JPS60125952A - テ−プ早送りロツク機構 - Google Patents

テ−プ早送りロツク機構

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JPS60125952A
JPS60125952A JP58234798A JP23479883A JPS60125952A JP S60125952 A JPS60125952 A JP S60125952A JP 58234798 A JP58234798 A JP 58234798A JP 23479883 A JP23479883 A JP 23479883A JP S60125952 A JPS60125952 A JP S60125952A
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lever
cassette
lock
cam
tape
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JP58234798A
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Hideaki Tanaka
秀昭 田中
Yasuaki Kimura
泰明 木村
Yoshinobu Taniguchi
谷口 芳伸
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はカセットテープレコーダのテープ早送りロック
機構に関する。
背景技術 従来では各早送りまた巻き戻し用レバーの単一部品によ
って早送りまたは巻き戻し時に各レノ(−をロックして
いた。しかしながらこのような操作部とロック部とが共
通している場合には小型化には適さなかった。
目 的 本発明の目的は操作部とロック部とを分離したテープ早
送りロック機構を提供することである。
実施例 以下、図面によって本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明が実施されるカセット式テープレコーダ
および/またはプレイヤが備えられているカーステレオ
ラジオの簡略化した斜視図である。
ラジオの目盛板1の上方にはカセットテープを挿入する
ためのカセット挿入口2が備えられており、このカセッ
ト挿入口2の右方側にはテープの巻き戻し用レバー、早
送りレバーの各押釦3,4が順次備えられ、左方側には
エジェクト用レバーの押釦5が備えられている。
第2図は本発明が実施されるカセット式テープレコーダ
および/またはプレイヤの簡略化しだ平面図であり、第
3図は第2図の矢符A側から見た背面図であり、第4図
は第2図の矢符B側から見た側面図であり、第5図は第
2図の矢符C側から見゛た側面図であり、第6図は矢符
り側から見た底面図である。これらの図面を参照して、
先ず第2図において基板10の左方側の側板部10aに
はカセット収納部11が基板10に対して昇降自在に支
持されている。カセット収納部11の右方にはヘッド台
12およびヘッド台12に固着されているヘッド12m
が配設されており、このヘッド台12はカセット収納部
11に向けて進退可能に構成されている。ヘッド台12
の上方には、テープを早送りするだめの早送りレバー1
3およびテープを巻き戻しするための巻き戻しレバー1
4が備えられる。基板10の側板部10aの外側には排
出レバー15が備えられており、この排出レバー15の
先端部15aには、側板部10aに形成されている長孔
16を挿通して内方に突出する突起17が形成されてい
る。カセットがカセット挿入口2から挿入され、カセッ
ト収納部11内を移動している途中で、カセットの先端
部が突起17に当接し、さらにカセットが押し込まれる
と、後述スル排出レバー15、エジェクトレノく−20
などから成るローディング機構によってカセット収納部
11が基板10に向けて降下する。カセットが完全に落
下すると、トリガレバ−21が第4図の下方に変位し、
エジェクトレバー20の右方への移動が許容され、この
ためレバ115が左方向へ回動しリーフスイッチ22a
がon状態となり、(第12図参照)電磁ソレノイド2
