JPS60129123A - 湿式排煙処理装置 - Google Patents
湿式排煙処理装置Info
- Publication number
- JPS60129123A JPS60129123A JP58236793A JP23679383A JPS60129123A JP S60129123 A JPS60129123 A JP S60129123A JP 58236793 A JP58236793 A JP 58236793A JP 23679383 A JP23679383 A JP 23679383A JP S60129123 A JPS60129123 A JP S60129123A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooled
- air
- cooler
- pipe
- absorbing liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、白煙防止機能を備えた湿式排煙処理装置に関
する。
する。
ボイラー、あるいはごみ焼却場等の排煙中に含まれる亜
硫酸ガス、あるいは塩化水素カス等の酸性刃スの除去手
段として、これらの排煙をガス吸液として排煙と気液接
触させることにより、排煙中の酸性ガスを吸収除去する
多くの湿式排煙処理装置が提案、実施されている。しか
し乍ら、これらの排煙は温度が高いため、吸収塔から出
る処理後の排煙は通常、温度５０〜７０℃で水分飽和の
状態にあり、従って従来の湿式排煙処理装置においては
、そのままの状態で煙突から放出すると外気との混合に
より希釈され温度、絶対湿度が低下しこの際、放出され
た処理後の排煙と外気のそれぞれの温度、湿度の相互関
係により、その相対湿度が、その温度における飽和湿度
をこえると、放出された排煙中の湿分が凝縮し白煙を発
生する。従って気温の高い夏期においては比較的その発
生率は小さいが、冬期においてその発生率はきわめて大
である。
硫酸ガス、あるいは塩化水素カス等の酸性刃スの除去手
段として、これらの排煙をガス吸液として排煙と気液接
触させることにより、排煙中の酸性ガスを吸収除去する
多くの湿式排煙処理装置が提案、実施されている。しか
し乍ら、これらの排煙は温度が高いため、吸収塔から出
る処理後の排煙は通常、温度５０〜７０℃で水分飽和の
状態にあり、従って従来の湿式排煙処理装置においては
、そのままの状態で煙突から放出すると外気との混合に
より希釈され温度、絶対湿度が低下しこの際、放出され
た処理後の排煙と外気のそれぞれの温度、湿度の相互関
係により、その相対湿度が、その温度における飽和湿度
をこえると、放出された排煙中の湿分が凝縮し白煙を発
生する。従って気温の高い夏期においては比較的その発
生率は小さいが、冬期においてその発生率はきわめて大
である。
白煙はこのようにもともと無害な水蒸気が凝縮して外見
上白煙となって見えるもので特に害を与えるものでない
が、外観上好ましくなく、又地域住民との協定上従来よ
り種々の白煙防止対策が実すなわち、その代表的なもの
としては、吸収塔から排出される処理後の排煙と高温ガ
スとを混合して煙突から放出する方法、又は処理後の排
煙を減温、減湿した後再加熱して放出する方法等が採用
されているが、減温、減湿、再加熱装置等高価な設備を
必要とし、又、エネルギーの消費も大きいため、より簡
易な白煙防止機能を備えた湿式排煙処理装置が要望され
ていた。
上白煙となって見えるもので特に害を与えるものでない
が、外観上好ましくなく、又地域住民との協定上従来よ
り種々の白煙防止対策が実すなわち、その代表的なもの
としては、吸収塔から排出される処理後の排煙と高温ガ
スとを混合して煙突から放出する方法、又は処理後の排
煙を減温、減湿した後再加熱して放出する方法等が採用
されているが、減温、減湿、再加熱装置等高価な設備を
必要とし、又、エネルギーの消費も大きいため、より簡
易な白煙防止機能を備えた湿式排煙処理装置が要望され
ていた。
本発明はこのような現状に鑑みなされたものであって、
本発明は、排煙中に含まれる亜硫酸ガスあるいは塩化水
