JPS6013026Y2 - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPS6013026Y2
JPS6013026Y2 JP17127581U JP17127581U JPS6013026Y2 JP S6013026 Y2 JPS6013026 Y2 JP S6013026Y2 JP 17127581 U JP17127581 U JP 17127581U JP 17127581 U JP17127581 U JP 17127581U JP S6013026 Y2 JPS6013026 Y2 JP S6013026Y2
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JP
Japan
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refrigerant gas
seawater
cooler
guide body
cooling
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正志 森田
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型漁船等に搭載する海水冷却装置の改良に係
り、急冷却用海水の急速冷却と耐蝕性の向上を可能とし
た簡易な冷却装置に関するもめである。
一般に、烏賊釣り等の小型漁船&:こ於いては、出漁前
番と所要量の冷却用水を漁船に積み込み、当該氷を用い
てダンプル内め海水の冷却を行なうことにより、魚類の
鮮度の保持を図っている。
然し乍ら、ダンプル内へ相当量の氷を入れるため、海水
の濃度が下って鮮度の保持が困難になるうえ、魚類が直
接氷に接当して損傷する場合があり、実際上多くの不都
合を生eている。
又、相当量の氷を積載するため船足が低下し、漁場への
到着に多くの時間がかかるうえ、大漁の場合でも水量に
見合う漁獲しか出来ないという難点があ□る。
上方、大型漁船等を対象とする冷却装置は近年数与く開
発されており、何れも秀れた性能を有している。
然し乍ら、前述の如き5〜10を程度の小型漁船に簡単
に搭載でき、且つ船舶用エンジンを動力源として海水の
急速冷却が可能であって、然かも海水による腐蝕を完全
に防止出来るようにした簡易な冷却装置は皆無であり、
その結果殆んどの小型漁船等に於L)ては、前述の如き
不都合があるに′も拘b4ず、未だ相当量の氷を準備し
たうえ出漁する様にしゑいる。
本考案は、 、 )型漁鉛に於ける上述の如き問題の
解決を するもあてあり、5〜1Qton以下め小
型′漁船 簡本に搭載できると共に、海水の
、 あり、然かも海水による腐蝕の ゛
b簡単化を可能とした簡易な冷却装置 ことに
より、小型漁船に於ける □ 排して漁獲作
業能率や魚鮮度の向上等を図る口とを目的とするもので
ある。
以下、第 図に示す本考案の一実施例番こ基
づ(、′1 ′ 説明する。
第1図は 小型漁船用冷却装置の全体系読図
であり、図に於いて1はクーラー、2はコンデンサー、
3は圧縮器、4は油分離器、5は魚を貯留するダンプル
、6は冷水循環ポンプ、7はコンデンサー冷却水ポンプ
、8は三方切替弁、9はサーモスタットである。
冷水循環ポンプ6、コンデンサー冷却水ポンプ7及びコ
ンプレッサー3は、電磁クラッチ(図示省略)を介して
船舶用エンジンの主、軸に連絡されており、遠隔操作に
よって電磁クラッチを作動させることにより、夫々回転
駆動されることになる。
圧縮器3により圧縮された冷媒(R12ガス)は、油分
離器4で油分を除去したあとコンデンサー2内へ導かれ
、ここでその温度を略80oCから略35℃位いに冷却
される。
コンデンサー2で冷却された液化冷媒ガスは、膨張弁等
を介してクーラー1内へ放出され、海水を冷却した後の
冷媒ガスは略0℃〜8℃の低温で圧縮器3へ戻されるこ
とになる。
一方、クーラー1は冷水循環ポンプ6を介してダンブラ
ー5内の冷海水が導入されており、略2〜3℃に冷却さ
れた海水がダンブラー5内へ戻されて行く。
尚、ダンブラー5用の海水は、三方切替弁8及び管路1
0を介してキングストンバルブ(図示省略)から取入れ
られており、切替弁8の操作により海水の補給並びに冷
水循環の切替えが行なわれる。
又、コンデンサー2用の冷却水も同様であり、管路11
を介して海水が取入れられている。
第2図は当該冷却装置に用いるクーラー1の縦断面図で
あり、第3図は第2図、のイーイ視断面図である。
12は密閉した円筒状のクーラ一本体であり、−側のタ
ンク側壁板1.2aに冷媒ガス放出孔12bが、また他
側のタンク側部に冷媒ガス放出孔12cが夫々穿設され
ている。
尚13はタンク本体1の一側に固定した保護カバーであ
る。
14は、一定長さを有するコイル、状に巻回した海水冷
却パイプであり、内径12肩φの耐蝕性に秀れたチタン
合金製パイプが使用されており、本体12の胴部内周面
に接して配設されている。
尚、15は海水冷却パイプ14への海水の入口、16は
冷海水の出口である。
前記コイル状海水パイプ14の内方には、底板17aを
有する円筒状の外部冷媒ガスガイド体17が挿着されて
おり、且つその内方には、スペーサ18.18を介して
先端部を開放した円筒状の内部冷媒ガスガイド体19が
挿入されている。
当該内部冷媒ガスガイド体19の基端部は、クーラ一本
体12の片側壁面12aに固着されており、内部冷媒ガ
スガイド体19の一側から冷媒ガスがその内方へ向けて
噴射されることになる。
即ち、膨張弁若しくはキャピラリーチューブ2oから噴
出された冷媒ガスは、内部冷媒ガスガイド体19内を通
って前方へ進行し、外部冷媒ガスガイド体17の底板1
7aに当って反転し、外部ガイド体11と内部ガイド体