3が励磁されてプランジャ24が縮退される。プランジ
ャ24が縮退されることによってヘッド台12がカセッ
トに向けて所定位置まで移動し、演奏状態となる。
第7図は第2図におけるカセット収納部11を取り除い
た正面図であり、第8図は第2図において基板10を取
り除いた図である。基板10にはモータ30が設けられ
る。モータ30の出力軸にはプーリ31が固定される。
プーリ31およびフライホイル32には無端状ベルト3
3がかけわたされ、それによってフライホイル32が回
転駆動される。フライホイル34にもベルト33の一部
分が接触しており、これによってフライホイル34もま
た回転駆動される。フライホイル32の回転軸には歯車
36が固定されてお沙、この歯車36に歯車37が噛合
される。フライホイル34の回転軸に固着される歯車3
5もまた歯車37に噛合可能である。歯車37は歯車3
8,40に共通に噛合される。歯車38には基板1より
も上方位置において歯車39が固定される。また歯車4
0には歯車41が固定されており、歯車41は欠歯歯車
42に噛合される。歯車38は歯車44に噛合可能であ
り、また歯車39は歯車45に噛合可能である。モータ
30が駆動されているときに、プーリ31、フライホイ
ル32,34、歯車37゜38.39,40.41は矢
符で示すごとく常時回転駆動される。
カセットの一方のリールに嵌挿される正方向巻き取り用
回転軸46には前記歯車44が設けられる。カセットの
他方のリールに嵌挿される逆方向巻き取り用回転軸47
には歯車48が設けられる。
歯車38’、39は第7図に示されるように巻き戻しま
だは巻き取り用の切換片50に回転自在に支持されてお
り、この切換片50はビン51によってビン51の軸線
まわりに回転可能に支持される。
基板10の側板部10aに形成された嵌合孔52に切換
片50の一端部が緩やかに嵌まり込み、この嵌合孔52
によつ−て切換片50の角変位が一定量に制限される。
切換片50が時計方向に最大限角変位されると歯車39
が歯車44に噛合し、反時計方向に最大限角変位される
と歯車39が歯車45に噛合する。演奏または録音状態
においては切換片50によって歯車39は歯車44に噛
合しており、プーリ31からの回転駆動力はフライホイ
ル32,34、歯車37,38.39を介して歯車44
に伝達される。
早送シ状態においては、回転系は後述するようにそのま
までヘッド台が後退し、ヘッド台12とピンチロー25
6.60の摩擦負荷が取除かれる構造となっている。し
たがって演奏時の歯車38の回転数は、早送り時に合せ
てあり、巻取り回転数との差異は前記摩擦負荷で吸収し
ている。
歯車38の上面にはテープ走行量をカウントするための
検出手段53が備えられており、歯車38の回転に対応
したパルス信号を送出し、これによってテープ走行量に
対応したカウント数を表示機に表示する。
フライホイル32にはキャプスタン55が同軸に設けら
れる。このキャプスタン55に圧接可能にしてピンチロ
ーラ56が設けられる。ピンチローラ56はピンチロー
ラ保持部材57に回転自在に保持されており、ピンチロ
ーラ保持部材57は基板10に突出された支軸58を中
心にして回動自在である。このような構成は他方のフラ
イホイル34、キャプスタン59、ピンチローラ60、
ピンチローラ保持部材61および支軸62に関してもま
た同様である。
第9図はカセット挿入前の側板部10a付近の斜視図で
あり、第1O図は第9図の分解斜視図であシ、第11図
はカセット挿入後の側板部10a付近の斜視図である。
基板10の側板部10aの外方には排出用レバー15が
カセット挿入方向Fに沿って移動自在に散性けられる。
排出用レバー15の下方にはエジェクトレバー20がカ
セット挿入方向Fに沿って移動自在に側板部10aに取
付ケラれる。エジェクトレバー20にはばね82の一端
が固定され、ばね82の他端は基板10に固定されてお
り、そのためエジェクトレバー20はばね82によって
カセット挿入方向Fと逆方向に付勢されている。エジェ
クトレバー20の後端部に備えられた外方に突出する係
合突部83に係合する第297トレバー84がエジェク
トレバー20の外側に配置される。第2リフトレバー8
