JPS60126216A - 義歯洗浄剤 - Google Patents

義歯洗浄剤

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JPS60126216A
JPS60126216A JP23429183A JP23429183A JPS60126216A JP S60126216 A JPS60126216 A JP S60126216A JP 23429183 A JP23429183 A JP 23429183A JP 23429183 A JP23429183 A JP 23429183A JP S60126216 A JPS60126216 A JP S60126216A
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acid
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denture
detergent
metal
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JP23429183A
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Akifumi Anzai
安斉 昌文
Noriko Hiramatsu
平松 典子
Koreo Tsuchiya
土屋 維男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は義歯金属に被膜を形成する物質を配合してなる
義歯洗浄剤に関する。
義歯の汚れの原因は、初期においては細菌とその産生物
を主体としたものであり、これに更に唾液中の蛋白質や
カルシウム塩の沈着、またコーヒー、紅茶等の飲食物の
色素の沈着、タバコのヤニなどの汚染物の沈着、付着に
よって進められる。
従って、これら汚染した義歯を洗浄するには、義歯に付
着した細菌やその産生物を除去し、更に杜前記の汚染物
をも分解除去しなりればならない。
このため、義歯洗浄剤の成分としては、一般に殺菌・漂
白作用を有する活性酸素発生物質と、義歯に付着した食
物残渣等を物理的に除去する発泡性物・宵(通常、炭酸
アルカリ金属塩と酸とから構成さ1L6)と、蛋白質を
fL学的に分解す、6ア、を亡り性物質とを主成分とし
、必要に応じて他の助剤、例えば錠剤の場合には滑沢剤
、賦形剤、崩壊剤などが配合され、また使用時の印象を
良くするため、色素、香料等も配合される。
しかし、これら若歯洗浄剤の使用方法は、通常その一鍵
又は−包をコツデ一杯程度の水に溶かした後、汚染した
義歯を浸清し、放置して義歯に付着した汚垢を除去する
ものであるが、この際義歯に使用されている金属が条間
の発生期の酸素に曝されるだめ、その金属の成分、鋳造
条件等にょシ、金属表面に酸化物被膜が生成し、金属が
変色する場合がある。
このため、本発明者らは、義歯洗浄時において義歯が酸
化雰囲気に叫されても義歯金属に悪影響を及はすことな
く良好に義歯を洗浄し得る義歯洗浄剤につき鋭意研究を
行なった結果、義歯金属に被膜を形成する物質、特にサ
リチル酸/塩やスルホサIJ fル酸/塩といった芳香
族オキシカルデン酸類などを配合し、義歯金属に被膜を
形成させた場合、義歯金属に変色を生じさせるなどの悪
影響を起す不都合外<、義歯を効果的に洗浄するととが
できることを知見し、本発明をなすに至ったものである
従って、本発明は義歯金属に被膜を形成する物質を配合
してなることを特徴とする義歯洗浄剤を提供するもので
ある。なお、本発明にいう被膜とは金属表面に吸16着
している分子レベルの層を含むものでちる。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係る義歯洗浄剤は、洗浄主剤として酸素系漂白
剤又は塩素系漂白剤等を使用することができ、通常は粉
末、顆粒、錠剤等の固体の形態に形成され、使用時に水
に溶解させて使用するものである。
この場合、義歯洗浄剤に使用される酸素系漂白剤として
は、過ホウ酸ナトリウムなどの過ホウ酸塩、過炭酸す)
 IJウムなどの過炭酸塩、過硫酸ナトリウム、過硫酸
カリウム、ペルオキシ硫酸水素カリウム(オキソン■、
デュポン社商品名。
KHSO3・K2SO3・2KH8Os )などの過硫
酸塩等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を適宜配
合することができる。また、塩素系漂白剤としては、晒
粉、高度晒粉などの無機系漂白剤及び塩素化インシアヌ
ール酸などの有機系漂白剤が挙げられ、これらの17i