19間の間隙Gを通って逆方向に進行する。
そして、本体側壁板12aに当って再度方向を逆転し、
海水冷却パイプ内の海水と熱交換をしつつ前方へ進行し
、冷媒ガス出口孔12cから外部へ排出される構成とな
っている。
尚、:本実施例に於いては、クーラ一本体12は外径2
15mmφ、胴部長さ430rII!Rに、外部ガイド
体17は外径150ym φ、長さ28(baニ、内部
カイト体19は外径116藺φ、長さ27orIIJI
Lに、海水冷却パイプ14は亘長30?FL (外径、
12早φ)のコイル状に、キャビタリーチューブ20は
内径1.8mmφに夫々形成若しくは選定されており、
3.0〜3.5℃の海水を3〜4 / /minの割合
でタンブラ−5へ供給することが出来る。
ヌ、8を切り替えるとlO〜15//minの冷水が循
樽されダンプル5に供給出来る。
第4図は、コンデンサー2の縦断面図であり、取水口2
.1からの海水は、導水管22の先端から夕?り本体2
3内へ放出され、放水口24から外部5取り出される。
又、冷媒ガスは、略80℃の温度でガス人口25から入
り、タンク本体23内に配設した熱交換パイプ26内を
通過中に冷却され、1約30′Cの温度と、なってガス
出口27から導出される。
尚、海水による腐蝕を防止するために、導水管22及び
熱交換パイプ26にはチタン合金鋼パイプが使用されて
いる。
当該冷却装置は通常出港と同時に運転され、略31i/
minの割合で3℃の冷海水をダンプル5内へ供給する
一方−15〜1QLon程度の小型漁船には1.500
〜soo e程度のダンプルが4〜5基設けられて、お
り、漁場5到達する迄に、各ダンプル5へ200−I−
300f程度の冷海水を満たすことが可能である。
又、ダンプル5内海水温の上昇を防止するために、必要
に応じて海水を循環冷却することは勿論である。
本考案は上述の様な構成であるから、下記の如く多くの
効用を奏することが出来る。
(1) 従前の小型漁船の様に冷却用の氷を準備する
必要がなく、魚の鮮度保持や損阜の防止を図れると共に
漁業時間の延伸を自由15行ない得る。
又、漁場へ到着する迄1+9.必要とする冷海水が準備
されると共に、冷串本を渭環冷却することによりダンプ
ル5内の氷温を自動的に略一定!こ保持することが出来
、魚の冷却に要す名手数を著しく削減することが出来る
(2)冷媒ガスをクーラ一本体12内へキャピラリーチ
ューブ20等を介して直接放出すると共に、気化ガスを
コイル状に巻回した海水冷却パイプ14の間隙を通して
流す様に構成しているため、クーラーの構造を著しく簡
素化し得ると共に海氷の急速冷却が可能となり、前述の
如く漁場へ到達する迄の短時間内に、ダンプル内へ所要
量の冷海水を満たすことが出来る。
(3) クーラーの海水パイプやコンデンサーの導水
管及び熱交換パイプ26等は、耐蝕性に優れたチタン合
金製パイプが使用されており、従って海水を用いても容
易に腐蝕を生じることはなく、・耐用年数の大幅な延長
を図り得る。
本考案は上述の通り、秀れた実用的効用を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る小型漁船用冷却装置の全体系統
図である。 第2図はクーラーの縦断面図であり、第3図は第2図の
イーイ視断面図である。 第4図はコンデンサーの縦断面図である。1・・・・・
・クーラー、2・・・・・・コンデンサー、3・・・・
・・圧縮器、4・・・・・・油分離器、5・・・・・・
ダンプル、6・・・・・・冷水循環ポンプ、7・・・・
・・コンデンサー冷却水ポンプ、12・・・・・・クー
ラ一本体、14・・島海水冷却パイプ、17・・・・・
・外部冷媒ガスガイド体、18・・・・・・スペーサー
、19・・・・・・内部冷媒ガスガイド体、20・・・
・・・キャビタリーチューブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 船舶用エンジンにより圧縮器3を駆動すると共に、ダン
    プル内の海水をクーラ1により循環冷却する様にした漁
    船用冷却装置に於いて、前記クーラ1を、一端に冷媒ガ
    ス放出孔12bを他端に冷媒ガス出口孔12cを有する
    密閉筒状あり−ラ一本体1と; クーラ一本体1内人そ
    の胴部内壁面に沿って挿着され、チタン合金製のパイプ
    を一定長さのコイル状に巻回して形成した海水冷却パイ
    プ14と; 海水冷却パイプ14の内方へ挿着した底板
    17aを有する筒状の外部冷媒ガスガイド体17と;
    外部冷媒ガスガイド体「1内へスペーサ18を介して挿
    着され、その基端部をクーラ一本体1のタンク側壁板1
    2aに固着した筒状の内部冷媒ガスガイド体19と;
    前記ガス量出礼12bを介して内部冷媒ガスガイ・ド体
    19内べ;圧縮器3からの冷媒ガスを放出するキャピラ
    リーチューブ若しくは膨張弁20とから構成したことを
    特徴とする冷却装置。
JP17127581U 1981-11-16 1981-11-16 冷却装置 Expired JPS6013026Y2 (ja)

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JP17127581U JPS6013026Y2 (ja) 1981-11-16 1981-11-16 冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPS5876080U JPS5876080U (ja) 1983-05-23
JPS6013026Y2 true JPS6013026Y2 (ja) 1985-04-25

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