4の上端部には略U字状の保合部84aが形成されてお
シ、この係合部84aが係合突部83に係合することに
よってエジェクトレバー81の左右方向への変位が阻止
される。この第2リフトレバー84は排出レバー15の
下方でかつエジェクトレバーの外方に配置される第1リ
フトレバー85の後方端部でビン86によって回転自在
に支持される。第2リフトレバー84の角変位は第2リ
フトレバー84の内面上で内方に突出したビン87がエ
ジェクトレバー20に形成されている案内孔88に案内
される範囲内で制限される。エジェクトレバーの先端部
の下方には水平方向に延びる連結部20aが備えられる
。この連結部20aは、後述する電磁ソレノイド23を
励磁するためのリーフスイッチ22aを導通状態にする
ために用いられる。第1リフトレバー85はばね91に
よって排出レバー15と連結されているとともに、ばね
92によって側板部10aとも連結されている。
しだがって第2リフトレバー92はカセット挿入方向F
にばね付勢されている。
排出レバー15の第4図の左方端部には、排出レバー1
5に対して直角でかつ内方に向けて突出している突起1
7が形成される。側板部10aにはその長手方向に沿っ
た案内孔16が形成されており、この案内孔16に突起
17がその一部−をカセット収納部11内に突出する程
度に嵌まり込み、また排出レバー20には後方寄りにそ
の長手方向に沿った案内孔95が形成されており、この
案内孔95を挿通してビン96によって排出レバー80
は第4図の左右方向に変位可能に側板部10aに取付け
られる。
カセット収納部11の外方にはカセット収納部を下方に
押し下げるだめの抑え板100が配設される。この抑え
板100は、基板10に平行な平板部100aと、平板
部100aから垂直方向に延在するアーム部100bと
を含む。抑え板100は第2図に示されるように平板部
100aの一端部が早送りレバー13および巻き戻しレ
バー14を保持する保持部材101の一端部とビンによ
って枢支されるとともに、アーム部100bの一端部が
側板部10a、とビン枢支される。したがって抑え板1
00は回転自在に支持されている。アーム部100bの
一端部は参勤レバー85の第9図の左方端部とビン結合
されている。側板部10aには抑え板100が時計方、
向に角変位したときに抑え板100の一端部が係止され
る開口部102が形成されている。また抑え板100の
アーム部100bには前記開口部102に対応する位置
に突起103が備えられており、カセット挿入前におい
て排出レバー15の上端面15aに当接しており、抑え
板100しだがってカセット収納部11の降下を制限し
ている。
第12図はエジェクトレバー20とトリガレバ−21に
関連した構成を示す斜視図である。エジェクトレバー2
0の左方端部の下端面には、水平方向に延びる連結部2
0.aが突設されている。この連結部20aは基板10
の下方に配設されている。連結部20aの上面には突起
112が立設されており、この突起112はカム板11
3に形成されている案内孔80を下方から上方に向けて
貫通している。カム板113はピン114によって回転
自在に基板10に取付けられる。カム板113の左方端
部には当接部115が立設されており、この当接部11
5は電磁ソレノイド23のリーフスイッチ22aの可動
片117に当接可能である。
リーフスイッチ22aは、可動片117と固定片118
とを含み、カセット挿入前においては当接部115は可
動片117を押圧しており、そのため可動片117と固
定片118とは離反している。
次にカセット挿入時の動作状態を説明する。カセットが
カセット収納部11内に押し込まれると、先ずカセット
挿入方向Fに溢う上手側の一端部がカセットの挿入途中
で突起17に当接し、さらにカセットが挿入されると、
カセットの移動に連動して突起17したがって排出レバ
ー15が奥まで押し込まれる。排出レバー15が奥まで
到達すると、第10図に示されるようにそれ以前まで抑
え板100が落下することを阻止していた支軸103が
排出レバー15の上端面15aから脱し、そのだめはね
92のばね力によって時計方向に回動され、その結果抑
