空気通し口 40・・・・欠陥模擬φ位置調節ユニット42・・・・
外側管の壁部に設けた開口部48・・・・欠陥部模擬部
材 B2・・・・シミュレータ部分 FlG、1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、渦電流検査技術を利用して管内部の不連持つ環形室
    を画成するよう装置された内側管部材及び外側管部材を
    有し、前記外側管部材には壁部を貫通する開口部が設け
    られており、ボi記内側管部材の内部は内側管部材の軸
    に沿った中空部を形成しており、前記環形室内に導電性
    液体物質を供給する供給手段を有し、前記環状室の少な
    くとも前記開口部付近は実質的に完全に前記液状物質に
    よって充填される州の液体物質が供給されており、前記
    内側管部材の軸を横切る所定方向に移動させる手段を持
    つ欠陥部模擬部材が前記外側管部材の前記間「1部の内
    部に移動自在に支持されていて、欠陥部模擬部材は前記
    環形室内にある前記導電性液体物質の内部に位置させる
    ことができるシミュレータ部分を持ち、前記シミュレー
    タ部分は一定の型の管内部の欠陥部及び不連続部に対応
    する所定の形状であってシミュレータ部分の少なくとも
    一部分は前記液体物質の導電率とは異なる導電率の材料
    からつくられており、前記環形室の内部で前記所定方向
    にシミュレータ部分の位置調節を行なう位V調節部材を
    有し、前記の欠陥部模擬部材に隣接させて前記内側管部
    材の中空部の内部で移動させて位置ぎめされ、前記の一
    定の筒状輪郭に対応する形状であり所定の型の不連続部
    に対応する管壁内部の不連続部のごとき欠陥を持つ管に
    おける渦電流応答を表わす渦電流応答を出す渦電流試験
    コイルを有することを特徴とする装置。 2、前記内側管部材及び外側管部材を同心円状に保って
    両管部材の端部を保持する端部保持手段を有し、端部保
    持手段が前記内側管部材の内部の中空部と連通する測定
    探側挿入「I部を画成して渦電流試験コイルから成る測
    定探針を中空部に挿入させる手段を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3、前記の端部保持手段が前記内側管部材及び外側管部
    材の両端部を支持する一対の端部支持プレートから成り
    、各端部支持プレートは、内側管部材及び外側管部材の
    端面を受容する一対の同心円状の環形溝と、前記端部支
    持プレートを前記外側管部材に取り付けて前記内側管部
    材を前記外側管部材に対して同心円状の関係に固定する
    固定手段とを有することを特徴とする特許請求の範囲第
    2項に記載の装置。 4、前記端部支持プレートを前記外側管部材に取付ける
    固定手段が、外側管部材の両端部に隣接する位置で外側
    管部材に固定される一対の静11ニ支持部材と、前記端
    部支持プレートを前記静I卜支持部材に取付ける手段と
    から成ることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載
    の装置。 5、供給された前記導電性液体物質を前記環形室内に充
    填する充填手段を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第3項に記載の装置6、前記充填手段が前記内側及び
    外側管部材の中間に画成された前記環形室と連通させて
    前記端部支持プレートの一方に設けた貫通口部から成り
    、装置には更に前記環形室内の空気を逃す空気逃し口が
    設けられていて、空気逃し口は前記端部支持プレートの
    一方の設けられ前記環形室と連通ずる逸し孔部から成る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の装置。 7、渦電流試験探針を挿入する前記測定探針挿入口部が
    前記端部支持プレートの少なくとも一方に設けられてい
    て前記内側管部材の内部の前記中空部の線上に設けられ
    、かつ前記測定探針挿入口部の輪郭が前記中空部の断面
    形状と対応していることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項に記載の装置。 8、外側管部材に設けた前記開口部の内部に密側されか
    つ移動自在に支持された取外し可能な挿入部材を有し、
    前記の取外し可能な挿入部材の形状は該挿入部材が前記
    開口部の内部に支持されたときには外側管部材の内側表
    面に倣う形であり、前記の取外し可能な挿入部材は前記
    所定方向に延びて孔部の軸方向に沿って前記欠陥部模擬
    部材を受容する貫通孔部を持つことと、前記調節手段を
    作動させて前記欠陥部模擬部材を前記の取外し可能な挿
    入部材に対して相対移動させることができるよう構成し
    たこととを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。 9、前記外側管部材の側壁部にある前記開口部の内部に
    前記挿入部材を取外し自在に支持する支持手段を更に有
    することを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の装
    置。 10、前記欠陥部模擬部材が、端部に前記のシミュレー
    タ部分を持つ細長い部材と所定の断面を持つ封止部分と
    を有することと、前記の取外し可能な挿入部材に設けた
    前記孔部が前記封+h部分の所定の断面形状に対応るす
    る断面形状を持ち前記の細長い部材の封止部分を受容し
    て前記孔部の軸に沿って滑動移動させる形状であること
    を特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の装置。 11、前記の細長い部材が前記孔部の内部で回転しない
    ように防止する手段を更に有することを特徴とする特許
    請求の範囲第10項に記載の装置。 12、前記の回転防止手段が、前記孔部の軸を横切る方
    向に延びる前記挿入部材に取付けたビンと、前記の細長
    い部材の内部に設けた前記ビンを受容する細長いスロッ
    トとから成り、前記の細長いスロットは前記孔部の軸に
    平行な方向に延びるように配着されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第11項に記載の装置。 13、前記の細長い部材は前記調節手段にょって前記挿
    入部材に対して相対移動自在に支持されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第10項に記載の装置。 14、前記調節手段がねじ付き部材によって前記の欠陥
    部模擬部材の一部分に接続されたホイール部材から成る
    ことと、前記挿入部材が前記ホイール部材と係合してホ
    イール部材の回転によって前記の細長い部材を前記孔部
    の軸に沿って移動させる係止部材をもつこととを特徴と
    する特許請求の範囲第13項に記載の装置6 15、前記の欠陥部模擬部材と組み合わせられていて前
    記環形室の内部の前記シミュレータ部分の−を示す表示
    手段を更に有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の装N。 16、前記渦電流試験探針が、前記の中空部即ち前記内
    側管部材の内部で前記欠陥部模擬部材を通り過ぎる位置
    まで滑動移動できるように取り付けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。 17、更に、対照管と、対照管の内部にあり異なる測定
    探針応答を出す対照探針とを有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の装置。 18、前記シミュレータ部分が、所定の直径を持ちかつ
    平らな底端部を持つシリンダーから成ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の装置。 19、前記シミュレータ部分が、所定の直径を持ちかつ
    丸い底端部を持つシリンダーから成ることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の装置。 20、前記シミュレータ部分が、所定の寸法の板から成
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置
    。 21、前記の板が貫通孔部を持つことを特徴とする特許
    請求の範囲第20項に記載の装置22、前記シミュレー
    タ部分の少なくとも一部分が非導電性の物質からできて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。 23、前記シミュレータ部分の少なくとも一部分が金属
    材料からできていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の装置。 24、前記金属材料の導電率が前記液体物質の導電率と
    符合していることを特徴とする特許請求の範囲第23項
    に記載の装置。 25、前記液体物質が水銀であることを特徴とする特許
    請求の範囲第7項に記載の装置。
JP59245873A 1983-11-18 1984-11-19 渦電流技術によつて金属製の管を検査するための計量化装置 Pending JPS60133362A (ja)

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ZA848559B (en) 1985-09-25
EP0145899A3 (en) 1986-02-26
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ES8607541A1 (es) 1986-06-16
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