素ガス等の酸性ガスを除去する湿式排煙処理装置におい
て、吸収塔の吸収液循環ラインに、空冷式冷水塔により
冷却された循環冷水を冷媒とする吸収液冷却器、および
外気エヤーを冷媒とする空冷式吸収液冷却器を設け、吸
収液を冷却すると共に、前記空冷式吸収液冷却器の排気
を該吸収塔の〃卜気筒に尋びき処理後の排煙と混合した
のち大気中に放出するよう構成したことを特徴とする湿
式排煙処理装置であって、設備費が低置で消費エネルギ
ーの少ない白煙防止機能を備えた湿式排煙処理装置を提
供するものである。
本発明は、排煙中に含まれる亜硫酸ガスあるいは塩化水
素ガス等の酸性ガスを除去する湿式排煙処理装置におい
て、吸収塔の吸収液循環ラインに、空冷式冷水塔により
冷却された循環冷水を冷媒とする吸収液冷却器、および
外気エヤーを冷媒とする空冷式吸収液冷却器を設け、吸
収液を冷却すると共に、前記空冷式吸収液冷却器の排気
を該吸収塔の〃卜気筒に尋びき処理後の排煙と混合した
のち大気中に放出するよう構成したことを特徴とする湿
式排煙処理装置であって、設備費が低置で消費エネルギ
ーの少ない白煙防止機能を備えた湿式排煙処理装置を提
供するものである。
以下、本発明を実施例につき図面にもとづいて説明する
。
。
図面において（１）は図示しないミストキャッチャ−を
内蔵する吸収塔（充填塔）で、（２）は吸収液を循環す
るポンプ、（３）は空冷式冷水塔（４）により冷却され
た循環水を冷媒とするプレート型式の吸収液冷却器、（
５）はファン（６）を介し送入される外気エヤーを冷媒
とする多管型の空冷式吸収液冷却器を示す。
内蔵する吸収塔（充填塔）で、（２）は吸収液を循環す
るポンプ、（３）は空冷式冷水塔（４）により冷却され
た循環水を冷媒とするプレート型式の吸収液冷却器、（
５）はファン（６）を介し送入される外気エヤーを冷媒
とする多管型の空冷式吸収液冷却器を示す。
本発明によれば、管（７）より導入された酸性ガスを含
む排煙は吸収塔ｆ１＋の減温器（８）において管（９）
を経て散布される吸収液と気液接触し、排煙中に含まれ
る酸性ガスの一部は反応吸収されると共に、〃Ｌ煙は減
温、増湿され、次いで塔内を上昇しつス管口αを経て液
分散器αυより散布され充填Ｎ（６）を流下する吸収液
と向流気液接触しつつ、含有する酸性ガスは反応吸収さ
れると共に更に減温、減湿された後、排気筒（至）に達
し、ここで後記する管Ｈを経て導入される空冷式吸収液
冷却器（５）の排気と混合ｌされたのち煙突を経て大気
中に放出される。
む排煙は吸収塔ｆ１＋の減温器（８）において管（９）
を経て散布される吸収液と気液接触し、排煙中に含まれ
る酸性ガスの一部は反応吸収されると共に、〃Ｌ煙は減
温、増湿され、次いで塔内を上昇しつス管口αを経て液
分散器αυより散布され充填Ｎ（６）を流下する吸収液
と向流気液接触しつつ、含有する酸性ガスは反応吸収さ
れると共に更に減温、減湿された後、排気筒（至）に達
し、ここで後記する管Ｈを経て導入される空冷式吸収液
冷却器（５）の排気と混合ｌされたのち煙突を経て大気
中に放出される。
一方、液分散器αυより散布され充填層０４を流下した
吸収液、および減温器（８）内に散布された吸収液は液
溜部四で合流し、次いで管四より循環ポンプ（２）によ
り取出され、取出された吸収液の一部は前記のごとく管
（９）を経て減温器（８）内に敞（ｂされ、残りの一部
は管αηを経て吸収液冷却器（３）に導入され、空冷式
冷水塔（４）により冷却さｎポンプ（ト）を介し管Ｏｎ
を経て導入される循環冷水と熱交換しｇ温されたのち管
翰を経て一管叫に送られ、他の残部は管（２１）を経て
空冷式吸収液冷却器（５）に導入され、ファン（６）を
介し管（２邊を経て送入される外気エヤーと熱交換し減
温されたのち、管（ハ）を経て管（Ｉｏ）に送られここ
で冷却器（３）からの吸収液と合流し管＜１０１を経Ｊ
蓑 て塔内に幇流、再使用される。
吸収液、および減温器（８）内に散布された吸収液は液
溜部四で合流し、次いで管四より循環ポンプ（２）によ
り取出され、取出された吸収液の一部は前記のごとく管
（９）を経て減温器（８）内に敞（ｂされ、残りの一部
は管αηを経て吸収液冷却器（３）に導入され、空冷式