え板100の抑え部100aがカセット収納部11を下
方に押圧し、そのためカセット収納部11は降下する。
カセットが挿入され、前述のようにカセットが降下する
と、カセットはトリガレバ−21を押圧し、下方に押し
下げる。カセットが完全に降下すると、トリガレバ−2
1はエジェクトレバー20の開口部81bから完全に脱
し、そのためエジェクトレバー20の右方への変位が許
容される。
抑え板100が第11図に示されるように挿入方向Fに
直角な軸線まわりに回動すると、抑え板100の腕部1
00bの端部に連結されている第1リフトレバー85が
挿入方向Fに沿って移動される。そのため第1リフトレ
バー85にピン86によって固定されている第2リフト
レバー84が時計方向に回動される。第2リフトレバー
84が回動されることによって、第2リフトレバー84
の第2係止突部84bとエジェクトレバー20の係止片
83との係市状態が解除される。しかも前述したように
トリガレバ−21の下方への移動によってエジェクトレ
バー20の右方への変位が許容されているので、エジェ
クトレバー20が右方へ移動する。
エジェクトレバー20が右方へ移動すると、エジェクト
レバー20の端部に形成される連結部20aもまた右方
へ移動し、そのため案内孔8oに溢って変位する突起1
12を介して連結部113がピン114を中心に第12
図の反時計方向に回動され、当接部118が可動片17
0と離反し、可動片170と固定片118とが接触し、
リーフスイッチ22aがon状態になる。リーフスイッ
チ22aがon状態になると、電磁ソレノイド23が励
磁されプランジャ24が縮退される。とれによってヘッ
ド台12がカセットに向けて前進し、テープを介してキ
ャプスタンに圧着され宇−プが一定速度で走行されてテ
ープ演奏が行なわれる。
次にカセットの排出時の動作状態について説明する。エ
ジェクトレバー20がカセット挿入方向Fに清って押し
込まれると、なおエジェクトレバー20の押込み操作に
よってカム板113が第12図示の矢符Gと逆方向に回
動さ蜆、そのためリーフスイッf 22 aがoff状
態となり、プシンジャ24が伸長し、その結果ヘッド台
12がカセットと離脱する方向へ後退する。次にエジェ
クトレバー20の係止片83が第2リフトレバー84の
第1係止突部84aを押圧し、そのため第2リフトレバ
ー84は反時計方向に回動される。この第2リフトレバ
ー84の回動運動に従って、第1すフトレバ−85がば
ね92のばね力に抗して右方へ移動される。
第1リフトレバー85が右方へ移動すると、第1リフト
レバー85の一端部と連結されている抑え板100がピ
ン100cの軸線まわりに反時計方向に回動され、抑え
板】00の突起103が排出レバー15の後方端面に摺
動し、後方端面から離脱する位置まで角変位されると、
排出レバー15は右方への移動が許−容され、ばね82
のばね力によって右方へ移動する。この排出レバー15
の右方への移動は前述したように突起103の外周と排
出レバー15の上端面15aが摺接しながら行なわれる
。排出レバー15が右方へ移動すると、それに従って突
起17に追い出されてカセットがカセット収納部11か
ら排出される。
第2リフトレバー84が回動され、その長手方向が基板
1に対してl角方向になるまで角変位された後は第2係
止突部84bによって係止片83が当接し、エジェクト
レバー20が係止されロック状態となる。またカセット
が基板10の上方に向けて上昇するので、ヘッドトリガ
レバ−21がエジェクトレバー20の開口部81bに嵌
合し、エジェクトレバー20がロック状態となる。した
がって非演奏時エジェクトレバー20が大きく突出する
ことが防がれる。
第13図は第4図の切断面線層−■から見た断面図であ
り、第14図は第4図の切断面線W−Wから見た断面図
であり、第15図は第4図の切断面線XV −XVから
見た断面図である。第13図において、合成樹脂製材料
から成る突起17は支軸120によって排出レバー15
に固定される。
支軸120の右方端部はE IJソング21によって固
定される。支軸120の案内孔16に対応する部分には
、支軸120を外囲してコロ122が装着される。こ−