ll又は2種以上を配合することができる。
なお、前記漂白剤の配合(’Thti洗浄剤全体の5〜
70チ(重量%、以下同じ)、特に20〜50チとする
ことが好ましい。
本発明゛の義歯洗浄剤には、洗浄主剤に加えて、更に必
要によシ、アルカリ化剤、中゛和剤、界面活性剤、結合
剤、崩壊促進剤等、義歯洗浄剤に通常用いられる成分を
配合することができる。この場合、アルカリ化剤として
は、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム等のアルカリ
金属炭酸塩、リン酸ナトリウム等のアルカリ金属リン酸
塩、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属及びアルカリ土
類金属の水酸化物などの1種又は2種以上が使用し得、
特に炭酸塩を使用すると溶解時に発泡し、その泡によυ
対流が生じ、洗浄剤の溶解を促進するので好ましい。
更に、本発明義歯洗浄剤には、必要によシフロキシン、
アシッドレッド、ブリリアントブルー、タートラジン、
ウラニン等の色素を配合し、洗浄の終点を表示させるよ
うにすることもできる。
本発明の義歯洗浄剤には、上述した成分と共に義歯金属
に被膜を形成する物質を配合するもので、これによシ義
歯が義歯洗浄剤中に浸fitされ、とシじさせることな
く義歯を洗浄することができるものである。
ここで、被膜形成物質としては、酒石酸、クエン酸、グ
ルコン酸Iなどの脂肪族カルダン酸及びそれらの塩類、
サリチル酸、サリチル酸肪導体などの芳香族オキシカル
がン酸及びそれらの塩類、ポリオキシエチレンアルキル
エーテルリン酸エステルの酸型及び塩(例えば東邦化学
工業(株)製GAFAC)、1−ハイドロキシエタン−
1,1−2リン酸などの有機リン酸化合物、ゾシクロヘ
キシルアンモニウムニトリート(例えばキレスト化学C
+’ニー’) fi T、V、I )、ラウロイルザル
コシン酸、バルミトイルザルコシン酸などの酸アミド及
びそれらの塩類FDTA 、 NTA などのアミノポ
リカルビン酸類、チオ尿素、ジエチルチオ尿素などの尿
素系化合物、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコ
ールなどの高分子化合物、ベンゾトリアゾール、ベンズ
イミダゾールなどの含イオウ又は窒素環状化合物、その
他キレスライド、キレスコートなどの市販防蝕剤を挙げ
ることができ、これらの1種又は2種以上を使用するこ
とができる。これらのうちでは、特に芳香族オキシカル
ボン酸及びその塩、とシわけサリチル酸、それにスルホ
サリチル酸、3.5−ヅニトロサリチル酸、4−アミノ
サリチル酸等のサリチル酸誘導体及びこれらの塩が好適
に用いられる。
なお、前記被膜形成物質の配合量は、洗浄剤全体の0.
0051以上、特に0.5〜5条とすることが好ましい
本発明に係る義歯洗浄剤は、上述したように通常固体の
形態に調製され、使用に当って10〜50倍重量の水に
溶解されて用いられるものであができる。
なお、本発明が適用される義歯金属の種類に特に制限は
なく、後述する実施例に示すように種々の義歯金属に用
いられるものであるが、とシわけ変色の生じ易い金・銀
・パラジウム合金等の金属の変色をも効果的に抑制し得
るので、本発明洗浄剤は非常に有用なものである。
以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体的に説明す
る。
〔実施例1〕 第1表に示す組成の義歯洗浄剤に第2表に示す添加機に
おいてサリチル酸を加えて本発明義歯洗浄剤を製造した
第1表 洗浄剤組成 * オキソン:デュポン社商品名 (冊SO4・Kt 804・2Ml5O,)次に、上記
洗浄剤を使用し、その義歯金属変色防止効果を試験した
。結果を第2表に示す。
なお、試験に用いた義歯金属片の調製法及び変色防止試
験法は下記の通υである。
市販の歯科用金属のインゴットを縦1crIM、横1m
1厚さ1鰭に鋳造し、表面を鏡面仕上げした後、サンド
ブラストにかけ(サンド吹出口よυ試験片を2〜3−副
離し、垂直に吹きつける)、その後アセトンで超音波洗
浄を行なって風乾し、これを試験片とした。
試験手順 金属試験片は予め色差計を用いてり、a、bを測定して
おき、次いでビーカー中で150 meの水に義ai−
a浄剤サンプル42を溶解し、この溶液50mgに金属
試験片を常温で16時間浸漬し、その後この金属試験片
をアセトンで洗浄し、風乾した後、再度り、a、bを測
定し、色差ΔEをめ、この値をもって洗浄液の変色性と
した。
なお、色差は次の計算式によ請求めた。