冷水塔（４）により冷却さｎポンプ（ト）を介し管Ｏｎ
を経て導入される循環冷水と熱交換しｇ温されたのち管
翰を経て一管叫に送られ、他の残部は管（２１）を経て
空冷式吸収液冷却器（５）に導入され、ファン（６）を
介し管（２邊を経て送入される外気エヤーと熱交換し減
温されたのち、管（ハ）を経て管（Ｉｏ）に送られここ
で冷却器（３）からの吸収液と合流し管＜１０１を経Ｊ
蓑 て塔内に幇流、再使用される。
他方、前記したごとく空冷式吸収液冷却器（５）の排気
は管αａを経て排気筒（１，１に導入される。
は管αａを経て排気筒（１，１に導入される。
尚、この間、管し４より吸収液（補充液）が定量連続注
入され、また反応生成物を溶解する吸収液の一部は智四
より定量連続排出される。面、（イ）は外気エヤー導入
管を示す。
入され、また反応生成物を溶解する吸収液の一部は智四
より定量連続排出される。面、（イ）は外気エヤー導入
管を示す。
以上、本実施例において吸収塔として充ｔｊ４塔を使用
したが、スプレー塔、棚段塔等地の型式の気液接触装置
も使用できる。又、冷却器（３Ｊ１および冷却器（５）
で減温されたそれぞれの吸収液を混合し充填層（２）の
上部に（Ｐｉｓしたが、特に合７Ｊ’ｔｍ合せしめる必
要はなく、例えば充填ＩばＬＪ４４ｆ−上ドに二分青す
して設置し上部の充填Ｍに冷却器（３）で減温された吸
収Ｗ！Ｌを、Ｆ部の充填層に冷却器（５）で減湿された
吸収液を故４ｉするよう構成してもよい。又、本実施例
では冷却器（３）にプレート型式のものを使用したが、
多管型その他の型式のものも使用できること、および冷
却器（５）として多管型のものを使用したが他の型式の
ものも使用できることは云う迄もない。
したが、スプレー塔、棚段塔等地の型式の気液接触装置
も使用できる。又、冷却器（３Ｊ１および冷却器（５）
で減温されたそれぞれの吸収液を混合し充填層（２）の
上部に（Ｐｉｓしたが、特に合７Ｊ’ｔｍ合せしめる必
要はなく、例えば充填ＩばＬＪ４４ｆ−上ドに二分青す
して設置し上部の充填Ｍに冷却器（３）で減温された吸
収Ｗ！Ｌを、Ｆ部の充填層に冷却器（５）で減湿された
吸収液を故４ｉするよう構成してもよい。又、本実施例
では冷却器（３）にプレート型式のものを使用したが、
多管型その他の型式のものも使用できること、および冷
却器（５）として多管型のものを使用したが他の型式の
ものも使用できることは云う迄もない。
本発明は以上のように構成されているため、本発明装置
によれは吸収液を減温することにより、吸収塔内で処理
された排煙の温度が低下し、これに伴なって絶対ｍＢ［
が低下する。更に冷却器（５）の排気を排気筒に尋人し
吸収塔内で処理された排煙と混合させることにより大気
中に放出する排煙の湿度を著しく低下させることができ
るため白煙の発生を防止できる。
によれは吸収液を減温することにより、吸収塔内で処理
された排煙の温度が低下し、これに伴なって絶対ｍＢ［
が低下する。更に冷却器（５）の排気を排気筒に尋人し
吸収塔内で処理された排煙と混合させることにより大気
中に放出する排煙の湿度を著しく低下させることができ
るため白煙の発生を防止できる。
更に具体的に説明すれば、本発明を実施するにあたり冷
却器（５）に尋人する外気エヤー量は夏期と冬期でこと
なるが通常乾きガス重量比で排煙量の０．５〜１．５と
し、冷却器（５）から排出され排気筒に専排煙の温度は
、季節および大気の状態により異なるが、およそ３５〜
５５℃となるよう冷却器（３）、（５）を使用して調整
する。尚、調整にあたり冷却器（５）の不足分を冷却器
（３）で補うようにすれば、きわめて経済的である。
却器（５）に尋人する外気エヤー量は夏期と冬期でこと
なるが通常乾きガス重量比で排煙量の０．５〜１．５と
し、冷却器（５）から排出され排気筒に専排煙の温度は
、季節および大気の状態により異なるが、およそ３５〜
５５℃となるよう冷却器（３）、（５）を使用して調整
する。尚、調整にあたり冷却器（５）の不足分を冷却器
（３）で補うようにすれば、きわめて経済的である。
以上の説明で明らかなように、本発明は従来の方式と比
較し減温減湿、再加熱装置等高価な設備を必要とせず、