のコロ122の外周は案内孔16に当接している。また
コロ122は支軸120に対して回転自在である。した
がって突起17が移動する場合は、コロ122が案内孔
16に沿って回転しながら移動するため、突起17は比
較的小さな負荷によって移動することが可能となる。
第14図において、ピン96を外囲してコロ122bが
ピン96の外周まわりに回転自在に装着される。ピン9
6は側板部10aに固定されている。コロ122bの軸
部は排出レバー15の案内孔95の内壁に当接しており
、そのため排出し、<−15がピン96を介して移動す
ると、案内孔95に当接しているコロ122bは回転運
動を行なう。したがって案内孔95とコロ122bとは
摩擦力が小さくてすみ、そのため排出レノ<−15を移
動するための操作力は比較的小さくすることが可能とな
る。
さらに第15図において、支軸103を外囲してコロ1
22Cが回転自在に装着される。このコロ122Cはカ
セット挿入前においては排出レノ(−15の上端面15
aに当接しており、カセット挿入に従って排出レバー1
5が移動すると、コロ122Cは回転運動を行なう。そ
のため排出レノく−15の上端面15aとコロ122C
とは比較的小さな摩擦力しか発生せず、したがって排出
レノ(能となる。
このように移動体の直進部にコロを装着することによっ
て、摩擦力を軽減し、操作力を軽減することができる。
また後述するようにエジェクトレバー20によって、第
2リフトレバー84を回転運動させてレバー15と抑え
板100のコロ122cとの摩擦力を軽減するように構
成されている。
したがって直進摺動部が多く、そのだめ摩擦損失が大き
い機構において、本発明では摩擦損失の少ない回動構造
およびコロによるころがり運動をとシ入れたので、操作
力の軽荷重化および操作フィーリングの改善を図ること
ができる。
第16図はカセット挿入前におけるヘッド台12に関連
した構成を簡略化して示す平面図であり、第17図はカ
セット装填後のヘッド台12に関連した構成を示す簡略
化した平面図であり、第18図は第16図におけるピン
チローラ60とヘッド台12付近の斜視図であり、第1
9図は第16図の矢符り側から見だ背面図である。ピン
チローラ60の支持部材61には長孔150が形成され
ており、もう1つのピンチローラ56の支持部材57に
もまだ同様な長孔151が形成されている。
ヘッド台12上にはヘッド12aの上方にねじりばね1
52が固着されており、このねじりばね152の一端が
長孔150に係合され、他端が長孔151に係合される
。またねじりばね152はヘッド台12に備えられてい
る係止突部153,154によって支持される。
ヘッド台12の下方には、プランジャ24の動作状態に
対応してヘッド台12を前進または後退移動させるため
の連結部材160が配置される。
この連結部材160の一端部には立役部161が備えら
れており、この立役部161がプランジャ24の先端部
で下方に延びる垂下部材159とプランジャ24の拡経
部24aとの間に嵌り込む。
連結部材160は立設部161が備えられているのとは
反対側の端部でピン162によってヘッド台12に固着
されている。
ヘッド台の下部には第16図の上下方向に延びる長孔1
63,164が形成されており、基板10上に固定され
ている各ピン165,166がこの長孔163,164
をそれぞれ挿通している。さらにピン165の場合には
連結部材160をも挿通している。したがって連結部材
160はピン165の軸線まわりに回転自在である。
ヘッド台12の両側部にはばね167.168の一端部
が連結されておシばね167.168の他端部は基板1
0に連結されている。そのためヘッド台12はばね16
7.168によって常時上方にばね付勢されている。
電磁ソレノイド23が励磁されると、第17図に示され
るようにプランジャ24が縮退され、これによって連結
部材160は立設部161を介して、ピン163のまわ
りに時計方向に回動される。
そのためヘッド台12はピン163,164を介して長
孔165,166に案内されて下方に移動する。ヘッド
台12が下方に移動すると、ねじりはね152を介して
支持部材57.61Lだがってピンチローラ56,60