Ll、al、b、:洗浄液浸漬前の611]定値L21
 a2 +1)! :洗浄液浸漬後の測定値ΔE :色
差 第 2 表 金・銀・ノ臂ラジウム合金よシなる試験片に対して、サ
リチル酸0.25 %添加することで効果かあ!り、1
.25%の添加では完全に変色が防止されることが知見
された。
〔実施例2〕 実施例1の第1表に示した洗浄剤にサリチル酸0.05
9を添加し、第3表に記載した組成の金属試験片に対す
る変色防止の効果を調べた。結果を第4表に示す。なお
、実鹸条件は実施例1と同様である。
第 4 表 サリチル酸1.25 %の添加によシ市販金属A〜Hに
対しても金・銀・パラジウム合金に対する場合と同様に
変色が防止されることが知見された。
〔実施例3〕 被膜形成物質としてサリチル酸誘導体であるスルホサリ
チル酸を用い、第1表に示す組成の洗浄剤にスルホサリ
チル酸を第5表に示す量添加し、実施例1と同様にして
金・銀・パラジウム合金に対する変色、防止効果を調べ
た。その結果を第5表に示す。
第 5 表 金・銀・パラジウム合金よシなる試験片に対して、スル
ホサリチル酸2.5%添加することで効果があシ、11
%の添加では完全に変色が防止されることが知見された
〔実施例4〕 第1表に示した洗浄剤にスルホサリチル酸0.51を添
加し、実施例2と同様にして市販金属試験片A−Hに対
する変色防止の効果を調べた。結果を第6表に示す。
スルホサリチル酸11%の添加によシ市販金属A−Hに
対しても金・f屓・・臂ラジウム合金に対する場合と同
様に変色が防止されることが知見された。
〔実施例5〕 第1表に示した洗浄剤にサリチル酸塩及び種々のサリチ
ル酸誘導体を添加し、金・銀・/母うソウム合金に対す
る変色防止効果を実施例1と同様にして調べた。結果を
第7表に示す。
なお、サリチル酸誘導体の種類及び添加量は第7表に示
す通シである。
第7表 サリチル酸塩及びサリチル酸誘導体の添加によシ、金・
銀・t4ラジウム合金に対する変色が同様、に防止され
ることが知見された。
〔実施例6〕 洗浄剤組成を第7表に示すように種々変え、洗浄剤水溶
液の液性を中性乃至アルカリ性にした場合において、サ
リチル酸の金拳銀・パラジウム合金に対する変色防止の
効果を調べた。得られた結果を第8表((示す。
第8表 サリチル酸は中性乃至アルカリ性の範囲の洗浄剤溶液に
対して、充分に金・銀・〕4ラジウム合金の変色防止に
効果があることが知見された。
なお、上記の芳香族オキシカルデン酸類以外に上述した
他の被膜形成物質も同様の効果を有することが認められ
た。
出願人 ライオン株式会社 代理人 弁理士小 島 隆 司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、義歯金属に被膜を形成する物質を配合してなること
    を特徴とする義歯洗浄剤。 2、義歯金属に被膜を形成する物質が芳香族オキシカル
    ボン酸又はその塩である特許請求の範囲第1項記載の義
    歯洗浄剤。 3、芳香族オキシカルがン酸がサリチル酸又はその誘導
    体である特許請求の範囲第2項記載の義歯洗浄剤。 4、 サリチル酸の誘導体がスルホサリチル酸、3.5
    −ヅニトロサリチル酸又は4−アミノサリチル酸である
    特許請求の範囲第3項記載の義歯洗浄剤。 5、義歯金属に被膜を形成する物質の配合量が全体の0
    .005重量%以上である特許請求の範囲2+; 1項
    乃至第4項いずれか記載の義歯洗浄剤。
JP23429183A 1983-12-14 1983-12-14 義歯洗浄剤 Granted JPS60126216A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5555110A (en) * 1978-10-13 1980-04-22 Reckitt & Colmann Prod Ltd False tooth cleaning tablet showing low ph

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5555110A (en) * 1978-10-13 1980-04-22 Reckitt & Colmann Prod Ltd False tooth cleaning tablet showing low ph

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JPS632924B2 (ja) 1988-01-21

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