又、メンテナンスも極めて容易でエネルギーの消費も少
な（運転経費は安価である。
較し減温減湿、再加熱装置等高価な設備を必要とせず、
又、メンテナンスも極めて容易でエネルギーの消費も少
な（運転経費は安価である。
更に、白煙の発生しやすい冬期においては冷却器に使用
する冷−塔循環水、および外気エヤー共に低温となるた
め、吸収液も低温となり減湿度が太き（なるため、白煙
防止操作が容易となる。いわば季節的変動に対して自己
制御機能を自するというすぐれた利点がある。
する冷−塔循環水、および外気エヤー共に低温となるた
め、吸収液も低温となり減湿度が太き（なるため、白煙
防止操作が容易となる。いわば季節的変動に対して自己
制御機能を自するというすぐれた利点がある。
８１図は本発明を説明するための一実施例を示す図面で
ある。 １・・・吸収塔（充填塔） ２・・・循環ポンプ３．５
・・・吸収液冷却器 ４・・・空冷式冷水塔６・・・フ
ァン １２・・・充填層
ある。 １・・・吸収塔（充填塔） ２・・・循環ポンプ３．５
・・・吸収液冷却器 ４・・・空冷式冷水塔６・・・フ
ァン １２・・・充填層
Claims (1)
- 排煙中に含まれる亜硫酸ガス、塩化水素ガス等の酸性ガ
スを除去する湿式排煙処理装置において吸収塔の吸収液
循環ラインに、空冷式冷水塔により冷却された循環水を
冷媒とする吸収液冷却器、および外気エヤーを冷媒とす
る空冷式吸収液冷却器を設け、吸収液を冷却すると共に
、前記空冷式吸収液冷却器の排気を該吸収塔の排気筒に
導入し処理後の排煙と混合したのち大気中に放出するよ
う構成したことを特徴とする湿式排煙処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58236793A JPS60129123A (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | 湿式排煙処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58236793A JPS60129123A (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | 湿式排煙処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60129123A true JPS60129123A (ja) | 1985-07-10 |
| JPS6259965B2 JPS6259965B2 (ja) | 1987-12-14 |
Family
ID=17005873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58236793A Granted JPS60129123A (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | 湿式排煙処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60129123A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111282399A (zh) * | 2020-03-02 | 2020-06-16 | 上海济德能源环保技术有限公司 | 一种中高温气体净化冷却器 |
-
1983
- 1983-12-14 JP JP58236793A patent/JPS60129123A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111282399A (zh) * | 2020-03-02 | 2020-06-16 | 上海济德能源环保技术有限公司 | 一种中高温气体净化冷却器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6259965B2 (ja) | 1987-12-14 |
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