もまた矢符155方向に回動して下方に移動する。ピン
チローラ56゜60はテープを介してキャプスタンに圧
着するまで移動される。これによってテープが一定速度
で走行しテープ演奏が行なわれる。
エジェクト時には、電磁ソレノイド23が消磁されプラ
ンジャが伸長し、これによって連結部材160はピン1
63のまわりに反時計方向に回動される。そのためヘッ
ド台12が上方に向けて移動し、係止突部153,15
4によってねじりばね152もまた上方に移動し、ピン
チローラ56y60が矢符155とは逆方向に回動して
上方に移動し、キャプスタンとは完全に離脱する。また
ヘッド12aもまたテープから完全に離脱する。
ヘッド台12の第16図の右下方には曲の頭出し用レバ
ー180が配置される。このレバー180は基板10に
ピン185によって回転自在に枢支される。レバー18
0は部分180a、180bとから成り、大略的にはL
字状である。部分180aの端部には係止部181が備
えられ、ヘッド台12の下面に配置される。この係止部
181はヘッド台に固定されたピン182と係合可能で
ある。部分180bの端部はエジェクトレバー81に形
成されている嵌合孔183に嵌合可能である。レバー1
80のピン185にはねじりばね186が装着されてお
シ、一端部は部分i sobに係合され、他端部は側板
部10aに係合されている。
第20図は、曲の頭出し用レバー180の動作状態を説
明するだめの図である。カセット挿入前では第20図(
1)で示されるようにレバー180の係止部181の側
面がピン182に当接している。
カセットが挿入されカセットのローディングが完了する
と、前述したようにヘッド台12が下方に向けて移動す
る。そのためピン182は係止部180aの側面を摺動
し、その側面から脱した時ばね185のばね力によって
レバー180は反時計方向に回動される。このような状
態でさらにヘッド台12が下方に移動すると、第20図
(2)で示される演奏状態となる。演奏状態から曲の頭
出し操作を行なうと、プランジャ23が伸長し、ヘッド
台12はばね167.168のばね力によって上方に移
動する。このときピン182が係止部181に当接し、
その後ヘツド台12が上方に移動することが制限される
。このような状態が曲の頭出し状態であり、また早送り
および巻き戻し状態でもある。このような状態は第20
図(3)で示されている。曲の頭出し操作後はプランジ
ャ23が再び縮退してヘッド台12が下方に移動し第2
0図(2)で示される演奏状態となる。
エジェクト時にはエジェクトレバー20が押し込まれる
と、レバー180の部分180bの端部は左方に押圧さ
れ、そのためレバー180はピン185の軸線まわりに
時計方向に回動され、それと同時に前述したようにリー
フ−スイッチ22aがoff状態となシヘッド台12が
上方に移動する。
このときレバー180は回動しているためピン182と
係IEされず第20図(1)の状態に戻る。
このようにしてヘッド台12を演奏時、曲の頭出し時、
エジェクト時の各々に対応した所定位置に配置すること
が可能となる。
次に早送りロック機構について説明すると、再び第6図
を参照して、早送りレバー13および巻き戻しレバー1
4の上方には、各レバー13.14の押し込み状態をロ
ックするためのロック部189が配置されている。この
ロック部189は、各レバー13.14に共通に当接す
るロックレバ−190と、ロックレバ−190の上端部
でその長手方向に直角な方向に延在するカムレバー19
1などから構成される。
第21図はロック部189の分解斜視図である。
第6図をも参照して、カムレバー191は、第1カムレ
バー192.!:第2カムレ/<−193とを含む。こ
の第1カムレバー192はカム板113上に載置され、
第2カムレバー193は第1カムレバー192上に載置
される。第1カムレバー192には第20図の上方から
下方に向けて係止孔194、長孔195、係止孔196
および長孔197が順次形成されている。第2カムレバ
ー193にもまた係止孔198、長孔199、係止孔2
00および長孔201が第1カムレバーの名札194.
195,196,197に対応して設けられる。第1.
カムレバー192および第2カムレバー193は第21
図の上下方向に変位可能であシ、またばね201によっ
て近接方向にばね付勢されている。
ロックレバ−190の第21図の左方端部には突起20
2が立設されており、この突起202は係止孔196,
200を挿通する。ロックレバ−190ばばね203に
よってカセット挿入方向と逆方向(第20図の右方)に
ばね付勢されている。
エジェクトレバー20の連結部20aに備えられている
突起112は、係止孔198,194゜113aを順次
挿通する。
第22図idロックレバー190とカムレバー191に
関連した構成を示す平面図である。カセット挿入前にお
いては、第22図(1)に示されるようにリーフスイッ
チ22bはOn状態であり、リーフスイッチ22aはo
ff状態である。カセットが挿入されると前述したよう
に連結部20aがカセット挿入方向Fと逆方向に移動し
、そのためピン11Q ムIト 1 イ 山 7− 1
 1 ’1 売 し”yllJ か 由、?ゝ言ど時計
方向に回動され、第22図(2)で示されるようにリー
フスイッチ116bがOn状態となシ、プシンジャ23
が縮退されヘッド台12がカセットに向けて移動する。
なお第1カムレバー192の係止孔は右方につれて拡が
シ状であり、しかも第1カムレバー192はぼね201
によって上方にバイアスされているので、突起11.2
の右方への移動によって、上方に変位される。
テープ早送り時において、早送りレバー13がカセット
挿入方向Fに押し込壕れると第22図(3)で示される
ようにロックレバ−190が押圧され、そのためロック
レバ−190の移動に伴ってロックレバ−190の突起
202が係止孔200の傾斜面2 <l Oaを押圧し
、これによって第2カムレバー193が右方に変位し、
第2カムレバー193の突片210によってリーフスイ
ッチ22bがoff状態となりプランジャ23が伸長さ
れヘッド台12が後退し、レバー19 K、美島20゛
2が係合されレバー190がロックされる。このとき前
述したように曲の頭出しロック機構によってテープとヘ
ッド12gが緩やかに接触する程度まで後退して停止さ
れる。
第23図は早送りレバーエ3および巻き戻しレバー14
付近の斜視図であり、第24図は第23図の分解斜視図
であり、第25図は第22図の切断面MY−Yから見た
断面図である。ピンチローラ56の上方には早送りレバ
ー13および巻き戻しレバー14が配置される。早送り
レバー13にはその長手方向に沿う一直線上に嵌合孔2
5o。
251が一定の間隔をあけて形成される。この嵌合孔2
50と嵌合孔251の間隔は早送りレバー13の押し込
み量に対応した長さに定められる。
巻き戻しレバー14にもまた同様な構成を有する嵌合孔
252,253が嵌合孔250,251に対応する位置
に形成される。早送りレバー13には下方に延びる垂下
部254が備えられ、また巻き戻しレバー14にもまだ
下方に延びる垂下部255が備えられる。
側板部10bの上部から水平方向に延在する延在部10
cが早送りレバー13および巻き戻しレバー14を外囲
して配設される。この延在部1゜Cには挿通孔256が
形成されており、巻き戻しレバー14上に早送りレバー
13が載置された状態で、各レバー13’、 14が挿
通孔256を挿通している。延在部10cにはまだ矩形
状の透孔257.258が嵌合孔252,250;25
3゜251に対応した位置に形成される。
延在部10cの上面には板ばね259が下方に付勢され
て固着される。この板ばね259は、基部260と基部
26oの両端部から基部260に対して直角方向に延び
る腕部26 ”1 、262とを含む。腕部261の遊
端部261aは下方に突出した半円弧状に湾曲している
。・腕部262の遊端部262aもまた同様な構成を有
している。
客レバー13.14が押し込まれていない状態では、板
ばね259の遊端部261a、262aが透孔257.
258を介して嵌合孔250 ’+ ’252に嵌合さ
れている。テープ早送9時には早送りレバー13を押し
込むと、垂下部254がロックレバ−190に備えられ
ている押圧面263を押圧し、ロックレバ−190が変
位される。早送りレバー13が完全に押し込まれると、
カムレバーによってロックレバ−がロックされるととも
に、板ばね259の遊端部261a、262aが透孔2
58 、257を介して嵌合孔251,253に嵌合さ
れロックされる。テープ巻き戻し時において巻き戻しレ
バー14を押し込んだ場合も上記と同様にしてロックさ
れる。
このように各レバー13.14は、板ばね259のばね
力によってのみロックされることができるので単純な構
造かつ操作感触が向上される。
なお、ロックレバ−190のロック状態が解除されると
、ロックレバ−190はばね202のばね力によってカ
セット挿入方向Fと逆方向にバイアスされ、しかもばね
202のばね力は早送りレバー13をロックしている板
ばね259のばね力よりも大きいので、ロックレバ−が
挿入方向Fと逆方向に移動し、それに連動して早送りレ
バー13もまたロック状態が解除されて元の状態まで移
効果 以上のように本発明によれば、操作部とロック部とが分
離され、しかも早送り、巻き戻し各1//・−に共通の
ロックレバ−を設けたので、大きな形状の部品を省くこ
とができ省スペース化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従うカセットテープレコーダが備えら
れているカーステレオラジオの簡略化した斜視図、第2
図は本発明の一実施例の簡略化した平面図、第3図は第
2図の矢符A側から見た背面図、第4図は第2図の矢符
B側から見た側面図、第5図は第2図の矢符C側から見
た側面図、第6図は底面図、第7図は第2図におけるカ
セット収納部11を取り除いた正面図、第8図は第2図
において基板10を取シ除いた図、第9図はカセット挿
入前の側板部10a付近の斜視図、第10図は第9図の
分解斜視図、第11図はカセット挿入後の側板部10a
付近の斜視図、第12図はエジ構成を示す斜視図、第1
3図は第4図の切断面線画−■から見た断面図、第14
図は第4図の切断面線W−Wから見た断面図、第15図
は第4図の切断面線XV −XVから見た断面図、第1
6図はカセット挿入前におけるヘッド台12に関連した
構成を簡略化して示す平面図、第17図はカセット装填
後のヘッド台12に関連した構成を示す簡略化した平面
図、第18図は第16図におけるピンチローラ60とヘ
ッド台12付近の斜視図、第19図は第16図の矢符り
側から見た背面図、第20図(1)〜(3)は頭出し用
レバー180の動作状態を説明するだめの図、第21図
はロック部189の分解斜視図、第22図はロックレバ
−190とカムレバー191に関連した構成を示す平面
図、第23図はレバー13.14付近の斜視図、第24
図は第23図の分解斜視図、第25図は第22図の切断
面線Y−Yから見た断面図である。 13・・・早送りレバー、14・・・巻き戻しレバー、
190・・・ロックレバ−1191・・・ロックカム代
理人 弁理士 西教圭一部 第1図 第121,1 第13図 0 第18図 第19図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 早送り用レバーおよび巻き戻し用レバーに一端部が当接
    するロックレバ−を設け、ロックレバ−の他端部には保
    合突起を備え、ロックレバ−の変位に対応して変位する
    ロックカムには前記係合突起が係合する保合孔が形成さ
    れ、早送りまたは巻き戻しの各レバーの押込み操作に連
    動してロックレバ−が移動し、このロックレバ−の移動
    によってロックカムを介してグラ/ジす用リーフスイッ
    チを遮断することを特徴とするテープ早送りロック機構
JP58234798A 1983-12-12 1983-12-12 テ−プ早送りロツク機構 Granted JPS60125952A (ja)

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JP58234798A JPS60125952A (ja) 1983-12-12 1983-12-12 テ−プ早送りロツク機構

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JPS60125952A true JPS60125952A (ja) 1985-07-05
JPH0576709B2 JPH0576709B2 (ja) 1993-10-25

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ID=16976552

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54163008A (en) * 1978-06-15 1979-12-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Operating device of magnetic recorder-reproducer
JPS5686650U (ja) * 1979-12-07 1981-07-11

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54163008A (en) * 1978-06-15 1979-12-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Operating device of magnetic recorder-reproducer
JPS5686650U (ja) * 1979-12-07 1981-07-11

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